5時間も待ったのに新幹線に乗れず、楽しみにしていた野球観戦ができなかった――。この少年の悔しさは、本当に共感できるものです。ただ、この少年は野球観戦ができなかったこと自体を「悔しかった」としつつも、「楽しかったし、疲れたし、辛かったし…。すごいまあ経験にはなった」と述べているのは救いでしょう。もっとも、悪天候で交通が乱れた際に、JR東海などの公共交通の運行事業者に批判が向くのはいかがなものかと思います。むしろJR東海は「この悪天候で事故を発生させなかった」という意味で、称賛されることはあっても批判されることはありません。
台風は厄介
日本は豊かな四季を誇る国ですが、それと同時に毎年のようにやって来る「厄介なお客さん」のひとつが、台風です。
先日の『富士山に軽装で登る外国人…トラブル防ぐ入山料創設を』でも少し触れたのですが、日本にやって来た外国人観光客にとって、その出身国によっては台風の威力についての知識がなく、暴風雨のなかでアクティビティを続けようとしてトラブルになる、といったケースもあるようです。
こうしたなか、今週は台風7号が近畿地方を中心とする地域に大雨を降らせ、火曜日は早朝より、京阪神地区では主要な通勤・通学路線が運休となるなど、大きな混乱も生じました。
ただ、交通が止まったのは、在来線だけではありませんでした。
また、東海道新幹線は15日に台風7号による計画運休となったのですが、その翌・16日、台風が去ったこともあり、始発から通常通りの運転を再開したものの、静岡県内での大雨などの影響もあり、東海道新幹線の運行が大きく乱れたのです。
ちょうどお盆のUターンラッシュという時期とも重なったためか、東京駅や新大阪駅などのターミナルでは、運転再開を待つ人でごった返すなどの混乱が見られた、といった報道も相次ぎました。
新幹線ストップで野球観戦ができなかった少年
こうしたなかで少し気になったのが、こんな記事です。
「なんでこんなに待ったのに」少年の悔し涙 新幹線ストップで5時間待つも…楽しみだった初のプロ野球観戦ならず【台風7号】
―――2023/08/17 14:20付 FNNプライムオンラインより
これは『めざまし8』という番組が17日に放送した番組を記事にしたものだそうですが、タイトルでも想像がつくとおり、「16日の運休の影響で、甲子園球場までプロ野球を観戦しに行こうとした少年が5時間も待った末に悔し涙を流した」、とするものです。
「『めざまし8』の取材班が新大阪駅で出会ったのは、帰省していた大阪から東京に帰るという5人家族。<中略>ところが、新幹線は動かないまま、5時間が経過。東京行きは全て『発車未定』に」。
「小学5年生の息子は、どうしても東京に帰りたい理由がありました。(少年)『きょう、実は野球見に行く予定だったけど。』(母親)『神宮球場にお友達とお約束してて。午後6時からの野球を』。(少年)『すごく楽しみにしてた。プロ野球は初めてだから』」。
結局、この家族が乗るはずだった新幹線は運休となり、自由席もいっぱいという状況のなかで、この少年は「最悪…」、「5時間待ってそれはないでしょ」、と悔し涙を流した、というものです。
記事によると、結局この家族は新幹線チケットを払い戻したうえで、もう1泊、大阪の実家に留まることにしたのだそうですが、この少年にとっては、相当に悔しい思いをしたことでしょう。せっかく5時間も待ったのに、とても楽しみにしていた初めてのプロ野球を観戦することができなかったからです。
JR東海に問題はなかったのか…?
