立憲民主党がに所属していた齊藤蓮舫(村田蓮舫・謝蓮舫)氏が立憲民主党を離党し、無所属で東京都知事選に立候補すると表明した件に関連し、「じつは立憲民主党にとっても厄介払いしたかったのではないか」、といった心無い指摘が出てきました。まさに、事実陳列罪の一種でしょうか。
2024/06/15 13:50追記
記事のジャンル設定が誤っていましたので修正しています。
目次
ウェブ評論サイトの面白さ
ウェブ評論サイトを運営していると、面白いもので、さまざまなものの見方ができるようになる気がします。
当ウェブサイトの場合は「政治経済評論」と名乗っている通り、政治、経済などの分野(とくに金融や国内政治、外交、さらには経済全般など)から「読んでくださった方々の知的好奇心を刺激するような話題」の提供に努めているつもりです。
その際のポイントのひとつは、やはり、「客観的事実と主観的意見を、明確に分けること」ではないでしょうか。
このうち「客観的事実」とは、誰がどう報じても、だいたい同じような内容になる情報のことです。
たとえば、「岸田文雄首相は現地時間の2024年6月12日、イタリア・プーリア州で開催されているG7サミットに参加した」、という文章があったとしたら、これは「客観的事実」です。
この文章に含まれる「2024年6月12日」を、たとえば「令和6年6月12日」と表現する人もいるかもしれませんが、これは単なる「言い換え」に過ぎず、どちらも本質的な意味はまったく同じです。
ところが、これがたとえばこんな文章だったとすれば、どうでしょうか。
「サミットではウクライナや中東などの地域情勢に加え、経済安全保障などが議題となる見通しで、岸田首相は日本の取り組みや立場を発信し、議論を主導したい考えだ」。
この手の文章、報道ではよく目にしますが、じつはこれ、「客観的事実」ではありません。なぜなら、文章の中に「~となる見通し」、「~という考えだ」、といった具合に、評価や分析、予想などが入っているからです。
じつは、この文章、NHKの報道をもとに作ったものですが、日本の報道ではこの手の「報じる社としての主観」が入った記事が、大変に多いのです。
酷い場合には、「パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかった疑惑が浮上している国会議員」のことを、「裏金議員」などと勝手に決めつけて報じるようなケースも散見されます。
これが、当ウェブサイトでいうところの、「水道に色水を流す問題」です。
そもそも論として、報道も「情報」という「商品」を取り扱うビジネスです。
日本のメディアが「正確性」より重視していること
そして、報道で本来、最も重視されるべきは、「正確性」であるべきです。
以前の『日本のメディアは客観的事実軽視=国際的調査で裏付け』でも取り上げたとおり、WJS(Worlds of Journalism Study)が世界67ヵ国・27,500人以上のジャーナリストへのインタビュー調査結果をもとに、世界各国のジャーナリズムの傾向を調査・公表したことがあります。
その結果の概要については、現在でも “Country reports – WJS2 (2012-2016)” のページで閲覧・ダウンロード可能ですが、ここで日本のメディアに共通する特徴を改めて指摘しておくと、諸外国と比べ、日本のジャーナリストには、だいたい次のような傾向があります。
- 政治リーダーを監視・精査することを何よりも最重要視している。
- それら権力の監視と時事問題の分析、人々の政治的意思決定に必要な情報提供こそがジャーナリズムと捉え、それは事実をありのままに伝える責務以上に優先される。
- 人々が意見を表明できるようにすることへの関心は極端に低い。
- 政治的アジェンダ設定も人々に代わりジャーナリズムが主導するべきで、それは事実をありのままに伝える責務に比肩するほど重要な役割と考えている。
この4点、大変に重要な指摘です。
