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現時点における「臨時総裁選」の賛同状況を調べてみた

現時点において自民党総裁選が実施される可能性はどのくらい高い(低い)のでしょうか?そこで、各議員のSNSや報道などをもとに、臨時総裁選に賛同している議員や都道府県連の一覧を作ってみたところ、昨日時点で臨時総裁選に賛成しているのは55人程度と集計されました。これを多いと見るか、少ないと見るかは意見が分かれるところですが、気になるのは参院の賛同率の低さです。やはり選挙に直結するかどうかが大きなポイントなのでしょうか?

臨時総裁選巡る攻防

石破居座り問題は臨時総裁選の可否判定へ

当ウェブサイトではここ数日、連日のように、「石破居座り問題」を話題に取り上げています。

いうまでもなく、石破茂首相が率いる自民党が昨年の衆院選と今年の参院選で続けざまに惨敗し、すでに衆参両院で自公連立与党が過半数を割り込んでいる状態にあるにも関わらず、石破首相がいまだに辞めようとせずに居座っている問題のことです。

とくに『居座る石破氏はどうやって党と政権を運営する気なのか』でも取り上げたとおり、石破首相が居座ったところで、政治日程などを円滑に進めていくことは困難です。

そもそも内閣改造や自民党役員人事が現時点ですでに停滞しているのですが、(報道ベースですが)党四役が石破首相(自民党総裁)に対していっせいに辞意を伝達したほか、政務三役(大臣、副大臣、政務官クラス)からも臨時総裁選への賛同意見がちらほら聞こえてきます。

とりわけ、一部報道が伝えた「臨時総裁選に賛同する場合には政務三役の職を辞すべき」といった石破首相周辺からの「圧力(?)」に対しては、政務官・副大臣などを中心に、複数の政務三役から「必要ならば職を辞する」との反応も出ているのです。

これについては石破首相が2日の両院議員総会で「(政務三役が総裁選実施に賛同する場合であっても)辞職する必要はない」と述べた、などと伝えられていますが(たとえば下記記事等)、想像するに、これも辞表を要求したら内閣が崩壊してしまうことに石破首相自身が気づいからではないでしょうか。

政務三役の辞任の必要なしと首相

―――2025/09/02 17:56付 Yahoo!ニュースより【共同通信配信】

数えてみたら少なくとも56人は賛成か

ただ、両院議員総会から少し時間が経ち、いくつか見えてきたことがあるとすれば、自民党各議員の動きの遅さかもしれません。現時点において自民党総裁選が実施される可能性はどのくらい高い(低い)のでしょうか?

これについて、現時点までにXなどのインターネット上で臨時総裁選を要求するといった声明を見かけることも増えてきましたが、臨時総裁選実施に賛成している議員がいったい何人いるのか、まとまった情報があまり見当たりません。

そこで、昨日時点において、各議員のSNSや報道などをもとに、臨時総裁選に賛同している議員や都道府県連の一覧を作ってみることにしました。

その結果、少なくとも衆議院議員が39人、参議院議員が8人、県連が8機関、それぞれ臨時総裁選に賛成している(あるいはその可能性が高い)ことが見えてきました(各議員のSNSは自民党の『国会議員検索』のページから可能な限りひとつずつチェックしています)。

具体的なリストと注意点

これがそのリストです。

衆議院議員(39人、敬称略)

尾﨑正直、鈴木英敬、穂坂泰、齋藤健、高村正大、武部新、麻生太郎、今枝宗一郎、小林茂樹、五十嵐清、高見康裕、斎藤洋明、井上貴博、神田潤一、小林史明、草間剛、星野剛士、小林鷹之、笹川博義、古川康、吉田真次、東国幹、松本尚、柴山昌彦、宮崎政久、鈴木貴子、中村裕之、向山淳、高木啓、田畑裕明、中谷真一、中野英幸、西村康稔、深澤陽一、古川禎久、三谷英弘、宮下一郎、茂木敏充、山口俊一

参議院議員(8人、敬称略)

高橋克法、山田宏、若林洋平、小野田紀美、船橋利実、西田昌司、青山繁晴、佐藤啓

都道府県連(9会)

