オフィスの電子化が進むと、ウェブ会議やウェブ研修会などが一般化するとともに、紙が凄い勢いでなくなっていきます。そして、さまざまな法令、基準、あるいは専門紙/専門誌がウェブ上で閲覧できるようになったことで、極端な話、専門家の業務もオフィスに居なくてもこなせるようになりつつあるのです。こうした社会の変化を踏まえると、一部の議員がポストした書類の山に埋もれながらの仕事風景には、違和感を覚える人も多いようです。
目次
公認会計士の年間40時間のお勉強:オンライン受講が認められている
意外と世間には知られていませんが、公認会計士には「継続的専門能力開発」が義務付けられており、これを「CPD」と呼びます(CPDは “Continuing Professional Development” の略)。
具体的には、平均して年間40単位以上のCPD単位を取得することが必要とされており(※)、これをやらなかった公認会計士は、日本公認会計士協会から「義務不履行者」として会員登録番号と氏名を公表されてしまうこともありますし、条件次第では登録抹消処分を受けることもあります。
※正確にいえば「当該事業年度を含む直近の3事業年度で合計120単位、かつ、当該事業年度において20単位」で、しかも職業倫理や税務などを一定以上履修しなければならないとされていますが、細かいルールの説明は割愛します。
ちなみに1単位に相当するのは約1時間の学習ですので、「年間40単位」ということは、「公認会計士を名乗る以上、毎年40時間以上、専門的な知識の学習を継続しなければならない」、という意味でもあります。
これについては著者のように監査法人に勤務していない公認会計士の場合だと、たしかに昔はそれなりに負担でした。
しかし、近年だとCPD研修会については無料かつオンラインでの受講が認められており、ウェブ上ですべて完結するため、研修受講負担が飛躍的に楽になりました。
それに、やはり公認会計士資格については、「いちど取得したらその後は勉強しなくても自動更新される」、というのも奇妙です。会計などの制度は毎年のように変わっていきますし、当然、これらの専門知識については最低限、アップデートを続けるべきです。
このように考えたら、著者個人としては、このCPDについてはそれなりによく考えられている制度だと思いますし、「毎年平均して40単位取得し続けていないと義務不履行とみなされて懲罰を受ける(かもね)」という仕組みは、半強制的に勉強しなければならないというものでもあります。
計画的にやれば年間40単位なんて簡単
このあたり、余談ですが、「僕は毎年単位をギリギリでクリアしてるんですよ」、といった公認会計士の方もいらっしゃると聞きますが、なんとも感心しません。
日本公認会計士協会が用意してくれているCPDの研修会は最低限のレベルの業務知識を維持するうえでは極めて有益なものですし(公認会計士にとってはさほど難しい内容ではありません)、そもそも「年間40単位」とは、毎月に換算してせいぜい4単位ほどに過ぎません。
さらには、リアルタイムの研修会(多くはウェブ受講に対応)だけでなく、eラーニングや『監査・会計ジャーナル』指定記事通読(と感想文等の提出)などの手段でも単位は取得できますので、「日中働いていて時間がないから単位が取れない」、は言い訳になりません。
さらには、論文や雑誌記事などを書いていると、内容によってはCPDの研修単位として申告できることもありますので(実際、著者の場合もとある専門誌に毎年数回、論考を寄稿したりしています)、このCPDは、やはりちゃんと期初から計画的に研修を受けるなどすれば済む話だと思います。
ちなみに著者自身の事情を申し上げておきますと、著者は公認会計士として開業登録してからずいぶんと年数が経過しますが、今まで1度も義務不履行状態になったことはありません(年間たかだか40単位、普通にやっていれば取得できると思います)。
というよりも、日本公認会計士協会が用意してくれる研修会には実務的にも有益なものが多く、それらを選択的に受講していると、いつの間にか毎年40単位を大きく上回る単位を取ってしまっている、というのが実情です。
なお、どうでも良いですが、今年は専門論文をいくつか執筆したことに加え、リース会計やECL会計などについてかなり読み込んだことなどの事情面あり、履修単位は80単位を大きく超えてしまう予定です(下手したら今年度だけで100単位前後に達してしまうかもしれません)。
しかし、べつに単位を取り過ぎたとしてもペナルティを喰らうことはありませんので、個人的にはまったく気にしていない、というわけです。
