慰安婦合意は、すでに破棄されてしまっているのかもしれません。本日は、「日韓慰安婦合意」に焦点を当てて、沈みゆく国・韓国を、冷ややかに眺めてみたいと思います。
目次
慰安婦合意を踏みにじる韓国
発端は吉田清治の虚偽証言
従軍慰安婦問題について考えるときに、私たちは漠然と、「韓国が世界中で日本を貶めようとしている問題である」と考えてしまいがちです。それはある意味で間違いではないのですが、正確な表現ではありません。というのも、「従軍慰安婦問題」という問題には、私たち日本にも、少なからぬ責任があるからです。
あらゆる問題を解決するために共通の条件があるとしたら、まずは「問題を正確に定義すること」にあります。「従軍慰安婦問題」もこの例外ではありません。
世間的に理解されている「従軍慰安婦問題」を、ここで正確に定義しておきましょう。
「従軍慰安婦問題とは、日本軍が朝鮮半島で1941年12月8日から1945年8月15日の期間、少女ばかり20万人を強制連行し、戦場で性的奴隷として使役した問題である。」
そして、今日、日韓間で「抜けないトゲ」のように問題となっているのは、まさにこの「従軍慰安婦問題」が「人道に対する罪」として認識されているからです。仮にこの定義が正しかったとすれば、私たち日本がしなければならないことは、日本軍によって強制連行された慰安婦被害者らに心の底から謝罪し、十分な補償を行うとともに、この「人道に対する罪」を行った責任者を探し出して処罰することにほかなりません。
ところが、「20万人の少女を強制連行した」にしては、日本軍の命令書が1枚も残っていないばかりか、自称元慰安婦と日本軍兵士との混血児も存在しなければ、自称元慰安婦の証言も矛盾だらけです。
実際には、戦場で「慰安婦」として日本軍に性的サービスを提供した女性たちがいたことは事実ですし、また、日本軍が慰安所の運営に関与していたことも間違いありません。その意味で、最大の問題は、彼女ら元慰安婦が「日本軍に強制されていたのかどうか」という点に尽きるのですが、肝心の「強制性の有無」が立証されていないのです。
それもそのはず、従軍慰安婦問題は、自称文筆家・吉田清治の虚偽証言が全ての出発点にあるからです。
そして、吉田清治の虚偽証言をベースに、植村隆をはじめとする朝日新聞社の元記者らが捏造記事をでっちあげ、それに「日本に対して精神的優位に立ちたい」という邪念にまみれた韓国国民や韓国政府が悪乗りすることによって、今日のような国際問題になったのです。
私たちがこうしている瞬間にも、世界中であの醜悪な「慰安婦像」が増え続けているのです。そして、それによって私たち日本人が「人道に対する戦争犯罪」という罪をなすりつけられ、世界中で日本人の名誉が傷つけられ続けているのです。
従軍慰安婦問題を広めた責任者
その意味で、従軍慰安婦問題とは、正しくいえば、次のとおりです。
「従軍慰安婦問題とは、「文筆家の吉田清治の虚偽証言などに基づき、植村隆が朝日新聞に執筆した捏造記事をきっかけに、韓国政府が1990年代に『朝鮮半島で1941年12月8日から1945年8月15日の間に、日本軍が組織的に少女20万人を強制的に拉致し、戦場に連行して性的奴隷にした』とされる虚偽の事実をでっちあげ、韓国政府及び韓国国民が今日に至るまで日本人の名誉を世界中で傷つけている問題」」
ただ、朝日新聞と韓国政府と韓国国民が捏造した問題が、ここまで世界中に広まったのも、よく考えてみると不思議です。
そこでポイントになるのは、河野洋平という人物です。
河野洋平は河野太郎外相の父親ですが、1993年に官房長官として、日本政府が従軍慰安婦問題への日本の責任を認める、いわゆる「河野談話」を発表。いわば、国会決議はおろか、閣議決定すら経ずに、独断で日本を貶める見解を公表した張本人です。
さらに、歴代日本政府も、この慰安婦問題を叩き潰そうと思えばそうできたはずであるにも関わらず、むしろ積極的に放置。たとえば、1996年に公表された「国連クマラスワミ報告」に対しても、外務省はいったんは反論文書を公表するも、のちにそれを撤回してしまったほどです。
ということは、私たち日本という国にも、この慰安婦問題を巡る責任は皆無であるとは言い切れないのです。
