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香港で日本米不足が生じていない事実がコメ不足の正体

『スマートフラッシュ』によれば、日本の食材が大人気の香港では、日本産のコメの不足はまったく生じていないそうです。当ウェブサイトではこれまで、昨今のコメ不足の主因が「パニックを起こした一部消費者の異常な行動がサプライチェーンを乱しているからだ」と指摘してきましたが、その指摘の正しさが、間接的に証明された格好だといえるのではないでしょうか。

令和のコメ不足

令和のコメ不足の正体とは、いったい何か―――。

現在、都内など一部地域でコメが手に入り辛い状況が出現していて、これに関し、一部の人々は「政府・自民党政権の減反政策のせいだ」、「食料が足りていない」などと叫んでおり、酷いケースだと「おコメが食べたい」などと題したデモ行進なども企画されているようです。

ただ、この「令和のコメ不足」、『令和のコメ不足は「平成コメ騒動」の再来「ではない」』にてまとめたとおり、当ウェブサイトなりの見解を端的に申し上げるならば、「パニックになった一部消費者による買い占めなどの異常行動」が主因です。

考えてみれば当然です。作況指数も良好で、消費量を上回る生産量があり、消費量も年々落ちているコメが、8月以降、突然店頭から消えた理由を考察すれば、生産量不足「以外の」原因があるとする結論に至るのは自然な流れでしょう。

しかも困ったことに、最近だと、一部の業者や個人が転売などを目的にコメを買い占めているらしく、Eコマースサイトなどを見ると、「コメ5㎏5,980円」など、通常、スーパーの店頭などで見かける価格(著者の体感だと2,000円前後くらいでしょうか?)と比べて非常に高い値段で売られているのがわかります。

誤った処方箋は誤った結果をもたらす

この点、「政府が備蓄米をすぐに放出すれば良いではないか」、などとする意見もないではないのですが、これもコメ不足の原因を正しく把握していない、大変に誤った処方箋であり、誤った結果をもたらす考え方だと断じざるを得ません。

コメのように重量がある商品は、収穫後は消費地に比較的近い場所で保管され、精米業者が少しずつ精米し、袋詰めして流通に流しているわけですが、そもそもコメの収穫は年1回であり、流通業者らも1年を通じて少しずつ精米し、店頭に並ぶようにコントロールしているのです。

それが、いきなりコメの販売数量が急増するなどして、精米キャパシティを超過するコメ需要が生じたら、店頭からコメがなくなるのは当たり前でしょう。

つまり、現在のコメ不足は「コメの在庫が足りないから発生している現象」ではなく、単純に、精米能力を含め、スーパーの店頭などに精米したコメを流通させるためのキャパシティが足りてないために生じているものであり、コメの供給・流通を増やしたところで解決する問題ではないのです。

ましてや消費者のパニックが原因なのだとすれば、政府にできることはほとんどありません。

せいぜい、「コメの生産量や流通量は十分ですよ」、「一部の消費者がパニック買いを自省すれば良いのですよ」と呼び掛けることくらいでしょうか。

これについては読者コメント欄で「農民」様というコメント主の方が指摘した、こんな趣旨の内容がわかりやすいでしょう(コメントに適宜原文にない単語を付け加えています)。

  • (「生産量は消費量を上回っている」などとする)議論は決して「机上の空論」ではない
  • 今回の問題の本質は、在庫・流通量は十分なのに消費者に行きわたらないこと
  • 「生産→市場→小売→消費」という「流通」の流れはとくに滞っておらず、「消費」の部分で異常に偏っている
  • これに「供給増」で対応すれば大きな歪みをもたらし、増幅された辛苦が農業関係者に降りかかる

その意味で、一部の人が主張する「備蓄米を放出すれば良いのに」、は、机上の空論であるばかりか、やり方を間違えれば問題の解決にはまったく役立たず、さらには産業に大きな打撃を与えかねないものだと断じて良いでしょう。