オンライン受講では「紙を追放」
さて、それはともかくとして、この日本公認会計士協会の研修会、良いところはほかにもいくつかあるのですが、そのひとつが、研修資料を紙ではなく、最初からデータでもらえる、という点かもしれません。つまり、オンライン受講の場合、紙が追放されているのです。
オフィスで働いた経験がある方ならばわかるかもしれませんが、紙下手すると、オフィスというものはあっという間に紙で埋(うず)もれてしまいます。
ありがちなのが会議のメモです。
今から約10年前の日本の会社では、社内で関係部署を集めて会議を開催する場合などにおいて、紙に議題などを書いたものをA4サイズの紙に印刷してコピーし、それらを事前に配布するなどしていました。
そして、会議の場でその紙にシャーペンなどでメモを書き込み、会議が終わったあともその紙をメモ代わりに見ながら議事録を作ったりしていたのです。
ところが、最近、わが国の会社からは、こうした「紙」が追放され始めた形跡があります。
2020年以降のコロナ禍が原因でしょうか、ここ3年くらいでめっきり紙を見なくなりましたし、多くの人が社内会議にPCやタブレットなどを持ち込み、事前配布していた資料を各自で印刷するか、(多くの場合は)印刷すらせずにPCの画面でそのまま表示させて会議に臨む、というパターンを見かけます。
資料のファイル形式・設定によっては、そのまま画面にメモを書き込むことができる、という場合もあり、利便性はそれなりに上がります。
結果的に、著者自身が知るいくつかの会社では、紙の資料の量が大きく減り、生産性の向上に寄与しているとの話も耳にします。
もちろん、ファイル管理についてはちゃんと工夫しないとどこに行ったのかわからなくなってしまうこともありますが、これについて個人的には、(頻繁に使用するファイルを別とすれば)ファイル名の先頭に「YYYYMMDD」、つまり資料作成年月日を示す8桁の数列を置いたうえでファイルを保存するのが良いと考えています。
WindowsやMacOSなどの場合、ファイルは名称順、更新日時順などに並び替えることができるのですが、あくまでも個人的には名称順に並べ替えたときに、作成した年月日が新しい順(あるいは逆に古い順)に並んでいた方が検索しやすいと考えている次第です。
オフィスの電子化が進むと飛躍的に便利になる
また、著者自身は今年、オフィスの電子化プロジェクトを開始しました。電子化できるものは極力電子化する、というもので、まず初めに、これまで紙媒体で購読していた専門紙・専門誌などの定期刊行物を電子化することにしています。
具体的には、現在購読契約を結んでいるいくつかのメディアについては、紙媒体の購読契約を順次終了し、電子媒体の購読契約に切り替えていくのです。
かつて刊行されていた雑誌をどうするかについては悩ましい課題として残りますが(雑誌をスキャナでファイルに取り込んで電子化する場合、著作権法との関係で整理がつかないためです)、少なくともこれから発行される号に関しては、順次、ウェブで閲覧する形に切り替えるのです。
なお、厳密にいえば一紙だけ、契約の都合上、紙媒体とセットにした方が購読料が安いなどの事情もあり、紙媒体のものを購読せざるを得ないというケースがありますが、これも紙媒体に掲載された記事はすべてウェブ版でも内容が確認できるため、正直、今後は紙媒体については受け取っても廃棄する方針です。
順調にいけば、この一紙を除いて、現在購読している複数の専門誌/専門紙については来年6月までに全面的なウェブ化が完了する予定です。
もちろん、業種別の経理実務に関する書籍のように、どうしても紙媒体のものが必要である、というケースは現在でも残っているのですが、こうした事例などを除けば、むしろ全面的なウェブ化が進みそうです。
そして、専門紙/専門誌をウェブ化することで得られるのが、検索機能の大幅な向上です。
これまで、専門紙/専門誌を紙媒体で購読していたころは、知りたい情報を検索するときはいちいちバックナンバーを本棚から持ってきてページをペラペラめくるしかなかったのですが、ウェブ化したら、たいていのメディアには記事の検索機能がセットでついており、テーマ別に調べることができます。
たとえば「金融検査マニュアルの廃止」、「レベル別時価開示基準の考え方」、「税効果会計適用上の実効税率」といった具合に、キーワードを入力すると、該当する記事の一覧が公表日順などで表示され、目的の記事にパッとたどり着けるため、いちいち席を立って書架を調べに行く必要がなくなりそうです。
法令や会計基準もウェブで確認できる時代に!