ただ、ここで少し気になるのは、運休自体、JR東海に何らかの責任があるのかどうか、という論点です。
新幹線は高速度で移動する交通手段であり、JR東海を含めた新幹線の運行事業者は、「安全」に大変気を遣っています。新幹線が開業して以来、車両の運行に関わる死亡事故が、ただの1件も発生していない(※)こと自体、JR各社の新幹線運行がいかに優れているかという証拠でしょう。
(※なお、新幹線の死亡事故がゼロ件だった、というわけではありません。線路への立ち入りやホームでの接触・転落に伴う事故、あるいは車内で起きる事件・事故など、直接関係のない死亡事件・事故などは発生しています。)
この点、報道を眺めていると、今回のJR東海の対応に関し、「もう少しJR東海は配慮すべきだった」、といった批判もあるようです。ただ、この手の報道自体、「JR東海の新幹線運行に何らかの問題があった」かのような印象を、読者・視聴者が抱いたりしないでしょうか。
これだけの豪雨で、やはり新幹線は安全を最優先にしたわけですし、これによって多くの人々の移動に影響が生じたことは気の毒ではあるにせよ、これをもってJR東海を批判すべき筋合いのものではありません。
ちなみに、せっかく5時間も待って野球が観戦できなかった少年は、たしかに気の毒ですが、記事によると少年は「楽しかったし、疲れたし、辛かったし…。すごいまあ経験にはなった」と述べているなど、JR東海に対して恨みをぶつけているというわけではありません。このあたりは救い、といったところでしょうか。
JR東海は称賛されるべき
ただ、この記事を読んで気になるのは、正直、この報道機関の番組制作者を含め、私たち日本国民には、知らず知らずのうちに、「お客様は神様」という歪んだ発想が身に着いていたりしないか、という点です。
つまり、「JR東海は我々『神様であるお客様』のために、無茶をしてでも新幹線を運行しなければならない」、という発想であり、また、たとえ運行ができなくなる原因が天候という不可抗力であったとしても、「JR東海は我々『神様であるお客様』のために、全力で配慮しなければならない」、という傲慢さです。
端的に申し上げるならば、『旅館がルール違反の喫煙者に罰金1万円を要求した理由』などでも指摘したとおり、この「お客様は神様」なる発想は、さっさとなくした方が良いでしょう。それとともに、これだけの大雨で事故ひとつ発生させなかったJR東海を称賛するのが正解です。
(※なお、べつに当ウェブサイトはJR東海から宣伝費用をもらっているわけではありませんのでご注意ください。)
いや、日々、旅客を安全に送り届けようとする鉄道(新幹線・在来線・私鉄)、バス、飛行機、タクシー、フェリー・船舶などの現場で働くすべての人たちのたゆまぬ努力には、敬意こそ表すべきではありますが、批判すべき点はなにひとつありません。
くどいようですが、台風や悪天候のたびに交通機関を批判している方々(※とくに新聞、テレビなどマスコミ業界関係者を含む)には、どうかいますぐ考えを改めていただきたいと思う次第です。
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至急の対処は次善の策。未然の防止が最善の策。ですね。
平和ボケと言うのか大規模な事故が風化してきた事を実感しますね。これらは過去の悲惨な事故を繰り返さない為の措置であり、遺族に何故動かしたと批判される位ならクレーマーに何故動かさなかったと批判される方がマシなだけの話。
前者は訴訟してくるが後者の訴訟なんてまず通らないわけで。
さすがオールドメディア、動画1つ貼ればいいのに、ダラダラと縦に長く写真を貼っていますね。遅れているというか感度が鈍いというか…。
ま、新聞社は台風でも新聞配らせてますからね。
所詮、テレビは誰かを非難するために報道(?)するのであって、それで視聴者と怒りを共有することで視聴率を稼ぐのです。
もしかしたら、マスゴミは新幹線が悲惨な事故を起こしてくれれば、視聴率が稼げると思っているのではないでしょうか。
もし事故をおこしていたらメディアは
「人の命は大切なのにどうして運行に踏切ったのでしょうか。危険を予知できなかったのか。5時間だろうが、10時間だろうが待つお客がいても、安全第一に考えられなかったのか!?」って非難の嵐なんでしょうね。
メディアは「人の不幸、悲惨、弱いものへの批判」が大好きメディアですから。
まぁ取材に行ったから何か撮らないとならないと思うので、疲れてそうな人をつかまえて
「どうしました?」じゃなくてお決まりの「大変ですか?」の質問してるんでしょう。
「事故の可能性があるなら電車が止まるのは当然!」なんて予想外の人がいたら、そのデータ即削除してますよ。
天災だし、安全第一なのだから仕方がない、なんて論調が主流です。
それは間違いでは無いでしょうし、世界に冠たるシンカンセンが決めたのだから間違いないと思いたいのも判ります。
でも、東日本全般に影響は有ったのに東北新幹線は正常運転でした。山陽も九州も東海道の影響で止まっただけで、本来は運転可能でした。
つまり、東海道の線路が盛り土構造で、脆弱=豪雨の場合に崩れる可能性があるというのが原因です。
だから 停めたのは止むを得ない。そうでしょうか?