北海道、山形、茨城、栃木、埼玉、兵庫、香川、愛媛、宮崎

このリスト、一部はかなり古い情報を根拠としていることもありますし(たとえば茂木敏充氏は7月の参院選直後の報道が根拠)、他の議員の「総裁選を求める」とするポストに「賛同します」と述べているに過ぎず、議員本人は直接的に総裁選を求めていないケースなどもあります。

このため、上記リストは必ずしも正確なものであるかどうか、保証することはできない、という点についてはご注意ください。

なお、議員のなかには臨時総裁選の実施に賛同する議員のポストを「リポスト(RP)」している事例もあったのですが、これらのうちその議員本人の意見が書かれていない場合もあり、この場合はその本人が総裁選の実施に賛成しているかどうかの判断がつかないため、除外しています。

さらに、SNSアカウントが事実上の休眠状態にある議員も非常に多く、SNSで意向が確認できない場合は可能な限り報道などをベースに検索をかけているのですが、(読者の皆さまもご承知の通り)日本の報道機関は「事実を網羅的に報じる」という能力が低いため、発見できないケースもあり得ます。

このため、上記は衆院39人、参院8人、道県連9会、合計56人と集計していますが、場合によっては2~3人はここに含まれないっ可能性もありつつ、場合によってはここに含まれていない(けれども現時点で賛同している)議員などが存在する可能性もあります。

その可能性は?

党則第6条第4項の発動条件は「172人」

以上のとおり、リストには若干の不正確さが含まれている(かもしれない)、という点を踏まえつつも、このリストを前提において話を進めましょう。続けて、事実関係を改めて確認しておきたいと思います。

当ウェブサイトでも何度もこれまで何度となく取り上げてきたとおり、自民党臨時総裁選は自民党の党則第6条第4項の規定に従い行われます。具体的には、国会議員(衆195人+参100人)と都道府県連会長(47人)の合計(342人)の過半数(=172人)以上の要求が必要です。

自由民主党党則第6条第4項

総裁の任期満了前に、党所属の国会議員及び都道府県支部連合会代表各一名の総数の過半数の要求があったときは、総裁が任期中に欠けた場合の総裁を公選する選挙の例により、総裁の選挙を行う。

当ウェブサイトの集計値だと、水曜日の時点で総裁選に賛成しているのは56人に過ぎず、過半数(172人)には遠く及びません。

先日の記事では、「国会議員による臨時総裁選への賛成ラッシュが生じるのではないか」と申し上げてしまったのですが、これについては残念ながら希望的観測に過ぎず、少なくとも水曜日の時点ではこのような「賛成ラッシュ」が生じているフシはありません。

立場上、現時点で賛否を表明できないケースもある

ただ、その一方で、現時点で明確に「臨時総裁選は不要」と断言している議員・県連については、じつはさほど多くありません。あくまでも報道ベースですが、総裁選不要と答えた県連は福島、岐阜、鳥取の3県連に過ぎません(ただし総裁選不要と述べている議員については網羅的な集計が難しく、実施していません)。

このあたり、やはり現時点で態度を決めていない(あるいは態度を決めているけれどもそれを表明していない)議員も数多くいると考えられます。

たとえば、有村治子氏は両院議員総会の会長を務めていますが、その有村氏は総会の前日の9月1日付ポストで、「両院議員総会長として公正性・信頼性を確保し、議長として円滑に議事を完遂する方が職責上重要」としたうえで、「一議員」としての意志表明を控えている旨明言しています。

また、政務三役からも臨時総裁選に賛同する意見が相次いでいるなかで、国務大臣クラスで総裁選について意見を述べている事例はありませんが、これも国政を担っている以上、ギリギリまで意見表明を控えるのはひとつの判断かもしれません。

大臣クラスになると、さすがに副大臣や政務官とは重みが異なる可能性があるからです(※もっとも、石破首相自身がかつてやってきたことを思い出しておくと、個人的には閣僚クラスであっても石破首相を批判しても構わないと思いますが、この点についてはとりあえず脇に置きます)。

