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    Categories: 文芸

漢字廃止と韓国メディア「リテラシー最下位」説の関係

当ウェブサイトでは少し前から、言語学など「専門外」の内容にも挑戦するようにしています。こうしたなか、興味深い話題のひとつが「漢字」です。私たちの日本語にとって、漢字は書かすことができない要素ですが、これを安易に廃止してしまうと、いったい何が起こるのでしょうか。その実例となるかもしれない、非常に興味深い記事を発見しました。

言語学は面白い!

以前の『「万葉集は新羅の郷歌と判明」=韓国の衝撃の最新研究』などでも紹介しましたが、言語学というものは、知的格闘にはもってこいです。

そのなかでもとくに興味深いのが、「日本語という言葉はいったいどこから来たのか」、という論点でしょう。

この点、インド・ヨーロッパ語(=印欧語)族においては、それぞれの言語の関係性がかなり解き明かされています。

印欧語は大きくラテン系、スラブ系、ゲルマン系、インド・イラン系、ギリシャ語などに分類されるのですが、それえだけではありません。

ラテン語系の場合だと、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、カタルーニャ語、ルーマニア語などに分化したとされます(厳密には、フランス語はゲルマン語族がラテン語を真似たのが始まりである、といった話もあるのですが、この点については本稿では割愛します)。

また、ゲルマン系に関しては英語、オランダ語、ドイツ語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語などがあり、これらについても、民族移動の歴史とともに、どの言語がいつ、いかなる形で分離・発達して来たのかが、かなりの程度明らかになっているようです。

日本語と朝鮮語の共通点は「漢字」だが…

日本語にはこうした語族間の関連性が明らかになっていません。

いちおう、言語学上、広い意味では日本語も朝鮮語も「アルタイ語族」に含まれるとの解釈が通説らしいのですが、少なくとも日本語と朝鮮語の間には、英語とドイツ語ほどのはっきりした対応関係はありません。基礎的語彙が違いすぎるからです。

ただ、日本語も朝鮮語も、中華文明の影響を大きく受けた言語であることは間違いなく、そのなかでも漢字は言語の成り立ちを考える上で、とても大事な要素です。

ここで改めて思い出しておきたいのですが、日本語では、漢字には複数の読み方があります。

たとえば「日」と書いて、「にち」とも「ひ」とも読みますし、「二日」「三日」などの表現に出てくる「日」は「か」と読みます。「明」だと「あす」、「明後」だと「あさって」、「一」だと「ついたち」です。

つまり、漢字には大きく音読みと訓読みがあります。

音読みは中国語のもとの発音をまねたもの、訓読みは日本独自の読み方、などと説明されることもありますが、実際には音読みひとつとっても漢音、呉音、唐音などの違いがあります(たとえば同じ音読みでも、「明」には「めい」「みょう」「みん」などの読み方があります)。

こうした複雑な漢字の読み方が、日本語を学ぶ外国人を泣かせるポイントのひとつであることは間違いないでしょう。

ただ、日本語とは、いったん慣れたら大変に便利なコトバです。

その理由は、まさに漢字には1文字で多くの内容を伝える能力があるからです。

記憶ベースで大変恐縮ですが、人間は漢字を1秒間に7~10文字は認識することが可能だ、という話を聞いたことがあります。また、漢字には同音異義語をきちんと峻別し、少ない文字数で効率的に意味を伝える能力もあるとされます。

漢字を抜いてみた

逆に、日本語から漢字を抜き去ったら、いったい何が発生するのでしょうか。

具体例で、試してみましょう。できればストップウォッチを片手に、次の文章を読んでみてください。

おもわず、『まだやっていたのか』といいたくなるわだいがありました。かんこくでじしょうもとちょうようこうがにほんきぎょうのしさんさしおさえをもうしたてているけんで、みつびしじゅうこうぎょうがわが『さいこうこく』をしたそうです。じしょうもとちょうようこうもんだいじたい、きほんてきにはほうちするのがげんじてんでのさいてきかいですが、いつまでもほうちしつづけられるものでもないでしょう。

