一貫した鈴置論考で予想する「日本が左傾化した末路」
韓国観察者である鈴置高史氏が一貫して指摘してきたことは、韓国が米国と中国の間で右往左往し続け、やがては海洋勢力側から大陸勢力側に動いていく、という見通しです。この見通しが正しいことは、さまざまな状況証拠から明らかですが、それを補強するうえで非常に重要な鈴置論考が出てきました。米国のトランプ政権の韓国の李在明(り・ざいめい)政権に対する冷たさを指摘するものです。「万が一、日本が左傾化した場合の末路」が見えるからです。
目次
アベノミクスとFOIPという2つの柱
著者自身、現在の石破茂政権を巡っては、「これが本当に自民党政権なのか」と疑問に思うような点が多いと考えており、端的にいえば、様々な不信感を覚えている、というのが正直なところです。
とりわけ、故・安倍晋三総理大臣が道を敷いた「アベノミクス」、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」という2つの大きな柱に対し、石破茂・現首相や政権関係者、自民党現執行部は、あまりにも無頓着に見えてしまいます。
当ウェブサイトはその「金融系評論サイト」としての性質上、石破政権の経済政策に注目することが多いのですが(たとえば『取り過ぎた税を返すのになぜ低所得世帯を優遇するのか』など)、ときどきは外交政策にも気を配ることが必要です。
なぜなら、国家の2つの目標とは、古今東西まったく変わらないからです。
国家の2つの目標とは…
- 外交安保…国民の安全の確保
- 経済政策…国民経済の最大化
FOIPは外交、アベノミクスは経済
これ、とても重要です。
どちらが欠けても、国家として成り立たないからです。
日本の場合、周囲を海に囲まれているという事情もあってか、外国から攻め込まれにくいという天然の好条件に恵まれているのですが、その反面、地震、台風などを含めた自然災害に襲われることが多いです。当然、国土強靭化は経済政策のみならず、国民の安全という意味もあります。
また、日本は石油などの天然資源に恵まれない国だといわれている反面、非常にありがたいことに個々の国民が勤勉であるため、戦後復興を遂げ、一時は世界第2位の経済大国という地位を獲得するまでにに発展したほどです。
つまり、日本の長所とは四方を海に囲まれた天然の要害であること、天然資源がないとされるわりには勤勉な国民の存在により経済発展したことなどにあるのですが、その日本をさらによくするにも、ダメにするのも、日本政府です。
とくに外交安保については外務省が、経済政策については財務省や経済産業省などが頑張ってくれなければ意味がないところですが、当ウェブサイトの読者の皆様にはおなじみの通り、残念ながら日本政府(正確にいえば官僚機構)は「タックスイーター」であり、極めて無能です。
先ほど挙げた「FOIP」や「アベノミクス」は、官僚がこれまで立案してきた外交安保経済政策に対する強いアンチテーゼでもあるのです。
安倍路線の否定は危険…もし日米同盟がダメになったら?
安倍総理はアベノミクスとFOIPを引っ提げ、国内経済を強く回復させ(というか、経済成長の障害となっていた要因を除去し)、外交安保面でも中国を筆頭とする無法国家の脅威を「基本的価値」によって抑え込もうとしたわけであり、このアプローチは西側諸国のひとつのモデルとなったことは間違いありません。
現在の石破首相の言動が、このアベノミクスやFOIPといった安倍総理の遺産を食い潰すものであるならば、やがて日本は再び民主党政権時代のようなデフレに叩き込まれる可能性だってありますし、日米同盟にひびが入ることだって懸念しなければなりません。
さて、こうしたなか、「日本が左傾化したらどうなるか」、「日米同盟がダメになったらどうなるか」といった観点は、個人的に非常に関心が高いテーマのひとつでもあるのですが、社会科学のひとつの欠点があるとしたら、それを「実験」することが難しい点にあります。
現実社会はゲームではありませんので、「ためしにこの政党に投票してみよう」、「ためしにこの候補者に投票してみよう」、といった軽い気持ちで変な投票行動をとると、取り返しがつかないことになります。
こうしたなかで、現実に有権者が変な候補者を勝たせた社会があるとしたら、それはそれで観察する価値があります。万が一、日本が左傾化して米国との関係が悪化し、海洋勢力から離脱するならば、いったいその社会の末路はどうなるのでしょうか。
韓国の事例で学ぶ米国との関係悪化が意味するもの
その際の指針となる、あるいは軸となる考え方はなにか―――。
これについては米中両大国の間でどちらの側につくのか、もっといえば「大陸勢力」なのか、「海洋勢力」なのかという観点から考えると、すっきりと説明が着きます。その具体例があるとしたら、これかもしれません。
