本日の内閣改造については、昨日の夜までにその布陣が出そろったようです。そこで、本稿ではこの閣僚人事について簡単に報道をまとめておくとともに、とくに閣僚人事を巡っては、留任、再登板、横滑り、初入閣という4つの視点からまとめておきたいと思います。簡単にいえば、大胆に初入閣組を要職に起用する一方、支持率を吊り上げるための「客寄せパンダ」も配置し、さらには入閣待機組をうまくそこそこの閣僚ポストで遇するという意味で、仕事をしてくれそうな内閣です。また、日本共産党をはじめとする関係者が大騒ぎしているようですので、このこと自体、人選が誤っていない証拠です。(なお、末尾にちょっとした「オマケ」を付けていますので、あわせてお楽しみください。)
目次
閣僚人事、出そろう
昨日までに主要な内閣人事が出て来ました。
少し前に予告していた通り、じつは、私自身は本日午後以降、ほぼ終日、ウェブサイトの更新ができない状況になるのですが、閣僚人事を見て「第4次第3次安倍改造内閣をどう見るか」については、下手をすると明日の更新になるのかと懸念していました。
しかし、今回の閣僚人事については、前日までにほぼ全容が出そろったようです。
まずはこれまでの報道をベースに、内閣と党人事の姿をまとめておきましょう。
図表 閣僚人事・主な自民党役員人事
ポスト | 改造前 | 改造後 |
---|---|---|
(大臣) | ||
総理 | 安倍 晋三 | 安倍 晋三 |
財務 | 麻生 太郎 | 麻生 太郎 |
総務 | 石田 真敏 | 高市 早苗 |
法務 | 山下 貴司 | 河井 克行 |
外務 | 河野 太郎 | 茂木 敏充 |
文科 | 柴山 昌彦 | 萩生田 光一 |
厚労 | 根本 匠 | 加藤 勝信 |
農水 | 吉川 貴盛 | 江藤 拓 |
経産 | 世耕 弘成 | 菅原 一秀 |
国交 | 石井 啓一 | 赤羽 一嘉 |
環境 | 原田 義昭 | 小泉 進次郎 |
防衛 | 岩屋 毅 | 河野 太郎 |
官房長官 | 菅 義偉 | 菅 義偉 |
復興 | 渡辺 博道 | 田中 和徳 |
公安 | 山本 順三 | 武田 良太 |
領土・行革等 | 宮腰 光寛 | 衛藤 晟一 |
IT・知財等 | 平井 卓也 | 竹本 直一 |
経済再生 | 茂木 敏充 | 西村 康稔 |
地方創生等 | 片山 さつき | 北村 誠吾 |
五輪 | 鈴木 俊一 | 橋本 聖子 |
(自民党役員) | ||
総裁 | 安倍 晋三 | 安倍 晋三 |
幹事長 | 二階 俊博 | 二階 俊博 |
幹事長代行 | 萩生田 光一 | 稲田 朋美 |
国対委員長 | 森山 裕 | 森山 裕 |
選対委員長 | 甘利 明 | 下村 博文 |
総務会長 | 加藤 信勝 | 鈴木 俊一 |
政調会長 | 岸田 文雄 | 岸田 文雄 |
参院会長 | 関口 昌一 | (不明) |
参院幹事長 | (空席) | 世耕 弘成 |
(【出所】複数のメディア報道より著者作成。ただし、あくまでも確定のものではなく報道ベースであることに加え、一部調べ切れなかった部分があるほか、転記ミス等の可能性もある)
今回の人事をどう見るか
政権の骨格は維持
さて、図表に掲載したポストのうち、安倍晋三総理大臣・自民党総裁を除くと、留任したのは次の5名です(敬称略、以下同)。
留任(自民党役員人事を含む)
- 麻生太郎(副総理兼財相)
- 菅義偉(内閣官房長官)
- 二階俊博(幹事長)
- 森山裕(国対委員長)
- 岸田文雄(政調会長)
そもそも安倍政権自体が安倍晋三・麻生太郎両総理の「連立政権」のようなものですから、副総理兼財相は麻生太郎総理の指定ポストのようなものですが、より重要な点は、安倍総理の筆頭参謀ような存在である菅義偉氏が引き続き官房長官の任に当たることでしょう。
