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公明連立離脱でも背水の陣なら高市自民は意外と健闘か

公明党が連立からの離脱を宣言しました。これにより、高市早苗政権が発足するかどうかが非常に微妙な情勢になってきましたし、野党連合(略すると「野合」でしょうか?)による政権が発足する可能性も出てて来ました。ただ、肝心の高市氏には焦りや苦悶の表情が見えず、それどころか、どこか晴れやかで自身に満ちているようにすら見えます。その正体はわかりません。しかし、自公選挙協力がなくても背水の陣で挑めば、案外、自民党はそこそこ議席を確保するかもしれません。

公明党が連立離脱を表明

やっぱり、公明党が連立から離脱するようです。

自公両党がそれぞれ昨日、公式にその旨を公表しました。

勢力の現状と連立の行方

なぜそれを今言うのか、理解に苦しむが…?

両党の言い分を総合すると、公明党はかねてより自民党に対し、「政治とカネの問題」で「政治資金規正法改正の公明党案への賛成」などを求めていたものの、10日の協議で高市氏らは「自民党での手続きを経ずにこの場で総裁、幹事長が決めることはできない」と説明。

これを受けて公明党側は「具体的な回答ではない」などとして、「連立はいったん解消する」と一方的に告げたようです。

高市総裁が就任してまだ1週間も経っていないなかで、「以前から政治とカネの問題について申し入れを行っていた」というのなら、その文句は高市氏らに対してではなく、石破茂首相や森山裕・前幹事長らに申し入れるべきではないか、といった気がしないでもありません。

なぜそれを今言うのか、理解に苦しむところです。

また、各種世論調査でも「政治とカネ」に対する有権者の関心が高いようにも見えないなかで、公明党がそこに拘るというのもエキセントリック極まりない話ではないか、という印象があります(※あくまでウェブ主自身の個人的感想です)。

ただ、公明党が党内的に、「政治とカネ」の問題が重要であり、自民党がこれに誠意ある対応を講じていないと判断しているのであれば、その結果として公明党が連立を離脱するというのはやむを得ない話です。

私たち国民としても、各政党の判断についてはそれを尊重せざるを得ません(ただし、私たち有権者の側には、「変な政党」に票を投じないという権利が留保されていることはいうまでもありませんが…)。

具体的な議席状況

いずれにせよ、公明党が連立離脱を選んでしまった以上、これから必要なのは「その次」の議論です。

こうしたなか、ちょうど昨日の『自公連立崩壊でもいずれ高市政権が発足する可能性高い』では、「自公連立が崩壊する可能性がある」とする話題にからめて、現在の衆参両院の勢力図をもとにした野党連合(略して「野合」、でしょうか?)のシミュレーションを色々と実施しました。

いずれにせよ、公明党が連立を解消することが確定的となったことを受けて、昨日示したような合従連衡交渉が、(一説によると来週15日前後にも開かれるであろう)臨時国会に向け、これから侃々諤々(かんかんがくがく)喧々囂々(けんけんごうごう)と繰り広げられることでしょう。

なお、その際に使用した衆参両院の勢力図、少し古いデータをもとにしていたため、改めて昨日の夜時点の最新版にアップデートしておきます。これが次の図表です。

図表 衆参両院の勢力図(統一会派ベース)
政党・会派 衆院 参院 合計
自由民主党 196 100 296
立憲民主党 148 42 190
日本維新の会 35 19 54
国民民主党 27 25 52
公明党 24 21 45
参政党 3 15 18
れいわ新選組 9 6 15
日本共産党 8 7 15
有志・改革の会 7 7
日本保守党 2 2
減税保守こども 2 2
沖縄の風 2 2
無所属 6 9 15
合計 465 248 713
過半数ライン 233 125

(【出所】衆院『会派名及び会派別所属議員数 令和7年10月8日現在』および参院『会派別所属議員数一覧 令和7年10月9日現在』をもとに作成)

多少の勢力の変動を反映…自公連立の前提が崩れた

昨日掲載した図表との違いは、①衆参両院合計を表示したうえで純粋に衆参両院議員の人数順に並べ替えた、②公明党が連立から離脱すると宣言したことを受け、自民党の直下にあった公明党を他の野党と同じ扱いに変えた、③有志・改革の会、減税保守こどもという新たな会派を付け加えた、の3点です。

ただ、大きなストーリーは、昨日の時点からあまり変わりません。

「自民党は衆参両院で過半数に達しないものの、最大会派である」、「公明党と合わせれば過半数にグッと近くなる」という点を踏まえれば、自然に考えて自民党総裁である高市早苗氏が首班指名選挙を制し、次の内閣総理大臣に指名される可能性が高かったはずです。

