韓国茶道っていったいなに?なぜ日本が一方的に努力するの?FC照射は?
やっぱり、中国が動いてきました。日韓首脳会談の「大成功」を演じたい首相官邸の思惑とは裏腹に、中国共産党の機関紙『環球時報』が「台湾問題」などを巡り、「日中韓3ヵ国首脳会談」の不開催などをチラつかせながら、韓国を脅しにかかったようです。日韓首脳会談を巡っては「韓国茶道」などのツッコミどころも多々あるなかで、一部メディアなどが大声で喧伝するほどの「大成功」だったわけではなく、むしろ半島有事や米中二股外交への「巻き込まれリスク」を高めたという意味では、百害あって一利なしだったといえるでしょう。
目次
首脳会談の余波
「韓国茶道」って…いったい何者!?
「日韓関係が改善に向けて大きく舵を切った」――。
日韓首脳会談の「大成功」を演じたい首相官邸の思惑に沿うかのように、「保守派」と自認する人たちの間からも、そんな評価が漏れてきたようです。
岸田文雄首相は7日から8日にかけて韓国を訪問し、尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領との会談を実施。ともに訪韓した裕子夫人は金建希(きん・けんき)夫人から「韓国茶道」(?)のおもてなしを受けたとも伝えられています。
韓国茶道でおもてなし 日韓首脳の夫人交流
―――2023/5/8 12:50付 産経ニュースより
はて?韓国に茶道など存在するものなのでしょうか?
「韓国茶道」と言われてもピンと来なかったので、インターネット上で「韓国茶道」を検索してみると、なぜか地べたに茶器とともにトイレットペーパーなどが無造作に置かれた画像が出て来るほか、今から10年前に投稿された、「魔法瓶の蓋をパッコンと開けてジャバジャバとお湯を注ぐ」という動画などが出てきました。
一般の日本人がどう思うか、少しは気を遣うべき
もちろん、この動画をそのまま信頼すべきかどうかについては、よくわかりません。
ただ、その一方で産経ニュースの記事に添付された画像を見ると、金建希夫人の右手に座った裕子夫人が緑茶っぽいものを手に持っている姿が確認できる一方、金建希夫人の目の前には別の小さな茶器も置かれているようです。
なんだかよくわかりません。
いずれにせよ、これを見た一般の日本人がどう思うか、首相官邸の広報担当者はもう少し気を遣った方が良かったのではないでしょうか。
なぜ日本政府「だけ」が韓国人の心を開かせる努力をしなければならないのか
こうしたなかで、岸田首相の訪韓に関連し、個人的に少々カチンときたのが、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)が配信した、こんな記事です。
岸田首相が「韓国人の心を開かせる努力」 大統領室が首脳会談評価
―――2023.05.08 18:21付 聯合ニュース日本語版より
聯合ニュースによると韓国大統領室の李度運(り・どうん)報道官は8日の記者会見で、前日の日韓首脳会談に関し次のように述べたのだそうです。
「韓国人の心を開かせるという日本政府の努力が始まったことを岸田首相が示した。韓国政府の要請ではなく自らの政治的決定で過去の歴史に関して発言した。足りないと判断する人もいるが重要な進展」。
なぜ日本政府だけが、「韓国人の心を開かせる努力」とやらをしなければならないのでしょうか?
なぜ韓国政府は「日本人の心を開かせる努力」をしようとしないのでしょうか?