…。

いかがでしょうか。

おそらく大部分の方が、最初の1行も読めなかったと思います。また、頑張って全文を読み切ったという方も、意味をちゃんと理解できたという人は少数派ではないでしょうか。

では、次のように改めましょう。

思わず、『まだやっていたのか』と言いたくなる話題がありました。韓国で自称元徴用工が日本企業の資産差押を申し立てている件で、三菱重工業側が『再抗告』をしたそうです。自称元徴用工問題自体、基本的には放置するのが現時点での最適解ですが、いつまでも放置し続けられるものでもないでしょう。

…。

このように書き改めると、おそらく、多くの方がすんなりと読めるようになったと思います。

個人的にウェブ評論活動を10年以上続けてきた感覚で申し上げるならば、日本語の文章の場合、漢字の割合をだいたい32%以上、48%以下にすると、かなり読みやすくなります。漢字はこれ以上増えても減っても読み辛いようです(※あくまでも経験則です)。

いずれにせよ、漢字を一文字も含まないで文章を書くと、意味を伝える効率が極端に落ちるということはわかっていただけると思います。

漢字なしで読むための涙ぐましい努力

ただし、先ほどのひらがなの設例だと、単語の区切りがわかり辛いという問題も大きいのが実情でしょう。そこで、単語の区切りを意味する「スペース」を入れると、どうなるでしょうか。

おもわず 『まだやっていたのか』と いいたくなる わだいが ありました。かんこくで じしょう もとちょうようこうが にほんきぎょうの しさん さしおさえを もうしたてている けんで みつびし じゅうこうぎょう がわが 『さいこうこく』を したそうです。じしょう もとちょうようこう もんだい じたい、きほんてきには ほうち するのが げんじてんでの さいてきかい ですが いつまでも ほうち しつづけられる ものでもないでしょう。

…。

いかがでしょうか。

少しは読めるようになったでしょうか。

漢字を混ぜた文章と比べると読み辛いにせよ、最初の文章と比べ、いちおう、多少は読みやすくなったとは思います。ただし、このやり方を取ったとしても、「単語の区切りを認識させる」という目的は果たせますが、同音異義語が混入したときには、判別がつきません。

今回の設例だと、同音異義語が含まれる可能性があるのは「かんこく」(「韓国」と「勧告」)、「じたい」(「自体」と「事態」と「辞退」と「字体」)などですが、それでも文脈からは何となく類推ができます。

しかし、同音異義語で意味が真逆になってしまうような事例もあります。

にほん せいふは かんこくの たいしを れいぐうした。

この文章にいう「れいぐう」、①「礼遇」の字を当てるのか、それとも②「冷遇」の字を当てるのかで、意味がさかさまになってしまいます。

  • ①「日本政府は韓国の大使を礼遇した。
  • ②「日本政府は韓国の大使を冷遇した。

また、ひらがなだけで書いてしまって誤解を招く事例は、古典落語などでも出て来ます。

ここではきものをぬいでください。

これなど、最初の単語が③「ここで」なのか、④「ここでは」なのかで、大変な違いが出て来ます。

  • ③「ここで履物を脱いでください。
  • ④「ここでは着物を脱いでください。

漢字廃止でKTXの枕木が損傷

さて、以上を踏まえたうえで、こんな話題についても取り上げておきましょう。

それは、韓国の「漢字の廃止」です。

かつて調べた書籍によると、韓国では漢字に日本のような「訓読み」が存在しなかったそうですが、1910年の日韓併合後、日本統治下において一般国民に対する学校教育が実施され、訓民正音(ハングル)が教えられたというのは、わりと有名な話でもあります。

そして、日本人は朝鮮人に対し、ハングルと漢字を混ぜ書きすることを教えました。

その結果でしょうか、1945年に日本統治が終了した後も、しばらくは韓国では漢字・ハングル交じり文が一般的でした。実際、韓国の新聞では漢字が用いられていたため、ハングルが理解できなくても、漢字の部分だけを拾い読みすれば、何となく意味が理解できたものです。

著者自身も韓国語を聞いたり話したりすることはできませんが、学生時代に韓国に出掛け、日本語が理解できない現地の学生と「筆談」によって交流したことがあります。漢字を書き連ねるだけで、当時の日本人と韓国人はお互いに意思疎通することができていたのです。

ところが、1990年代以降、韓国社会からは急速に漢字が失われていきました。新聞も書籍も、漢字を使わなくなり始めたのです。

韓国で漢字教育が廃止されたのは1970年代の話だそうですが、当初は韓国にも漢字の読み書きができる世代が残っていたものの、やがて「漢字を知らない世代」が社会の多数を占めるに至って、社会から漢字が急速に消滅していったのでしょう。

