『スマートフラッシュ』の記事によると、例の「劣等民族」発言を巡り、発言者本人の携帯電話に取材を申し込んだところ、「取材は受けつけていません」との回答があったのだそうです。この記事が事実かどうかはわかりませんが、問題発言が話題となり始めて数日が経過するにも関わらず、本人から発言の釈明、撤回、謝罪などがなされたという事実が(今のところは)見当たらないという点は、なかなかに不思議です。
日本人は「劣等民族」なのか?
先日の『自民党を勝利させ続けている日本人は劣等民族なのか?』では、TBSの報道番組『サンデーモーニング』にも出演していることでも知られるジャーナリストの方による、「(日本人は)劣等民族」なる発言を取り上げました。
TBSの報道番組にも出演するジャーナリストがYouTubeの対談動画配信で、他のジャーナリストからの「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」との問いに対し、「劣等民族だから」と発言したことが、ちょっとした話題となっています。「リベラル」層といえば、ふだん、自民党関係者の言動にはやたらと厳しいように思えるのですが、そのわりにこの「リベラル」層や特定政党関係者の言動を見ていると、ちょっと驚く事例が多いように思えてなりません。いくつかの事例を確認してみる#ケース①フリーランスの記者自民党総裁選における小泉進... 自民党を勝利させ続けている日本人は劣等民族なのか? - 新宿会計士の政治経済評論 |
これはYouTube配信での対談企画で、もうひとりのジャーナリストから「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」と問われ、「一言で終わりそう。劣等民族だから」と応じ、2人で笑いあったとするものです。
一説によるとこの「劣等民族」ないし「劣等人種」は、もともとはナチスがユダヤ人を含めた他民族を位置付けた際の用語であり、いわゆるホロコーストや民族浄化などの政策に繋がっていったものとされます。
正直、この「劣等民族」なる発言は、さすがに公(おおやけ)に対して述べて良い一線を越えているのではないでしょうか。
産経以外の主要メディアはこぞってスルー
ただ、この問題の発言がX(旧ツイッター)などで話題になり始めてから数日が経ちますが、産経などを除くと、主要メディア(とくに一般に「左派」と呼ばれるメディアを含め)がこの問題を報じている気配はありません。
ためしに、検索エンジンで「劣等民族」と入力し、「site:」の演算子で朝日新聞(asahi.com)、毎日新聞(mainichi.jp)、読売新聞(yomiuri.co.jp)、時事通信(jiji.com)、東京新聞(tokyo-np.co.jp)についてウェブサイト限定検索を行ってみました。
すると、出てくるのは「在日韓国・朝鮮人の方々が差別されている」、「トランプ政権下の米国でネオナチ組織が急増している」、「植民地時代に日本が朝鮮を『劣等民族』とレッテル張りした」、といった(おそらくは事実誤認も多く含まれた)記事が中心です。
なんだか、理解に苦しむところです。
特定の人種・民族に対するヘイト表現は問題視するのに、明らかに日本人に対する差別的な発言を問題視しないのだとしたら、それはダブル・スタンダードだといわれても仕方がない気がします。
ご本人は取材拒否?
ただ、それ以上に驚く話題があるとしたら、これかもしれません。
「劣等民族」発言で大炎上『サンモニ』出演のジャーナリスト・青木理氏に“真意”を尋ねるべく直電
―――2024.09.19 11:40付 Smart FLASHより
『スマート・フラッシュ』編集部はこの「劣等民族」発言を巡って、発言したジャーナリストに「どう思っているのか」、「発言の真意」などを尋ねようと携帯電話に取材を申し込んだところ、「取材は受け付けていません」と断られた、というのです。
この点、同編集部が本当にこの人物に取材を申し込んだのか、そしてご本人が本当に「取材は受け付けていません」と述べたのかどうかに関しては、少し留保は必要です。本当は取材を申し込んでもいないのに、「本人が取材を拒否した」、などと報じている可能性はゼロとはいえないからです。
ただ、著者自身が調べた限りでは、この発言をしたご本人が、現時点において、何らかの声明、見解などを出している形跡は見られません。やはり、あくまでも現時点で判断する限りは、ご本人が発言の真意を表明、撤回、謝罪などを行っていない可能性が高そうです。
それに正直、自民党の政治家などの発言については舌鋒鋭く揚げ足取りのように何度も追及するわりに、俗に「左派」と呼ばれる人たちが問題発言を行っても「スルー」するというのは、日本のメディアが一般の視聴者、読者から信頼をなくす原因ではないでしょうか。
いずれにせよ、本件について発言された方は「なかったこと」にして逃げようと思っていらっしゃるのかもしれませんが、このインターネット時代に「報道しない自由」が罷り通ると考えているのだとしたら、それは少し認識が甘すぎるのではないか、などと思う次第です。
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「左派」が「スルー」
これ想定内。
次のサンモニには出ないだろう。理由? 番組内では誰も聞かないし誰も釈明しない。要するになかったことに。
青木某には自分がブーメラン発言をした自覚が全く無いでしょうね。
アオキリさんは発言を撤回するつもりも謝罪するつもりもないんでしょ。
なぜなら本当だと思っているから。
ネット上ではこれからも事あるごと、永遠に持ち出され続けるでしょう。(笑)
今後、サンモニ出演どうなりますかね?