ちなみに『上川発言報道問題で林智裕氏論考が「社会の停滞」警告』でも取り上げたとおり、このWJSの要約を作成したのは、福島県在住ジャーナリストである林智裕氏ですが、いみじくも林氏も指摘する通り、日本のジャーナリストには事実を正確に伝えることよりも、「権力の監視」を重視する傾向があるのです。
正直、マスメディアというものは報道の力を悪用し、自身があたかも権力者であるかのごとく振る舞っているフシがあり、とりわけ日本の場合はその傾向が顕著でしょう。
なぜ日本はRSFランキングが低いのか
たとえばフランス・パリに本拠を置く「国境なき記者団」(Reporters sans frontières, RSF)の「報道の自由度」ランキングだと、日本の「報道の自由度」は世界180ヵ国中70位と、非常に低いランキングに留まっています。
このRSFランキングには評点のプロセスや評価基準などが公表されておらず、その客観性には非常に大きな疑問があることもまた事実です(『日本の報道の自由度を引き下げているのはメディア自身』等参照)。
また、日本が9年連続してG7諸国で2番目の高得点を記録している、米NGO「フリーダムハウス」の「自由度調査」をかたくなに取り上げず、日本のランキングが低いRSFのみを取り上げる日本のメディアの姿勢も、かなりの恣意性がありそうです。
実際、RSFの日本に関するレポートのページでは、ジャーナリストの役割については「反権力」(原文の “le contre-pouvoir” )、あるいは「権力の監視」(英語版の “watchdog” )と位置付けられていることからも、日本に関する評点を付けた人たちがそのような理解をしていることは間違いなさそうです。
日本は議会制民主主義国であり、一般的にメディアの自由と多元主義の原則は尊重されている。しかし、伝統の重圧、経済的利益、政治的圧力、男女不平等により、ジャーナリストが反権力としての役割を十分に発揮することが妨げられることがよくある。
(【出所】RSF ASIE – PACIFIQUE / Japon を意訳。下線部は引用者による加工)
ただ、そのRSFランキングですが、実際に内容を読んでみると、じつは報道の自由度を引き下げているのが、政治権力ではなく、むしろジャーナリズム自身である、ということがよくわかります。
たとえば、日本の場合だと、新聞、テレビのクロスオーナーシップに関する規制がなく、5つの全国紙と5つの全国民放キー局ネットワークが同一資本に属していること、NHKという「世界で2番目の規模を持つ公共放送」が存在すること、などが示されています。
これに加えて「記者クラブ」という、「外国人やフリーランスの記者を差別する仕組み」などもRSFレポートでは問題視されており、端的にいえば、NHK、主要民放、主要紙、通信社などを中心とした「日本マスコミ村」こそが、日本の報道の質を大きく引き下げている張本人である、と解釈できるのです。
実際、当ウェブサイトでも2016年7月の発足以来、一貫して指摘してきたとおり、日本のメディアはときとして、クオリティが大変に低く、専門知識もなく、客観的なエビデンスも軽視または無視・歪曲するような報道を垂れ流したりします。
酷いときには、たとえば福島第一原発処理水の海洋放出の際に、その安全性が科学的に証明されているにも関わらず、「科学を振りかざすな」、「科学を隠れ蓑にするな」、などとして、科学を敵視するかのような社説などを掲載したことすらありました。
読者コメントで確保される「双方向性の意見交換」
要するに、日本の新聞、テレビのなかには、「客観的事実」を軽視し、彼ら自身の「主観的意見」ばかりを、読者や視聴者に押し付けるような報道に終始してきた社もあったのです(といっても、これらのメディアの記事のなかにも比較的公正なものもありますので、「すべてがそうだ」とは断定しませんが…)。
つまり、当ウェブサイトの最大の目的は、客観的事実と主観的意見を混ぜてきた、あるいは酷い場合には主観的意見を、あたかも絶対的な真実であるかのごとく取り扱ってきたマスメディアに対する異議の申し立てにあるのです。
そして、これを支えているもうひとつの柱が、読者コメントです。