ちなみに2009年に韓国高速鉄道(KTX)で枕木がダメになった事故の原因が、朝鮮語では「防水」と「放水」が同じ発音であったためだ、といった話を聞いたこともありますが、これなども非常に有名な事例といえるかもしれません。

読解力が低いのは漢字のせい?それとも…

さて、締めに韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に掲載された、次の記事を紹介しておきましょう。

[寄稿]リテラシー「最下位」の韓国

―――2021-05-12 09:18付 ハンギョレ新聞日本語版より

記事を執筆したのは「女性学研究者・文学博士」の方だそうです。

日本語版に当初、6:15時点でアップロードされた版では、記事のタイトルは『[寄稿]読解力「最下位」の韓国』でしたが、なぜか「読解力」の部分がすべて「リテラシー」に置き換えられています。やはり過激な表現を嫌ったからでしょうか。

それはさておき、この人物は、日刊紙を読んでも株や不動産、自動車関連の記事は「ほとんど理解できない」と述べます。

空売り?180馬力?これらの単語が何を意味するのか、私には分からないが、自分の生活とほとんど無縁の話で、大きな不便はない」。

要するに、記事タイトルの「読解力が低い」ないし「リテラシーが低い」とは、「文字を読むことはできるけれども文章を理解することができない」、という状態のことだそうです。

こうした「文字は読めるが理解できない」という状態が、この記事を執筆した「文学者」の方だけの問題なのか、それとも漢字だけを廃止してしまった韓国という国策の失敗に起因するものなのかは、よくわかりません。

ただ、韓国が日本に仕掛けてくるさまざまな国際法違反、外交欠礼、侮辱などに対し、日本政府が「国際法を守れ」などと要求しても、韓国政府がまったく対応しようとしない理由は、じつはここに含まれているように思えてなりません。

要するに、彼らの不誠実さもさることながら、もしかすると韓国政府の側に基本的な学力が足りておらず、国際法などの「条文は読めるけれども意味は理解できない」、という問題でもあるのかもしれない、とふと思った次第です。

新宿会計士:

View Comments (149)

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
     皆さんにお尋ねします。もし韓国がハングルを廃止するとしたら、次は英語になると思いますか、中国語(つまり漢文)になると思いますか。(まあ、ハングルの単語をやたらと長くして、他と区別する方法もあると思いますが)
     蛇足ですが、韓国では(漢字を含む)過去の文書を(特別な教育を受けた例外を除くと)読むことはできませんが、私も過去のくずした文字の文書を読むことが出来ません。
     駄文にて失礼しました。

    • 引きこもり中年 さま
      日本語の草書体を解読してくれるアプリを作っている研究者をテレビで見ましたので、その内年寄りが、使い始めるんじゃないかと思います。
      あ、ハングルの次は中国語です。

      • だんな様へ
        >あ、ハングルの次は中国語です。
         「韓国だけが中国語になるのはけしからん。日本もアメリカも中国語にすべきだ」と言いそうですね。

    •  言語つーより文字の話ですよね。
       ハングルをローマ字表記に音写したものになると予想します。
       で、ローマ字は韓国由来であると。いつもの漢字いや感じで。

  • かんじはかかすことができないようそ

    漢字は書かすことができない要素
    漢字は欠かすことができない要素

    やはりかんじがあるほうがりかいしやすいですね
    あげあしとりですみません

  • 韓国人に機能的文盲が多く、20代から30代にかけて以降、その能力が低下するというのが、嫌韓の定説です(元歯医者さんの入れ知恵ニダ)。
    国際法違反の原因とするのは、同意しないニダ。
    漢字の有用性は、その通り。
    日本語の良い所でカタカナも取り上げてあげないと可哀想。
    どんな外国語もカタカナで書くと、日本語の文章に取り込める「ニダ」。

    • ちかのさま
      >近代化は多くの文明の利器と新しい概念と新しい言葉、から。
      それらはほとんど全てが、日本経由で半島にもたらされたと想像します