ちなみにひと昔前だと、法令や会計基準を収録した書籍(いわゆる『会計監査六法』や『金融会計監査六法』など)が毎年出版され、職業専門家はこれらを毎年買い求める必要があったのですが、現在だと少なくとも日本の法令、基準、マニュアル類はすべてウェブサイトにて無料で公表されています。
したがって、出先にわざわざ重い書籍を持って行く必要性が減り、極端な話、薄くて軽いPCやタブレットを購入し、これと別にネットにつなげるための機器(ポケットWiFiやテザリングができる携帯電話など)などがあれば、どこにいても専門家としての業務ができるようになったのです。
(※余談ですが、IFRS(国際財務報告基準)の場合、基準を読むだけで日本円にして年間10万円近い料金が徴収されます。正直、IFRSについてはいいかげん、非合法化した方が良いと思いますが、いかがでしょうか?)
じつは、この変化は非常に大きいのではないでしょうか。
もちろん、スマホのテザリングだと通信速度にやや難があるほか、携帯電話を使った通話も場所によっては制限があるため、オフィスと比べて快適に仕事ができるかどうかは話は別です。
しかし、たとえば最近はビジネスホテルだとWiFiが無料で使えるケースも多いため、ビジネスマンとしては出張先に小型のノートPC(何ならそれに加えて普段使用している持ち運び型のキーボードやマウスなど)を持ち込めば、かなり効率よく仕事ができることもあります。
しかも、最近だとホテルによってはHDMI端子接続でミラーリングができるテレビがある、というケースもありますので、このようなケースだとノートPCとホテルの部屋にあるテレビをHDMI端子で接続することで、大画面で仕事をすることもできます。
このように考えて行けば、社会の電子化/ネット化は、(人によっては)それこそ「働き方革命」をもたらしているのではないでしょうか。
実際のところ、こうした電子化を支えているのが、テクノロジーの進歩であることは間違いありません。
メモリの価格は20年あまりで4000分の1に値下がり!?
たとえば Microsoft Word で文書を作るとすると、ワードベースで文書を保存する分には、大して容量は必要ありません。著者自身の経験上、4~5ページ程度の文書ファイルだと、4,000文字程度の本文に図表が数枚入ってだいたい20~30KB程度です。
また、いったん印刷した文書に手書きでメモなどを付け加え、それをスキャナでPCに取り込みPDF形式などで保存する場合は、1枚あたり1MB前後、といったところでしょうか。
こうしたなか、著者の手元にメモとして残っている情報のひとつが、今から20年以上前の買い物です。当時から著者はPC関連製品をよく買い求めていたのですが、外部記憶媒体としてメモリスティックの利便性に気づくようになり、これらのスティックを活用していたという記憶があります。
それらの例として、たとえば2003年12月に128MBのメモリスティックを4,704円で、翌・2004年5月には1GBのメモリスティックを29,800円で、(某家電量販店で)購入したという記録が家計簿に残っています。
ということは、当時は5%だった消費税等の税率を勘案すれば、本体価格はそれぞれ4,480円、28,381円です。
2003~04年ごろの記憶媒体の価格(税抜)
- 128MB…4,480円
- 1GB…28,381円
これらのメモリスティックは、現在では手に入りません。128MB、1GBともに、店頭には並んでいないからです。
じつは、これらのメモリは「単位」が変わったのです。128「MB(メガバイト)」ではなく128「GB(ギガバイト)」に、1「GB」ではなく1「TB(テラバイト)」に、それぞれ変化しています。
そして、2003年から04年にかけてこれらのメモリを購入したのと同じ某家電量販店のウェブサイトで調べてみると、現時点で最も安いメモリスティックは128GBが1,480円であり、また、アマゾンで調べると1TBのSSDが7,880円(※タイムセール)という事例もありました。
消費税等の税率10%という前提で計算すると、本体価格はそれぞれ1,800円、7,164円です。
