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世論調査は「不明番号着信に出る」人たちが答えている

携帯電話に「050」で始まる番号から着信―――。著者もそうですが、多くの人は知らない人からの着信に安易には出ないのではないかと思います。じつは、今週火曜日の日中、著者の携帯電話(番号非公開)に「050」で始まる番号からの着信があり(※ブロック済み)、留守録音声から判断してどうやら某大手メディア系の世論調査会社からの自動音声による着信だったことが判明しました。

世論調査については当ウェブサイトでは取り上げません

昨日の『今回の衆院選を読む最大のポイントは「サナエ旋風」か』で少しだけ「予言」したとおり、新聞、テレビなど各種メディアが「選挙情勢」と称して、さっそく、世論調査結果の公表を始めています。

すでに選挙期間に入ってしまったため当ウェブサイトでは個別具体的な政党名ないし候補者名を挙げての具体的な選挙情勢分析や個別政党・個別候補者への投票呼びかけは行いません。こうしたなかで、本稿では過去の選挙戦の数値を振り返りつつ、改めて選挙情勢を読むための、一般的なポイントをいくつか確認してみたいと思います。選挙期間に入りました昨日、つまり1月27日は、第51回衆議院議員総選挙の公示日でした。報じられている通り、すでに主要政党の党首らは全国各地で第一声を上げており、史上最短レベルではありますが、もう選...
今回の衆院選を読む最大のポイントは「サナエ旋風」か - 新宿会計士の政治経済評論

これらについては昨日も述べたとおり、現時点で本稿において取り上げることはしません。

著者自身はメディアの「選挙情勢報道」が公選法に定める「人気投票の公表の禁止」(公職選挙法第138条の3)に抵触する可能性が極めて高いと考えているのに加え、これを当ウェブサイトが取り上げること自体、当ウェブサイトとしてメディアの「違法(の疑いがある)行為」に加担することになりかねないからです。

したがって、その「メディアの報道」のリンク自体も紹介しませんし、内容を示唆することも極力避けるつもりです。

というよりも、当ウェブサイトとして読者の皆さまにお伝えしたい内容はシンプルで、「選挙には必ず行け」、です。

選挙に行かない理由はない

さて、当ウェブサイトで「選挙に行け」と宣伝すると、「俺は選挙に行かない」と称する人からは、たいていの場合はこんな反応が返ってきます。

どうせ俺ひとり選挙に行かなくたって何も変わらないよ。それに投票したい候補もいないんだし、今回は棄権だね。棄権することが俺なりの意思表示だよ」。

この「棄権」の部分を「白票」、「無効票」と読み替えていただいても良いですが、要するに「今いる候補者のなかから選ぶのが嫌だ」、といった言い分です。

一見もっともらしい言い分ですが、これはじつにふざけた言い分であり、社会人としては極めて恥ずべき考え方です。というのも、棄権も白票も無効票も、選挙結果に何も影響を及ぼさないからです。

そもそも論ですが、選挙を1回や2回やったくらいで社会を劇的に素晴らしくすることなんてできません。民主主義とはもともと時間もコストもかかるまどろっこしい手続であり、それこそ数年ごとに何度も選挙を繰り返すことによって、少しずつ、ダメな政治家の退場を促していくしかないのです。

あるいは、選挙というものは「よりどりみどり、素晴らしい候補者群から理想の政治家を選ぶ手続」ではなく、「ゴミの中から一番マシなゴミを選ぶ手続」とでも言い換えるべきでしょうか、それとも「池の水をバケツで入れ替える手続」とでも言うべきでしょうか。

現在の日本は自由・民主主義国家であり、しかも新聞、テレビといった「民意を無視した存在」がインターネットの発達により徐々に駆逐されているため、自由な言論、民主的投票を通じて国家をより良い姿に変えて行けるチャンスが到来しているのです。

これを活用しない手はありません。

自由な言論とはいうまでもなくSNSを含めたインターネットの活用であり、民主的投票とはいうまでもなく選挙への参加です。この国をより良くする絶好のチャンスが訪れているのですから、これに参加しない手はありませんし、選挙権を放棄するのは現状への白紙委任とまったく同じです。

火曜日の日中にいきなり世論調査電話が!

