お父さんがおにぎり2個で…一家に足りない工夫と意識

普段から当ウェブサイトでは舌鋒鋭く、「日本では税や社保の負担が重すぎる」、などと偉そうに高説を垂れている立場です。ただ、世の中のさまざまなサイトの記事を読んでいると、やはり、ときどき違和感を覚える記述に出会うことがあります。そのひとつが、経済的に苦しいにもかかわらず、奥様の求めるままに親の遺産もほとんど使い長女を東京の有名私立大学に通わせながら自分はおにぎり2個と会社のミネラルウォーターで食いつないでいるという男性のエピソードです。正直、一家そろって工夫と意識が足りなすぎます。

税社保が高すぎるわが国

年収額面と手取りの関係・概説

普段から当ウェブサイトで報告している通り、わが国は税や社保の負担が非常に重く、人々は実質的に3割を超える負担を強いられているのが実情です。

これについては具体的な数値で確認するのが早いでしょう。

額面年収が600万円(①)(つまりもしボーナスがなければ毎月50万円)という会社従業員の人がいたとします(※なお、年齢は40歳以上で介護保険に加入させられているものとし、扶養親族控除などの適用はないものとします)。

  • ①額面 600万円

するとこのとき、この人は厚生年金や健保に加入しているはずですので、東京都政管健保で令和6年3月以降適用分の料率を機械的に当てはめると、この人は年額932,400円(②)の社保を負担しているはずです(※ちなみに令和7年3月以降適用分は料率が下がっていますので、今年はこれより少なくなります)。

  • ②社保 *93万円(社保本人負担分)

そのうえで、基礎控除、給与所得控除、社会保険料控除を適用すると、所得税が197,000円、復興税が4,137円、住民税所得割が299,700円、住民税均等割と森林税が合計5,000円ですので、諸税合計が505,837円(③)です。

  • ③諸税 *51万円(所得復興住民森林税)

つまり、額面年収は600万円でも、社保932,400円、諸税505,837円、合計1,438,237円を天引きされていますので、この人の手取りは4,561,763円(④)、額面600万円(①)に対する天引き額の割合は23.97%(=④÷①)です。

  • ④手取 456万円(額面①に対し76.03%、負担率23.97%)

騙されないで!社保には会社負担分があるんだよ!

ただ、世の中の「額面と手取りの関係」に関する議論は、たいていの場合、ここで止まってしまいます。

そのうえで、「年収600万円で天引き率24%なら、負担としては面けれども、まだなんとか我慢できるかも」、と思う人も多いはずです。

騙されないでください。

じつは、社保(厚年、健保、介護、雇用)は雇用主が同額をあなたの目に見えないところで負担させられています。健保、介護は雇用主が同額、雇用保険は雇用主が本人分の約1.5倍、そして厚年については同額にプラスして「子ども・子育て支援金」を取られていて、年額は972,000円(⑤)です。

  • ⑤社保 *97万円(社保会社負担分)

ということは、年収600万円の人の実質年収は、額面600万円に社保の雇用主負担分972,000円を足した6,972,000円(⑥)であり、この人の総負担(②社保本人分+③諸税+⑤社保雇用主分)は2,410,237円(⑦)で、実施負担率(⑧)は34.57%(=⑦÷⑥)にも達しているのです。

  • ⑥実質 697万円(①+⑤、つまり実質年収)
  • ⑦総負担241万円(②+③+⑤)
  • ⑧負担率34.57%(⑦総負担÷⑥実質年収)

すなわち、まさかの3割超、ということであり、なかなかに強烈な計算結果です。

三公七民~五公五民

ちなみに厚生労働省はこの「会社負担」部分については被用者からは隠蔽しており、「ねんきん定期便」にも厚年の雇用者負担分については明示されていません。改めて示しておくと、給与計算はこんな具合です。

額面年収600万円の人の実質的な負担率
  • ①額面 600万円
  • ②社保 *93万円(社保本人負担分)
  • ③諸税 *51万円(所得復興住民森林税)
  • ④手取 456万円(額面①に対し76.03%、負担率23.97%)
  • ⑤社保 *97万円(社保会社負担分)
  • ⑥実質 697万円(①+⑤、つまり実質年収)
  • ⑦総負担241万円(②+③+⑤)
  • ⑧負担率34.57%(⑦総負担÷⑥実質年収)