また、自民党の要職については、幹事長は二階俊博氏、政調会長は岸田文雄氏、国対委員長は森山裕氏が留任となりました。
再登板・横滑りは4名
逆にいえば、総理大臣を除く19の国務大臣、党四役などのポストについては、軒並み入れ替えられた格好ですが、このうち再登板が2名、横滑り(他の閣僚ポストへの異動)が2名です。
再登板・横滑り
- 総務:高市早苗
- 外務:茂木敏充
- 厚労:加藤勝信
- 防衛:河野太郎
このうち高市早苗(総務)、加藤信勝(厚労)の両名は、過去に安倍政権下で同じポストを経験しており、今回は再登板です。危なげない人事といって良いでしょう。また、河野太郎氏は外相から防衛相への、茂木敏充氏は経済産業相から外相への、それぞれ「横滑り人事」です。
とくに河野太郎氏に関していえば、外相時代から日米同盟の強化という安倍政権の重要な政策課題を担ってきた人物でもありますが、それと同時に外相と防衛相は安全保障という観点からは表裏一体の要職でもあります。
これに加え、いわゆる「2+2会談」(外相+防衛相による2ヵ国会談)には引き続き参加する立場ですので、「日米2+2」「日英2+2」「日豪2+2」「日仏2+2」「日露2+2」などの重要な会談はもちろん、近い将来「日印2+2」が行われる際にも、是非、活躍していただきたいものです。
さらには先月、韓国が日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)を破棄するという暴挙に出ましたが、これについて今度は防衛相という立場から事態をハンドリングすることになりそうです。
その意味では外相から外れるにせよ、むしろ防衛相という要職に就くことで、政治家として河野氏がさらに活躍することを期待したいと思います。
後任の外相は安倍総理にも近い茂木敏充氏ですが、最初は河野氏とのスタイルの違いに戸惑うかもしれませんが、是非、外相という要職で活躍していただきたいところです。
注目は「初入閣組」
一方、次の12名は、初入閣です。
初入閣
- 法務:河井克行
- 文科:萩生田光一
- 農水:江藤拓
- 経産:菅原一秀
- 環境:小泉進次郎
- 復興:田中和徳
- 国家公安委員長:武田良太
- 領土・行革等特命:衛藤晟一
- IT・知財等特命:竹本直一
- 経済再生等特命:西村康稔
- 地方創生等特命:北村誠吾
- 五輪:橋本聖子
この布陣を見て、どう見るべきでしょうか。
端的に言えば、やはり派閥均衡に配慮しているようでもありますが、要所要所で安倍総理に近い実力派を配しているという意味では、それなりの期待が持てそうです(もちろん、若干狙いがよく分からない人事もありますが…)。
このうち河井克行氏(無派閥)、萩生田光一氏(細田派)、西村康稔氏(細田派)は安倍総理にも近いとされ、河井氏は総裁外交特別補佐、萩生田氏は幹事長代行、西村氏は官房副長官をそれぞれ経験した実力者であり、しかも全員56歳であるという共通点を持っています。
一方で菅原一秀氏(57、無派閥)は無派閥で財務副大臣や経産副大臣などを歴任し、現在は衆院議運の筆頭理事を務めています(ただし、個人的には同氏が経産相に就任することについては、いまひとつその狙いがよくわかりません。これについてはおいおい、考察していきたいと思います)。
また、江藤拓氏(59、無派閥)は「農水族のドン」とも呼ばれた江藤隆美氏の息子で、現在は首相補佐官を務めながら農水行政に関与してきました。さらに51歳の武田良太氏(二階派)は自民党副幹事長を務めていましたが、初入閣者の中では小泉氏を除けばもっとも若い人物です。
一方で、やはり目玉と言えば、小泉進次郎氏でしょう。この人物は言わずと知れた小泉純一郎元首相の次男で、初入閣時点で38歳ですが、これは小渕優子氏(初入閣時点で34歳)、野田聖子氏(初入閣時点で37歳)に続き、戦後3番目の若さだとか。
