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河野外相の姿勢を断固支持する!

本日2本目の配信です。河野太郎外相には、「良い意味で」期待を裏切られました。

続く韓国の無法

「徴用工問題」とは?

私は正直、韓国という国が好きではありません。その理由は、日本がやってもいない問題を捏造し、ウソをついて世界中で日本人の名誉と尊厳を傷つけているからです。

その典型的な問題が、朝日新聞社と植村隆が捏造した「従軍慰安婦問題」ですが、最近だと、韓国が日本を糾弾する題材として、「徴用工問題」なるものが付け加わったようです。

徴用工問題とは、戦時中に日本企業に強制徴用された韓国人被害者が日本政府や日本企業から然るべき補償を受けていないとされる問題です。これについては、大きく分けて、

  • ①本当に韓国側が主張する通り、朝鮮人を対象に非人道的で大々的な強制徴用がなされたのか、
  • ②日本政府や日本企業は法的な賠償義務を果たしていないのか

という2つの論点があります。私はこのうち、①自体も韓国人お得意の捏造だと考えています。私は戦時体制下で強制徴用が行われた事実そのものを否定するつもりはありませんが、それは「朝鮮人をターゲットにしたもの」ではありません。戦時下の朝鮮半島は大日本帝国の一地方であり、朝鮮人はその地方に居住する日本臣民だったからです。その意味で、①自体、韓国人のウソによるでっち上げでしょう。

ただ、それと同時に、百歩譲って仮に①が事実だったとしても、戦時賠償問題は全て1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定で解決しています。よって、②については、最初から成立しようがない論点なのです。

しかし、韓国政府や韓国国民は、ありもしない問題をでっち上げて日本をゆすり、日本に対してマウントして精神的快楽を得るとともに、あわよくばカネをむしり取るのが常態化しています。これは、慰安婦問題で味をしめたに違いありません。

その意味で、徴用工問題がここまで深刻になった点について、日本政府側に責任が皆無であるとはいえないのです。

それだけではありません。

ユネスコ大使の佐藤地(さとう・くに)は、外務省職員でありながら、2015年7月に韓国が日本の世界遺産登録を妨害して来た際に、あたかも徴用工が存在したかのような発言を行いました。私はこの佐藤地に対し、今すぐ辞表を出し、外務省を自主的に去ることを強く要求したい気持ちでいっぱいです。

河野外相が国際会議に不参加

韓国の日本に対する不法行為は、この徴用工問題だけではありません。

たとえば、2014年4月にフェリー「セウォル号」が沈没した際、朴槿恵(ぼく・きんけい)大統領が所在不明になった事件を題材に取り上げた、産経新聞の加藤達也・元支局長(現・論説委員)を「大統領に対する名誉棄損」という、先進国ではまずあり得ない罪状で在宅起訴しました。

あるいは、2011年12月に日本大使館前に、日本国民の名誉と尊厳を侮辱する目的で設置された慰安婦像は、外国公館の尊厳を保持する義務を課した「外交に関するウィーン条約」に違反しているにもかかわらず、韓国政府は未だにこれを撤去せず、放置している状況です。

こうした韓国の不法行為の数々を付けあがらせてきたのは、佐藤地(さとう・くに)を筆頭とした、他ならぬ外務省職員らの無為無策、そして事なかれ主義です。

しかし、ここに来て、8月3日の内閣改造で外相に就任した河野太郎氏が動きました。

「日本外相、徴用工問題に抗議…韓国で開かれる国際会議に異例の不参加」(2017年08月25日15時10分付 中央日報日本語版より)

すでに報道されている通り、河野太郎外相は韓国政府の徴用工個人請求権認定発言に抗議するとして、今月末に韓国で開かれる国際会議への参加を見送る方針を固めたそうです。

この報道が事実であれば、画期的なことであり、今年1月6日の安倍政権による対韓制裁措置以来、2度目の制裁措置です。

私は今年1月6日の措置についても、むしろ「軽すぎる」とすら考えていましたが、結局、外交を管轄する岸田文雄前外相が韓国に対して弱腰過ぎたのではないかとの疑いもあります。

しかし、今回の河野外相の決断は、韓国政府の「仮定の発言」に対する対抗措置であり、日本政府として「これ以上、韓国の無法は許さない」という強い意志を示すのに役立ちます。

日本政府はいいかげん、従来の「事なかれ主義外交」、「相手に配慮する外交」から脱却すべきです。河野大臣の今回の決断は、日本外交の転換点になる可能性も十分にあります。

その意味で、期待も込めて、河野大臣の決断を心から歓迎し、支持したいと思います。

明日の予告:中韓スワップについて

明日の予告です。

韓国経済が破綻する日が来るのが、今か今かと楽しみ…じゃなかった、心配でならないという材料が、1つあります。それは、韓国の外貨不足という論点です。

これに関連し、今年10月に失効する中韓スワップ協定を巡り、韓国人の関心が高まっているようです。そこで明日は、久しぶりに通貨スワップ協定(BSA)について現状を整理し、確認してみたいと思います。どうかお楽しみに!

