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じつは韓国社会にも深刻な爪痕を残していた慰安婦問題

自称元慰安婦問題を巡っては、日本が韓国の外交戦に敗北した事例ではありますが、見方を変えれば、韓国にとっては「成功し過ぎた事例」でもあります。そして、今度はその成功体験が韓国社会を蝕み、いまや韓国社会の発展の原動力となった「日本との特別な関係」が終わりを迎えつつあるのです。こうしたなか、産経新聞のソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が本日、ある書評を公表されています。

慰安婦合意の効果

自称元慰安婦問題と慰安婦合意の問題点

自称元慰安婦問題といえば、当ウェブサイトとしては「韓国のゼロ対100理論に最大限負けた事例」のひとつだと考えていますし、また、そのウソに基づいて、現在進行形ですべての日本人の名誉と尊厳が傷つけられ続けている問題だと考えています。

本件について、「これまでの日本政府や外務省の不作為が大きな問題だった」、「安倍政権が韓国の朴槿恵(ぼく・きんけい)政権と交わした慰安婦合意にも大きな問題がある」、といった側面があることは、当ウェブサイトとしてもこれまで指摘してきたとおりです。

ただ、現実の問題に対処するうえでは、誰かを悪者にして理想論だけを述べて溜飲を下げていても仕方がありません。前向きなきっかけをつかみ、私たち日本国民が一丸となって問題の解決のために努力して行かねばならないのです。

とくに、2015年12月の日韓慰安婦合意については、1993年の『河野談話』の文言をそのまま踏襲した「当時の軍の関与の下に」などの表現が用いられるなど、あたかも日本政府が自称元慰安婦問題というウソを再び認めたかに見えることは、大きな問題でしょう。

慰安婦合意の3つの効果

ただ、物事には得てして、悪い面だけでなく、良い面もあります。日韓慰安婦合意の場合も、見方によっては日本にとって3つ、非常に望ましい効果が得られました。うちの2つは最初から狙っていたものですが、最後の1つは「結果的に」生じた効果です。

1つ目は、「米国のジョー・バイデン副大統領(当時)の後ろ盾を得て、10億円という金銭を日本が支払ったことで、いわゆる慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決したことを、日韓だけでなく米国などの国際社会が目撃した」という実績が作られたからです。

2つ目は、日米韓3ヵ国連携が、一時的にではありますが、進んだことです。

もともと慰安婦合意は、日本の歴史問題を理由に日米韓3ヵ国連携を頑なに拒む韓国に対し、日米韓連携を飲ませることにありましたが、その後の朝鮮半島へのTHAAD配備合意(2016年7月)、日韓GSOMIA署名(2016年11月)につながったのは、慰安婦合意に意味があった証拠でしょう。

すなわち、米国に恩を売るとともに、「この合意をもって、日韓間の歴史問題はすべて解決した」と米国に認めさせたのは、(ややリスキーではありましたが)間違いなく安倍政権の功績です。

さて、「望ましい効果」の3点目は、意外な話かもしれませんが、政権交代後にもたらされました。

日本にとってもうひとつ「望ましい」面があったとすれば、韓国が政権交代後、いとも簡単にこの合意を破ったことです。文在寅(ぶん・ざいいん)政権のおかげで、日本は韓国と無理してまで連携する必要はなくなった、という言い方をしても良いと思います。

余談ですが、国際社会、とりわけ西側諸国はウソツキや約束破り、条約違反、無法行為を極端に嫌います。ちょうど欧州債務危機のさなか、ギリシャによる度重なる国際的な約束破りに苛立ちを抱いていたドイツやフランスなどは、その典型例でしょう。

米国は日本を責めない

実際に日韓慰安婦合意後の日韓トラブルについて、米国がどう動いたのかを見てみれば、慰安婦合意の効果がよくわかります。

たとえば、日本が2019年7月に対韓輸出管理適正化措置を発表したことへの対抗措置として、韓国が同8月に日韓GSOMIA破棄を発表した際も、米国は韓国に対し、GSOMIA破棄を思いとどまるように説得したものの、日本に対しては表だって圧力をかけることはしませんでした。

(※水面下ではある程度の圧力はあったようですが…。)