また、もう1つの目玉は、五輪銅メダリストの橋本聖子氏(54)を五輪相に据えるということだと思いますが、正直、あまり印象に残りません。個人的には、小泉氏、橋本氏はいずれも政権支持率を上げるための「客寄せパンダ」のようなものに思えてならないのです。
また、今年70歳になる田中和徳(麻生派)、78歳になる竹本直一(岸田派)、72歳になる北村誠吾(岸田派)、71歳の衛藤晟一(二階派)の各氏は、どちらかといえば入閣待機組だったのが、ここで「在庫一掃セール」的に入閣したような印象はぬぐえません。
ただし、言い方は悪いのですが、彼らに本当の要職を任せていないあたりについては、下手に「在庫一掃セール」で要職を任せて失敗した事例から安倍総理も学んでいるということでしょうか。
なお、公明党から初入閣した人物については、あえてノーコメントと申し上げておきましょう。
大事なフラグ
派閥均衡に客寄せパンダ、うまく使えば悪いものではない
以上をまとめると、
- 総理、副総理兼財相、官房長官という「骨格」はそのまま維持する
- 外相、防衛相、総務相、厚労相は経験者または横滑り人事
- 法相、文科相、農水省、経産相は初入閣者を大胆に充てる
- 環境相、五輪相で「客寄せパンダ」、その他で入閣待機組を待遇
といったところでしょうか。
派閥均衡に配慮した人事や「客寄せパンダ」については、なにかと批判が多いのも事実ですが、ただ、これについてはうまく使うことも大事です。
結局、内閣支持率というものは砂上の楼閣のようなものであり、砂で作ったお城が打ち寄せる波に常にさらわれ続けるのと同じで、世論の支持を集めるためにはわかりやすいシンボルがあった方が良いのです。
もちろん、とくに「客寄せパンダ」は料理に使うスパイスのようなものでもありますので、「使いすぎ」には注意しなければなりません。
また、客寄せパンダも閣僚に起用したことで結果的に政治家として脱皮できるのだとすれば、これはこれで「儲けもの」といえるかもしれません(使い物にならなければ、おそらく次の(そして最後の?)内閣改造で放り出せば済むだけの話です)。
日本共産党支持者中心に「お友達人事だ!」
この人事が良いのか悪いのかについてはすぐに「こうだ」と決めつけることはできません。毎度のことですが、「期待半分、不安半分」、といったところでしょう(とくに菅原一秀経産相)。
しかし、この反応を知る最も効率的な手段が、ひとつあります。
それが、ツイッターです。
昨日の夜時点で、日本共産党支持者と思しき人々、あるいは「左巻き」と見られる人たちを中心に、
- 説明不足のまま、うやむやに逃げた人たちを「そろそろみんな忘れたでしょ?」と登用するパターンばかり
- 菅原一秀、西村康稔、武田良太、衛藤晟一等々と、スキャンダルまみれの人ばっかり選んで入閣させてるように見える
- やはり首相官邸で結婚発表した時点で決まっていたんですね。小泉進次郎も安倍一味に加わったという事だ。大臣になると中身の無さがすぐバレると思うけどね
- 安倍政権史上、過去最高の“お友だち=極右”内閣が誕生しようとしている。明日の内閣改造と自民党役員人事に先駆け、すでにメディアが入閣情報を報道しているが、その面子は背筋が凍るような極右議員が勢揃い
といった具合に、明らかに大騒ぎしていることを見れば、あながち今回の人選は間違っていないということなのかもしれません。
本日あたり、朝日新聞や毎日新聞、東京新聞といった、いわゆる「ATM」を中心とするメディアが、「お友達人事」を大々的に批判する社説などを掲載したとすれば、それは「大成功」のフラグのようなものといえるのではないでしょうか。
「安倍4選」はあるのか?
