ある意味でまったく予想通りの結果というべきでしょうか。週刊誌『女性自身』の記事によれば、ウェブアンケートで「次の政権を取ってほしい党」は、3位の立憲民主党、2位の日本維新の会に圧倒的な差を付け、1位になったのが自民党だった、というのです。自民党政権が続くことが日本にとって良いことかどうかはべつとして、少なくともこの結果自体は、最近の補選とも整合していることは間違いありません。
内閣支持率は低空飛行だが…
当ウェブサイトでもしばしば取り上げて来たとおり、各種メディアの世論調査では、岸田文雄内閣に対する支持率は低空飛行状態にあります。とりわけ最新の支持率で見ると、どの調査でも支持率が不支持率を30~40ポイント以上下回っているのです(図表)。
図表 内閣支持率(2023年11月)
メディアと調査日 | 支持率(前回比) | 不支持率(前回比) |
共同通信(11/3~5) | 28.3%(▲4.0) | 56.7%(+4.2) |
産経・FNN(11/11~12) | 27.8%(▲7.8) | 68.8%(+9.2) |
時事通信(11/10~13) | 21.3%(▲5.0) | 53.3%(+7.0) |
読売新聞(11/17~19) | 24.0%(▲10.0) | 62.0%(+13.0) |
朝日新聞(11/18~19) | 25.0%(▲4.0) | 65.0%(+5.0) |
日経・テレ東(11/24~26) | 30.0%(▲3.0) | 62.0%(+3.0) |
(【出所】各社報道をもとに著者作成)
これだけで見ると、もう「危機的な状況」です。
それでも強い自民党
ただ、ここでもうひとつ興味深いのは、政党支持率で見て、与党である自民党が依然として他党を圧倒している状況にある、ということでしょう。
たとえば時事通信の11月の調査だと、政党支持率は自民党が19.1%で、二番目の日本維新の会(4.6%)、3番目の公明党(4.1%)を突き放しています。さらに、第崔野党であるはずの立憲民主党への支持率に至っては、たった2.7%です。
こうした傾向はほかの調査でも見られ、共同通信だと立憲民主党と日本維新の会が9.3%で並んでいますが、それでもトップは自民党の34.1%であり、「他党を圧倒して1位」という状況は同じです。
このあたりは、なかなかに興味深い点です。
当ウェブサイトではメディアの世論調査を「藪医者の健康診断」のようなものだと位置付けており、これに全幅の信頼を置くには少々慎重であるべきとは考えているものの、「人々が岸田首相に不満を持ちながらも自民党を消極的に支持している」、という構図が見えてくるのです。
実際、こうした見立ては、ピント外れではありません。
今年4月と10月に行われた衆参7つの補選では、自民党が5つの選挙区を制し、しかもそのうち2021年の総選挙で立憲民主党候補にギリギリで勝利した選挙区では、前回よりも差を拡大させているのです。もしも自民党に対する支持が低下しているのなら、さすがに「5勝2敗」の説明はつきません。
女性自身のわかりやすい記事
こうしたなかで、週刊誌『女性自身』がなかなかにわかりやすい記事を配信していました。
次の政権を取ってほしい党 3位 立憲民主、2位 維新を抑えた衝撃の圧倒的1位は?
