兵庫県知事選はデマの勝利だったのか?
「SNS上では事実に反するデマや誹謗中傷が拡散し、脅迫まがいの行為を撮影した映像が流れるなど、『無法地帯』と言って良い状況が続いた」。こんな主張が出てきました。兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏に投票した人が、まるでこれらの「デマや誹謗中傷、脅迫まがいの行為」を参考にしたかの言いぶりに見えてしまいますが、斎藤氏の陣営がデマや誹謗中傷、脅迫まがいの行為を行ったという事実は、ちょっと記憶にありません。
目次
Xアカウントのフォロワーが1.6万人間近
ちょっとした報告があります。
著者自身がXで保有しているアカウント(@shinjukuacc)のフォロワーが、先日、15,000人を突破したと思っていたら、先ほど確認したところ、らさらに1,000人弱増えていました。もうすぐ16,000人です。
なんだかこの増え方、急激過ぎる気がします。
フォロワーが5,000人を超えたのが今年の夏前のことで、9月頃までこの状態でしたので、たった3ヵ月ほどで一気に1万人も増えたからです。
ちなみにフォロワーの属性を調べてみると、国会議員の方が10名以上(うちひとりは某政党の代表)、地方議会議員など、政治家の方も多数いらっしゃるようです。
著者自身がこの8年以上、当ウェブサイトで証拠付きで主張して来た、「財務官僚が実質的に国会議員を上回るほどの大きな権力を持ってしまっていて、その権限を悪用し、無茶な増税を強行して来た」という主張が、急速に広まっていることは心強い限りです。
おかしなユーザーとの議論、最後はブロックで終わる
ちなみにこの直近3カ月における@shinjukuaccのポストの表示回数(インプレッション)は1.13億回(ということは、単純計算で毎月3000万回以上)だったそうですが、当ウェブサイトのページビュー(PV)と比べれば、まさに圧倒的な表示回数です。
ただ、それだけ多くポストが表示されるということは、それだけさまざまな人が絡んでくる、ということでもあります。
国民民主党が主張する「年収の壁上限引き上げ」を巡っても、財務省系と思しき人だけでなく、なにやら支離滅裂で自分勝手な言い分を用いて「絶対反対」などと主張してくる人も多いのが実情です。
ちなみにここ数ヵ月間、これらの減税反対派の人たちとX上でディスカッションを行って気付いたのですが、残念ながら著者とまともに議論になる人はいませんでした。
たとえば、「国の借金は絶対に返さなきゃいけない」と主張する人と議論したときは、こんな具合です。
(相手)「国の借金では税金で返さなきゃならない」
(新宿)「政府債務は60年償還ルールの範囲内で借換が可能だが?」
(相手)「借換ではダメ。必ず税金で返せなきゃならない。法律でそう決まっている」
(新宿)「法律がおかしかったら変えたら良いのでは?」
(相手)「そんなことをしたらただでさえ落ちている日本円という通貨の信認がさらに落ちる」
(新宿)「IMFのデータだと日本円は外貨準備組入れ額が増えているのだが?」
(相手)「あなたとは議論にならないのでブロックします」
あるいは、国民民主党が主張する「年収の壁引上げ」を巡っては、こんな具合でした。
(相手)「基礎控除を引き上げるためには複雑な制度を議論しなければならない」
(新宿)「基礎控除の引き上げは根拠法である所得税法と地方税法の2つの条文を書き換えたうえでいわゆる甲欄表を変えればお終いでは?」
(相手)「そんな単純なものではない、基礎控除を変えたらそれにともない社会保険料の計算にも影響が生じるし源泉徴収票のフォーマットも変えなきゃいけないし人材教育も必要」
(新宿)「社会保険料の料率は基礎控除と無関係だし源泉徴収票のフォーマットにも影響しないし人材教育に至っては意味不明」
(相手)「専門知識で殴るな!あなたとは議論にならないのでブロックします」
…。
本当に面白いですね。
異論とのディスカッションには2つの効果がある
これについては以前から何度となく述べていますが、著者自身は当ウェブサイトないしX上で主張内容などを批判される分には、基本的には気にしません(X上での人格攻撃などについては適切な措置を講じることがありますが…)。
批判的な意見、あるいは「異見」などのなかから、自分自身の主義・主張の間違い、あるいは議論の穴に気付かされることもあるからです。このようにして気付いた議論の穴についてはひとつずつ塞いでいけば良いだけの話だからです(その意味では、異見には感謝しています)。
しかし、当ウェブサイトもそうですが、X上だとさらにさまざまな人がいて、なかには議論に負けそうになったら、平気で「あなたとは話にならないからブロックします」、とやって来る人もいるわけです。
