都知事選から3週間。今回の都知事選は、地方選挙であるとはいえ、「日本共産党に抱き着かれて沈んでいく立憲民主党」という構図が明らかになったという意味では、日本の憲政史に残る出来事だったといえるのかもしれません。こうしたなか、連合の清水事務局長が19日の会見で述べた内容を改めて確認してみると、「立憲共産党」を巡り、なかなかに適切な分析がなされているようです。
目次
齊藤蓮舫氏の立憲民主党からの国政復帰の可能性
「蓮舫」こと齊藤蓮舫(村田蓮舫、謝蓮舫)氏が出馬した東京都知事選が終わって3週間。
通常、選挙に関する話題は、その選挙の投開票が終わってからせいぜい数日でフェイド・アウトするものですが(著者私見)、今回の選挙については、どうやら様子が違います。選挙に関するさまざまな話題、尽きる様子が見られないからです(といっても、おもに齊藤蓮舫氏の陣営の話ですが)。
これについては先週の『齊藤蓮舫氏は選挙後2週間の行動で国政復帰が困難に?』でも総評したとおり、今回の選挙の結果、齊藤蓮舫氏は(少なくとも立憲民主党からの)国政復帰が困難になった可能性が濃厚です。次に行われる国政選挙で立憲民主党が齊藤蓮舫氏を公認するのが事実上、難しいからです。
齊藤蓮舫氏が立憲民主党から国政復帰する可能性として考えられるのは、とりあえずは次の5つでしょう。
- ①最速で今年秋に行われる、自身の議員辞職に伴う参院選の補選
- ②2025年夏に行われる参議院議員通常選で東京選挙区から出馬
- ③2025年夏に行われる参議院議員通常選で比例全国区から出馬
- ④遅くとも2025年10月までに行われる衆議院議員総選挙で東京26区から出馬
- ⑤遅くとも2025年10月までに行われる衆議院議員総選挙で比例出馬
どれもハードルが高い
ただ、①はともかくとして、②~⑤は、実務上、なかなかにハードルが高そうです。
②についてはすでに塩村あやか氏という現職がおり、また、最近の立憲民主党の集票力だと、さすがに東京から2人を当選させるのは難しくなりつつあるという現状があるからです。無理に齊藤蓮舫氏が東京で出馬したら、塩村氏と票を食い合い「共倒れ」という可能性も見えてきます。
また、④については齊藤蓮舫氏が今回の都知事選で、東京23区内においても得票数で見て3位に留まったなどの事実に加え、東京26区ではすでに松原仁氏(立憲民主党を離党済み)という非常に強い現職がいますので、26区から出馬しても比例復活すら適わない可能性すらあります。
これらに対し比例立候補(上記③、⑤)についてはどうでしょうか。
これも、現在の立憲民主党の党内における状況などに照らし、あまり現実的な選択肢とも言い辛いところです。齊藤蓮舫氏が出馬することで「押し出され」、落選する人が出て来るかもしれないからです。
ただ、それ以上に困ったことがあるとしたら、齊藤蓮舫氏、あるいは立憲民主党が、例の「Rシール」問題などで世間の冷笑を浴びていることかもしれません(「Rシール問題」については『「街中シール問題」で自民党に後れを取った立憲民主党』などもご参照ください)。
先日の『シール剥がしはじっくりと…立民への打撃もじっくりと』でも取り上げたとおり、自民党を含めた陣営が街中のクリーン・アップ作戦を実施するだけで、有権者の立憲民主党に対する批判の目が高まりかねないという状況にあるからです。
シール問題で泥沼化する立憲民主党
ちなみに街中を「汚す」シールを貼っているのは、齊藤蓮舫氏の陣営だけではありません(図表)。
図表 東京都内の繁華街で見かけるシール
(【出所】著者撮影/出所を示したうえでの引用・転載は自由)
著者自身の見立てでは、この手のシール、落書きなどはもともと「そこにあったもの」も多く、だからこそ齊藤蓮舫氏の陣営(あるいはその支持者ら)の間では、この手のシールを街中にベタベタ貼ることに違和感がなかったのかもしれません。
しかし、「もともとそこにシールが貼られているから」という理由で、そこに新たなシールを貼っても良いという話ではありません。
また、もっと困った話があるとすれば、齊藤蓮舫氏の陣営が貼ったシールと、もともとそこに貼られているシールがごちゃごちゃに入り混じってしまえば、たとえば自民党の政治家らが「シールを剥がします」と宣言するだけで、有権者からは「あぁ、立憲民主党関係者が貼った、あのシールね」、と思われる可能性があるのです。
