今度は国民民主党・玉木雄一郎代表の不倫疑惑だそうです。写真週刊誌『フラッシュ』は11日、玉木氏が不倫をしていたとする趣旨の記事を発表し、これに対し玉木氏は「報道の内容はおおむね事実」と認めました。不倫が事実なら、公党の代表者としてあるまじき行為です。ただ、それと同時に(少なくとも著者自身がチェックしたところ)玉木氏に代表辞任を求める意見はほとんどありません。玉木氏もこれを契機に公約の実現に向けて邁進していただきたいと思う次第です。
『フラッシュ』の独占スクープ:玉木氏が不倫か
すでにネット上で話題となっていますが、国民民主党の玉木雄一郎代表が不倫をしていたのではないかとする疑惑が、11日、報じられました。
報じたのは光文社の週刊誌『フラッシュ』で、記事についてはウェブ版でも見ることができます。
【独占スクープ】玉木雄一郎氏「高松観光大使」元グラドルと隠密不倫デート&地元ホテルで逢瀬…取材には「家族との話し合いが終わっていない」
―――2024.11.11 06:00付 Smart FLASHより
玉木氏といえば、所得税の減税などを掲げ、一躍「時の人」となっている政治家でもあります。
もしかしたら報じた『フラッシュ』としても、この件に「話題性がある」と判断したのかもしれませんし、場合によってはわざわざ首班指名選挙が行われるこのタイミングにぶつけることで、玉木氏を失脚させるなど、政局に何らかの影響を与えようする力学をも狙っていたのかもしれません。
この点、ネットでは「玉木氏の掲げる減税を敵視した財務省がフラッシュに命じてこれを報じさせたに違いない」、といった推測も散見されますが、当ウェブサイトとしてはこの手の「財務省陰謀論」には(少なくとも現時点では)与しません(可能性がゼロとも断言しませんが…)。
どちらかといえば、単純に『フラッシュ』編集部がスキャンダル報道をぶつけることで売上増を狙っただけのことではないかと思います(※ただし、これは著者自身の単なる憶測です)。
玉木氏は報道をおおむね事実と認める
ただ、この『フラッシュ』の報道、玉木氏自身はおおむね事実であると認めたようです。
端的に言えば、玉木氏はずいぶんと脇が甘いと断じざるを得ません。
不倫が事実だとすれば、それは公人としてあるまじき行動だからです。政治家、それも少数勢力とはいえ事実上のキャスティングボートを握っている政党の代表という立場で不倫をやらかすというのは、ちょっといただけません(もっとも、不倫をした男性が大統領を務めていたような国もあるようですが…)。
政治家としての資質は別問題
ただ、それと同時に、当ウェブサイトではいつも申し上げている通り、著者自身は政治家の資質を判断する際に、ざっと次のような考え方を用いています。
- 裏金議員→どうでも良い
- 世襲議員→どうでも良い
- 経済政策→とても重要
- 外交安保→とても重要
- 電力政策→とても重要
- 憲法改正→とても重要
- ダブスタ→落選しろ
- 反ワク派→落選しろ
ごく当たり前の話ですが、政治家にとって最も重要なのは「その政治家の実務能力」です。
人間としての倫理観はとても大事ですし、正直、不倫という形で最も大切な奥様を裏切ったことはちょっと非常識であり、軽蔑に値することではありますが、それは第一義的に奥様・ご家族との間で解決すべき問題であって、国政と関連付けられるべき問題ではありません。
大変に反社会的な発言をした某他党の党首と異なり、玉木氏は不倫を「悪いこと」と捉えており、その意味ではご家族との間でキッチリとけじめをつけていただき、国政は国政で重要課題の解決実現に向けて努力に邁進していただくのが筋でしょう。
反省して公約実現に邁進を
なお、今回の件について、少なくともX(旧ツイッター)の国民民主党支持者と思しき界隈では、玉木氏の代表辞任を要求する意見は(著者が観察した限りは)見られません。
