「蓮舫」こと齊藤蓮舫氏の惨敗が印象的だった東京都知事選から、早くも2週間が経過します。本稿では、都知事選の直後に執筆された現代ビジネスの記事を取り上げるとともに、その記事からの約2週間で生じた動きを踏まえ、齊藤蓮舫氏の立憲民主党からの国政復帰が難しくなったという事情、そして今回の選挙が齊藤蓮舫氏に留まらず、いわゆる「腐敗利権崩壊」の象徴でもあったという点について、考察してみたいと思います。
目次
あの衝撃の都知事選から、早くも2週間
東京都知事選から、ちょうど2週間が経過します。
『都知事選「オール左翼」「泡沫」の得票から見えること』などでも指摘しましたが、今回の都知事選では現役の小池百合子氏が投票総数の約43%に当たる2,918,015票を得て当選し、2位の石丸伸二氏(1,658,363票)、3位の齊藤蓮舫氏(1,283,262票)らを突き放しました(図表1)。
図表1 2024年東京都知事選・候補者別得票状況(10万票以上獲得の候補者)
候補者と順位 | 得票数 | 得票率 |
1位:小池 ゆりこ | 2,918,015 | 42.77% |
2位:石丸 伸二 | 1,658,363 | 24.30% |
3位:蓮舫 | 1,283,262 | 18.81% |
4位:田母神 としお | 267,699 | 3.92% |
5位:安野 たかひろ | 154,638 | 2.27% |
6位:うつみ さとる | 121,715 | 1.78% |
7位:ひまそら あかね | 110,196 | 1.62% |
その他49名 | 309,354 | 4.53% |
投票総数 | 6,823,242 | 100.00% |
(【出所】東京都選挙管理委員会データをもとに作成)
しかも投票率は前回と比べて上昇し、投票総数も6,823,242票と、前回・2020年の6,132,679票と比べて約1割強、すなわち690,563票も増えています。
一般に投票率が上昇している局面は、「無党派層が多く投票に参加していた」ということを意味するとされますが、今回の選挙、東京都民の関心がそれだけ高かったという事を示唆しています。
齊藤蓮舫氏と都知事選
齊藤蓮舫氏は2位にすらなれず3位で落選
そして、多くのメディアからはさほどの注目を集めていなかったにも関わらず、10万を超える票を得た候補者が3人も出現したこともさることながら、一部のメディアからは「有力候補」として多くの注目を集めたにも関わらず、2位にすらなれずに惨敗した候補者がいたことも、興味深い論点でしょう。
蓮舫こと齊藤蓮舫(または村田蓮舫、謝蓮舫とも)氏は、東京都知事選に出馬するために、立憲民主党を離党。
日本共産党などが全面的にバックアップする格好となり、万全の態勢(?)で選挙に挑みました(その過程で、選挙の事前運動や戸別訪問など、おもにネット上で、明らかな公選法違反も数多く指摘されていたほどです)。
それなのに、先ほど見ていただいたとおり、齊藤蓮舫氏は2位の石丸伸二氏にすら大きく差を開けられたのです。
ちなみに2022年参院選・東京選挙区では、(当ウェブサイトの用語でいうところの)「オール左翼」(立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組、社民党の4党)が立てた5人の候補者の総得票数は2,352,917票でした(図表2)。
図表2 2022年参議院議員通常選挙・東京選挙区(改選6議席)の候補者別得票数
候補者と政党 | 得票数 | 得票率 |
1位:朝日健太郎(自由民主党) | 922,793 | 14.66% |
2位:竹谷とし子(公明党) | 742,968 | 11.80% |
3位:山添拓(日本共産党) | 685,224 | 10.88% |
4位:齊藤蓮舫(立憲民主党) | 670,339 | 10.65% |
5位:生稲晃子(自由民主党) | 619,792 | 9.84% |
6位:山本太郎(れいわ新選組) | 565,925 | 8.99% |
8位:松尾明弘(立憲民主党) | 372,064 | 5.91% |