これ、正直申し上げて「酷い」というのが著者自身の率直な感想です。

これについて、年収100万円以降、100万円刻みで「額面年収」「手取り」「実質年収」「実質負担率」を表示しておくと、図表の通りです。

図表 年収と実質年収、手取り、実質負担率の関係
①年収 ⑥実質年収 ④手取り額 ⑧実質負担率
100万円 1,012,600円 992,850円 2.47%
200万円 2,324,000円 1,909,054円 31.16%
300万円 3,486,000円 2,826,337円 32.23%
400万円 4,648,000円 3,737,478円 32.90%
500万円 5,810,000円 4,621,178円 33.77%
600万円 6,972,000円 5,489,663円 34.57%
700万円 8,134,000円 6,317,292円 35.64%
800万円 9,276,980円 7,084,029円 36.78%
900万円 10,343,880円 7,813,962円 36.85%
1000万円 11,410,780円 8,528,685円 37.05%
1100万円 12,477,680円 9,236,261円 37.26%
1200万円 13,544,580円 9,922,396円 37.61%
1300万円 14,611,480円 10,605,468円 37.92%
1400万円 15,678,380円 11,195,629円 38.78%
1500万円 16,745,280円 11,785,790円 39.54%
1600万円 17,812,180円 12,375,951円 40.20%
1700万円 18,860,552円 12,958,086円 40.67%
1800万円 19,869,552円 13,523,048円 40.87%
1900万円 20,878,552円 14,088,010円 41.05%
2000万円 21,887,552円 14,652,972円 41.21%

年金制度改革を!

この図表、年収100万円の部分については、数値はやや不正確です。

それはともかくとして、「年収の壁」を超えた年収200万円以降で見てみると、実質負担率は最低でも31.16%、年収2000万円に至っては41.21%です(※ちなみに同じロジックで計算すると、これが50%を超えるのは6600万円です)。

「四公六民」状態、「五公五民」状態の高年収層はもちろん、年収200万円以上~600万円以下の層も「三公七民」状態であることなどを踏まえると、なんとも負担は重すぎます。

しかも年金にせよ健保にせよ、高い保険料を負担させられている層ほどいざというときの保障が薄いうえに、厚生労働省や財務省は▼厚年保険料の値上げ、▼厚年基金の国民年金への流用、▼高額療養費の上限引き上げ―――などをもくろんでいる状況にあります。

正直、税も社保も高すぎますし、保障も薄すぎます。

わが国の税制、社会保障制度は欠陥だらけであり、不公平感と重税感を払拭するためには、社会保障制度を官僚ごときに自由にいじらせるのではなく、政治側の責任できちんと財務省を抑え込み、たとえば社会保障国債を発行するなどして年金を賦課方式から積立方式に移行させるなどの措置が必要でしょう。

とある一家の事例への強烈な違和感

年収600万円弱で東京の私大に娘を通わせる鈴木さん

…、と、ここまでは普段の当ウェブサイトで何度も繰り返してきた論点ですが、ここでちょっと変わった記事を紹介したいと思います。『ゴールドオンライン』が28日付で配信した、こんな話題です。

コンビニおにぎりと会社のウォーターサーバーが命綱…月収40万円・小遣い月額1万円の40代地方在住サラリーマン、歯を食いしばり教育費捻出も、有名私大に通う娘の将来展望に「納得できない」ワケ

―――2025/03/28 11:02付 Yahoo!ニュースより【THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)配信】

記事のタイトルでも何となく想像がつくかもしれませんが、娘を東京の有名私大に通わせている男性の苦悩を取り上げたものです。

正確な内容は記事を読んでいただきたいのですが、ざっくり要約すると、こんな内容です。

  • 主人公は中国地方の中小企業に勤務し、年収580万円の鈴木さん(47、仮名)
  • 長女は都内の有名私立大学に通っており、学費と仕送りで月18万円ほどかかっている
  • 鈴木さんの小遣いは月1万円で昼食はコンビニおにぎり2個と会社の水

…。

先ほどのロジックで計算すると、年収580万円の人の手取りは4,419,016円(うち諸税が479,664円)ですが、これは扶養親族控除や配偶者控除などがなかった場合の金額です。

