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読者雑談専用記事通常版 2022/10/22(土)

『読者雑談専用記事(通常版)』を更新しました。どうぞご利用ください。

読者雑談専用記事(通常版)とは

本記事は、特段のテーマを決めず、読者の皆さまがおのおの、好きなことを書き込んでいただくための「雑談専用記事」です。原則として土曜日と火曜日に新しい記事を立ち上げています。

書き込んでいただく内容
  • 読者同士の挨拶ないしは近況報告
  • 最近気になっていること、議論したいと思っていること
  • 自分自身のブログ・SNS記事等の宣伝(※)

等々、何でも結構です。

なお、コメントを書き込む際のルールは『読者コメント要領・引用・転載等ポリシー』等のページをご参照ください。

読者投稿

読者投稿募集』のページにも示しているとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しています。

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過去リンク/次回更新予定

次回の読者雑談記事(通常版)につきましては、『読者雑談専用記事通常版 2022/10/25(火)』を10月25日(火)正午に公表したいと思います(なお、これとは別に、テーマ別記事を公開する可能性もあります)。

過去の「読者投稿一覧」につきましては、次のリンクをご参照ください。

新宿会計士:

View Comments (80)

  • 根拠なき直観なのですが、岸田総理は時代の流れにのれず、(岸田総理が関与した)やることなすこと全てうまくいかない(現在では)最悪の総理ではないでしょうか。(時代の流れにのれるかと、本人の性格は全く関係ありません。時代の流れを読めるかは才能によるもので、当選回数で身に付くものではありません)
    そして、(もちろん、一概には言えませんが)高齢者は、古きよき時代に戻りたくて、岸田総理に賛成したり、反対しているのではないか。

    • 国民の声を聴くだけの「検討氏」。
      決断力が欠けていると思います。
      昨今の円安局面で、政策金利を上げることなく物価高を抑えているのは評価します。

    • 引きこもり中年様

      岸田首相のやる事が時代に乗らない一番の原因は
      他人の意見を聞きすぎる点ではないかと思います。
      統一教会問題・物価の値上がり問題等、
      あちらこちらの話を聞きすぎて、自分の主張が
      できない状態なのでは?と思います。
      自分に自信が無く、他人に言われるまま行動している人に
      よく見られる行動ですね。

    • リーダーシップの核(コア)は、構想力です。
      還暦も過ぎて、「聞く力」なんて言っているとは!、と呆れました。この方はこの年まで、何も主体的に勉強して来なかったのか?と首を傾げます。

      構想力と言えば、日ハムの新庄氏。彼は、監督とは何かが全く分かって無いので、監督という呼称も付けたく無いほどです。
      更には、野球とは何か?スポーツとは何か?も分かっていないようです。

      リーダーシップには3つの要件が必須です。何でしょうか?
      それに照らして見れば、今の総理にも新庄氏にも、その3つが先ず欠けていることに気付きます。

      • > 彼は、監督とは何かが全く分かって無いので、監督という呼称も付けたく無いほどです。
        更には、野球とは何か?スポーツとは何か?も分かっていないようです。

         でも同業者からの評判は案外高いのですよ。
        ↓ ↓ ↓
        https://m.youtube.com/watch?v=_LyQQNYqiXo
        フルタの方程式
        古田&野村謙二郎&真中に聞く「監督次第でチームは強くなる?」【監督バイブル】

         監督と選手はどうしても溝ができがちです。特に監督と若手選手は親子ほども違うのでジェネレーションギャップも大きいです。
         野村克也監督の場合はコーチが選手との橋渡しになってくれましたが(楽天ではコーチとも溝ができてたので野村克則コーチが埋めてた)、そういう橋渡し役に恵まれず、孤立して辞任や解任に追い込まれる監督は多いです。横浜の森祇晶氏、オリックスと西武(2度目)の伊原春樹氏がその典型です。
         今の監督たちは野村克也氏程の成績を残せた訳でもなく、橋渡しになってくれる人もいないので、選手との溝を自ら埋めに行く努力をしています。それが上手くいかず、皆苦労しています。工藤公康氏でさえもそうでした。