安倍晋三氏は今年11月20日に、桂太郎を抜いて「内閣総理大臣としての通算在任日数」が史上最長となる見込みです。また、来年8月23日まで内閣が続けば、「連続在任日数」でも佐藤榮作政権を追い抜くでしょう。
ただ、安倍総理の自民党総裁としての任期は、2021年9月をもって終了します。このため、東京五輪が安倍総理にとっての「花道」のようなものになるのでしょうし、自然に考えれば、東京五輪後の2020年秋以降、永田町では「ポスト安倍」が話題に上り始めるはずです。
このように考えると、安倍政権としての内閣改造(あるいは衆院解散総選挙と第5次安倍政権発足による閣僚入れ替え)は、あと1~2回でお終い、と見るべきでしょう。
しかし、ここで1つの「ウルトラC」があるとすれば、自民党の党則変更により、総裁4選が許可される、というシナリオです。
個人的には、東京五輪・パラリンピック終了直後(2020年9月)から米国の大統領選(2020年11月)にかけての2ヵ月間で、ドナルド・J・トランプ米大統領が自身の再選を賭けて、米軍の北朝鮮攻撃などに踏み切る可能性もあると見ています。
こうした混乱に乗じて、「安倍4選待望論」が出てくれば、「安倍総理のメルケル化」も視野に入ってくるかもしれません。
息の長いテーマですが、この点についても注目してみたいと思います。
オマケ:「私が考える理想の内閣」
さて、インターネットのサイトに、「私が考える理想の内閣」というリストが出回っていたようです。
- 総理大臣:枝野幸男
- 官房長官:山本太郎
- 財務大臣:小沢一郎
- 外務大臣:志位和夫
- 法務大臣:福島みずほ
- 文科大臣:前川喜平
- 経産大臣:(自主規制)
- 厚労大臣:長妻昭
- 国交大臣:川内博史
- 総務大臣:森ゆう子
- 農水大臣:宮本岳志
- 環境大臣:菅直人
- 防衛大臣:山尾志桜里
(敬称略)
まぁ、何というか、凄い人選ですね(笑)
ちなみに、個人的には面白かったので、これをツイッターに投稿してみたところ、合計30人の方々から、さまざまなお返事を頂きました。興味深いものをピックアップしておきましょう。
- 中国日本自治区の内閣の顔ぶれでしょうか?
- 即、ゴミ箱行きへ。
- この内閣では、日本破滅します(笑)
- うわぁ、最悪の布陣ですね。こんな内閣が選ばれたら、冗談抜きで私は国外脱出を検討します。
- 凄い。これなら日本を三回くらいぶっ壊せる
- 別名「地獄へ一直線内閣」。
- 日本終了のお知らせ。
- 日本沈没シナリオ。
- 全世界から誹謗中傷、嘲笑と罵声を一身に集めることが出来ますね
- 絶対に笑ってはいけない政権運営。
- 別のキャビネットに詰め込んで海の底に沈めて欲しい面々てますねぇ。
- とても破壊力のある内閣だと思います(笑)
- 見事に民主党の悪夢だね…あの過ちを繰り返すわけにはいかない!
- 狂気
- これは悪夢どころではない!こんな内閣成立したら、マジ近場で台湾に緊急避難します!
- 日本をぶっ壊せ!
- 日本死ね内閣ですね
- 目眩と吐き気が、、
- こんなの実現したら本気でガンジーがロケットランチャー担いでテロを起こすレベル。
…。
ちょっとおふざけが過ぎましたが、ま、これが普通の反応でしょうね(笑)
View Comments (54)
小泉進次郎氏に関しては、「現職閣僚が育休をとる事に意義がある。」という話でしょう。
「私が考える理想の内閣」というリストに関しては、
> 中国日本自治区の内閣の顔ぶれでしょうか?
というのの他に、韓国だけでなく日本迄含めて赤化統一できそうな顔ぶれなんじゃないかな?
経産大臣が何で自主規制なのかな、鳩ポッポとか入れてあげないの? 謝罪・米ツバッタ大臣なんだけど。
たくさん溜まった福島原発跡の処理水の廃棄はただいま環境省の重大課題です
これに小泉純次郎親子はどうとりくんでいくのか。
大好きな韓国の言いがかりや告げ口をどうかわしていくのか。
肝腎なときに子育てと称して現場放棄してしまうのか?!