そもそも韓国政府の関係者から出て来る発言は、どれも「日本が一方的に韓国のために尽くさなければならない」というものです。先日の『福島処理水で満たすコップの水論』などでも指摘した「コップの水理論」なども、その典型例でしょう。
またしても、コップの水理論です。韓国メディアによると韓国の外相は岸田文雄首相の訪韓を前に、自称元徴用工問題を巡り「日本の誠意ある呼応が続くとみている」、「コップは満たされるだろう」などと述べたそうです。岸田首相にはその「コップの半分」に福島処理水を満たすくらいのことはやってきてほしいものです。こうしたなか、尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領の訪米に関連し、鈴置高史氏の最新論考も出てきたようです。松川理論最近、非常に残念なことに、メディア、政治家などを中心に、「日韓関係を改善すべきだ」などと... 福島処理水で満たすコップの水論 - 新宿会計士の政治経済評論 |
ちなみに「コップの水理論」とは、日韓諸懸案(たとえば自称元徴用工問題など)を巡って、「韓国がコップの水を半分満たしたのだから、日本は誠意ある呼応によりもう半分を満たすべきだ」、などとする、なかなかに理解に苦しむ詭弁です。
何がおかしいのかといえば、その「コップの水」を飲むのは、日本側ではなく、韓国側である、という点にあります。たとえば、自称元徴用工問題を巡っても、韓国・行政安全部傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が支援する相手は、あくまでも韓国の自称元徴用工に限られ、その意味で「受益者」は韓国人です。
いずれにせよ、「韓国人の心を開かせる」云々の発言は、日本人に対して大変無礼でしょう。
韓国は信頼に値する国なのか
FC照射事件を「海自哨戒機問題」と呼び変える韓国メディア
こうした韓国による国を挙げた「無礼な態度」は、それだけではありません。聯合ニュースが配信した次の記事なども、同様に、大変に無礼です。
韓日国防相会談 来月4年ぶり開催へ=海自哨戒機問題の解決策模索
―――2023.05.08 17:04付 聯合ニュース日本語版より
記事タイトルに「海自哨戒機問題」とありますが、これはもちろん、「韓国海軍による火器管制(FC)レーダー照射事件」の間違いです。
聯合ニュースによると、6月2日から4日にかけてシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(いわゆる「シャングリラ会合」)に合わせ、日韓が国防相会談を開催する見通しであることを、「複数の消息筋が8日、伝えた」のだそうです。
実現すれば2019年11月以来4年ぶりですが、これについて聯合ニュースは、こう述べます。
「来月の会談が実現すれば、18年に韓国海軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本側が主張している問題が主な議題となるとみられる」。
この書き方、明らかに日本人を舐めていますが、これには伏線があります。
韓国の防衛当局者自身、このFCレーダー照射事件は「なかった」としつつ、2018年当時に苦し紛れに出してきた「日本の低空威嚇飛行」というウソについても「あった」と開き直る道を選んだからです(『レーダー照射事件でウソをつき続けることを選んだ韓国』等参照)。
尹錫悦政権でも「三不の誓い」維持する韓国は信頼に値しない!自称元徴用工問題に限定すれば、韓国は岸田「宏池会」政権をまんまと騙すことに成功したのかもしれません。しかし、日韓諸懸案があまりにも多すぎるためでしょうか、ここに来てボロが出始めました。韓国の李鐘燮(り・しょうしょう)国防部長官は事実上、「三不の誓い」を守ることを宣言してしまったのです。つまり、韓国が中国側から米国側に戻ったというのは見せかけに過ぎません。そして、やはり韓国はFCレーダー照射事件を改めて否定したうえで、「日本が低空威嚇飛... レーダー照射事件でウソをつき続けることを選んだ韓国 - 新宿会計士の政治経済評論 |
FCレーダー照射での譲歩は「あり得ない」
当たり前の話ですが、FCレーダー照射は時と場合によっては明らかな戦闘行為とみなされ、それがきっかけで実際に交戦状態に陥りかねない、大変危険な行為です。