開通以来70年経っているのです。その間、線路強化に投資して来なかったと言う事の裏返しなのです。
JR東海は税金に頼らずリニアを建設しようとしています。その原資は東海道新幹線が稼いで居ます。
それなら、リニア建設の何分の一か野費用で東海道を高架化したり、盛り土を強化したりできた筈で、そのくらいの投資=乗客還元しても罰はあたりますまい。
リニアはこのような場合に備えて、代替路線として建設しようと言う物ですが、某知事のお陰で暗礁に乗り上げています。
なら、東海道にもう少し投資して、せめて影響は1日で収めて欲しい。
今回のように天気が回復しても3日も混乱するなど、元鉄道マンとしては手際が悪いと断じざるをえません。
更に言うと、リニア開通が遅れるなら、北陸新幹線の大阪開通を早めるべきで、そもそも北陸はそのためのバイパス路線だった筈です。
安全第一、仕方が無い、ではシンカンセンの名が泣きますぞ。
鉄道の内情が少し分かったような気がしますので、このコメントは有り難く感じます。
ただ、主旨(精神論)は分かりますが、言われている事の技術的可能性が分からず、何とも落ち着かない気持ちになります。
数分おきに発車する頻度の路線をどのような工事手法でやれば、高架化や盛土強化が出来るものなのか?特に盛土強化は、夜間工事だけで可能なものなのか?このような疑問が直ぐに湧いて来ます。
日本は技術王国だからと言って、技術で何でも出来る訳ではありません。技術の利用とは「技術では出来ないことも明確に把握すること」だと思います。技術の慢心を戒める事も技術の役割だと思います。何故なら、技術の限界を知っているのも技術だと思うからです。
コメントの中の北陸新幹線の代替利用は納得できることですね。今回の場合、大阪まで開通していなくても、代替輸送的な事は出来たはずです。まあ、会社が違いますから、その辺りの連携協力関係の構築の問題でしょうか? 何でも、JR東海は、他のJR各社とは余り協力関係を作りたがらないという話も聞きます。余り仲良くすると、東海道新幹線で独占している巨額の利益を少し頂戴と言われるのがいやなのか?と勘ぐりたくなります。
何でも技術で解決できると考える前に、人間同士、企業同士の協力関係で解決することに視点を向けることも必要でしょう。
案外、静岡県の、他人には理解できない立派なお考えをお持ちの知事様も、JR東海の唯我独尊的な雰囲気を薄々感じているのかも?何しろ、似たもの同士の天の邪鬼は、そんな所を敏感に嗅ぎ分ける変な嗅覚があるという事も聞きます。
尚、今回のJR東海の3日の運休は、技術にしっかり立脚したものでしょう。盛土の排水時間をきちんと把握していたのでかも知れません。それ位の技術的な慎重さが無ければ、とても、時速300kmレベルの弾丸列車を数分おきに運行させることは出来ません。
さより様
ご意見ありがとうございました。
技術的な事を追加します。
まず高架化工事ですが、シンカンセンを1年間止めないと出来ないなんて意見もあります。出どこはJR東海辺りかと勘繰りたくなりますが。
日本全国高架化工事なんてものは行われていますが、路線を休止して行ってるところなんて1つもありません。
全区間一斉に短期間でやれというのではないのですから、300km/h運転してようが、山手線だろうが、基本的には同じことです。
高架にしなくても、路盤強化は方式は色々あります。
法面を芝生で覆う事でも効果はあります。コンクリートで表面を覆えばさらに強くなります。土壌そのものをセメントミルクや液状ガラスを注入して固化することも出来ます。
土建国家日本を甘く見ては行けません(笑)。
ついでに車両についても言うと、ご存じのように、のぞみも、ひかりも、こだまも同じ車両を使っています。全て700系16両編成で揃えています。これはダイヤ乱れが有った時に、どの車両をどの列車に充当するのも可能なようにしているのです。
なので、先日のように到着列車を待たないと折り返し列車が準備できない事なんてことはありません。その時ホームに居る車両を使う事だってできるのです(乗務員の手配は別)。
極端な話、2時間遅れなら2時間をカットして、2時間後のダイヤから始めることも出来ます。山手線みたいに。
そのためにJR西にも同じ車両を買わせ、JR九州の車両(8両編成)の乗り入れを拒否しているのです。
なのに3日も混乱するのは、何故?と思ってしまいます。