もちろん、一番悪いのは植村隆らに代表される朝日新聞の記者どもであり、それを社是として積極的に世界に広めてきた朝日新聞社であり、そもそもの虚偽証言を行った吉田清治であり、勝手に日本政府を代表した河野洋平であり、これらに乗っかった韓国国民であり、韓国政府です。しかし、私たち日本国民が選んだ日本の歴代首相が、この問題に本腰で取り組んでこなかったという意味では、やはり私たち日本国民にも責任は皆無であるとはいえないのです。
慰安婦合意を「責任論」から眺める
以上を踏まえたうえで、改めて、2015年12月28日の「日韓慰安婦合意」を眺めておきましょう。
この合意自体は、次の4本柱からなるものです。
- 慰安婦問題は当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感し、安倍晋三総理大臣は心からおわびと反省の気持ちを表明する。
- 韓国政府が元慰安婦の心の傷を癒やすための財団を設立し、日本政府はその財団に対し、政府予算のなかから10億円の資金を拠出する。
- 韓国政府は日本大使館前の慰安婦像について適切に解決されるように努力する。
- 日韓両国政府は、今回の発表により、この問題が最終的かつ不可逆的に解決に解決されたことを確認し、あわせて日韓両国政府は今後、国際社会において互いに非難・批判することは控える。
このうち、最初の下りにある、「当時の軍の関与の下に」という表現については、正直、安倍晋三総理、岸田文雄外相が「しくじった」と思います。というのも、従軍慰安婦問題の根幹をなしているのは、「軍による強制性の有無」であり、この表現だと、あたかも岸田文雄外相が、「日本軍が朝鮮半島で少女20万人を強制的に連行した」と認めたかのように見えてしまうからです。
しかし、それ以外の3本の柱について、その性格を見れば、明らかに安倍政権による「政治決着」の色合いが見えてきます。
私に言わせれば、従軍慰安婦問題を、ここまでこじれるまで放置してきたのは歴代日本政府の怠惰であり、不作為です。ということは、日本政府にも責任はゼロではありません。
その「責任論」から眺めるのであれば、10億円を韓国にくれてやることを条件に、「もう2度とこの問題を蒸し返すなよ」と釘を刺したのが、この「慰安婦合意」の本質でしょう。
とくに、「最終的かつ不可逆的に」解決された問題ですから、「国際社会において相手国を非難・批判」した瞬間、この合意を破ったことになります。
また、韓国政府は日本大使館前に不法設置された、国際法に違反する構築物である慰安婦像の問題について、「適切に解決するように努力する」ことが義務付けられています。ということは、これを解決するための努力をしないことも、日韓慰安婦合意に違反する行為なのです。
何をすれば日韓慰安婦合意違反なのか?
- 韓国政府が日本大使館前の慰安婦像問題を解決するための努力をしないことは、日韓慰安婦合意違反である。
- 韓国政府が国際社会において日本政府を批判することは、日韓慰安婦合意違反である。
では、その後、韓国政府はいったい何を行ったのでしょうか?
慰安婦像問題はますます激化する!
このうち、慰安婦像問題については、私たち日本人からすれば、想像もつかない展開を迎えました。というのも、韓国がこの問題について、解決から真逆の方向に突っ走り始めたからです。
まず、日本大使館前の慰安婦像については、いまだに撤去は実現していません。
それどころか、あの醜悪な慰安婦像が、世界中で建ちはじめています。米国では慰安婦像のせいで、現地の日本人子弟がイジメに遭うという被害も報告されています。
それだけではありません。
2016年12月末には、釜山の日本総領事館前の公道上にも、同様の慰安婦像が設置されましたし、今年春先以降はソウルで慰安婦像を載せて走るバスまで出現する始末。
以前、当ウェブサイトにコメントで、慰安婦像を「KSOP」(Korean Statue of Prostitutes)と呼ぶべきだというご提案を頂きましたが、まさに彼ら韓国国民の行動を見ると、これをKSOPと呼ぶのがしっくりくるという気がします。
韓国といえば、気に入らないことがあったらろうそくをもって大統領を退陣に追い込むくらいの国ですから、理性よりも法律よりも情緒の方が上位に来るのも仕方がありません。しかし、だからといって他国に対して公然と誣告(ぶこく:ウソの罪をなすりつけること)を行って良いという道理はありません。
韓国政府は国際社会において公然と日本を批判し始めた!