なぜ供給を増やせないのか

ちなみにこうした「消費者パニック」を原因として、店頭から商品が消える現象は、コメだけに発生するものではありません。

石油ショック時のトイレットペーパー、コロナ禍のマスクや消毒用アルコール、あるいはテレビ番組が「納豆にはダイエット効果がある」などと煽った直後の納豆のように、本来ならば需要に対して十分な供給がある商品が、一時的に店頭から消滅してしまう現象は、昔からよく知られています。

実際、先日も紹介したSNSでのこんな趣旨の書き込みも、その異常心理の典型例です。

友達の話だが、夫の実家は老夫婦2人暮らしのはずなのに、コメが40㎏くらいあったので、『お義母さん、こちらだとコメは買えるんですね』と言ったところ、義母からは『違うの、お父さんと手分けしてあちこちのスーパーで開店と同時にコメを探して買い溜めたの』と言われ、『てめえが犯人か』と言いそうになった」。

そもそも論として、サプライチェーンの仕組みから考えて、商品の流通量を短時間で増やすことなどできません。

この世の中のほとんどの商品流通は基本的に需要と供給のバランスで成り立っており、供給者としては「これだけの需要がある」と予想して、設備投資、商品の仕入れなどを計画的に行っています。

こうしたなかで、ごく一部の消費者が異常な量の商品を買い込んだら、需給バランスが崩れて店頭から商品が枯渇するのは当たり前です。

そして、需要側で異常な需要増が発生したときに、供給側がいちいち供給を増やしたら、いったい何が生じるでしょうか。

そもそも商品供給量が増えたら価格が下がりますし、また、供給を増やすためにはときとして設備投資が必要で、しかも供給を増やしたところでその商品の供給がその後も続くというものでもありません。おそらく、一部消費者の異常行動が収まれば、需要が元通りとなり、設備投資は無駄になってしまいます。

だからこそ、「消費者の異常行動」に際して「恒常的に供給を増やす」というのは、ときとして、賢明ではないのです。

そろそろ新米が出てきますよ!

もちろん、コロナ禍で「アベノマスク」がマスク不足を一掃した事例もありますので、「政府が備蓄米を放出する」、あるいは放出すると「表明する」だけで、コメ不足があっという間に収束する可能性はあるでしょう。

ただ、それを言い出せば、いまわざわざ備蓄米を放出する必要などない、という考え方も成り立ちます。現在、おそらく全国の穀倉地帯では令和6年分の新米の収穫と脱穀などの作業をしている最中だと考えられるためです。

実際、X(旧ツイッター)などを見ていると、新米が山積みにされた店頭の様子などを投稿している人もおり、はやければ今月中にも新米が行きわたれば、コメ不足は急激に解消されていく可能性が高そうです。

さて、それはともかくとして、冷静に考えて現在のコメ不足については「コメの生産量不足」によるものなどではなく、一部消費者の異常行動(あるいは買占め・転売業者の行動、一部メディアや日本共産党など一部政党の悪質なデマなど)が原因であろうと判断することができると思います。

ただ、インターネット上では、冷静な思考が苦手な人も多いらしく、一部のニューズサイトの読者コメント欄などを見ていると、やはり、こんな趣旨の書き込みを見かけます。

減反政策を見直すべき。米農家にわざわざ補助金を払って米を作らせないようにしている政策自体が世界からみれば異常なのです」。

農水省、農林中金、農協が鉄のトライアングルを形成し、既得権益を強力に守っているのですね」。

新米の価格は昨年の五割増しになる様です。つまり大幅な値上げを目的のきっかけとして販売を制限して米不足を故意に招いた様ですね」。

…。

ちなみに新米の価格の引き上げは生産コストの上昇などを受けた措置で、コメの供給不足とはまったく別論点です。また、に日本の農業政策などに不満を覚える人もいることは間違いないのですが、その論点と今回のコメ不足は、必ずしもリンクするものではありません。

いずれにせよ、理屈でモノを考えられない人が見当違いの内容を書き込んで政府への不満を口にするというのは、コロナ禍のマスク不足のころなどとまったくかわっておらず、思わず苦笑してしまうところです。

香港では日本産米の不足は生じていない!