―――2023/12/03 06:01付 Yahoo!ニュースより【女性自身より】
「3位の立憲民主、2位の維新を抑え、はたして1位は?」などと思わせぶりなタイトルですが、結論は「圧倒的1位は自民党」、です。
記事によると調査対象は「20代以上1,000人」で、調査方法はウェブでのアンケートだそうです(詳しい記述はリンク先記事をご参照ください。なお、「対象者1,000人」、とありますが、有効回答数についての記述はありません)。
記事によると「次の政権を取ってほしい党」は、3位が116票の立憲民主党、2位が158票の日本維新の会で、その両党に大きく差をつけて1位となったのは313票の自民党だった、ということです。
ある意味で、これが現在の日本の実情なのでしょう。
現実世界に「りせっとぼたん」はない
個人的に、日本維新の会が恒常的に立憲民主党を支持率で上回り、補選を制することも増えているのは興味深いと思いますし、維新が立民を抜いて最大野党となるのは時間の問題、という気もします。
ただ、だからといって、維新が今すぐ自民を上回る議席を得て与党になる、という可能性は高くありません。選挙情勢や支持率などから判断する限り、自民党がいますぐ政権をことは考え辛いところです。
※もちろん、立憲民主党と日本維新の会、日本共産党などが全面的な選挙協力でもしようものなら、話は変わってくるかもしれませんが…。
いずれにせよ、当ウェブサイトでもこれまで指摘してきたとおり、選挙というものは、たった1回や2回ですべてを「りせっと」することができる、というほどに甘いものではありません。
ゲームの世界だと、なにか都合が悪いことがあれば「りせっとぼたん」を押してもう1回やり直すことができるかもしれませんが、2009年8月の民主党政権への政権交代を例に出すまでもなく、現実の世界には「りせっとぼたん」など存在しないのです。
このあたり、自民党政権が続くことが日本のために良いことだといえるのかどうかは微妙ですが、少なくとも有権者が立憲民主党などを次の政権党に選ぶ可能性は高くないといえるでしょう。
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記事によると「次の政権を取ってほしい党」は、3位が116票の立憲民主党、2位が158票の日本維新の会で、その両党に大きく差をつけて1位となったのは313票の自民党だった、ということです。
↑
いきなり崩壊とはいかないものの、2.3位合わせて274票です。
もはや自民だから安泰という時代では無くなってきてるのは間違い無さそうですね。
市長選、市議会レベルでは自民に関係無い、若手議員が続々誕生してますしね。
大阪維新の会は、身を切る行政改革をしています。
過去には大阪府・大阪市の議員、職員の報酬削減をしたり、阪市職員の組合の不正に対してメスを入れていました。
ホームページを見ると、維新の国会議員団は毎月の歳費の内18万円を党に寄付し、党から被災地に寄付をしているようです。
結党の時代からそういったことを引き継いでいるようです。
自民党は、岸田文雄が、先日報酬が上がった中からいくらか返納していましたが、党としてあまり聞こえてきません。特に議員定数是正などは増えていくばかりで歯止めがきかないみたいです。
ホームページには決断と実行をスローガンにしていますね。
今、成長と賃金上昇の好循環に向けた年収の壁、突破策をお題目にしていますが、その内容は官僚に言われた範囲でしか言っていないので、何とも歯切れが悪いです。
決断できるのは、菅義偉ぐらいですが高市早苗、上川陽子では決断できるでしょうか。
>市長選、市議会レベルでは自民に関係無い、若手議員が続々誕生してますしね。
関西などの一部の地域を除けば、非自民系イコール革新系だから、あまり良い事だとは思わないけど・・・。
そもそも自民党以外だと政権運営そのものが出来ないのでは。
どんなに志が高くとも官僚頼りの政権運営になってしまうのであれば結局は自民党の方がマシなので。
まともな保守政権が生まれる現実的な道筋は自民党が分裂するしかなさそうです。
頑なに一時的に政権を取った民主党が
国民からノーを突きつけられているか検証しないんですよね。
政権を担当できる政党であるならば
野党も同様にメディアは叱責する必要があるかと思いますが
メディアはそれ放置しています。