      おっしゃるとおりだと思います。そして我が先人が素晴らしかったのは、明治維新を経て急速に近代西洋の技術や思想、制度等々を学んでいくときに一部のエリートのものとせず、大変な苦労をして新しい技術や概念を表す“和製漢語”を大量に創出して国民の教育に生かしてくれたことです。これが外国語を知らなくても新しい概念や思想を誰でもが理解できる手掛かりになり、日本人の考え方が近代化される力になったと思います。そしてそれが日本の国が驚異的なスピードで近代国家となれた理由ではないかしら。そして第二次世界大戦の前にはアジアの先進国として中国からたくさんの留学生が来ていましたのでこれらの“和製漢語”が中国に逆輸入されて現代中国語としてたくさん残っているそうです。韓国はやはり韓国語には新しい西洋的な概念を表す言葉がなかったので日本が統治した時代に韓国に持ち込んだものだと思います。ああそれなのに、それなのに、日帝残滓の言葉は追放しろと言葉狩りをしているのです。何をかいわんや。ますますかの国の人々は訳が解らなくなってしまうのではないでしょうか?

  • >日本政府が「国際法を守れ」などと要求しても、韓国政府がまったく対応しようとしない理由は、じつはここに含まれているように思えてなりません。

    外交文書は英語でも作成されるのでは?日韓基本条約も英語で作成されたものがあります。
    韓国政府が国際法を守らないのは韓国はそういう国だと認識するしかないでしょう。原油代金も払わない、ラオスのダムも知らん顔、ライダイハンは徹底無視。そういう国です。

    • 同意します。韓国の外交無礼と漢字の廃止とを関連付けるのは無理があると思います。

      • 私なら選挙の時のネタで白票を入れろという書き込みが論破された時議論から逃げたあなた様のコメントが怪しいと思うようになりました。

        • 別に特定の人にレス付けるのは自由ですが、ちゃんと変数名(コテハン)付けてくださいよ。
          脳内処理の時に不便極まりないのです。

      • 匿名 様

        阿野煮鱒様のスルーないし自己弁護されないのをいいことに、誤った決めつけは看過できません。おそらくは以下記事のコメントを材料にしているのでしょう。
        https://shinjukuacc.com/20210330-02/#comment-154855

        「長期的に無責任な有権者の白票が日本の政治を悪くしているが、短期的に命懸けで白票も否定できない」「長い目でみて日本を良くするには唯々諾々と自民に投票するのでなく厳しく要求することも必要だろう」

        これに対し「長期的~短期的と言った後に長い目で~とは支離滅裂だ」という指摘こそが支離滅裂です。
        この程度読解できねば理解も能わず。だから"読解力"で切って捨てられるのです。
        これを「議論から逃げた」とは読解力の露呈に他なりません。

        • フォローありがとうございます。
          私は面倒くさがり屋でして、議論したい人としか議論しない傾向にあります。
          若い頃はすぐムキなる方だったのですが、歳と共におっくうがりになりました。決して人間が丸くなった訳ではありません。もう少しマジメにならないといけませんね。

          • いえ、結構なお点前でした。
            機に一閃、納めては辱めず。
            円熟の境地、いつかはかくありたく思います。

            あと、お酒頑張ってください。
            ツリーも伸びているので返信は不要です。

        • ああ、それそれ。 そのコメントを探していました。へちまはたわしのみに非ず 様、本当にありがとうございます。

          で、阿野煮鱒さん。「通りすがりの名無し」さんやそのあとの匿名さん(同一人物?別人?)のコメントについて、「読解力」で逃げるんじゃなくて、「言っていることが支離滅裂です。」に対するご本人としての見解は聞かせていただきたいと思います。

          普段、阿野煮鱒さんのコメントには唸らされる部分もあるだけに、ご自身のコメントに対して批判がなされたときの対応は残念というほかないのですが。

          • 面倒だから説明はお断りします。
            へちまはたわしのみに非ず様にお手数をおかけしたことは申し訳なく、お詫び申し上げます。

          • (誤)面倒だから説明はお断りします。
            (正)説明できないから逃げます。

        • へちまはたわしのみに非ず様、たびたびのコメントお許しください。さっきの2021/05/12 15:46 15:46の匿名です。

          >これに対し「長期的~短期的と言った後に長い目で~とは支離滅裂だ」という指摘こそが支離滅裂です。
          >この程度読解できねば理解も能わず。だから”読解力”で切って捨てられるのです。
          >これを「議論から逃げた」とは読解力の露呈に他なりません。

          なるほど。確かにその通りですね。そういう見方もあると思います。
          ですが、これをへちまはたわしのみに非ず様が阿野煮鱒様の立場を代弁して主張するんじゃなくて、 阿野煮鱒様ご本人から聞きたかったのです。あの場を第三者的に見たら阿野煮鱒様が議論から逃げたようにしか見えませんよ?