この点、齊藤蓮舫氏自身は都知事選の告示日直前に立憲民主党を離党していますので、齊藤蓮舫氏の支援者らがシールを貼ったとしても、それを齊藤蓮舫氏、あるいは立憲民主党のせいにするのは、少し気の毒な気もしないではありません。
しかし、立憲民主党が都知事選で齊藤蓮舫氏を応援していたことを思い出しておくと、やはり、「Rシールとは立憲民主党とは無関係だ」とは言い難いでしょう。
立憲共産党「マイナス百万票」効果
さて、こうした強引な選挙活動、結局のところ、齊藤蓮舫氏の選挙陣営が日本共産党によって仕切られてしまっていた、といった事情も大きいように思えます(立憲民主党と日本共産党の協力を、心無い人は「立憲共産党」などという適切な用語で呼ぶようです)。
今回の齊藤蓮舫氏の陣営を巡っては、「Rシール」問題以外にもさまざまな選挙違反(事前運動や強引なビラ配り、戸別訪問)などが報告されており、「選挙ウォッチャー」の間では、これらは日本共産党の典型的な戦術だとの指摘も見られるようです。
こうしたなか、まじめに考えておきたいのが、「マイナス百万票問題」―――当ウェブサイトにおいて、「オール左翼のマイナス百万効果」と呼んでいる効果―――です(『都知事選挙で見えた「オール左翼」マイナス百万票効果』等参照)。
これについては過去の参院選における、当ウェブサイトにおいて「オール左翼」と呼んでいる陣営の得票の推移がわかりやすいかもしれません。齊藤蓮舫氏が出馬した2010年、2016年、2022年の3回に関しては次の通り、「オール左翼」陣営は票を減らし続けています。
- 2010年…4候補で3,039,422票(民主党+社民党+日本共産党)
- 2016年…4候補で2,390,788票(民進党+社民党+日本共産党)
- 2022年…5候補で2,352,917票(立憲民主党+社民党+日本共産党+れいわ新選組)
候補者1人あたりで割ったら、2010年は759,855票、2016年は597,697票、2022年は470,583票、という具合に、確実に、得票力が低下しているといえます。
ちなみに2022年には「れいわ新選組」を票数にカウントしていますが、これを抜くと、票数は1,786,992票にまで激減します。これを、「れいわ新選組」の登場で、「オール左翼」の票の減少に歯止めがかかったとみるべきか、「オール左翼」の票が喰われたとみるべきかは微妙でしょう。
連合の清水事務局長の適切なる分析
こうしたなかで、連合の7月19日付「定例記者会見」では、興味深い発言がありました。
注目に値するのは、記者会見の08:25~の部分、清水秀行事務局長のこんな趣旨の発言かもしれません。
- 2022年参議院の東京選挙区は投票率が56.5%で今回(の都知事選)よりも低かったが、立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組、社民党は230万票ほどを取っており、これが基礎票と推測される
- しかし、今回の都知事選では(齊藤蓮舫氏の得票は)128万票に過ぎなかった
- 2022年参院選での(齊藤)蓮舫氏の得票は67万票、これに松尾(明弘)氏の37万票を足して110万票。(日本)共産党の山添(拓)氏の3者を足しただけでも178万票になるはず
- (日本)共産党の小池(晃)書記局長は「都議補選などとも連携し票を伸ばした」とおっしゃっていたが、それならばなおさら178万票以上の得票があっても良いのに、128万票しか獲得していない。やはり立憲民主党を支持してきた私たちからすれば、得票が減ったと考えて然るべき
なかなかに、適切な分析といわざるを得ません。
これは当ウェブサイトを含め、ネットサイト等で繰り返し指摘されていた内容ですが、これをわざわざ連合の事務局長が繰り返すというのは、立憲民主党側に日本共産党との連携への危機意識がないことの裏返しかもしれません。
そのうえ、清水局長は今回の都知事選を受けた今後の方針について、こう述べています。