いまひとつ見えない都道府県連の動き

また、都道府県連単位の意思決定についても同様、少し時間がかかりそうです。(これも報道ベースですが)少なくとも16の府県連は、「近いうち」または4日の木曜日から8日の月曜日にかけて機関決定が行われる見通し、というケースが多いからです。

まだ態度を明らかにしていない17府県連の機関決定時期(報道ベース)
  • 9月4日(木)…大分
  • 9月6日(土)…青森、千葉、静岡、奈良、大阪
  • 9月7日(日)…宮城、高知
  • 9月8日(月)…神奈川、富山、熊本
  • 時期未定…秋田、岩手、滋賀、京都、佐賀、長崎

したがって、その大勢が判明するのも必然的に来週8日(月)の直前になりそうです。

(※なお、上記以外の18都県連【新潟、群馬、東京、山梨、長野、愛知、三重、石川、福井、和歌山、岡山、広島、島根、山口、徳島、福岡、鹿児島、沖縄】については、総裁選に向けた都県連の動き自体がよくわからないため、図表には含めていません。)

参院側の低調さは少し気になる

こうした観点からは、やはり現時点でフライング気味に臨時総裁選の必要性を主張し始めているケースは少数派であり、さまざまな理由から、少なくとも「圧倒的多数の議員や都道府県連が臨時総裁選を主張している」という状況にはありません。

これを単純に、「総裁選要求自体が不発に終わる」と見るのか、それとも「嵐の前の静けさ」と見るのかについては、まだ意見が分かれるところでしょう。

ただ、ここでちょっと気になるのが、参院側の賛成の低調さです。自民党所属議員は衆議院が195人、参議院が100人ですが(※議長除く)、現時点で賛同している議員は衆議院が39人で全体の20%であるのに対し、参議院は8人で全体の8%に過ぎません。

このあたりは、衆議院議員が理論上、いつでも解散総選挙で議員の地位を失う可能性がある一方、参議院議員は憲法で任期が保証されているため、危機意識に大きな違いがある、という見方もできるかもしれません(※くどいようですが、当ウェブサイトの集計が正しいかどうかという論点は別問題です)。

もし参議院側の賛同が低調で、せいぜい20人程度しか集まらなかったとしたら、臨時総裁選に持ち込むための172票が集まるためには、衆議院と各都道府県連で合計152票以上を集める必要があります。

といっても、都道府県連のうち3県連はすでに総裁選実施を求めない公算が高いため、残り44都道府県のすべてが総裁選に賛成した場合は108人以上、都道府県連の賛同が半分の23~24程度にとどまった場合には129~130人の賛成が必要です。

注目される自民党の判断

「石破続投」ならマーケットは大混乱に!?

個人的に、さすがに参議院議員の2割程度しか臨時総裁選に賛成しないという状況は生じないと信じたいところですが、いずれにせよ都道府県連や議員の賛同状況によっては「石破続投」が来週決定されてしまう可能性も排除できません。

すなわち、この場合は自民党として石破首相を排除せず、続投を認めることを、組織として正式に決定した、ということになります。

当然、減税などの踏み込んだ経済政策を求める保守派の日本国民の多くはこの結果に深く失望するでしょうし、場合によってはマーケットも大混乱に陥るかもしれません。株価が暴落し、為替レートも猛烈な円高となり、金利も低下するという可能性は織り込んでおく必要があるかもしれません。

現時点で過度な悲観の必要もない

もっとも、くどいようですが、これに関しては過度に悲観する必要はありません。自民党総裁選の実施に賛成する議員の氏名が公表されるということは、賛成しなかった議員の氏名もバレる、ということを意味するからです。

とくに衆議院議員の場合、よっぽど強い地盤を持っている場合を除けば、とりわけ小選挙区での当選者132人を中心に、落選への危機感は相当に強いはずです。

したがって、衆院側で195人のうち6割(117人)以上の賛同が得られ、都道府県連の半数(23~24人)の賛成があれば、参院側の賛同者が100人のうち4割前後(40人前後)に留まったとしても、臨時総裁選に持ち込まれる可能性は相応に高いと見るべきでしょう。

