新聞、雑誌といった紙媒体のメディアの苦境は今に始まったものではなく、ごく近い未来、これらのメディアも大きな変革の波にのまれていくことは間違いありません。とりわけ新聞に関しては、もはや完全に「終わったビジネスモデル」だからです。ただ、紙媒体のメディアという意味で再考を迫られているのは、恐らくは新聞、雑誌だけではありません。選挙公報もそのひとつではないでしょうか。
目次
新聞のビジネスモデル問題
新聞業界の終焉
当ウェブサイトにて何百回となく繰り返してきたとおり、新聞業界や雑誌業界は、近い将来、部数がさらに減り、もう発行すら覚束なくなるタイミングを迎えるものと推察されます。
たとえば一般社団法人日本新聞協会のデータで見て、新聞部数(※ただしここでは「ゼット部数+夕刊単独部数」)については2023年で3305万部と、最盛期だった1996年の7271万部と比べて半分以下にまで落ち込んでいます。
また、新聞を印刷する輪転機事業から三菱重工グループが撤収する(『三菱重工が新聞輪転機から撤退か』等参照)ほか、新聞広告費・折込広告費も減少が続いており、総務省の調査では平日に新聞を読む人は、10代でほぼゼロになってしまっていたりもします。
これらについては当ウェブサイトでいつも引用している図表のいくつかを本稿の末尾に再掲しておきますのでご参照ください。
雑誌は来年3月に大きな曲がり角
その一方で、雑誌に関しては『TDB「出版社の3割超が赤字」…出版巡る時代の変化』などでも述べたとおり、出版状況の悪化が急速であることに加え、肝心の雑誌の販路自体も減って来ている状況にあります。
これに加えて雑誌のコンビニエンスストアへの配送事業も来年3月以降、かなり縮小します。
全国約3万店舗あるとされるローソンとファミリーマートへの雑誌配送事業をこれまで請け負ってきた日販が事業から撤退し、これをトーハンが引き継ぐものの、うち1万店舗は(少なくとも当初時点では)引き継ぎができないとされているからです。
しかも、最近だと一部のコンビニエンスストアからそもそも雑誌コーナー自体が撤収されつつあるとの記事もあり(たとえば『FASHONSNAP』の2023年6月3日付『コンビニの雑誌コーナー撤廃の動き、コロナ収束も出版不況が深刻化』等参照)ます。
かつて、コンビニエンスストアで雑誌を立ち読みする人の光景は一般的に見られましたし、たしか「コンビニの雑誌立ち読みは深夜のコンビニの安全確保のため」という趣旨の発言を行った人物は、葛飾区亀有公園前派出所に勤務する巡査長あたりだった気がします(記憶違いなら申し訳ありません)。
冷静に考えたら、これも当たり前の話かもしれません。スマートフォンなどがここまで普及し、音楽でもゲームでも「まとめサイト」でもX(旧ツイッター)でも何でもできるようになったわけですから、「暇潰し」の王様だったはずの雑誌が軒並み苦戦するのも無理はありません。
紙媒体のメディアはビジネスモデル自体が曲がり角
いずれにせよ、新聞、雑誌といった、要するに「紙媒体」自体が現在、この世の中から必要とされなくなりつつあるのです。
これについて当ウェブサイトでは、常々、こう申し上げています。
「情報を紙に刷り、それを物理的に全国各地に配送するというビジネスモデル自体が曲がり角を迎えているのではないか?」
新聞を例にとりましょう。
新聞を定期購読していれば、毎朝、郵便受けやポストなどに新聞が投函されます(最近の若い人のなかにはすでに新聞を取っていないというケースもあるかと思いますが、昔はたいていの家庭で新聞を1紙以上定期購読していました)。
これらの新聞は、あなたが手に取るよりも前に、どういう経路を辿ってきたのでしょうか?
逆算すると、配達員が各家庭に朝7時ごろまでに新聞を配り終えるためには、配達員は遅くとも朝5時ごろには新聞販売店を出発しなければなりません。しかし、新聞販売店では、新聞配達に出掛ける前に、チラシの折り込みをセットしなければなりません。
その時間がだいたい1時間くらいだとすれば、新聞は各販売店に、遅くとも朝4時ごろまでには到着する必要があり、1台の新聞配送トラックが新聞工場を出発し、新聞を各販売店に送り届けるのに必要な時間が2時間だとすれば、さらに逆算して深夜2時に新聞が刷り上がっていなければなりません。
新聞の印刷に1時間が必要だとすれば、紙面イメージは午前1時に出来上がっていなければならず、したがって、あなたが朝7時に読んでいるその新聞に刷り込まれている記事は、下手をすると6~7時間以上前の情報だったりするわけです。
その情報、スマホでチェックしたら?