さて、それはともかくとして、本稿で読者の皆さまに警告を兼ねて報告しておきますが、知らない番号から携帯などに着信があった場合、安易には出ないことを強くお勧めします。詐欺電話等の可能性もあるからです。

最近の詐欺の手口にはさまざまなものがあり、たとえば警察署を騙って言葉巧みに個人情報やクレジットカード番号などを盗み取る、といったものが知られています。

あるいは、詐欺電話だけでなく、なんだかよくわからない営業電話がかかってくることもありますし、いずれにせよそれらに出ることで何か良いことはほとんどありません。

もちろん、ビジネスを営んでいると、ごくまれに、ホームページなどを経由して電話をいただき、結果的にビジネスに結びつくこともあるのですが(著者の場合は事務所の電話番号はウェブサイトに公表しています)、少なくとも公表していない番号に電話を掛けてくるのは、たいていの場合、迷惑電話か詐欺電話です。

ただ、この迷惑電話に新たなパターンが出て来ました。

今週火曜日(つまり1月27日)、著者の個人携帯(電話番号非開示)に対し、「050」で始まる番号から着信があったのです。

これについては携帯電話の留守録設定を誤っていたためか、自動的に留守電に転送されたのですが、あとからそれを確認すると、どうやら某大手メディア系の世論調査会社からの自動音声による着信だったのです(同番号は速攻で着信拒否設定をしましたが…)。

※余談ですが、「世論調査に応じてわざとデタラメな回答をしても面白いかもしれない」、などと思う人もいるかもしれませんが、著者は少なくともそこまで性格が悪くはないつもりです。

要するに「そういう人たち」が答えている可能性が高い

これ、平日の真昼間に電話をされても、普通の勤労者は電話には出られないことが多いわけですし、また、少なくとも著者レベルの警戒心を持っていれば、知らない番号からの電話にホイホイと出るというのも考え辛いところではないでしょうか。

逆にいえば、世論調査に答えているのは「そういうレベル」の人たちなのかもしれません。

これもひと昔前だと考え辛かった話かもしれません。

固定電話の場合、ナンバーディスプレイ機能がついていない機種もあり、電話機が鳴っても、誰からの電話なのかは電話に出てみるまでわからない、というパターンが多いのかもしれませんが、携帯電話の場合は違います。最初から相手の番号が通知されるからです。

いずれにせよ、メディアが実施する世論調査を無碍(むげ)に否定するつもりもありませんが、少なくともメディアの世論調査には「そもそも固定電話を持たない」「知らない番号からの電話に一切出ない」という層が一定数存在するという点を考慮すると、調査結果にも何らかの歪みが存在する可能性はあります。

もうすぐ「最も精度が高い世論調査」が行われる

ことにここ数年の傾向でいえば、内閣支持率や政党支持率は年齢による歪みが無視できないほどに大きくなっています。

たとえば、石破茂・前内閣の支持率は若年層ほど低く、高齢者ほど高かったのですが(高市早苗内閣はこれと逆の傾向が出ています)、年齢層による支持率の偏りが生じている政党も多く、さらに「世論調査の電話を無視する人」の割合などを勘案しなければ、本当に正確な世論は測定できないのではないでしょうか。

いずれにせよ、「最も精度が高い世論調査」がもうすぐ行われます。

それが、来月8日(日曜日)の衆議院議員総選挙です。

せっかくの「最も精度が高い世論調査」ですので、くどいようですが、有権者の皆さまは必ずご参加いただきますよう、心よりお願い申し上げる次第です。

新宿会計士:

View Comments (14)