いずれにせよ、『いよいよ正念場の石破下ろし…失敗すれば自民は終わる』でも指摘したとおり、現在の自民党にとって石破続投を容認するという選択肢はあり得ません。もし自民党が石破続投を容認したら、そのときは自民党が終わるときです。

そして『石破降ろし騒動ではオールドメディアも責任を取るべき』でも指摘したとおり、新聞、テレビを中心とするオールドメディア業界もまた、今後は社会的な責任を問われるべき立場にあることは間違いないといえるでしょう。

新宿会計士:

View Comments (26)

  • 自民党の麻生派の臨時総裁選賛成が大きいのではないでしょうか。人は、どちらにするにしても影響が大きくて判断が難しい場合、「誰かに決めてもらいたい」、「少なくとも判断の材料を与えて欲しい」と思うものです。(それが派閥になるのか、党内の空気になるのか、地元の意向になるのか、オールドメディアの世論調査になるのかは、人それぞれでしょう)

  • 自由民主党議員や周辺党員といった中核を成す方々は中高年層でしょう。
    SNSなど新興情報ツールの実力、影響力を「左脳」的には理解しつつも、「右脳」的にはフワフワした胡散臭いものという不信感も同時に感じておられるのでしょう。
    特にこれらの方々は日常的に既存マスコミ・メディア記者と接触されたりしたりしてますので、一般人よりも既存マスコミ・メディア寄り心情である事は容易に想像できます。
    マスコミ・メディアが執拗に報じた石破推しアンケート記事。
    一応は定量的調査結果にみえるのでたちが悪い。
    自民党関係者の方々の気持ちを揺らしているのだろうなぁ。と感じました。
    その先にあるのは失職というか壊党だろうと傍目には思うのですが、正常化バイアスがかかっているのでしょうね。

  • 水月会創設メンバーの元厚労相某氏はじめゆかりの人物も結構前倒し賛成のやうで…

  • 総裁選印象Tierランク

    Aランク:最初から氏名非公表
    Bランク:氏名公表でも、最初から三役辞任不要と明言
    Cランク:氏名公表な上に三役は辞任必要と言った(匂わせた)からには押し通す

    Fランク:氏名公表な上に三役は辞任必要と恫喝するもいざ批判が大きくなりだすと「いやいや辞任の必要は無いです」と後手後手の風見鶏クルックルムーブ、そもそも恫喝が効いていないどころか逆手に取られる

     こんなの最初から予見できませんかね?どうも総理はじめオールドメディア依存の方々は、国民が直接つぶさに動向を見守っているという感覚が希薄なのではと感じます。
     駆け引きで下手を打っても、国民が反応を示すのはしばらく後にマスコミフィルターを通った後の事だからどうとでもなる、とでも思っていそうな。でぼやぼやしていたら予想より遥かに早く強く国民からの批判が燃え上がって、大慌てで綺麗事を並べ始める。結果、印象はより悪く。
     ずっとマスコミやらに守られてきた人って喧嘩がド下手ですね。特に外交は絶対に任せられないなと思いました。

  • 石破氏が総理になった時から、TVに映ったら、即チャンネルを変える派でした。
    そのような立場で、ずっと石破氏をどのように呼んだら相応しいかと愛称付けに悩んで居た者です。
    最初の候補は”茂(シゲル)”を”陰(カゲル)”と改称して、「イシ バカ ゲル」と読ませ、「陰(カゲル)ちゃん」でした。
    最近は、惨禍をもたらす卑しい男の意味で”禍下郎(カゲロウ)”を当てはめ、「イシ バカ ゲロウ」が第2案でした。しかしながら、直接的なニュアンスを薄めるために、文字は””蜉蝣(蜻蛉)”か、更に薄めて片仮名の”カゲロウ”辺り、読みは、「カゲロウちゃん」が想像力を刺激すると思い定めていたところです。
    ところが、本日、産経阿比留氏のコラムに「手に負えない‥石破氏」とありました。
    これにヒントを得て、総裁選前倒し優勢となったこの時期、石破氏の愛称は
    「手負いのカゲロウ」と個人的に最終提案する次第です。
    如何でしょうか!