家和 冠さま
小泉環境大臣には期待できないと思いますよ。やはり客寄せパンダですね。
就任後、すぐに前大臣の原発処理水についての発言に対し、福島へ謝りにいったそうですから。
https://www.asahi.com/articles/ASM9D5FPXM9DULBJ012.html
しっかし、朝日はこういうのは早いねぇ~。
当然、南朝鮮のいちゃもん付けからも逃げるんでしょうね。
まぁ、彼の出目からすれば頷けますが。
あれ、前任者の「海に薄めて流すしかない」というのは極めて科学的に正しいんですよね。
トリチウムなんか別に薄めてしまえばどうということのないレベルの放射能しかありません。
もちろん政治的には正しくない発言ですから、人気取りのためにすかさず謝罪とw
この辺のセンスはDNAを感じますね。
じゃあ、処理水問題どうするんだよ・・・と思いますがきっと先延ばしで自分の任期中には全く改善策を出さずに後任者にポイする未来が幻視されます。
これは、「ならば、今すぐ愚民共すべてに叡智をさずけてみせろ!」問題なのですぐには解決しません。
りょうちんさま
原発の処理水についてはその認識でよろしいかと思います。
南朝鮮や日本のオールドマスコミや左筋の人達は「汚染水」とか無神経に言ってますが、現実は汚染水をフィルタリングした「処理水」です。彼ら左筋の人が問題にしているのはその処理水に含まれるトリチウム(三重水素といいます)ですね。具体的な数値は手元にないのですが、日本以外の原発(当然南朝鮮のも)は一桁高濃度のトリチウムを含んだ処理水を希釈して投棄してます。
よって本件は全くの政治的問題かと思います。やはり進次郎くんは逃げ切りを考えてるんですかね。小池都知事とやり方そっくりですな。
自分の感想は「だめだこりゃ」です。
新宿会計士様、皆様、おはようございます。
個人的には、「私が考える理想の内閣」=「国民の敵が選ぶ内閣」で、経産大臣が「自主規制」となっていたことが特に意義深く面白かったです。
「勤労し、家族の衣食住を得て、できれば独自の良い文化に誇りを持ち、さらにもしできれば世界にも貢献したい」と考える「日本人の基盤社会(自由民主主義)」について、「実務経験もなければ維持発展させる意欲と専門知識がない」ことが、彼ら国民の敵の最も大きな特徴ではないかと思っています。
蛇足:以下は多分多数意見ではなく個人的妄想ですが、小泉ジュニアの環境相は、日本のためには良い選択だと思います。(中国は当然として)米と利益が一致しない最大の分野がここですので、無能ではダメだと思います。
たぶん・・・。
R4、こと、蓮フォウ?
経済産業省の大臣は?!
組閣も終わりましたので、後は実力をどう発揮するのかで、評価すれば良いと思います。
安倍首相の4選は、その時期の情勢に左右されるでしょうね。総裁と総理を別にするとか、アクロバティックな話が出るかも知れません。
紅組内閣は、顔触れを見てると気持ち悪くなるから、考えない事にします。
お友達人事というなら、共産党が考えた自民党内閣が気になります。
総裁の人事なら、顔見知りが多く、どうやってもお友達人事になる気がするので、気になりました。
経産省の人事が不安でしかない。
ホワイトリストリセットとかないですよね?
元に戻すぐらいなら最初からやるな、て状況は最悪ですよ?
菅原一秀って経産省業務的に何か問題ありましたっけ?
不勉強なもので。
……ところで、今回新たに閣僚となった方々を判断するための材料として、以前関わった政策や所属した勉強会について、Wikipediaに載ってない程度の情報をコメント欄で簡潔に出し合う、というのはどうでしょうか?