12位:服部良一(社会民主党) | 59,365 | 0.94% |
その他の候補者 | 1,657,294 | 34.89% |
合計 | 6,295,764 | 100.00% |
※「オール左翼」合計 | 2,352,917 | 43.14% |
(【出所】総務省『参議院議員通常選挙 速報結果』データをもとに作成)
立憲民主党+日本共産党=マイナス100万票
今回の都知事選、「れいわ新選組」が独自候補を立てなかったことで、「オール左翼」系の候補者は事実上、齊藤蓮舫氏に限られていたわけですが、それなのに、齊藤蓮舫氏の都知事選の得票数は、この「オール左翼」票を大きく下回ったのです(れ新が様子見を決め込んだことも原因かもしれませんが…)。
オール左翼陣営の得票状況
- 2022年参院選…2,352,917票(投票総数6,823,242票の43.14%)
- 2024年知事選…1,283,262票(投票総数6,295,764票の18.81%)
- 両者の差異…1,069,655票
このあたり、齊藤蓮舫氏の支援者からは、選挙投票直前まで、「(齊藤)蓮舫さんを無党派が支持している!」だの、「投票率が上がれば(齊藤)蓮舫さんが勝てる!!」だのといった意見も聞こえて来たのですが、ふたを開けてみれば、齊藤蓮舫氏が惨敗しただけでなく、投票率も上がった格好です。
以上より、齊藤蓮舫氏は無党派層からも支持されていなかったという推察が働くのです。
(※これについては後日、いくつかのメディアの世論調査をチェックしたところ、無党派層は石丸伸二氏を、女性は小池百合子氏を支持していて、齊藤蓮舫氏を支持していたのは高齢層に偏っていた、といった現象も確認できました。)
「負けに不思議の負けなし」…選挙翌日の現代ビジネスの記事が素晴らしい
こうしたなかで、選挙の翌日、『現代ビジネス』が配信した、次の記事が秀逸です。
「2位でもダメ」のまさかの歴史的惨敗…!蓮舫陣営の甘すぎた都知事選目算と5つの敗因
―――2024/07/08 13:01付 Yahoo!ニュースより【現代ビジネス配信】
執筆したのは『週刊現代』の小川匡則記者です
この記事、齊藤蓮舫氏の陣営による選挙違反(疑いも含む)についてはほとんど触れられていない、という意味では、「ネット民」のひとりとしては若干の物足りなさはあるものの、ただ、齊藤蓮舫氏の「敗因」について、努めて冷静な立場から取材し、指摘されているのです。
小川氏は記事の冒頭で、こう断言しています。
「負けに不思議の負けなし」。
この「負けに不思議の負けなし」とは、一体どういうことでしょうか。
小川氏が解説する齊藤蓮舫氏の敗因は、次のようなものです。
- 5月27日に出馬表明をしたにもかかわらず、具体的な政策を語らずに時間が経過してしまったこと
- (齊藤)蓮舫氏の選挙陣営の「戦略性のなさ」、とりわけ選対本部長すらいない選挙体制
- 他陣営と比べて活動量が少なかったこと
- 陣営や支持者による、なりふり構わぬ品のない言動が、とくに終盤戦で目立ったこと
- 立憲民主党の泉健太代表を「排除」するなどの(齊藤)蓮舫氏自身の振る舞い
それぞれがどういう内容なのか、詳しくはリンク先の記事を直接お読みいただきたいのですが、とくに最後の「泉健太代表を排除する」とは、泉氏自身が唯一参加した6月24日の立川駅での街頭演説のことをさしています。
小川氏は立憲民主党関係者のこんな声を記事で取り上げているのです。
「枝野さんや野田さんなど他の応援弁士の時には壇上で並んでいるのに、泉さんの時だけは並ばなかった。そして泉さんが演説を終えると、握手をすることもなければ目も合わせることなく、入れ替わりで壇上に上がったんです。いくらなんでも代表への敬意がなさすぎるし、感じが悪い」。
齊藤蓮舫氏の泉健太氏に対する無礼
そして、これについては実際、X(旧ツイッター)などの投稿動画でも確認することができます。
齊藤蓮舫氏自身が直前まで所属していた立憲民主党の代表が自身の応援のために駆け付けてくれているにも関わらず、「演説を終えると、握手をすることもなければ目も合わせることもない」。