トランプ政権から「共産主義者」と見切られた李在明、いつまで猫を被るのか――鈴置高史氏が読む
米韓の間に奇妙な空気が流れる。6月4日に発足した李在明(イ・ジェミョン)政権をトランプ(Donald Trump)政権が反米集団扱いするのだ。韓国観察者の鈴置高史氏も「これほど露骨な韓国イジメを見るのは初めて」と驚く。<<…続きを読む>>
―――2025年06月12日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
記事を執筆したのは韓国観察者の鈴置高史氏ですが、鈴置論考を過去から読み続けている身としては、この記事を読んで、「そら見たことか」と言いたくてなりません。鈴置氏が一貫して主張してきた、韓国が中国側に着くのか、米国側に着くのかでブレ続けているという命題が、山ほどの証拠を伴い突き付けられているからです。
今回の鈴置論考の要旨は、今月4日に誕生した李在明(り・ざいめい、リー・ツァイミン)政権を巡り、どうも米国の態度がおかしい、という点にあります。
というのも、▼これまで韓国大統領就任直後に行われていた米韓電話首脳会談が3日後に行われた、▼電話会談の内容が米国側から発表されていない、▼米国政府関係者からは中国の影響に対する牽制の声も出ている―――、など、状況証拠的に見て、米国が李在明政権を歓迎していないことが明白なのです。
ちなみに今回の鈴置論考でも、これまでに繰り返し指摘されてきた、こんな点が説明されています。
「韓国にはいつも使う奥の手があります。『日本が歴史問題で謝らないので、国民感情から韓米日の軍事協力――中国包囲網には参加できない』と言い張る手です」。
鈴置氏によると、これは盧武鉉(ろ・ぶげん、ルー・ムーシェン)政権時代に韓国外交部が開発した手法だとのことですが、私たち「にわかコリア・ウォッチャー」にも、ずいぶんとなじみがある手法です。保守派だったはずの朴槿恵(ぼく・きんけい、ピャオ・ジンフイ)元大統領らが積極活用したからです。
反米は反日を隠れ蓑にする
しかも、鈴置氏はこう追い打ちをかけます。
「なお、この手を使うには日韓関係を悪化させる必要があります。そこで、いわゆる徴用工問題や従軍慰安婦問題で日本企業や日本政府が責任をとっていないと、また言いだす可能性があります」。
自称元徴用工問題や自称元慰安婦問題は、安倍総理や菅義偉総理らが取った、「韓国政府が解決する必要がある」などとするアプローチが正解であり、外務省、あるいは岸田文雄前首相の「日本が韓国に手を差し伸べる」というアプローチが大きな間違いであることがよくわかる指摘です。
こんなことを書くから、鈴置氏のことを外務省が嫌うのかもしれませんが。
いずれにせよ、本稿で鈴置論考のすべてを引用することはしませんが、非常に重要な論考ですので、朝鮮半島問題のみならず、「日本が左傾化したらどうなるか」について気になるという人には、是非とも読んでいただきたいと思います。
とりわけ個人的には、石破首相(やその後継者ら)が現在の調子で安倍路線の否定を続けたらどうなるかという観点から読むと、なかなかに恐ろしいところだ、などと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
![]() | 日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
トランプ大統領は、韓国の大統領を、文大統領だと思っている可能性もあるかもしれません。
蛇足ですが、外務省や岸田(前)総理の対韓国外交が間違っていたとなると、責任問題が発生するので、それゆえに間違いを認めることができないのではないでしょうか。
ふと思ったのですが、岸田(前)総理や外務省は、高市早苗総理になった場合、自分達の対韓国外交が全否定される恐れがあるので、全力で阻止にかかった、ということはないでしょうか。(所詮、人間は事実より感情でしょうか)
岸田石破、官僚をのさばらせれば韓国の二の舞。実に恐ろしい予言です。今まさに滅びつつある中国韓国が目の前にあって説得力が有りすぎる。一刻も早く自民党宏池会所属者を社会から追放しなければ。今や中国では地方行政が法で禁じられた関所を各地に設置し、人民から通行税を取り立てている。コレに対する人民の我慢ももう限界。アラブの諺にあるが、100年の圧政も1夜の無政府状態に勝る。でも、中国は持たないでしょうね。マスゴミが報じない中国の情報を見るに、既に国家として破綻している様にしか見えない。
日本の場合、韓国と違い与党の一部以外は反米親中韓で固まっていますからねえ・・・。岸田氏が模索している自公立による反米大連立が実現しかねない。
そんな左傾化政権が成立してしまったら、選挙だけで国政をどうにかするのは限界かも知れませんね。
自民党の分裂しかないのでは?
