英米メディアが速報で伝えるところによると、エリザベス2世女王が崩御し、これに伴いチャールズ3世国王が即位したそうです。
衷心よりご冥福をお祈りしたいと思います。70年の長きにわたり英国女王を務めて来たエリザベス2世が96歳で崩御されました。
英国民、あるいは女王を国家元首として戴いているコモンウェルス諸国の皆様はさぞ落胆していることでしょう。深く同情申し上げます。
英国ではトラス政権が誕生したばかりですが、国家元首もチャールズ3世国王に交代します。
円滑な即位や王位継承順位、あるいは英国紙幣の扱いなど、本件については論じたいことがいくつかあるのですが、また別稿にて取り上げたいと思う次第です。
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女王陛下の崩御に対して英国王室並びに英国国民全てにお悔やみ申し上げます。
英国の歴史を作り、英国と70年寄り添って大往生出来た事は価値が有ったと思います。
国葬がなんちゃらと文句はないでしょう。
葬儀の場で英国の威信とは何かを天皇陛下共々岸田首相は感じてくるべきです。
以上です。
少し気にするのですが、外交儀礼(プロトコル)において同格の場合モノを言うのが在位・在職期間です。
70年在位した女王陛下の国葬に国際社会の日本国を代表して参列するのは日本国の象徴たる今上陛下と主権在民の代表たる岸田首相の両名が参列するのが当然、かつこれ以下の参列者は絶対にありえないと思うのですが、まさかありえない対応する事はないですよね・・・。
ガイムショウが外務省ならばキチンと仕事する事を期待するのですが・・・。
ガイムショウが怪しいので当方が思うところを書きますと、先ず故人が連合王国だけでなく、コモンウェルス諸国の元首であり、政治権力と政治権威を分離させた立憲君主制を採用する故に同じ統治形態を取る日本は政治権威と政治権力を代表する双方が参列する必要があります。
在位70年は昭和天皇の在位64年を越える長さです。在位の長さは「力」である決まりは最大限尊重する必要があります。
「翌週日本国で国葬があるし参列なんてシンドイのはヤダ」というイミフな戯言が出たら
「理屈じゃねえ!儀礼の尊重が大事なんだ」
と一蹴しましょう(笑)。
麻生太郎閣下。出番です(笑)。
ひとつの時代の終わりの象徴でしょうか。
チャールズ皇太子が即位かぁ。英国皇室内のことは、日本の一市民には預かり知らんが、カミラ夫人との、長年の不倫やダイアナ妃の壮絶なカーチェイスの末の死去で、あまり良いイメージがない。ただ英国も新しい女性指導者のもと、前政権からの、軍事協力の我が国との継続はだいじな案件だから良い関係が継続できれば良いと思う。エリザベス女王やサッチャーさんなどイギリスは秀でた女性が出現する風土は称賛に値する。女王には安らかな眠りを!お疲れ様でした。
第二次世界大戦後の激動の時代を,マスコミの餌食になることもなく,70年も女王として世界から慕われ,尊敬を受け続けてきたことは,並大抵のことではないです。
チャールズ新国王のほうは,スタート時点で大きなハンディーを負っているので,どうなるでしょうか。
御冥福をお祈りします。
イギリスから世界を本当に長い間俯瞰してきた方だけに、このニュースに触れた時、安倍晋三元首相が亡くなった時のような損失感がありました。
イギリスと日本は距離的には非常に遠いのですが、昔から何かと縁があり、今では日英同盟復活か、と言われるまでに良好な関係を築けています。
お年とは言え、激動の時代にこそ必要な人物が立て続けに亡くなるとは。
まず、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ほぼ一世紀を、それも激動の時代をどんな気持ちで過ごされたのか、せめてこれからは安らかならんことを重ねてお祈り致します。
しかしチャールズ3世国王も即位時には既にお年を召されている、というのは少し心配ではありますね。王室内のゴタゴタもあるし。
立憲君主制ですから、政府がきちんとしていればいい、と言われればそれまでですが。
新たなトラス首相は結構な「鉄の女」と漏れ聞きますが、如何に
新国王は女系の男王。王朝名が変わるはず。新しい王朝名は何になるのだろう。
ちなみに現在はウインザー朝を名乗っているが、これは第一次大戦の交戦国ドイツ風のザクセン=コーブルク=ゴータはまずいということで変えたもの。
エリザベス2世の夫はエジンバラ公なのでエジンバラ朝かな。
Wikipediaのウィンザー朝の項目には以下が記述されています。
1960年にエリザベス2世と夫Philip Mountbattenの間に生まれる子の姓をMountbatten-Windsorとする枢密院令が発せられた。もっとも、家名(王朝名)が変更されたわけではないためチャールズ王太子が即位してもその家名(王朝名)はウィンザーのままである。
sqsq 様
ランズマン様
王朝については、チャールズ3世陛下が女系であるため変わると言う風に思っていましたが、そう簡単な話ではなさそうです。ただ、今の処、変わる可能性もあるようです。
これに関して下のような記事がありました。
「エリザベス女王死去、女系王認める英国と男系天皇の日本との違いは何か」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71754?page=2
この記事によると、英王室の強かな伝統と、皇室の平和的な伝統が判るような気がします。女系・男系論議の喧しい昨今、こういう見方も参考になるかも知れません。
私は腑に落ちました。
日本と英国は幕末以来対ロシアで協力関係を築いて来た歴史があります。
現在はロシアに加えて中国も、一帯一路や海のシルクロード政策など英国と協調して対処しなければならない事態となっています。
エリザベス女王の崩御を機会に、日英協力のあり方を改めて見直すべきでは無いでしょうか?
>崩御を機会に、日英協力のあり方を改めて見直す
故女王「私が死なないと見直せなかったのかい?」
岸田首相には、世界政治に対する大局観が感じられません。
日中友好協会の会長をいきなり外務大臣に任命する人ですから。
西側諸国に不信感を持たれているのではないかと危惧しています。
今後中国と対峙するにあたって、英国とも対中国、対ロシア政策を至急に擦り合わせておく必要があると思います。
イギリス(United Kingdom)とコモンウェルス諸国の人口の9割前後の人々は物心ついたころからこれまでエリザベス女王がいて当たり前の人生だったわけで、その喪失感はなかなか大きいように感じます。(年配の人ほどそんな感じ)あくまで自分の周辺での感覚ですが。「もうそんなに長くない」なんて数か月前に軽口叩いてたヤツが心なしか妙にしんみりしています。
イギリスでチャールズ3世が即位されましたが、チャールズ1世2世の時代は清教徒革命から名誉革命に至る時期ですね。
チャールズという名前は、あまり良いとは思えません。
まさか、また民主制が復活するような事がありませんように
チャールズ1世は浪費家で議会を軽視、チャールズ2世は清教徒革命でクロムウェルに斬首されるなど大変印象が悪いですね。
チャールズという名前には独断専行で人の言うことを聞かないというイメージがあります。
似ているところもありそうな・・・。
トラスさんに期待しましょう。
失礼ですが、名前をお間違えではないでしょうか。
革命で処刑されたのが、チャールズ1世。クロムウェルが死んで革命が迷走したのに乗じて、即位したのがチャールズ2世だと思います。
処刑されたのはチャールズ1世でしたね。
チャールズ2世は清教徒を弾圧した国王でした。
失礼しました。