大変に無礼なふるまいに見えます。
ちなみに小川氏の記事では、この立憲民主党関係者による、こんな発言も取り上げられています。
「蓮舫氏は都心を中心に街頭演説をやっていた割に、泉さんを呼んだのは立川と遠い場所。しかも平日です。遅れたら蓮舫さんから何を言われるか分からないので泉さんは2時間前には国会の事務所を出発したそうです」。
これが事実だとしたら、想像するに、泉健太氏と齊藤蓮舫氏は普段からかなり関係が悪かった、ということではないかと思います(あるいは齊藤蓮舫氏が泉健太氏を嫌っていた、ということでしょうか?)。
(余談ですが、この「不仲説」については、今から2年ほど前の『選挙区の得票数「激減」の斎藤蓮舫氏の「焦り」の理由』でも取り上げたとおり、2022年8月15日付で、奇しくも同じ現代ビジネスの『選挙で「票が激減」の焦りか…蓮舫氏の「ヤバい剣幕」に立憲議員がドン引き』にも記載されています。)
いずれにせよ、泉健太氏が立憲民主党内で指導力を発揮しているようには見えない(※著者の主観です!)なかで、泉氏が齊藤蓮舫氏から軽んじられていたとしても仕方がない、という見方もある一方で、かりそめにもご自身が所属していた党の代表への態度と考えると、やはり少々無礼過ぎます。
そして、現代ビジネスの記事は、こう続けます。
「こうした振る舞いに、泉代表に近い議員の一人は呆れた様子でこう語る。『人として終わってるよ。そういう、人への配慮とかこれまで全くやってこなかったんだろうね。まあ、(人として終わっている以前に)始まってないよね。そういう人間性が滲み出ているから支持も広がらないんだと思う』」。
当ウェブサイトは、たとえ政治家が相手であっても、人格攻撃は極力控えたいと考えている次第ですが、それでもこの「(齊藤蓮舫氏が)人として終わってる」、という記述については、敢えて引用することにしました。
齊藤蓮舫氏自身が立憲民主党の党内からどう見られているかを端的に知る手掛かりとなり得るからです(「泉代表に近い議員の一人」がそう述べたという、この現代ビジネスの記事の記載が事実ならば、ですが)。
政治家引退の契機に?
東京26区からの立候補の可能性はグッと減った
ただ、この現代ビジネスの記事を、今さらになって引用したのには、もうひとつの重要な理由があります。記事の末尾には、こんな記述があるからです。
「しかし、蓮舫氏に対しては来年までに行われる衆院選に東京26区から立候補するという噂が絶えない。もし、この『戦略なく惨敗した』都知事選が衆議院鞍替えのためのステップに過ぎなかったというわけにはいかないだろう。/蓮舫氏の次の挑戦が何になるのか、注目したい」。
これは、小川氏が選挙戦の翌日時点までの取材等によって得た情報をもとにした、一種の「観測」のようなものであり、また、この点については当ウェブサイトも含め、多くの有名・無名評論家らが一様に指摘していたものでもあります。
しかし、ここで興味深いのが、選挙の翌日時点のこうした観測が、選挙から2週間が経過する現時点でどう変わったか、という論点かもしれません。
著者自身が知る限り、選挙の話題が騒がしいのは、通常は投開票が終わって選挙結果が出た当日から翌日、あるいはせいぜい3日目くらいまでで消えて行くものです。
ところが、今回の都知事選では、とりわけ齊藤蓮舫氏に関する話題などがしつこく残っており、むしろ齊藤蓮舫氏やその支持者らから、「燃料」が定期的・積極的に投下されているフシすらあります。
その「燃料」とは、「Rシール」問題(『齊藤蓮舫氏の負けっぷりとRシールで立憲民主は危機へ』等参照)であったり、連合の芳野友子会長や朝日新聞に対する強硬姿勢(『齊藤蓮舫氏の朝日新聞への「法的措置」には無理がある』等参照)であったり、と、さまざまです。
ただ、齊藤蓮舫氏は都知事選で、東京26区を含めた地域でも得票数が石丸伸二氏にすら及ばず3位に留まったこと、および、選挙以降も「燃料」が大量投下されていることなどを踏まえると、少なくとも立憲民主党から出馬する可能性は、非常に低くなったのではないでしょうか。
衆院がダメなら参院は?