記事だけだとこの鈴木さんの正確な家族構成や経済状態(子供さんは長女だけなのか、奥様は扶養の範囲で働いているのか、など)はわかりませんが、奥様が「パートを頑張る」などの記述もあることから専業主婦だと仮定すれば、各種控除が効いて手取りは460~470万円程度と考えて良いでしょう。

ただ、それでも月に均すと手取りは40万円弱で、これで学費や仕送りに毎月18万円を使っているのだとしたら、それはたしかに生活が苦しくなります。

というか、無謀です。

なぜこんな無謀なことをしているのでしょうか。

「あの大学で勉強したい」と泣いた長女

記事によると長女はもともと東京の私大に進学する予定はなかったものの、友達に誘われて受験したらまさかの合格(友達は不合格)。

娘に〈あの大学で勉強したい〉と泣かれ、妻からも〈パートを頑張るから、許してやって〉といわれ、私が折れました」。

高校を卒業する年齢にもなって「あの大学で勉強したい」などと泣くというのは、ずいぶんと精神年齢が幼い、という気もしますが、奥様が「パートを頑張るから許してやって」と約束したのならば、「103万円の壁」ギリギリまで働くべきでしょう(はたして奥様は年間103万円を稼いできているのでしょうか?)。

また、自分の意志で「あの大学で勉強したい」と泣いたくらいですから、常識的に考えたら、この年代だと親に負担をかけられる限度額を自分である程度理解していなければなりません。

ところが、記事を読むとこんな記述が出てきます。

いい大学を出れば、将来の選択肢は広がる。/しかし、奨学金を背負ったり、アルバイトに忙殺されたりすれば意味がない。不安なく勉強に集中できる生活が必要。/女の子を、安普請のアパートに置くのは危険。セキュリティの整ったところに住まわせないと――」。

経済計画が甘すぎる!

この思考パターンと経済計画は、ずいぶんと甘いです。

下にお子さんがいらっしゃるのかどうかは知りませんが、年収600万円、地方在住者で東京の私大に子女を通わせ、しかも「安普請のアパート」を避けるのであれば(たとえばオートロック付きのマンションに住まわせるのならば)、経済的にはある程度のバックボーンが必要です。

学生が生活費を稼ぐためにバイトに明け暮れるのは本末転倒だという点については同意しますが、鈴木さんの年収であれば奨学金も所得制限に引っかからないはずですから、やはり長女自身が(全額でなくても良いので)ある程度は奨学金を借りるべきでした。

あるいは奨学金を借りず、親からの仕送りの範囲内で暮らすというのであれば、親が「毎月いくらまで」と決めて、「この範囲で生活しなさい」と言い渡すべきでした。

泣きながら「あの大学で勉強したい」と願うほどならば、それもできるはずです。

しかも、鈴木さんには数年前に亡くなったお父様から相続した現金が1000万円ほどあったようですが、これについても長女の教育費でほとんどがなくなってしまったのだそうです。

それ<※お父様からの相続財産の存在>を知っていた妻は、長女への援助を強く求めた」。

もしそうだとすれば、奥様も「私がパートを頑張るから」、「あなたもお義父さんから相続した1000万円を出してよ」、などと要求したのだと思いますが、これも相当に認識が甘いです。

ちゃんと経済計算してます?

というか、記事の中ですでに計算が合っていません。

毎月18万円を仕送りと学費で負担している、とする記述がありますので、単純計算で年間216万円を長女のために費やしているということですが、これは4年間で864万円であり、その他の諸費用も含めて鈴木さんがお父様から相続した1000万円の範囲内で収まるはずです。

正直申し上げると、鈴木さんご一家は、生計費や学費などの経済計算がきちんとできていないのではないか、という疑問がぬぐえません。

想像するに、娘さんは大学生生活をエンジョイするあまり、交際費などでかなりのおカネを費やしているのではないでしょうか。

もちろん、大学生なんだから、たくさん遊ぶべきだ、という考え方もアリです。

ですが、自分自身でその大学を受験し、お父様に「あの大学で勉強したい」と泣いて懇願したわけですから、せめて経済的には親御さんに迷惑をかけないよう、しっかりと勉学に励み、遊びはほどほどに抑えるべきでしょう。

そして遊ぶカネがどうしても欲しければ、塾講師や家庭教師など、単価の良いアルバイトを探すべきだったのではないでしょうか。

なぜ弁当やお茶やコーヒーを持参しない?