国民民主党が今回の騒動に懲り、「他党議員のスキャンダルなどを過度に政治問題化しない」という方針に転換してくれるのであれば、そして彼らなりのやり方で有権者と約束した公約の一部または全部を達成してくれるならば、おそらくは有権者も同等と玉木氏を許すのではないかと思う次第です。
その意味では、玉木氏はしっかりと反省し、これまで以上に公約達成に向けて邁進していただきたいと思う次第です。
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(新宿会計士注:このコメントは個人情報、名誉毀損、性的、わいせつ、低俗、公序良俗違反その他の事情に相当すると判断したため、削除しました。)
(新宿会計士注:このコメントは個人情報、名誉毀損、性的、わいせつ、低俗、公序良俗違反その他の事情に相当すると判断したため、削除しました。)
党首早くも落馬か。もっと早く走れ。応援する馬があるからこそ楽しい競馬。
ネット上、下ネタが溢れて困ってます。
#チン上げ
#玉木ん潰し
一応私見をマジメに書いておきますと、不倫の件は、
「どうでもいい」
いわゆる、『化けの皮が剥がれた』とはこのことです。
遠回しに言っても意味伝わらないっすよ。
私は自分の彼氏彼女が玉木氏の相手だったとか、多額の税金使い込んで愛人囲ってたというなら怒りもしますが、玉木氏がお盛んでもきちんと我々の財布を厚くする仕事を全うするなら不倫なんてどうでもいいですけどね。あとは敵国ハニトラ案件を起こされるのは不快ですかね。
玉木氏支持層は経済論点で支持したのでしょうから、「そんなシモのだらしない奴には幻滅したから引っ込め」と思う人は果たしてどれくらいいるんでしょうね。
仮にも将来の国会議員、ひいては内閣総理大臣を目指している人間が、自分の下半身の衝動すら抑えられないのでは話にならんのです。
私人だったら好きにしろ、とも言いません。
日本における婚姻とはそれを宣言する事によって税法上の優遇を受ける行為に他なりません。私の認識では脱税行為です。
それが嫌なら結婚しなければ良い。結婚しない自由は日本国内にはあります。
重婚でもして両方税優遇うけていたら脱税かもしれませんが…
まあ甲斐性あるならよろしいんと違いますか?
法律婚の重婚は制度上できませんが、事実上の重婚は可能で行政手続き上も容認されています。具体的には法律上の配偶者がいて、他に内縁関係(事実婚)の者がいる場合、遺族年金などは配偶者の数で割った額が支給されます。
与野党(国民民主以外)力を合わせて、ここをせんどと攻めまくるだろう。
103万円どこ行った?
103万円の壁を言いながら、不倫をしていたということです。
選挙で忙しいのに、マメだね。
マメな人の方が仕事はできそうな印象。
金の問題も性の問題も出なかった安倍晋三はありえないほどクリーンな政治家だったのだなぁと改めて。
本件もそうですし、先般参院選での当方選挙区のタレント候補も、いかにもここぞというタイミングで報じられ撃沈(おかげで"落選しろ"杉尾が当選)。弾は既に用意されていて、ここぞだったのでしょう。しかし対安倍総理には無理筋のモリカケ一本槍しか出来ず、性問題など全く出ず。
さておき三木武吉氏の逸話を思い出してしまいました。
「妾4人もおるんだってなぁ?」
「やかましい5人じゃい数も数えられんのか、全部養っとるわ!」
玉木氏も色々きちんとして欲しいものですが、まぁ正直どーでもよ。
個人的には、本件はどうでも良い(裏金は良くないけれど)のですが、女性とりわけ主婦層の反応を考えると、国民民主党の代表としては、あるまじき行為と考えています。
しかもキャスティングボートを握り、なおかつ「103万円の壁」で世間の喝采を浴びているこの時に、となると、小党の代表者はともかく、今後の政治家としての展望(総理候補?)としては、疑問符をつけざるを得ません。
反省・謝罪したって、国民が忘れることはありません。何でまた、残念、というしかない。
>個人的には、本件はどうでも良い(裏金は良くないけれど)のですが
以降の文と矛盾してて草