しかし、公明党が連立から外れたことで、この前提が崩れました。

たとえば、立憲、維新、国民、公明の4政党のうち、少なくとも3政党がタッグを組めば、196議席しかない自民党を議席数で上回り、首班指名選挙を制することができます。

野党3党で自民が下野する場合のパターン例(自民196議席)
  • ①立民+維新+国民…210議席
  • ②立民+維新+公明…207議席
  • ③立民+国民+公明…199議席

また、もし立民が国民、公明両党との連携に失敗したとしても、維新を引き入れるのに成功した場合、れいわ新選組、日本共産党の2党を引き込めば、同じく自民党の196議席を上回り、首班指名で勝つことができます。

  • ④立民+維新+れ新+共産…200議席

理念や政策はどこへ…!?

あくまでも個人的な感想を申し上げておくと、少なくとも維新と国民に関していえば、立憲民主党と組んだら、その時点で(とくに保守層を中心とする)有権者の強い怒りを買い、次の選挙で本格的に終焉を迎えるのではないか、という気もしなくはありません(④のパターンの維新がその典型例でしょう)。

なぜなら、立憲民主党からは、基本的な理念や政策がいまひとつ見えてこないからであり、また、パターン①~④において、多党連立政権に入る当事者間で、具体的な理念・政策が議論・共有されている形跡がないからです。

多党連立政権の場合は一般に単なる数合わせだけではなく、基本的な理念や政策が一致しなければ、容易に瓦解します(1993年に発足した、日本新党を中心とする「非自民連立政権」などが、その典型例でしょう)。

立憲民主党がいかなる政権を作るのか、多くの国民からはまったく見えないなかで、単なる数合わせだけで政権を作ろうとするなら、それは立民自身の支持者を含めた、大変多くの有権者の深い失望を招きかねないものであることは間違いありません(立民は財務省政権でも作るつもりでしょうか?)。

解散総選挙なら自民は意外と健闘か

シンプルな数合わせだと、高市氏が総理になれない可能性も!

ただ、ここではそういう「感想」ないし「分析」の話ではなく、あくまでも「数合わせ」の世界の話をしています。

シンプルな数合わせであれば、自民党が他党と組まない限りにおいては、少なくとも上記に示した①~④の4つの組み合わせのどれかが実現した時点で、野党連合政権が発足し、自民党が下野することになります。

また、上記①~④だけでなく、(そんなことは絶対にないと思いたいところですが)自民党左派が分裂し、野党連合に加わるのであれば、高市氏はやはり総理になれません。

いっそのこと、石破茂首相が辞任せず、そのまま衆院の解散総選挙に踏み切ってくるのであれば、まだわかりやすいかもしれません(もっとも、その場合は多くの国民が深く期待している経済対策などがどんどんと遅れることになりますが…)。

あるいは公明党が連立から出て行ってしまった以上、「自公国連携」の可能性も潰えました。

当ウェブサイトでは『高市総理にとって国民民主との閣外の協力模索が現実的』でも取り上げたとおり、高市氏にとって連携を探るべき最も有力な候補のひとつが国民民主党ですが、それでもいきなり連立政権を組むのではなく、現実的には閣外協力とならざるを得ないでしょう。

ただ、たとえば「年収の壁」「ガソリン減税」などをとってみても、すでに公明党が連立から離脱してしまった以上、昨年の自公国3党幹事長間で取り交わされた合意を履行しようにも、自国両党だけでは衆院の過半数に足りません。

このように考えていくと、高市氏にとっては仮に総理になったとしても、何にもできない可能性が高く、やはり高市「総理」は就任直後に衆院を解散する(あるいは石破首相が去り際に衆院を解散する)のは避けられないのではないか、などと思わざるを得ません。

どこか晴れやかに見える高市氏の表情

もっとも、この事態にもかかわらず、当の高市氏は別に焦りや苦悶の表情を浮かべるでもなく、どこか飄々(ひょうひょう)としています。その証拠として本稿でひとつ指摘しておきたいのが、自公連立解消という話題にもかかわらず、高市総裁の表情が、どこか晴れやかに見えることです。

客観的に見ると、公明党が連立から離脱したことで、高市氏は「窮地に追い込まれた」かにも見えるのですが、現実の高市氏はこれについて淡々とみずからの立場を記者団に説明しており、決して言葉に詰まったり、涙ぐんだりしているようには見えないのです。

いったいなぜ、高市氏はここまで晴れやかなのでしょうか?