ツッコミどころはほかにもあります。

記事タイトルにもある「コンビニのおにぎり2個と社内のウォーターサーバーで食いつなぐ」の部分も、なんだか非常に不自然です。

『いまの私の小遣いは月1万円。缶コーヒーすら買うのを躊躇します。飲み物は主に、会社のウォーターサーバーのミネラルウォーター。でも、外回りの営業が飲み干してしまい、総務から〈週明けに届くまで待ってください〉いわれることもしばしば<略>』鈴木さんは今日もコンビニのおにぎり2個の昼食をすませ<略>」

奥様の「私がパートを頑張るから」の記述から判断して、奥様は少なくともフルタイム労働者ではないはずです。

ご自分の旦那さんに、なぜお弁当を作ってあげないのでしょうか?

また、コーヒーがお好きなら、缶コーヒーなど買わなくても、自宅でコーヒーをドリップして水筒に入れ、会社に持参すれば良いのではないでしょうか?ミネラルウォーターではなく、麦茶などを持参しないのでしょうか?

麦茶なら50パック入りのものがスーパーで214円前後で買えるはずですし(1パックで2リットルくらい作れますので、水道代とガス代を無視すれば214円で麦茶が100リットル作れます)、レギュラーコーヒーも537円ほどでそこそこ良い豆が250グラムほど買えます(同じく3~4リットルくらいはドリップできる計算です)。

手取りを増やせば良いというものでも…

記事に対する違和感は、そこだけではありません。

教育費をつぎ込んだのに、肝心の長女が来年4月に卒業したら、現在付き合っている同じ大学の先輩で社会人1年目の男性と結婚し、「若いお母さんになりたい」、などと言っているというのです。

これは正直、娘さんの人生は鈴木さんや奥様ではなく、ご本人が決断し、切り開いていくべきものですが、それにしてもずいぶんと甘い認識です。

ちなみに記事によると、鈴木さんは長女の将来展望に「納得できない」と不満なのだそうですが、反面、奥様は「初恋の相手と結婚できるなんて幸せ」と応援しているのだそうです。娘さんも娘さんなら奥様も奥様ですね。

これについて、個人的には長女が大学に進学する際に、やはり、「かかった莫大な学費と生活費は将来、半額を返せ」、くらいは要求しても良かったのではないかという気がします。

奨学金を借りさせなかった時点でずいぶんと甘いという気がしますが、本人が「泣いてまで行きたがった」という学校なのですから、親子でも借用書を作り、「仕送り」ではなく「娘に対する貸付金」とでもしておくべきだったのではないでしょうか。

あるいは今からでもそれを要求し、「もし要求を聞かなければもうこれ以上仕送りはしないぞ」と突き付ける、といったところでしょうか。

ちなみに記事では、当の長女は「結婚と出産を視野に、ワークライフバランスを考えて、ゆるく適度に働く」、とのことだそうですが、いくら人手不足の世の中だとはいえ、大学を卒業後、何のキャリアも積んでいない人物が「ゆるく適度に」働けるというほどに、社会は甘いものでもありません。

当然、大卒のタイミングで就職しないことによる不利益は長女本人が被るべきものですが、それ以前に彼女は親御さんに経済的に大きな負担をかけたのですから、道義的には将来、何らかの見返りを提供すべきでしょう(それが親の介護なのか、仕送りなのかは別として)。

鈴木さんのコンビニのおにぎり2個と会社のウォーターサーバーで飢えと渇きを癒すという工夫のなさ。

専業主夫でありながら夫に弁当すら作らない奥様の思いやりのなさ。

長女の「あの大学に行きたい」と泣いたくせに、「大学を出たら就職せずにさっさと結婚して専業主婦+ときどき働く」、という見通しの甘さ。

とにかく、鈴木さんご一家、つまりご本人と奥様、娘さん本人の危機感のなさ、工夫の足りなさ、思いやりのなさ、見通しの甘さが、記事のそこかしこから漂ってくるのは気のせいでしょうか?