1945年に間違って「日本社会主義共和国」が出来ていたとしても、日本人の性質でなら経済面は唯一成功した共産国家になったのかも、などと想像することがありますが。結局のところ”東側所属”というチーム分けだけで経済も安保も全て台無しになるな、と思い直します。アベノミクスとFOIPは、歴代の政権が示せなかった画期的な戦略であったと同時に、逆に実に常識的なモノでした。それを私情で覆そうとする者のために、事実でなくとも「日本は米中間を行き来しようとして信用ならない動きをした」と認識されてしまう事自体が国益に反するように思います。
そこにきて「俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ」韓国の左派は、レッドチームで一体どのような繁栄を思い描いているのか、私には全く想像が及びません。日本の左派もですけど。少し前にbricksの台頭とロシアの覇権、日本の左傾化というか極左化を唱える方が居られましたが、納得の行く根拠はついぞ示されませんでしたし。そういえばロシア側の戦況もよもやここまで悪化するとは……
次期統一相も飛ばしてるな。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/118e6ec905dec7a7fcebf92e94a75b4d84d65325
>反米は反日を隠れ蓑にする
全然隠れ蓑になってない。アメリカはお見通しでしょう。
「しめしめ」と思ってるのは韓国人だけ。
まーココニ至ルもヒトエニ我々が『マトモな野党』を育んで来なかった結果でアリマスよって、いわゆる自縄自縛で自業自得なンやろなあ
知らんけど
しかし、ココは“白髪鬼”センセイになぞりゲームセットを回避すべく、ロクデナシ箱が罪作りにも最後に残した“アレ”に…アレ?
知らんけど
日本は、韓国や米英のように保革による政権交代が頻繁に起きている国と違い革新勢力(反米)が政権を長く担当する土壌ができておりませんので今後極端な反米政権が誕生するとは想像できません。かりに非自公の政権ができても長く政権を維持できないでしょう。
何度も申し上げているとおり自民党は純粋な保守政党ではない。軽武装で経済を重視する旧岸田派のようなグループが存在する。
非自民の勢力がなかなか結集しにくいのも自民のなかにハト派の議員が多いからではないか?
>自民党は純粋な保守政党ではない。
それは純粋な保守政党なるものが日本では需要が無いか、そもそも
日本共産党の言う「真の共産主義」のように、現実には存在し得ない
からでは無いかな?
これからの韓国はウゴ・チャベスのベネズエラのようになっていくのではないか。
ボートピープルに注意しよう。
それにつけてもアメリカの冷遇ぶり。
アメリカは何かを知ってるね。エージェント(スパイ)が入ってるんだと思う。
すさまじい妄想的世界観と価値観で頭がクラクラするぜ
https://japanese.joins.com/JArticle/334970
>与党内の代表的な「自主派」に挙げられる丁氏は12日、中央日報の電話取材に対して
>「(李氏に)NATOはいまウクライナ支援組織として反ロシア色を帯びている。
>尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権でははっきりとした米国偏向外交をしていたので
>毎回出席していたが、たびたびそこに出席することは『アジア版NATO』を作ろうとする
>日本の凶計に巻き込まれることだと言った」と伝えた。反面、G7に対しては
>「主催国であるカナダが『Kデモクラシー』に対する尊敬心があり、潜水艦を
>建造しようとしているので韓国と造船業分野での協力が可能だ」とし「出席が
>望ましいと助言した」と伝えた。
『アジア版NATO』とか言ってたのは石破だっけか。
次期総理大臣がこんな戯言を言う人物なのかと戦慄した覚えが。
個人的な感想だと、
『他者に汗をかかせるのが左派で、自身も汗をかくのが右派』
(就任の挨拶に続くテーマ)
韓国外交官:私たちに何をクレますか?
日本外交官:私たちに何ができますか?