当ウェブサイトにおいては、よほど反社会的なものでない限り、基本的には読者コメントについては自由に投稿していただくことができる、という仕組みを採用しています(ただし、反社会的なコメントなどをしつこく投稿し続けた一部のコメント主については、残念ながら、コメントをお断りしているケースもありますが…)。
その際に重視しているのは、当ウェブサイトの主張内容に反対する意見であっても、自由に投稿することができる、というスタンスです。
この点、既存のマスメディアの場合だと、そもそも記事に読者投稿の機能はなく、また、記事自体に反論することができないケースが多いことが一般的です。
たとえば紙ベースの新聞だと、そもそも新聞記事を読んで「これはおかしい」と思ったとしても、その新聞にその旨を申し立てる手段は極めて限定的です。いちおう、読者投稿などの手段で、反論を手紙にしたためて新聞社に送ることもできますが、極端な話、新聞社側はその投稿を採用せず、握り潰すこともできます。
これとまったく同じ問題は、テレビについても生じます。テレビ局の場合はそもそも視聴者投稿という機能がないケースも多く、視聴者の意見が放送されることは、なおさら少ないのではないでしょうか。
ただ、このようなスタンスだと、報じる側も「自分たちの報道が絶対的な真実」だと勘違いするケースも多く、結局、報じる内容は報じる社の一面的な視点に偏りがちであり、情報のクオリティがいつまでたっても上昇しない、といった事態も生じます。
とくにここ数年に関しては、X(旧ツイッター)などのSNSでは、新聞やテレビの不適切報道が「炎上」し、拡散されるという事態が増えている気がしますが、これも結局、メディアがこれまで読者、視聴者の意見をあまりにも軽視し過ぎてきたことのツケのようなものかもしれません。
この点、当ウェブサイトはあくまでも「報道機関」ではなく、単なる情報プラットフォームに過ぎません。
むしろ、当ウェブサイトが提供する話題は単なる「議論のきっかけ」に過ぎず、重要なのは記事を読んだ後の読者の皆様による意見交換だと考えており、このような観点からは、読者コメントは(反社会的なものなどでない限りは)自由、とさせていただいているのです。
齊藤蓮舫氏の選挙違反疑惑
その結果、何が生じるか―――。
前提条件を付けない、自由闊達で知的な議論は、さまざまな話題に関し、ものの見方を深めることに寄与します。これこそが、当ウェブサイトで重視している「知的好奇心」の刺激ではないか、などと思う次第です。
さて、ダラダラと総論を述べてきたのには、理由があります。
当ウェブサイトでこの半月ほど、よく取り上げて来た話題のひとつが、立憲民主党の参議院議員・齊藤蓮舫(村田蓮舫、謝蓮舫)氏の都知事選への立候補表明です。
そして、都知事選自体がまだ告示日を迎えていないにも関わらず、この話題はやたらと盛り上がっています。齊藤蓮舫氏を巡っては、選挙違反の疑いが濃厚な事例が、たくさん出ているからです。
これに関連し、『都知事選で齊藤蓮舫氏の政治キャリアが終焉する可能性』では、齊藤蓮舫氏のあまりの「違反疑惑の多さ」により、この都知事選自体が齊藤蓮舫氏にとって、むしろ政治家としてのキャリアを終焉させる契機となるのではないか、といった可能性を指摘しました。
齊藤蓮舫氏自身、新聞、テレビなどのマスメディアは好意的に取り上げてくれているフシがありますが、実際にSNSで確認してみると、どうも彼女のXのポスト等に対しては、批判ないし反論する内容のものが、大変に多く見受けられるからです。
SNSで垣間見えるこうした批判的意見については、ただし、有権者の反応のすべてではありません。齊藤蓮舫氏自身、減ったとはいえ、前回・2022年の参院選では、東京選挙区で60万を超える票を得ており、かつてと比べ衰えたにせよ、依然根強い人気を誇っている可能性には十分な留意が必要でしょう。
しかし、少なくともオールドメディアの社会的影響力が日々、減退し、それと対極的に、SNSなどのネットの社会的影響力が日増しに高まっているなかで、少なくともネット空間で多数の支持を得ているようには見えない齊藤蓮舫氏が、はたして東京都知事選でどこまで善戦できるものなのかについては、予断を許しません。