当ウェブサイトとしては「税や社保の負担を軽減することが必要だ」とする主張を変えるつもりはありませんが、正直、鈴木さんご一家の場合は、あればあるだけ使ってしまうだらしなさが透けて見えるのは気のせいでしょうか?

新宿会計士:

View Comments (21)

  •  母というものはそういうものなのかもしれません。己の身を
    削ってまでも子を守る父も素晴らしい。

     年貢を下げてください。m(_ _)m

  • 休日の早朝から、腹立つ内容。おまけに今朝は冷たい雨で外出もおっくうになる。

  • 日本では親が子の大学の学費払うのが一般的だけどアメリカは親はあまり負担せず奨学金と学生ローンで行くみたいだね。
    学費が上がっているせいで学生ローンの負担がすごいことになっている。確かカマラハリスの公約の1つが学生ローンの減免。

  • 家計の負担を「将来に向けて平準化」するしかないのかと。
    足りなければ、教育ローンを利用すればいいだけのこと。

    *”やせ我慢?”してないで、窮状を共有すべきなのにね。

  •  古くは「(政府のせいで)半額のお肉しか買えないよう……(和牛焼肉)」だの、「(政府のせいで)娘にパソコンなんて買ってあげられないから安いキーボードだけ与えて練習してるんですう……(高級嗜好品映り込み)」なんてのが連綿とあるので、このサラリーマン鈴木さんのお勤め先は劇団かなと推察します。

    >鈴木さんは今日もコンビニのおにぎり2個の昼食をすませ、正解のわからない疑問を胸に、一生懸命働いている。

     この表現、正義同士の対立や、誰かを助けると誰かを失うといった、正解が存在しない問題に使われる表現だと思うのですが。単純に当人の程度のせいで正解はあるのに辿り着けない着きたくない、都合が悪いだけの状況で使われるのは、斬新で面白かったです。面白い雑誌なんですね。漫談集なのかな?

    >THE GOLD ONLINEは、「評論ではない、行動するための具体策・解決策」に徹底的にこだわり、執筆陣も国内外の「実務家」にフォーカスしております。

     えぇ……(困惑)

  • 会社で大きな住宅ローン抱えた同僚を指して「たいへんだね」とは言っても「かわいそうだね」とは言わない。
    なぜならば住宅ローンの反対側には土地、家、マンションという資産があり、それを借金して買ったのは本人の選択だから。
    おにぎり2個のお父さんの場合、食費やこずかいを切り詰めて大変だけど、その反対側には娘の有名私大卒という学歴がるはずだ。しかもそれは本人の選択。

  • 著者の脳内に棲む鈴木さんによる仮想社会での出来事でしょうね。
    まるで劣性遺伝のような血族の負の連鎖というのは、自分も窺いみた事がありますし、逆に優性遺伝のような恵まれた血族でも「三代続かず」みたく意外と永くは続かないものです。
    個々がしっかり自律&自立する。それだけの事なのですが難しいんですね。

  • 引用先記事を読むと、「そうだ、私立大学も無償化すべきだ!」という気持ちに・・・
    ならないですね。

    幻冬舎のTHE GOLD ONLINEって初めて見ました。タイトルに「ゴールド」を使い、お金を増やすための情報サイトだと銘打つ。ページ上部のジャンルのタブ、「相続・事業継承」「国内不動産」などに加えて「暗号資産」が並んでる・・・。
    執筆陣に、私の知る著名人はただの一人もいませんでした。

    なんか、サイト運営のコスパはよさそうですね。
    私に必要な情報はなさそうですけど。

  • 「カネがない、カネがない」と、言ってる方たち 私に言わせると、結構贅沢している人も多いですよ。
    子供連れで外食とか、配達用料金のメニュープラス配達料金がかかるデリバリーの多用とか 口あんぐりです。
    隣の芝生は青い。
    周囲と同じ生活ができないのは 政治が悪い社会が悪いと、他への責任転嫁が多すぎのように思います。
    フジテレビ騒動のために 隙間埋めに多く出稿された 公共広告機構の放送。
    あの中には 個人の不都合・責務を社会に押し付けるものが頻発され不快です。
    自助努力もなく社会に責任転嫁する風潮が不快です。
    ウオーターサーバー?
    日本は蛇口の水をそのまま飲める数少ない国なんですよ。
    生活意識自体が高級化なんでしょうね。

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