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予想通り自民党総裁選が始まりコメ不足が解消した理由

予言通り、自民党総裁選とともにコメ不足は去って行きました。ここ数日、都内のスーパーの店頭でも美味しい令和6年産米が山積みとなっているからです。「政府は備蓄米を放出せよ」とか無責任なことを主張していた皆さんには、ヒトコトくらい、この状況にコメントをしていただきたいところです。それはともかく、今回のコメ不足、「ホテルのお湯理論」を使って改めて解説しておきます。

本日の基礎知識

コメ消費量の目安

コメ5㎏は約33合で、1合はお茶碗2杯強とされるため、5㎏のコメ袋はお茶碗70杯分程度。1回の食事で消費するコメは成人男女の夫婦で1.5~2合、夫婦と子供2人の4人家族で3~4合、育ち盛りの中高生男子だと1人で3合を食するという事例もあるが、老夫婦だと1日1合、という事例も。

「4人家族」がコメ5㎏を消費するのに必要な日数

大人2人(夫婦)、子供2人(小学生)のケースで1日1回コメを炊いている家の場合、1日に3~4合のコメを消費するため、コメ5㎏は2週間ほどで消費される。ただし、消費する期間は1日にコメを炊く回数、外食の頻度、弁当の有無などにより異なる。

コメは生鮮食品

コメは生鮮食品であり、生野菜などと同様、一般に収穫あるいは精米から期間が経つほど劣化する。賞味期限や消費期限の表示はないものの、精米年月の表示がなされており、季節による変動もあるが、一般には精米から1~2ヵ月以内に食べ切ることが望ましいとされる。

コメの保存

コメ(白米)は精米(糠などを取り除く作業)後のものが店頭に並んでいるが、長期保存したければ、密閉容器などに封入したうえで冷蔵庫で保管することが推奨されている。また、精米前のコメが手に入るなら、それを密閉容器に封入して冷蔵庫で保管し、消費する都度、家庭用精米機で精米する方法も。

妖怪二口女とは…

頭の後ろに食いしん坊の口がある妖怪。わるいことをしたため、頭の後ろに口ができてしまいました。

(【出所】株式会社Gakken『はっけんずかんプラス 妖怪』ISBN978-4-05-205695-6のP3~4を要約)

コメ統計の分析

コメ評論サイトではないはずだが…

最近、当ウェブサイトではやたらとコメに関する話題を取り上げている気がします。

コメは日本人の主食とされており、実際、日本人であれば多くの人が1日に1食は口にする食材であるなど、日本人にとっては欠かせない存在です。

皇居では毎年11月23日になると、新嘗祭(にいなめさい)が執り行われます。これは天皇陛下がその年に収穫された新しい穀物を皇祖や神々にお供えされ、神恩をご感謝されたのちに、陛下におかれてもお召し上がりになられるという、とても大切な祭典です。

コメの消費量は近年、落ちているのですが、それでもやはりコメは日本人にとっては大事な食材であるはずで、農業政策上も、コメ自給率にはかなりのこだわりがある、というのが実情でしょう。

ただし、著者自身も含め、日本人はこれまであまりコメのことを詳しく知らなかったのかもしれません。

何故そんなことに気付いたのかといえば、「令和のコメ不足」が原因です。

当ウェブサイトの皆さまもご存じかと思いますが、この夏、とくに8月8日の南海トラフ地震臨時情報が出たあたりから徐々に店頭からコメがなくなりはじめ、すっかり店頭からコメが払底してしまう、という「事件」が発生したのです。

コメ不足?統計上はそうなっていない

この事件を巡っては、少なくない人たちが、「政府のせいだ」、「自民党の減反政策のせいだ」、などと声を上げましたし、当ウェブサイトでも「農水大臣が責任を取って辞任すべきだ」、といった声が見られました。

ただ、結論からいえば、統計上、コメ不足が生じる状況にはありません。

コメの需要には食用以外にも飼料用、種子用、加工用などがありますが、少なくとも食用に関しては需要は低下し続けており、また、食用に限定すれば、水稲・陸稲を含めた生産高は、需要を十分に上回っている、という状況が続いているのです。

その証拠が、農林水産省『食料需給表』の統計でしょう。

図表1は、コメの生産量と国内消費仕向量を示したものですが、生産量は租食量を十分に上回っていることがわかります。

。を示してみると、少なくとも粗食用に関しては、生産量が大きく上回っている食用だけでなく、飼料用、種子用、加工用、純旅客用、減耗量まで含めた「粗食以外」の需要もカウントしたものが図表1です。