         そういう意味で、監督のようによそよそしい肩書きでなく、BIGBOSSとして親近感を持ってもらえるようとするやり方も大ありです。
         そもそもシーズン前に、「優勝なんか目指しません」「全員一軍で起用する」という方針を掲げたのですから采配がどうのと批判するのは野暮というものでしょう。それに結果を出せなかったのは新庄氏のせいではありません。今の北海道日本ハムファイターズの弱体化は元GMの吉村浩氏の編成の失敗、大谷翔平選手以外の選手の育成の失敗、新球場の建設費捻出による強化費削減、主力選手の放出をしたのに穴埋めをしなかった事のツケが一気に回った結果です。正直、監督の采配に応えられる選手はいませんから、その結果を以って新庄氏が監督としてどうこう評価するのは酷です。

         所詮、素人は好き勝手言えますからね。どうせ責任なんて求められやしませんから。

        • 巨人の原氏も、余り監督とは呼びたくない方です。
          球界一の選手の年俸総額を誇る球団を預かりながら、万年、優勝に遠い位置に球団を置くと言うのは、どうしたら出来ることでしょうか?
          この状態にも、日ハム並みの理由付けが出来るのでしょうか?

          カエサルの物はカエサルに、監督の責任は監督へ、です。

      • 新庄くんは、アホじゃない! w

        エンターテイナーとして「一流」であることに彼の価値がある

        • それを見込んで、日ハムは、監督にしたのでしょう。
          来年の新球場の、客寄せパンダ、として。
          氏のエンターテインメント力で、新球場が、一年間満員御礼を続けられれば良いのですが。
          今、心から祈っています。

  • わんわん様。

    隅から隅まで見てるんですね。

    なんのこっちゃ?10秒かかりました。

  • 今年も残り2ヶ月少々。
    今年は建物の新築登記の依頼が少ないです。
    一昨年のウッドショックとロシアのウクライナ進攻からに円安での建築資材高騰、コロナ感染症で海外生産しているシステムキッチンやユニットバスの不足と価格高騰。半導体不足での給湯器にエアコン不足と聞いてます。
    少子化で大都市圏以外の土地売買は減ると予想してますので、この商売も当方が引退するまでかな、と考えてます。

    • 土地家屋調査士様

      やはり、現場からの声には現実「感」が突き刺さるように感じられますね。
      今ここで、指摘された数々の事柄の真因が、ただ一つだと気付けば、その人は洞察力のある人です。

      工場の海外移転、つまり、国内生産の空洞化が根本的な原因です。
      少子化も、国内生産業が無くなったために、高賃金の雇用力が失われて、低賃金職業ばかりになり、結婚出来ない若者が増えた事が原因の一つであることは間違いないです。

      尚、このように、論点を少しデフォルメ化した極端な話をすると、派生的な問題点を持ち出して来て、議論を有耶無耶にする人が必ずいます。
      そうすると、議論が空回りして、解決の為には如何にすべきかの議論にまで進まず、何もしないまま虚しく時間だけが浪費され、事態は益々取り返しのつかない所まで行ってしまいます。

      日本人は、秀才的に頭が良いので、派生的な問題点を見つけて来るのは大変に上手いです。一方、大局的で且つ根本的な視点からの解決策・実行策の議論になると、何も考えられずに口を噤む、そんな小秀才が多いように思います。
      そもそも、日本の教育課程に議論を活発化して、問題点を明確にし解決策を見つけ出し実行策を考え、更に具体的に実施実行するというものが無いのだから、頭でっかちで現実感の乏しい小秀才ばかりが出来上がるのも仕方ないのですが。
      議論をせず、勉強と言えば、本に向かう事だと思っている。これは、知識を付けるには、極めて有効な方法ですが、では、その知識を如何に現実の課題問題の解決の為に活用するか、という所までは行きません。そこまで行くには、忖度の無い「建設的」な議論の過程が必要です。
      その部分の教育課程が無い故に、日本人は、建設的な議論の仕方の方法を知りません。議論と言えば、相手の発言の隙間を突く事だと勘違いしているようです。これは、国会論戦や評論家の言説を見れば、歯痒くなる程に感じます。

