いわゆる「フジテレビ問題」を巡って、フジテレビからスポンサーがいっせいに離脱した理由は、いわば、スポンサー企業側におけるコンプライアンス意識の高まりやSNSでの炎上リスクの高まりに加え、そもそもテレビ広告自体の効果が低く、さらにテレビ局に対する一種の「みかじめ料」としての価値の低下、といった要因があると考えています。これについて月刊WiLL最新号にちょっとした考察を寄稿しました。もし同誌を書店などで見かけた場合は、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。
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先日の『フジ3Q決算にみる「営業損益構造」とその課題とは?』でも取り上げたとおり、当ウェブサイトではずいぶんと以前から、いわゆる「フジテレビ問題」をはじめとする、マスメディアの問題について、議論を続けてきたつもりです。
フジテレビからスポンサーがいっせいに離脱した理由は、いわば、スポンサー企業側におけるコンプライアンス意識の高まりやSNSでの炎上リスクの高まりに加え、そもそもテレビ広告自体の効果が低く、さらにテレビ局に対する一種の「みかじめ料」としての価値の低下、といった要因があると考えています。
フジ問題でスポンサーが離れた理由
- ①企業側のコンプラ意識の高まり
- ②SNSでの炎上リスクの高まり
- ③テレビ広告の魅力の相対的低下
- ④一種のみかじめ料モデルの終焉
そして、こうした状況については、基本的にフジテレビだけの問題ではなく、テレビ業界全体の問題であるとも考えられます。
これに関し、株式会社フジテレビジョンや株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算や株式会社電通の『日本の広告費』などのデータを用いて、簡単な考察を作ってみました。その具体的な内容については、『月刊WiLL』2025年4月号で読めます。
月刊WiLLに寄稿するのは久しぶりのことですが、もし書店などで見かけたら、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。
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2025/02/22 22:22の投稿とは、やりますネ!
(笑)