配信日時:2022/05/17 11:00 新宿会計士 金融3メガバンク、対ロシア貸倒引当計上にも関わらず増益 三菱UFJに至っては親会社株主純利益が1兆円超! 時事通信によると3メガバンクのロシアに対する貸倒引当金が3000億円を超えた、などとしていますが、そもそも論として3メガがいずれも増益となったこと、そして邦銀全体の対外与 […]
配信日時:2022/05/14 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国が500億ドル以上の日韓スワップを欲しがる理由 「韓国の通貨・ウォンは『ノンデリバラブル通貨』であり、通貨の使い勝手も悪いことから、必然的に韓国企業は米ドルで短期資金を借りている。だから韓国が通貨危機に巻き込まれたら、たちまち500億ドル以上の資金不足に直面する」―― […]
配信日時:2022/05/04 05:00 新宿会計士 金融世界の金融機関の「カネの流れ」とウクライナ復興金融 日本は引き続き世界最大の債権国であり、円安で大いに潤っているはず――。そんな最新データが出てきました。当ウェブサイトで定例的に観測している「国際与信統計」(CBS)のデータです。また、アジアにおける金融では、英国が日本よ […]
配信日時:2022/04/05 08:00 新宿会計士 金融詳説・直接投資統計:日本と世界の「投資」のつながり 日本の外国に対する直接投資の総額は約2兆ドルで、そのうち約3割が米国向けであり、中国向けは7%、韓国向けは2%、ロシア向けに至っては0.2%に過ぎない――。本稿では、日曜日に掲載した『詳説・国際与信統計日本と世界の金融の […]
配信日時:2022/04/03 08:00 新宿会計士 外交本当の意味での「日韓関係正常化」と日本に必要な覚悟 果たして日韓関係は日本にとってそこまで重要なのか? 日本が本当に必要としているのは「現実に即した諸問題の解決策」です。これに関連し、たとえば日韓関係ひとつとっても、最近、「関係改善論」を韓国メディアなどで見かけない日はあ […]
配信日時:2022/04/03 05:00 新宿会計士 金融詳説・国際与信統計日本と世界の金融のつながりを読む 日銀が3ヵ月に1回公表する国際与信統計を読み込むと、金融を通じた日本と世界の関係が浮かび上がります。日本にとって圧倒的に重要な相手国は米国であり、続いてケイマン諸島、さらには欧州先進国などがこれに続きます。意外なことに中 […]
配信日時:2022/04/01 08:01 新宿会計士 金融日本の金融機関の対ロシア与信は1兆円少々にとどまる 国際決済銀行(BIS)統計のうち、国際与信統計の日本集計分が公表されています。これによると2021年12月末時点における日本の金融機関のロシアに対する与信額は98億1600万ドルで、1ドル=120円と仮定すれば、1兆17 […]
配信日時:2022/03/08 08:00 新宿会計士 金融国際与信統計で読み解く各国の「金融パワー」と力関係 ロシアは「どうせ欧州は制裁しない」と高を括っていた 国際決済銀行が公表した2021年9月末時点の国際与信統計を使えば、各国の金融パワーや力関係が見えてきます。たとえば、ロシアに最も多くのカネを貸している国はフランス、イタ […]
配信日時:2022/02/26 05:00 新宿会計士 金融ロシアは中国とのブロック経済圏形成で制裁を逃れる? ロシアの駐日大使が日本に「重大な対抗措置を取る」と表明するも――。 日本政府の対露制裁パッケージは、経済的に見たらほとんど実効性がありません。2021年におけるロシアへの半導体輸出高は6億円未満と、日本の半導体産業にとっ […]
配信日時:2022/01/15 05:00 新宿会計士 金融日本から溢れ出た5兆ドルもの国際与信は欧米に向かう 「日本は外国に対し380兆円を超える純資産を保有している国である」――。これは、当ウェブサイトで以前から何度となく繰り返し述べてきた内容ですが、それと同時に、現在の日本において、増税が必要ではなく、むしろ「やってはならな […]
配信日時:2021/10/14 05:00 新宿会計士 金融英国にとって香港は金融面でまさに「ズブズブの関係」 我が国の立ち位置を巡っては、「アジアの中の日本」、などと呼ばれることもありますが、実態はどうなのでしょうか。金融の流れに関する国際統計のうち、最も包括的で信頼できるもののひとつが、国際決済銀行(BIS)が発表する『国際与 […]
配信日時:2021/10/11 05:00 新宿会計士 韓国崩壊韓国家計債務問題深刻化も金融危機の日本波及は限定的 中国はシャドバン連結外し、韓国は家計投機――厄介な隣国たち 「中国が『シャドバン連結外し』ならば、韓国は『家計のリスク資産投機』だ」――。何の話なのかといえば、日本の近隣国で徐々に高まる金融危機の足音の話です。本稿では『 […]
配信日時:2021/10/04 05:00 新宿会計士 RMB中国恒大企業集団の「シャドバン簿外債務」17兆円説 「鬼城」「シャドバン」「簿外債務」というパワーワード このところ連日、メディアの報道をにぎわせている話題のひとつが、負債総額33兆円ともされる中国の不動産デベロッパー大手「恒大(こうだい)企業集団」の経営不安です。これに […]
配信日時:2021/09/22 05:00 新宿会計士 金融実際のところ「中国発の金融危機リスク」はあるのか? 世界の金融機関が中国に貸しているカネは9171億ドルだが… 昨日の『中国「総資産39兆円」企業の経営不安と日本への影響』では、中国最大級の不動産デベロッパー「恒大集団」の経営危機に関し、「経営破綻した場合のインパクトは凄 […]
配信日時:2021/09/05 05:00 新宿会計士 韓国崩壊韓国の外貨準備「64億ドル減少」は為替介入の結果か 先日の『【速報】韓国の外貨準備、実質的に「64億ドル減少」』で「速報」的に紹介した論点が、韓国の外貨準備統計から見える「韓国の為替介入疑惑」です。これについて深く論じようと思っていたものの、AIIBの件や菅総理の件などの […]