新宿会計士:

View Comments (10)

  • いつも拝読させていただいてます。
    河野太郎外務大臣、痛快ですね。7日のマニラで康京和大臣と会談した時、土工というか徴用工の像などの南鮮の対応に抗議してたんですね。でも文がいつもの通り、個人の権利があるとかボケたことを言ってました。まったくハラが立つと思ってたら、韓国行き見送り(笑)。当然でしょう、失礼な奴らだ。おっしゃる通り、大使召還級です。そんなアジア外相会議の招待状、×付けて送り返して下さい。
    北朝鮮とのことは日米でやってるので韓国はスルーでいいです。武力行使を考えると日韓は連携が大切という人もいますが、コリア パッシングで結構。逆にあらゆることに邪魔だ。前任の岸田大臣は「外相はもう十分やった」と党内で言ってたので、あまりオオゴトになるのを好まなかったのではないでしょうか。 失礼しました。

  • 今日、勤務の帰路、仕事疲れのなかNHKニュースをぼんやり眺めていたところ、驚くべきニュースが放送されました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170825/k10011112321000.html
    いま新たに提起されている「戦時徴用工問題について、韓国政府として、1965年に締結された『日韓請求権協定』に基づき、現政府見解としても同様である…」との主旨です。
    文政権後、対日姿勢として、慰安婦云々…、親北・従北路線を徹底して、恩師:盧武鉉の弔い合戦を規範とした超:反日路線を貫くものと思っていましたが、真意・真相のほどは如何なものか?
    そもそも「日韓併合期を国辱として否定(無かったことにしたい…)」派ではなかったか。
    何か別の思惑、策謀深慮が蠢いているような気が、しないでもない…。
    対北との切迫感なのか、将又、米国からの要請(圧力・強力?)なのか、更には「金が無くなった(経済的困窮)?」等々。
    かの御仁が、ここに着て、擦り寄りとは、「何かあるのでは?」と斜観してしまう、この猜疑心、かな。

    • ああそれ結構話題になってましたね。
      でもどうせ国内向けには請求権あるって言いながら日本には解決したって言い続けるスタンスじゃないですか。日米中露の間で自分達に都合の良い援助だけ受けていざって時に裏切ってきたんですから、今回もどうせ同じパターンでしょ。

      • >どうせ国内向けには請求権あるって言いながら日本には解決したって言い続けるスタンス

        でもそれをやると結局は自分達の国に跳ね返って行くんだけどね。自国の愚民と日本政府に180度違うことを言い続ける訳で、早いか遅いかの違いで絶対に矛盾が出るからね。ま、身から出た錆だから勝手に破綻しなってことだよ。ちなみに南鮮国が国民が愚民になった理由は南鮮国の教育のせいでもあるが、今の南鮮国は民主主義国だから、

        南鮮政府が愚民教育をやる
        →南鮮国民が愚民になる
        →愚民が選挙権を行使する
        →愚民から大統領が選ばれ愚民教育をやる

        ってな流れだと思う。

        • 矛盾し続けたまま失敗したパクもそうだし別に今までと何も変わっちゃいないから、既に韓国人負のスパイラルに入ってるでしょ。愚民化とか今更ってレベルよ。

          あと最近やたらと韓国の翻訳記事や韓国のネットサイトの翻訳も今の状況は100年前に酷似しているって言ってるけど今の状況は100年前じゃなくて800年前の元寇前後の状況でしょ、元相手に奇跡的なタイミングで武官が高麗の実験を握る⇨30年焦土作戦しながらガチンコ戦争する(北部壊滅)⇨元に服従するも日本侵攻の準備で前代未聞の要求される(南部壊滅・労力足りない分造船を効率的に頑張るも元に注目されて爆死)⇨不満を持った武官が全土で武装蜂起&民衆蜂起⇨元に救援を求め軍隊駐留⇨日本侵攻するも壊滅&略奪できず死亡⇨以下略
          自分は愚かな愚民なんで未来に回答を求めるよりも過去に答えを求めるが、それでも韓国の未来は想像できちゃうから困る……