一方、「韓国政府が日本を国際社会において批判しないこと」についても、心もとないものがあります。というのも、最近、韓国政府はこの問題を巡り、国際社会において、公然と日本を批判し始めたのです。
韓国外交部「慰安婦関連の資料、ユネスコ登録のために努力」(2017年10月25日11時11分付 中央日報日本語版より)
『中央日報』日本語版によれば、韓国政府・外交部の報道官は24日、韓国の民間団体などが登録申請している「慰安婦関連資料」のユネスコ記憶遺産登録を巡り、韓国政府として支援する考えを示したとしています。
私は「外務省よ、仕事しろ!」と言いたい気持ちでいっぱいです。
この韓国政府・外交部の報道官の発言は、ユネスコという「国際社会」において、「最終的かつ不可逆的に」解決したはずの慰安婦問題を巡り、それを蒸し返すという意味で、日韓慰安婦合意の趣旨を踏みにじるものであり、到底看過することはできません。
つまり、慰安婦合意はすでに韓国側が重要な2点において違反しているのです。
この事実は、重く見るべきでしょう。
合意破棄の対価を払わせよ!
戦後日韓関係史は日本からの譲歩の歴史
これまでの日韓関係においては、「日本が譲歩することで穏便に物事が済ませられるのであれば、日本としては韓国に譲歩してあげる」という行動が常態化していました。
一例を挙げれば、日韓通貨スワップ協定がその典型例です。この協定は、実態は外貨不足に苦しむ韓国を一方的に日本が助けるという代物であるにもかかわらず、日本政府側が「日韓双方にメリットがある」と事実に反する議論をでっち上げ、「日本から韓国に頼み込んだ」ものであるかのように装いました。
(※余談ですが、日韓スワップに限らず、日韓基本条約以降に限っても、日本から韓国に与えられた有償・無償の支援は天文学的な金額に達します。それにも関わらず、韓国国内では、これらの支援は「なかったこと」にされているのです。)
従軍慰安婦問題についても、全く同じ構図が存在しています。
韓国政府はこれまで、「日本に謝罪要求するのは、もうこれっきりにするから、日本が悪かったことにして、形の上だけでも謝ってほしい」と、何度も何度も繰り返してきました。実際、朝日新聞が従軍慰安婦問題を報じた直後には、時の首相・宮澤喜一が韓国の盧泰愚(ろ・たいぐ)大統領に対して謝罪を行っていますし、慰安婦問題を含めた歴史問題を巡っては、細川護煕、村山富市、橋本龍太郎ら歴代首相も、謝罪発言を行っています。
こうした「日韓関係のために日本が韓国に譲歩してあげる」という外交慣行は、どれだけ日本の国益を損ねて来たかわかりません。
慰安婦合意とは「最後の譲歩」である!
さて、2015年の日韓慰安婦合意とは、いったい何だったのでしょうか?
あくまでも私の理解で恐縮ですが、これは究極的には、安倍政権から韓国側に差しのべられた「救いの一手」であり、「最後の譲歩」でした。
安倍晋三氏は、2012年12月に内閣総理大臣として再登板した際には、諸外国からは「極右」「ナショナリスト」として警戒されていたことも事実です。また、就任の翌年、2013年12月には現職総理大臣としての靖国参拝に踏み切り、諸外国からいっせいに非難を浴びました(※)。
(※私は個人的に内閣総理大臣が堂々と靖国参拝に踏み切れない現状を憂いていますが、これについては本日の本論から外れますので、またの機会に議論したいと思います。)
ただ、安倍総理が日本を愛する熱い気持ちを持っていることは間違いありません。
安倍総理は東日本大震災の直後、まだ一介の衆議院議員として雌伏していた時に、秘書とともにトラックに支援物資を積み込み、東北地方を行脚したほどの人物です。
そんな安倍総理が日韓慰安婦合意を決断したのであり、それには安倍総理なりの「熟慮」があると見て間違いないでしょう。
それは、日米韓3ヵ国協力の枠組みを急いで立て直す必要があるという状況でした。
北朝鮮の若き独裁者・金正恩(きん・しょうおん)が核兵器・大量破壊兵器の開発を急いでいるという情報は、おそらく、かなり早い時期で安倍総理の耳に入っていたはずでしょう。これに加えて、当時の米国・オバマ政権は、日韓間の分断に危機意識を抱いていたのであり、とくにジョー・バイデン副大統領(当時)は、日韓の「仲直り」を強制する必要があるとの判断に傾いていたのです。
ただ、そうした状況的な事情はあったにせよ、なぜ日本がこれほどまでに韓国の顔を立ててやる必要があったのでしょうか?