2025年11月時点の記憶媒体の価格(税抜)
- 128GB…1,345円
- 1TB…7,164円
1GBは1MBの1024倍、1TBは1GBの1024倍であることを思い出しておくと、この20年あまりで1バイト当たりのメモリ価格はざっと3400~4000分の1(!)に値下がりした計算です。あるいは同じおカネで買えるメモリが3400~4000倍になった、という言い方もできます。
ちなみに一説によると、とある業界誌を1冊、フルカラーで丸ごとデータとして取り込んだ場合の容量は500MB程度だそうですが、1TBのスティック1本には雑誌を約2,000冊保存できる、ということです。正直、オフィスの本棚を占領している大量の業界誌のデータ化に踏み切りたいところです。
(※もっとも上述の通り、著者としては刊行物である雑誌などをデータ化するのが著作権法に照らして問題ないのか、自身では判断がついていないため、この「データ取り込み」についてはまだ実行できていないのが実情ですが…。)
いずれにせよ、書類などについては基本的にすべてデータで保存するという時代がやって来ているのかもしれませ。ん。
とある議員のオフィスの風景に違和感
さて、どうして唐突に「オフィスの電子化」なんてことを考えたのかといえば、(敢えて所属政党と氏名は伏せますが)某政党の国会議員がXにポストした内容に大変な違和感を覚えたからです。
その国会議員、(おそらくは国会議員会館にあると思われる)自身のオフィスで「書類の山に囲まれ」、「頭を抱えて忙しそうに電話をしている」という姿をXに投稿し、ネット民の「ちょっとした反応」を受けているのです(※なお、その具体的な国会質問の内容についても、本稿ではノーコメントとさせていただきます)。
Xなどウェブ上の反応をざっと見たところ、やはり多いのが、山のような書類に対し、「必要な資料をどうやって検索するんだろう?」、といったものでした。
これは、たしかに謎です。
著者自身も記憶を辿っていくと、たしかに昭和時代や平成時代、まだPCが一般的ではなかったころだと、デスクの上が書類で埋もれてしまっている、という人がいましたが、この令和の世の中でまさか書類の山を抱えて仕事をしている姿を見るとは、却って新鮮です。
ただ、これも考えようによっては、民間企業がコロナ禍で続々と働き方を変えるなかで、国会議員、とりわけ一部野党などにおいては、働き方改革があまり進んでいないという証拠―――と見るべきなのかもしれません。
いずれにせよ、社会がネット化したことで、とりわけ現役層のビジネスマンが政治家らの働き方を直接に目撃し、さまざまな気付きを得て、それらをネットにフィードバックし、それでさまざまな共感を集めるという時代がやってきました。
あくまでも個人的な想像ですが、社会のネット化の進展はかなり急速であり、おそらく遅くとも3年以内に(早ければ来年早々にも)行われるかもしれない次の衆議院議員選挙、あるいは2027年の統一地方選や28年の参議院議員通常選挙などでは、その結果が如実に示されることでしょう。
とりわけデジタル対応ができていない政治家が多く所属する政党がどういう結果になるのか、今から気になって仕方がない、と思う次第です。
View Comments (13)
書類の山は、演出のための小道具であり、安心感を得るための薬ではないでしょうか。
松本零士の机まわりは本とかの山でしたが、漫画を描くための資料として積み重なった感がありました。
こちらは漫画の多忙表現のドラマセットみたい。
密度の話。
例えば筋肉。
筋肉は断面積あたり出力は一定です。
鍛えれば強くなるのは筋繊維が増えて太くなるから。
だから外見マッチョは、強さのシンボル。
例えばメモリーカード。
メモリーカードは集積度により性能が決まります。
集積するほどメモリーは増えるからカード外寸は変わりません。
だから外見マッチョはあり得ない価値観。
車ではまだ微妙に排気量ヒエラルキーが残ってる気もしますが、それでも過渡期の末期かしら。
量よりも質ですわな。
新聞が~というわけでもなくて一般論として。