          ところで韓国さんイチゴ日本の品種盗んで交配させて東南アジアに輸出で結構利益出したそうだけど耳を揃えて被害分払ってくれるよね^_^
          おう農協仕事しろや、農林水産省、外務省の官僚どもの天下り先用意してるの俺ら農家だぞ。働け

          • >今の状況は100年前じゃなくて800年前の元寇前後の状況

            確かにね。日本はこれまで散々朝鮮半島に煮え湯を飲まされてきた。その民族としての記憶が蘇ってくるよね。元寇の時だって、朝鮮半島が日本侵攻を主導した訳で。でも攻め込んだ先の日本の武士は勇敢すぎて、元軍は夜に一旦船に退却を余儀なくされて、それが数か月続いて台風シーズンが到来して、という流れだね。神風が吹いて元軍が全滅して日本軍が勝ったという単純なものじゃない。日本軍が勇敢だったからこそ台風という天祐が日本を助けてくれるまで持ちこたえたという話だろう。

            ちなみに現場の日本人の勇敢さと優秀さの一方で指揮官の無能さといったらない。大東亜戦争の敗戦も元はと言えば元祖ルーピーの近衛文麿のせいでもある。ま、余談だけどね。

    • 「何かあるのでは?」と考えるのが自然ですね。私は、本ブログで次の日に掲載された「中韓スワップ本当のところ」の通貨スワップ問題の影響が最大だと思っています。
      韓国国民は知らなくても、
      ①為政者には経済崩壊は見えています。不動産バブル崩壊、輸出企業凋落、頼みの中国市場での苦戦、実力以上の国民生活水準の維持困難、格差拡大などなど。②為政者は、外貨準備高の嘘、中韓外貨スワップの失効、張り子の通貨防衛体制であることを知っています。③為政者は、ツートラックとか勝手なことを言って、野放図に国民受け最高の反日を拡大していたら、日本の反応がかなり厳しくなっているのに気付いています。④10月の中韓スワップ失効前までに何とか日韓スワップ協議開催の目途をつけなくてはならないと思い、大統領の徴用工発言を修正したというシナリオを感じているのです。

  • 中間は河野洋平の息子が外相になって喜んだも束の間で河野太郎は有能な官吏だったってオチだねwww当てが外れてファッビョーンしてるところに太郎ちゃんが追い打ちをかけちゃったってことか。いいぞもっとやれwwwwwでもこの人は安倍ちゃんの下で働かせたら有能だけど自分が首相になったら国を売っちゃいそうで怖い。

  • 河野太郎外務大臣は近い将来のリーダーになるにあたって、流行りの言葉で言えば忖度されたんですね。そして少しではなく大きく反対側に振られましたね、案の定インパクトは強くて評価は高いです。かなり計算されたのではないのかな?でなければリーダーにはなれませんね。根っこの部分は変えられないと思うのでもろ手を挙げての歓迎とはいきません。試用期間ということでこれからも最善の選択を期待します、河野太郎外務大臣の場合はレベルの低い言動は無いと思いますが確信犯的なところありますので一度の選択ミスは一気に手のひら返しになる危険性あります。仕事人内閣に期待します。

  • 読者の皆様

    管理人の新宿会計士です。ここのコメント欄は本来なら読者の皆様のために設置したものですが、少しだけお邪魔したいと思います。

    あいも変わらず駄文を書き連ねているにも関わらず、多くの貴重なコメントを賜り、深く感謝申し上げます。

    ところで河野太郎外相は私が思っていたより遥かに有能な方であるようです。この記事で触れただけでなく、他にもいくつか紹介しなければならない論点もあります。そこでこれについては新たな記事を執筆しており、リンクは明日付で公表する予定です(更新次第リンクは繋がります)。

    簡単に申し上げるなら、まともな神経の日本人ならば韓国の常軌を逸した振る舞いに怒りを覚えるのが普通です。しかし、日本には憲法その他の制約があるため、簡単に日韓断交に踏み切ることは出来ません。

    そこで、おそらく安倍政権としては、ひとつずつプロセスを踏み、筋を通しながら、一歩ずつ日韓断交に向けて歩んでいるのではないかと思うのです。

    詳しくは後ほど更新する記事もご参照下さいますと幸いです。引き続き当ウェブサイトをご愛読下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

    新宿会計士