そして、日本政府は口先では「日米韓連携が重要だ」と常日頃から述べていますが、2018年12月の火器管制レーダー照射事件のためでしょうか、日韓間ではすっかり軍事交流も滞る(『ついに日韓ハイレベル防衛交流「ゼロ回」に=防衛白書』等参照)など、「日米韓3ヵ国連携」は順調に形骸化しつつあります。

しかし、米国がこの点について、日本に対し「もっと韓国と意思疎通をしろ」、「もっと韓国に譲歩しろ」などと圧力をかけている気配はありません。この点は、ドナルド・J・トランプ前政権下でもそうでしたし、今年発足したジョー・バイデン政権においても同じです。

個人的に、あの日韓慰安婦合意が100%の正解だったとは思いませんが、それでも韓国が「約束を破るしウソもつく」という特殊性を持っている国だという認識を、米国と公式の場で共有したのは、結果論ですが日韓慰安婦合意の成果だったという言い方もできるのかもしれません。

慰安婦が韓国をぶっ壊す

自称元慰安婦問題、じつは韓国に対して大きな打撃となっていた

もっとも、自称元慰安婦問題が打撃を与えた国は、日本だけではなかった、というのが、最近の当ウェブサイトの見方です。

考えてもみてください。

「ウソであってもとにかく主張すれば良い」という誤解を韓国に与えたという意味においては、自称元慰安婦問題は、じつは韓国に対して、より大きな打撃を与えた事例ではないでしょうか。

【参考】ゼロ対100理論とは?

自分たちの側に100%の過失がある場合でも、インチキ外交の数々を駆使し、過失割合を「50対50」、あるいは「ゼロ対100」だと言い募るなど、まるで相手側にも落ち度があるかのように持っていく、韓国や北朝鮮が好んで使う屁理屈のこと。

韓国や北朝鮮、あるいは中国が「ゼロ対100」理論を好むという話については、当ウェブサイトではかなり以前から報告し続けています。そして、一度この理論を実践して成功してしまえば、これ以外のやり方ができなくなってしまうという意味で、非常に危険な手法でもあります。

自称元慰安婦問題とは、「戦時中、旧日本軍によっていたいけな少女たちが強制的に戦場に連行され、性的奴隷として酷使された」とされる人権問題のことですが、これが欧州でも盲信された理由は、ちょうど1990年代のユーゴ紛争の影響で「戦場の人権問題」がリアルに認識されていたからではないでしょうか。

要するに、韓国にとっては「運が良かった」のです。

自称元徴用工問題の場合も、自称元慰安婦問題の経緯を踏まえ、韓国がいま、一生懸命にその利権を確立しようとしているように見えます。しかし、自称元慰安婦問題でこっ酷く騙された日本が、自称元徴用工問題で同じ轍を踏むことはないでしょう(※というか、「同じ轍を踏むことはない」と信じたいものです)。

それどころか、自称元徴用工問題の場合、国際法や条約に違反する違法判決が韓国で相次ぐことで、「韓国は法治国家ではない」という認識が「ニッポン株式会社」に広まりつつあることは、逆に韓国自身の首を絞め始めています。

その意味では、自称元慰安婦問題で最大限の「効果」(?)をもたらした「ゼロ対100理論」のワントラック外交が、現在の韓国にとっては、まさに自分の国の外交的立ち位置を危うくしている原因に転じてしまったのです。

日本との特別な関係を失う韓国

さらに、日本が近年、環太平洋パートナーシップ(TPP)の事実上の盟主となるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」、すなわち「FOIP」(Free and Open Indo-Pacific)構想を推進し始めたことで、 「日米韓3ヵ国連携」の戦略としての相対的な優位性が崩れ始めました。

言い換えれば、自称元慰安婦問題で日本に対する道徳的優位性を確立したと思い込んでいたら、韓国自身が発展と繁栄の重要な前提条件だった日本との「特別な関係」を失い始めた、というわけです。

常識的に考えてみれば、資源もなく、北朝鮮という危険な軍事独裁国家と国境を接し、そのさらに向こう側に中国、ロシアという高圧的で専制的な国が控えているという地政学的条件で、韓国が最先端の半導体や電子デバイスの製造拠点として発展できたのは、日本との強固な関係があったからにほかなりません。

その日本との関係が、自称元慰安婦問題によって崩れるのだとしたら、これはこれで皮肉としか言い様がないのです。

数年前に流行った言い回しを使えば、「慰安婦が韓国をぶっ壊す」、といったところでしょうか。

産経・黒田氏の書評

こうしたなか、ウェブ評論サイト『文春オンライン』に本日、こんな論考が掲載されていました。

「慰安婦被害者はいない」韓国で出版された“慰安婦問題のタブーを破る本”『赤い水曜日』驚きの内容とは?