「私のところにも産別や組合の方から『このままでは(齊藤)蓮舫さんを支援できません』という声がたくさん届きています。やはり(日本)共産党が全面出過ぎた結果、立憲(民主党)の党員サポーター、連合の立憲支援票も含め、逃げた票が相当にあったのではないかと思っています」。
連合の煮え切らない態度もアレだが…立憲共産党効果は抜群
この点、連合が日本共産党への「アレルギー」を持っていることは間違いなく、また、立憲民主党に対し、日本共産党との協力をしないよう、繰り返し要求していたことも事実です(実際、都知事選でも連合は齊藤蓮舫氏ではなく小池百合子氏を支援しました)。
ただ、ここまではっきりと、「日本共産党との連携はあり得ない」と述べているのに、立憲民主党がこの連合の要求に誠意ある回答をしていない点は興味深い点です。
もっとも、この点に関しては、連合の側の煮え切らない態度にも問題があるのかもしれません。
個人的には、連合もそこまで言い切るなら、「連合はもう立憲民主党を支援しない」と断言すべきだと思いますし、また、「立憲共産党」状態に不満があるなら、立憲民主党の一部議員に働きかけ、立憲民主党の分裂を仕掛けるくらいのことはしても良いのではないか、といった気もしないではありません。
いずれにせよ、「立憲共産党」の効果は抜群でした。
そして、今回の都知事選は、地方選挙であるとはいえ、「日本共産党に抱き着かれて沈んでいく立憲民主党」という構図が明らかになったという意味では、日本の憲政史に残る出来事だったといえるのかもしれません。
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ということは、この発言を受けて蓮舫元議員は、連合事務局長に嚙みつくのでしょうか。
惨敗の要因は
石丸氏の出現という変数もあったとは思いますが
新しい票を獲得するような魅力は一切ありませんでしたね
というよりは、石丸氏に食われた(><)が正しいのかなぁ!!
石丸氏は上野千鶴子やLGBT推しだし、
蓮舫氏や立憲共産路線を倦厭する左翼票がそっちに流れた気もしますね。
それに、蓮舫氏の週刊誌ネタで追求するパフォーマンスと、石丸氏の劇場型は(方向性が違うとはいえ)、支持する層が被っているようにも思います。
一年前の今頃から、まだマイナーな石丸の公式動画を見てます。
のべで何十時間見たか、というレベル。
(一人でも見ますが多くは実家の母と二人で見てました)
肌感覚として、上野千鶴子もLGBTも
「石丸の政策にも人物にも、まったくカスって来ない」
のです。
恐れ入りますが、そのように断定なさっているソースを教えて下さい。
個人的には、蓮舫を推した人たちが惨敗直後に
「負けた理由がわからない」
とコメントしてたくらいに、現実についての認識がズレてるような気がしますね。
(ソース次第で即座に撤回&帰依する心の準備はできてますので)
上野千鶴子との関係:ソース付きブログ
https://umi-darwn.jp/ishimarushinji-uenochizuko/
安芸高田市が婚活事業中止 LGBTに配慮:中國新聞
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/91149
専門的な話でもなし、検索で済む話を尋ねるのがおかしい。
ここでわかるのは、何十時間も動画視聴する支持者にそれが目に入らなかった、という事実です。
つまり、否定的な情報を肯定的に捉える蓮舫の支持者と、目に入らない石丸の支持者。
それぞれに寄る人の特性に合ったマーケティングなのでしょう。
代わりにソースを貼ってくださった方がいて感謝です。
石丸元市長が旧隣保館に上野千鶴子講演会を発注
https://x.com/shinji_ishimaru/status/1461896237939105792?s=46&t=Fp6vLIErC8JxTF-97iJ6tw
上記について開示請求したソース(男女共同参画費から32万が妥当か否はとりあえず置いておきます)
https://x.com/kodomodaisuki00/status/1800500916522762563?s=46&t=Fp6vLIErC8JxTF-97iJ6tw
LGBTについては、他の方のリンクの通りです。