じつはすでに国民民主や維新あたりとの政策協定で握りができているからなのでしょうか?

これについては、よくわかりません。

ただ、著者ごときが高市氏の心中を忖度(そんたく)して迂闊なことを申し上げるのはおこがましいところですが、あえて申し上げるならば、高市氏に何らかの自信があることについては、どうも間違いなさそうです。

公明票が2万票逃げるが…石破効果剥落で2.5万票が戻る?

そのひとつが、衆院選でしょう。

著者自身は2024年の各小選挙区(289区分)の詳細な得票データを見ていて気付いたのですが、公明票が離れたとしても、それが直ちに自民党の勢力を激減させるとは限らない、ということです。

公明党は近年、支持層の若返りに失敗しているとはいえ、比例代表では依然として5,964,415票を獲得しています。これを289で単純に割れば、各選挙区で公明党は20,638票の「基礎票」を持っているという計算です。

この2万票が自民党から剥落し、それが他党―――たとえば、立憲民主党など―――に逃げた場合は、自民党は壊滅的な打撃を受けます。2024年に選挙区で当選したのは132人でしたが、この当選者数が46人(!)にまで激減するのです。

ただ、その一方で、話はそこまで単純でもありません。

2024年の選挙で、自民党が小選挙区で獲得した総得票は20,867,762票であり、これは2021年と比べてそもそも6,758,473票も少ないからです。これを自民党公認候補266人で単純に割れば、ひとりあたり25,408票、得票が減った計算です。

もし仮に、高市氏が総裁になったことで、この25,408票が単純に自民党に戻ってくるのだとしたら、失われる公明党の20,638票と差し引いても、自民党候補の得票が4,770票純増する計算です。

すると、公明票が消える効果(▲20,638票)と自民党に票が戻ってくる効果(+25,408票)の差引きの結果、自民党の小選挙区の当選者は27人増え、159人となります。比例代表の議席が2021年なみの72議席だったとしたら、自民党の勢力は、トータルで231議席。

過半数(233議席)には2議席足りないにせよ、石破政権下での惨敗ぶりと比べれば、そこそこの成果を上げることができるでしょう。また、石破政権時代に非公認処分を受けた議員が公認されることなども勘案すれば、実質的には単独過半数を回復する可能性が出てくるのです。

自民は背水の陣で戦えるのか

もちろん、この試算はあくまでも客観的に入手可能なデータをもとにしたものであり、現実の選挙でまったく同じような結果が出るという保証はありません。

とりわけ公明党を気にせず、自民党が全選挙区で候補が立てられるようになったことに加え、「高市効果」なども踏まえれば、もう少し票の上積みも期待できるかもしれません(※もっとも、それとは逆に「石破政権の負の遺産効果」なども踏まえれば、票の戻りが不十分となる可能性もありますが)。

いずれにせよ、公明党の連立離脱で状況は大きく変わりました。

国民の多くが経済対策を望んでいることは間違いないものの、現実問題として公明党は自民党に「サヨナラ」を突き付けたわけですから、「高市自民」の努力だけではどうしようもなくなったのです。

そんな自民党にとっては「失われた公明票」についていまさら議論しても意味はなく、2万票を努力で勝ち取る以外にありませんし、自公選挙協力がなくても背水の陣で挑めば、案外、自民党はそこそこ議席を確保するかもしれません(「石破効果」が剥落するだけでも2万票以上増えそうな気がしますが)。

とりあえずは三連休を挟んだ野党連合(略して「野合」でしょうか?)の動向などからは目が離せない展開が続きそうです。

新宿会計士:

View Comments (60)

  • おおむね賛同。

    もし解散総選挙するならば、
    ①自民党
    得票はさして変わらない。
    公明党の下駄が減り、逃げた岩盤保守が戻り、プラマイゼロ。
    株価を見てたら、高市早苗なら推す!という票はかなり見込める。
    (世論調査なるものはメディアの作文)
    ②立憲民主党を始めリベラル政党
    公明党の下駄を獲得。
    しかしそれだけ。
    岸田石破で逃げた批判票はリベラルに入らなかったので、増えも減りもしない。
    でもリベラル政党も公明党も高齢化で急速に衰亡しているから、最後の輝きか。
    先はない、けど今はまだ影響力ある人たち。
    ③国民民主党
    党首がグラグラしてるから流動的。
    連合にキンタマを握られてるのは弱み。
    基本的にリベラル政党なんだけど、手取りを増やす!という油田を堀当ててるから、若い世代の支持を獲得しているのが強み。
    ④参政党、保守党
    いま解散総選挙したら、ここが直撃弾をくらうはずですね。
    自民党から逃げ出した保守票は高市早苗に戻るはずですが、総裁はさておき小選挙区の個別の議員がナヨナヨしてたら
    「参政党の方がマシだ」
    と戻らないかも知れず、流動的。
    ⑤マイナー政党
    争点が明確になればなるほど、こういう政党は相対的に不利ですから、頑張ってね。(笑)