東京都知事選が齊藤蓮舫氏のキャリアを終わらせる可能性
だからこそ、当ウェブサイトでは「あくまでも可能性のひとつ」と断ったうえで、こんなシナリオを提示したのです。
「齊藤蓮舫氏は当選するどころか『2位』にすらなれずに惨敗したうえ、一連の公選法違反容疑で摘発され、有罪判決を受けたうえで公民権停止処分を受けてしまい、結果的に彼女自身の政治家としてのキャリアが終了してしまう」。
齊藤蓮舫氏の明らかな選挙違反、あるいはそれらを正当に取り上げようとしないメディアに対する、少なくない有権者の怒りにも似た強い反応を見ている限り、こうした展開がもし実現した場合は、捜査当局に対しても、ネット空間では多くのユーザーの圧倒的支持が観測されるのではないでしょうか。
もちろん、オールドメディアや野党政治家に対し、やたらと甘いことで知られる日本の検察当局・司法当局などに、法の厳正な執行をどこまで期待して良いのか、という疑問は生じるかもしれません。
ただ、さすがにここまで露骨な選挙違反行為を積み重ねられて、おめおめ引き下がるほど、日本の捜査当局が甘いとは思いたくないものです。
とある「心無いコメント」
こうした中で注目しておきたいのが、「元雑用係」様というコメント主の方からいただいた、こんな「心無いコメント」です。
「昨日たまたま、下の2つのネタを目にしていて、今日の本記事『都知事選で齊藤蓮舫氏の政治キャリアが終焉する可能性』にジワってました。
【限定動画公開】立憲民主党が蓮舫氏を東京都知事にしたい理由を江崎道朗さんが解説してくれました
10分強で中身の割に長いんですが、簡単に言うと『立憲の国会議員がメンドクサイR4氏を厄介払いしたがっている』という見立てです。立憲内には7つの派閥がありまともな政策を提言するグループもあったり、若手の議員は比較的常識的な人が多いのだそうですが、そう言う人々からするとメンドクサイ。さもありなん、という感想」。
「立憲民主党・泉健太代表 蓮舫氏を推薦しないことは「十分あり得ます」 都知事選出馬に向け離党
>「ひょっとしたら、立憲は推薦を出さないかもしれないということですか?」と飯田アナが問うと、「それは十分あり得ます」と泉代表は即答した。
離党したことを受けた中立的なポジショントークとも受け取れますが、上の話を踏まえるとジワリと来るものがあります。上の動画補足ですが、江崎氏も伊藤氏も民主党政権時に裏方として関わった経験があるそうで(官邸のアドバイザーと防衛相の裏方)、上の動画内で語られる当時の苦労話もそれはそれで面白かったです。(笑えるけど笑えない話)」
さすがです(笑)
この「元雑用係」様は、当ウェブサイトに心無いコメントを寄せてくださる常習犯のひとりですが(笑)、謹んで、「事実陳列罪」の称号をお送りしたいと思います。
要するに、齊藤蓮舫さんの都知事選出馬は、立憲民主党自身にとっても「渡りに船」だった、という可能性を示唆するものです。
立憲民主党の党内に「マトモな若手」がいる、という説に関しては、若干疑問ではあるのですが、それと同時に現在の立憲民主党にとって、齊藤蓮舫氏のような人物は、正直、「厄介払いしたい相手」だった、という可能性が示唆されているものです。
なるほど、これはウェブ評論サイトならではの視点です。
正直、齊藤蓮舫氏自身が立憲民主党にとって、「厄介払いしたい相手」だった、という視点は、非常に進展です。もちろん、これは数ある主観的評価のひとつに過ぎませんが、なかなかに興味深い反応と言わざるを得ません。
ただ、齊藤蓮舫氏自身が立憲民主党にとって、むしろ「厄介払い」したい相手だ、という視点は、なかなかに新鮮ではあります。
いずれにせよ、こうした事実陳列罪的なコメントを行った「元雑用係」様には、厳重注意とともに、最大限の賞賛をお送りしたいと思う次第です。
View Comments (22)
蓮舫はまだ17歳!(プラス29年)ですが、『老害』ポジションを党内で確保してる訳ですか。
