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「もし攻め込まれたら?」という疑問に答えない人たち

「攻めてきたらどうする?そんなことは聞いてません。」

想像するに、この日本で戦争が好きな人はほとんどいないでしょう。ただ、「戦争、ハンターイ!」などとマントラを唱えていれば、戦争が発生しない、という単純なものではないことは、ウクライナ戦争という現実を見れば、嫌というほどよくわかるはずです。戦争は、あちらからやってくることもあるからです。こうしたなか、「攻められたらどうするのか」という問いかけに対する「ケンポーキュージョー教」からの反論が、なかなかに強烈です。

戦争、ハンターイ!

恐らく多くの日本人と同様、著者自身は、戦争が嫌いです。

戦争は、多くの人を不幸にするからです。

ただ、「戦争ハンターイ」、などと叫んでいて、戦争がなくなるというほどに、世の中が単純なものではないことについても理解しているつもりです。戦争は、こちらが望んでいなくても、あちらからやってくることだってあるからです。

その典型例が、ウクライナ戦争でしょう。

この場合、ウクライナはもちろん「侵略された側」です。言い換えれば、ウクライナとしては、「自分たちの意思で始めた戦争」ではないのです。

このように考えていくと、日本国内で「戦争ハンターイ」、と主張している人たちのロジックは、むしろ戦争を招きかねないものではないでしょうか。

一部の左派的な人たちの主張は、だいたいこんな具合です。

  • 戦争にならないよう、日本国憲法の非戦条項をしっかり守らなければならない。
  • 戦争にならないよう、米軍を沖縄から追い出さなければならない。
  • 戦争にならないよう、いたずらに軍備を拡張しないようにしなければならない。

とりわけ、「軍事基地を作れば攻撃される」という理屈は、理解に苦しむものです。

世の中には、「空き巣に入られないようにするために、警備会社と契約をする」という人も多いと思われますが、左派的な人たちの主張は、まるで「警備会社と契約すれば、空き巣に入られる」とでも言いたいかに見えてしまいます。

「軍隊を持たなければ戦争にならない」

ここで改めて日本国憲法第9条を読んでみると、第1項には、こうあります。

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」。

この点については、理想としてはなかなかに良いのではないかと思います。

ある学説によると、この条文は1929年に発効した「パリ不戦条約」第1条の文言を参考に作成されたものだとされているようですが、この条文自体、「国際紛争の解決は平和的手段によることとし、戦争で解決を図ることは放棄する」とするパリ条約の趣旨に沿ったものだ、といえなくもありません。

ただ、憲法第9条の問題は、第2項の方でしょう。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」。

この条文については、「自衛戦争まで禁止するものではない」、などとする解釈もありますが、ただ、自然に読んだら、やはり「言い過ぎ」ではないでしょうか。

陸海空軍その他の戦力を保持しなければ戦争が生じない、というのは、先ほどの例でいえば、「警備会社と契約しなければ空き巣に入られない」というのと同じ程度には、荒唐無稽な主張に見えます。もしこのロジックが正しければ、次のような命題も成り立ちそうに思えるからです。

  • 脱税を防ぐために、税務署の設置を禁止する。
  • 犯罪を防ぐために、警察署の設置を禁止する。
  • 火災を防ぐために、消防署の設置を禁止する。
  • 粉飾決算を防ぐために、監査法人の設立を禁止する。
  • 金融犯罪を防ぐために、金融庁の設置を禁止する。
  • デフレを防ぐために、日銀政策決定会合の開催を禁止する。

あるいは、憲法に「戦争禁止」と書いて戦争が生じなくなるのであれば、憲法に「コロナウィルス禁止」、「台風禁止」、「地震禁止」、「雷禁止」、「火事禁止」、「失業禁止」、「企業倒産禁止」などと書いておけば、世の中の不幸はほとんど除去されそうに思えます。

ケンポーキュージョー教ではダメ

ちなみに、「日本国憲法第9条に戦争禁止と書いておけば戦争が起きない」とする考え方のことを、当ウェブサイトでは「ケンポーキュージョー教」と呼ぶことがあります。

当ウェブサイトをわざわざ読みに来てくださる読者の皆さまであれば、そのおよそ99.8%の皆さまが、「ケンポーキュージョー」の主張を「バカげたことだ」とお思いではないでしょうか(※ただし、千人に1人くらいの割合で、そうでない人もいるかもしれませんが…)。

ところで、著者自身の主観で恐縮ですが、ここ最近、わが国でも「ケンポーキュージョー教」はほぼ絶滅しつつあるように思えてなりません。

その理由は簡単で、ウクライナ戦争という「現実」を、日本国民も見せつけられたからです。

ウクライナには何の落ち度もないのに、ロシアから一方的に侵略され、人々の平和な暮らしが踏みにじられました。ウクライナは現在でも、クリミア半島や東南部などを中心にロシア軍に領土を占領されたままであり、首都・キーウなどにもときどき無差別攻撃がなされています。