      今、円安で騒いでいますが、2000年以降の日本経済の低迷を勘案すれば、円高はおかしかったのです。少なくとも、当返信主は、そう感じていました。
      今の日本経済の実力からすれば、固定相場時代の360円までは行かずとも、180円から200円位が実際的な値ではないでしょうか?
      しかも、経済無策が続けば、更に円安方向に進んで行きます。

      金融専門家は、日米の金利差を理由に上げますが、仮にそうだとして、では何故、日銀は金利を上げる事が出来ないのでしょうか?
      余りにも、日本経済が弱いからでしょう。マイナス金利でも上向かない程に弱い経済の実態があるからです。
      ここまで議論をする金融専門家がいないように思います。
      ですから、では、日本経済を強くするには、どうしたらいいか?まで、社会的な議論が発展していかないのでしょう。
      金融専門家も、専門に埋没してしまっていて、大局的且つ根本的な議論が出来るほどにまで思考が延びて行かないのでしょうか?

      • そのような話は自分が大局的且つ根本的な議論が出来るようになってからいいましょう。
        人の話とまるで関係ない事をねちねち書き連ねては人をこき下ろす前に。

        • 大局的且つ根本的な観点から書いたことですが。

          厳しい現実を直視したくないので、言葉も荒くなるのかもしれませんね。

          土地家屋調査士様のコメントは、言葉は柔らかいかもしれませんが、極めて厳しい日本の現実を見通しておられます。
          コメント主様は、さらっと書いておられますが、土地家屋調査士の仕事が無くなるなどとは、どういうことか?ある意味、経済の動きが無くなりますよ、位の凄いことです。
          ですから、コメント主様のコメントとは関係は緊密にあると考えます。

          更に、参考までに、こういう厳しい現実があるかもしれないという記事もあります。
          「日本人は「みんなで貧乏」になるしかない」
          https://president.jp/articles/-/62826

          更に、日本が抱えている厳しい現実は、多々あります。
          例えばの一つとして、下の方に書いてありますように、日本の土地や事業は、アジアのある国を始めとして、外国人並びに外国資本によって多々買われています。
          残念ですが、日本人及び日本資本には買う資金力が失われつつあるようです。
          更に、日本には、今課題が山積と言ってもいい位にあります。
          これらの現実を直視すると、言葉が荒くなるレベルでは済まないでしょう。

          ですから、建設的な議論をして、事態の打開をしましょう、ということです。
          言葉を荒くすることで、厳しい現実が消えてくれればいいのですが、そういう風にはならないと思います。

          • 大局的且つ根本的な観点?どこが?
            外国資本の土地買収なんて局地的で派生的なな話です。そもそも土地家屋調査士様はそんなことを書いていません。あなたが勝手に解釈した妄想です。

            論点を少しデフォルメ化した極端な話をすると、派生的な問題点を持ち出して来て、議論を有耶無耶にする人が必ずいます。そうすると、議論が空回りして、解決の為には如何にすべきかの議論にまで進まず、何もしないまま虚しく時間だけが浪費され、事態は益々取り返しのつかない所まで行ってしまいます。

            こう偉そうにかいてますが、あなたこそそのような人になっています。土地家屋調査士様が書いていないことをごちゃごちゃ書いて、どこかで聞いたような話をひけらかすだけで建設的な議論を全くしようともしない。
            頭でっかちで現実感の乏しい小秀才ばかり、と誰かにマウントを取っているようですが、ブーメランが突き刺さっていますよ。

