『貿易統計③日本の貿易上、台湾と韓国の地位は逆転へ?』では、貿易統計上、日本にとっては韓国よりも台湾の方が重要な国になりつつある、という話題を紹介しました。こうした意識の変化は、韓国の常軌を逸した反日行動によりもたらされている可能性は十分にあると思います。こうしたなか、韓国メディアには、「安倍総理の退任を契機に韓国人の意識が変わった」などとする話題も出ているようです。
2021/03/22 12:55 追記
記事のカテゴリ設定を誤っていましたので修正しています。
対韓輸出管理適正化措置とノージャパン
2019年7月に日本政府が発表した、韓国に対する輸出管理の厳格化(いわゆる対韓輸出管理適正化)が、近年の日韓関係におけるイザコザに、さらに波乱材料を提供したことに関しては、当ウェブサイトの読者の皆さまであれば記憶に新しいことでしょう。
この輸出管理適正化措置を巡っては、過去の『対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった?』でも指摘したとおり、おそらくは自称元徴用工判決問題とは無関係に講じられた措置であったというのが、当ウェブサイトなりの見解です。
また、こうした見解については、拙著『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』P78以降の『輸出管理厳格化の本当の意味』にも転載していますので、もし拙著をお買い求めいただいた方がいらっしゃれば、いちどご確認いただけると幸いです。
ただ、こうした理屈が韓国に通用するはずもなく、日本の対韓輸出管理適正化措置のことを、韓国側では政府、メディア、民間を挙げて「輸出『規制』」、「貿易報復」などと反発し、「ノージャパン運動」と呼ばれる不買運動が発生しました。
これは、大変に不思議な現象です。
百歩譲って日本の対韓輸出管理適正化措置が自称元徴用工判決などに対する報復の一種であったとしても、もともとの原因を作っているのが韓国の側であるという点を無視し、その「報復措置」に対して逆ギレするという心理は、なかなか理解に苦しみます。
ましてや、日本政府は本件について、「韓国の輸出管理に関連し、不適切な事案が発生した」、「日韓両国の政策対話も(輸出管理適正化措置発動時点で)3年以上行われていない」、などの事情があったと説明しているわけです。
こうした説明の一切を無視し、韓国政府関係者までが「日本の措置は不当な報復だ」と決めつけるあたり、正直、この国とは対話が成り立たないのではないかとの懸念を抱かざるを得ません。
日韓関係より日台関係を重んじる時代へ?
ただ、輸出管理適正化措置は、その措置そのものよりも、これを発動したことに対する韓国の異常な反応を日本社会に知らしめたという意味で、むしろこれから、「ニッポン株式会社」が韓国と距離を置くきっかけとなるのではないかという気がしてなりません。
実際、その兆候は、少しずつですが、すでに出始めています。
たとえば、『貿易統計③日本の貿易上、台湾と韓国の地位は逆転へ?』でも述べたとおり、貿易統計上の数値で見る限りは、日本にとっては韓国の貿易相手国としての重要性が徐々に低下し、かわって台湾の重要性が徐々に浮上し始めているのです(図表1)。
図表 日台貿易額と日韓貿易額の推移(2011~2020年)
(【出所】財務省『普通貿易統計』より著者作成)
官民挙げて台湾に親しみ
さらには、台湾への親愛の情は、政府レベルでも表明されています。
東日本大震災から10年の節目となる今月、加藤勝信官房長官は台湾について、「大震災の際にも大変心温まる支援を頂いた」としたうえで、「わが国との間で緊密な人的往来と経済環境を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人でもある」と述べています。
ここでは台湾メディア『中央通訊』(日本語版)の記事を紹介しておきましょう。
加藤官房長官、台湾は「極めて重要なパートナー」 関係深化への期待示す
―――2021/03/12 14:46付 中央通訊日本語版より
中央通訊の報道は、日本のメディアなどと比べても客観的な事実や質疑などを淡々と述べているというものが多く、個人的には好感が持てるメディアのひとつです(※ただし、どんなメディアであっても報道内容の過信は禁物ですが)。
そういえば、台湾に関しては『台湾産パイナップル禁輸が中国へのセルフ経済制裁に?』などでも触れたとおり、中国の嫌がらせで台湾産のパイナップルの対中輸出が3月1日以降停止したという事件がありました。
しかし、それに代わって日本人が台湾産パイナップルに高い関心を示し、現在は台湾産パイナップルが日本全体で飛ぶように売れ始めているとの報道も耳にします。
