以前、私は『東京MXテレビは「ウソつき」なのか?』、『沖縄タイムスへの「ブーメラン」疑惑』という2つの記事の中で、DHCシアターが作成する東京MXテレビの番組『ニュース女子』を紹介しました。
以前、私は『東京MXテレビは「ウソつき」なのか?』、『沖縄タイムスへの「ブーメラン」疑惑』という2つの記事の中で、DHCシアターが作成する東京MXテレビの番組『ニュース女子』を紹介しました。
この動画は、沖縄県の反米軍基地デモをレポートした、臨場感あふれるものです。ただ、次の朝日新聞社説をはじめとする国内の左傾メディアが一斉に反発。いわば、一種の「炎上」状態にある格好です。
(社説)「偏見」番組 放送の責任わきまえよ(2017年1月28日05時00分付 朝日新聞社説より)
慰安婦問題を捏造した新聞社がそんなことを主張しても説得力は皆無なのですが、この手の「反論になっていない反論」は、既存マス・メディアの限界なのかもしれません。
ところで、この放送を巡り、続報が出てきました。「ニュース女子」の司会を、東京新聞の論説副主幹を務める長谷川幸洋氏が務めていることが影響したのでしょうか、なぜか東京新聞がこの件を巡り謝罪記事を配信したそうです。
東京新聞が謝罪記事 沖縄巡るTV番組、論説副主幹が司会(2017/2/2 12:31付 日本経済新聞電子版より)
ただ、東京新聞のウェブサイトを調べてみたところ、なぜか、該当する記事は削除されているようです。
ところで、この件について、ラジオ番組『ザ・ボイス そこまで言うか!』の中で、ご本人が出演して見解を述べました。
【長谷川幸洋】 ザ・ボイス そこまで言うか! 2017年2月6日(2017年2月6日放送分、配信者設定により埋め込みコード無効)
残念ながら動画にリンクが設定できないのですが、私が聞きかじった内容は、
- この番組の制作会社はあくまでもDHCシアターであり、東京新聞はこの番組の制作会社ではない以上、このような謝罪文を掲載するのは筋違いだ
- 『ニュース女子』が報じた内容は、東京新聞の報道姿勢や社説の主張とは異なることは事実だが、東京新聞の論説副主幹が東京新聞の主張内容と異なる発言をして罰を受けるとしたら、言論の自由に対する重大な侵害だ
というったものです(ただし、記憶ベースでメモに取ったため、上記内容に誤りがあれば、全面的に私の責任です)。
私自身は、長谷川幸洋氏が理論構築力、説得力等を備えた、優れたジャーナリストであると考えており、あの「極左的で説得力のない主張」を垂れ流す東京新聞の所属だとは、にわかには信じられないところもあります。ただ、それと同時に、「東京新聞」の「会社としての見解」があるのであれば、それに反した内容を述べることは、「会社員としては」不適切といえるかもしれません。
いずれにせよ、この件については「現在進行中」とのことであり、続報を待ちたいと思います。