もちろん、これには「もしも立憲民主党にマトモに判断できる体制が残っていれば」、という前提条件が残ります。立憲民主党の体制次第では、それでも齊藤蓮舫氏を東京26区で擁立しようとする動きも生じてくるかもしれません。
しかし、そうだとしても、少なくとも著者自身が見る限りにおいては、仮に齊藤蓮舫氏が立候補に漕ぎ着けたとしても、現時点で当選する可能性が高いようにも見えません。
小選挙区というものは、その選挙区内で得票数がトップとならなければ当選できない仕組みです(その意味では都道府県知事選や市区町村長選などとよく似ています)。
もちろん、衆議院の場合は比例代表との重複立候補が認められていますので、惜敗率が高いなどの条件を満たしていれば、比例復活も可能です(これが俗にいう「比例ゾンビ」です)。何なら東京26区ではなく、最初から比例東京ブロックで上位立候補すれば、衆議院議員になれる可能性は高まります。
ただ、「比例復活」で当選できたとしても、残念ながら、党内の発言力はこれまでと比べてグッと低くなるかもしれませんし、こうした状況で齊藤蓮舫氏ご本人としても、むりやり衆院選に出馬しようとは考えないような気がしてなりません。
そうなると、齊藤蓮舫氏があくまでも立憲民主党からの国政復帰に拘るのであれば、(最短で今秋に実施される)参院補選に立候補するか、来年・2025年夏の参院選で東京選挙区か全国比例で立候補する、といった選択肢くらいしか残されていません。
ただ、仮に齊藤蓮舫氏が東京選挙区で立候補した場合には、現職の塩村あやか氏に加え、齊藤蓮舫氏の合計2名がともに当選するとは限らず、少なくともいずれかが落選する可能性が濃厚です。現在の立憲民主党では、改選議席数が6議席の東京選挙区で、2名の当選者を出せるほどの得票力はないからです。
いや、片方が当選すればまだマシで、酷い場合には「共倒れ」となるかもしれません。
また、仮に斎藤蓮舫氏が全国区で立候補すれば、「非拘束名簿方式」を採用する参院選の場合だと当選できる可能性がありますが、仮に立憲民主党の比例代表での当選者数が前回なみの8人ならば、齊藤蓮舫氏の出馬によって落選する可能性が生じてくる現職議員が出て来る、ということでもあります。
いずれにせよ、齊藤蓮舫氏の立候補は立憲民主党内に何らかの波紋をもたらす可能性が濃厚であり、立憲民主党の党内に齊藤蓮舫氏を強く推す人でもいなければ、こうした波紋を鎮めることは難しそうです。
この点、今年9月の立憲民主党代表選で、現職の泉健太氏が再選されるかどうかはわかりませんが、少なくとも泉氏が党代表に再選されたとしても、齊藤蓮舫氏から無礼な態度を取られたとされる泉氏が党内を説得し、齊藤蓮舫氏の擁立に積極的に動くとも思えません。
ちょっと見てみたい「得票数」
以上までの見立てであれば、おそらくは当ウェブサイトの読者の皆さまの多くも、ある程度は同意してくださるのではないかと思います。
ただ、ここで余談として、少しだけ異論を述べておきます。
立憲民主党のことですから、やはり組織内になんだかよくわからない力学が働き、何らかの事情で齊藤蓮舫氏自身を国政選挙で公認する、という可能性はゼロではありません。
この場合に、個人的に気になるのは、その得票数です。
たとえば2019年の参院選では、立憲民主党の塩村あやか氏は投票総数6,173,872票の11.15%に当たる688,234票を獲得し、4位で当選しています。これに対し、2022年参院選で齊藤蓮舫氏が得たのは6,295,764票中10.65%にあたる670,339票で、奇しくも塩村氏と同じ4位での当選です。
また、立憲民主党候補者の上位の3位で当選したのは、2019年だと日本共産党の吉良よし子氏、2022年だと同じく日本共産党の山添拓氏で、立憲民主党の2人目の候補者は、2019年の山岸一生氏は496,347票・7位で、2022年の松尾明弘氏は372,064票・8位で、それぞれ落選しています。
この2019年の改選タイミングである2025年に合わせて齊藤蓮舫氏が出馬した場合、塩村あやか氏との合計票数が100万票を超えるかどうかは、立憲民主党の党勢を見るうえで興味深い点です(場合によっては2人あわせて100万票に届かず、両者が「共倒れ」となるシナリオも見てみたい気がします)。