こうしたなか、『スマートフラッシュ』が3日付で配信した、こんな記事が目に付きました。

“令和の米騒動”なんてどこ吹く風「どっさり山積み」香港スーパーに日本米が並ぶ理由を現地商社マンが解説

―――2024/09/03 06:00付 Yahoo!ニュースより【SmartFLASH配信】

『スマートフラッシュ』によると、香港では街中のスーパーで日本産のコメが山積みとなっている、というのです。

現地在住ジャーナリストの角脇久志氏はこれについて、こう述べます。

品薄どころか、あり余っている状況なんです。これは飲食店でも同様で、日本発のおむすび専門店でスタッフに取材したところ、『とくにおむすびの材料用のコメや、店頭販売用の日本米が不足しているという話は聞いていない』とのことでした」。

そのうえで角脇氏は、8月に香港1号店がオープンし、大人気となっている牛丼の『松屋』でも、「日本米の不足でメニューが提供できない」という話が出ていないとしたうえで、香港では日本米の品薄の影響はどこも皆無だ、と述べているのです。

角脇氏はこれについて、さまざまな事例を出しながら、日本産のコメが香港で過不足なく流通している現状を説明しているのですが、こうした角脇氏の発言自体、日本で生じているコメ不足の正体を丁寧に説明したものであるといえます。

ただ、せっかくの説明にも関わらず、スマートフラッシュの記事では「日本の一部消費者の異常行動」に焦点が当たらず、香港の事例を「長期供給契約」の話に持って行ってしまっているのが残念なところです。

なお、どうでも良い話かもしれませんが、個人的に読者コメントなどを眺めていて不可解に思うのは、コメ不足(ただしくはコメの店頭在庫不足)という事態に直面して、初めて「日本人の主食のコメがなくなった!」「政府は何をやっているんだ!」などと叫ぶ人たちです。

日本人がかつてと比べ、コメをあまり食べなくなっているとされていますが、そうやって叫んでいる人たちは、これまで1日3食、コメを食べて過ごしているのでしょうか?

また、どうでも良い話題ついでに申し上げると、著者自身の職場の近所にある某薬局では、パックごはん(5個入り)がセールで500円以下で売られていましたし、似たようなレトルトご飯は各所で目にします。

もしどうしてもコメが手に入らず、それでもご飯が食べたいという人は、こうしたパックご飯なども試してみてはいかがでしょうか?

新宿会計士:

View Comments (13)

  • 8月8日宮崎県の地震と南海トラフ地震臨時情報だけなら問題もおきなかってでしょうが
    翌9日に神奈川県西部震源で大きめの地震が続いてしまったのが首都圏で一部の人達の不安感を揺り動かしてしまった
    理性や理屈を語ったところで実際に米が無いのは事実
    私などは麺類やレトルトご飯で過ごせるが若い子には不自由なく腹いっぱい白飯食える日本であってほしいなぁ

  • 8月初旬からニュースでパラパラとは見かけていたことだったのですが、ちょっとソースを確認してみました。

    今年は例年より需給が逼迫気味なのは事実のようです。
    農水省が毎年7月に、前年の生産量と6月末時点の民間在庫量から年間の需要実績を発表しています。

    農水省:米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/beikoku_sisin/
    R6.7.30 https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/beikoku_sisin/attach/pdf/index-16.pdf
    R5.7.31 https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/beikoku_sisin/attach/pdf/index-13.pdf

    昨年資料によると、年間総需要682万t(10月で修正)を予測していましたが、実績は702万tで20万tほど上振れしました。まあでも、その程度です。需要実績は引き算で求めます。(総需要=前年生産量+前年在庫量-今年在庫量)
    資料にあるとおり、今年6月末で期末在庫量が156万tで予想より少なかった。例年に比べると今年需給が逼迫気味であったことは確かなようです。でもね、在庫はあるんですよ。(笑)
    これで備蓄米を放出したらどうなるか・・・

    ちなみに、来年の需要見通しは673万tで減ります。予測に対して年々多少の上下はありますが、移動平均は減少で大きく外れていないようです。
    変動要因はこちらに概要が記されていました。