            人のふり見てわがふり直せ。

            これほどあなたにふさわしいことわざはありません。

          • あなたこそ現実の自分の姿をよく見ましょう。頭でっかちで現実感の乏しい小秀才さん。

    • 土地家屋調査士様

      大丈夫ですよ!!
      日本人は地方都市(県庁所在地以外)を購入する事は
      非常に少なくなりますが、代ってあっち系(大陸系・半島系)が
      購入し始めますから。
      現在、大都市圏に思考が向いていますが、購入層の広がりと共に
      大都市圏以外に広がる事は明白です。(現地も見ずに)
      要因は日本の法制度の為ですね。
      あっち系は法律が代替わりすると前の法律が無効になるとか
      法の上に党があり、法律が果たして法律通り運用されるか
      どうかが解らないからです。

      • ちょろんぼ 様

        返信ありがとうございます。
        不動産の所有権保存登記、移転登記には住民票が必要です。最低、我国に住所がないと土地の所有者になれないです。
        それと、土地の境界の立会をする時、外国語が必要なのは困りますわ。当方、外国語苦手です。
        実際、水源地を外国人が売買する時は届け出が条例で義務付けられた都道府県もあります。でも、水源地の水を輸出して儲けを考える外国人は居ないと、最近のYahoo!ニュースで見た覚えがあります。

  • 中東の国カタールが中国からパンダを受け取ったそうです。石油を砂漠に撒けば笹も必要なだけ生えてくるのでしょう。アルジャジーラがパンダハガー報道機関になるのでしょうか。BBC よりもアルジャジーラや SkyNews に重きをおいている当方は心配で心配でたまりません。

  • 景気浮揚効果は明かという結果が出ていたにもかかわらず、科学的。疫学的根拠などろくすっぽないままに、中断されてしまったGOTOトラベル。いつになったら再開するのやらと思っていたら、全国民を対象としながらも、国は前面に出ず、予算の執行責任を都道府県に負わせるという、形を変えた旅行支援制度が、今月11日から始まりました。

    まあ、明るい話題とは言えるんでしょうが、この物価高騰の折にも旅行を楽しめるなんて、贅沢ができる人間だけに税金を使って良いものか、などという不満が出てきそうな気もします。しかし、この事業の一番の受益者が、経済活動の重要な一翼を担い、またコロナ禍で最も被害を受けた観光業者であるのが自明とあらば、そうストレートにこの事業に非難の矛先を向けるのも気が引ける。

    そんな配慮もあってのことか、このところ出てきているのが、どうせその分は自治体負担になるんだからと高を括り、ここを先途の思惑で旅館ホテルがやるに違いないと邪推しての「便乗値上げ」報道。

    【独自】(テレ朝)全国旅行支援の“便乗値上げ”観光庁通知「事業者登録取り消しも」
    https://news.yahoo.co.jp/articles/3bd1106afd2fdba7d1d7f6e3a038e71a1159cafc

    観光業界の実態を十分把握してなきゃいけないはずの観光庁が、なに言ってんだと思います。年間を通して、繁忙期と閑散期で宿泊料金が大きく変動するのは当たり前。今まさに秋の観光シーズンです。同じ施設の前年同期の宿泊料金と比較してなんて言うなら、それこそナンセンス。外国人観光客が跡を絶ち、国内の移動も自粛が呼びかけられて、旅館ホテルは閑古鳥が鳴いて、従業員減らしを余儀なくされていた時期です。今需要が回復したとなったら、新たな雇い入れから、使われていなかった客室その他の施設の整備まで、ある程度のカネを掛けざるを得ないのは当然でしょう。

    全国の観光地間、また同じ観光地でも宿泊施設間の競争は激烈です。ボッタクリまがいのことを遣ったら、たちまち客に見放され、未来はなくなる。そこが自由主義経済の利点であり、また怖いところです。