日本政府は韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が2018年12月20日、石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で日本の海自P1哨戒機に対し、FCレーダーを照射した事実を、豊富な証拠とともに韓国側に突き付けています。
韓国が最低でも今すぐにやらなければならないことは、まずはFCレーダー照射の事実を認めることであり、日本に対して真摯に謝罪することであり、関係者を処罰することであり、そして再発防止策を策定し、日本に対して約束することです。
それなのに、尹錫悦政権下においても韓国側は結局「ウソをつき続ける」ことを選んだわけです。かかる重大な事件について事実関係を認めずに逃げ回っているような相手と国防上の協力などあり得ませんし、あってはならない話です。
こうした原則を大きく逸脱して、「日韓関係の改善が大事!」とばかりにFCレーダー照射事件についてもうやむやな解決を図ろうとしているのだとしたら、岸田文雄首相は「目先の政治的アピールのために日本の安全を韓国に売り渡した男」として後世から糾弾されることを覚悟すべきでしょう。
「それでも日韓関係改善は必要だった」
もっとも、「韓国が日韓諸懸案を解決していないのに関係『改善』は性急だ」、などとする議論を展開していくと、必ず、こんな反論を受けます。
「いや、日韓諸懸案を巡り、日本が100%満足できる解決はあり得ない。それよりも、現在の局面に鑑みれば、日韓関係の改善は急務だ。多少、日本が譲歩しても、関係改善を進めるべきだ」。
こうした考え方の背景にあるのが、「韓国との関係が大事だ」、などとする主張です。「朝鮮半島生命線説」とでも呼べばよいのでしょうか。
朝鮮半島生命線説
韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。
(【出所】著者作成)
あるいはこの「朝鮮半島生命線説」のバリエーションでしょうか、たとえば「北朝鮮の牽制のためには韓国との協力が必要だ」、「東アジアの平和と安定のためには韓国との協力が必要だ」、といった具合に、「韓国との協力が必要だ」に結びつく理屈を次から次へと考えて、それらを無理やり主張するのです。
もちろん、最近だとここに半導体などの戦略物資、中国を念頭に置いたサプライチェーンや経済安全保障などを絡める論調も散見されますが、いずれにせよ共通しているのは、「日本が多少譲歩してでも韓国との関係を円滑にすることが必要だ」、とする主張です。
果たして、これは正しいのでしょうか。
対韓譲歩しても日本の利益につながるとは限らない
結論からいえば、間違っています。
たとえば『韓国への譲歩が無意味である理由を鈴置論考で確認する』などでも紹介したとおり、日本で最も信頼に対する韓国観察者のひとりである鈴置高史氏の論考に目を通すと、「日米韓連携」のための日本が韓国に譲歩してもまったく意味がないどころか有害であることに気づかされます。
年末に韓国観察者・鈴置高史氏が、「尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権の総集編」ともいうべき記事を公表しています。これがまた大変に面白いのです。鈴置氏といえば、過去に「日本が韓国に譲歩したところで意味がない」という点をわかりやすく説き明かした人物でもありますが、今回の論考もそれとまったく同じ文脈に位置付けることができそうです。課題は解決しなくても良いこともある「課題山積」なら「解決法」は――?「新年から、内外ともに課題は山積している」――。こんなことを述べると、必ず帰ってくる反応のひとつが、「では、そ... 韓国への譲歩が無意味である理由を鈴置論考で確認する - 新宿会計士の政治経済評論 |
その理由は簡単で、日本が韓国に「譲歩」しても、韓国が日本の望むように動いてくれるという保証は、どこにもないからです。
また、先ほどの「朝鮮半島生命線説」も同じで、日本が「あらゆるコストを払っ」たとしても、韓国にその気がなければ、いつでも韓国は日本の「敵対国」になるという選択を取ることができます(※もっとも、そのときには米韓同盟が消滅し、韓国は経済焦土化されるかもしれませんが…)。