毎日の更新お疲れ様です。若干違いますが体験談です。マニュアル改訂していまして電子ファイルです。2年毎改訂が義務でしたがまるで手書きの様に最後尾に追記しただけでした。紙文書が消えないのは改革を解らない人が権限を離さない為だと思いました。
書類の山というのは、確かに違和感がありますね。今どき。ただ、書類の山がPCに移っただけとも言えますが、検索機能でかなり効率化しました。まだ機能として無いのが、自分が過去に作成したプレゼン資料を類似性の計算で全体を可視化するサービスです。これがあると、過去のプレゼン資料が無駄にならずに活用出来ますね。
全体を可視化するサービスとして、公認会計士協会の会計基準等の全体が可視化されていないので、チェックすべき規定を見逃す可能性がある点です。
これもサービスとして実現したいのですが、昔、一度提案したことがあるのですが、プレゼン能力がないため、全然理解されなかったことがありました。今度、提案してみようかと思います。
CDPについては、毎日、オンラインの研修を聞いています。ある生保のプログラムで1日12000歩歩くというのがあり、これを達成すると、スタバの500円チケットがもらえるというサービスです。毎日、自宅で4000歩くらい歩くのですが、その際に、CDPを聞いています。
本当は、会計の基本的な論点で聞きたい箇所もあるのですが、そういう教材がないのが不満ですね。プロであれば、自分で考えろ!?という感じなのかもしれません。
すみません、Constitutional Democratic Partyと勘違いして"??????"となってましたm(_ _)m
『継続的』専門能力開発である以上、基本的な論点は研修ではなく、先ずは教科書を読み返せ、になるのかなと。
資格維持のための5年に一度・1日だけの講習を"オンラインいつにしようかなぁどこにしようかなぁ~"と暢気に探している身としては、年間40単位=40時間すら雲の上であります。
昔医者の不祥事が続いた時に医師免許を更新制にしようとしたら横やりが入って、教員免許更新に話がすり替わってしまいました。民主党はこの制度の廃止も公約の1つにして政権を取りましたが、そうなったら釣った魚に餌はやらないとばかりに知らんぷりのまま下野しました。免許切れに気づかす失職した先生も結構いたのですか。立憲民主党が支持されないのはそういうところと思うのです。(当の立憲は「今は立憲民主党で、民主党ではない」とか言って反論したつもりなんでしようが)。
今はリモートでできるから、更新制はあまり議論にならなかったかもしれないですね。
教員免許更新制は自民党時代に廃止になりましたが。
名前が漏れてました。(名無しですが)
そういえば、前身チームを球団の歴史に入れる所(ソフトバンクホークス)と入れないところ(オリックスバファローズ)の違いってどこにあるんですかね。
自治体でたとえると、前者は身売りであってもあくまでも名称変更、後者は新設合併という位置づけなのではないかなぁと。
オリックスは阪急の後継チームで、近鉄は無くなるときにちょっと絡んだ程度だから、阪急の後継て胸を張ればいいんじゃないですかね。近鉄ファンの知人にうっかり「オリックス『バファローズ』」なんて言おうものなら、「違う。あれは『宮内(オリックスのオーナー)バッキャローズ』だ。」というくらい嫌われてるので、近鉄に気を使わなくていいんじゃないかと
オリックスは阪急の後継チームで、近鉄は無くなるときにちょっと絡んだ程度だから、阪急の後継て胸を張ればいいんじゃないかと。近鉄ファンの知人にうっかり「オリックス『バファローズ』」なんて言おうものなら、「違う。あれは『宮内(オリックスのオーナー)バッキャローズ』だ。」というくらい嫌われてるので、近鉄に気を使わなくていいんじゃないかと
名無しで結構 様
ご指摘のとおり、オリックスブルーウェーブが大阪近鉄バファローズを吸収合併であり、わたしのコメントの『新設合併』は誤りでした。失礼いたしました...
であればブルーウェーブおよびその前の阪急時代を押し出しても良い筈ですね。近鉄ファンの感情がどうであれ、吸収・消滅感に配慮しているということか....