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立憲民主党が選挙で勝てない理由

「与党が50点しか取れていなくても、野党が30点なら、有権者は与党を選ぶ」。「与党が70点でも野党が90点なら、有権者は野党を選び、政権交代が発生する」。「立憲民主党も与党経験がある野党なのに、与党経験から何を学んだのだろうか」。これは、ヤフー・ニュースの読者コメント欄に掲載されていた一般人の意見です。なんとも適切といわざるを得ません。

盛り上がる自民党総裁選

自民党総裁選が盛り上がりを見せています。

すでに立候補を表明した、あるいは立候補を表明する可能性が高いとみられている人は10人以上ともいわれていて、層の厚みは、大したものです。

思いつくままに列挙しても、茂木敏充、林芳正、上川陽子の各氏のような党役員・政府閣僚に加え、小林鷹之、高市早苗、青山繁晴の各氏のように「保守層」から人気が高い候補もいれば、小泉進次郎、石破茂の各氏のように(なぜか)テレビ層から人気が高い人もいます。

年齢・性別で見ても、女性や若手なども含まれていて、さらには旧宏池会(岸田派)からは林氏、上川氏の両名が名乗りを上げるなど、岸田文雄・現総裁(首相)による派閥解消が、ここにきて総裁選候補者の多様化をもたらしている格好です。

もちろん、こうした総裁選候補者を見ていて、国民のなかには「あの人が良い」、「この人が良い」など、さまざまな意見があるでしょうが、最終的に1人が次期総裁に選ばれます。選ばれる総裁によっては自民党に幻滅する人も出てくるかもしれません。

なぜ自民党は強い?選挙制度のせい?それとも…?

しかし、これは著者自身の私見ですが、自民党の強みは、誰が総裁に選ばれたとしても、党としての方向性が大きく変わらないことにあります。

良い意味でも悪い意味でも、戦後の日本の骨格を作ってきたのは自民党であり、また、自民党に対しては「政治とカネの問題」を含め、批判もたくさんあることは間違いないにせよ、それでも2012年12月の衆院選以来、8回連続して大型国政選挙で第1党になってきたという事実は軽視できません。

こんなことを申し上げると、もしかしたらこんなツッコミが来るかもしれません。

そんなこといっても、自民党はたしかに選挙のたびに第1党になっているが、得票率では過半数に達していない。得票率で半分に満たないのに、圧倒的な議席を持つのはおかしいじゃないか」。

この点は、たしかにそうです。現在の衆議院議員総選挙の仕組みでは、第1党である自民党が圧倒的な議席を持つという傾向があることも間違いありません。定数465議席のうち、小選挙区が289議席と全体の6割強を占めているからです。

しかし、第1党を優遇するような選挙制度は、ほかの多くの民主主義国でも採用されており、たとえば英独仏なども細かい差はあれ、下院ないし連邦議会では小選挙区制が主体ですし、ギリシャではかつて議会(300議席)の選挙で第1党に50議席のボーナス議席が付与されていました。

このように、「その選挙で第1党となった政党を優遇する制度」は、世界的にも多く見られますし、実際、日本でも2009年8月の衆院選では、同じ仕組みで自民党が惨敗し、民主党が圧勝したという事実があることを思い出しておく必要があるでしょう。

結局は野党の問題

つまり、日本で自民党政権が続いている理由は、選挙で有権者が総意として自民党を第1党に選び続けているからであり、断じて、自民党が対立する政党に投票しようとする有権者を罰したりした結果ではありません。

(※どうでも良い話ですが、選挙ではあらかじめ候補者の名前が1人だけ印刷された紙を渡され、個々の人民がその候補者を信任しなかった場合には罰せられる、という仕組みを採用している国があるそうです。「北朝鮮」という国らしいですが。)

第1党となった自民党が、(とくに衆院において)圧倒的に多くの議席を獲得するのは、有権者の判断というよりも選挙制度の特徴という側面が強いといえるのですが、仮にそうだとしても、有権者が自民党を第1党に選ばなければ、そもそも自民党がそこまでの議席を持つこともありません。

自民党以外の政党が第1党になれないのは、単純に「自民党が強い」というだけの理由によるものではありません。

「有権者が自民党以外の政党を、2012年12月以降、第1党として選んでいない」、ということと等しいからです。

立憲民主党のダブスタ

このあたり、著者自身、自民党は「ほかのすべての政党を別とすれば、最悪の政党」だと考えています。

これは、自民党はたしかに酷い政党かもしれないにせよ、自民党以外の政党がさらに酷いため、多くの有権者としては、仕方なしに自民党に投票せざるを得ない、という状況を示しています。

