「社会人ブロガー」だった私は、今年7月に、ワードプレス/独立系ウェブサイトに切り替えました。私はこれから、本格的な「セミプロ級の政治経済評論」の発信を目指していきたいと考えていますが、3か月を迎えた現時点で、グーグルの分析では1日平均で約200PV、好調な時で300~400のPVをいただけるようになりました。とりあえず「最初の目標」は何とか達成できそうです。普段、「アクセスアップ」について書くことはないのですが、本日は一つの節目として、私が普段意識している「アクセスアップ」方法を、簡単にまとめておきたいと思います。
目次
最初の目標達成御礼
当ウェブサイトを立ち上げたのは今年7月のことであり、3か月少々運営して来ましたが、おかげさまで少しずつ、アクセス数が増えています。当ウェブサイトを訪問してくださる皆様には改めて御礼申し上げますとともに、本日は、普段と少し趣向を変えて、私が情報提供ウェブサイトを運営する意味と、「SEO対策」について思うところを述べてみたいと思います。
アクセス数について
ウェブサイトの「アクセス数を増やす方法」、「アクセスアップ」などの検索語で調べると、多くのウェブサイトがヒットします。私は別に自分自身のウェブサイトのアクセス数を「テクニックで」増やそうと思っている訳ではありませんが、それでも最近、少しずつアクセス数が増えているという「手応え」を感じ始めています。
もちろん、このウェブサイトのPV数自体は、現時点で見て、多い日で1日300件を超えることかどうかというレベルであり、世の中のウェブサイトから見れば、まだまだ少ない方です。それでも、
- 個人で運営していること、
- 経済評論家としてはほぼ無名に近いこと、
- 積極的な宣伝をしていないこと、
- 立ち上げてまだ3か月少々であること、
などを考えると、これだけのアクセスを頂いていて、当ウェブサイトを訪れてくださるユーザーの方も少しずつ増えているのは、素直に嬉しいと思います。そして、当ウェブサイトを訪れてくださる皆様に、改めて御礼申し上げます。
ウェブサイトを運営する二つの目的
私がこのウェブサイトを立ち上げ、そして更新し続ける目的は、主に二つあります。
一つは、ビジネス目的(平たく言えば「金儲け」)です。そして、もう一つは、このウェブサイトを続けることで、日本を少しでも良い方向に変えていきたい、という理想です。
この二つの目的のうち、最初の目的(金儲け)については、それほど深刻に考えていません。せいぜい、レンタルサーバ代などの諸経費分くらい稼ぎ、それで少しお釣りが来るくらいの儲けがあれば良いと思っています。
したがって、私は別にこのウェブサイトで「大儲け」するつもりはなく、どこかの「アフィリエイト・サイト」のような下品な広告や詐欺まがいのリンクなどを張るつもりはありません。また、当ウェブサイトをご覧下さる皆様に、私の「生活を助ける」ために、わざと広告をクリックしてもらう必要も全くありません。逆に、そのような不公正な行為はお断りします。
しかし、もう一つの目的は、極めて重要です。私がウェブサイトを立ち上げた理由は、まさに既存のマス・メディアの報道に不満があるからです。特に、新聞記者の中には、経済・金融に関する専門的な知識が不足しているにも関わらず、時として誤報まがいの不適切な報道を行うことがあります。こうした報道は社会にとって有害です。
私は「本職のジャーナリスト」ではありませんが、「金融規制の専門知識」を武器にするビジネスマンです。ウェブサイトを開始してからわずか3か月あまりですが、キーワードによっては、既に当ウェブサイトの記事が、新聞やテレビのウェブサイトの記事よりも上位に表示されるようになってきました。
しかし、情報発信の質や量は、自分でもまだ満足できる水準ではありません。これからも慢心せず、情報発信に努めてまいりたいと考えておりますので、どうか引き続き当ウェブサイトをご愛読頂けますと幸いです。
具体的なアクセスアップ術
具体的なアクセスアップ術には、いくつかのポイントがあります。
h2/h3「見出しタグ」を活用する
一つ目は、「見出しタグの活用」です。html言語で<h2><h3>などのタグを記述することです。この「見出しタグ」は、文章に見出しをつけるのに利用されます。
自分自身がむかし書いた文章を読み返してみると、小見出しが全くなく、一つ一つの文章が長ったらしくて読み辛いように感じます。しかし、一般論でいえば、ビジネス文書でも新聞記事でも、「見出し」があると、非常に読みやすくなりますし、これはウェブサイトの記事でも全く同じことがいえます。
ちなみに<h1>は記事自体の見出しに使うものらしいので、記事の本文中に使うのは、
- 大見出しとしての<h2>
- 小見出しとしての<h3>
が一般的でしょう。また、それ以上(<h4><h5>など)階層化してしまうと、文章の構造がややこしくなってしまうように思えます。見出しを「深く掘り進める」のではなく、次の見出しに移る方が良いのではないでしょうか?