ただ北陸新幹線の話はJR東海だけに振るのは酷かもしれません。
整備新幹線で東海道のバイパスという位置づけなのですから、国交省(公明利権)がもっと旗を振るべきなのでしょうけど。
門外漢様
ご説明頂いた工法については、凡そは、分かったおります。土建国家日本で生きて来ていますので。知りたい事は、それらの工法を使って何故今まで70年もあったのに出来なかったのか?ということです。そこに単に工法だけでは無く何か実際に施工する上での問題があるのか?という事です。
また、多分我々一般人が、何故リニア新幹線を造らなけばならないか?という事について理解したいるのは、東海道の中で、海と山が近接している所があってそこを、東海道線の在来線、新幹線、高速道路、一般道路が集中して通っているので、その隘路にもう1つの複線の新幹線を通す幅が無いからだと聞いた事があります。こうなれば、高架化してももう1路線を増やすことは出来無い事になりますね。
さて、整理したいのですが、3日も運行を止めたのは、今回述べられております操車上の問題なのか?盛土の排水上の問題なのか?という事です。
最初のあ話には操車の話はありませんでしたので。操車上の問題とすれば、盛土構造は関係ない事になります。
更に、今回の3日の運休は、何年か何十年に1回あるか無いかの天候によるものだとすれば、その為に、東海道の全ての盛土を強化するコストをかける必要があるか?という面からの意見も出て来ます。
今回の3日の運休が操車上の問題ならば、盛土構造とは関係のない話ですし、盛土構造の問題ならば、何年か何十年かに1回かの天候に対処するのに、全線盛土強化工事をやるコストをかける必要があるか?とかの検証が必要なように思われます。
何にせよ、新幹線は、毎日数分おきに発車し、遅延も無く事故も無く運行されているのですから、ここに来て、3日運行停止したから、怪しからん、それは、高架化も盛土強化もしなかったからだ、と唐突に言われましても、一般人としては寝耳に水くらいに驚く話です。
さより様
まず、盛り土構造だから豪雨運休はしようが無い。これはその通りです。
盛り土構造を改良・強化する方法は色々有ります。
改良・強化資金は十分にあります。
しかもそれを稼いで居るのは東海道新幹線です。ちったあ還元しろよ、と私は思います。
何故今までやって来なかったのかは分りません。JR東海の経営判断は正しいのでしょうか?
仰る様に、3日間の混乱は盛り土と関係ありません。私も理解に苦しんでいます。
JR東海から説明があるでしょうか?
今のような対応では、高架化しても同じようなことをやらかすでしょう。遅れの原因が豪雨以外でも。
だから線路改良は無意味だというのは、やや飛躍が有りそうです。
地球温暖化の影響で降雨強度は強くなる傾向です。今まで10年、20年に1回だった激甚気象が毎年あると思わなければなりません。
国交省の防災に対する考えもそうなって来ています。
今のままでは豪雨による計画運休は確実に増えます。
で、その度に3日間の混乱が付いて来るという事です。
もちろん線路強化と北陸新幹線とリニア計画も絡んでいるので、最適解を出すのは難しいでしょう。
でも今回のことを無条件に「一生懸命やっているから良い」「安全第一の素晴らしい対応」などの「日本凄い」論で纏めてしまう風潮は、如何なものかと思う次第です。
門外漢様
このコメントで、「ほんの少し」は言わんとしておられる所が、分かった「ような」気がします。
もっと、論点を整理して、論理構造を組み立てられてのコメントであれば、言わんとしておられることは我々が知らなかったことなので、説得力があったかもしれません。
ただ、一つの残る疑問点は、今既に数分おきに発車する過密ダイヤの1本の新幹線路線では、旅客輸送能力の増大には無理がある、その為には、第2新幹線の建設が必要であるというような議論は、我々国民は随分昔から聞かされていた記憶があります。
そして、第2新幹線が難しいという根拠の中の一つに、先述の「隘路」の話もあったように記憶しております。
今回の門外漢様のコメントで分かり難いのは、論旨が何なのかということです。
現在の新幹線の盛土強化をしても、現新幹線路線の輸送量の増大には繋がりません。
そうすると、3日間の運行停止をしたのは、盛土が弱いからだということが言われたいことなのか?という疑問が生まれます?