岩盤支持者が快感を感じられるような行動をしているから
無党派層から論外扱いされ
曲がりなりにも大阪で有権者に実績があると認知される維新支持が広がっているのです
駅田 さま
民主党政権もですが、平成5年の非自民連立政権もメディアが偏向報道や印象操作などで関与しています。
なので、メディアが反省を施すような事は絶対にしません。
また、検証をする事も無いでしょう。
その様な事をしたら、メディアが共謀者である事がバレてしまい、袋叩きにされるのですから。
民主主義は健全なメディアがあってこそ実現できるといいますが
今は健全な状態とは言えないです。
報道しない自由を行使して自らに不都合な事は報道しません。
2009年に民主党を支持した人間は今なぜ支持をしないのか、
現在の無党派層は極左政党を支持しないのか。
岩盤支持層だけみて一般大衆からそっぽ向けれている現実から目をそらしたいのでしょう。
民主政権の総括や野党の批判なんかできる訳ありませんよね。
仰る通り、マスコミが共犯者であった事に触れないといけないのだから。
マスコミが着実に滅びに向かっている件もそうですが、恐らくは
緘口令レベルで触れてはいけないタブーなのでしょう。
内閣支持率の低下は岸田首相が嫌なだけで、別に不支持者の大半は立憲主導の政権交代なぞ全く望んで無いのですよね
自民党のよくあるムーブで、選挙前に総裁選を盛り上げて疑似政権交代感を醸し出して自民党の支持率を上げる事もできる
(これをやる場合、選挙が秋以降となり追い込まれ感も出てしまう事にはなりますが)
無党派層の投票先もこれまでは立憲になる事が多かったですが、今回は成長した維新が各種世論調査でも上回ってる事が多い
つまり立憲の次回選挙での注目点とは、ジリ貧になるかドカ貧になるかの点でしか無いと思います
内閣支持率が落ちてくると毎回「時は来た!」という様に「次回は立憲躍進!」と言い出す学習能力の無い左翼が涌きますが、そう毎回言って2013年の参院選以来負け通し、10年も経てば立共支持者は高齢者はもちろん、中年以下も激減してますし、更には維新・国民民主という新たな不利条件も加わり、明るい光など今後永遠に見えない状況にしか見えません
出来る事と言えば、衰退をどれだけ遅らせるかだけでしょう。案外早く分裂→零細政党という社会党(社民党)コースをたどるかも知れません
社会党(左翼)勢力は民主党として大きな勢力を残しましたが、その票を維新・国民に食われれば、分裂し影響力が今より乏しいいくつかの小勢力政党が残るという、左翼からすれば絶望的な近未来となるでしょう
確かに第二次安倍政権の最中は「今度こそ自民党大敗!今度こそ野党躍進!」と
騒いでいる人達が多かった記憶があります。しかし安倍政権以降は
そういう風に騒ぐ人を滅多に見かけず、「自民政権め……自民支持者め……」と
ぶつぶつ愚痴を吐いているのが精々、と言う印象があります。
やはり安倍政権を終わらせられなかったのは彼らにとって巨大なトラウマ
なのでしょうし、維新や国民の勢力拡大も忌々しくてたまらないのでしょうね。
何でも反対して偉そうなこと言ってるから一度やらせてみようか。その結果がアレですよ。
民主党議員から出てきた言葉が「与党がこんなに忙しいなんて思わなかった」
元々民主党は政権を獲る事が目的であって、「政権を獲った暁に何をするか」と言う事は全くと言っていいほど考えて無かったのでは。
私は違った見方です
民主党が政策実現なにもできなかったのは
もともとマニュフェストは無党派層のツリに
テキトーに掲げていただけもので
実行する気がなかったのでしょう。
その一方で韓流がしてやったりと
汚れて間違った成功体験である
円高誘導と巨額売国野田ニダスワップ恩仇で
海外市場で半島製品が日本製品駆逐して
半島とウッシしする一方で
組合費とれない非正規労働者は派遣切りで
塗炭の苦しみを味わわされました
ただ、悲願の
反日外国人参政権付与実現は
官僚恫喝して急がせたけど
あっという間に叩き出されて間に合いませんでした。
先般の無理して失敗した
モリカケでっち上げは
汚い手を使ってでも政権さえ取れば
今度こそ半島とウッシッシおかわり狙い
という意図が透けてミエミエです。
自由民主党が各派閥の政治資金パーティーの収入の件で、メディアや左派勢力から色々と言われていますが、結局、頼りがいある政党が自由民主党しか無いという事を国民は認識している訳なのです。
