例年のことですが、私たち人類にとって、さまざまな脅威をもたらしているのと同時に、救いでもあるという存在があります。それがネコです。私たち人類は、年に1回くらい、ネコと正面から向き合う必要があるのかもしれません。ことに、さまざまな事例を調査していくと、ネコ=液体説、ネコ=業務妨害者説など、さまざまな報告事例が存在するようです。
ますます深刻化するネコ問題
例年、当ウェブサイトでは例の「チョコレートの奇祭」問題や深刻化する「ビアフロ問題」と並んで、必ず1回は取り上げておきたいと考えている話題があります。それがネコ問題です。
【参考】一糸纏わぬ姿のネコ
(【出所】2015年夏、香港の某商業施設内にて著者撮影)
とくに彼らは、私たち人類が未曽有のコロナ危機において、在宅ワークを余儀なくされている際に、その業務を積極的に妨害しようと努めて来ることでも知られています。なお、このような危機は、デスクに手軽な大きなの収納BOXを準備するなどして乗り切るなどの工夫が求められているのです。
【参考ツイート】業務を妨害するネコとの和解方法のひとつ
ネコ=液体説の真正性
ただ、私たち人類にとっては、やはりこのネコ問題は非常に奥深いテーマのひとつでもあります。
ことに、ネコは個体ではなく液体であるとする説は昔から多くの論者の頭を悩ませているもののひとつです(※もっとも、ネコをデスクから追いやっても追いやってもデスクに戻ってくる性質は「ネコ=液体」説を否定する証拠でもありますが…)。
【参考ツイート】液体としての属性を持つネコ
このあたり、議論のタネは尽きないところでしょう。
ネコと和解せよ!
こうしたなか、議論サイトのひとつである『ニコニコ大百科』に、こんな記載が存在しています。
ネコと和解せよ
―――ニコニコ大百科より
詳しい内容についてはリンク先をご参照頂きたいのですが、たとえば次のような警告句が、昨今、建物の外壁、塀などに設置されているのだそうです。
- ネコと和解せよ
- ネコの国は近付いた
- ネコは罪を罰する
- ネコの裁きは突然にくる
何とも恐ろしい話です。
これについて『ニコニコ大百科』は、「ネコの力の一端を見る思いである」などと指摘しているのですが、もしこの記載が事実なのであれば、ネコの力を侮ることはできないという有力な証拠であることは間違いないといえるでしょう。
いずれにせよ、「ネコとの戦い」は、まだ始まったばかりです。
ことに著名なケースだと、PCで作業をしていると、そのキーボードの上にネコがデンと居座り、動いてくれないという事例も数多く報告されています。
とくに、chopin(チョピン)の “Étude révolutionnaire” を弾いている際に、ネコがそれを妨害するという事例も報告されていますので、注意が必要です。
いずれにせよ、我々人類は、まだネコとの和解が終わっていないのかもしれません。
そして、本件は当ウェブサイトにおいても重要な議論テーマとして、引き続き重要な検討課題であり続けるのです。
View Comments (17)
投稿時間まで22:22に合わせてくるなんて、洒落が効いてます!
う〜ん。最後のネコはきっとショパンの「革命」が気に入らないのです。弾き始めると即、飛び降り、襖をこじ開けて侵入。「辞めんかいッ」と鍵盤に乗り、演奏を実力行使で阻止する(笑)。ピアノにキズ付けるなヨ〜!爪研ぎダメ!