          • 逃げたという解釈で構いませんよ。
            最初からバイアスの掛かっている相手に労力を割きたくないです。

          • 匿名のコメント主様

            当ウェブサイトにおいてハンドル名は必須ではありませんが、匿名表示を利用して別人を装うようなコメントは控えてください。

      • 通常の人間(一部の理数系を除く)の思考活動はその人物の脳内で言語を用いて行われます。 (S.I. Hayakawa、「思想と行動における言語」参照)

        漢字表記を廃した韓国語では効果的に論理的な思考を形成するのは難しいのでは?

        例えばの話ですが「放水」と「「防水」、さらに「放火」と「防火」が同一表記である言語では端的で判り易い、誤解の可能性の無い消防士マニュアルを作成するのはムリでしょう。

        韓国のメディアに掲載される投稿記事の程度を見ると大学教授を自称する方々からでさえも起承転結の無い、論理的な飛躍に依存し、前提の吟味が甘く、ファクトチェックの抜けている論考が大多数ですが、ハングル表記自体が論者にも読者にも迅速で正確な理解や分析を許さないので、非論理的な考え方が横行するのだと思います。

      • 阿野煮鱒 様

        会計士様の趣旨は、
        漢字を廃止して70年(?)以上経つから、基礎能力としてのリテラシーが低下してる。
        なので英語で書こうと、ラテン語で書こうと、理解できないのに変わりは無い、
        という事じゃないんですか?

        尤も外交部例とは無関係と言うお説にも同意ですが。

    • そもそも法律が日本の丸パクリだから、漢字をなくしたらその法律自体わけわかんなくなるのは当然では?英文で作成しても母語で得られた元の知識があやふやだと政府高官が国際法、慣習法、国内法の理解が甘くても不思議はない。

      それから日韓請求権協定は日本語と韓国語で書かれてますが、これも英文がどっかにあるんですかね?

      https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/A-S40-293_1.pdf

      • きたたろうさんは「韓国政府が国際法を守らないのは文章読解力以前にそういう国だ」と主張しただけだと思いますよ。阿野煮鱒さんのわけのわからないコメントできたたろうさんのコメントの意味がねじ曲がってますけどね。

      • 日韓基本条約第七条 末文

        千九百六十五年六月二十二日に東京で、ひとしく正文である日本語、韓国語及び英語により本書二通を作成した。解釈に相違がある場合には、英語の本文による。

        とあります。日本語と朝鮮語のようなマイナーな言語の場合は、そうするのではないでしょうか?詳しくはご自分でお調べ下さい。

  • 文字の問題だったのですか。
    てっきり前頭葉が、あっ、いや、何でもありません。

    • イーシャ様
      文字が先かニダーが先か?
      ニダー≒ 前頭葉に問題がある生物?

      • だんな 様
        ちかの 様
        放火と防火が同じ単語。
        そんなのが沢山あったら、概念形成の過程で発狂するかもしれないニダね。

  • ひらがなだけとおなじで、ハングルひょうきは、ふかいこうさつ、できません。ミナアホになります。しきじりつは、ハングルしかわからないひとには、ふくめないようにすべきです。せんご、みずからかんじをすてたのです。

    にほんなら、ようちえんじも、かんじをならいます。あはは。ガンバ!これでは、だいがくそついうてもしんぶんきしゃも、うすっぺらいきじしか、かけないのわかります。いしゃなんて、どうしてなれるんでしょう?にほんのきじゅんなら、みなもぐり、めんきょはくだつでは?

  • 韓国で漢字が使われなくなったとの件を読んで思い起こされたのは、我が国日本でも戦前はも今よりたくさんの漢字が使われていたということです。
    戦前は4マン〜5マンコの種類の漢字が使われていたそうです。当時は地域文字と言って、まるで方言のように、特定の地域でしか使われない漢字もたくさんあったと読んだことがあります。
    ところが敗戦後に連合国軍総司令部の指示により、漢字は1800コくらいまで削られ、それらは当用漢字と呼ばれました。当用とは「当面用いる」との意味で、総司令部としては日本で使われる文字をゆくゆくは100%英語化したかったのです。
    結局今でも完全には英語化してはいないですが、最近は英語由来のカタカナ言葉がちょっとカッコいいみたいな風潮になってきて、総司令部の思惑が実りつつあるのかもしれません。いやぁ〜ん!!