おそらく、それは安倍総理による、韓国に対する「温情」です。
韓国政府としても、長年、自ら煽ってきた慰安婦問題を巡って、日本に対してこれ以上譲歩するわけにはいかないという状況がありました。そこで、安倍総理としては、日本としてできる「最大限の譲歩」を行い、韓国の反応を見ることにしたのではないでしょうか?
この日韓慰安婦合意とは、日本が韓国に差しのべた「温情」であり、「最後の譲歩」です。そうであるならば、韓国がこれを破棄した時には、いったい何が起こるのでしょうか?
合意破棄の対価とは?
韓国が慰安婦合意を破棄した場合、韓国は、その合意破棄の対価を支払うことになります。
それは、具体的には何でしょうか?
日本が韓国に支払った10億円を回収することでしょうか?
安倍総理が「おわびの言葉」を撤回することでしょうか?
いずれも違います。
韓国が支払う対価とは、「国家滅亡」です。
韓国の立場を改めて確認しておきましょう。韓国は38度線を挟んで、地球上の最貧国にして最悪の独裁国家・北朝鮮と対峙しています。さらに北朝鮮の向こうには、朝鮮半島の古代からの宗主国である中国が、虎視眈々と、韓国を属国化しようと狙っています。
その一方、韓国は経済的には日本との結びつきが強く、金融面では、おもに日本の金融機関から外貨を調達しています。さらに、韓国は米韓同盟を通じて、在韓米軍によって国土を守ってもらっている状況です。
ということは、韓国社会は、大きく分けて中国・北朝鮮による影響力と、日本・米国による影響力を受けているのです。
しかし、韓国が日韓慰安婦合意を破棄すれば、間違いなく、日本が韓国をグリップする力が弱まります。また、日韓合意自体が、米国の後ろ盾で成立しているという点も見逃せません。日本とはかつてないほど強固な同盟関係にある米国も、少しずつ韓国との関係を薄めていく可能性が高まることは間違いないのです。
国同士の関係は「デジタル」ではない!
ここで、注意しなければならない点があります。それは、国同士の関係が、完全に切れるということはない、ということです。
インターネットの某匿名掲示板を眺めていれば、「今すぐ日韓断交しろ!」といった極論を目にすることもあります。しかし、いかに韓国が日本にとって不快な国であったとしても、「今すぐ日韓断交する」ということは、現実には不可能です。
たとえば、日本は戦後を通じて北朝鮮と国交を持っていませんが、それにも関わらず、2006年まで、北朝鮮の貨物船・万景峰(まんけいほう)号が新潟港に出入りしていたという事実を忘れてはなりません。さらに、北朝鮮は日本人観光客の誘致に積極的であり、つい最近も、観光客誘致用のウェブサイト(英語・中国語・ロシア語・日本語)を立ち上げたほどです。
言い換えれば、国レベルで関係が悪化したとしても、民間レベルでの交流は続くのです。ということは、流れてくるニュースを見ていても、日韓関係の好転を示すニュースや悪化を示すニュースが混在するため、注意が必要なのです。
もちろん、北朝鮮危機に際して、日米両国が直ちに韓国を見捨てるという話ではありません。しかし、それと同時に、現実の政治は「1か0のデジタル」ではありません。国同士はさまざまな分野で関わりを持っていて、たとえば日中関係のように、軍事的には対立しているものの、戦略的に協働できるところは協働するという関係にあるような事例もあります。
ただ、韓国が慰安婦合意を転覆させることは、日韓関係に対して良い影響よりも悪い影響の方が多い気であろうことは、容易に想像がつく点です。とくに、韓国は現在、国家存亡の危機にあります。慰安婦問題を蒸し返し、結果的に日本を韓国の敵対国にしてしまうことは、韓国にとっては致命傷になりかねないのです。
韓国が必要とするのは常識的な指導者
無理を承知で敢えて申し上げれば、現在の韓国が必要としているのは、「常識的な指導者」です。
韓国は見た目のGDPこそ世界で15位程度ですが、現実には、通貨・韓国ウォン(KRW)は国際的な通用力を持っておらず、また、国全体が恒常的な外貨不足に悩んでいます。さらに、国内は極端な学歴社会であり、貧富の格差も増大しつつあります。