    客の方にしたって、普段から次はどこに行こうかなどと色々調べている人なら、適正料金の感覚はある程度は身についています。その結果が、開始わずか1週間で、大半の自治体が当初予算を使い切って、クーポンはsold out。その事実が、何より国民の受け止めを表しているんでしょう。

    「全国旅行支援」OTA都道府県別の販売状況
    https://airstair.jp/newgoto-list/#OTA

    色眼鏡で見るせいかもしれませんが、どうもマスコミ、およびそれに重用される識者、コメンテーター連と言ったら、この国は衰亡の一途。良いことなんか起こりようがない、否、起こってはならないとでも思い込んでるから、本来ポジティブな事柄にまでアヤを付けずにはおれないんじゃないかという気がします。

    • まあ、政府のやることなすこと全てにケチを付けるのが"じゃあなりずむ"の本分であり、"ちしきじん"の使命であると確信している連中ばかりなのだと思えば。難しい顔をして、いろいろと憂慮して見せれば、いかにも賢そうに思ってもらえるに違いない(中身が空っぽなのを誤魔化せるに違いない)くらいのものでしょう。
      確かに、無理矢理な翼賛記事やら根拠のないバラ色の未来なんぞを見せられてもシラケるだけですが、「キュウリが5mmも曲がっているのはケシカラン。政府は猛省せよ」レベルの記事を読まされては、そりゃあ読者も減るってものでしょう。

      そういえば、某国では日本没落論(没落しつつあるからすでに没落したまで、幅は様々ですが)が広まっているようですが、マスメディアなどの論調を真に受けてたら、そういう謬見に囚われるのも無理はないのかも。もっとも、某国の場合、某国メディアが日本メディアの論調をさらに修飾し(ついでに曲解し)、増幅して報じているようなので、事実認識能力に著しく欠ける某国国民がますます誤解を深めているようにも見えますが。

    • 便乗値上げに対処ですか?

      むしろこの機会に値段を上げても選ばれるように、サービスの質を上げて業界の体質を変えていかなきゃだと思うのです♪

    • 伊江太 様

      > この事業の一番の受益者が、経済活動の重要な一翼を担い、またコロナ禍で最も被害を受けた観光業者であるのが自明とあらば、そうストレートにこの事業に非難の矛先を向けるのも気が引ける。

       実は、観光業は裾野が広い産業です。

       観光客が増えると、観光客が消費する食事やお土産が売れ、宿泊施設の利用が増えます。
       食事が売れれば料理店や宿泊施設に食材を納品する農家や小売店の売上も増えます。農家が売れる食べ物を増産しようとすれば肥料や苗のメーカーの売上が増えますし、小売店の売上が増えれば小売店に卸す卸売業者や、農家から仕入れて卸売業者に卸す食品加工の会社の売上が増えます。
       お土産が多く売れた場合も、お土産の小売店に卸す卸売業者や加工業者、伝統工芸の職人さんの売上を増やせます。
       宿泊施設の利用が増えれば、施設の維持管理に欠かせない清掃業者やリネン業者の売上も増えますし、集客upのためのリフォームを行うなら工務店やデザイン事務所の売上も増えます。
       こういったさまざまな企業や事業所の売上が上がれば雇用も増えますし、その人たちが消費するサービスを提供するサービス業も増えます。旅行業者も積極的に宣伝していきます。
       この好循環が10年も続けばその街は一大観光地となり、大手ゼネコンによる新しいホテルやリゾートマンション、引いては高速道路や鉄道の建設、それが地元に落とす大きなマネーを呼ぶ事もできます。昔は先にこれらを建設してマスコミにCMを流させれば観光地を作る事ができましたが、今の時代は前記の「観光客が増えると」のところから地道に行わなければなりません。そのために個人商店やレストランがインスタ映えする商品やサービスを作り、同業者や商店街が協力して観光客や買い物客を呼び込むよう日々努力しています。全ては数多の一個人が客を呼び込む努力をするところから始まってます。