    本コラム主は、それが総理という公人であっても、人を中傷するような表現を抑えている傾向があり、望ましい態度と思いますが、「庶民」が気を晴らすこのような暗喩?表現は、たまにはあっても良いかと思います。
    一歩進めて、この様な暗喩表現のコンテストが、本紙上で繰り広げられたらコラム主の掲げる「知的好奇心を刺激」を別の角度から一歩進める一助になるかと思います。

    • やまかげ、かげるちゃん、かげろう、げろう ... 4段活用、ばっちりです。

    •  そんなに(ネットトラブルのリスクを負ってまで)考えずとも、氏自身の行いによって「石破茂」そのものが侮蔑の意味合いをもつようになりますよ。

       「お前、鳩山みたいだな」と言われたら、何も罵詈雑言を含んでいないのに不快でしょう?

      • 「アベしちゃおうかな」なる言い回しを侮辱的意味で流行らせようとしたオールドメディアがあったのを思い出しました。
        当該媒体は、即、"morning noon"と揶揄されましたが。

  • 順番としてまず総裁選実施についてなのは理解しているが、自民党にとっては石破続投=カタストロフィであって、これを選ぶようでは内実としてほぼ崩壊でしょう。
    自民党が生き残るとしたら臨時総裁選をするしかなく、個々の議員の頭の中では次の総裁が誰になり、それが自分にとってどのような意味を持つのか? という思考がほとんどではないかなと想像する。
    民意を参考程度にしか考えない人たちが多い自民党議員、臨時総裁選に賛成したから期待できる政治家だとは解釈しない。

    • ナニもこれヒトツで“エエヒト選ぼう”とは思てまへんやろ?
      「臨時総裁選に賛成しない」=「自民党は石破総裁のままでよい」=『足切りライン未達で(次期投票選択肢レースから)脱落』
      てなとこちゃいますのん??
      知らんけど

      • 「臨時総裁選に賛成しない」は話にならない(総裁選前提)。
        でも総裁選にはその人たちも参加するし候補によって賛成した人と合流するかも?

  •  このうち富山の議員は、自分の不祥事で参院の惨敗の大きな要因になり(それがなくとも参院候補は架空党員登録問題で支持離れを起こしていてどっちにしろアカンかっただろうが)党や執行部に多大な迷惑をかけているのに、それを棚にあげて賛成なことにもやもやしてしまいます。
     やること成すこと自民党不信にしかなっていませんので、最終的な着地点はわかりませんが、もうトリアージしてマシな議員だけ個別に救うくらいのダメージコントロールをしないとどうにもならないくらいヤバい事態になっているのではないでしょうか。 
     少なくとも、富山は当分自民党は苦しいでしょう。

  • 勝手な個人的イメージトレーニングですが、今の自民党の状況には、
    岩明均「寄生獣」
    のラスト近く中BOSSとの戦闘シーンを連想しております。

    合体して圧倒的パワーを誇った中BOSSでしたが、小さな綻びから統率が乱れて内部分裂を始めます。

    リーダーが全体最適を提示して結果を出し成果を配分できているうちは、みんな指示に従いますが、犠牲だけで成果がないなら不平不満で結束は乱れます。

    自民党に限りませんが、キメラは成長し続けてパイを大きくし続けているからこそ、合体して強いままで居られますが、成長を否定し増税しバラまき規制しデフレを望むようなリーダーでは、もはや合体を維持することは無理。

    なーんて。

  • このまま石破首相で言っても野党から内閣不信任案が出されて解散するか、新しい首相に変わっても高市早苗さんでも方針を積極財政に変えるなら選挙するでしょうし、小泉進次郎などがなるとしても首相になったときが一番支持率が高くなるので解散するのではないかと思われます
    石破さんがぐずぐずしていたせいで年内はほとんど何も進まずひどい事になります
    でも高市早苗さん以外がなったとしても、緊縮財政を引きずりながらでは選挙は昨年より勝てるわけもなく参政党や国民民主には勝てないでしょうね
    一番勝てるのは高市早苗さんが国民や参政と手を組んで減税対策を早々にまとめて解散してもっと積極的に経済を良くしていくと言えば勝てるのでは

  • 自民党は今後も議席減らす位なら、いっそ新体制で岸破連中を除名した方が良いのでは?

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