図表1 コメの国内生産・国内需要

(【出所】農林水産省『食料需給表』データをもとに作成)

なお、消費量に粗食用だけでなく、飼料用、種子用、加工用、純旅客用、減耗量までカウントしてみると、生産量を上回っていることがわかりますが、これはグラフ化していないだけで、これとは別にコメの純輸入があるため、コメ供給はコメ需要を50万トン程度上回っています。

2023年(つまり去年)の数量を正確に引用しておくと、こんな具合です(図表2)。

図表2 令和5年度食料需給表(概算値)「米」欄
区分 数量(千トン) 備考
国内生産量 7,911
輸入量 812
輸出量 99
小計 8,624 ④=①+②-③
粗食料総数 7,016
飼料用 747
種子用 38
加工用 239
純旅客用 51
減耗量 144
国内消費仕向量 8,235 ⑪=SUM(⑤~⑩)

(【出所】農林水産省『食料需給表』データをもとに作成)

マンスリーレポートの数値とは整合していない

細かいことをいえば、国内生産量には飼料用米が74.5万トン、米粉用米が4万トン含まれており、また、租食料と純食料には違いがあるなど、統計を読む上では注意事項が多いようですが、いずれにせよ、「自民党の減反政策のせいでコメの絶対量が足りていない」という状況は、統計では導き出せません。

なお、上記図表1や図表2は、『米に関するマンスリーレポート』などに掲載されている需給データ(図表3)との間で齟齬が生じている、とのご指摘をいただくこともあります。

図表3 マンスリーレポートに掲載されているグラフ

(【出所】農林水産省『米に関するマンスリーレポート』2024年9月号)

ただ、これに関しては正直、原因はよくわかりませんが、もしその理由が知りたいのであれば、大変申し訳ないのですが、農水省にお尋ねください。「需要量」や「生産量」のデータソースが農水省レポートに示されていないからです。

当ウェブサイトとしては、過去から継続して作成され、『政府統計の総合窓口』にも掲載されている『食料需給表』の精緻な統計数値をベースにした議論をしている、という点についてはご了承いただきたいと思う次第です。

コメ不足の原因はコメ生産量不足「ではない」!

いずれにせよ、コメ不足の理由に関しては、「コメの生産が足りていないから」、ではないことだけは間違いありません。

当ウェブサイトの一貫した問題意識は、「なぜ今年『だけ』」、「なぜ8月に入って『唐突に』」、「なぜ消費者用のコメ『だけ』が」、店頭から消えたのか、という点に向けられており、これらについてはひとつひとつ、原因を潰していくことが重要です。

「生産高不足」に関しては先ほどの統計でも完全に否定できますし、実際、店頭から消えたのが消費者用のコメに限られていて、スーパーの総菜コーナーでは白米をふんだんに使った弁当、すしなどが売られていますし、回転ずしや牛丼などコメを大量に消費する大手チェーン店でも、料理は問題なく提供され続けています。

これに加えて近年だとコメの輸出が増えている、インバウンド旅客が増えているなど、「日本人以外」のコメ需要が増えていると指摘する者もいますが、輸出量はコメ生産量全体に対し微々たるものですし、インバウンドによるコメ需要の押し上げ効果はせいぜい1%前後です。

とくに後者に関しては、日本の人口1.2億人に対しインバウンド客は毎月300万人前後で、彼らの平均滞在期間が10日間程度だと仮定すれば、外国人観光客による1ヵ月あたりのコメ消費量の押し上げ効果は100万人分に過ぎません。

実際、図表2でも生産量7,911千トンに対し輸出は99千トンと1%少々ですし、租食量総数7,016千トンに対し、純旅客用は51千トンと1%未満ですので、「コメの輸出とインバウンド観光客がコメ不足の犯人だ」、という説も、可能性としては消えます。

パニック消費行動の末路

ホテルのお湯理論

では、コメ不足の正体は、いったい何なのか。

これについては先般より仮説として「水道管理論」(『【水道管理論】…令和のコメ不足は政府の責任ではない』等参照)なるものを紹介しているのですが、もう少し良い説明を考えましたので、本稿ではそれを紹介したいと思います。