    私見)
    公明党の「乱心」はシイ国からの指示、なんでしょうね。
    コロナを機に今時は老人たちもSNS経由で情報を手に入れてるから、鵜呑み盲従する信徒さんたちが、ゴリ押し指示に反抗するやも知れず。
    注目。
    なぜいま乱心したのか?僕には
    「追い詰められてもはや乾坤一擲」
    みたいに見えますね。
    内部統制が崩壊しつつあるから、なんとかまだ組織票を動員できるうちに貸し借りでわかりやすく存在感を示しておこう!おかねば!

    レイテ海戦に向かう大本営みたいな気分で、連立解消に打って出たように思われますな。

    • 自民による創価公明党パージが繰り広げられる中で国民民主党では連合の「自民政権入りなら連合議員引き上げ」という創価公明党と同じ脅迫を受けていました。玉木代表に置いては潮流の愛国保守回帰の波に乗って党を割って貰いこちら側に来てもらうもしくは高市自民に合流して自民保守勢力の一角となってもらいたいところです。
      参政党など保守については、高市自民が出来た今は逆に光(愛国)と影(売国)が日本人にもクッキリ見えてきて影(リベラル野党・公明党・進次郎投票議員)を狩場にすれば十分票は取れるでしょう。
      創価公明党の離脱はまず間違いなく中共の指示です。信者の洗脳が解け毎度票を落としている創価公明党の最後の使い道は「カミカゼ特攻」。政権離脱のインパクトに乗せて自民党の裏金がーかを連呼してデバフをかける事。(プライムニュースでそれしか言わなかったし、今後マスゴミは斎藤の露出を増やし日本人の洗脳に勤しみます。)もう一つは、もしかしたら中共の傀儡党の大連立でしょ。アメリカと戦争中の中共は高市政権に日米スクラムを組まれては困るので絶対阻止の為に傀儡の誰かの神輿に票を集中させ第二次民主党政権が生まれるよう命令を出さていてもおかしくありません。

  • ”国民”としても「玉木財務大臣」での連立なら、アリなんじゃないんでしょうか?
    ・・・・・
    *先の衆院選で不記載議員(西村康利氏ほか)を推薦したのは、公明党。

    • 別に、自民党と国民民主党が連立して
      玉木総理大臣
      でもよいのではないですかね。
      以前にも村上富一という実例もありますし。

      立憲民主党その他の魑魅魍魎と連立するよりも、絶対にやりやすいと思いますよ。
      宮沢洋一をぶっ飛ばすとか、もうすでに実行済みだし。

      連合のうるさいBBAも、
      総理大臣!
      なんでもあなたの好き放題(当社比)にやります!
      と言えば反対しにくいだろうし。

      だめかな。

      • 維新とは選挙区調整が容易(要:橋下氏の影響排除)
        国民とは政策親和性が高い(要:連合の影響排除)

        なんともなんですよね・・。

  • 高市総裁の会見には、周囲を炎上させる一言が意識的に含まれており、
    「馬車馬…」「傷物…」「一方的に…」などなど
    オールドメディアが盛んに喰い付いており、流石
    維新や国民と握っているかも、と思わせたから公明も離脱せざるを得ない
    解散はいつだろう、ワクワク感が止まらない

  • 自民党は保守から「リベラル」まで幅広く、高市総裁になったからと言って、議員全員が一夜で保守になったわけではないと思われます。
    総裁選の議員票では高市氏が圧倒的であったわけではないですし。
    「何時、自民党が岸破路線に復帰するか」リスクもあります。
    当方選挙区の自民議員は、小泉陣営の選挙前日の祝勝会写真に載っていました(去年の総裁選も小泉陣営でした)ので、自民には投票しません。
    政局で十把一絡げで自民党に入れるのは、後で泣きを見そうです。
    精査してから投票が必要かと考えます。