       それを踏まえるなら、観光客を人為的に増やすべく、補助金をつけてでも観光業を後押しするのは今の時代に合った産業振興策と言えます。時間はかかりますが、上記の循環が回り出す事で雇用の確保と失業率の低下を実現できますし、負の遺産となりがちな古いリゾートマンション、高速道路や新幹線の利用を活性化させる事も可能です。

       「なんで観光業ばっかり」と近視眼的な見方をやりがちですが、レジの向こう側にはさまざまな事業に関係する多くの人達がいます。観光業をスタート地点にして経済を回し、引いては多くの国民にお金を回す事は、政策としてはむしろ良い事ではないでしょうか?
       今は亡き安倍晋三総理は、観光業に偏見の強い保守派(というか守旧派の懐古主義者)に批判されつつも、観光業の振興に尽力していました。それは観光業の裾野の広さを熟知していたからです。
       
       「観光業より医療を支援せよ」という声は2年前からよく聞きますし、私の回りにもそのような人が多いですが、実は医療業界の裾野はあまり広くありません。観光促進は観光業支援だけではなく、国の経済を活性化させるための取っ掛かりと考えれば、この政策は有意義である事がわかると思います。

      • 観光業の「経済波及効果」は、以下のリンクに記載があります。

        https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/kouka.html

        観光業は、旅行客の消費額が、ほぼ、GDPの付加価値額になるという産業ですから、波及効果は大きいのかもしれません。
        他の産業の波及効果を調べたわけではありませんので、よく分かりませんが。

        GDPの5%の付加価値額です。雇用誘発効果は、6.1%。

        観光業に関しては、観光白書が毎年発行されていますので、読むと面白いです。
        勿論、経済波及効果に関してもデータが載っています。

  • 現在NHKで鎌倉殿の13人という番組を放送しているので
    ついでに、鎌倉政権で何故源氏政権が三代で終了したのか
    考えてみました。

    鎌倉幕府~源氏政権は何故3代で滅んだか

    1.頼朝の願いは、京の貴族社会に戻る事
    2.娘大姫の入内を計画したのは、藤原政権と同様に
    摂政・関白になるため

    源氏は武家といえど、貴族社会の一員である。
    貴族階級の上層は藤原氏に占められ、大学・暦等文官は
    なれる家が固定化されていた
    そこで武官で出世する事を指向したにすぎない
    では、何故武官か?
    文官では基本出世ができないからである。
    文官の上層部に出世する為には、生まれる家柄(藤原氏)が重要であり
    それ以外はあれば良く、難しい問題は部下がやる事であった。
    文官が家に固定化される理由は、学校が無かったからである。
    全て家庭教育であり、親から子に教える事で
    子は親の職業を継ぐ為、次第に世襲化したのである。
    全ての子供への教育制度は、明治6年の教育改革による
    小学校の設立迄待たないとならない。
    例:漫画銀河英雄伝説の主人公ラインハルトは、軍に入る事により戦時の軍功を重ね
    出世する道を選び、最後には皇帝になったという話の通りである。

    二代頼家・三代実朝が目指したのは、東国における
    朝廷の出先機関を望み、できれば京へを望んでいた
    あいまいな言い方をすると、後の室町時代の鎌倉公方の上位版
    (鎌倉公方は室町幕府の出先機関であり、天皇の出先機関ではないけれど)