でも、待ってください。
あなたは夜、寝る前にスマートホンでその日の主要記事をチェックしたりしていませんか?
小さいお友達、あるいは良い子が寝る時間は夜9時ごろかもしれませんが、大きいお友達、あるいは成人が寝る時間は11時とか12時とかだったりするはずでしょう。また、朝起きてすぐにスマートフォンをチェックすれば、目の前の新聞に載っているよりもさらに新しい情報が流れていたりします。
少なくとも「情報の鮮度」という観点からは、新聞にはまったく勝ち目がないわけです。
この点、「最新の情報がリアルタイムに入って来る」という意味では、テレビが昔からそうだったわけであり、「情報の鮮度」という観点から新聞は決して新鮮ではない、という点においては、ネットの登場でなにか事情が変わったわけではありません。
しかし、テレビの内容が薄っぺらい情報と比べて、ネット上の記事は(その情報源たるウェブサイトなどにも依存するものの)ネットの情報は豊富であり、気になった話題があったら検索エンジンなどで、より突っ込んだ話を調べることも可能です。
紙代や輸送費がネットならゼロに!?
紙代、インク代、減価償却費、配達員の人件費…みんな不要に!
これが、新聞、テレビなどと比べたときのネットの威力ですが、それだけではありません。
ネットの場合、あなたが読んでいるこの情報自体、物理的に紙に印刷されているわけでもなければ、人海戦術的に多くの労働力と多くの地球温暖化ガスの犠牲の上であなたのもとに届けられているわけでもありません。通信という手段を使ってあなたの手元に届いているだけの話なのです。
また、一般に新聞の文字数は朝刊1部あたり25~50万文字程度とされているようですが、テキスト情報に換算したら50~100万バイト、すなわち0.5~1.0メガバイト程度で、これに写真情報などを合わせてもせいぜい10メガバイト程度でしょう。
ちなみにあなたがお使いの通信環境については『ファスト・ドット・コム』などで調べてみることができますが、最近のネット回線だとダウンロード速度は100~300Mbps程度であることも多いようですので、1日分の新聞の情報など、だいたい数秒~十数秒でダウンロード可能ではないでしょうか。
このように考えていくと、すでに私たちが生活しているこの社会では、「毎朝25~50万文字の情報を大きな紙に高速両面印刷し、それを人海戦術で読者の自宅まで物理的に配達する」という行為が、ビジネスモデルとして破綻しているのです。
ネット回線に載せれば、紙代、インク代、工場の輪転機の減価償却費、工賃、工場から販売店までのトラック輸送費、販売店における人件費、販売店の新聞配達用自転車・バイクやガソリン代その他もろもろのコストが一気に不要になるのです。
想像するに、いまでも紙ベースの新聞を必要としているのは、何らかの事情でインターネットにつながっていない人たちか、それとも「チラシ需要」、「訃報欄需要」など特殊な需要がある人たちに限られているのではないかと思うのです。
配達網自体が高齢化で維持困難に!
ただ、それ以上にこの新聞配送などのビジネスモデルの限界を示す話題は多くあります。
『業界支える配達員の高齢化に直面する新聞の厳しい現実』などでも指摘した、「配達員不足の問題」、「配達員の高齢化問題」が、それです。
タレントの山田邦子さんが「テレビはつまらなくなった」と嘆いているそうですが、そんなテレビ業界のみならず、新聞業界を含めたマスメディア(あるいは「オールドメディア」)全体の苦境を示す指標は最近、事欠かないように思えます。こうしたなかで本稿でもうひとつ注目しておきたいのが、新聞業界は最近、新聞配達員を確保するのが難しくなっている、という指摘です。オールドメディアの苦境は利権の崩壊新聞部数の激減、若年層を中心とするテレビ視聴時間の減少、マスコミ4媒体広告費の減少―――。世の中で、新聞、テレビを中心とす... 業界支える配達員の高齢化に直面する新聞の厳しい現実 - 新宿会計士の政治経済評論 |
著者自身の職場の近所には、某新聞の販売店がいまでも生き残っているのですが、上述記事を執筆した直後、その販売店の前を通りがかった際に、たしかに配達員の方は高齢者か外国人のどちらかでした。
想像するに、新聞配達業界においても、配達員の確保は困難を極めているのではないでしょうか。
新聞配達、著者自身も経験がありますが、キツイ(寝不足になりがち)、汚れる(※新聞のインクで手や服が汚れます)、重い(週末になると新聞が大量のチラシで膨張します)、そして危ない(自転車が倒れたりしたら新聞の下敷きになるかもしれません)、と、労働条件は極めて過酷です。
人材確保が難しいというのは、この現代社会において、新聞配達のような過酷な労働をするのであれば、もっと好待遇であることが求められている、という意味ではないでしょうか。
遂に選挙公報でも…配送業者確保できず?