ただ、これもいつも申し上げていることですが、こうした「話が通じない系のユーザー」との議論には、もうひとつの意義があります。それは、おかしな主張をしているユーザーとの議論を通じて、どちらの主張が説得力を持っているのか、周知徹底することができる、という効果です。
(※当ウェブサイトにせよXにせよ、著者自身が常にオープンベースで議論を行うようにしているのには、そういう理由があるのです。)
SNSの注意点
いずれにせよ、著者自身はSNSという空間の威力を強く認識している人間のひとりですが、SNSでの議論にはいくつかの特徴があることを、改めて伝えておきます。
SNSで見かける主張のすべてが正しいとは限らない
私たちはSNSなどで、さまざまな意見、写真、動画などを見かけますが、それらの中にはフェイクのものやAI生成のものも混じっていることがありますし、また、まったく関係ない写真や動画に異なる説明を付したものが流れていることもあります。
反論するのは自由
ただし、不適切な情報などを発見したならば、私たちはそれらに対し、「この情報は間違っている」などとする反論を加えることもまた自由です。SNSの空間だと、不適切な発言に対する反論の方が多くの支持を受けるケースもあります。
判断は自分自身で
そして、SNSを利用するうえで最も大切なことは、その正確性の判断は自分自身で行わなければならない、ということです。虚偽の情報を信じ込んでしまうのか、それとも情報を盲信する前に一呼吸置いて再考するかはあなた次第、というわけです。
SNSでフェイク?ちょっと気になる記事が…
ただ、著者自身の感想をもうひとつ言わせていただくならば、SNSの空間は本当にさまざまな情報が流れているため、物事の見方を深めるという意味では、大変に有意義な空間でもある、ということです。
そして、SNSで支持されている、「インフルエンサー」などと呼ばれている人たちを見ていると、「自分の情報が正しい」という証拠をできるだけたくさん示しているという傾向があるようです(※もちろん、そうでない人もいますが…)。
そして、SNSを利用する人たちは、意外とSNS上の議論を冷静に見守っているものです。
先ほど例に挙げた「支離滅裂な論者」のケースも、やはり多くの場合、ポストに「いいね(♡)」がほとんどつかず、議論を見守っていたほかのユーザーからの反論が寄せられる、というパターンが観察されましたが、やはりSNSの空間では、人々は案外、「フェイク」には軽々しく飛びついたりしない、という傾向があるように思えます。
(※もっとも、このあたりの事情については正直、後世のSNS研究家(?)などの研究に委ねるしかないのかもしれませんが…。)
こうしたSNS空間の住人としては、「SNSはフェイクばかり」という主張には、看過しがたいものがあります。SNSが先日の兵庫県知事選で大きな役割を果たしたことについては衆目が一致するところですが、これを巡って、こんな記事が出て来ているのです。
斎藤元彦知事再選で高まった選挙の「SNS依存」 今だからこそ放送法を改正し「テレビの選挙報道」を改革せよ ●●●●
―――2024/12/10 06:32付 Yahoo!ニュースより【AERA dot.配信】
記事タイトルで伏せ字にした部分には、著者の方のお名前が入ります。
リンク先の記事は結構な長文ですが、本稿ではその全文にコメントするつもりはなく、「それは決めつけではないか」と思われる部分を指摘したいと思います。それが、兵庫県知事選での斎藤元彦氏の再選劇に関するものです。
「パワハラ疑惑などのスキャンダルで失職に追い込まれ、出直し選挙に臨んだ斎藤氏は、当初は孤立無縁で落選確実のレッテルを貼られた。しかし、その後SNS上で同氏を支援する巨大な波が生まれ、劇的な逆転勝利を果たし、世間を驚かせた」。
斎藤氏はパワハラ知事」、「斎藤氏は落選確実」という「レッテル」を貼ったのが新聞、テレビを中心とするオールドメディアだった、という重要な背景情報が抜けていますが、この点を除けば、この箇所は、おそらくおおむね事実と考えて良いでしょう。
斎藤氏陣営がデマや誹謗中傷を拡散した事実はあるのか
ただ、引っかかるのは、次のくだりです。
「その間、SNS上では、事実に反するデマや誹謗中傷が拡散し、脅迫まがいの行為を撮影した映像が流れるなど、『無法地帯』と言って良い状況が続いた」。
「斎藤氏に投票したかなり多くの人が、これらのSNS上の情報を参考にしたと報じられ、SNSが政治を動かす大きな影響力を持つことが非常に明確に認識されることになった」。
???