しれっと出演してたら、それこそサンモニ自体が大炎上になりそうな気もするけど、TBSが全面的に庇う気満々かな?
いかんせん、TBSですからね。”顔”を外す訳にもいかないし、
「ネトウヨに屈した」と見なされるのも絶対に嫌でしょう。
”なかった事”にして貝のように口を閉ざすパターンでしょうかね、これは。
それにしても、取材を受け付けない”ジャーナリスト”かあ……
劣等なのは一体どちらなのかと。
サンモニなら道を踏み外す方がずっとやり易いでしょうしね笑
9条教の教義の深化により、日本人の原罪の贖罪を突き詰めていくと、原理主義的な使徒で、『サンデーモーニング』にも出演していることでも知られるジャーナリストの発言のようなことに至るのかなと思います。
「左派」と呼ばれるメディアなどの9条教信者からすると、すんなりと受け入れられるのでしょうね。
サンモニも引き続きこのジャーナリストを出演させるのに違和感はないのではないでしょうか。
はっきり言っちゃダメ。
匿名様
いえいえ、私個人的には
青木理様が「劣等な私達」にどのような
「高等なこと」を取材において、述べて賜るのか興味があります。
左派の狂言は、マスコミ(新聞・テレビ・雑誌)がダンマリ決め込んで、全力で忘れさせようとするから、我々としては、これを忘れない、風化させない、言い続ける事が大事だと思います。
青木理 2024.9
「列島民族」と日本国民を侮辱した
島田雅彦 2023.4
「暗殺成功して良かった」と安倍総理の暗殺事件を念頭に発言
膳場貴子 2024.7
トランプ暗殺未遂事件で「プラスのアピールにもなりかねない」と発言
顔を見るたびに「あぁ、あの日本人を侮辱した青木さんね」くらいの枕詞を付けて話すくらいでちょうどいいと思います。
このサイトのどこかに、こういう発言のアーカイブとかあると、ありがたいかなーと思います。
アオキ理さんのブーメラン発言もアーカイブしておきましょう。
こりゃ、サ○モニのスポンサーに、コンプライアンス違反の調査依頼をしたほうがいいですね。
・「特定の集団や人種にレッテルを貼って罵声を浴びせたり攻撃したり、・・・それがまた快感を呼ぶ悪循環。この魔力を政治も悪用してきました。」
https://mainichi.jp/articles/20211208/ddf/012/070/004000c
http://konoyubitomare.jp/archives/1082124906.html
・「韓国だったら何を言ってもいいみたいな人たちが、テレビで煽っている」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d6b3edbe4b09bbc9ef03584
KN様、記事の紹介どうもです。
左寄りの人って、R4を筆頭に本当にブーメランの名手ですねw
もう乾いた笑いしか出ませんよ。。。
共産党は2014年に天安門を模したブルドーザーデモを行いました。
キルファシストを標榜し、総理大臣の顔のマスクを踏み倒すパフォーマンスを行っています。
政権を取ったら敵対的政党に投票していた有権者をファシスト扱いして轢き潰すということをやりたいのでしょうか?
今回の件も含めてリベラルな政党は自身の支持者以外に対して極めて冷酷である事を示しています。
たちが悪い事にリベラル政党は争いごとは言葉で解決を標榜しているはずなのですが・・・。
またヘイトスピーチに断固反対とも言っています。
実際の所上っ面だけの表現に過ぎないのです。
日本は報道の自由度が低い国として有名です。
政権側の不祥事が握りつぶされるのであれば、なるほど自由度が低いと考えますが。
握りつぶされるのはマスコミやリベラルの不祥事です。
一体誰が原因で自由度が減退してるのでしょうか、極めて不思議です。
実際の所自民党を大々的に応援したいという人は多くはないです。
ですがリベラル政党の活躍を見てるとその暴力によって身の危険を感じて自民党に投票する。
そうした層が結構いるのではないでしょうか?
自民党を勝たせ続けているのは自分自身の言動であるというのが理解できない点は非常に滑稽です。
いつもの左翼仕草ですよ。
自らの言動についての自覚がない。他人の言動の揚げ足ばかり取る。
建設的な議論が成立しないはずです。私も、どうしても譲れない話題について左翼ブログでレスバすることはありますが、本当に不毛でやりきれなくなり、始めてしまったことを後悔することがとても多いです。
連中はある「特殊な設定」のもとにポジショントークを仕掛けてくるのです。「自民党に投票する人は劣等だという設定」が、連中の頭の中にあるのでしょう。