石丸市政の評価や地元の声については示現社の記事が、意外や意外に1番中立視点なのでぜひ見てみて下さい。上野千鶴子推しについても、ここが1番早く取り上げたように思います。
支持者の方に言えるのが、動画で配信された内容しか認めない。それ以外の情報や言説は言いがかりやデマだと、激しく噛みつかれる。
ある意味、石丸さんのマーケティング手法は完璧で賢いと言えます。
ソースは帰宅後にきっちり見ますが、紹介とタイトルからすると、もう既に見た資料なようです。
チェリーピッキングなのです。
そうじゃないのですよ。
要点は二つで、
①ゲストに呼んで社交辞令を述べたら心酔してることになるの?
②本来は①で終わりですが、もし石丸が上野に心酔してたとしても、なんでそんなに潔癖症で無謬性を要求するのかな?
ソースを貼ったぜエッヘン!という、そのあたりの感覚もなんだかその。
僕に向けて、というよりROMの人たちに向けての説得力を発揮できるような平易な書き方をなさるべきかと。
(オミットすべき異常値ではなくて平均値や中間値がコレですわ、という書き方)
例えば定例記者会見や街頭演説で、ガンダムネタよりもLGBTネタの方が多いとか。
①上野千鶴子をわざわざ安芸高田市に招聘までして、社交辞令だと言い切れるのはなぜでしょう。
②石丸元市長が他者に求める潔癖性や無謬性が、そのまま本人に求められているのだと思いますよ。
蓮舫さんがブーメランと言われるのと構造は一緒だと思います。
私の指摘は、twitterでの発言や議会動画で確認できるものです。
石丸氏を支持するなら、上野推しもLGBT発言も本来なら彼の思想として尊重すべきもので、
その部分だけをチェリーピッキングして言いがかりだと否定している点で、石丸元市長に無謬性を求めているのはあなたかも知れないです。
しかし、よくネタにされるブーメラン蓮舫や石丸論法などは、揶揄でこそあれ建設的な議論ではありません。
石丸氏には良い点や魅力が多数あります。何より私も市長時代の動画を見て、石丸氏の熱意と胆力に、すごい政治家が現れたなと感動したものです。
一方で支持できない点、褒められない点も間違いなくあります。支持者は盲目的にならず、良い点も悪い点も受けとめて応援しないと、蓮舫さんのように先鋭化し、一般人から敬遠され、はしごをはずされてしまう。
まだ先の長い石丸さんが、そうならないことを願います。
私はR陣営が言うところの
1年後にコメンテータが関の山の
組織票ももたない石丸氏が
蓮舫下し2位になったことを
政治的に固定した立ち位置持たない
東京の普通の都民の選択である点を
正しく分析してほしいとずっと感じています。
新聞やTVであれほど悪い印象操作されてるので
選挙で入れたくはないけど、
だからといって
耳障りのいいいこと言っている
蓮舫さんは、その熱心な勢力含め
政治に関心がない私でも流石にNO!だよね
ということで、石丸票は
石丸氏の主張に共鳴したというよりは
もろ蓮舫否定票だったのではないかと感じています。
>へちまさんと、すぷらさん
帰宅してリンク先をきちんと読みましたが、
「これの、どこがあなたがたの主旨の根拠や補強になるのか」
あらためて、教えてください。
「どの動画の何秒目がこの意味」
というような一対一対応の書き方をしてもらえると有難いですね。
(時間の節約になりますから。)
僕の見立てでは、こんなもん自治体の事務方が招いたホストへの、首長による社交辞令を、一歩も出てないと思いますよ。
僕も、50年前の小学生の頃から上野千鶴子の前の世代のウーマンリブ活動家について、遠藤周作や井上ひさしや佐藤愛子やなだいなだを通して、傾聴してきました。
敬愛しているが故に、他人より深く憎んでいるような感じ。
なにをもって、上野千鶴子やLGBTについての是非を
「肩を持った。」
「やーい、やーい。」
みたいんなレベルの話に持ち込んでいるのか、わからないから教えてください。
暇空茜が、主張の内容ではなくて、表層的なWEB情報の「多いか少ないか」で判断する人だったので、結構凹んでおります。
まぁ、役に立つ狂犬だから僕は黙ってみてますけどね。
この場所では、主の邪魔にならない範囲で、気長にやりとりしてみようと思います。
→新宿さんへ
この2人は同じIPではないのかしら?