・・・・・
>軽い気持ちで変な投票行動をとると、取り返しがつかない
*ためしにこの政党に投票・・(自由じゃない民主党)
*ためしにこの候補者に投票・・(石破茂現総理大臣)
ことごとく信任されなかっただけの理由がそこにある。
(=ポンコツ)
韓国の裁判所に、「アメリカは韓国を特別扱いしなければならない。ついでに日本も韓国を特別扱いしなければならない」という判決を出してもらえれば、済む話では。
>状況証拠的に見て、米国が李在明政権を歓迎していないことが明白なのです。
韓国大統領関係はあまり追ってなかったので知らなかったんですが、あからさまに冷遇されてるんですねー。
一応は同盟国の立場なので縁切りはしないものの、勘違いのないよう余計な気は一切遣わず、「叩いて躾ける」方向なのでしょうかね。
シンガポールでのトランプ・豚会談の存在は大きい気がします。結構際どい経過でしたが、あの決裂交渉が実現したのは今となってはよかった。文在寅が双方にウソをつき会談を設定したものの、当日になってウソがばれて両者から嫌われた話。
おかげで文在寅はトランプから「無能」と評価されるに至ったようです。そして現大統領はその同族。あらゆるネガティブな情報はトランプの頭に受け入れやすいと思います。
○トランプ・ジュニアが語る父の韓国観「韓国政府は信頼し難い」「文前大統領から対日関係改善巡り支援要請あった」【独自】
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/03/25/2025032580016.html
ところで、岸田政権時には対露圧力をかけることに尽力した外務省でしたが、首相が無能だと猫を被っていた官僚が跋扈するようです。(岸田前首相が有能だとは言ってません)
下の動きは露宇交渉でロシアの違法行為に一致して圧力をかけている最中の、外務省ロシアンスクールの動きと言われています。
○武藤駐ロシア大使 ロシア外務省高官と会談
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250605/k10014826281000.html
>会談は日本側の要請で行われ、
>ロシア側は日本が科している制裁の解除を訴えた
そこで韓国。
>なお、この手を使うには日韓関係を悪化させる必要があります。
外務省コリアンスクールが騒ぎ、首相と外相がヨロコンデ譲歩する絵が目に浮かびます。
あんまりこんなことが続くと、国益を売って省益を得てる、なんて言われるよ。(もう言われてるか)
李在明大統領は共産主義者というよりは朝鮮民族主義者ですね。
南北朝鮮を統一し中国や日本に対抗できるより強い国を目指しているのでしょう。
北朝鮮は中国やロシアとうまく距離を保ちながら独立を維持していますが、韓国内には米軍基地があります。
李在明大統領は、米韓同盟と韓国内の米軍基地の存在が民族の統一の妨げになっていると考えているのでしょう。
李在明大統領の本心は、米軍を韓国から追い出し、南北統一に必要な費用を日本に負担させることではないかと思います。
石破首相や宏池会それから外務省などは李在明大統領の陰謀に簡単に引っ掛かりそうで不安です。
まずは今月のG7でどのような話し合いが行われるのか注目したいと思います。
南の民族主義者たちは観念的な南北の統一を妄想しているけど
北の方にその気は全く無いと思う。
北は国民が外の世界を知ろうとするのを物凄く嫌がっているし
怖がってもいる、
Kポップを聴いていただけの高校生を死刑にしたり。
ウクライナに派兵された北朝鮮兵の捕虜も、自分たちが誰と
何の為に戦っているのかも分かっていなかった。
国民が外の世界を知ったら、自国が貧乏な三流国家で、支配層が
無能で腐り切った豚だと分かって統制が難しくなる。
豚たちは若い頃スイスに留学するなどして、外の世界を知っている。
北と比べてはるかに豊かで、自由主義の味を知っている5000万人の
南の国民を教化した上で統治する自信は彼らにはあるまい。
統治出来なければ5000万人の不満分子を抱え込むだけ。
そして、南は北と違って、強権的な軍政を一応自分たちの手で
終わらせた実績がある。
つまり圧政者に逆らい得る。
あんまり指摘されないけど、これも北から見たらかなり不気味で
征服するのを躊躇うに十分な要素だと思う。
「南北統一を実現し強大な朝鮮民族の国家を造る」は李在明大統領の妄想であって実現不可能であると私も思います。
「北に支配される韓国」が一番可能性がありそうに思いますが、韓国の国民は今回の大統領選挙で誇大妄想の李在明大統領を選びました。
韓国の行く末は明るく無いと思います。
振り返って、一番の問題は、石破首相と宏池会、それから外務省でしょうね。
簡単に詐欺師に引っ掛かりそうです。