中国が大変に強い不快感を示す
ではなぜ、韓国は日米陣営にコミットしない可能性があるのでしょうか。
尹錫悦氏に焦点を合わせると、3月の自称元徴用工問題を巡るディールとそれに続く訪日、4月の訪米、そして今回の岸田首相の訪韓による「日韓シャトル会談」の復活、という流れが浮かび上がりますが、端的にいえば、中国が尹錫悦氏の一連の行動に対し、大変に強い不快感を示しているのです。
これを説明するうえで、大変にわかりやすい記事が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載されています。
「日韓和解は米国の圧迫のため」 韓日中会談の保留もちらつかせる中国
―――2023.05.08 17:06付 中央日報日本語版より
中央日報によると、中国メディアがいっせいに、今回の日韓首脳会談に否定的な記事を出したうえで、「両国間の和解の雰囲気はいつでも壊れる」、「台湾挑発を続ける場合、日中韓会談は難しい」などと「脅しをかけた」のだそうです。
中央日報が具体的事例として参照しているのは、中国共産党の機関紙『環球時報』の英語版、すなわち Global Times による、こんな趣旨の記事だそうです。
- 日韓首脳が2ヵ月も経たないうちに再び首脳会談を持ったのは親米主義的な日韓指導者が米国の戦略的要求に応じようとする内心が根底にあるからだ
- 両国間の相次ぐ会談は中国を牽制しようとする米国の圧迫で領域内の対決を高めようとする狙いがある。尹錫悦政権のあいだに、韓国を中国・ロシア・北朝鮮に対する敵対戦略に編入させようとする試みだ
- 現在日韓間の緊密な関係は右翼支持層に基盤を置いていて、すべての国民の支持を受けているわけではない
- 韓国の場合、尹政府と保守陣営が権力を失えば日韓間の和解は持続不可能で壊れやすい
この最後のくだりは、まったくそのとおりでしょう。
いや、今でも少なくとも韓国国会では「ともに民主党」を中心とする野党が過半数を大きく上回る議席を有していますし、尹錫悦氏が勝利した昨年3月の大統領選にしたって、対立候補だった李在明(り・ざいめい)氏との得票差はわずか1%未満でした。
現在でも尹錫悦政権に対する支持率は、調査するメディアによっても差はありますが、総じて決して高いとはいえません(たとえば聯合ニュースの4月14日付の『尹大統領支持率27%に下落 昨年11月以来の20%台』等参照)。
そこを中国に見透かされている、というわけです。
日中韓3ヵ国会談を人質に
ただ、話はそこにとどまりません。韓国の「足元」を見てくるのです。
中央日報はほかにも、人民日報など複数の中国メディアの報道を引用しつつ、中国が日韓首脳会談を強く牽制しているという点を指摘。さらには環球時報の「中国の核心利益である台湾問題」で「日韓双方が中国を挑発している」なかで「三者会談を再開するのは難しい」などの論説を紹介します。
正直、「日中韓3ヵ国会談」が開催できなくなったとしても、日本にとって大した実害はありませんが、経済・貿易・金融面で中国に強く依存し、2017年頃の「THAAD制裁」の記憶も新しい韓国にとっては、こうした中国の牽制は日本とはまったく違った見え方がするはずです。
日中韓3ヵ国会談などを人質に、中国が韓国との対話に応じてくれなくなるということ自体、韓国にとっても大変に強い脅しです。
中国が「巻き返す」のが先か、中国の「巻き返し」を見越して韓国が自主的に「軌道修正」するのが先かはわかりませんが、このまま韓国が「日米陣営」に戻ってきたと考えない方が良いことは間違いありません。
このあたりの見極めもなしに、日韓関係の「改善」に前のめりになる岸田首相。
この日韓首脳会談、日本にとっては半島有事への「巻き込まれ」リスクを高めただけでなく、米韓間、中韓間の綱引きにも関与させられるという意味では、正直、百害あって一利なしだったと考えるのが正解ではないかと思う次第です。
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他国の政治に加勢しようなんて、外務官僚スジの思い上がりも甚だしいもの。