とりわけ現在の最大野党である立憲民主党は、さまざまな意味において、ちょっとお粗末です。

たとえば、自民党の「政治とカネ」の問題を最も舌鋒鋭く追及していた政党のひとつが立憲民主党ですが、その立憲民主党では、(報道ベースも含めたら)安住淳、野間健、川田龍平の各氏に政治資金収支報告書の不記載問題が発覚ないし報道されています。

ケース1 安住淳衆議院議員国対委員長

立憲民主党の衆議院議員で国会対策委員長の安住淳氏は2023年11月、自身の資金管理団体の2022年分の政治資金収支報告書に、30万円分のパーティー券収入を購入した団体名と金額を記載しておらず、前日付で報告書の訂正を行ったことを明らかにした。

立憲・安住氏もパーティー券収入を不記載 政治資金収支報告書を訂正

―――2023年11月29日 18時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より

ケース2 野間健衆議院議員

立憲民主党の野間健衆院議員(鹿児島3区)が代表を務める政治団体が、政治資金パーティー収入の50万円を2020年分の政治資金収支報告書に記載しておらず、総務省に25日付で訂正を報告したことが27日、産経による野間氏の事務所への取材でわかった。事務的なミスだと説明している。

立民・野間健氏の政治団体、パーティー券収入50万円記載漏れ 総務省に訂正報告

―――2024/03/27 16:22付 産経ニュースより

ケース3 川田龍平参議院議員

文春オンラインは3月、立憲民主党の川田龍平・参議院議員(48)の後援会の収支報告書に、支援者からの寄附金の不記載があることが『週刊文春』の取材で明らかになったと報じた。文春はこの後援会が川田氏の資金管理団体と所在地が同じであるなど、川田事務所とほぼ一体の関係にあるとみられる、としている。

参院議員・川田龍平に政治資金規正法違反の疑い! 隠蔽された寄附者は一審有罪判決を受けたあの“臓器移植仲介人”

―――2024/03/13 16:12 文春オンラインより

また、とりわけ酷いのは、梅谷守衆議院議員の事例でしょう。

梅谷氏は地元の会合などで日本酒や現金を配っていたことが2月頃までに明らかになったのですが、この件に関していまだに議員辞職もしていませんし、それどころか立憲民主党は徹底的に説明責任から逃げ回り、あげくの果てに、梅谷議員を「党員資格停止1ヵ月」などの「激甘処分」で済ませたくらいです。

また、政治とカネ、議員の倫理などの問題もさることながら、政党としての政策が明確に見えてこないというのも同党の特徴といえるかもしれません。

現在、立憲民主党は来月の代表選に向けて、泉健太・現代表、枝野幸男・前代表、野田佳彦・元首相らの出馬が取りざたされていますが、たとえば枝野氏の出馬会見での「ヒューマン・エコノミクス」には、具体的な中身が見えてきません(『立憲民主党では枝野幸男前代表が代表選への出馬を表明』等参照)。

具体的には、「人の可能性を開く投資」、「地域経済を生かす投資」、「国民所得の底上げ」などが列挙されているのですが、これらに対する具体的な中身、財源などについての言及がほとんどないのです。

ちなみに泉代表は現職でありながら、取りざたされている候補の中では最も若手の部類だそうですが、一説によると立候補に必要な20人の推薦人を集めるのにも、難儀しているとかいないとか。

橋下徹氏の著書

こうしたなかで、元大阪市長で日本維新の会を立ち上げた橋下徹氏が今年7月に刊行したという、講談社プラスアルファ親書『政権変容論』から抜粋した内容を、現代ビジネスが配信していました。

今の野党は「履歴書の無い就活生」のようなもの…橋下徹が自身の体験を踏まえて語る、「野党の必要な経験」

―――2024/08/28 07:00付 Yahoo!ニュースより【現代ビジネス配信】

刊行時期は岸田首相が自民党総裁選に出馬しないと宣言するより前であるため、情報が若干古いことは否めません。ただ、その点を割引くにしても、興味深い記述がいくつかあることも事実でしょう。記事によると、橋下氏は著書の中で、こう述べているそうです。