私は最初から、上野千鶴子やLGBTの是非など問うていませんよ。
石丸氏の思想に、蓮舫さんを避けた左翼票が流れこむ素地がありますね。と述べただけ。
べつに彼を貶めるつもりもありません。
それなのに、求められたソースを出しても偉ぶってるといわれ、個人的な見立てや自分語りばかり返され、なぜまともな議論をしてもらえないのか訝しんでいたのですが、
なるほど、私が暇空茜信者だと思われているのですね。
すごく石丸氏に攻撃的でしたもんね、あの人。
私は広島住まいかつ、石丸氏が市長だったころの支持者ですよ。
その上で、彼の政治手腕や支持獲得の手腕が正当に評価されるべきと思いますが、人間性や性格は褒められる所がないと思います。
支持者が毀誉褒貶もって政治家を評価できるようにならないと、蓮舫支持層のように周囲が忌避してエコーチェンバーになってしまいますよ。
本来なら蓮舫さんだって、探せば褒められる実績が、、、、、、あれれ。
昔から労働運動問題を展開してきたのは
共産党であるが、東大・国鉄・山荘立てこもり事件等を
引き起こし、さらに他国の為の党組織でもあり
ご多分に漏れず党貴族問題がある。
共産党以外で労働問題を扱う党組織として社会党があったが
北国問題があり、社民党と名を変えたもの勢いは既に無くなった。
とすれば、残る党組織が立憲しかなく、それが連合の頭の痛い
問題となっている。(れいわは共産党の別派)
この頃賃上げ問題等を積極的に取り組んでいる自民党にすれば
良いという考えもあるが、昔からの柵でそうはなれない。
なんたって、自民党は会社側に寄り添った党であるから。
自民党以外に国民民主が居るのではと思う人がいる事は事実である。
しかし、国民民主は立ち位置が行方不明であり、
宙ぶらりん状態、今の党首だから中道にいられるが
党首が変われば、立憲にすり寄るか、飲み込まれるだろう。
もっと、立民、共産、れ新の諸君は、いまや双方向のSNSの時代だってことを、きちんと理解しろよ。これだけマスメディアの権威が落ちてしまったら、その業界内部に巣くうシンパの影響力なんて、もう当てにはできないってことを。
アジ演説の調子でXに色々書き込んでも、内容が○○げてたら、これはもうCNの格好の餌食。片っ端から論破される。「集団安保は戦争への道、九条守れ」だの、「金権腐敗の自民党政治の打破」だの、「政権交代で弱者に優しい政治の実現」だの、きれい事を並べるのは簡単だが、スローガンだけでは訴求力がないと思うのか、そのとき、そのときの具体的なはなしを書いた途端に、頭でっかちなだけ、現実なんか何にも見てないし、勉強もしてないのが、丸わかりって、これじゃ余りにも情けないじゃないか。
早いはなしが、チャイナの尻馬に乗って「核汚染水ガ~」って、何だよアレ。
アタマの中身が空だってことがバレバレってだけじゃなく、ハートはがっちり独裁戦狼国家に掴まれてることを、自白したも同然じゃないか。
>いまや双方向のSNSの時代
さすがに理解はしているんじゃないですか?だからXなどで必死にアピールしたり、
支持者にヘンテコな活動をやらせたりしているのであって。
ただ、そこまでやってもこの程度の結果しか出せないんですよ。
今までの支持者を失う言動に切り替えたとしても、今まで批判してきた有権者からは
「今更なんだ?そうやすやすと信用してもらえると思っているのか?」と
つめた~い視線を向けられるでしょうから、信用を勝ち取るまでの期間を
生き延びられない。だから結局、今まで通りのやり方しか出来ないと。
理解は、してないのでは?