今度は「ホテルのお湯理論」です。

ホテルのお湯理論

あるホテルでは一度に100人が宿泊でき、また、「セントラル給湯方式」を用い、1日あたり12,000リットルのお湯を客室に提供することができる。このホテルの宿泊客は平均して1人100リットルのお湯を使用するため、お湯の平均使用量は最大で1日10,000リットルである。

一般にホテルでは客室で客がシャワーを使ったり、湯船にお湯を溜めたりしますが、それらのお湯はエコキュートや大型給湯器などでいっぺんに沸かしてしまうことが多いようです。客が常識的なお湯の使い方をしてくれれば、この方式でまったく問題がありません。

ところが、この状態で、次のような条件を追加したら、どうなるでしょうか。

お湯不足のうわさ

ところが、ある日、この国で「全国的にお湯が不足している」といううわさが大々的に流れ、このうわさを国民の10人に1人が信じてしまった。ある日、このホテルで100人の宿泊客のうち10人が「お湯がなくなる」と考え、本来なら100リットルで済むところ、各人が浴槽などに500リットルのお湯を溜めた。

こんな状態が生じたら、いったいどうなるでしょうか。

この10人の宿泊客が、普段、自分たちが使用する100リットルを大きく超える500リットルというお湯を使うことで、この10人だけでお湯がなんと5,000リットルも浪費されます。その結果、ホテルの給湯能力は12,000リットルから5,000リットルを引いた7,000リットルになってしまいます。

そして、残り90人の宿泊客がこの7,000リットルを分け合うため、1人あたり必要量が100リットルであるのに対し、1人あたり約77.8リットルしかお湯が使えません。

これが、お湯不足の正体です。

フロントに文句を言っても意味がない

では、実際にお湯が使えなかった人たちは、どうすれば良いのでしょうか?

この「お湯を異常に消費し、溜め込んだ10人」を特定し、彼らの部屋に行ってお湯を分けてもらえば良いのでしょうか?

残念ながら、それは無理な相談です。そもそもホテルのフロントで「どの部屋がたくさんのお湯を使っているのか」を把握することはできないでしょうし、また、万が一、溜め込んだ10人の部屋を探り当てたとしても、お湯は蛇口から出た瞬間冷め始めますし、そのお湯をもう1度水道管に戻すことなどできないからです。

結局、500リットルを溜め込んだ各人は、100リットルだけお湯を消費し、残り400リットルのお湯は下水に捨てることになります。お湯も放っておけば水になってしまうからです。

また、お湯不足が生じているときには、ホテルとしても「どこかの部屋が異常にお湯を出しているのではないか」とする仮説を立てることはできますが、「お湯が出ねーぞ!」と文句を言っているお客さんに対しては、「誰かが異常にお湯を使っているのが原因です」、と、自信を持って断言することは難しいでしょう。

とりあえず、平謝りするしかありません。

また、客の中には「このホテルのフロントは無能だ!」「宿泊料金を返せ!!」などと言ってくるケースがあるかもしれませんし、「お湯不足にならないよう、お宅のホテルはお湯の供給量を12,000リットルではなく24,000リットルに増やせ!」と要求するケースもあるかもしれません。

「お湯の供給量を増やせ」?それだと過剰投資になりますよ!?

ここまで書けばおわかりかと思いますが、この「苦情を申し立てて来ている客」は、「コメ不足の原因は政府の無策だ!」、「コメ不足は農水大臣の責任だ!!」などと述べている人たちと、本質は全く同じです。

「1人100リットルずつお湯を使えば全員が不足なくお湯を使えるのに、500リットルもお湯を出した不届きな者がいたせいで、結果的にお湯不足が実現してしまった」というのは、「コメ不足報道でパニックになり、コメを買い占めた者がいたせいで、結果的にスーパーの棚からコメが消えた」というのと同じです。

同様に、「お湯の供給能力を1日12,000リットルから24,000リットルに引き上げよ」と主張しているのは「コメの生産能力を引き上げよ」と主張しているのと同じですし、「フロントの責任だ!」と逆ギレしているのも「農水省、JA、農水大臣、政府のせいだ!」と逆ギレしているのとまったく同じです。

当たり前ですが、このホテルだと給湯能力は12,000リットルもあれば十分なのに、規制が変わり、「これを2倍に増やせ」などと要求されれば、普段からお湯の供給能力だけが過剰になりますし、過剰設備投資のコストは宿泊客が負担しなければならなくなります。