利権トライアングル崩壊の一幕
以上は余談ですが、いずれにせよ、齊藤蓮舫氏が、少なくとも立憲民主党から国政復帰を目指すという選択肢は非常に限られたものとなっていることは間違いありません。
場合によってはこのまま政治の表舞台から退く、というシナリオが現実味を帯びてきます。
そのうえで、日本共産党との選挙協力で「マイナス百万」(『都知事選挙で見えた「オール左翼」マイナス百万票効果』等参照)という実績ができてしまった立憲民主党の今後の党運営も、厳しいものとなることは、おそらく間違いないでしょう。
結局のところ、齊藤蓮舫氏の惨敗は、以前の『【総論】腐敗トライアングル崩壊はメディアから始まる』でも指摘した、「民主主義によってえらばれていないくせに不当に大きな権力を握る人たち」の時代の終焉を象徴付けるエピソードのひとつでもあります。
その意味で、7月7日の東京都知事選は、「利権トライアングル」がネットの登場で崩壊する過程で生じた、日本の政界、社会そのものに生じた激震のひとつのあらわれだった、といえるのです。
View Comments (35)
毎日の更新、ありがとうございます。
私は、サイト主の各種データ、根拠となる資料を豊富に示しながら論点を絞って記事を展開する姿勢に惹かれて読み続けているのですが
>選挙の翌日時点のこうした観測が、選挙から2週間が経過する現時点でどう 変わったか、という論点
は素晴らしく、やや食傷気味の斎藤蓮舫問題ながら他の執筆者では見られない視点からの評論(もちろん内容も素晴らしいのですが)と強く思いました。
これからも頑張ってください。
まったく都知事選、特に斎藤蓮舫氏関連の「燃料投下」とその後の報道には食傷気味です(笑)。でも週刊現代の小川氏の論考はスラ〜ッと読めて、腹に入りました。都知事選で最も大きな要素となるのは「知名度」らしい(そりゃそうですネ)。その点、蓮舫氏は小池百合子級、抜群(負の部分を大量に含む)でした。
小池百合子現職に勝とうと思えば、先に都民の心を鷲掴みにするような政策を発表して話題を作り、政策論争の主導権を握るべきでした。「オール左翼」は都知事選だけで無く、国会論戦でも国政選挙でも、いつも与党政権批判ばかりで揚げ足を取り、何をやるという具体性、公約が無い。
蓮舫氏が票を取りたかった若年層は、小池氏に惨敗した。若者支援については「手取りを増やす」が、記事の通りまったく曖昧で、蓮舫氏は本当に分かっているのか、庶民の感覚、感性を逆撫でしたのではないかと思います。文中、都民ファーストの会の都議も「本当に都政の政策に関心があるのか疑問」だと都民に見破られた。また泉健太代表に対する失礼千万な行為、これなんかも集会に来た人は記憶にあるでしょう。
ズバリ、あの方はウチソトに敵を作り過ぎなんです。それが持ち味なら仕方ないですが。都政なんかにも興味無かったんでしょう。党内での自身の選挙毎の退潮ムード、孤立、かつてはエースだったはずが、今は幹部らとのすきま風を、都民では無い私も感じてました。
そこで捲土重来、都知事になったあと、その後「オール左翼」のトップに君臨するーーの絵を描いてたのではないでしょうか?言わば都知事選はステップアップの踏み台でした。ところが踏み台に足が上手く乗らず、踏み外した。ト◯ですかねぇ。
参議院補選には出馬しないと思う。いくら何でも恥ずかしい。プライド高き斎藤蓮舫氏だから、その後の、参議院議員選挙か衆議院議員選挙を狙いたいだろうが、サテ、党内からどれだけ支持を集めれるか?最悪「政治コメンテーター屋」か辻元清美氏らと分派するか(無いと思う)、浪々の身か、引退か。これらの中からのチョイスと現段階では思います。
若年層は、
「蓮舫は壊滅的」
「石丸が圧倒的」
老人層は、
「小池と蓮舫が手堅く」
「石丸が伸び悩み」
みたいな傾向だったように思いますが、はて?
毎度、ばかばかしいお話を。
○○(好きな人名をいれてください):「負けに不思議な負けなし。しかし、自分の負けは不思議な負けである」
ありそうだな。
野村監督だったっけ?