(先入観が強くなり過ぎないよう話は簡潔に、反論等も出し合わない形で)
同感です。
どう考えても、世耕さんを経産大臣から外すのは間違いだ。
世耕さんを外す意味は、対韓強硬姿勢の弱体化しか思い付かない。
つまり、この人事で、安倍さんは、韓国を追い詰める気はないということだ。
もう半導体材料の追加規制はない。
韓国半導体産業は生き残る。
米国からの要請で対サムスンに強硬姿勢をとっているとの見方があったが、日本はサムスン擁護に回ったということだ。
米国のファーウェイ叩きに連動し、米国が韓国半導体産業を潰すために、日本に半導体素材対韓輸出規制をやらせた、というシナリオがあった。
それならば対韓強硬派の世耕経産大臣を外す理由はないので、米国にもサムスンを潰す意思はないという事だ。
つまり、対韓経済制裁は安倍さんの独断で、半導体3素材をちょっと止めただけで、これ以上の対韓圧力は怖いからできないという事だ。
だから日韓議員連盟が元気なって、総会を開くことにした。
がっかりだ。
がっかりだ。
がっかりだ。
安倍さんは、経済ではこの先消費増税で逆風がふく。
対韓強硬姿勢を貫く事が、支持率を維持する唯一の道なのに、ここで韓国と妥協するということは、安倍内閣の命運も、もうおしまいだ。
カニ太郎様
そうですかね?
今回の半導体材料の輸出管理の目的はサムスン潰しでなく、文政権の某国への材料横流しに対する警告(脅し)にあったと思ってます。文政権はこれが出来なくなったので、GSOMIAを廃棄してまで、騒いでいると思います。
米国はサムスンについては潰すというよりは、韓国国外脱出を誘導しているように思えます。というのも、サムスンは中国の西安に工場を持ってますが、トランプさんのファーウェイ潰しに対応してか、今年5月に新華社通信の西安工場二期増設工事の報道をすぐに否定してます。当初は増設予定があったんですがね。まぁサムスンは文政権と違って、トランプさんの言うことをよく?聞くからだと思います。それにサムスンは経営判断はとにかく材料、技術、製造設備全てを日本ないし外国企業に頼ってます。規模は大きいですが、こんな会社は扱い安いと思いますよ。
韓国国外脱出→韓国企業でなくなること。どこの企業になるかは分かりませんが。
>安倍さんは、経済ではこの先消費増税で逆風がふく。
>対韓強硬姿勢を貫く事が、支持率を維持する唯一の道なのに、ここで韓国と妥協するということは、安倍内閣の命運も、もうおしまいだ。
経済で失策する(した)ので、支持率は下がるだろうという意見には賛成なのですが、逆に支持率が下がった場合、外交や戦争で誤魔化そうと韓国との闘争を激化させるという可能性も微レ存。
まあ外国だとよくあるパターンアル。
WTO判決の詳細の解説をお願いしますー。
韓国側が勝ったと騒いでいる意味が知りたいです!
匿名殿
この空気圧バルブに関する関税に件でしょうか?
確かにNHKWebニュースで9/11 0:00付で日本勝訴と言ってます。世耕経産大臣も関税を是正するよう韓国側に要請してますので、日本側は勝訴という判断だと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190911/k10012074951000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
河野外務大臣もツイッターで是正要請をしてますね
https://twitter.com/konotarogomame/status/1171565095085735936
ですが、同ニュースの4:22付では「韓国側が勝利と報道している」としてます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190911/k10012075101000.html
一方では韓国側では中央日報が9/11 7:46付で「大部分勝訴」とか言ってますね。大部分勝訴ってどういうこと?意味不明ですね。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/11/2019091180002.html
ここまでニュースを並べてみましたが、まさに藪の中です。まぁ負けても勝ったというのはご勝手にというところですが。
WTOの勧告に関して、経産省HPに日本側の説明が出てます。
https://www.meti.go.jp/press/2019/09/20190911001/20190911001.html
上級委員会報告書の判断概要
(1)上級委員会は、下記の日本の主張を受け入れ、韓国によるアンチダンピング課税は以下の点でアンチダンピング協定に違反すると認定し、韓国に対して同国のとる措置をアンチダンピング協定に適合させるよう勧告しました。