コメの生産量を増やせば、余剰米が増え、値崩れが発生して農家が困りますし、農家が困らないように高い価格でコメを買い上げなければならないのだとすれば、その分は消費者にツケが廻ります。

太陽光で発電した電力を高値で買い取り、その買取費用を一般消費者に対する賦課金で賄おうとする構想が現在、日本の電力価格を不当に押し上げているという事実を見るまでもなく、理不尽な制度を作れば、必ず消費者が困ることになるのです。

また、このホテルの事例では、お湯を沸かすための水や燃料は十分にあるのですが、1日の給湯能力はあくまでも12,000リットルです。これは、世の中にコメの在庫は豊富にあるけれども、1日に精米できる上限は限られている、といった論点とよく似ています。

「てめえが犯人か」仮説裏付けるPOSデータ

あくまでも当ウェブサイトなりの仮説ですが、メディアが「みなさん!コメ不足です!!」などと報じるだけでも、それに煽られてパニック的にスーパーに出掛け、朝早くから並んで入荷したコメを片っ端から買い込んでしまうという不届き者がいるのではないでしょうか。

まさに、「てめえが犯人か」仮説です。

てめえが犯人か

夫の実家は老夫婦2人暮らしのはずなのに、コメが40㎏くらいあったので、『お義母さん、こちらだとコメは買えるんですね』と言ったところ、義母からは『違うの、お父さんと手分けしてあちこちのスーパーで開店と同時にコメを探して買い溜めたの』と言われ、『てめえが犯人か』と言いそうになった」。

(【出所】Xポストを参考に加工)

この「てめえが犯人か」仮説を裏付けるのが、先ほども取り上げた農水省『マンスリーレポート』のPOSデータです(図表4)。

図表4 スーパーでの販売数量の推移(POSデータ 全国)

(【出所】『コメに関するマンスリーレポート』の別紙

そこに、こんな記述があります。

令和6年8⽉は南海トラフ地震臨時情報(8⽉8⽇発表)、その後の地震、台⾵等による買い込み需要が発⽣したこと等により、8⽉5⽇以降伸びが著しい週が3週続いたが、8⽉26⽇の週は前年より⾼い⽔準であるものの、⽔準は急減」。

当ウェブサイトで提示してきた、「一部パニック消費者による異常な購買行動」という仮説が、この農水省レポートで見事に示された格好です。本当にわかりやすいですね。

それを捨てるなんてとんでもない!

コメ不足は自民党総裁選とともに去りぬ

そして、これも当ウェブサイトなりの仮説ですが、この手のパニック消費者、記憶力が極端に低いという特徴があります。こうした文脈で、先週の『【やっぱり】自民党総裁選開始でコメ不足は完全解消へ』でも述べた、こんな内容を振り返っておきましょう。

  • 少なくとも著者自身が調査した4店舗のうち3店舗では、「店頭にまったく商品がない」という状況は解消した。あとは商品が入荷し、棚が充実していくのを待つのみであり、ちょうど新米が出回る時期でもあるため、(価格は昨年より上がっているとはいえ)商品はこれから増えていくだろう
  • そうなると「商品がある」から「今無理して買わなくても良い」、となり、商品棚には徐々に商品が充実することで、あと数日もすれば、コメ不足は全国各地で徐々で順次解消していくことになる
  • また、本日(=9月12日)に自民党総裁選が告示を迎え、明日以降はテレビの話題もコメ不足をすっかり忘れることだろう。テレビに踊らされてコメを買い占めている者たちの頭の中からも、コメ不足に関する話題は忘れられていく

…。

いわば、「コメ不足は自民党総裁選とともに去りぬ」、とする予言です。

なんとも、自分自身で書いていて、ここまで断言しても良いのだろうか、という疑問もないわけではありませんでした。

しかし、著者自身が居住している地域で最も大きなスーパーに立ち寄って米コーナーを確認してみたところ、昨日(つまり9月20日)時点で、棚はこんな状況でした(図表4)。

図表4 とあるスーパーの9月20日時点の在庫状況
銘柄 価格(税込み) 在庫
茨城県産ミルキークイーン5㎏ 3,669円 13袋
新潟こしいぶき5㎏ 3,453円 13袋
千葉県産こしひかり5㎏ 3,218円 40袋
千葉県産こしひかり無洗米5㎏ 3,326円 15袋
あきたこまち無洗米5㎏ 3,110円 3袋
茨城県産ミルキークイーン無洗米5㎏ 3,777円 2袋
令和5年産あきたこまち5㎏ 2,780円 2袋