―こちらが多少流血してでも、『自民党をやっつける!』覚悟を示さなきゃならんと。どちらが本気か、腹を括れるかの真剣勝負は、国民の関心を高めますね」。

橋下:野党にそのセンスと嗅覚、覚悟があれば、今は本当に大チャンスが訪れているんです。自民党は政治とカネの問題で自壊状態。それに加えて岸田政権の経済政策メッセージもボロクソに批判されている」。

この点は、見方によってはそうかもしれません。

もしも野党側が、自民党よりも優れた公約を掲げ、実現可能な具体的道筋を示してくれるのであれば、橋下氏のいう「大チャンス」を、野党はモノにすることができるかもしれません。

ちなみに橋下氏といえば、現実に大阪府政・市政に携わった経験者でもあります。

こうした「維新政治」が素晴らしかったのかどうかに関する評価は避けますが、著書の中で橋下氏はインタビュワーの「地方政治で実力を示すこと」を巡って、こう述べています。

橋下:就活生にとっての履歴書、アーティストにとってのポートフォリオみたいなものです。『自分を採用してください!』と手を挙げる学生が、『これもできます』『あれもできます』とアピールしても、『本当にできんの?』と疑われるのは当然です」。

そこで実際に経験してきた具体的なエピソードや、失敗から学んだ気づきなどがあれば、採用者は相手が口先だけではないことを理解できます。アーティストも自分でつくり上げた作品をそこに提示すれば、説得力は増すでしょう」。

橋下氏の普段の発言には、賛否両論あることと思いますが、この「地方行政で実績を積め」というのは、ひとつの示唆としては、興味深い点かもしれません(日本維新の会の大阪府政・大阪市政が大成功だったかどうかは別として)。

これについて橋下氏は、舌鋒鋭くこう批判します。

野党こそ、口先コメンテーターから脱却しなくてはなりません。自らに実行力があることを、有権者に示さなくてはならないのです」。

ちなみにこの「口先コメンテーターから脱却せよ」、というメッセージは、政治団体「日本保守党」を設立し、代表に就任した作家の百田尚樹氏らにも向けられており、具体的にはこんな具合です。

彼らは僕が実際にやってきたことに散々文句を言ってきたり、僕の経験を基にした政治的主張に罵詈雑言を浴びせてきたりしますが、彼らも一度実際の政治行政を担ってみれば、自分たちの主張がいかに現実離れしているかが分かるでしょう」。

百田氏の威勢のいい主張は、コメンテーターや作家、野党政治家や政府に入らない与党政治家なら言えることですが、政府に入って行政権の責任を担いながら実現できるものはほぼゼロです。それを知れば彼らの主張も現実的なものになるでしょう」。

橋下氏の業績についての評価は脇に置くとして、橋下氏が行政経験を持っていることは紛れもない事実ですので、そのような立場から「百田(氏ら)は威勢ばかり良いが現実離れしている」とする発言が出てくると、まともな反論ができるのかどうかを含め、日本保守党側からの反応がどのようなものであるかは興味深いところです。

完璧な読者コメント

ただ、この橋下氏の主張に関する記事の見どころがあるとしたら、読者コメントでしょう。

コメントの中でも大変秀逸だと思ったのは、こんな趣旨のものです(引用に当たって大意を変更しない範囲で表現を変えています)。

与党が50点しか取れていなくても、野党が30点なら、有権者は与党を選ぶしかありません。逆に与党が70点でも野党が90点なら、有権者は野党を選び、政権交代が発生します。野党は自民党云々に関係なく、自身のクオリティを挙げることに専念すべきです」。

立憲民主党も与党経験がある野党であり、本来ならば批判ばかりではやっていけないという与党の立場を理解しているはずなのに、与党経験から何を学んだだのでしょうか」。

責任が重いわりに批判ばかりされる与党なんてコリゴリで、適当に偉そうにしていられる野党第一党の立場こそが美味しいぞ、との結論に至ったんじゃないかと疑いたくなります」。

なんだか、ここまでまるごと同意できるコメントも珍しい気がします。

正直、あまり付け加えるものはありません。

本件に限らず、最近、インターネット上で見かける一般人のコメントに深く賛同できるものが多い気がしますが、市井の一般人の見解の方が、野党関係者の発言よりも信頼ができるというのも興味深い時代になったものだと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (25)

  • 河野太郎氏が原発再稼働を容認する発言をしたそうですね。
    総理を視野に入れると現実的な発言になるのでしょう、ということは今までは無責任な発言をしていたことになりますが、これはこれで評価できます。
    野党も同じように無責任な発言ばかりするのではなく政権を取ったときのことを考えて現実的な提案をすれば支持も増えるかもしれません、ただし今の5%程度の支持はなくなると思いますが。