    農水省8/16:米に関するマンスリーレポート
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/attach/pdf/mr-832.pdf
    P.5
    >令和6年6月末民間在庫量は、令和5年産米の高温・渇水の影響による精米歩留まりの低下(1等比率の低下等)や、令和3年9月から食料品全体の価格の上昇が続く中で、米の価格は相対的に上昇が緩やかであったことを背景に消費がやや増加したと見込まれることから、前年(197万トン)から41万トン低い156万トン(速報値)となった。

    もう一つ、農協経由で流通する米を買取する際の農家への仮払い額である概算金上昇のニュース。農協自身のリリースを見つけられず報道を確認しました。
    理由は資材、燃料、人件費上昇、農業離れ対策を理由に2割~4割上昇すると報じられています(2倍ってのはないですね)。現在の米不足を理由にとは報じられていませんが、例外は読売の記事。

    あきたこまち「JA概算金」大幅引き上げ、全国的コメ不足の影響で「最高額」…離農の声も多く農家に寄り添う
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240830-OYT1T50061/
    >大幅な引き上げの背景には、全国的なコメ不足などがある。

    これ、農協が語ったことなのか、読売の主観で述べているのかわからないんですね。書き方としては「怪しい」です。

    参考 農水省:米の概算金と追加払いについて
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mailmaga/pdf/261226panfu.pdf

    •  "減反政策"という題目は既に無くなっているのですが、減反と一部目的が類似した制度が件の概算金や、生産目標・生産目安と言われるものです。半強制な減反と違い、農家の自主性や自由競争を促すとされますが、要は餌を大きくすれば生産が増え、餌を絞れば生産が減るという、米の生産量をコントロールする指針ですから。(以前「減反をやめると~」などと記述しましたが、今も調整保護されているという趣旨はこれらによるもの)
       経費(大)高騰と厳しい気候に関しては私の肌感覚(ですみませんが)と一致します。

       農業は大半の経営者(言ってみれば普通の高齢世帯)の経営感覚がアップデートされないことと、保護が必要な産業である各事実が悪く噛み合って、補助金支援金で成り立ってしまっています。そのため外部から見るとどうしても不要としか思えない制度やウラガネを思わせるようなやり取りもあるかと思いますが……
       日本全体で米の在庫の総量はある、生産者の作況も異常値ではない、しかし業者はやりくりをしており、小売では謎に飛ぶように売れ、需要者には割合としたら行き渡っていない。
       それぞれの問題が、視点によって異常なほど捉え方が変わる事件ですね今回は。現象をとっても、私にとって米不足といえば"生産の失敗"ですし、消費者からは"店頭在庫"でしかないでしょうしね。
       マスコミが喜びそうな性質ではあります。

      • ついでに食糧管理法時代以降の改革の歴史もざっと振り返ってました(ウルグアイラウンドとか懐かしい)。
        素人感想で恐縮ですが、主食の米や食料の管理は必要だと思います。米が足りなくなる事態をできるだけ避けることを重視すれば、あまり乱暴な制度変更はできなかったでしょうし、賛否はあれど今の形には当時の現状を踏まえた合理性がそれなりにあったのだろうと思います。
        過去の改革もだいたい20年ごとですし、当事者の世代交代なども踏まえて漸進的にしか改革は進められない分野かなとも思います。

    • 読み直して見てちょっと表記揺れも酷いし冗長・抜け漏れも多いしで、自己レス的に補足です。

      昨年6月末からの1年間で、米の民間在庫が農水省の「見通し」を超えて減りました(消費が多かった)。見通しとのブレ幅は20万t程度でしたが、過去のブレ幅と比較すると大きめです。ブレの理由は上のマンスリーレポートの通り。
      ここからは素人解釈。予想を超えて在庫消費が増えたので、精米などの流通過程のどこかで容量・能力不足が起きた可能性はあったでしょうし(ボトルネック)、そうなれば店頭在庫が乏しくなることは十分考えられると思います。