  • 高市早苗(自民党)総裁としては、どのみち、安定した議会運営をするためには、連立の組み換えをしなければならず、この連立に参加する党が多ければ内部対立で政権が崩壊しかねないので、公明が連立を離脱したことをチャンスと捉えているのではないでしょうか。(もちろん、このチャンスを生かせるかは別の話です)
    蛇足ですが、オールドメディアとしては、「次期政権の形を国民に問うために衆議院を解散しろ」と言わないのでしょうか。(まあ、オールドメディアとしては、自民党が不利になるような写真しか使わないでしょうが)

    • (希望的観測かもしれませんが)世界が激変する時に日本も変化を余儀なくされます。高市早苗(自民党)総裁としては、その時に公明党から足を引っ張られたり、連立離脱されるよりは、今、公明党側から連立離脱してもらった方がよいと、考えたのではないでしょうか。

    • 池田大作氏亡き後の公明党は、創価学会会員票をまとめられるのでしょうか。(会員といっても、世代、職業で分かれています)

    • >安定した議会運営をするためには、連立の組み換えをしなければならず、

      自民vs左翼政権の何でも反対、妨害時代ならいざ知らず今は国民民主、維新、参政党がいますので連立政権ではなくとも各々の政策を是々非々で議論する本来の議会制民主主義が実現できるのではないでしょうか。

    • 毎度、ばかばかしいお話を。
      高市早苗(自民党)総裁:「米中対立の時に、トランプ大統領が責められないために、背後に中国がいる公明党を切った」
      口実にはなるな。

  • 『八百長取材を忘れるな』
    『新聞産業の本音が録音された。これが証拠だ。全国に広がる新聞取材拒否宣言都市』

    次の大型選挙は、新聞記事と新聞記者が晩飯のおかず、メシウマメシウマ。

  • この連立解消により、いきなり解散よりかは、少し時間をおいてからの方が自民圧勝となる可能性が高くなるかもです。
    まず、高市総理となり保守的政策実現を目指します。
    それが、実行されたら支持率アップです。
    また、それが野党共闘で実現出来なくとも、保守的政策に邁進する自民党とそれを邪魔する野党という構図となり 自民党支持率アップとなります。
    そこからの解散の方が去年の様に総理就任即解散よりも勝てるのでは。

    • 高橋洋一氏曰くガソリン税減税をしてからと言ってましたね。
      国民民主党を引き入れるのならそれが仁義。

  • 昨日はコメ欄を荒らしてすみませんでした。(笑)

    国会召集日は国対では20日以降で調整中だそうです。一週遅らせたようです。

    「自公連立やったって公明議員は落選するし、裏金の謝罪させられるなんて辛抱たまらん!」
    公明現場の思いの発露を見た気がします。
    麻生氏もあちこちで挑発してるし。売られた喧嘩は買わなきゃね。
    自民党は劇薬を飲まされましたが、誰が死んで誰が生き残るのやら。リベラル議員の毒性耐性はいかに。
    今のところは連立解消以上の敵対行為はなさそうですが、仮に総裁が代わっても自公連立が復活できない程度には軋轢を作るんでしょうか、どうなんだろう。

    新体制の姿がよくわからないままで解散しても票の戻りは鈍いでしょうから、解散する前にガソリン減税と基礎控除引き上げだけ実現しないでしょうかね。連立離脱しても自公国の三党合意は生きているとして協議の枠組みを作って。

    • 斉藤国交相が資産訂正 相続の有価証券、記載漏れ(日経)
      https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA053TU0V01C21A1000000/
      >有価証券の金銭信託1億379万円や株式5銘柄3200株などの記載漏れ

      「事務上のミス、深く反省」斉藤国交相が謝罪 収支報告書の不記載で(朝日)
      https://www.asahi.com/articles/ASQCY3K11QCYULFA006.html
      >総支部から受領した約90万円の収入が記載漏れ

      ふーん。斎藤氏も類に漏れず「実績十分」みたいですね。

      • みんな叩けば埃が出るくせに、マスコミが味方だとわかってるから強気で攻めてやがると思うんですよね。

        こんなネタを流して斉藤氏の広島3区に刺客を立てれば全面戦争になっちゃって、さすがに自民の被害も増すでしょうが、広島県連どうしも遺恨が生まれるし岸田氏としては困ったことになるかもですね。連立解消が不可逆的になるかも。

      • 自民が「公明選挙区」に独自候補を擁立検討へ 維新に連携呼びかけも
        https://www.asahi.com/articles/ASTBC2J4RTBCUTFK004M.html
        公明が連立政権から離脱したことに伴い、勢力を拡大させるためには対決は避けられないと判断した。

        というわけで、連立復帰のハードルが一気に上がりそうです。
        酒がうまい。

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