複数の自民党議員の報告によれば、昨日の両院議員総会の結果、党則第6条第4項に従った臨時総裁選が行われるかどうかを巡り、同党の総裁選の選挙管理委員会が確認作業を始めるのだそうです。ここまでは、当ウェブサイトで予言したとおりの結果です。ただ、総裁選が行われたとして、それですんなりと石破茂内閣が総辞職するというものでもありません。混乱はまだまだ続きそうです。昨年の自民党総裁選の決選投票で石破茂氏に投票した189人の責任は、極めて重いと断じざるを得ません。
目次
やっぱり解任できなかった両院議員総会
昨日、自民党内で両院議員総会が開かれました。
これに先立ち公表した『居座る石破氏を臨時総裁選で降ろさないと自民は終わる』では、「自民党総裁を両院議員総会で引きずりおろすことは(おそらくは)不可能だ」、「もし自民党内の手続で党総裁を辞めさせたければ、結果的には党則第6条第4項の手続が必要だ」と論じました。
結論的には、この当ウェブサイトの主張が正しく、両院議員総会で党総裁の解任はできませんでした。
この点、「両院議員総会で総裁を解任することはできない」と考えられる根拠は大きく2つあるのですが、ごく簡単にいえば、自民党の党則の建て付けにあります。
そもそも党則第33条第1項によると、両院議員総会は「党の運営及び国会活動に関する特に重要な事項を審議決定する」機関との位置付けであり、また、条件を満たすことで両院議員総会の決定をもって党大会の議決に代えることができるとされています(※ただし、この場合は党大会の追認が必要ですが…)。
このため、ネットの一部では、この「両院議員総会」で石破下ろしをすることができる、といった見方もあったのですが、当ウェブサイトはこの見解に賛同していませんでした。
党則第6条第4項の存在
そう考える2つの理由のうち、1つ目は「総裁解任」という規定自体の不存在です。
そもそも党総裁の解任は非常に重い決定であり、もしそれができるのだとしたら、党則にその旨を明記していなければならないはずです(これは著者自身の私見です)。党則第33条第1項には「党の運営及び国会活動に関する特に重要な事項」としか書かれておらず、「総裁解任」が含まれると考えるには無理があります。
続いて2つの理由のうちもうひとつ、そして「決定的な」理由が、党則第6条第4項の存在です。
自由民主党党則第6条第4項
総裁の任期満了前に、党所属の国会議員及び都道府県支部連合会代表各一名の総数の過半数の要求があったときは、総裁が任期中に欠けた場合の総裁を公選する選挙の例により、総裁の選挙を行う。
この党則の規定は、総裁が任期満了を迎える前であっても、党所属国会議員と各都道府県連代表の合計の過半数が要求した場合には、臨時で総裁選を実施できる、とするものです。この規定、両院議員総会と比べ、より厳しい要件が課せられています。
もし両院議員総会で党総裁を解任できるのであれば、自民党の党則にわざわざこんな条項が設けられることはありませんし、また、国会議員だけでなく、都道府県連代表も合わせた合計の過半数の要求という非常に厳しい要件を課しているのも、(おそらくは)安易に党総裁の解任ができないようにするためなのでしょう。
いずれにせよ、当ウェブサイトとしては、「両院議員総会を開いたところで、できることはせいぜい党総裁に対する辞任勧告くらいであり、党総裁を辞めさせることはできない」、「もし辞めさせたければ、結局その手続とは別に党則第6条第4項の手続を実施しなければならない」と指摘した格好です。
今後は第6条第4項の手続に関する調査
結論からいえば、この見解は、大正解だったようです。
複数の自民党議員の報告によれば、8日に開かれた両院議員総会では党則第6条第4項の臨時総裁選の実施を求める意見が多かったようであり、結局、今後はこの「党所属議員と都道府県連会長」の合計の過半数が総裁選を要求しているかどうかを、総裁選の選挙管理委員会が確認することとなったそうです。