    •  自民党がいかに酷かろうと、強みはそこですね。責任と批評がつきまとう以上はあまりに下手なことは言えない。現実路線な以上は妥協的に支持される。
       かつて大成功してしまったとはいえ、野党は有権者に夢を見さようなどとせず、自民党よりもより現実を見せるべきなのです。しょうもない岩盤お花畑の5%を手放して一時的に壊滅しても、現代の情報の速さならばすぐに「まともな事言い出したぞ」と見直す動きが広まり、10%、20%と支持がとれるように思えます。

       ……見直されないかもしれませんが。過去が酷すぎて。

      • 岩盤お花畑って…。
        まぁ、なんて無慈悲で心無い発言なのでしょうw

        •  ちなみに岩盤の直上って水はけが最悪なので、ロクな花育たないんですよねぇ。
           もちろん植物の話ですよ。

    • 私の間違った考えかもしれないですけど、総理になるべき人は自分の信念に基づく政策を持っていてはいけないと思います。あくまで国民の意思を汲み取ってそれを実現するとという態度でなければいけない。

      だから河野さんが、過去に脱原発を言ってた段階で、総理になる予定の自民党総裁には推したくないなと思ってました。一時原発を容認しようがあわよくば脱原発に再び舵を切ろうと思ってます。
      河野さんとか石破さんとか自分の思いがあるってタイプは総裁候補としては嫌ですね。特に石破さんはどう見たって鳥取に利益誘導したいってのがありあり。地元で出馬表明って何だよと思ってしまう。

      その点小林さんは悪くないようで、ただ、人となりを知らないので、石丸臭というか兵庫県知事臭というか。。を感じちゃうんですよ。あんま根拠ない意見で恐縮ですが

      • 前回の総裁選での脱原発封印はポジショントークでしたが今回は将来の電力事情をちゃんと認識しているようです。
        https://www.tokyo-np.co.jp/article/349860
        https://www.sankei.com/article/20240731-PCFGV3YHLFL33GF3JRLCCUZHGM/

        >総理になるべき人は自分の信念に基づく政策を持っていてはいけないと思います。
        その通りですが信念を持ちながら現実に向き合い現実的な対応が求められれると思います。

        >あくまで国民の意思を汲み取ってそれを実現するとという態度でなければいけない。
        国民の精神的な満足に与するだけではなく、時には国民の意思に反しても国民の利益を実現しなければいけないと思います。

  • >野党こそ、口先コメンテーターから脱却しなくてはなりません。自らに実行力があることを、有権者に示さなくてはならないのです

     自らに実行力が無いことを有権者に悟られたくないとしたら……
     現在の立憲民主党の言動は(つーか民主党は結党以来ずっとそうなのが頭痛が痛いところですが)、"実行力を示せていない"のではありません。"実行力が無い"ことを体現しているのです。
     彼らに自覚(野党で甘んじて安穏としていたい等)があるかどうかはよくわかりません。何せ根拠の無い自信に満ちた幸せそうな方々なので。

  • 自民党総裁選 候補 小林鷹之はこんな人!
    髙橋洋一チャンネル
    https://www.youtube.com/watch?v=C1w4VNzBL3U

    第81回 08/25 YouTube一般公開 山口敬之チャンネルライブ配信
    https://www.youtube.com/watch?v=jknUhyJ39oA
    22分頃から

    【高市潰し?】マスコミがコバホーク・小林鷹之氏を持ち上げる理由…背後には媚中議員の存在が/埼玉県知事は独裁者か…県立高の共学化が進行中 ④
    https://www.youtube.com/watch?v=wbaWisq3g2I

    小林鷹之はスポンサーが財務省で保守ではありません。
    騙されるないようにしましょう。

    • 高橋洋一氏は一緒に誰がくっつくかで言い分を変える人物。百田尚樹氏とくっつけばそれに意見を合わせるし、自分を重用しない人を財務省と結びつける癖がある。岸田文雄を財務省ポチと呼んだように。だが残念ながら髙橋氏の見立てと違いコバホークは残念だが財務省の言いなりにはならない。経済安保法制を自力で作り込んだ実力者でTSMCを誘致した張本人。新宿会計士によるとコバホークは財務省の聖域である外貨準備の積極運用を提唱して財務省の顰蹙を買ったらしい。