    ともかく。
    日本も英語由来のカタカナ言葉を積極的に取り入れることはやめて、むしろ漢字の復権を進めていかないと、この記事のように韓国を馬鹿にできなくなるかもしれません。

      • りょうちん様

        wikiの途中、「教員養成機関であった師範学校を学士課程4年間の新制大学学部へ格上げした」。私はコレは大きな間違いだったと未だに思います。

        つまり、旧制小学校卒業後、旧制中学校か旧制師範学校か旧制尋常高等小学校に行く訳ですよね。中には極少数は高等師範学校にまで進学しますが、たいがいは師範学校卒業で教員(臨時、代教含む)になります。

        僅か十八、九歳の若者にどれだけの教育研修が注ぎ込まれたのでしょうか。まだ自分が受講、研鑽を積む時でしょうに。

        私見ですが、戦後、国立大学(公立のメジャー大学も)の総合大学には最初は師範学校→教育学部4年制が他学部と同じく誕生しましたが、ある程度教育体系がまとまって来ると、教育学部は単科大学の設立により、移行した大学は多いです。

        これは学生のデキから言って、大変失礼ながら医学、工学、理学、法学、商学、経済学、経営学、文学、語学は一定水準の学生を確保出来ますが、教育学部という教員養成課程には、大学のレベルで一番下の学生が集まったからと思います。

        正直言って、米国の教育改革で、この部分だけは間違っていたと思います。いまだに教育学部の偏差値は、各学部で一番低いです。これが日本の初等、中等教育のうまくいかないと理由だと思います。

  • 韓国で漢字が使われなくなったとの件を読んで思い起こされたのは、我が国日本でも戦前はも今よりたくさんの漢字が使われていたということです。
    戦前は4万〜5万個の種類の漢字が使われていたそうです。当時は地域文字と言って、まるで方言のように、特定の地域でしか使われない漢字もたくさんあったと読んだことがあります。
    ところが敗戦後に連合国軍総司令部の指示により、漢字は1800個くらいまで削られ、それらは当用漢字と呼ばれました。当用とは「当面用いる」との意味で、総司令部としては日本で使われる文字をゆくゆくは100%英語化したかったのです。
    結局今でも完全には英語化してはいないですが、最近は英語由来のカタカナ言葉がちょっとカッコいいみたいな風潮になってきて、総司令部の思惑が実りつつあるのかもしれません。いやぁ〜ん!!

    ともかく。
    日本も英語由来のカタカナ言葉を積極的に取り入れることはやめて、むしろ漢字の復権を進めていかないと、この記事のように韓国を馬鹿にできなくなるかもしれません。

    ※会計士様へ: さきほど同じ内容の投稿をしたのですが、「万個」がカタカナになっていたためか表示されませんでした。カタカナを漢字「万個」に改めて再度投稿させていただきます。

    • >日本も英語由来のカタカナ言葉を積極的に取り入れることはやめて、むしろ漢字の復権を進めていかないと、

       賛否あるかと思います
      同じような日本語があるのにわざわざカタカナ表記(外来語)を使うのはおかしいと思ってましたが
      リテラシー 昔は単に読み書き能力 識字率の意味でしたが現在は読解力等解釈が拡大してます
      ダイバーシティ 2020年に調べた時は(日本では)経営用語として限定的に使用されてましたが2021年には多様性と言う意味で幅広く使われはじめてきています

       日本語と外来語の微妙な差異(ニュアンス)もあり正確な情報を伝えるためにはカタカナ表記も致し方無いかと考えるようになりました

      • ダイバーシティは移動体通信技術で
        携帯基地局のアンテナ技術で
        90年代には聞いた覚えがあるかな。

  • 韓国人の機能性文盲問題は、確かにハングル専用との関連が強いと思いますが、

    > 空売り(short selling)という字は読めても、「投資対象である現物を所有せずに、対象物を(将来的に)売る契約を結ぶ行為」という文章は理解できない。

    このレベルの「理解」は、リテラシーというよりも、専門分野の知識があるかないかではないでしょうか。

    私の場合だと、経済学、医学、軍事方面の話題は「読めても理解できない」ですし、量子論などは、数式がズラズラ出た時点でお手上げです。

    >「文字は読めるが理解できない」という状態が、この記事を執筆した「文学者」の方だけの問題なのか、それとも漢字だけを廃止してしまった韓国という国策の失敗に起因するものなのか