―――2021/09/22付 文春オンラインより

執筆したのは産経新聞のソウル駐在客員論説委員で、同紙のコラム『ソウルからヨボセヨ』の執筆者としても知られる黒田勝弘氏で、今回の寄稿は、韓国で最近出版された『赤い水曜日』という書籍に関する内容の紹介です。

詳しい内容はリンク先記事を読んでいただきたいのですが、要するにこの書籍は日本軍慰安婦をめぐる「強制動員説、性的奴隷説、戦争犯罪説」(当ウェブサイトの用語でいう「自称元慰安婦問題」全般)が「運動団体のウソの扇動による虚偽である」と断定するものだ、ということです。

ただ、黒田氏は、この書籍に加え、一昨年韓国でベストセラーになった『反日種族主義』などの「反日批判」本が続々と発刊されていることについて、次のように主張します。

韓国内でもやっと暴露や批判がはじまっている。今回の本はその決定版のようなもので、これまで“聖域化”されてきた慰安婦問題批判のタブーはここにきて完全に崩れたかたちだ」。

はて、そうですかね?

個人的な主観ですが、この『赤い水曜日』は、自分の国が「ゼロ対100」をやり過ぎ、日本との特別な関係を喪失しそうになっている韓国社会の、密かな不安の声を代弁しているように思えてなりません。つまり、一種の「反省の弁」というアリバイ作り、というわけです。

ただ、そもそも論ですが、この手の書籍が韓国社会でいくら刊行されたとしても、次の2つの点において、韓国を救うには「手遅れ」でしょう。

1つ目は、韓国社会では「事実関係」よりも「自分たちが信じたいストーリー」が重視されるフシがある、という点です。

『赤い水曜日』や『反日種族主義』の主張内容がどの程度正しいのか(あるいは正しくないのか)は別として、いまさらいくら客観的な議論が出て来たとしても、韓国社会に「自称元慰安婦問題は事実ではない」という認識が広まるとも思えません。

2つ目は、すでに日本が「近隣国重視」外交を抜け出し、「価値観外交」、FOIPやTPPなどのプロジェクトが走り始めている、という点です。

もしも今すぐ、韓国が自称元慰安婦問題を「わが国の捏造でした、ごめんなさい」と謝罪したとしても、いまさら日本がFOIPの推進を止めて日米韓に回帰するということは難しいでしょうし、産業の台湾シフト、TPPシフトの流れも止まらないでしょう。

いずれにせよ、当ウェブサイトで普段から申し上げている、「自称元慰安婦問題の包括的な解決」とは、サイレント型経済制裁、消極的経済制裁、セルフ経済制裁などのミックスにより、韓国の不法行為のすべての費用を利息付きで韓国に支払わせること以外にはあり得ません。

やはり現状としては、FOIPとTPP、そして日本経済の復活こそが、結果論としては韓国に対する大きな制裁となり得るのではないかと思う次第です。

やはり法改正は必要だ

といっても、やはり先月の『経済制裁の発動要件を緩和すべし』でも指摘したとおり、「日本が外国に(狭い意味での)経済制裁を発動することができる条件をもっと増やす」という、外為法第10条第1項などの改正は必要です。

こちらはこちらで、是非、衆院選後に取り組んでいただきたい国政テーマのひとつだと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (36)

  • 途上国の人たちの行動様式を見ていて思うのは、「誰の得にもならない行動を頻繁にしでかす」「金の卵を産む鶏を食べてしまう」ということです。
    韓国は経済的には途上国ではないはずですが、こと日本との関係では幼児レベルに退化した言動を行うことが多いようですね。
    慰安婦問題をこじらせ、徴用工問題まで作り出して、生命線であるはずの日本との関係を破綻に追い込んだのはまさにその典型ですね。