こうしたなかで味わい深い話題があるとしたら、これかもしれません。
衆院選公報 知事選より部数3割減 岡山 短期同日選で業者確保できず
―――2024年10月20日 05時00分付 山陽新聞より
岡山県の地元紙『山陽新聞』が20日に配信した記事によると、27日投開票の衆院選に向け、岡山県内の有権者世帯に配られる選挙公報の部数が58.1万部で、同じ日に投開票が行われる県知事選の78.7万部と比べ約3割少ないことが、同紙の県選管への取材で判明したのだそうです。
なんでも山陽新聞によると、衆院選の方の選挙公報が足りなくなってしまった原因は、選挙日程がタイトであることに加え、県知事選との「ダブル選」となった影響で、全戸配布を委託する業者が確保できないケースが発生したからなのだとか。
ただ、この山陽新聞の記事を読む限り、今回はあくまでもダブル選とタイトな日程が配布冊数縮減の理由なのだと思われますが、記事によるとこんな趣旨の記述もあります(引用に当たっては元記事の意味を変えない範囲で表現を組み替えています)。
「岡山市では、知事選の故売掛法は県選管から36万500部を引き受け、配送業者を公募した上で配布する一方、衆院選は半数以下の16万2000部にとどめ、主に新聞折り込みで配る。知事選は5月末に日程が固まったが、衆院選は日程が直前まで定まらず、委託業者を公募できなかった」。
では、新聞を購読していない世帯はどうなるのでしょう。
これについて山陽新聞によると、岡山市選管は新聞を購読していない世帯に向け、市のホームページで選挙公報を置く公共施設や商業施設の情報を掲載するほか、ホームページ上に申し込みフォームを設け、電話による個別の送付希望も受け付ける、などとしています。
いっそのこと選挙公報も電子化したら?
ただ、これも考え様によっては、選挙公報自体をウェブサイト化すれば良いのではないか、といった気もします。
記事によると選挙公報は公選法の要請に基づくものだとしていますが、これもいずれ、紙媒体ではなく電子媒体で市区町村選管などのウェブサイトを通じて提供するようにすれば済むよう、法律を改正する動きが生じて来るのではないでしょうか。
実務上、正直いえば誰でも気軽にウェブサイトの開設もできますし、Xやフェイスブックなど、ネットのプラットフォームも多く出現しているわけですから(しかもそれらのプラットフォームは無料か格安の料金で利用可能です)、選挙運動もウェブで行う時代になっていくべきではないでしょうか。
この点、もちろん、現在でもインターネット環境を持っていない人もいることは事実でしょうし、最後の最後まで、ネットを使わない人を情報から排除しない努力は必要かもしれません。
ただ、それと同時に社会的リソースには限界があり、サービスの継続も無料ではできないことも知るべきです。
やはり、次回衆院選がいつになるのかはわかりませんが、少なくとも選挙公報を紙で刷って配るという行為自体が前時代的なものとなりつつあることもまた間違いなく、こうした制度が改まったタイミングで、世の中がまたひとつ変化することは間違いないと思う次第です。
参考資料
なお、参考までに、冒頭に挙げた「新聞業界の衰亡を示す証拠」に関する図表A~Cは、次の通りです。
図表A 新聞の合計部数の推移
(【出所】一般社団法人日本新聞協会データ【1999年以前に関しては『日本新聞年鑑2024年』、2000年以降に関しては『新聞の発行部数と世帯数の推移』】をもとに作成。なお、「合計部数」は朝夕刊セット部数を1部ではなく2部とカウントすることで求めている)
図表B 平日の新聞の利用時間
年代 | 2013年 | 2023年 | 増減 |
10代 | 0.6分 | 0.0分 | ▲0.6分(▲100.00%) |
20代 | 1.4分 | 0.5分 | ▲0.9分(▲64.29%) |
30代 | 5.8分 | 0.5分 | ▲5.3分(▲91.38%) |
40代 | 8.6分 | 2.7分 | ▲5.9分(▲68.60%) |
50代 | 18.6分 | 7.6分 | ▲11.0分(▲59.14%) |
60代 | 28.0分 | 15.9分 | ▲12.1分(▲43.21%) |