    しかし、東国武士団の望んでいたのは、朝廷の出先機関に
    なる事ではなく、東国で自立(独立)したいという願いである。
    そこに意見の相違があった。

    北条を始めとする関東武士団が、政治組織を再構築する段階で
    問題になったのが、政治体制である
    どのような政治体制にすべきかのモデル問題である。
    伊豆の地方武士である北条氏が政権のトップに立つという事は
    北条氏より有力な武士が多い中で、無理が生じる。
    北条政子が源頼朝の正室だったからといって、その地位が安定している訳でもない
    経験・書物等から勘案すると、シナの皇帝制度又は日本の朝廷制度しかない
    他の政治体制、今日の民主主義等の考え方等は存在しておらず
    民衆まで考える事ができなかった
    結局、日本の朝廷制度を流用し、天皇から皇子を派遣してもらい
    疑似朝廷制度を作ろうとしたのである。
    しかし、後鳥羽上皇から皇子の派遣が拒否され、代わりに九条頼経が鎌倉殿
    つまり鎌倉幕府の首班、この場合は疑似朝廷であるから、疑似天皇に
    北条氏が摂政関白に該当する事で政権を運用していく事になった

    政治体制と言えば、
    自民党の一部以外の政治家が言う政治改革とは何か?
    (維新は違うとか、夢のような事は考えてはいけません)
    一つ目は露・中共のような一党独裁軍事政権
    二つ目は南国のような5年制の独裁的大統領制
    三つ目は北国のような終身制の王国制
    四つ目は露・中・半島諸国による分割統治
    有権者はこの4点の内、どれを選択するのであろうか?
    間違っても民主主義体制は、彼等の頭の中にありません。
    共通するのは、全て日本は露・中・半島諸国の奴隷になる事であり
    自民党の一部以外の政治家がその制度の中で統治者になる事です。

    (追加)
    歴史の結果であるが、後鳥羽上皇は東部を源氏鎌倉
    西部を平家に担当させる考え方もあった
    もし西部を平家に担当させていた場合
    元寇時の対応が異なった事は容易に想像がつく
    平家は貿易問題から、南宋と手を切り元と結びついた可能性である
    現代の歴史家が元と手を結べば、日本の世界進出が早まったと勘違い
    しているアレである。
    その時日本が独立して存在していたという考えは無いと思う。

    • あれだけ兄弟親戚同士で殺し合っていたら子孫も残らないかという気もします。
      源為義の男系子孫で、いわゆる畳の上で往生したのが頼朝くらいしか思い当たらないです。

      • たい様

        コメントありがとうございます。
        源氏の兄弟同士の殺し合いというか何とかは
        相続方法が確立していない事から発生しました。
        義経の場合は、相続問題より頼朝の考えを
        義経が理解できなかったのが問題で、排除されています。

        相続方法は、大きく分けて兄弟で分割・長子(最初に生まれた子、
        男女問わずもあり)だけが相続。末子相続があります。
        同じ問題は外国にもあり、国中大騒動になりました。
        (特に長男がボンクラで、次男がマトモだと)。
        又貴族・武士は、相続できない・他家に養子に出せない・
        身体に欠陥がある場合、僧侶にする方法もありました。
        (一休さんが例ですね)
        日本の相続で長男が相続すると決まったのは、江戸時代
        綱吉(?)だったかな~の頃からです。
        それまでは、跡継問題や跡継を決める前に当主死亡により、藩が無くなり、
        世情不安の元になっておりました。(武装した浮浪者の増加問題)

        • 綱吉ではなくて家光の頃ですね。弟の駿河大納言忠長のほうが出来がよかったそうですが、長幼の序を守るということで、家康がそう裁断したということになってます(異説もあるようですが)。
          ただし、それ以前でも、主に母方の貴賤によって嫡子と庶子の歴然たる差がありました。飛鳥時代以前でも、母が皇族の出じゃないと天皇になれませんでしたし、三男である頼朝が兄である義平などを差し置いて嫡男扱いされたのは、頼朝の母が熱田大宮司家という格の高い家の出だったおかげです。また、北條泰時が執権継承の際に少々ゴタゴタしたのは、彼の母が義時の正室ではなかったためです。
          頼朝の弟たちで言うと、「鎌倉殿の13人」に登場した弟たちはいずれも母の身分が低く、おそらくそのまますんなりとは源氏の棟梁にはなれなかっただろうと思います。血筋という点では、それこそ平賀朝雅のほうが上でしょうから。