もちろん、2020年の実績で見て、台湾産のパイナップルの輸入量は3億円少々に留まり、両国の経済規模に照らしてまったく無視できる金額です。もちろん、フィリピンからの輸入額(129億円)にもまったく及びません(図表2)、
図表2 HS0804.30-010(生パイナップル)の2020年における輸入高
相手国 | 数量と割合 | 金額と割合 |
---|---|---|
フィリピン | 152,970トン(97.41%) | 129億1308万円(96.44%) |
台湾 | 2,144トン(1.37%) | 3億3789万円(2.52%) |
その他 | 1,919トン(1.22%) | 1億3940万円(1.04%) |
合計 | 157,033トン(100.00%) | 133億9038万円(100.00%) |
(【出所】財務省税関『普通貿易統計』より著者作成)
ただ、2020年において日本が輸入するパイナップルの96%がフィリピン産だったということは、逆にいえば、台湾産が増える余地はまだある、ということなのかもしれません。
あるいは、台湾産パイナップルの美味しさが日本人に知られれば、結果として食を通じた日台交流が深化し、日本人の潜在意識に「台湾」、「日台友好」が刷り込まれていくことで、韓国や中国の相対的な重要性が低下していくことには寄与するかもしれません。
その意味で、たかがパイナップル、されどパイナップル、なのです。
いずれにせよ、韓国がノージャパン運動にうつつを抜かしている間に、日本人の意識は少しずつ変わっていくのかもしれません。
嫌いな国に「行きたい」とは…
さて、草の根交流に関連し、なんだか、いろいろ理解に苦しむ記事がありました。
「中央」は「中央」でも、台湾メディア『中央通訊』ではなく、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の次の記事です。
安倍氏の退任後に「ノージャパン」も終わり? 韓国人51%「日本に行きたい」
―――2021.03.22 07:14付 中央日報日本語版より
中央日報は朝日新聞や共同通信などの21日付の報道を引用し、『新聞通信調査委員会』が韓国など5ヵ国の国民を対象に実施した世論調査の結果、韓国人の半分以上が「日本を訪れたい」と答えた、と報じています。
具体的には、「日本に行きたいと思うか」という質問に対し、「行きたい」と答えた割合は、▼タイ(77.8%)、▼フランス(60.2%)、▼米国(51.8%)、▼韓国(51.0%)、▼中国(40.3%)、の順だったそうです。
しかも興味深いことに、「日本に行きたい」と答えた割合が上昇した国は、調査対象の5ヵ国のうちで韓国とフランスだけであり、とくに韓国に関しては前年比16.8ポイントも上昇しています(フランスは2.6ポイントの上昇)。
これに対し、タイは5.4ポイント、米国は6.5ポイント、中国に至っては19.4ポイントも下落しているそうです。中央日報によると、時事通信は世論調査で韓国側を担当した関係者の話を引用し、「安倍晋三前首相の退任で韓日関係の改善への期待が高まっている」、などと分析したのだとか。
まるで安倍総理が日韓関係を悪化させたかのような言い草であり、非常に心外ですね。
もっとも、さらに興味深いのは、日本に対する好感度です。
日本に好感を持っている人の割合は、タイ(89.6%)、米国(79.6%)、フランス(77.8%)といずれも7~9割に達している一方、中国では39.7%、韓国では31.3%に過ぎなかったようです。どうしてそんな相手国に「行きたい」と述べるのかについては、謎というしかないのですが…。
いずれにせよ、安倍政権の退陣で好転するほど日韓関係は単純なものではありません。「韓日関係改善」を言い出すなら、まずは国同士の約束を守ってからにしてほしいと思う次第です。
View Comments (30)
毎日の更新御疲れ様です。最早南朝鮮に中間材を輸出して最終製品を輸出させる迂回貿易をやめる時期です。いかに日米貿易摩擦の回避とはいえやりすぎでしたね。
立ち寄り人 様
仰る通りだと思います。
ただ、単純にやめられるか否かは税制・規制・コスト等が絡み、難しいだろうと思います。
特に電力価格。(人件費はロボットなどを使い比重を下げればよい話だと思います。)
小泉進次郎議員が賢ければカーボンニュートラルの先に電力供給量拡大と電力価格引き下げを視野に入れていると思うのですが、どうなることやら。
日本に戻すのが大変な場合、地政学的に安易に韓国⇒台湾とは行きません。特に、半導体等基幹アイテムは北米・EU等の価値観を共有し、カントリーリスクの低い国に持ってゆかないと焼き畑農業ライクな産業政策を続けることになると思います。
更新ありがとうございます。
日本への好感度は31%のくせに、日本に行きたい人は51%も居るって、どういう解釈をしたら宜しいんでしょうか?