ただし、その選挙管理委員会の委員長である逢沢一郎氏は、一説によると昨年の総裁選で石破茂氏に投票したとの情報もあるため、選挙管理委員会が具体的にどのようなスケジュールで動くのかについては読めないところです。
想像するに、すでにお盆の時期に差し掛かっているなか、「次の動き」は盆明けとなる可能性もあり、そうなると例の「戦後80年談話」なるものが出てしまうことも懸念されます。もしそんなものが出たら、自民党は石破氏が退任したとしても保守層からの信頼を失う可能性もあるからです。
(※余談ですが、だからこそ著者自身は当ウェブサイトを通じて、あるいはXを通じて、「党総裁を辞めさせたいなら、両院議員懇談会や両院議員総会などをすっ飛ばして、最初から署名を集めればよいのではないか」、と申し上げてきた次第です。)
自ら身を引くタイミングを逸した石破氏
ただ、こうした「選挙管理委員会のサボタージュ」という懸念はあるにせよ、今後の焦点は、公式に、臨時総裁選を開くかどうかに移ってきました。
やはり大政党であるがために、こうやってひとつひとつステップを踏まなければならないなど、手続がまどろっこしいのもある意味で仕方がないのかもしれません(自民党の肩を持つわけではありませんが…)。
そして、これは見方を変えれば、石破茂氏という政治家にとっては、自ら身を引くというタイミングを逸した、ということを意味しています。
現時点で臨時総裁選が行われるのかどうかはさだかではありませんが、もしそれが行われるとしたら、史上初めて自民党党則第6条第4項の手続に従って辞めさせられた総裁となる可能性が非常に高いでしょう。
国会議員・都道府県連会長の過半数が臨時総裁選を要求するということは、総裁選の投票権を持つ人々の過半数が現職総裁に「NO」を突き付けたということを意味しているからであり、現職以外の総裁が後任に選ばれる可能性が極めて高いからです。
また、後任総裁体制は発足してすぐ、「前総裁」となった石破茂氏を反党行為で除名するかもしれません。自ら身を引くことを拒絶したことで政治空白を招き、結果的に自民党内の政治リソースを空費することにつながったからです。
首相を辞めないリスク
その一方で石破氏自身が自民党総裁を辞めさせられたとしても、首相を辞めない可能性があります。
党総裁は自民党という「私的な組織」の内部の手続で選ばれていますが、首相は日本国憲法に従い、国会の手続によって選ばれているからであり、その気になれば、石破氏はあくまでも首相の座に留まることが不可能ではありません。
具体的には、石破氏は自民党総裁を罷免された直後、新党を作るなり、どこか他党(立憲民主党あたりでしょうか?)に移籍するなりすれば、政権を維持することが可能です。その際、彼と仲の良い森山裕幹事長、村上誠一郎総務相、岩屋毅外相あたりが石破氏と行動を共にするかもしれません。
この場合、自民党は石破茂内閣から閣僚を引き上げるという対抗策はとれますが、公明党と合わせても衆院側で過半数を持っていないため、そのままでは石破内閣に対する不信任案を可決することはできません。現実的には日本維新の会や国民民主党などの第三党を引き込むしかないのです。
そして、内閣不信任案が可決されたとしたら、石破内閣は衆院解散で応じることができるため、極端な話、「自民党を除名された前総裁」対「新総裁が率いる自民党」という対決軸が生じる可能性だってあるのではないでしょうか。
また、もしも自民党が臨時総裁選を「行わない」と決定した場合は、「反石破派」は次回選挙で非公認という制裁を受ける可能性が高そうですし、(想像ですが)有権者の心も自民党から一気に離反してしまい、次回衆院選で自民党の下野が現実味を帯びてくる可能性だってあります。
日本の政治の無用な混乱はまだまだ続く!189人は責任痛感せよ!