こうした状況で、本来、韓国は慰安婦問題などにかまけている余裕などないはずです。それにも関わらず、慰安婦問題という「ウソ」で日本を貶めようとするのであれば、日本社会はあらゆるチャネルにおいて、韓国との関係を切断しようとするでしょう。
こうした苦境を打開するためには、韓国には「話がわかる指導者」が必要です。
具体的には、慰安婦問題をはじめとする「歴史問題」は韓国がちっぽけな自尊心を満たすためにでっちあげたウソであるという事実をわかったうえで、そうしたウソを解毒することができる指導者です。
私は当初、朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領には、そうした「常識的な指導者なのではないか」と期待していた節があります。しかし、そうした期待は、彼女が「被害者と加害者の立場は千年経っても変わらない」と発言したことで、無残に打ち砕かれたのです。朴正煕(ぼく・せいき)の娘ということもあり、もう少し賢いのかと思っていただけに、残念きわまりないことです。
さらに、現在の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領に関しては、日米両国が対北朝鮮制裁で一致しているというのに、北朝鮮に対話を呼びかけたり、北朝鮮に支援を行おうとしたりするほどの、筋金入りの親北派です。
今すぐ軍部あたりがクーデターでも起こし、文在寅氏を大統領の地位から放逐し、聡明な指導者が韓国大統領に就任するのでなければ、韓国はもう国として持たないでしょう。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いずれにせよ、日韓慰安婦合意の破棄とは、単純に従軍慰安婦問題の話には留まらず、韓国という国自体の存続を危うくするものなのです。
ただ、私自身はすでに、韓国の将来がどうなろうが、それは彼らの判断であり、私たち日本人としては口出しできる次元を超えたと考えています。
そうであるならば、私たち日本人にとって重要なのは、日本の安全と繁栄を守るために、何をしなければならないかであって、韓国がどうなろうが、知ったこっちゃないのです。そのことを、私は強く主張したいと思うのです。
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毎日拝読させていただいております。
今回の総選挙で、本件関連で二つグッドニュースがあります。
第一は国連人権委員会等で地道な活動されてきた杉田水脈さんが中国比例で当選されたことです。
ユネスコの世界記憶遺産見送りも、安部総理の外務省への指示もあったかと思いますが、
女性が理路整然と熱く真摯に捏造を追求する姿勢が影響を与えたものと思います。
もう一つは、晩節を汚したようで残念ですが、希望で中山成彬氏が議席を復活されたことです。
2013年3月の衆院予算委員会での朝日捏造糾弾は元祖報道しない自由が発揮され、新聞はもちろんNHKなどの中継録画が掲載されないことはネットでも大炎上し、2014年の朝日の慰安婦捏造謝罪につながったものと確信します。 今後さすがの害務省の出自の怪しい売国官僚も売国活動やサボタージュもできず、良心派官僚が力を発揮できるでしょう。 国連での活動や海外都市でのKSOP阻止期待します。 朝日に英文謝罪記事を書かせるとともに韓国米国欧州の主要誌に全面謝罪広告を掲載させるように国会でも追求していただきたいと思います。
15年ぐらい前はネットの掲示板に「韓国と断絶しても日本が困る事はない」と書いたら炎上したものだけどずいぶんと時代は変わったものだなあとつくづく思います。あの国が勝手に墓穴を掘って自滅している、というのが率直な印象ではありますが。
日韓漁業協定でも韓国は約束したことを守らない。約束という概念が日韓で違うようだ。韓国では約束は守られたら守る程度なのかもしれない。一般市民はともかく国家間での約束が守られないようでは条約も協定も意味がない。交渉すら意味がない。おつきあいをやめた方がよいと思う。
< いつも更新ありがとうございます。