こうしたロシアによる侵略行為がまんまと成功すれば、ロシアにとって、ウクライナの「次」のターゲットは日本になるかもしれません。

また、ロシアの「成功事例」を見て中国がほくそ笑み、台湾への軍事侵攻を企てるかもしれませんし、ドサクサに紛れて尖閣諸島を侵略しに来るかもしれません。

こうしたリスクを、おそらくは少なくない日本国民が認識しつつあるのではないでしょうか。

情報のアップデートができていない

ところが、大変に残念な話ですが、こうした情報のアップデートができていない人たちも、世の中には存在するようです。

原爆投下から79年を迎えた広島の平和記念式典に合わせるかのように、「平和活動家」(と称した活動家)らが全国でさまざまな示威行動を行ったらしく、X(旧ツイッター)などでは「憲法改正」、「国民投票」などがトレンドに上がっています。

しかし、なかば著者自身の主観で恐縮ですが、このような主張をする人たちは、多くの場合、この世の中で(一部の左派的な)新聞、テレビが社会的影響力を急速に失いつつある、という現実が認識できていない可能性があるのです。

この点、「核廃絶」「平和」などを訴える市民団体などのなかには、もちろん、真っ当な主張をしている人たちもいますが、そうでない人たちもいるようです。

とりわけ原爆の犠牲者の鎮魂を祈る平和祈念式典の場で、大声でがなり立てる活動家らを見ると、本当に「情報のアップデート」ができていない人たちは、なかなかに哀れでもあります。

「え?攻めてきたらどうするんだ?そんなことは聞いてません」

こうしたなか、Xで話題となっていたポストに、こんな趣旨のものがありました。

戦争に反対ですか?

私は戦争反対です。断固として反対。

というか、戦争に反対しない人がいるのが信じられません。

え?攻めてきたらどうするんだ?

そんなことは聞いてません。

あなたは戦争に反対か、それともしたいのかを聞きたい。

(以下略)

正直、戦争に反対か、賛成かと聞かれれば、恐らく多くの人は「戦争には反対」と答えるのではないでしょうか。

世の中で、むしろ「戦争賛成」と主張している人たちがいるのなら、見てみたい気がします。

ただ、それ以上に驚くのが、「あちらから攻めてきたらどうするのか」という問いかけに正面から答えず、逃げているという点でしょう。

すなわちこのポスト、面白いのは、「あちらから攻めてきたらどうするのか」と尋ねられたときに、「ケンポーキュージョー教」の人たちが答えに窮してしまう、といった実態が見えてしまうのです。

ただ、「あちらから攻めてきたらどうするのか」という真っ当な問いかけに対し、「そんなことは聞いていません」と返すのは、「実務的に」見たら非常に無責任ですが、この「ケンポーキュージョー教」を「宗教」だと考えたら、ストンと腑に落ちるのです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もちろん、平和、平和とマントラを唱えていれば平和になるのであれば、私たちもそのマントラを繰り返せば良いのかもしれません。

しかし、ウクライナ戦争では、私たちが戦争を望んでいなくても、「あちらから戦争がやってくる」という現実が突き付けられているわけであり、そしてなにより、「ケンポーキュージョー教」のみなさんは、明らかに、この現実に対する答えを用意していません。

早いもので、来年、終戦から80年という節目を迎えます。

日本国民もそろそろ、この「ケンポーキュージョー教」という「お花畑」に決別するときが近づいてきたのではないか、などと、改めて思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (30)

  • >え?攻めてきたらどうするんだ?
    >そんなことは聞いてません。

    これって、「ケンポーキュージョー教」信者を装って、
    「ケンポーキュージョー教」をおちょっくってる
    人物の投稿じゃないんですか?

    案外、「某山手線の駅名を名乗る怪しい会計士」という方の作だったりして(笑)。

  • 2023年10月イスラエルがガザに侵攻しました。

    現在2024年8月になりました。
    イスラエルのガザ侵攻してから
    ガザは悲惨な事になっているとの報道しかありません。
    マスコミや九条教の人達がガザの人達に対し
    日本であなた達が声高に叫んでいるように
    ガザの人達に抵抗をやめ、無条件降伏しなさいと
    何故申し入れしないのですか?
    あなた達の代表がガザに行って。すぐ停戦させてください。
    あなた達ならできます。 今は、言葉の時ではありません。
    行動の時なのです。