日本というモノを、怖いもの見たさ?(笑)
日本は嫌いだけど、行ってワルさをしかけたい?(笑)
何かバレた時も、日本人になり済ませれる?(笑)
ホントは好きだけど、周りに嫌いな人多い雰囲気?(笑)
私は、朝鮮人韓国人の心理がまったく理解出来ません。
渡航して日本の大地を踏み荒らしたいからです。そんなひとたちなのです。
はにわファクトリー様
それでしたらビザ免除プログラム、無しですネ。というか北朝鮮同様に「渡航情報」でレベル3に上げて、アチラからの入国禁止にすべきですネ。ああ、コロナ禍汚染地域の名目でいいや(笑)。
ちょっと遅めの昼休み。
韓国とは、「行かない、来させない、雇わない」の三原則でいいと思うのです。
そこは素直に、31%くらいにとどめて置いてほしいもんです
ほんとにめんどくさい。リスカブスとはよく言ったもんです
(公平のために男側の喩えも書くと、ロミオメール元旦那的な?)
こっちみるな
とか、この辺の秀逸な表現は韓国人に伝わってんでしょうかね?
そういう空気を伝えたことは安倍政権の本当に功績です。
個人的には、日本人に対しての「孫子の代まで謝らせない」が最も功績だとは思っていますが。
安倍ヤメロ連呼してた人、そろそろ流石に心を入れ替えられたかなと、それが興味あります。
韓国人の設定する日本は、「安倍首相を代表とする極右だけが嫌韓で、後の日本人はK popなどのKカルチャーが大好きニダ。」です。
また、日本人にとってディズニーランドが夢の国ぬら、韓国人にとっては日本が夢の国なのです。
色々矛盾は有りますが、それが朝鮮脳。
嫌いな日本に旅行する理由についての考察。
日本人なら嫌いな国を旅行先には選ばないのですが、韓国人の場合は、被害者意識(ハン)があります。
日本に対してのハンは過去から現在進行形で続いています。
論理的に考えれば、被害者などではないのですが、とにかく長年の環境や教育などでそういう精神状態になっていると思われます。
日本が韓国の通貨危機を助けたことも逆恨みされている状況を見ればわかります。
日本への旅行は、彼らにとっては積年のハンを晴らすことができるのだと思われます。
1、相手国に旅行するということは、身分が上だからできる。
2,旅行先では、日本人が自分に頭を下げる。
特に2は重要で、日本旅行は、彼らにとって快感だと思えます。
これが嫌いな国に大挙して押しかける理由ではないかと思います。
見識ですね
で、それは日本の「おもてなし」だとは絶対に認めないんですよね
韓国人であろうがどこの国の人であろうが、お客様に頭を下げる、当たり前。
・・・あれ。でもこれ商売としては当たり前じゃね?
イギリス人でもお金払えばむっちゃ敬意表してくれるし。。。
韓国人の特性は、ここを「商売だから」と認めなくて快感になるってことでしょうか。それはさすがに見下し過ぎかも。
うーん。もう一捻り!お願いします。
お金(チップ)を払ってはだめなんです。奴隷にはチップなど払いませんから。
白丁(奴隷)である日本が、両班である自分に頭を下げたという構図が欲しいのだと思います。
しおん様
2.は、そうだと思います。
お金を出せば、お客様扱いですから「日本風おもてなし」でプチ両班様気分を満喫出来る、というか。
同じ金額で韓国国内を旅行しても、サービスに関する意識の低い韓国では得られない、日本旅行に軍配が上がるのでしょう。
あと、近年ウォンの価値が上がったことも日本に来やすくなった一因だと思います。
>お金を出せば、お客様扱いですから
京都人「チョンさんどすか?お金が着物着てる、と思もたら宜しおすねん」
安倍氏の退任後に「ノージャパン」も終わり? 韓国人51%「日本に行きたい」どう考えても安倍氏とは無関係と思われるが 実は以下の通りと推測。
韓国の現在の反日対象の一つが何故か安倍元首相だった。・・・理由は朝日新聞。朝日の社是が安倍つぶし。それを韓国に広めた。慰安婦問題と全く同じ構図。
安倍前総理就任直後からの韓国メディアの安倍総理への非難ぶりはそれはそれは酷いものでした。何が気に入らんのかわかりませんが、「アベノミクスは絶対に失敗する」と断言していたり、外交方針を全否定してみせたりなど、安倍前総理が何かし始める前から散々な罵声を浴びせていました。その後も、「極右の巨魁」とか「嫌韓の扇動者」など、安倍前総理さえいなければ、日本国民は韓国に好意的なのにという妄想を吐き続け、安倍前総理こそ日韓友好の最大の障害であるという嘘を韓国国民に吹き込み続けていました。
実際のところはというと、少なくとも就任当初、安倍前総理は韓国に対して宥和的であったと思います。李明博政権末期の反日ブーストで悪化した日韓関係の修復を試みていましたが、朴槿恵大統領はあまりにも頑なに差し伸べられた手を払い続けたため、安倍前総理もどこかで諦めたものと思われます。文在寅政権に至っては、論外です。