この記述だと、まるで斎藤氏陣営が「事実に反するデマや誹謗中傷、脅迫まがいの行為」を行ったかに読めてしまうのですが、斎藤氏やその支援者が、いつ、「事実に反するデマや誹謗中傷、脅迫まがいの行為」を行ったというのでしょうか?
著者が知る限り、「脅迫まがいの行為」を行っていたのはむしろ他陣営だったのではないかと思えてならないのですが…。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
このあたり、SNSが選挙にも大きな影響を与えるようになったことは間違いないとは思いますが、これを裏返すと、新聞やテレビを中心とするオールドメディアが選挙結果に影響を与えられなくなり始めている、ということではないでしょうか。
正直、著者自身もSNSの住民として、不適切な情報に日夜接している立場にもあるため、先ほどから申し上げている通り、SNSに全幅の信頼を置くのは早計だと考えています。
ただ、現実で見て、少なくともSNSとオールドメディアは社会的影響力が完全に逆転してしまったことは間違いありませんし、これが元に戻ることは、おそらくないでしょう。
その意味では、私たち日本国民は、否が応でもSNSとお付き合いして行かねばならないわけであり、SNSの情報が正しいかどうかを見極める力を養わなければならないのです。
そして、東京都知事選や兵庫県知事選、衆議院議員総選挙といった具合に、選挙を経るたびにSNSなどネットの影響力は高まる一方ですが、これも裏を返せば「オールドメディアに支配されていた世論が解放された」という意味でもあります。
著者自身はこの社会的変化を前向きに捉えていきたいと考えている次第です。
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「SNS上では、事実に反するデマや誹謗中傷が拡散し、脅迫まがいの行為を撮影した映像が流れるなど」
こういうこという人たちは、具体的にどんなことがあったのかの例を少しも挙げていないのではないかと思います。
(もっとも、過去にWebサイトを捏造して炎上した番組作ったメディアもいたのでこのようなことをいう人たちの証拠が当てになるかはわかりませんが)
「ここでのSNSには、テレビ番組も含まれる」とすれば、問題ないのでは。
SNSは言葉だけですが、TVは自分たちに都合の良いニュースや視聴者受けするために被害者に質問責めしたり、消火活動中の現場に無断で立ち至ったり、何でもありですよね。
増税の正当性をTVで流す時も一方的な理由ばかり述べて、議論などしないですから。
斎藤知事は間違いなく議会とTVの力で排除しようとしたのは明確なのに、まだ、斉藤知事を叩こうとしているのうえにSNSが~と責任転嫁ばかりです。
(前にもコメントしましたが)新聞を読んでいない、テレビは、そもそも持っていない人が増えてきている今、選挙の候補者が、彼ら彼女らの票を掘りおこそうとしたら、SNSも使わざると得なくなり、対立候補が使っていたら、自分も使わざるを得なくなるのではないでしょうか。
蛇足ですが、アメリカのオバマ大統領1期目の選挙は、ネットでの支持拡大を使いました。アメリカで起きたことは何年後かに日本でも起きるといいますが、その何年後が今年なのかもしれません。
毎度、ばかばかしいお話しを。
○○(好きな言葉をいれてください):「新聞を読まない、テレビも視ないバカには投票権を与えるべきではない」
これって、笑い話ですよね。
もしかして、新聞やテレビの言うことを鵜吞みにせずに、(正しいかは別にして)自分が考えるようになることを恐れている人がいるのでは。
イーロンの…Xで…異論…
は?(半ギレ)
>これらのSNS上の情報を参考にしたと報じられ
このとこがちょっと気になったのでググってみたら、NHKの記事がありました♪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241123/k10014645021000.html