      いずれにしても在庫はあるわけで、買い煽りや買い占め行動は事態を悪化させただけで一つも良いことはなかったって点は変わりません。

      •  ミクロ個人の経済活動と、マクロ国の食料政策とを両立させなければなりませんしね。どちらかを束縛か放棄かすれば簡単かもしれませんが。

         さて農水省としても消費が予想以上に増えた、と把握していたわけですね。その上で「備蓄米の放出は不要である。」としたわけだから、所謂"米不足"だと捉えていないという証左に思えます。
         認識不足ってことも無くもないかもしれませんが……共産党の言う「自民党ったらヒドイ、米不足なのに対応なんてしないだって!」とかいうのは、言う先も違うし結局事実とも違いそうです。

  • 輸出用に作った米は補助金が出てるから国内に転用出来ないそうですね。転用するとすれば補助金を返上しなければならない。
    話は単純ではなさそうです。複雑怪奇なコメ政策がコメ不足の唯一の原因ですね。だからこそ解決も素人考えでは出来ない。
    素直に慌てず待つのがよさそうです。

  • 普段コメを炊かずに外食かコンビニで済ませている人でも、便乗して政府批判している人たちがいそう。
    自分が普段全く興味ないことに対して、被害者(?)に寄り添うフリをして、政府、大企業、有名人などを叩いて悦に浸っているヒマな人たちはいると思います。

  • 米不足を煽って成功したと思っている方々でしょうか(マスコミも含む)成功体験をもう一度なのか、今度は

    「新米の1等級の米を政府は備蓄米にしようとしている」

    って反政府プロパガンダを広めようとしている書き込みを見かけました。

    「新米」や「一等級」はブランドやら銘柄ではありません

    新米とはその年に収穫した米はその年の年末までの呼称です。
    12月31日を超えたら古米なんです。

    等級とは基準は玄米時にくず米(割れ、欠け、虫喰い、変色、未熟など)の含有割合で決まる規格です。
    今は光学選別機を使いくず米は除去され日本産米の大体が1等級です。
    そもそも日本の米農家さんは検査前の段階で出荷予定の米にそんなクラス混ぜません。
    石や土が入ってるのさえほぼ見かけません(諸外国のお米にはざらに石や雑物入ってます)。

    賞味期限をある食品の備蓄に収穫仕立てで高規格の米が充てられるのは当たり前です。
    なんで政府(特に自民党)が悪いに結び付けられるのか理解し難いものがあります。
    昨年・今年の収量と品質に不足が無いのですから当たり前の事を書きようによって煽り言葉にしているだけです。
    なにがけしからんのかわかりません。

    いい加減にしろよ左翼マスコミ…と思います。
    消費者の国民がパニックになったら正確な情報を伝え沈静化するのがマスコミの本来業務なんじゃないですか?
    特にNHKとTBSと日テレ!(もはや新聞眼中に無し)
    正体隠さなくなってやりたい放題だが、めちゃめちゃ背景がすすけて見えてますよ?

  • これは本当にマスコミが煽ったから発生した米騒動なのでしょうか?

    私は大阪の一番安い米ばかり買う消費者ですが、5月くらいの段階で今まで購入できていた10キロ2500円強の米は買うことができませんでした。

    春から安い米の値段は上がっており、地震の前から米の品薄を肌で感じていました。

    そして、地震があり、南海トラフの警報があって米自体を購入することが難しくなったというのが実感です。

    米不足の報道は、春先にはなかったと思います。

    また、このような需給状況であることは南海トラフ地震臨時情報が発令される8月8日の前の7月25日にNHKで報道されています。

    https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/009/37/

  • 同時期に堂島コメ平均がスタートしてたので業者が仕掛けたのかなとか思っていました。

  • こちら(本州最北端)でも、煽りを受けてお米の入手は難しくなっています。

    自分は2名家族なので当面はパックご飯で凌ぐつもりでいます。
    麺類やパンなどを主食にすれば解決する話と思っています。
    お米の価格上昇も、農業に対する正しい価格転嫁であれば問題ないと思います。
    それで秋を過ぎてもお米が入手できない状況ならば備蓄米を放出してほしいと思います。

    「今すぐ米を出せ」

    と騒いでいる方は、一日でもご飯を食べないと死んでしまうのでしょうか。
    「三度三度の食事はお米を摂取せよ」と義務付けられた宗教なのでしょうか。

    で、今回の騒動で思いました。
    「推しは推せるときに推せ」