私は、なぜ韓国がそこまで安倍前総理を忌み嫌ったのか、さっぱり見当がつかなかったのですが、韓国にとってあまりにも都合が良かった民主党政権を破って就任したせいではないかと思い至りました。かつて「妄言」で日本の閣僚の首を飛ばした経験のある韓国メディアとしては、「夢よ再び」とばかりに、徹底的に非難を浴びせて安倍前総理を早々に退場させ、あわよくば民主党政権再びと願っていたのではないかということです。
幸い、安倍前総理も日本国民も全く取り合わず、韓国の儚い希望は霧散しました。それまで散々安倍前総理を罵り、諸悪の元凶呼ばわりしてきた韓国メディアは、急な方向転換もできず、「アベガー」と言い続けるより無かったのです。
さて、安倍前総理は退陣しました。韓国メディアが散々吠え続けてきた話からすれば、日本人の嫌韓を煽動し続けていた安倍前総理さえ居なくなれば、「善良な日本人」は本来の位置に立ち返り、韓国に対して好意的になるはずです。今のところ、菅総理は韓国への「冷遇」を改めていませんので、政治的な見方は変えられないものの、日本では歓迎されるに違いない。だって、諸悪の元凶はすでに去ったのだから、くらいには思っていそうです。
以上のように考えると、韓国人が嫌っているはずの国に行きたがるという、一見面妖な状況もなんとなく理解できそうです。もちろん、日本側としては、そんな妄想じみた思惑など取り合わず、思いっきり冷遇してやるべきでしょう。
龍様
おっしゃるように、韓国が好きで韓国を敬っている良心的日本人は多いのだ、と勘違いしている韓国人は多いように思います。
日頃から朝日新聞等反日メディアの記者やKPOPフアンの女の子とばかり接しているからなのかもしれません。
そんなに難しい話ではありません。
韓国人の多くは普通に日本が大好きです。
No Japanで途絶えたものの、ビールは韓国産より日本産の方が美味しいし、大抵の工業製品は日本製の方が信頼性は高いし、小説で売れるのは日本の昨夏の作品ばかりだし、普通に消費者として生きている限り、韓国製より日本製、韓国旅行より日本旅行になるのです。
それはそれとして、反日は絶対のドグマですから、本心がどうあれ公的立場に立ったとき、反日的言動は必須です。それで、
「日本は嫌いだが、見習うべきところは見習いましょう」
「日本は嫌いだが、優れた点は取り入れましょう」
などという発言が毎日ネット掲示板を飛び交います。本当に言いたいのは後半の「見習いましょう」なのですが、それだけを発言すると「チニルパ(親日派)」だの「土着倭寇」だのと罵られるので、「日本は嫌いだが」で露払いするのです。罵る側も「見習いましょう」だけの発言を許容すると同罪になりかねないので、ムキになって罵るのです。
アンケートに答えるときも「日本は嫌いだが」は保身のために必要な立場表明です。本心かどうかは回答からは窺い知れません。「日本に旅行に行きたい」に対しては「国内旅行よりも安く行ける」という錦の御旗があるので、極度の警戒を要せず発言できます。
> 韓国人の多くは普通に日本が大好きです。
底流としてはjつはそうであろうという観測には同意しますが、それだけでは韓国メディアが「安倍総理の退任を契機に韓国人の意識が変わった」などと言い出すことへの説明にはなりません。韓国人が「昼は反日、夜は親日」と揶揄されていることへの説明にはなるでしょうが。
韓国人が好きなのは、彼らの脳内にある「良心的な日本人」であり、その「良心的な日本人」は韓国にとって都合の良い、気持ちの良い事を言ってくれる人なのでしょう。
韓国にとって都合の悪い、気持ちの良くない事を言う人が少数派の右翼であり、その最たるものは安倍元総理だと。。
日本人の多くは上記「良心的な日本人」であると勝手に信じて来日しているように思えます、実際は多くの日本人は嫌韓の本音を口に出していないだけなのに。
つくづく文化ギャップを感じます。
アメリカの製品やソフトは好きですが、アメリカの文化や社会制度は私は嫌いです。
これが韓国だと日本の部分がアメリカになるのと同じではないですかね。
同時に自国に来てほしくない外国人国別の調査もやってほしいです。
1,2,3位は想像がつきますが、4位以下は思い当たる国がありません。
韓国(特に北従属派)が安倍総理を異常なほど嫌う理由は、以下のように思います。
1.拉致問題の解決を重視してきた。
2.在日特権にメスを入れようとしていた。
3.戦前の日本を否定しなかった。
4.教育改革をしようとしてきた。
5.就任後に実績をあげ日本を強い国にした(志途中であったが)。
6.朝鮮併合を推進した長州閥である。
7.エリート大学出身ではなかった。
なお、日韓関係悪化の全責任を安倍元総理になすりつけることで、日韓関係を改善の方向性に持っていきたい韓国とアメリカの一部勢力の思惑があるようにも思います。