配信日時:2021/07/31 05:00 新宿会計士 日韓スワップ国際金融統計から見える「ジワリ韓国から離れる日本」 金融面での日本の「韓国離れ」は通貨スワップ終了後顕著に 昨日の『外交知らずの外交官?日韓に「ツートラック」を要求か』でも述べたとおり、外交は一般に、冷徹な国益の世界だけでなく、国民の感情というものを無視することはできませ […]
配信日時:2021/03/25 07:00 新宿会計士 金融カリブ海に浮かぶ小島に75兆円を貸す日本の金融機関 日本の金融機関はカリブ海に浮かぶのどかな島に合計75兆円を貸しているといえば、意外だと思う人も多いかもしれません。しかも、この1年で、与信を7.8兆円も増やしているのです。ちなみにこの金額、日本の金融機関の中国に対する与 […]
配信日時:2020/04/24 05:00 新宿会計士 金融与信総額2294兆円!日本の金融機関は「世界最強」 国際決済銀行の統計から判明する、2019年12月末時点における日本の金融機関の与信総額はいくらでしょうか。①20兆8572億ドル、②20兆8572億円、③20兆8572億ウォン。それはともかく、日本の金融機関が「世界最強 […]
配信日時:2020/03/21 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国経済の弱点は外貨短期債務~「突然死」リスクも! 先日から当ウェブサイトでは、「ある国において通貨危機が発生するとしたら、最も懸念すべきは株安よりも短期資金繰りである」、と申し上げ続けて来ました(『「株安」と「資本逃避」は必ずしもイコールと限らない』等参照)。これについ […]
配信日時:2020/03/08 10:00 新宿会計士 韓国崩壊数字で見た、「日韓は切っても切れない関係」論のウソ 昨日の『セルフ経済制裁?韓国が日本人向け入国ビザ免除停止へ』でも報告したとおり、明日以降、結果的に日韓間でビザの免除措置が相互に運用停止状態になりそうです。こうしたなか、昨年101歳で他界した故・中曽根康弘元首相の「日韓 […]
配信日時:2020/02/20 17:00 (最終更新:2020/02/20 17:10) 新宿会計士 RMB中国向けに調査するなら与信より「パンダ債」では? 昨日のロイターの報道によると、金融庁は本邦の金融機関に対し、中国ビジネスの現状についての緊急調査に着手し、「各行につぶさに報告する」よう要請したそうです。いつも不思議なのですが、金融庁はBIS統計等に目を通していないので […]
配信日時:2020/01/27 05:00 新宿会計士 韓国崩壊あらためて、日韓両国の経済的なつながりを確認する 昨日の『「日韓Xデー」が到来しても、それは韓国の責任だ』では、朝日新聞論説委員の箱田哲也氏の寄稿などを手掛かりに、「日韓関係の破綻」について少し深く考えてみました。冷静に考えると、日韓関係が破綻すれば、経済面では日本に大 […]
配信日時:2019/12/24 05:00 新宿会計士 金融「尖閣オフショアマーケット」の創設はいかがですか? 当ウェブサイトでは定期的にお伝えしているのが、国際決済銀行(BIS)が公表する「国際与信統計」と、日銀が公表する『BIS国際与信統計の日本分集計結果』を使った、国際的な金融の流れです。これは、金融機関の国境をまたいだ与信 […]
配信日時:2019/11/29 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済日本経済を客観的な数字で読んでみた結果を総括します 『数字で読む日本経済』シリーズ、昨日の『貿易統計に見る「意外と貿易依存度が低い日本」の現状』で、当初自分自身が構想していた内容をひととおり書くことができたと考えています。ただし、途中で例の「GSOMIA騒動」の影響もあり […]
配信日時:2019/10/26 05:00 新宿会計士 金融日本の金融機関、500兆円近いカネを外国に貸す 以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』などの記事のなかで、国際決済銀行(BIS)が公表する統計をもとに、「わが国の金融機関が巨額のカネを外国に貸している」という話題を紹介しました。その記事の執 […]
配信日時:2019/09/27 05:00 新宿会計士 金融462兆円を外国に貸し付ける日本の金融機関 当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』のセールスポイントの1つは、統計を使った客観的な数字の紹介と分析にあります。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』という記事で、国際決済銀行(BIS) […]
配信日時:2019/04/19 05:00 新宿会計士 韓国崩壊「カネ」から眺めた日韓関係:日本にとって韓国は2%の国 国際決済銀行(BIS)が昨日、「最終リスクベース国際与信統計」の最新版のデータ(2018年12月末基準)を公表しています。おりしも当ウェブサイトでは頻繁に取り上げているテーマの1つが「韓国に対する経済制裁」です。こうした […]
配信日時:2019/04/10 07:00 新宿会計士 韓国崩壊割合で見る日韓関係 「洗濯機壊れて無理心中」聞かない理由 先ほどの『日中関係の重要性は意外と低かった!中国の有効な使い方とは?』の続き(?)です。せっかくジェトロやBISの統計資料を引っ張ったので、もう1つ、「重要だと思っている人が多いが、意外と重要じゃない国」の事例を紹介して […]
配信日時:2019/03/19 05:00 新宿会計士 金融カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関 「中央銀行のなかの中央銀行」である国際決済銀行(BIS)が公表する『国際与信統計』の日本提出分にかかる最新データが、昨日、日銀のホームページにて公開されています。日本の外国に対する与信(貸出金や債券など)の残高は、201 […]