既に駅田さまがコメントを残していますが、今まで自由民主党以外の政党が、政権を担ってどうなったかを検証しないといけないのに、メディアが全くしようともしません。
結局は、その政権の成立にメディアが確りと加担していたという事がバレてしまうからなのです。
此では益々メディアに対する不信感を強める事となり、その価値をメディア自身が失わせているのです。
それなのに何故メディアは自分達の首を絞める自殺行為をしているのかというと、活動家やそれに準ずる人達が、メディアに入り込み「メディアは権力側を監視し、時には戦わないといけない!」と勘違いしているからなのです。
この勘違いが、国民との考えと乖離しており、此が益々偏向報道や印象操作を行っている要因となっているのです。
素朴な疑問ですけど、次期政権政党として自民党を希望するとして、その自民党は岸田自民党でしょうか、それとも岸田自民党でない自民党でしょうか。
2chなどでも、全く関係ないテーマのスレッドに突然政治話題が飛び出すことは時々あります。
基本的には「自民は酷いが野党はもっと酷い」の反応が一般的ですが、それに対して反論的なものとして最近よく見かけるのが、
「それを言っていたら自民党の酷い政治が変わらないからやはり野党にやらせるべき」
です。
「りせっと」したら最後のセーブ時点までゲームが戻りますが、そういう人は最後のセーブが2009年以前なのではないかと思います。
「ふっかつのじゅもん」ではないか、というツッコミは受け入れます。
未だに民主党に期待している人は「もょもと」が出てくるとでも
思っているんでしょうかねえ……?
実際はLV1の状態でロンダルキアのほこらでふっかつの呪文を聞いてしまい、
もう戻れなくなった状態で始まるバグパスワードの様なモノでしょうに。
苦心の末にLv1で「いなずまのけん」をゲットした強者もいたそうですが、そんなことをしようとは思わない人達かもですねー。
仮に野党連合が出来上がったとしても、そこに共産党が入っていたら敗北確定だと思います。
共産党アレルギーの方は、ほかの野党の支持者にも多いですから…。
そうですよねえ
野党に政権交代だあ! といっても
共産党が入っていない
韓流政党民主党政権でもあっと言う間に
叩き出されたあのお粗末さだったのですから
ましてや、
オウム真理教と同じ、
公安指定の共産党が入ってる政権なんて
チャンチャラおかしくて悪い冗談にしか
聞こえません。
女性自身のウェブアンケート調査結果には
立憲民主党がいまだに116票も取ってしまっている
ことに驚きました。
これは衰退消滅に向かっているとは言え
オールドメディアの日本社会毀損報道が
まだ影響力を持っていることだと考えます。
自民党が、
岸田の半島とウッシッシ路線などたいがいなので、
批判票の維新の多さは理解できます。
そもそも
立憲民主党、共産党、れいわ、社民は
上辺の政策とは裏腹なそのもくろみで
恩恵受けるのはコアな支持層である
・専従でおまんまさん、
・自己紹介では私達市民みんなとしか言わない韓流さん、
・ナマポもっとクレクレ層
など全部足しても沈殿物は1割ないと思われますが、
それに加えてオールドメディアが
誰にでもある鬱憤を煽り立てて
無党派層を掻き集めて上積みしている構図と
理解しています。
高額な組合費巻き上げて安住の
専従でおまんまさんは、
自分たちには賃上げは実はどうでもいいので
ちんどん屋のような賃上デモでお茶を濁し
どぶ左翼デモに走ってきたのが日本の低賃金の
最大の理由と感じています。
民団新聞読めば自然と感じ取れるように
ふつうにまじめな日本人押しのけて
自分たちの住みよい国目指すのが
韓流さんのようです。
なので韓流政党民主党政権も
組合費取れない日本の非正規労働者の失業より
韓流喜ぶ半島隆盛狙いが、民主党政権の円高誘導と
巨額売国野田ニダスワップだったのでしょう。
共産党さんは
市民団体(笑)識者(笑)学術会議(怒)と称するムジナさんたちが
朝日新聞などで声高高飛車に正義騙りと誹謗をしていても
実はただの、もっとナマポクレクレ主張的なものと
捉えられています。
相対的貧困の定義の解釈利用の意図的悪用の講釈などは
形態としては、社会保障制度確立前の日本にあった
騙り物乞いシノギ稼業 の流れを汲む的なものだろうなあ
と私は分類しています。