(【出所】著者自身が9月20日夜7時時点で実地調査。「令和5年産あきたこまち」以外はすべて令和6年産の新米)

都会の店舗の狭いコメ売り場にこれだけのコメ袋が積まれているのは見応えがあります。

販売価格は昨年と比べて全体的にかなり上昇していますが(体感的には1.5倍~2倍、といったところでしょうか)、それでも少なくとも「コメを買いたいけれどもコメがない」、という状況ではなくなったことは間違いありません。

頑張って食べてね♡

「コメ不足は政府の責任だ」、「政府は今すぐ備蓄米を放出すべきだ」、などと無責任なことを述べていた人たちには、なにかヒトコトくらい、ご見解をお願いしたいところです。

いずれにせよ、ほんの1週間前までせっせ、せっせとコメを買い占めていた不届きな者たちの自宅には、おそらくは一世帯あたり下手をすると数十キロの令和5年産米が積み上がっています。

これに対し、当ウェブサイトとして申し上げたいのは、たった一言。

「頑張って食べてね♡」、です(「食べてね」のあとの文字はハートマークです。閲覧していただいているPC、スマホ端末からは正確に表示されない可能性がありますので念のため)。

それはともかくとして、最近だと令和5年産のコメをしこたま買い込んだ者がスーパーにやって来て、令和6年産との交換を要求している、などとする、なかなかに強烈な話題も耳にします。

いずれにせよ、「コメな生鮮食品だ」という事実を知ってか知らずか、コメをしこたま溜め込んで、彼らはいったいどうするつもりなのでしょうか。「妖怪二口女」をアルバイトで雇うなり、一升炊きの炊飯器でコメを炊いて近所の高校の運動部に毎日差入をするなりして消費するつもりでしょうか?

風味が落ちようが、虫がわこうが、何年かかろうが、それを捨てるなんてとんでもない!農家の皆さまが丹精込めて育てたおコメ、しっかり味わい、頑張って召し上がっていただきたいと思う次第です。

新宿会計士:

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  • >また、本日(=9月12日)に自民党総裁選が告示を迎え、
    テレビでニュースは見ていませんが、総裁選についてのピックアップはそれ以前からネットで取り上げられていたし、その元ニュースがどこかというと結局はマスコミ配信だったりします。
    自民党総裁選についての報道がこの日を境に爆発的に増えたというようには見えません。
    一定量の自民党総裁選の報道が、告示前から行われていたことから、総裁選についての報道が影響を与えていたとは思えません。

    >そうなると「商品がある」から「今無理して買わなくても良い」
    うちの近所では、総裁選告示の10日~1週間ほど前からそういう反応がじわじわと出ていました。
    なので、この一行の部分だけで、消費者の行動は説明が付くと思います。総裁選の報道はほぼ関係無いと思います。

  • 米不足はマスク不足やトイレットペーパー不足と同じ。マスコミが作った。テレビのワイドショー酷かったもん。今は総裁選で自民党ディスりに必死だから米不足問題も忘れて片付いてしまった。令和の米騒動はマスゴミ変更報道の教科書に載せたいくらいの典型例。安倍元首相狙撃も元を正せばマスコミとかの煽りも原因。マスコミは諸悪の根源。

  • 毎度、ばかばかしいお話しを。
    ○○(好きな言葉をいれてください);「令和5年産のコメを、令和6年産のコメに交換してもらう。その手があったか」
    落語に出てきそうだな。

  • -----カメラを向ければ、事件が起きる------
    星新一の「ごたごた気流」を思い出しました。

    *世を搔きまわす、トラブルメイカーですね。
    ・・・・・

    古米でも、もち米を1割程度ブレンドすれば、食感が保てます。
    *廃棄だけはして欲しくないですね。

  • 私は農家の従兄弟から格安で米をもらってコイン精米機で精米しているのでテレビの戯言など気にしていませんでした(田舎で兼業農家も多く近所のお店では普通に米を売っていました)。先日新米を受け取った時に今年から値段を1.5倍にしてくれと頼まれましたが、生産コストが上がっているのは承知しいていますし、それでも十分に安いので快く受け入れています。