    反抗期の子供がグレて親にしきりと小遣いをねだり、暴れたりして関心をもってもらおうとしてるのとどこか似てますね。

    • チキンサラダ様

      昔見た本で原始人が崖から鹿等の群れを全部落とす狩りの手段を見た事があります。
      金の卵を産む鶏を食べてしまうというのは、上記と同じ事だと思います。
      群れを全部殺してしまえば、一時的に食欲は満たされますが、保存技術・手段が
      無い場合多くの鹿等はムダになります。 又、折り合いの悪い他部族と分かちあう
      にしても、他部族がその話にのるかどうかわかりません。
      この繰り返しから牧畜が発生したとされますが、それまで何千匹の鹿等をムダに
      してきたのかと思います。 牧畜を発明したご先祖様は、何を考えて実行したのか
      興味があります。(神の啓示?)
      南国は日本を飛び越えた存在(日本は崖の所で足踏みしています)で、先進国だとの事なのでその世界では、多分正しい言動なのだと思います。
      注:日本が先進国かどうかは疑問がある所ですが、他国からはそう見られている
        ようです。 というか先進国の定義が不明なので、解らないのです。

  • 韓国の政権が親日だとアメリカに制裁されていたから
    意識的にわざと反日やっていた面もある
    日本の方は能天気だったから「日本帝国時代を知らない世代が増えてきたら自然と反日はなくなる」と何もしてこなかった

  • 更新ありがとうございます。

    産経新聞の黒田勝弘氏は、韓国嫌い、嫌韓だったはずがいつの間にか長居し過ぎて親韓或いはニュートラルな韓国考に変わって来ています。ご夫人もアチラの方ですし、キツイ言い方したら「骨抜き」状態です。

    但し、長い間おられただけあって、いろいろ韓国人の本音の部分をスポットを当てられます。釜山の偽慰安婦像も取材してて日本人とバレて、周りのキチ◯◯から怒られてました。

  • 黒田さんは韓国の生活者としての観察、独自の分析で記事は面白いのですが、武藤さんもそういった部分がありますが心情的に韓国に肩入れしている部分があり、突き放しきれない部分が垣間見れます。今までの継続でどうにもならなくなっているので、新しい関係。日本としては原則を曲げないシビアな関係でよいと思います。

  • ・最近、黒田福美の韓国関連のコメントが出てないね。
    ・令和日本における韓国法の最高権威者の国分典子法政大学教授(前防衛大学校校長の国分良成氏
    令夫人)の韓国司法界の実体についてのコメントが全くないのは、何故だろうか?

  • >自称元慰安婦問題、じつは韓国に対して大きな打撃となっていた
    日本との関係が悪くなったのが、韓国と考えるのは、日本人的思考でしょう。
    韓国人が日本との関係を見れば、滅び行く日本が先進国になった韓国との関係が悪くなると、日本が損をすると考えて居るからです。

    『赤い水曜日』は、そのうち名誉棄損訴訟になるでしょう。

    • だんな 様

      >韓国との関係が悪くなると、日本が損をすると考えて居る

      勿論これは日本からしたら「アホか」の一言で終わるヨタではあります。
      但し韓国が本当にこう信じて突き進むなら(多分そうするでしょうが)、日韓関係は益々普通の、或いは不通の、関係になっていく訳で、日本の為には好ましい展開だと思います。
      将来損するのが韓国だと判った時に、韓国がどうするのかは真に興味深いモノがあります。
      誇り高きミンジョクですから、まさか日本に頭を下げる事はありますまい。
      泣いて「勝った勝った」と言いながら、宗主国様の下へ引き摺られて行くのが目に見える様です。
      勿論日本の知ったこっちゃありませんww

      • 久々に朝鮮人の称号を貰いました(笑)

        門外漢さま
        >誇り高きミンジョクですから、まさか日本に頭を下げる事はありますまい。
        韓国は、「その場その場で利益を最大化する」ですから、何が起きてもおかしく有りません。
        「韓国が上手く行かないのは、日本が邪魔しているせいニダ」です。
        「日本のせいニダ」と言いながら滅びて行くのを見るのが、私の夢です。

      • 門外漢様

        南国が中共に引き摺られる事はあり得ません。
        これまでと同様に喜んでついていくと思います。
        そして日本に対しザマーミロと言うか、中共について行かないのは
        オカシイと言うと思います。