やっぱり左翼って内ゲバで自滅していくんだね
確かに、人間性や人格を攻撃するというのは、あまり好ましい態度ではないのかもしれませんが、一方で、あまりにも醜悪な人間性を見せつけられると、目を背けたくても背けきれないという状況が発生するのではないかという気もいたします。(と、最初に言い訳をしておきます。)
蓮舫さんに関し、自分が最近で一番ギョッとしたのは、あのRシール事案における「全く意味が解りません」発言でした。
証拠が積み上がっている状況にもかかわらずにトボケ倒す態度にも辟易いたしましたが、それよりも何よりも、(手法に問題があったとはいえ、)自分のことを支持して応援してくれている存在を、あそこまでバッサリと斬り捨てることができるのか、というのが一番の衝撃でした。
自分のメリットにならないものは、たとえ味方であろうと支持者であろうと、衆人環視の状況下で躊躇なく斬り捨てる、という態度を目の当たりにして、この人には本当に人の血が通っているのか?という思いに一瞬駆られました。
こういう人間性に関する話を材料にして攻撃するのは好ましくないといっても、さすがに一言言わずにいられない、という状況は、有り得るんじゃないでしょうか。(と再び言い訳をさせていただきます。)
最近騒ぎになっている兵庫県知事さんの件を見ていても思うのですが、やはり、上に立つ人とか、上に立とうとしている人には、自身の醜悪な人間性を人に見せつけるような言動や態度を取ってほしくないなぁと、しみじみ思う次第であります。
>あのRシール事案における「全く意味が解りません」発言
>(支持者を)あそこまでバッサリと斬り捨てることができるのか
あれはむしろ、支持者をかばいつつ彼らの怒りを避けようとしたんじゃないでしょうか?
後日本院ではなく事務所が「シールを剥がしてくださいね」と穏便に頼みかけても
以下の様に「裏切者!」「ふざけるな!」の大合唱だったので……
https://togetter.com/li/2400051
オラサーの輩は「ありがた迷惑」ってな価値観が理解出来ない、知性が残念な輩だから、「俺が善意でした事を踏み躙るのか!」って発狂しちゃうんですよね。
>ただ、「比例復活」で当選できたとしても、残念ながら、党内の発言力はこれまでと比べてグッと低くなるかもしれませんし、こうした状況で齊藤蓮舫氏ご本人としても、むりやり衆院選に出馬しようとは考えないような気がしてなりません。
ふと思ったのですが、蓮舫って立憲共産党内での発言力って元々無かったのでは?と。
リードの無い狂犬みたいなもんだからリードコントロールが効かず、自由に噛みつけたし、党外にも出れたんじゃないかなーって。
で、そんな蓮舫が立憲共産党に戻ってきたところで、自由裁量で動ける範囲が多少狭まる事はあっても、党内への発言力は変わらない気が。
都知事選3位の結果で凹んでる?なら首輪を付けやすいしリードコントロールも効かせ易くなるだろうって事で、立憲共産党は以外と出戻りを認めるかも。
あ、松岡利勝氏の事とかを考えると、狂犬というか闘犬とかピットブルかも。
仮に立憲に戻ったとしても、党内ニートみたいなもので、
政局はもちろん党運営にすら影響力はないでしょうね。
それどころか立憲には悪評が付きまとうことになりかねないので
戻らせること自体がリスクに。
あの小西が居続けているんだから、立憲共産党の鈍感力は大したものなんじゃないかと。
オール左翼に言えることですが先鋭化が激しいです。
身内の支持層に刺さる政策or行動をとり、熱狂させます。
逆に無党派層からはその過激な行動を見てドン引きし、選挙で支持しません。
首相の顔をダンプで轢き潰してみたり
有権者を愚民といって憚らなかったり
知事に対して過激な蔑称を投げかけたり
今回の選挙でも
事前選挙運動
Rシール
選挙妨害etc
ドン引き行動を繰り返しています。
自民党政権は嫌だ!と考える有権者は各種世論調査で明らかです。
ですが最大野党がこの体たらくを晒している以上、この政党に権力を与えたらろくな事にならないと国民は思っているのです。
野党を育てると粋がっている人が居ますが、私は一向に成長しているように思えません。
・活動量が少ない
・なりふり構わない
これが両立するのがよくわかりません。
敗けても蓮舫・立憲に得というような論理をみかけましたが、それならばなぜなりふり構わない行いまでして要らぬ反感を買い、選挙外や選挙後にまで悪影響を出しているのか。そしてそんなことをするくらい必死なら、なぜ真面目に熱心に活動をしなかったのか。まるで整合性が取れません。理念も実務力も無ければ自然なことかもしれませんが。
整合性が取れてしまうようでは立憲議員として整合しない、と言われたらマァ。
>・活動量が少ない
>・なりふり構わない
>
> これが両立するのがよくわかりません。
【説明難航中】
∧,,∧((n∧,,∧ ヾ
∧ (´・ω・) |(・ω・`)∧∧
( ´・ω) U) ヽ o (・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
年寄りだからじゃないですか?