それを真に受け、あたかも誰にも横取りできない俺さま政治力と言わんばかりの首相入れ込みよう、冷淡な視線が集まるどころでは済まないのではありませんか。
中国が日本に対して、キシダや日本害務官僚ではなく、米国が韓国と日本を米国のために働かせることを最優先しているという事(自国が一番というのは正論なので米国を責める意図はありません。ただし法治国家ではないウソツキ国家は別です。)を非難するならば、その攻撃は非常に有効であると言わざるを得ません。
以下サミットに関する私見を述べさせていただきますが、念のため、私は、お花畑の憲法は即変えるべし、潜水艦発射中距離ミサイル(核3原則を廃止すれば核をもっているかどうかを公言する必要なし)を配備すべきと思っている者です。ですので核即刻廃止などという非現実的な夢物語を述べるつもりは毛頭ありません。
どうせ今度サミットで広島に来るのだから、米国と韓国の大統領、取り巻き、マスコミに平和祈念館の中を30分以上見学させることができれば、それはそれでキシダの大成果になると思います。しかし残念ながら、中に入らず、献花してあたりさわりのない記者会見して終わりの予感がします。
返す返すも、安倍さんがもしご存命なら、キシダに韓国相手にあんなバカなまねはさせなかったし、広島でサミットやるにしても、米国大統領に、自分がアリゾナ記念館前や米国議会でやったような演説をやらせようとするに違いないと妄想しています。
岸田文雄をみてると、日韓関係、東アジアの国際情勢の運転席に岸田文雄は座っているつもりに見えるんですよね。
「日韓関係は日本が譲歩すれば上手くいく!日本がいくら譲歩しても無意味で、米韓関係で日韓関係が決まると言うのは嘘だ!」と確信してて、確信を現実とする為に行動している感じ。
なんだか、まるで文在寅みたいな。
岸田文雄が持つ韓国への幻想と贖罪意識は、日韓関係が安倍晋三氏が切り拓いたマトモな2国間関係と向かうには障害でしかなく、むしろ歪めてしまうだけの代物なんですけどね。
それと、火器管制レーダー照射事件も、岸田文雄自身は有耶無耶にして済ませようと画策していても不思議じゃないし。
岸田文雄の対韓融和姿勢が単なるポーズならホントに騙されたってなりますが、ポーズなんですかねぇ…。
ポーズも何も、何も考えていないですよ。
戦争真っ最中のウクライナに、しゃもじを持って行った人ですから。
戦争への貢献の仕方は、ケースバイケースです。
日本はミリタリー分野で直線的なアシストをできません。
経済分野でなら、
①勝ったら復興支援はガッポリ
②ロシアには制裁しとくよ
ゼレンスキーにはありがたい話だったかと個人的には思いますけどね。
被災地の復興支援には、レオパルドなど現物もありがたいけど現金も同じようにありがたいものですよ。
そもそも、韓国相手に、外交なんて要りますか?
外交とは、中身があり、約束を守る国とやるものです。
何度見ても笑える韓国茶道ですね。子供にも教えたりして、哀れというか。
かつては中国からの使者を迎えてお茶などで接待する事があったはずです、接待マニュアルなど王室の文献がないのでしょうか。どちらにせよ、哀れというほかありませんね。
>朝鮮半島生命線説
たしかに地政学的に日本にとってもアメリカにとっても、韓国が緩衝地帯であってほしいと思うことでしょう。それと同じ割合で、自衛隊の憲法明記問題に取り組んでほしいものですがこっちの方は反対派が多く片手落ちです。本当に国防を考えているのでしょうか。
アメリカ軍にとって沖縄は「すごく便利」なので、日本が緩衝地域になることは避けたいという力がアメリカから働いているんでしょうが、近年は遠隔操作兵器などの軍事技術の発達で緩衝地帯に必ずしも「陸軍」を置く必要性が薄れているのですが。
韓国との関係がすごく大事かのように思っている勢力がそこかしこにいるようですが、なかなかそいつらを追い出せないのでしょうね。
それにしても、彼らの「清々しいまでの図々しさ」ですね。
身を切る歩み寄りを何一つ示さないにもかかわらずです。
*****
>対韓譲歩しても日本の利益につながるとは限らない
韓国の言動は、目先の損得に反応する脊髄反射のようなものなのかと。
判断を介さない反射に対しての譲歩なんて意味を為さないんですよね。
韓国は、『損な岐れになれば、必ず裏切る』からです。