全年代平均 | 11.8分 | 5.2分 | ▲6.6分(▲55.93%) |
(【出所】総務省『情報通信白書』データをもとに作成)
図表C 広告費の推移(新聞・折込)
(【出所】株式会社電通『日本の広告費』データおよび当ウェブサイト読者「埼玉県民」様提供データをもとに作成)
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あまり新聞がなくなるかも新聞がなくなるかもと言っていると、そのうち買い占めが起こってコンビニや駅の売店から新聞が消えますぞ。
過去にトイレットペーパーや米で同じことが起こりましたからな。
うちだって新聞は揚げ物の敷き紙や雨の日に靴を乾かすのによく使うので、新聞紙が買い占められて不足すると困るのです。
・・・ナンチテ
でも普段から新聞ばかり読む層ならばやりかねん話ですな。
「もう駄目だ 新聞産業の社会八つ当たり
売れなくなったのは誰のせい
客を粗末にした産業の末路」
選挙管理委員会のAI化もお願いしたい
手間隙惜しんで各政党や立候補者との力関係や選管各自の思想信条次第で目溢しがまかり通っている。
全く公職選挙法を骨抜きにする選挙管理委員会なら、事実のインプットで問答無用で厳しく処理して当落に関係しようが違反は違反であると明確に判断する厳格な存在が必要。
最近選挙管理委員会が実在して機能しているなんて事がしんじられなくなってきた。
選挙後でもいいからメンバーと管理委員になれた選定経緯を知りたいくらいだ。
「Word Cloud =発言可視化雲」というものがあります。
近頃やっと国内メディアも記事図解にそれを取り入れるようになりました。
オバマが現役だった頃、彼の演説内容をを BBC が Word Cloud で可視化した記事が出ていました。今の選挙公報「編集」スタイルが、表現力伝達力において、新聞・雑誌以上の情報を伝えきれないことは、現実に日常的に広く使われてる新技術新表現に照らして、あまりに時代錯誤(穴黒イズム)であるのは間違いないところです。時代の要請に応える姿勢の片りんでも見せてもらいたいものです。
選管とか教委とか、選任過程がよくわからない組織多いんですよね。
官僚同様、マスコミがスポットを当てない人々。
毎度、ばかばかしいお話を。
郵便局:「選挙公報も郵便で配ろう」
もしかして。
別にばかばかしい話ではなく、現実的な選択肢だと思いますよ。
選挙入場券は郵送で送られてくるのだから、選挙公報も郵送で十分です。
「○○地区全世帯様宛て」で郵便局に依頼すれば良いだけのことですね。
選管:配送をお願いしたく!
局員:”はい、そう”ですね。
選挙ポスター掲示板は建っていますが、うちのあたりでは選挙公報は到着していないです。
あれを有権者が目にしておらず考えてもいない段階で、なぜ新聞 TV が選挙趨勢を判断し記事にできるのか、まったく訳が分かりません。
選挙公報など、コンビニ店頭なり、スーパー店頭なり、電車の改札口あたりに山積みしてしまえばいいと考えています。特売チラシと同じ、PDF ダウンロード、お年寄りにも優しい=拡大表示自由自在。
お隣り選挙区のことも知りたいですし、たくさん刷り過ぎて何の問題があるというのでしょう。売り上げ回復見込みなし穴黒イズム経営に苦しむ新聞会社から入札を募って、もっとも有利な条件を選挙管理委員会に示したところに発注すればと考えます。
>「毎朝25~50万文字の情報を大きな紙に高速両面印刷し、それを人海戦術で読者の自宅まで物理的に配達する」という行為が、ビジネスモデルとして破綻している
PFN と言う会社の AI 研究者が公開しているパワポ資料に「もの書きが一生で作り出す文章の文字数」が書かれていました。数字は忘れました。探します。
職業作文を給与に替えて生活している以上もの書き職業の生産量は多ければ多いほど豊かになれる。優れた文筆家ならば、より少ない文章でも図書として繰り返して重版されて生涯収入の増加に貢献できるのかも知れません。