        • 家康が、長子相続に決めたので、江戸幕府は15代まで続いたとも言えます。
          家督相続は、秩序維持の極めて大きな課題ですね。
          上手く行かなければ、世情不安だけでは済まないです。
          「樅木は残った」騒動やそれ以上の戦争が勃発したりします。
          イスラム帝国では、長子が皇帝に就くと、その他の兄弟は、全て殺されたと何かで読んだことがあります。弟を担いで政権を盗ろうとする輩が出て来る恐れがあるので。

        • 頼朝は嫡流で、義経は庶流、常盤は身分も低かったので、頼朝は義経を弟と言うより家臣と思っていたのでしょう。
          で、家臣のくせに兄弟面するんじゃねえよっ!
          江戸期になっても庶流から跡を継ぐのは難しかった(誰も居なければ仕方がない)ようで、例外的には吉宗が庶流からトップまで上り詰めたと言うのもありますが。

    • ちょろんぼ様

      大変に良く整理された考察ですね。

      ただ一つ惜しいと感じましたのは、皇帝と朝廷の違いについての考察です。皇帝制には、易姓革命という考え方がありますが、朝廷制には、その考え方はありません。
      それ故に、日本では、武力による覇者も国家のトップになる事はできませんでした。
      征夷大将軍という位置付けは、上手いこと考えたものだと思います。

  • 財務省・日銀がドル円為替に市場介入しました。日本が休日の取引額が少ない海外市場に介入して,少ない資金で効果を上げようと努力していますが,たぶん次の月曜には押し戻される気がします。何しろ,日本国債の買い手が日銀ぐらいしかいなくなっているので,海外のヘッジファンドの空売りの効果が大きくなってしまっています。
    ところで,マスコミの円安ドル高の原因の説明は,かなり怪しいように感じます。多くのマスコミは「日米の金利差のため,日本円でドルを買って,ドルで金利を取ろうとするため」だとで説明しています。でも,どうやって「ドルで金利を稼ぐ」のでしょう。アメリカ国債も社債も下落中なので,今買うと損をする可能性が多いです。何度も言うように,日本の年金や保険はアメリカ国債を売り浴びせています。イギリスの年金も同じです。アメリカ国債の買い手は現在FRB以外にほとんどいない,という報道もあります。他方,市場は,デリバティブの下落による保証金の追証として,多額のアメリカ国債が必用になっている,というニュースもあります。たぶん,後者は正しいように感じます。そうだとすると,破綻寸前の金融機関の存在を暗示しています。ただし,債券市場から溢れたドルの現金自体はアメリカ国内でだぶついてしまうでしょう。ダウの小反発も,そういう行き場のない現金の存在が原因かもしれません(ただし,上値抵抗線は強力なので,このタイミングで買っても損するだけの気もします)。あと,米国内のインフレを加速させる効果もあるでしょう。相殺して考えると,余っているドルによる日本国債空売りの効果のほうが大きいということでしょうか。その圧力のほうが強ければ,日銀が介入しても円安は進みます。
    反対にEUや英国の金融機関の含み損は増加傾向だと思います。ついでに,中国の金融機関のほうも,土地バブル崩壊の影響で,赤信号が点灯しているのではないでしょうか。そのあたりが,将来日本の金融機関に飛び火する可能性もあります。ただ,EUやイギリスで金融機関の破綻が起きると,急速な信用縮小のため,日本国債の買い戻しが始まり,急速な円高が始まると思います。
    個人的見解なので,はずれることも多く,あまり信用しないで下さい。

    P.S. ヘルソンからのロシア人の避難ですが,ウクライナによる奪還より,ロシアが上流のダムの破壊を計画しているから,というほうが真実らしい理由に見えます。ヘルソンの戦線自体は,つい最近は,ロシアが結構善戦しているらしいです。ダムを壊すと,ドニプロ川(ドニエプル川)をロシア軍が河渡するのが容易になるからでしょうか。

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