  •  自分のところにもかかってきました。コール中に番号をPCで検索し、世論調査とわかり安心してスルーしました。
     さらに検索結果を追ったところ、某大手メディアが自分のところで使用している電話番号一覧を公開しており、20以上の番号でランダムで発信していることが判明し、絶望してそっとじしました。

  • 携帯電話向け世論調査の「偏り防止」はどうやっているんでしょうね?
    固定電話向け世論調査では偏り防止策として「電話に出る→何人住んでいる世帯か聞かれる→年齢が上から何番目の人に回答依頼するかランダムで決められる→以降、その人が答えるまで何度もコールバック」という、聞く側も答える側も実に面倒くさい仕組みになっていました。

    • たぶん何も考えてないじゃないかなぁ
      雛型的に「統計的に母数を◯◯くらいにすれば云々」みたいな“免罪符”だけ用意して自動生成した番号リストに自動音声で流し架け? て知らんけど
      共同通信が0120で架けてきたンは個人的タイミングもあってちと驚いたけど、途中まで聞いた自動音声の前口上に呆れ
      オペ直(てもアウト業務での雇われやろからマニュアル対応しかせんのやろけど)でコッチもヒマやったら公選法との整合性について尋いたろか思うけど、まあ無いわな

  • 新聞は世論にあらず。精度の低い仕事をやって平気でいるのです。

  • 今回はメイン・サブ両方のスマホに架かってきましたね。
    登録されていない番号なのでAIに応答させている間にPCで検索して、それと分かった頃には切れてたのでブロックして終了です。

  • 先日偶然共同通信からかかってきたので、せっかくだから回答しておきました。プッシュボタン選択肢で自民党系が一番先に出てくるので回答が楽で良かったです(笑)
    弱小政党支持の方はわざわざ質問が全部流れてくるのを長時間待たなければならないので大変でしょうね。

  • ウチにもその手の電話がかかってきたので
    ・投票に行くか → 必ず行く
    ・高市内閣を支持するか → 支持する
    ・中道改革連合に期待するか → 大いに期待する
    ・支持している政党はどこか → 維新
    ・誰に投票するか → 共産党の候補
    と答えておきました。

    • 回答が適当すぎて笑ってしまった。
      まあその方が攪乱出来るので、いいのかもしれませんね。

  • 0800も着信拒否してます

    それでもスマホ部・固定電話ともにすごい数の世論調査をうたう電話がかかってきて困ってます

  • そのうち、世論調査をかたる新手の詐欺電話が出てきますよ。えっ、新聞社の名前を出した時点で誰も信用しないで電話を切るから大丈夫だって? それもそうです。

  • 世論調査するのであれば、Xのデータを分析するのが良いと思いますが、電話での調査に悪意の方は別として、善意で答えてくださる方々を母集団にしたいのでしょうね。Xのデータは、確かNTTデータが契約していると聞いた覚えがありますが、母集団に偏りがあるということで、世論調査の対象にはならないということなのかどうか。いずれネット上のテキストデータがすべて解析されるので、事前に候補者の当落もかなりの精度で事前に判明してしまい、電話での世論調査は、遠い昔の話になってしまいそうですね。

    • >電話での世論調査は、遠い昔の話になってしまいそう

      おっしゃる通りです。すなわち「日本のダメにした3大悪産業」とは
       1.新聞社
       2.TV局
       3.大手広告代理店
      当世これらは完全に時代錯誤な存在になっているが、巨額のカネを動かし強大な権力をふるっている存在という自己中毒の夢からいつまでも覚めないでいる。
       「新聞社と聞いただけで(ガチャ切り」
       「新聞記者と聞いただけで(あ、今日忙しいんで」
       「街頭 TV インタビューと聞いただけで(黙って素通り」
      直後に SNS で笑いものにする。これが生活パターンのキホンになっている。信頼の正体とはこんなものです。

  • 不明番号着信に出る人だけが、回答する世論調査の信頼性は、どの程度なのでしょうか。