しかし、有効消費期限1日以下の情報商品に対して、時間に追われながら、ただひたすらに文章を量産することを宿命づけられている新聞記者諸君にあっては、成果の優劣や社会貢献の度合いという物差しにどんな意味があるのか、当方は本当に不思議でなりません。
>選挙公報自体をウェブサイト化すれば良いのではないか、
選挙ポスター掲示板もいらんのやないですかね。たまたま通りがかれば見ることもありますけど、個人的には無ければないで困りません。
都知事選でN党党首が掲示板で遊んでいた先の主張と同じなのでイヤなんですけどね。
小野田紀美議員のツイートで、選挙ポスター掲示板をやめようというのがありました。
自民党が公明党との関係を切れない理由の1つとして、掲示板に選挙ポスターを素早く張るために、創価学会という組織の人員に頼っている議員が多いことを挙げていました。
国民から支持されているわけでもないのに、強い組織をバックに政界で勢力を保っている党は他にもありますが、選挙において人海戦術が必要な作業が減れば、民主主義がより機能するように思います。
選挙ポスター掲示板が道沿いに置いてあります。田舎で暮らしてますが、今時は皆、車で通り過ぎますので掲示板を見ることは難しいのです。見ることが出来る人はてくてく歩く近所の年寄りだけです。田舎にも大きなスーパーなどがありますので、そんなところに設置してくれればといつも思います。どうしてなのかなあ。
急でおえんの~
月一くらいで配布してる市町村の広報紙とか無いんかの?
そーゆー“ライン”を上手く活用できりゃあええんじゃけど
『電子化に乗れてない層置き去り社会』にするなら国民1人に1台使えるスマホなりタブレットなり所持義務付けて機材代金とランニングコストを控除助成なりすりゃええんに…ま、無理か
選挙公報は役所に貰いに行ってでも入手して見ています。限られたスペースしかも白黒印刷のなかに、主張や公約を分かりやすく要約するのも、候補者の能力のひとつと思うからです。
選挙公約の電子化は、ちょっとネー。
何の為にNHKに高額の料金を支払いさせられいるかを
思い出して頂けないでしょうか?
公共放送の役目を忘れて、他国の主張をTV・ラジオで
垂れ流す事は主たる役目ではありません。
地域の情報番組の中で放送する事が義務だと思います。
義理で1回放送して終わり、では意味がありません。
紙媒体は郵便局か、宅配業者経由になると思います。
おっしゃる通りで、NHKは「公共」放送であり、すでにニュースやら天気予報やらのデータ放送をやっているわけですから、そこに選挙公報やらを載せるなどできそうなもんですけどね。
紙媒体は選挙の投票券と一緒に送れないもんかと思っています。
東京都知事選でひまそらさんは、広報は電子入稿したとありましたので電子化のコストは軽微と思われます。NHKの地域データ放送や地区選管のWebサイトですぐできそうですけどね。
デジタル放送なら、臨時ニュースや地震・台風など情報は、データ放送やサブチャンネルで放送できるのに、未だにL字画面にしてテロップを流すNHK。地デジ化は失敗だったと自分から白状しているようなもの。
デジタル放送に移行したばかりの頃は、よく番組内で 「詳しく知りたい方は、リモコンのdボタンを押してください」 と言ってたけど、最近は 「画面上のQRコードからどうぞ」 だし。NHKは放送技術研究所も含め、日本のために何の役にも立っていない。
(あたたたたた)
新聞産業はすでに死んでいる。一文字当たりの売り上げは限りなくゼロだから。
新聞業界さんの画期的な生き残り策
思いついちゃった! (^^)
そのためだけに輪転機で刷るから
お金出してまで買ってもらえないのです。
ならば国民がどうしても必要なものに
便乗して刷ってもらえば問題解決!
そうです!トイレットペーパーです (^^)/
ネットやTVに1日遅れだから
急いで刷る必要ないのです。
忙しくて読む時間ない人も
トイレットペーパー利用時なら
他にすることないので読んでもらえますす。
もちろん、SDGs紙資源節約にも貢献できます。
自称高級紙の新聞さんもこれで
高吸紙 にはなれますよ~(^^);
「変革出遅れ
取り残されて行く新聞産業
まだ間に合うのか 高まる経営幹部の苦悩
周回遅れニッポンのびりけつ事業モデルを改革せよ」