本日は思わず「目が点」になる記事を発見してしまいました。そういうわけで、予定外ですが、緊急で2本目の更新をお送りします。
本日の「お前が言うな」
誤報と断言する根拠も示さない韓国メディア
韓国メディア『中央日報』日本語版に、本日夕方、こんな記事が掲載されました。
日本の「悪意的誤報」の理由は…「記者名が記入されない記事もある」(2017年09月25日15時10分付 中央日報日本語版より)
リンク先の記事は、「酷い」のヒトコトに尽きると思います。日本のメディアが韓国に対して「悪意的な誤報」を連発させている、という主張です。
「最近、日本の一部右寄りメディアが「トランプ米国大統領が安倍首相と電話会談とした当時、『北朝鮮との対話にこだわる韓国は物乞いのようだ』という言葉があった」とする報道に関連し、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が誤報だと明らかにするハプニングがあった。 」
これは、フジテレビが9月7日付のニュースで、「8月29日の日米電話首脳会談で、ドナルド・トランプ米大統領が安倍晋三総理大臣に対し、『北朝鮮との対話にこだわる韓国は物乞いのようだ』と批判した」と報道した事件のことを指しているのでしょう。
実際、トランプ氏が本当に「物乞いのようだ」と発言したのかどうかはわかりませんが、韓国政府がこのフジテレビの報道に対し、猛烈に反発したことは事実です(詳しくはZAKZAKの記事にまとめられています)。ところが、これには続きがあります。
「青瓦台が今月7日、駐韓日本大使館広報館に事実関係を要請した結果、「大使館政務側は、すでに外務省と接触して事実ではないことを確認している」とし「菅義偉官房長官が定例記者会見でこのような事実に答えると述べた」と明らかにした。青瓦台は誤報を伝えた日本メディアに対して「強い遺憾の意を表す」とし「こうした報道は朝鮮半島と北東アジアの深刻な安全保障状況に対応している国際社会の連携を損なうものであることを警告する」と付け加えた。 」
こうやってさりげなくウソを混ぜ込むのは韓国メディアの常套手段です。
9月7日に青瓦台(せいがだい=韓国大統領府)側は「菅義偉(すが・よしひで)官房長官が定例記者会見で(このフジの報道を)否定する」と述べたのですが、現時点までに菅長官がこのフジの報道を否定したという事実を、私は寡聞にして存じ上げません。
「だが、これで終わりではなかった。22日、青瓦台は韓日米首脳会談でドナルド・トランプ大統領が韓国政府の北朝鮮に対する人道支援に関連して激怒したと報じた日本産経新聞に対して「誤報」と反論して強い遺憾を明らかにした。」
これは日曜日に『孤立する韓国、逆切れする韓国』の中で取り上げた事件のことですが(ちなみに紛らわしいですが、「日本産経新聞」とは「産経新聞」のことでしょう)、この反論が全く反論になっていない点については、先日指摘した通りなので繰り返しません。
慰安婦捏造報道に触れない不思議
中央日報の記事は、韓国に関して都合が悪い報道を「誤報」と決めつけたうえで、次のように続きます。
「日本で敏感な事案に対する誤報が相次いで出てくることには何か理由でもあるのだろうか。日本のメディア評論家・上杉隆氏は、2014年に出演した韓国SBS(ソウル放送)のある番組で「日本の記事の短所は著者や根拠を提示しなくても良いということ」としながら「(放送当時、例に挙げられた)夕刊フジだけでなく、全てのメディアがそのような低レベルの報道をしている。日本の人々はその報道を疑わない」と述べていた。」
はて、そうですかね?
日本のメディアが低レベルであることは私も十分に認めます。すべての記事に署名が入っている訳ではない点や、とくに慰安婦報道に関連して朝日新聞の報道が捏造だらけだったという点、朝日新聞はいまだに捏造の事実を認めず開き直っている点などについては、どうぞ遠慮なく批判して下さって結構です。
しかし、中央日報を初めとする韓国メディアが批判しているのは、韓国に都合の悪い報道ばかりであり、しかも根拠を示さずに一方的に「誤報だ」「誤報だ」と大騒ぎしているだけの事です。
慰安婦捏造報道のように、自国にとって都合が良いものは、明らかな捏造報道であるにもかかわらず、その事実から目をそむけ、ひたすら日本を批判し続ける…。こういうダブル・スタンダードがあるうちは、韓国は永久に先進国になれないでしょう。
ちなみに、
「当時の放送では、記者の名前が抜けた日本紙の現状についても報じられた。日本紙は、韓国とは違い、記者の名前を明らかにする場合があったりそうしない場合もある。新聞社の裁量次第で変わるということだ。上杉氏は「だからそれ(記事)が真実かどうかの判断もできないのに、SNSで広まるということが問題」と指摘した。」
とありますが、署名のない記事を公表することがあるという意味では、貴紙も全く同じではないですかね、中央日報さん?
ノーベル症の季節
ところで、10月2日の医学生理学賞を皮切りに、物理学賞(10月3日)、化学賞(10月4日)、平和賞(10月6日)、経済学賞(10月9日以降)、文学賞(日付未定)の順で、今年もノーベル賞の受賞発表が始まります。
“太陽電池の権威者” 韓国人教授もノーベル賞有力候補に=韓国ネット「え?韓国人が?」「“最初”は日本人のはず…」(配信日時:2017年9月22日(金) 8時20分付 Record chinaより)
韓国では早くも「ノーベル賞が欲しいという症状」(いわゆるノーベル症)が始まっているようです…(苦笑)
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今日、ホントに頭にきた記事がありました。
コレです!!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170925-00000010-asahi-int
つまり「チューゴク様が南朝鮮(韓国)に『おぃ、日本は、北と米国が戦争始めるよう、何か企んでいるゾッ!』とチクった」、というのです。
これを真に受けて「ほぉ~、そうなんですか…」と反応する側もガワですが、まさかまだ、いまだ、冊封・属国根性が蔓延っているという、その体たらく振りには、心底、呆れます。
日・米・韓とはいうが、3ヵ国連携そのものが機能しない中で、何が効果ある対北施策なのか、難しくて、よくわかりません。
まwたwバwカwヒwかwよw
バカヒ新聞デジタル、あるいはここのブログ主に言わせたら慰安婦捏造新聞ってかwもうどうしようもないねwww