    • イスラエル と ハマスパレスチナ紛争は
      一刻も早い双方の武力行使を止めることが望まれます。

      昔自分たちの先祖が住んでいたから・・なんて理由で
      今生きてる相手の殺戮に燃え、そのためには 
      他の世界の平和に生きている人たちを
      巻き込んでも構わないという
      イスラエル VS ハマス&パレスチナ双方には
      逮捕状出ている 
      「そんな理由の殺し合い どっちもやめい!」
      という国際社会とともにある私は立場です。

      日本のメディアや朝日新聞系ネットなどには
      識者?を名乗る人たちから
      「パレスチナとハマスは別物だ。混同は許されない」?(笑)
      的な恣意的な主張も見受けられるのですが、
      パレスチナを名乗る機関や人々から、
      「イスラエルと同列にハマスをも強く非難する」
      といった主張は私達はついぞ聞いたことがないのです。
      なので私は、イスラエルも、
      テロリストハマスを含むパレスチナも
      その双方のどちらをも支持できません。

      現在の状況はふつうの喧嘩でいうと、
      先に無差別テロで殴りかかったパレスチナハマスが
      反撃でイスラエルにボコボコにされており
      まいった ともいってないので
      これがふつうの喧嘩ならあまりにみっともない
      パレスチナハマスは笑い者なのですが
      しかし一人一人の尊い命がかかっている武力衝突なので
      イスラエルに おいおい!そこまでにしといたれ
      と止めに入っている状況と私は認識しています。

      ただ、日本においては他の件でもあるように
      所詮自分たちが紛争当事者ではない無責任から
      これをネタに「諸悪の根源は米国」?とかの
      しょもない主張に利用しようと画策している
      人たちのありようを私は正しく軽蔑します。

  • 会計士さんの仰る通り、まさに宗教、まさにカルト。日本人の「正義の味方ぶり」がこれに輪をかけてカルトぶりを発揮してますよね。「ヘイワケンポーっだ!」「軍を持つから戦争になる!」とか、正義側に自分が居ることに酔っているかのように。

    だいたい、どこの国の憲法にも「我が国は平和を希求する」的なことが書いてあるに決まってます。どこの国の憲法に「戦争したいです」と書いてあるというのでしょうか。

    むしろ、平和を望むのであれば「軍」に居てもらわないと困ります 。

    以前、トランプが大統領だった時、北朝鮮に対し「もしもの事があれば、核兵器の使用も辞さない」的な発言をしたことがあります。そうしたら軍官の方から「核兵器の使用を認めない」的な、ある種トランプの発言を強く牽制したような態度を示しました。

    このように軍は、「文官」とは異なる物差しを持っていて独自に平和を希求する存在なのです。決して日本人パヨクが言いそうな「ミサイルの在庫を処分したいから戦争を始める」というような価値観をもっているはずありません、軍こそ実力主義の世界で、バカは出世できません。もし、いつでも軍事行動にでるようなことをするやつが軍のトップにいるようであれば、部下の軍人達がそんなやつ引きずり下ろすことでしょう。軍人とて人の子です、戦争が嫌いに決まっています。いやむしろ軍人こそ平和が好きなはずです。

    その平和憲法好き、九条信者こそ、ぜひ「世界の軍事」と言うような本の出版して欲しいですね、どこの国でも手網をゆるめず軍事のことを考えている「現実」を知らざるを得ないはずです。

    キュウジョウシンジャーはぜひ、軍事のことに対して人一倍、詳しくなって欲しい。その時、それでも「キュウジョウガーと叫んでいられるのなら。

  • リベラル勢力は日本の国力を徹底的に削いで他国に売り渡すことを目的にしています。

    ソビエト連邦や中華人民共和国がどのような成り立ちでできたのかというと
    戦争でズタボロ状態の時に権力を掠め取ったのです。
    真っ当な状況では共産党は権力を握れなかったでしょう。

    故に真っ当な方法でリベラル勢力は政権を握れない、
    だから国防をおろそかにし、ありとあらゆる物に反対し国をめちゃくちゃにしてソ連や中華人民共和国のように自分たちの独裁を実現したいと考えているのです。

    別の話になりますがポーランドは過去には東欧での強国でした。
    しかしながらタルゴヴィツァ連盟という勢力が他国を国内に引き入れて
    それらの勢力によってポーランドは3分割、第一次世界大戦が終わるまで国を失いました。
    タルゴヴィツァ連盟は国内での権力を握る事を目的にしていましたが、結局のところ後でポーイと捨てられ権力を握れませんでした。

    つまるところ反日勢力には断固としてノーを突きつけなければ国を失います。
    ケンポーキュージョー教にもノーを突きつけなければなりません。

    • もし欧米でリベラルに代わる(?)新しい、最先端の言葉が流行しだしたら、日本のリベラルは、看板を掛け替えるのでしょうか。(なにしろ、彼らが求めれているのは、自分たちに賛同しないものをバカにできる、肩書(?)なのですから)