< 日韓合意は、 韓国によってすでに破棄されています。今度日本大使になる李洙勲氏も大統領に近い親北派です。選挙戦の褒賞だろう。一昨年、慶応義塾大学に招聘教授としていたそうだが、日本語がまったく出来ない。いったい何をしに来てたのか(天下の慶応義塾大学ともあろうものが、こんな人物を招聘してはいけない)。第一、大使で相手国の言葉を理解出来ない人はいない。少なくとも会話出来るよう努力する。来る前から「慰安婦像や合意に日本は敏感に反応しすぎる」との言。喧嘩売ってるのか。今回選ばれた米日中露の大使はすべて文のサイド。依怙贔屓人事だ。「外交はどうでもいいというメンバー」とはあの潘元国連事務総長の発言です。外交を蔑ろにしたわけだ。李大使、もう来なくていいよ。嫌々だろうし、いずれ日本も引き上げかも(笑)。
< 日韓慰安婦合意を韓国は毎日破っています。その際、日本政府は遺憾の意を伝えるのみで、さらに具体的な行動に出ていない。この問題はオバマ大統領時代に、関係改善を日本、韓国が迫られ、日本としてはギリギリの内容で決断し、安倍首相は『韓国はどうせ衆愚が破るだろう』と読んでいたフシがあります。一昨年12月の合意以来、韓国は日本を愚弄し続けてきた。安倍首相としては米国に「そらみたことか!」と言いたいし別れるベストな条件になった。
< 韓国はTHAADでもFTAでも、ふらふらしています。在韓米軍基地の負担もいい加減。為替操作はする、軍事重要機密もシナ、北に筒抜け。もう米国も呆れ果てて11月にトランプ大統領は最後通告をしに行く。米国の要求にイエスでもノーでも口先だけなので、ホットな話は日本とだけだろう。完全に見切られたな。ありがとう、南鮮よ。貴様らの侮日反日行動と北の挑発で、日本は保守が大勝、改憲見えた。パヨクは今はダンマリだわ。日本国は全体をハリネズミにする。米国とはすこぶる良好な関係だし、日米豪加印+仏英で世界はうまいこと回る。タカリは出来ないよ。シナの属国で奴隷民になりなさい。それが希望だろう?キミ達最低民族のお陰で、真の一流国にステップアップ出来た。本当にお世話してやった。
長文失礼しました。
いつも楽しみに拝読しております。
慰安婦に関しては、日を追う毎に合意破棄の動きが活性化しているように見えます。また、欧米の慰安婦像増殖は韓国以上に中共が積極的にアプローチしています。THAAD配備で冷え込む中韓ですが、世界的に日本を孤立させる運動は気持ち悪いくらいに足並みが揃っていますね。いずれにせよ、合意破棄で韓国が被るダメージは計り知れず、近い将来、世界的に孤立するのは中韓の方だと思います。
メディアによって違いますが、現存する慰安婦の7割~9割が日本の慰労金を受け取っています。韓国のメディアや朝日新聞等は例によって「報道しない自由」に徹しています。また、「帝国の慰安婦」を書いた朴裕河さんが逆転有罪になっています。日本語版「帝国の慰安婦」を読んでみてもどこが名誉棄損になるか分かりません。広くいえばこれも「慰安婦合意」の違反と思います。そのうち業を煮やした、又は、味を占めた大衆がロウソクデモで合意破棄を行うに決まっています。文大統領はロウソクデモのおかげで大統領になりましたから逆らえないでしょう。韓国側から破棄を言い出せば不利に決まっていますが、拒否すると弾劾されますから破棄せざるを得ないでしょう。
そういえば最近、このブログに変な釣りコメント沸かなくなったな。NBOの鈴置氏の記事の方には
韓国人工作員かネットユーザーの愉快犯か知らないが、わざと「韓日両国は助け合わないといけな
い」とか、わざとらしいコメントが沸いたものだが、工作員か何かが資金が尽きたのかな?上の方
でとらじろうさんも指摘しているが「日韓断行」とネット掲示板に書いたら「お前経済分かってね
ーだろ」とか、「日韓断行なんてとんでもない」といったバッシングを受けたものだ。時代は変わ
るもんだよね。ところでブログ主さんは既にご存知かもしれないですがみずほ銀行グループが韓国
と深いお付き合いになったようですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP461239_U7A021C1000000/
みずほFG、新韓金融持株会社との包括的業務協力協定を締結
もうアホかとwwwこんな銀行、潰れたらいいのにwww