最後の山口真一准教授のコメントには思うとこがあるけど、冷静に状況を伝えている感じでした♪
記事中の支持率の推移を見ると斎藤氏への支持は期間中少しずつ上がっています。一方、Xの投稿件数は後半に増加し終盤に一気に伸びていたようです♪
こういうのを見てると、何かバスったひとつの情報ではなく、いろんな情報が蓄積する中で支持が伸びていったんじゃないかって気がします♪
くだんの記事にある「選挙期間中のテレビ局の過剰な報道規制」なんてありましたっけ?(選挙期間外ならいわずもがな)
あったとすれば「マスコミとそのお仲間に不利な情報の報道規制」と「マスコミが敵視する勢力に有利な情報の報道規制」。
兵庫県知事選では、さきほどのマスコミ都合の報道規制がかかりまくりで、知事選そのものがニュースからほぼ消えていた。斎藤氏自身は、煽りやデマを流すことなく、淡々と実績と政策を訴えていた。
SNSであろうがメディア経由であろうが
悪意のある発信者からデマが発せられ、真贋を個々が見極めなくてはならないことには変わりはない
個々が社会的、人間的に成長するにあたっては自身と異なる意見に触れ議論を交わすことが有効な方法だと思いますから、単純にインタラクティブなSNSの方が優れていると思います
顔が見えないことで許されないような誹謗中傷が飛び交うデメリットはありますが、リアルでは自身の意見と異なる場合でも面と向かって反論したく無い、波風立てたく無いことがあることを考慮すると、自由で闊達な意見が交換できることは大きなメリットだと感じます
こどもも二人中学生がいますが、有効にツールとして使いこなして欲しい
そのためには自分をしっかり持つ必要があって、それができるようにしっかり勉強させたいと思います
>この記述だと、まるで斎藤氏陣営が「事実に反するデマや誹謗中傷、脅迫まがいの行為」を行ったかに読めてしまう
元の文章では、「斎藤氏陣営」という主語を立てていないので、この文章だけで斎藤氏陣営がやったように解釈するのは、踏み込み過ぎであるように思います。
元の文章は、そもそも、誰がやったかという主語そのものを立てていないので、あたかも出所不明なデマや誹謗中傷が発生したような、曖昧な、(ある意味不正確でもある)表現になっています。
>「脅迫まがいの行為」を行っていたのはむしろ他陣営だったのではないか
当方も同じ見方をしております。N党の立花さんによる、不正確でいい加減で乱暴な情報発信は、特に問題があると当方は思っており、立花さんによる問題のある情報発信の陰で、元副知事の片山さんが一枚かんでいる可能性さえ指摘されています。何度も恐縮ですが、以前紹介した関連記事を再掲しておきます。
【東洋経済】バッシングから熱狂へ…斎藤知事への世論はなぜここまで激変したのか、“使われた”元局長のプライバシー
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3054d8b971648011cf078fb0eb9ac36987046d3
>❌SNSのせいで選挙結果が歪められる
>⭕️SNSのせいで世論誘導できなくなる
「SNSのせいで世論誘導できなくなる」については、ほぼ間違いのない状況説明であると思います。
一方で、「SNSのせいで選挙結果が歪められる」については、全く事実と異なるとは言えないのではないか、「×」ではなく、「△」ぐらいの評価になるのではないか、という気がいたします。
自分は以前、「マスコミによって形成された強引な世論も、SNSによって形成された本質を度外視した民意も、等しく眉に唾をつけて眺める必要がある」とコメントしたことがあります。自分は、片山さんが陰で糸を引く形で行われた立花さんの問題ある情報発信によって、「本質を度外視した民意がSNSによって形成された」という可能性を疑っています。