いずれにせよ、前代未聞の自民党総裁リコールが現実味を帯びてきたことで、少なくとも日本の政治の混乱はまだ1~2ヵ月は続きそうです。
トランプ関税の行方も気になりますし、台湾有事や中国人民解放軍の動静、北朝鮮、ロシアなどの動静も気になるところですが、こうした混乱を考慮すれば、1年前の自民党総裁選の決選投票で石破茂氏に投票した189人の責任は、まことに重いと言わざるを得ません。
この189人には、自分の責任を痛感して頂きたいところです。
そして、「首相なんて、誰がやったって一緒さ」、などとうそぶいていた者たちには、「首相に選んではならないものを首相に選んでしまったことで生じた混乱」の深刻さを脳裏に焼き付けていただきたいところだと思う次第です。
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1 2 3 次へ »選管委員長「臨時総裁選を行うべきだとの結論に至りました。」
質問「臨時総裁選はいつ行うのですか」
選管委員長「お、こ、な、う、べ、き、、ネ。」
>「選挙管理委員会のサボタージュ」という懸念
選挙管理委員会が、かくれ石破派であった場合、臨時総裁選を行なう工程が無限に細分化される可能性はある。
・チャーハン工程の細分化
https://shinjukuacc.com/20220902-03/
私の地元の自民党議員も総裁選で石破総理に投票して、なにやら役職を貰ってプロフィールに書いてましたね。
先日の参院選でゼロ打ちで負けましたが。
石破政権に代われば今までの執行部や閣僚は総入れ替えで、自分にもチャンスが回ると考えた議員が出世欲に目がくらんで道を誤ったのでしょう。
議員は自業自得で済みますが、それに付き合わされる有権者の一人としては腹立たしい限りです。
日本の総理大臣では吉田茂氏以降に一旦政権から離れて総理大臣に復活した例はありませんでしたが、安倍晋三氏が前例を打破しました。
それが可能だったのも自ら辞職したことも理由の一つでしょう。
今後輩出される総理大臣でも能力・政策・人望がまともならば復活も可能でしょうが、政権しがみついていると国民から思われた総理大臣では安倍晋三氏の前例に習う事はないでしょう。
石破茂氏に3つのうちのひとつでもあれば政権にしがみつかずに復活の可能性にかけることもできたでしょうが、しがみついているということは自分にはそれが無いと自覚することだけはできているようですね。
もはや、自民党内部での分裂(?)を収束させるためには、前倒し総裁選で党内の意思を確認するしかないのではないでしょうか。それによって、石破総裁が再任されるか、それとも(高市早苗議員とは限りませんが)別の人になるかは分かません。
石破首相の心中を推測しました。
(総裁就任時)首相になれるのであれば操り人形でも我慢する。しかしいつか自分の思い通りに政権運営したい ⇒ (参議院選挙後)辞任しかないようだが、その時をできるだけ先延ばしし今からは自分の好きにやりたい。
人形はもう誰の言うことも聞く気はないと思います。国益より自己実現を優先しかねない首相はリスクが大きいので、速やかに舞台から降ろすべきでだと思います。特に、人形遣いおよびその仲間の皆様は、率先して後始末を行う責任があるのではないでしょうか。
人形遣いおよびその仲間の皆様は、率先して後始末を行う責任があるのではないでしょうか。 ご指摘のとおりですが 責任を取る覚悟のあるような人物が人形遣いとその一派にいるとは 到底思われません。
ピノッキオの鼻が伸びたのは、人形遣いの糸が切れたから。
自由(総裁就任)を手にして、”性根” を隠さなくなったから。
・・・・・
平たく云えば、タガが外れて「パンツ(理性=律する力)を脱いだサル」と化したからですね。
【もはや、制御不能なんだと思いますよ!】
「石破首相の心中」
濁点をつけて読みました。
巻き添えにされる国民は堪ったもんじゃありません。
令和元禄岸破心中 か とんと笑えねェな 野暮でしかねェしな
それにしても、自民党総裁決選選挙で石破氏に投票した連中。
この連中の鼻先に人参をぶら下げたのであろう宏池会は勿論、それに乗ってこの事態を招いた連中はやはり許しがたいものがある。
この連中の想定をも超えたであろう現状であったとしても。
以下、参考情報
それなりに裏の取れた議員のみ掲載されている様子
自民党総裁選決選投票で石破茂に投票した国会議員リスト