生産的なキャリアを積んでこれなかったのが跳ね返って来たって事ですかねぇ。
おっと、プラスは29年ではなく39年でした。
蓮舫は未だ17歳ですおいおい!だったら・・・
仕事の仕方は17歳以下だと思いますね。
本当に社会人経験したの?と疑問に思います。
原稿を読み上げるだけで何も考えてなかったのでしょうね。
17歳って…。
田村ゆかりさんじゃないんだから(笑)。
17歳は井上さんですよ。田村ゆかりは16歳。
政治家で56歳はまだ老害老害言われるほどには高齢ではないかも
シンゴジラの主人公も、普通におっさんの年だったが、政治家としては若い方だったね
蓮舫は若い頃から害だったけど
我々の最終目標は日本社会の不可逆的な極左化である。
その目的のためには常に合理的手段を取り続ける必要がある。
今回の都知事選で適任なのは蓮舫ではなく小池。
現在の段階でこのハレーション。
都知事になってしまったら批判で政策どころではなくなる。
それなら小池に政策を遂行してもらうほうがよっぽど良い。
今回の蓮舫の役目は小池との接戦を通して国政に転ずることにある。
まったく同じ理由で次期衆院選での政権交代など必要もない。
与党立憲は批判を浴びるばかりで政策の実行など不可能になる。
岩盤保守層の復活や自公維国の共闘まで起こりうる。
それならば自民左派に政策を任せる方がよほど良い。
僥倖なことに小池や自民左派は極左と相性が良い。
しばらく彼らに極左的政策を実行させるのが合理的となる。
それならばいつ攻勢に転ずるのか?
それは国政選挙での「外国人参政権」が実現した時。
移民、難民で外国人を大幅に増やす。
公務員、地方議員、国会議員で彼らを採用。
そして地方選挙、国政選挙での外国人投票の実現。
これも僥倖なことに公明党が必死に動いてくれている。
公明党に任せ我々はジッとしているのが合理的となる。
結論として、もうしばらくは「2位」という戦略的守勢が必要となる。
我々の描く大局の前には1議員や公選法など意味をなさないとわかるだろう。
アオキ様
さきほどは、公民権停止になるかもしれない直近の判決の情報をご提供いただき、ありがとうございました。やはり、裁判所の判断傾向は、私もアオキ様も気になりますよね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014480771000.html
>不可逆的な極左化
戦後のアメリカの、徹底したレッドパージは、正しかった。
日本のレッドパージは中途半端でしたからね。
まあ抑それまでの治安法制を「軍国主義的」とか「超国家主義的」とか難癖を付けて「ポツダム勅令」によって廃止命令を下したアメリカをはじめとしたGHQに責任があるんですけれどね。
法制に手を付けずに日本を復興させる手段は、アメリカ国内でも知日派や親日派を中心に提言されていたのですが、当時の政府(民主党政権)は「懲罰ありき」で耳を貸しませんでしたからね。
>GHQに責任があるんですけれど
この時は、アメリカもレッドパージ旋風の前でした。
ケージスというピンクがかったのが、GHQ民政局にいました。だから、日本独自のパージが生ぬるくなりました。
ふむふむ、なるほど。今回は中々参考になるコメントでしたよ。
目的は「不可逆的な極左化」。野党はもはや無力なので自民左派や公明党などに
頑張ってもらう。そして切り札は「外国人参政権」……
正直な所は好感が持てますし、筋道を立てた計画性も好みです。
ただし、
「小池氏に何か極左的な行動ができるのだろうか?暇空茜氏から必死に
逃げ回っている状態なのに。彼女は我が身可愛さしか興味がないのでは?」
「オールドメディアの寿命が尽きそうで、立憲や共産だけでなく自民党左派も
いい加減店じまいを考えていそう。件の蓮舫氏が自爆としか思えない愚行を
繰り返していて、わざと引退したがっている様にすら見えるし」
「今までネットユーザーがずーーーっと目を光らせていたお陰で
阻止し続けてきた外国人参政権を、今更実現するのは極めて難しそう」
と言った印象を受けましたが。はてさて、結果はどうなりますかね?