    • 「自分たちに賛同しないものをバカにできる能書き」ではいかがですか。
      その実体は歴史を紐解けばかつては宗教教義だったり、文明思想・主義だったりしました。棍棒だったらなんだっていいのです。「開明主義」や「進歩主義」のかしらに「似非」を乗せたら棍棒にはちょうどです。頃ごろではテクノロジーや未来意識を棍棒材料にしていますが、都合のいい道具を使って進歩や権威の強権化を図るのはどの時代にも危険な動きです。

  •  まず戦争反対か賛成かという二択が具体性を欠きすぎています。
     「戦争という概念を許すのか」という意味でなら、私は戦争賛成という事になってしまいます。というか人類が個体の垣根を超える能力か技術を獲得しない限り戦争根絶が不可能ですし。
     ではどのような状況でなら戦争を積極的に推進する事になるか。現在の各価値観からすると「自国民の死傷者が出ず、自国の経済的損失(得失差ではなく、絶対値としての損失)が起きず、相手国に絶対に許容しがたい瑕疵があり且つ世界中がそれを認め、そしてそれらが確約された場合」でしょうか。はい、そんなもんはあり得ないので、結果として個別事案における戦争による解決には"反対"となってしまいます。
     それだけ現代の国家と世界は、戦争について雁字搦めにしているはずなのです。日本は更に極端ですが。少しそのハードルが低いのがアメリカ、ハードルが低すぎてもう損しちゃってるのがロシア、そこらへんの判断が出来ているか疑わしいのが日本近隣の3カ国です。普段は戦争反対と気取っても、"戦争賛成に転じるまでのハードルの高さ"が国ごとに違うのです。そして日本はハードルが最高レベルなので、常に隣国のほうがハードルが低く、結果として平和を希求しているのに戦争へ備えておかなければならなくなります。矛盾は無いのです。
     ハードルの低い連中を見ると"戦争をするのは愚か"といえるかもしれません。しかし、前述の状況にも関わらず"戦争をできない"のは、更に愚かですが。

     そして、こんな理屈を真面目に捏ねてみせると、
    キュージョーキョー信者「ぎやあああああああ戦争賛成者がいるううううううううううううううう吊し上げてえええええええええええええ」
     みたいなことになるから、話になりません(物理)。

  • いわゆる非武装中立論。
    彼らの主張、活動はロシア、中共、北朝鮮の謀略に基づくものだろう。

  • ざっくり彼らの論をまとめますと

    ロシア・中華人民共和国・北朝鮮・韓国は決して日本に攻めこまない

    日本は戦争放棄しているから戦争は起こり得ない

    よって日本がなんぼ基地作ろうが武器を最新最先端のものにしようが趣味の範囲だから問題無いのではないでしょうか?
    だって戦争は起こらないんだもん
    反対運動するやつは他国政府や憲法を信じない単なる暴れん坊
    左翼の敵は暴れん坊団体なのでは?

  • >攻めてきたらどうする?

    いえいえその昔、田嶋女史が質問されてちゃんと答えてました。

    国際社会が黙っちゃいないよ!!!

    で、日本は国際社会に助けてもらわなくちゃいけないのだからウクライナを全面的に支援すべき
    って寡聞にして聞いたことはありませんがもう一度田嶋女史に聞いてみたいものですね。

    • 誰か田嶋女史に
      「今は国際社会は、いくつかに分かれていますが、その黙っていないという国際社会は、どの国際社会ですか」と尋ねてくれませんか。
      蛇足ですが、ネット時代になって、過去の自分の発言が掘り返されるとは、田嶋女史も思っていなかったのでしょう。

      • 引きこもり中年  様
        >田嶋女史

        そもそもこの名前がネット時代における、このブログによって、私の記憶から掘り起こされてしまいました。

        うん。もうこうなったら謝罪と賠償を・・・・

  • 昨日はいろいろな人が平和公園に集まったようです。「K9教」(略してすみません)、過激派の連中、広島の原爆犠牲者を心から弔う人、、。しかし早朝会場整理の為、一旦退出を警察が告げると、激しい敵視の目が注がれていた。シュピレヒコール。ダンマク見ると「ヒロシマの怒りで改憲阻止」「今こそ核戦争反対」「天皇制粉砕」(←ナニコレ?)。
    彼らは何を呑気にデモごっこしてるんだろう。裸では国は護れません。スグそばに脅威があるのに。

  • A:「あちらから攻めてきたらどうするんだ?」
    B:「そんなことは聞いていない。あなたは戦争に反対か、それともしたいのかを聞きたい。」

    これは、相手が反論しにくいことに勝手に論点をすりかえて、優位に立とうとする詭弁である。
    このような場合、相手のすり替えた論点に飛びつかず、設定された問題に対する具体的な事実やデータを示し、それに対して必ず答えさせることが効果的です。

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