https://youtu.be/-reiW_rFqY0
自民党総裁選決選投票で高市早苗に投票した国会議員リスト
https://youtu.be/PrnhtjR9B9Q
雨降って地固まる。結果的には石破氏の外堀埋めは着実に進んでいる、ということで。
逢沢氏が一任を受けて喋る時には「紙」を見ながら喋ってたそうです。
議員と県連への意思確認もせずに「総裁選不要」と結論することはないにしても、急ぐこともないのでしょうね。信義則に反しない範囲でゆっくりやるかも。
執行部の面々は「党則に沿って」を繰り返し強調してますが、過半数の切り崩しに全力を尽くすのでしょうかね。
ボールは選管に渡ったので、保守派の名の知れた面々は総裁選実施が確定するまでは静かにしているかも知れませんね。
以下、NHKでごめんなさい。まとまってたんで。
NHK:石破首相“続投の意向” 総裁選管理委 今後の対応検討へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250808/k10014888231000.html
有村>『総裁選挙をすべし』となるのか『必要がない』となるのか、逢沢 総裁選挙管理委員長のもとで速やかに決めていくと理解
逢沢>11人の委員のうち6人が欠員となっているので執行部で決定してもらって委員会を開き、何をなすべきかの確認からスタートしたい。
逢沢>参議院選挙の総括が済まないのに総裁選挙の事務的な手続きをどんどん進めるわけにはいかないので、終戦記念日が終わっておそらく18日の週以降ということになると思う」
遭沢一郎氏。岡山1区、無派閥。
山陽新聞情報によると去年の総裁選挙で1回目も2回目も石破氏に投票してるんですよねぇ。のらりくらり戦法で何とかしのごうとしてる気がします。全然安心出来ない。
総裁選が見えてきたことで、政局とは違いますが関連記事を。
外国勢力が国内分断を目的に総裁選の世論工作に介入するとしたら、リベラル陣営を応援するんでしょうかね。参院選では参政党を応援していたそうです。
SNS規制の慎重論も理解するものの、何も対策せずに放置という選択はないのではと思います。
読売:選挙とSNS 民意ゆがめる工作に対処急げ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20250803-OYT1T50198/
2023年末に当時の岸田首相は約6600億円のウクライナ支援を表明した。その直後に能登半島地震が起きると「ウクライナより被災地を支援すべきだ」といった投稿がSNS上で拡散した。
外務省などが調査したところ、この投稿はロシア関係者が拡散したものとみられ、自動で大量に投稿できるボットというプログラムが使われていたという。外務省は、ウクライナ支援をやめさせる狙いがあったとみている。
産経:外国勢力の選挙介入「次に狙うのは自民総裁選」 平将明デジタル相、民主主義守る対応強調
https://www.sankei.com/article/20250723-EMRVGJJPOJFALPVGHSAELBEKCU
平将明デジタル相は22日のインターネット番組「魚屋のおっチャンネル」で、「外国勢力が参院選の次に狙うのは自民総裁選だ」とし、X(旧ツイッター)などSNS事業者や国民、政府の対応が必要だとした。
選挙に負けた当事者が、民意が歪められていたとSNSの扇動を非難し、それを不偏不党でないマスコミが報道する。どちらかといえば、これが民意を歪める工作というものでしょう。
外国勢力がSNSに工作するのはマスコミの影響力低下の証でもあり、マスコミでは滅多にそんな工作が露見しなかったこと自体が人々をSNSに向かわせる理由だと思います。
ご存知かも知れませんが最近の「外国勢力による偽情報」の話には参院選中に出された元ネタがありまして、最近になってマスコミのSNS批判のメニューの一つに加えられ積極的に取り上げるようになりました。この翌日には記事に出てくるXアカウントが軒並みBANされました。
参政党を支えたのはロシア製ボットによる反政府プロパガンダ
https://note.com/kirik/n/n2e5c696d250f
全ての証拠を記している訳ではないものの、筆者氏は政府与党の情報関連の仕事をしている立場でもあるためか、マスコミ界隈から相当の真実性を持って受け取られたとか、多分裏取りしてウソでもなさそうということで乗っかり始めたのだと思います。