最初に出たネコは、狭いトコが好きという習性が分かる。私はダンボール(それもチョイ小さめ、ムリやろ、ぐらいのサイズで 笑)をよく用意しました。ネコがもたれるので楕円形になる(笑)。でも新しいのを出しても、古い方が好きらしい。
222の日。ウチは1212にやって来たネコが居ました。「イッチニー、イッチニーで来たんだ」と家族で笑ってました。
先日テレビでふと見た話題。視聴者のビデオ投稿か、YouTubeにあがっていたのを紹介したものか、多分そんなところかと思いますが。
飼い主の女性が、ピアノで「ネコ踏んじゃった」を弾き始めるやいなや、ネコが脱兎(猫)の如く鍵盤に飛び乗り、演奏を邪魔する様子に笑ってしまいました。
ちなみにほかの曲でも、同じことをやる場合もあるが、「ネコ踏んじゃった」に限って、反応の速さは段違いとのことでした。チト出来過ぎという感もなきにしもあらずの話題でしたが、ネコならばあるいはあるかもと思わせるところが、この人たらしの不思議な生き物の本領なんでしょうね。
自己コメント。
チョピンの綴りがChopinではなくchopinになってしまっていました。大変失礼しました。お詫びに一句。
チョピンとは 私のことかと ショパン言い
読者の皆さまに置かれましては、引き続きネコと和解し、快適なネコライフを送られることを望む次第です。
猫と音楽といえば、息子①が「打首獄門同好会の『猫の惑星』って曲が良いんだよ~!」とやたら推してくるので聴いてみました。うん、たしかに名曲です。ハードロックというかヘビメタ調のメロディの上に、猫好き&猫飼いの方なら分かる、あるあるな想いが滾滾と綴られております。
https://youtube.com/watch?v=ASkbzw95d9g…
猫の住む星に僕らは生きている
猫の住む星に僕らは生きている
猫の住む星に僕らは生まれて愛に溺れてしまったんだ
猫の住む星に僕らは生きている
生まれてきたんだ 猫の惑星に
この曲とても気に入りました。猫を崇めるものとしては、歌詞にも大いに共感しましたけど、まずは音がとてもカッコいい!
調べてみると、メンバーは相当長いキャリアをお持ちのようですが、恥ずかしながら全く存じ上げませんでした。う=ん、やはり日本の音楽シーンは掘ればまだまだ面白いものがたくさん転がってるんですねえ。
# バンド名にちょっとナゴムの流れを感じましたが、そうでもないのかな......
すいません、なんか息子①から「ヘビメタはちゃうやろ?」とツッコミ入りました💦アルバムとYouTubeだとまた印象違うような気も…とりあえずwikiによると「生活密着型ラウドロックを標榜している」そうです。
(ぼちぼち食傷気味ですかね)
「ソウル支局に罪を負わせよ」
会計士だから書けた裁きの日。
不作為と日和見で給料を稼ぐな。
ソウル支局長を(ご栄転さ|左遷)せよ。
涅槃は向こうの岸に。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
そういえば昨日はネコの日でした。
ネコの日があるくらいならば会計士とか公認会計士の日があるのではと調べると
おおっ、ありました(笑)。
7月6日みたいですね。
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/cpaday/
ずっと先ですので当方自身覚えているか怪しいですが(笑)、当日会計士ネタで会計士のアピールをいただけば。
以上です。駄文失礼しました。
来年22年へのハードルが上がりましたね?2222年まで頑張らないと。
古代エジプトより、猫は神聖にして冒すべからざる存在であることが確立されております。愚かなる人間どもは、猫に奉仕するためにだけ存在を許されているのです。
中世ヨーロッパの野蛮人どもは、猫を迫害するなどという神をも恐れぬ冒涜行為に及んだため、ペストの大流行という、まさに神罰覿面というべき事態に陥りました。なお、イスラム世界では、猫はとても大切にされているそうです(ムハンマドが愛猫家だったという伝説あり)。この一点だけ見ても、イスラム世界の方がキリスト教世界よりも、はるかに文明的であることは明らかです。
日本にも山寺の和尚さんなどというたいへん罰当たりな不届き者がいますが、遠からず蜜を入れておいた壷が突然空っぽになるなどといった、深刻な罰を食らうことになるでしょう。
生まれてこの方ずっと集合住宅住まいなので、猫にご奉仕しながら日々生きるという栄誉に浴したことが無いというのは、いかにも無念な話であります(-.-)