  • 何故、戦国時代が始まったか?
    それは、尊氏の天下統一から時間が経って 身分と実力の乖離が起きたからです。
    つまり、初期の頃は管領や将軍の身分の人物はその身分にあった実力が備わっていたが、世代交代で世襲した結果、実力が無くとも親の身分がそのまま受け継がれます。

    つまり、何が言いたいのかというと 日本人は 身分や服装、装飾 親の地位などより その人物の実力や能力を重視しているのです。
    だから、戦国時代 守護代の家老である織田家が尾張の戦国大名となれたのです。
    いくら能力があっても 他の人がそれを重視しなくて身分のみを重視していれば織田信長は世に出なかったのです。

    戦後、もし韓国人が日本人と同じ感覚を持っていたら、日本と協力してました。
    朴正煕は協力してた?いえ、彼は日本を利用してただけです。
    利用と協力は違います。
    では、何故出来なかったか?
    それは、韓国人は能力など重視せず、身分、見た目、服装、親の地位、を重視して 国と国の関係では 中国に近いか遠いかで上か下かを計る事でしか他国との関係を築けないからです。

    自国と他国との力関係を理解出来ないので、慰安婦問題など嘘を使って日本を貶め 1時の快感に浸るのです。

    結論。韓国人は他人の能力を計る力がありません。だから、相手の態度で上か下かをはかるのです。

    昔の人はいいました。
    「朝鮮人に優しくするな。いけないことをしたら棒で叩け」

    日本政府は先人の教えを忘れ、朝鮮人を日本人と同じ様に接し続けたから失敗したのです。

    法律を整え、半島のGDPが半分以下になるように棒で叩くべきです。

    • 同意です。ただ現状、日本がわざわざ棒で叩くまでもなく韓国は勝手に滅びの道へまっしぐらでしょう。

  • >(※というか、「同じ轍を踏むことはない」と信じたいものです)。

    新宿会計士様は外務省を見くびっているように思えるのです♪

    • 七味様

      思わず笑ってしまいました。
      会計士様はみくびってますね。(笑)

  • 安部総理は
    3点目 「政権交代による慰安婦合意の反古」を織り込んでいたと思います。
    さらに踏み込んで言えば、反古になる前提で合意したと思います。
    慰安婦合意の反古は河野談話の時から繰り返されてきました。
    反故にされる可能性など十分承知しているはずです。
    ではなぜ そうしたかといえば
    国内世論対策です。
    従前の手段では国内左派マスコミが韓国世論に引きずられ
    日本政府が望まない形で何度でもスタート地点に戻されてしまいました。
    国内マスコミにはっきり分かる「形で」「お金で」「大々的に報道」して
    左派マスコミを封じ込める効果を狙っていたと思います。
    10億円はマスコミ費用と考えれば 格安です

    • 安倍総理が合意した当時楽韓webでも同じことを指摘されていましたし、自分も当時から「順守しても良し、反故にしても良し」の意見でした。梯子を外す際は丁寧にやらないといけませんね。
      もう一点あげるなら、裏書を米国に取ってもらったのが大きい。FOIPで韓国抜きで進められるのも、この合意を反故にしたことで日米韓3ヵ国協調が左派扇動で難しい現実を米国に理解してもらう、理解する気が無くともこちらの意見を通しやすくすることが出来たからではないでしょうか。

      • ひとつ計算外の事があったとするならば
        こんなに早く反故にされるとは思っていなかった・・・という事でしょう。
        記憶が風化する前、合意後ほどなくして朴槿恵退陣、文政権の流れは
        日本にとって予想外の幸運だったと思います。

    • 》「ウソであってもとにかく主張すれば良い」という誤解を韓国に与えた
      は違うと思います。

      慰安婦合意は反故織り込み済で、文在寅は想定済の反応をしただけ。

      日本統治時代を知る老人が「李朝に戻ってしまった」と嘆いた通り、元々そうなのです。
      大統領(王様)が変われば、前政権の取り巻きは投獄され、新政権の取り巻きが甘い汁を吸う。韓流歴史ドラマそのまま。

      戦後75年の反日教育と、漢字廃止50年で思考能力が衰えたのもあるかも知れません。

      中途半端な経済的成功に勘違いして五輪や国連でも主張するようになった。民主労総も同じ。
      文字通り、韓流を世界中にバラマキはじめたと。BTSは韓流思考そのものです。

      日本は、次の半島有事に備えるべきかと。

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