みずほ銀行は、創立当初の第一銀行の時代から、韓国とは長くて深いお付き合いがありますから。
1884年に朝鮮へ進出し、邦人向けの業務だけでなく、李氏朝鮮から中央銀行業務や関税業務を受注していました(朝鮮王朝に中央銀行を設立する能力等がなかったから)。朝鮮で最初の紙幣は、第一銀行券でした。この銀行券のお陰で、日露戦争の当時は、日本軍は朝鮮での物資調達の代価に不自由しないで済んだという歴史があります。
しかし、今日もこういう業務提携を続けているとしたら、理由は大アジア主義かも知れません。
「わが社が、日本とアジアの懸け橋になる!」的な。
松下幸之助でも、この種の幻想に囚われていましたが、技術を供与し、工場を立ててやった結果が、特大ブーメランでした。こういう、企業経営と大陸浪人的ロマンを併有する人物は、大企業の経営者としては危険です。
安倍政権も、永久政権ではないので、問題は次の日本の政権です。
安倍現総理以上の冷徹非情酷薄なリアリスト、マキャベリアンでなければなりません。下手な大アジア主義かぶれが出て来て、「関係修復」なんていうことを言い出すのが、一番怖い。
これからの日本(現在も同じですが)に必要なのは、伊藤博文や山縣有朋、桂太郎、山本権兵衛のような日本国ファーストの国益主義者です。お花畑パヨクはもちろん、過去の政権与党にしばしば見られた大アジア主義者は、有害無益。
我が国は有史以来SEXスレーブどころか奴隷(過去現在未来永劫ご主人様のご機嫌次第で金魚を握りつぶすように頃される人間扱いされなかった階級)は存在しなかった。
....故に、当然のことSEXスレーブに該当する言葉はなかった。
クリントン(女性のほう)が、大韓民国の言った嘘捏造のSEXスレーブという単語をそのまま発言した。それを翻訳したのが始まり。。。それまでSEXスレーブなる概念もその翻訳も存在しなかった。少なくとも約70年聞いたことも見たこともなかった。
....奴隷制度がなかったのだから女奴隷も存在しなかった。
白人の作ったSF映画には未来の世界でさへ奴隷市場で男女を売買している。このような奴隷市場など我が国は有史以来存在したことがない。
奴隷が存在したことがない我が国には、朝鮮半島キーセン(=過去現在未来永劫SEXスレーブ階級)のようなものなど存在したことがない
しかし、朴大統領が大韓民国キーセンSEXスレーブと同じことを大日本帝国がやったという嘘捏造を喚いてきた、行脚した欧米のTOP層に。
....この結果、欧米TOP層は「日本は綺麗事ばかりいっているが、俺たちと同じ奴隷使いだったのか」と仲間意識が芽生えだした、日本を糾弾するどころか。そんな感じである。
....だから我が国は、あえてSEXスレーブ否定なんて受け身をする必要はない。白人は皆やっていたことだから。。すべきは攻撃です。朝鮮半島の真実を例えば朝鮮半島の父親が娘をレ異プしてきた「試し腹」とかキーセンSEXスレーブ(先祖も子供も子孫一族永遠にSEXスレーブ)という朝鮮半島の真実を朝鮮半島奴隷制度の実態を世界中に拡散してあげましょう。
....それとは別に慰安婦という言葉は日本の男だけに通じる隠語であり売春婦を指す隠語であり、慰安=売春であり、男どもは慰安旅行といって女房恋人を誤魔化し旅行に行って宴会やっての買売春がお決まりだったと世界中に広めることですね。
>団塊のつづき
日本という国は(&日本人は)なん千年も本当に綺麗事でやってきた。ポーランドなどに侵略しては奴隷狩りをやって文化文明の進んだ中東に奴隷として売っていた白人も世界中の非白人も日本の綺麗事(日本の実態)を信じることは不可能ですよ。だから白人には「日本人は俺たち白人と同じ奴隷使いだったんだ」と勘違いさせておけばいい。
....外国にいる子供が、慰安婦で白人から攻撃されたらニヤリとして「白人も奴隷使いだったよね」とウィンクでもすりゃあいいんでないかい。
....KOREANの攻撃には反撃してもいいが、面倒になる。だから、白人の子供もがいる環境なら白人に
「聞いた話だけどさあ、朝鮮半島人が言ってるんだって、10代後半から20代前半の朝鮮女性の50万人がSEXスレーブだったって。それ本当かな。」
「本当なら今の朝鮮半島人は全員SEXスレーブの子供や孫とかの子孫ってことになるんだよなぁ~」