これも自分が以前コメントしたことですが、当方は、「オールドメディアがダメでSNSが良いとか、その逆とかという話ではなくて、どちらも運用次第で、良くも悪くもなる」と思っており、当方は、立花さんが相当の悪意を持ってSNS等による質の悪い情報発信を行っていたと思っています。(その具体例の一部は、上で再掲した記事に書かれております。)
>SNSで見かける主張のすべてが正しいとは限らない
>反論するのは自由
>判断は自分自身で
これについては全面的に当方も同じ考えです。立花さんの例を引くまでもなく、嘘っぱちがSNS上に流れてくることは普通にありますし、当方が匿名で行った「片山さんや立花さんの鬼畜の所業は許しがたい、本件は百条委などにおいて、忖度なしに公正に審査して結果を出すことが一番重要」というコメントにも、批判的なレスが結構つきました。なによりも、玉石混交な情報が入り乱れるSNS空間の中で、より適正な判断を行うためには、情報を受け取る自分が、相応のリテラシーを意識的に磨かなければならないと感じております。
今回の兵庫県知事選におけるオールドメディアやSNSによる情報発信の事例は、情報リテラシーを考える上での良い教材になるのではないかと、当方は思います。
>これも自分が以前コメントしたことですが
誰?
「匿名性の陰に居たいけど個別認証はして欲しい」と云ふ困ったチャンでショ
まー敢えて訊いてる貴殿も態々レス乞食にエサやってるワタクシも同じ位の低程度カモ知れやセンがね
知らんけど
テレビ・メディアは遵法から選挙前は情報を発信には制限がある
↓
SNSでは、テレビ・メディアがちゃんと放送しないのは「情報を隠している」と評価
↓
その穴(隠している情報)を埋める形でSNSがフェイクが拡散した
とまぁ、こんな感じで立憲民主党応援団の古賀は考えているという事ですね。
しっかりと自民党が放送業界に圧力をかけていると言う事を入れるのを忘れないのはさすがです。(褒めてない)
放送法4条を改正しようというのは、安倍総理から提案があったのを業界が反対したというのを知らないんですかね。理由は、安倍総理は確か、主義主張を好きに放送すればいい、と言う感じだったと思うけど、業界の方が「4条があるから放送の信頼性が保たれている」として断固反対したような感じだったと思う。
・放送法改正、なぜ安倍首相は積極的なのか
https://toyokeizai.net/articles/-/214072
あと、テレビメディアに圧力をかけてるのは、立憲の方もあると思うけど。
小西とか松本龍とか。
国の借金の一連のやり取りは、オールドメディアのみを情報源としている、つまり、権威的な
立場にあるところからの情報のみを得ている方々の典型的な思考パターンだと思います。
国の借金論がいい加減な話であることをネットの中においては会計士様同様に、非常にわかりやすく解説されている方々が多くいらしゃいますが、国の借金論を展開する個人は、権威的なもの
からの情報のみを思考の源とするため、その真偽を考えない。
権威的なものが嘘をつくということを知らない。
勿論、すべてを疑うということではありません。然しながら、1世紀の3分の1も何らの経済
成長もなく、子も増えず、地方においては商店街が壊滅して久しい世の中であるのにも
かかわらず、まだ、緊縮を続けようとさせる考えは、理解できません。
誰とは言いませんが、I'm not ABE. さんにとっては今回の兵庫県知事選挙は相当都合が悪かったのでしょうね。
「SNSが民主主義の根底を覆した。」と言わんばかりの事を嘆いていますが、それまでの前例や慣習が通用しなくなったという事ではないでしょうか。
それを悔しがって書き殴っている印象が否めないですが、官僚出身者の堅さばかりが悪目立ちしていますね。
元文科官僚でどっかの大企業の一族の人と同じですね。