「判断ではなく”反射”が司る国」なんですものね・・。
本当に身を切る譲歩は何一つしてないですね。自称徴用工問題も原告全員が金を受け取るまでは差押え資産の現金化リスクは残るわけで、さらに言えば、求償権を財団が持ってる時点で左派政権になった途端に蒸し返されるわけで、最終的、不可逆な解決になってない。しかも誠意ある呼応まで実は裏で約束してたのでしょ。だからグループAに戻して、心が痛む発言までしてしまう。
アルプス処理水でも未だにいちゃもんつけてますし、慰安婦合意破りや数ある諸懸案は何も解決してないですからね。岸田政権もママスコミも尹大統領の親日的な言動に前のめりになってますが、取るものとったらいずれ竹島上陸するかも。
そうですね。貰えるものを受取るまでが彼らにとっての約束です。
岸田首相の「心が痛む発言」に、私たち日本人の心は傷みました。
「日韓首脳会談受け、さっそく韓国を強く脅し始めた中国」という見出しですが 中国はより強かに韓国を利用しようとしているフシがあります。money1より。
「中国から韓国への投資増加!二次電池関連で5兆。迂回輸出の目論見」
https://money1.jp/archives/105126
私は、韓国は信用ならないから、日韓関係は段階的に縮小すべきとの考えですので、先の首脳会談をさほど評価しません。
しかしながら、隣国だから、相応の付き合いをすべきとの立場の人(日本では多数派と思われる)からは、韓国の保守派は歓迎、左派・中立派は非難という岸田発言の内容は、良い落ち着きどころだったのかもしれません。
譲れば図に乗る韓国のことですから、これからも「コップの水を満たせ」要求が続く可能性が高い。言わんこっちゃない。韓国との交渉は無駄です。
「過去の植民地支配に対する過度の贖罪意識」を持った方々はようやく少数派になりましたが、「隣国だから仲良くしよう」というお花畑派はまだまだ根強い。粘り強くやっていきましょう。
なんで茶道なんだろ。バイデン来日時に茶を出したからでしょうかね。(あんちょく~)
ニュースで見てて韓国の茶道が「へ?」だったので少しググったんですがよくわからないですね。韓国の歴史に関わるものを調べるときはいつもそうなんですが、情報が汚染されているのを感じます。
出自が明らかな情報としてはこういうのがあったので。
茶道に視点をおいた東洋的思考に関する研究 浜田利満 夫光植 浜田孝子 元種彬
-韓国における茶道調査を中心に-
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nsurounsou/6/0/6_KJ00005382901/_pdf/-char/ja
韓国に茶道があるかどうかでいえば、「ない」ようです。
李朝の貴族階級の茶礼や、山奥に追いやられた仏教寺院で祖先祭祀で細々と続いていたものはあるようですが、庶民にも広まって文化を成したものではないようです。
「近年盛んになってきたという市中における韓国茶礼は、山奥の僧侶や茶人が行ってきた茶に比べギャップを感じた。」P.15
これも江陵端午祭のように今になって原型を留めず変化した別物の雰囲気を感じます。
韓国内で広まっている茶道の韓国起源説など歴史の噂話は「ここでは触れない」としています。
茶道といえば(日本の)茶道であって、出所がよくわからない「自称韓国茶道」を茶道と呼ぶなど、日本の茶道を相対化して貶めるようなもんではないでしょうか。(笑)
韓国には、「茶道」は勿論、「道」は無いです。
「道」の概念や思念は、理解の外でしょう。「騎士道」も。
悪夢のような民主党政権とさして変わらぬ悪夢のような宏池会政権。早く辞めさせないといけない。こんな情けない日本に誰がした。我々有権者の責任が大きい。『総理は問題が根本的に解決されず不法に資産を差し押さえられたままで一向に戻って来ない日本企業には心が傷まないのか?』と何方かが言っておられた。国民の生命と財産を守るのが国家の使命。戦時出稼ぎ労働者詐欺容疑者に謝るよりは自国民に謝るのが先ではないか?そういえば彼の国は詐欺犯罪大国らしい。さもありなん。こんな日本政府では次から次えて詐欺に引っかかる。同じ相手に何回でも騙され続ける愚か者が総理?あきませんね。と、怒り心頭に発しまくってる今日このごろ。