①ダンピングによる損害を認定する前提として、日本製品の輸入が韓国産バルブの価格低下圧力をもたらしたのか、適切な説明がなく、アンチダンピング協定第3.1条及び第3.2条(ダンピング輸入による価格効果の立証)に違反する。
(ア)日本製バルブは韓国産より高価・高機能であり、そもそも両者の価格が比較可能かどうか、適切な説明がない。
(イ)韓国産より高価な日本製品の輸入が、元々安い韓国製品の価格にさらに低下圧力をもたらすことの説明が不十分。
②本件措置は、秘密情報の取扱いに不備があり、アンチダンピング協定第6.5条及び第6.5.1条に整合しない。
(2)また、上級委員会は、下記を含むその他の論点に関して、協定整合性の判断を回避したパネルの判断についても、日本の主張を認めて取り消しました。
①韓国が業界全体を調査せず、アンチダンピング調査を申請した二社のみのデータを「国内産業」と認定した点が、アンチダンピング協定第3.1条及び第4.1条に整合しないこと 等
という内容です。これを見る限り、日本側の全面勝利のように見えます。
一方今朝の中央日報では
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000007-cnippou-kr
自動車の核心部品の一つである「空気圧伝送用バルブ」をめぐる韓日間の世界貿易機関(WTO)紛争で、韓国が最終的に大部分で勝訴した。
WTO上級委員会は大部分の実質的争点で韓国のアンチ・ダンピング措置のWTO協定背反性が立証されなかったと判定した。
という内容で、経産省の報告とは、正反対の内容となってます。
事実はWTOの英文を読めばわかると思います。
忙しいので失礼します。
だんな様 忙しいところ対応ありがとうございます。
ブルームバーグも報じてますね。9/11 10:05JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-11/PXN5JF6S972A01?srnd=cojp-v2
そしてこの件についてのレポートです。
https://www.wto.org/english/tratop_e/dispu_e/504abr_e.pdf
これによると、この件については韓国は一審、二審とも是正勧告を食らってるんですね。
中央日報大丈夫かね?
私なりの結論が出ました。
韓国は、勝訴した事にして、今後一切の対応をして来ると思います。
ネクスト内閣とかいう噴飯ネタが昔本当にあった事を思い出しました
そうですね。何とかキャビネットとか呼んでましたね。民主党という選挙互助会を作ったんだけど、ちっとも議席が稼げないので、組閣名簿をせっせと作って自己満足している時代がありました。その頃、その組閣名簿に何か期待を繋いでいた自分が懐かしくも恥ずかしいです。
嗚呼・・・。
シャドウキャビネットのことでしょー!
たしか・・・。クソ・ミンス盗の連中が、10年位前に、騒いで逝ったなあ・・・。
「私の考える理想の内閣」に座布団2枚。
本日も暑い(南九州)ですわ。残暑見舞い! ふうっ!!
ボルトン補佐官解任のニュースが、入って来ました。
日本の組閣より、日本に影響が出る可能性がありますよね。
だんな様 この記事ですか?
トランプ氏、ボルトン補佐官を解任
https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110003-n1.html
ボルトン氏の明確な政策は、リアルに北朝鮮(韓国)に対峙する日本にとって有益だったと思います。
後任について、記事では国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表とかをあげていますが、そうなれば最悪です。
私の評価では、彼はカラッポです。
更新ありがとうございます。
三本の矢は決まってましたんで、あとは重量閣僚を誰がするかが興味ありました。河野防衛大臣、良いです(笑)。英語長文で敵国を非難して下さい。大臣用に、対潜哨戒機(笑)、ヘリ、輸送機を河野仕様のカラーリングで専用にして下さい(笑)。
安倍総理の秘蔵っ子萩生田氏ら3人は、お役にに立つと思います。失言も今まで無いし。小泉進次郎氏、30歳代で入閣した人は、大成しないよ〜。(笑)環境問題は貴方に荷が重いが、休む事無く取り組んで下さい(嘲笑)。
橋本聖子氏は賞味期限過ぎてるやろ。誰?って。個人的には三原じゅんこ氏が良かったんだか(笑)。
ま、エダーノやシイやシオリーヌや何の役にも立たないシャドーキャビネットは失笑するだけ。次期衆議院選で果ててくれッ!
あ、忘れてました。三原じゅん子入閣の報道は飛ばしだったんですね。良かった。彼女はもう少し実力を蓄えてから重責に据えていただきたいです。基本的なスタンスはぶれない人なので、いずれ頼もしい存在になると期待しています。