    漢字に関するこういう方向付けは無理があるように思います。だんな様が挙げたカタカナ(外来語)でも、専門分野の難解な概念の理解は起こります。

    この問題、書き出すと長くなりそうです。今は時間が取れないので、いずれ機会があれば挑戦します。

    • 余談ですが、私は「空売り」とは、株式を他者から借りて売り、一定期間内に買い戻して元の貸主に返すことだと理解していました。空売りは株だけのことではなかったのですね。専門外分野の知識なんてこんなものです。

    • ?ブログ本文は単に問題提起してるだけでは?あなたの読解力の方が怪しいですよ?

      • おかげさまで。
        ワクチン普及で、これから更に株は上がると唱える人もいます。
        どうなることやら、です。
        経済ド素人な私は、これくらいにしておきます。空売りに手を出す自信はありません。

  • 雑感ですが、日本語と朝鮮(韓国)語と似ているのは、漠然と、距離的に近いせいかと思っていました。
    でもここ数年、日韓問題をいろいろと見聞するうちに、気がつきました。
    日本人が、朝鮮(韓国)語を整えたから似ているのだ、と。
    世宗大王の訓民正音を発掘してきて、ハングルを復活させたのは日本人です。
    たぶん、半島の近代化に伴い、数多くの和製漢字、和製熟語を導入し、朝鮮(韓国)語の平準化と標準語の制定に注力したのは日本政府だと思います。
    だから中国由来の言葉よりも、日本語由来の漢字語が多いのではないでしょうか?
    近代化は多くの文明の利器と新しい概念と新しい言葉、から。
    それらはほとんど全てが、日本経由で半島にもたらされたと想像します。

    • ちかのさま
      その発想は、無かったけど、そうかもしれない。
      「日本人は、なんでも起源を主張するニダ。」

      • だんな様
        井上ひさしの作品に「国語元年」というのがありますが、あのノリです。
        朝鮮(韓国)語の起源は朝鮮半島でしょうが、地域地域では方言があってバラバラだったでしょうし、通じない場合もあったと思います。
        話し言葉と書き言葉も違ったでしょうし、文字の書けない人々が大半だったので、朝鮮(韓国)語の近代化は大変だったと思います。

        • >朝鮮(韓国)語の起源は朝鮮半島でしょうが

          いや、そこも疑ってかかるべきです。

    • ハングルや、方言まみれだった朝鮮語の文法を整備して近代化したのは日本です。また、35年も朝鮮人に日本語教育を施したのですから、朝鮮語が日本語の影響を濃厚に受けるのは自然なことです。

      村上春樹の文体が翻訳調なのは、活動初期に、先に英語で書いてからそれを日本語にしたからだそうです。私も業務上の必要から必死で英語を勉強していた頃は、普段の日本語も翻訳調っぽくなったことがあります。

      日韓併合期、商売上、日本語を話さなければ仕事にならない朝鮮人は多かったでしょう。バイリンガルな環境で生きていれば、自ずと朝鮮語も日本語化します。

      ハングルの自動翻訳は昔から精度が高かったのですが、それは朝鮮語が日本語に濃厚な影響を受けたからだと私は確信しています。

      それはそれとして、一部ネトウヨが言うほど、日韓併合前にもハングルは廃れていませんでした。

      漢籍に通じた士大夫である金仁謙が、ハングルで綴った旅行記があります。

      日東壮遊歌―ハングルでつづる朝鮮通信使の記録
      https://www.amazon.co.jp/dp/4582806627

      『春香伝』『沈清伝』などの文学作品もあります。

      • 阿野煮鱒様
        ハングルは女性の使う文字としても、細々と使われていたようですね。女文字、というか。でも民族全体の識字率から考えれば、ごく一部にしか伝播していなかったというのが実際のところだと思います。
        でも仰るように、日帝35年間の教育で近代朝鮮(韓国)語が出来上がったのは、紛れもない事実ですよね。だから、似ているのですよねw

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