見出しタグの効果
見出しタグには、重要な効果があります。
一つ目は、検索エンジン対策です。グーグルなどの「検索エンジン」は、自動的にウェブサイトを読み込み(クロール)しますが、そのウェブページがどのような内容のものであるかを判断する際に、「タグ」を手掛かりにしているようなのです。
二つ目は、文章を読む人にとっても、文章を非常にわかりやすくする効果です。当たり前の話ですが、改行も小見出しもなしにひたすら続く文章だと、読むのが疲れてしまいます。しかし、こまめに改行し、見出しタグがついているような文章だと、読者にとっても読みやすい文章になります。
そして三つ目が、書き手自身が論点を整理しながら執筆していくことができる、という効果です。実は、私は「見出しタグ」の最大の効果が、この「自分で意味の塊を考えながら執筆することができる」という点にあると思います。自分が主張したい内容を、漏れなく重複なく、正確に執筆することができます。
つまり、タグには「検索エンジン」、「読み手」、「書き手」全てを満足させる効果があるのです。
キーワードを見出しに織り込む
見出しタグを踏まえたうえで、重要な概念が「キーワード」です。
私たちが検索エンジンで何か調べ事をするときには、かならず、何らかの「単語」を打ち込んでいるはずです。たとえば、最近の野菜の値段を調べたければ
野菜 値段
などと打ち込むでしょう。この例でいえば、「野菜」や「値段」が「キーワード」です。
検索エンジンで引っ掛けてもらいたいと思うのなら、先ほど説明した<h2>、<h3>などのタグに、キーワードを織り込むべきでしょう。さらに、本文でもそのキーワードについて、きちんと説明を加えることが必要です。
つまり、「キーワード」そのものにも、同様に「検索エンジン」、「読み手」、「書き手」それぞれにとって、「この文章は『野菜』の『値段』に関するものなのですよ」、と教える効果があるのです。
文章は短く、正確に!
さらに重要なポイントとは、「文章を短く、正確に書くこと」でしょう。
「読む人にとってわかりやすく書く」ためには、やはり、一つ一つの文章をできるだけ短くすべきです。しかし、文章を短くしすぎると、最近の新聞のように、誤報のラッシュとなってしまいます。このため、「正確に書く」ためには、ある程度の長さになってしまうのもやむを得ない側面があります。つまり、「正確さ」と「文章の短さ」を両立させることは難しいと思います。
しかし、「他人に分かりやすく伝えたい」のであれば、「短く」書くことと、「正確に」書くことは、やはり両立を目指さなければならないでしょう。なかなか難しい話です。とくに、私が専門分野としている金融規制については、一つ一つの概念が複雑で、どうしても短く書くことが難しいことがあります。やはり、こればかりは「慣れ」なのかもしれません。
構造をわかりやすくする!
「アクセスアップ対策」の中で、私が特に有益だと感じるものは、「ウェブサイトのディレクトリ構造の簡素化」です。これは、トップページから数クリックで全てのページを閲覧することができるかどうか、というものです。
記事の投稿数が増えてくれば、どうしてもクリック数が増えてしまうのは仕方がないのですが、それでも複雑な構造ではなく、できるだけ簡潔な構造にすることや、「パンくずリスト」、「メニューバー」などを活用すれば、検索エンジンや読者にとって情報を見つけやすくする効果がありますし、ウェブサイトの管理人自身にとっても有益です。
アクセスアップ対策の意義
「アクセスアップ対策」について検索すると、他にも色々とテクニカルな話がたくさん出てくるのですが、「アクセスアップ対策」を突き詰めると、実は非常に「当たり前」の話しかありません。
検索エンジン、読者、そして自分
私の理解では、「アクセスアップ対策」には
- 検索エンジン対策
- 読者対策
- 自分自身への対策
という三つの側面があると思います。まず、「検索エンジン対策」とは、検索エンジンの上位に表示されるための対策です。最近の検索エンジンは、「多くの人にとって有益なウェブサイトである」と判断されれば上位に表示される仕組みのようです。つまり、質の高い記事を書き続け、記事の量が十分になってくれば、自然と検索エンジンから評価されるという仕組みです。
次に、「読者対策」です。これは、ウェブサイトを訪問してくださった方が、読みやすく、必要とする情報もすぐに見つかるようなウェブサイト構造にする、ということです。
そして、私自身が気付いた側面が、最後の「自分自身への対策」です。これは、「ウェブサイトは自分の日記帳ではなく、他人様に読んでもらうためのものだ」という意識を普段から持つことで、すっきりと系統立てて記事を書くという「意識改革」です。
つまり、別に「テクニック」で読者を強引に増やそう、という話ではなく、
「自分が得意とする分野で」、
「読者にとって有益な記事を」、
「わかりやすく執筆すること」、
だと言い換えても良いと思います。そのように考えるなら、「アクセスアップ対策」とは「当たり前のことを当たり前のように実践すること」に過ぎないのです。
検索対策に「特効薬」なし
というわけで、私自身が現在「実践」している「アクセスアップ対策」を書き連ねてみました。本日紹介した方法は、「検索エンジンで引っ掛けてもらうためのテクニック」というよりはむしろ、「情報をきちんと整理するための方法」であり、あとは記事の内容で勝負すれば良いと考えています。
当然、ここに記した方法は、中身のないブログのアクセスを上げるのには全く役に立ちません。あくまでも、「きちんとウェブサイトを執筆していて、そのアクセスを上げるための工夫」に過ぎないのです。その意味で、「SEO対策」にも、役立つものとそうでないものが混在している点には注意が必要でしょう。
さて、これから3か月後、6か月後、あるいは1年後、このウェブサイトのアクセス数はどのように推移しているでしょうか?自分でも楽しみでなりません。
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どこに付けるのか迷ったのですが、たしかサイトデザインに関する議論がされていたスレッドがどこかであったと記憶しています。
それを探せなかったというのも関連するのですが、私も昔Wordpressでブログサイトを構築していたことがあるのです。
たしか、Wordpressの標準機能で、過去記事の検索フォームをどこかに貼るのはそれこそ簡単にできたはずだったと記憶しております。
今は、googleでわざわざ「○○ site:shinjukuacc.com」とやって検索しています。
あると便利だなあと思うのでご一考を。
りょうちん 様
試しにgoogle検索エンジンをカスタマイズして実装してみました。
サイトが重たくなった気がするのですが、しばらくこれで運営してみたいと思います。
ご意見、ご要望等ございましたらお申し付けください。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
早速の対応ありがとうございます。