とすると、3日間の運行停止が、問題としておられることの論点なのか?しかし、その論点は、操車オペレーションをキチンとやれば良かったという、ことで「解」が出ております。そのための、車両の規格の統一化もされているとのことです。
そうすると、今回の3日間の運行停止で、盛土強化と高架化の話を持ち出されたのは、何が言いたいからなの?ということになり、コメントの文章を読んでいても、全く釈然とした気持ちになれません。
その論点と論理構造の弱さを、最後に、
>>でも今回のことを無条件に「一生懸命やっているから良い」「安全第一の素晴らしい対応」などの「日本凄い」論で纏めてしまう風潮は、如何なものかと思う次第です。
というように、「風潮」という実体のないものを持ち出して来て、論点の「ズラシとボヤカシ」をされれば、更に、釈然としない気持ちが生まれて来るばかりです。
「風潮」などという言葉を持ち出されなくても、論点と論理の構造がきちんとした論説を書いていただければ、納得できることだと思います。
それだけのことだと思います。
原子力発電所に対する東京電力と東北電力の考え方の違いに似ていると思いました。
ひのえうま様
ご意見ありがとうございます。
分割民営化しましたから、独立採算はやむを得ないのですけどねえ。
新幹線は国民皆のインフラ、と言う事を考えて欲しいと思います。
門外漢様の様な見方、考え方も必要だとは思いますが、当然のことながらコストも考慮しなければなりません。安全と利便性と、コストとを考慮して、何を成すべきかだと思います。
naka 様
ご意見ありがとうございます。
安全第一は勿論で、今回の計画運休がダメと言ってるのではありません。
盛り土の貧弱な線路ですから、豪雨が予想されれば止めるのは良いのです。因みに、盛り土の殆ど無いJR東には、豪雨運休の規定そのものがありません。
現状で無理やり走らせろと言うのではなく、無理せずに走らせるように整備してこなかったでしょ?と言う事です。
不思議なことにこの辺りにはメデイアも触れません。結果として「止めて正解」「よかった、よかった」みたいな話ばかりになるのです。
コストの件は、リニアは税金でなくJR東海が自費で建設するのですよ。と言う事で充分答えになると思います。
記事を読んだ感想なのです♪
➀悪天候じゃ仕方ないですね。少年も気の毒だけど、そんなこともありますね♪
②悪天候の中、応援に駆けつけるファンもいるんだし、試合開始時間を遅らせることはできなかったのだろうか?
(-@∀@)
③( ゚д゚)ハッ! 松川議員のスケジュールも、こんな不測の事態に備えたものだったのでは?
何があってもエッフェルポーズの撮影だけは外せなかったんでしょう。
もう何年前になるだろうか。JRが国鉄と呼ばれていたのは。40年位まえには「スト権スト」と言って、毎年一定期間にストライキを打ったものだ。ダイヤが人質だから、たまったものではなかった。民営化されストライキの声は聞かれなくなった。新幹線にしろ、在来線にしろ、日本のダイヤは正確ではある。自然災害はあっても、概ね定刻通りに運行される。怖いのはJRにしろ、私鉄にしろ「人身事故」じゃないか?何年か前にJRの福知山じゃなかったけな、暴走列車が多数の被害を出したのが、記憶に新しい。あの時は、猛スピードでカーブを曲がりそこね、沿線にあるマンションに突っ込んだ大変な事故だった。後遺症で苦しんでいる人は、未だにいるだろうな。だけど、特殊事例以外では、現場の頑張りは賞賛される。オレの友達に鉄道マンがいる。彼曰く一番嫌なのは、飛び込みの後始末だそうだ。
何を主張したいのか分からない時に、子供を引き合いに出して来る、このお涙頂戴の番組づくり。こんな事やっていると、自分達の知能の劣化を進めるだけということにすら気がつかなくなっているよう。
芸人多様、アイドル多様、人気ユーチューバー引っ張って来る、それで足りない所は、お涙頂戴。
一体何を考えて生きているものやら?
その場凌ぎの番組つくり、TVで何をやるつもりなの?