ネットを観察している個人の実感としても齟齬が無いのでまあそうなんだろう、とも思っています。安保の面で無視できない問題とも思います。
「外国人問題」と同じく、「人権ガー」戦士が出てくる問題は自民党の先生方が名前を出したがらないがために放置されやすい問題だと思いますが(みんなに嫌われたくない小選挙区の負の側面)、この問題も「表現の自由戦士」がいて似たような状況があるようです。おっしゃる通り選挙に負けた側がそれを言うと説得力弱いよね、もわからなくはないです。
とはいえ問題は存在するので、そんな中でマスコミが取り上げ、先生方が言及するようになるのは結構なこととは思っています。もちろん、マスコミがSNS規制を言うなら「それやるならお前らもね」という反論は必ず添えられるべきとも思います。
海外IPを弾くと、多少は効果があるかもしれませんね。
ただ最近はタブレットのローカルでも、Linax 環境を構築すれば、動かせる LLM があるようです。フリーwifi やネカフェを踏み台にして、自動的に多量投稿されたり、複数アカウントでの拡散や、イイネされることを、防ぐのは難しいかもしれません。
LLMをローカルで動かす方法(gpuなしでも可)
https://rabiloo.co.jp/blog/run-llm-on-local
AndroidタブレットにLinux環境を追加
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02170/083100005/
SNS へ自動投稿させる方法を、ここに書くのは自粛しておきます。
面白いネタをありがとうございます。最近この手の話題がなくて寂しかったです。
ollamaは常駐させてます。(笑) LMStudioもいいですよ。以前に比べたらLLMを手軽に動かせる環境がかなり充実してきましたし、ローカルで動作可能な小さなモデルでもかなりのパフォーマンスが出るようになってきました。ネットサービスが割安で使えるものですから、どうしてもテスト利用の域を越えてきません。半年前の感想なので今はまた変わってるかもしれませんが。
おっしゃるようにダークサイドな目的やムフフな目的には既に実用レベルまで到達しているかもしれませんね。
Linux化せずともAndroid上で直実行できるものってないのかなーと思って見て見たら既にあるみたいですね。
https://qiita.com/john-rocky/items/8b485018e49697b12781
元雑用係様、情報ありがとうございます。
久しぶりにローカル環境を使おうとしたところ、デスクトップPC からの出力ができなくなっていました(泣)
今は問題を切り分けるため、パーツを順に買っているところです。GPUあたりで復活してもらえたらまだ良いのですが、マザーボードやCPUまでとなると、時間がかかりそうです。
すでにandroid 上で動くものもあるんですね。gpt3.5クラスなら、組み方次第で実用的なものも作ることができそうです。デスクトップの復活が遅くなるようなら、試してみようかと思います。
自民党の党則の前提とは、
1 自民党の総裁=総理大臣
2 選挙に負けたら、総裁は辞任して新しい総裁で選挙に挑み勝って与党に返り咲く
です。
そして、日本人ならこの暗黙の了解にのっとり行動します。
これは、野党も大体同じで選挙に負けたら責任を取るは日本人として当たり前すぎてルールに書かなくても大丈夫でした。
ただ、例外はあるもので ある党の前党首は選挙に負け続けても10年以上党首で居続けました。
石破さんも、党内野党としてずっと負け続けてたので、あの党の党首と同じメンタリティになったのかも知れません。
そして、ここからが本題。
日本人は法律にのってないことはしてはイケないと考えます。
あの中国の違法設置ブイの撤去をしなかった様に。
しかし、世界では法律になければやって良いと考えるのが主流です。(多分)
なので、責任を取らず居座り続ける総裁を多数決で罷免出来るのでは?
先に無茶苦茶したのは、石破総理なので、対する自民党も生き残る為に無茶苦茶するのは当然では?
これは、無茶苦茶する中国に法律にないからと手出ししない日本の関係に似ていると考えてるのは自分だけ?
石破はやめないだろうね
引きずり下ろされたとして
次は岸田かな