  • 私は立憲民主党は蛇蝎よりも嫌いで早く滅びて欲しいと願ってやまない一人ですが、そんな立憲民主党の中でも、江田さんと野田さんはまともなんじゃないかと思ってます。二人には立憲民主党を出て自民党行くか、国民民主に行って欲しいと思います。

    で、立憲民主党が選挙で勝てない理由ですが、勝てない理由よりも、なぜ日本にまだ存続できているか、の理由が知りたいです。

  • 旧民主党政権時代の圧倒的な就職率の悪さ
    超円高の放置による輸出企業が瀕死の重体
    無能を晒し続けた赤松口蹄疫

    これらを見ている以上立民に政権を取らせたいとは思いません。
    よしんば反省して二の舞いにならないと行動で示していれば別ですが。

    実際の所コロナの時は時間が余ったらコロナなど言って軽視。
    能登の時は道が狭い中ホイホイ視察に行き
    福島に対して風評加害を続けている議員あり・・・。

    野党を育てるなどと支持者が言っていますが、はっきりって全く育っていません。
    ひたすら日本の足を引っ張ることだけを考えて行動しています。

    自民党に対して強く憤りを考えますが、最低限の政治が回せる事を証明している以上
    能力な政党に政府を任せることは出来ません。

    また最近の維新の体たらくには溜息が出ます。
    地方で結果を残す→国政でも~というコースがあったはずですが
    あの有り様では期待はできません。

    • 賛同です。

      素人イメージですが、有権者として前回はうっかり連帯保証人にメクラ判ついてエライ目にあったから、それ以降はハンコつく前に企画書や事業計画を綿密に読むようになった、ような。

      民主な人たちは、いつもいつも前回みたいにノリと勢いでメクラ判押してくれ!と迫ってきますが、じゃあまともな事業計画を書いて出せよ、と。

      自民党の方はまがいなりにも実績と決算書を出してきてるんだから。

      「自民党は粉飾決算だ!」
      だからといって事業計画も出してこない人の連帯保証人になる必然も義務も責任もありませんのに。

  • 日本は政権交代起きにくい体制になってます。その一番の理由として、上院である参議院議員も選挙で国民が選んでいて参議院議員もそこそこ強い権限をもってます。実質二院制です。カナダやドイツ、英国も上院は存在しますが、大きな権限を有してなく、おまけみたいな存在です。憲法を改正して参議院議員の力をそぐとかして実質一院制にしないと政権交代は起きにくいですね。

  • パヨクと言うのは基本的に学習しない生き物ですからね。民主党もいずれ社民党の隣に並ぶでしょう

    • いえいえ、立憲民主党の国会議員の数割は社会党からの鞍替えですからね。

      元社会党の書記長とかも民主党に入党していたのでそのまま流れてきてますね。土井さんや村山さん時代の執行部や若手の方たちが大量にです。

      小池さんが一期目の時に都議会で民主党が合流して合わせて国政の政党も合併しようともくろみましたが断られたのは、元社会党議員が大量にいたためですね。

      立憲民主党は、社民党と影は同じ形になっていると思いますよ。

    • 共産党と連合と両方からの得票を狙う!
      というのは、チャンタとタンヤオを同時に成立させるようなもんですから、
      不可能
      なのですが、ホントに学習しない人たちだと思いますな。

      あ、麻雀の例え話です。

  • >※どうでも良い話ですが、選挙ではあらかじめ候補者の名前が1人だけ印刷された紙を渡され、個々の人民がその候補者を信任しなかった場合には罰せられる、という仕組みを採用している国があるそうです。「北朝鮮」という国らしいですが。

    つまりは朝鮮民主主義信任共和国?

  • 口先コメンテーター…。

    ぱっと浮かぶ蓮舫はプータローならぬプーリンセス状態。

    プータローならぬ山本太郎はその次。

    野党政治家は誰も彼も口先コメンテーターなのか、

    インパクトが無いと中々記憶に残らないですね。

  • 立憲民主党が再評価されたいなら最低限、「民主政権は仰る通り”悪夢”だった」と認める。
    そこがスタートラインなのですが……既にそこで絶対に無理ですね。
    今までの既存の支持者を怒りで発狂させるでしょうし、”スポンサー”からも
    「ほう、今更裏切るのか?」と殺意を向けられるでしょう。

    それよりは気楽な野党で居た方が良い事づくめに決まっている。いやはや、情けない。

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