「朝鮮女が奴隷だったなら男も奴隷だったことになるけど」「そんなことないよねぇ~」
と
呟くのは効果的。と思うのは日本にいるからかな。
更新ありがとうございます。
最近、文春オンラインで佐藤優さんが中露韓の教科書を論評した記事を読みました。韓国の教科書が捏造まみれであることは目新しい話ではありませんが、日本を貶めるためになりふり構わないシフトを敷いているということで改めて驚きました。
http://bunshun.jp/articles/-/4520
この「なりふり構わない」というのがいかにも韓国らしい。それによって育つ人間のことを少しも考えていません。つまり韓国の歴史教育というのは、典型的な愚民化なんですね。
中国・ロシアとも第二次大戦がらみでは自国に都合の悪い事実を教えないようです(中国では当然南京事件の捏造記述もある)。それでも、子どもたちに世界で通用する教養を身につけさせるという基本線ははずしてないそうです。
ところが、韓国の教科書にはこの基本線がない。単に犯罪者に過ぎないテロリストたちを歴史の闇の中から掘り起こしてきて、日本叩きの英雄として祀り上げる。
佐藤氏は、これをして「テロリスト史観」と名付けています。
先日懲役刑になった靖国神社の爆弾テロ犯は、かなりの低学歴だそうです。大卒者以外は人とすら見なさない身分社会的な韓国では、彼は最底辺の人生しか選べない人物です。そんな人物が一発逆転で国民的英雄になるためにはどう(短絡)すればよいか? まあ、書かずもがなです。
今日たまたま読んだ「楽韓Web」という韓国ウォッチサイトで管理人さんがこのことに触れ、今後靖国テロに類似したような事件はまだまだ起こりうると書いていました。私も同感です。まあ、実行まではいかなくても「日本破壊」を願望する韓国人は山ほどいるでしょう。
意識してかせずにかは知りませんが、韓国はそういう人間をせっせと「製造」しているのです。
もう一つ。
最近読んだものとして、龍谷大学の李相哲教授(中国朝鮮族出身の人だそうです)が産経Webに連載している「実録 韓国のかたち」というシリーズものの記事があります。下のリンクは第二部(9)となっていますが、現在ネットで読めるのは、第二部の(1)~(9)だけのようです。(たぶんまだ続くと思います。)
http://www.sankei.com/west/news/171027/wst1710270009-n1.html
この「実録 韓国のかたち」第二部では、朴槿恵を追いかけています。かなり客観的な冷静な記事で、朴槿恵についても批判的ながら、客観性を損なう表現はありません。この記事で私が特に注目したのは、従北左派排除に動いたものの、反撃されて対応が後手後手になった無能な朴槿恵が、弾劾へと追い詰められていく経緯です。
朴槿恵弾劾劇の裏側には、文在寅と取り巻きの従北左翼一派が見え隠れします。文在寅は、経済政策・外交政策ともに、いかにも無能に見えますが、敵対する者を陥れることについては、想像を絶する狡猾さがあるように思います。
南北朝鮮人というのは、国政も外交も実はどうでもよくて、敵(他者/ナム)を徹底的に貶めることにのみに能力を特化させて進化してきた民族なのかもしれない──ふと、そんなことを考えてしまいました。
朝鮮半島の最悪の地政学的条件が彼らをそんな風にしたという意見が優勢ですが、逆にその地政学的条件こそが、彼らが「生かされてきた」理由でもあるのでしょう。
余談です。
ここ二三日、駐日韓国大使の発言がいくつかのメディアに取り上げられています。
天皇訪韓発言や、慰安婦問題では日本に責任転嫁しつつそれでもトゲが目立たぬよう言葉を選んでいる様子から、全般的に「擦り寄り」の姿勢を感じます。たぶんこれは、通貨スワップ再開などを念頭に置いた奸計の一種だと思われます。
アメリカの利上げ、破綻間際の家計負債、実態は半導体の好調のみに支えられたハリボテ好況など、今の韓国にはヤバさ満載です。
>駐日韓国大使の発言
韓国語での発言では、「天皇」ではなく「日王」と言っていますので、本音は見えています。
このような無礼が外交慣例に反するという理由で、入国と同時に、ペルソナノングラータ宣告が適切でしょう。