雪だんご 氏
我々にとって最大の僥倖は自民左派、公明、小池の急速な左傾化。
目指す政策が似てるなら「自力」ではなく「他力」で良いとの判断です。
我々が野党共闘(候補者調整、選挙協力)をしても岩盤保守層にはかなわない。
私は今でも岩盤保守層の悪夢にうなされるくらいですw
我々は現在の自民左派や小池におおむね満足しています。
(我々が満足しているということは、我々以外は満足してないはず)
この先の推移についても現場では明るく楽観的です。
>「事実陳列罪」の称号をお送りしたい
いつも思いつきのお気楽コメントしか書いておりませんのに、過分な称号、ありがとうございます。恐れ多いことでございます。
あくまで、江崎氏の見立てでありまして私の見立てではありませんので、念のため。(笑)
ところで。
R4氏も当初は党内の情勢調査で小池氏と10ポイント差だったので「勝てる」と思って出馬を決意したそうですが、立憲はその後は差が開いちゃったと認識しているそうです。
ひょっとしたら今はもう「2位でもいい」と方針転換してるかもですね。知らんけど。
小池百合子氏が立候補を表明 蓮舫氏はすでに失速しているとの見方も
https://news.nifty.com/article/item/neta/12378-3122767/
>「蓮舫氏の出馬表明前に立憲が実施した調査では、小池氏と蓮舫氏は10ポイント差で、蓮舫氏は逆転可能な差と認識していました。ただ、その後は小池氏と蓮舫氏の差が開いてきているようです」(立憲関係者)
蓮舫氏、「出馬表明」までの全舞台裏 情勢調査で小池都知事に“10ポイント差”をつけられるも「予想よりいい」と手応えを感じていた
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/06010950/
まあしかし、選挙戦術が稚拙というか。「オール東京」とか異論を排除する気満々のネーミングセンスとか、その辺どうにかした方がいいんじゃないでしょうかね。
※トップページから見える当記事リンク、ヘッドラインが見えていないようです。念のため。
この記事の場所、雑談欄になっていますね。
あ!ホントだ!
早速修正します!
齋藤蓮舫さんと聞けば、どうしても、
「一番じゃなきゃダメなんですか?」のフレーズが頭に浮かびます。
科学技術分野に関わるはなしだったので、
「ろくに理解の行き届かない事柄に、なにを賢しらに」
と、当時は思ったものですが…
この人、自分が一番でなきゃ承知できない性格のようにも見えて、
一番じゃなきゃ、後は何番目でも同じという、都知事選に出るあたり、
あのフレーズ、案外己の心情を忠実に語ったものだったのかも。
「女帝」小池百合子にタイマン勝負で得意の舌戦を挑み、
有権者にバッチリ存在感を植え付けた上で、
次々回参院選、ひょっとしたら次回衆院選の本番に臨んだら、
昨今のじり貧状態を見事挽回、首尾良く当選。
「どう?一番じゃなくたって、やり様はあるのよ」とかなんとか、
ドヤ顔してみせるための深謀遠慮、ナンテ(笑)。
あのフレーズ、実は、文科省の役人への助け舟だったようなんですけどね。
https://togetter.com/li/2374085
マスゴミの切り取りの被害者であったとか。
>一番じゃなきゃダメ
蓮舫氏は予備選をやったならおそらく1位通過なんですよ。だって「レーン4」ですから。
※レーン4、すなわち第4コースは予選タイムが一番良かった選手が走るコース。そういう意味では、省略形はR4ではなくてL4なのかも???
上で匿名さんの指摘もありますが、「2位じゃダメなんですか」発言がマスコミに作られた虚像である、と記した良記事がありましたので紹介します。
無料部分でも十分なボリュームがあります。引用された政府資料は国立国会図書館のリンクが入っています。
【都知事選2024】蓮舫氏「2位じゃダメ」発言 15年越しの真実
https://juninukai.theletter.jp/posts/3cf0dc50-2603-11ef-ac7b-7f86e47abed0
無料部分の本文と動画の一部を見ましたが、筆者の主張には概ね同意で、マスコミの取り上げ方はアンフェアだったと思いました。
ただ、あの発言が「助け舟」とまで言えるかというと微妙に思いました。あれ、財務省の振り付けだったそうですし、会議の対象の他案件の行く末も合わせてみないとなんとも。
ご興味ある方はご覧いただき、それぞれでご判断ください。
補足。「財務省の振り付け」は会議設定自体のことで、蓮舫氏の発言のことではありません。