・活動量が少ない…体力が無いからあまり動けない
・なりふり構わない…明日が来るか分からないから今日を全力で行く
あるいは、蓮舫って意外にも内気でシャイな子だからとか?
活動量が少ない…内気な子だから外に出たがらない
なりふり構わない…スイッチが入るとはっちゃけちゃう
選挙活動ではなく政治活動をするのが目的だったから、って指摘は出てますね。
なりふり構わない/活動量が少ない → 働き方改革で、労働生産性をアップしようとしたのかもしれない
後の先を取ると言えば聞こえはいいが、彼女のは中身の無い後出しジャンケン。
都知事選も真っ先に手を上げたものの、「先の後を取る愚行」に終わりました。
(事前の)活動が少なく、行き当たりばったりだからなりふり構っていられない。
「これでもかっ!」って後手後手のドロ縄ぶりに、アンチの限界を見た気がします。
・・・・・
(一幕)
彼女の国政復帰を、占ってしんぜよう!
「こんなん(困難)」出ましたけど・・。
こんなん市、こんなん町、こんなん村は無いようですが、
こうなん市、こうなん町、こうなん区はありました。
江南市(こうなんし) - 愛知県にある自治体。木曽川の南に位置する。
江南区 (新潟市)(こうなんく) - 新潟市の行政区。
江南町(こうなんまち) - 埼玉県大里郡にあった自治体。現在の熊谷市の一部。荒川の南に位置する。
江南(えな) - 和歌山県和歌山市の町名。明治までは名草郡の内。
江南町(えなみちょう) - 滋賀県近江八幡市の町名。八幡の内。
江南町(えなみちょう) - 福岡県北九州市小倉北区の町名。
吉井町江南(よしいまち えなみ) - 福岡県うきは市の町名。明治までは生葉郡の内。
江南町(えなんちょう) - 熊本県水俣市の町名。
江吉良町江南(えぎらちょう えみなみ) - 岐阜県羽島市の町名。
江南(こうなん) - 北海道斜里郡清里町の町名。
江南(こうなん) - 山形県山形市の町名。
江南(こうなん) - 新潟県新潟市東区の町名。
江南 (宮崎市) -(こうなん) 宮崎県宮崎市の町名。
江田島町江南(えたじまちょう こうなん) - 広島県江田島市の町名。
江南 - 江州(近江国)の南部。類似概念に琵琶湖の南を指す湖南がある。
蓮舫はこの中の何れかの選挙区から出るのでしょうね。
蓮舫に付き従う3000人のゲリラ兵もその選挙区でゲリラ戦を行なうんでしょう。。。一般市民を時に盾にし、時に巻き添えにし。
「ンウル市江南区あたり」でしたら、或いは・・。
マウント気質を天恵と活かせられるのかもですね。
*え?三重国籍問題なんてしらな~い。
たくさんあるね
>最近騒ぎになっている兵庫県知事さんの件を見ていても思うのですが
そう言えば、奇しくもその兵庫県知事さんもお名前は「斎藤さん」なんですよね。
ついでに1つダジャレを思いつきました。
斎藤蓮舫氏のネット上の政治活動拠点(ホームページ)「サイト:売れん方」
やっぱりこれじゃダメだわw
つまり、こういう事ですね?
齋藤󠄁と言えば齋藤󠄁一、新撰組。
齊藤と言えば齊藤蓮舫、落選組。
斎藤一は新撰組三番隊組長だったそうです。
落選組は一番隊が福島みずほ、二番隊が辻本清美で、三番隊が斎藤蓮舫ってところでしょうか?
そうなると一番隊と二番隊の隊長が生き残り、三番隊の隊長が討死って感じですねw
そう言えば、
むかし立憲民主党の別名称の候補を挙げてた時に、
利権占守党
とか
立憲僭主党
とかは挙がってました?