イーロン・マスクがドブさらいするまでのツイッターは、左翼の好き放題にされてましたから、
「双方向メディア」
では、ありませんでしたし、そこからの正常化是正については、ナニソレおいしいの?くらいの感受性しかないから、あれだけコミュニティノートの直撃を繰り返し繰り返しくらってるのかと。
基本的に、アンテナ感度は鈍いですよ、あの人たち。
方向転換する速度も遅いし。
あるのはねずみ講で上位を占めたい!という暗い熱情くらいかしら。
>いずれにせよ、「立憲共産党」の効果は抜群でした。
その通りですね。「立憲共産党の降下」は抜群でした。
彼らの支持率が、「”V字”の奇跡」は夢物語。
彼らの支持率は、「”L字”の軌跡」がリアル。
(。´・ω・)ん? 「”R”の字の帰責」なのかも・・。
Aの悲劇
ならぬ
Rの悲劇?喜劇?ドタバタコメディ?
蓮舫の票は (A) 立憲基礎票 + (B) パーティー券問題で自民支持層から流れてくる票 ―(C) アンチ蓮舫(立憲支持だが蓮舫はイヤという層)
ところが共産との共闘で(A)が目減り、(B)は蓮舫ではなく石丸に流れ、(C)は長年の嚙みつき癖や国籍問題での態度その他で増えている
50万人高齢者が減っ…
なんでもありません
蓮舫氏は今でも話題になりますが、一方で石丸氏は存在感が薄れつつありますね。
後者は共産党の様なコネがある訳でもなし、このままフェードアウトするんでしょうかね?
YouTubeは、独自性の薄い「切取り動画」を収益化しなくする方向と聞きます。
彼を後押しした、「拡散実働部隊のパワーダウン感」は否めないでしょうね。
目先に大きな選挙も見当たらなければ、当面話題のコアに出来そうな「実現可能性を感じさせる具体的な政策」なんかも提示されとる様には見えまへんので…
まー“実績”も含め『底浅』く見えてきたんかもしれまへんなァ
ココは一旦シフク(ナンカこの漢字キライ)…まではいかんでも存在感のゲインは下がるンちゃいますか~
知らんけど
立憲民主党に入る・立憲共産党と組む事を選んでいたならドカッと報道量が増えていたと思いますが、自らその路線は否定しているので今更翻すのも…。
マスコミは立憲共産党と敵対して野党第一党に取って代わろうとする政党や人間を毛嫌いしているのでマスコミベースでのし上がるのは厳しい。
公約を共産党に書いてもらっていたら票も逃げるわい
さあ、連合事務局長の会見に
蓮舫陣営がどう挑むか、
さらに見ごたえある展開期待です。(^.^)
都知事選自体はすでに終わって
都民票のパンチ喰らって
3位とリングに沈んだ今はただの人
蓮舫氏ですが、敗けが悔しくて
未だひょろひょろ立ち上がり
ファイティングポーズを取ってしまっては
そりゃパンチ打ってくれということです。
セコンド陣もタオル投げ入れ降参するどころか
女性である蓮舫たたきは悪質だとか
川に落ちた犬とかワンちゃんに失礼な
意味不明な精神勝利いってるのですから
ご自身たちが今回の敗走での壊滅を
みとめないと終息しない様相に
なっていると高みの見物しています