「ギャンブルは必ず負ける」…!経済教育が必要な理由
ギャンブルは必ず胴元が儲かり、我々一般人が損をする仕組みです。現在の日本は税、社保が高すぎるのですが、こうした苛政にあっても財産を作る人はきちんと作りますし、高年収でも身を持ち崩す人はいます。こうしたなかで50年も働いてきていまだに生活が楽にならないという事例があるようですが、これについて、原因のひとつは「ギャンブル」なのかもしれません。
目次
おカネに関わる仕事は楽しい!
「ギャンブルはダメ!絶対!!」
著者自身は初版の事情があって、一般の人と比べると、「おカネ」に関わる仕事をしているのではないかと思います。
といっても、「おカネ」の中身は、さまざまです。
当ウェブサイト、一国の資金循環統計や国際決済銀行(BIS)の『国際与信統計』のように、数千兆円・数十兆ドルレベルの巨額の資金のお話をすることもあれば、数十~数百兆円レベルの国家予算やメガバンクなどの話をすることもありますし、はたまた数千万円レベルの不動産の話をすることもあります。
ただ、おカネはマクロ的に見れば「経済の血液」のようなものですし、ミクロ的に見れば「生きていくための手段」「経済活動をするために必須の手段」でもあるため、個人的には「おカネに関わる仕事」を選んだことは、まったく後悔していません。
当ウェブサイトが人件費や額面年収、手取りといった税・社保に関わる論点を頻繁に取り上げるようになったのも、ある意味では当然のことといえます。
もし自分自身に「来世」があるのであれば、生まれ変わっても同じような仕事を選びたいと思っているほどですし、その意味ではなんとも恵まれた人生だったと思う次第です(※まだ人生は終わっていないつもりですが…笑)。
年収1000万や2000万で豊かな暮らし?ムリムリ!
さて、普段からお伝えしている通り、「年収1000万円」、「年収2000万円」というレベルでも、じつは、決して豊かな暮らしが送れるというわけではありません。
世間では、「年収1000万円だと毎月100万円くらい自由になるおカネがある」、などと思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです(というか、そもそも1000万円を12ヵ月で割ると、1ヵ月100万円にはならないのですが…)。
現在の税、社会保険料などの仕組みに基づいて計算してみると、たとえば額面年収1000万円の人は手取りが719万円であり、しかもこの年収1000万円の人のために雇用主(会社など)は1141万円を負担していますので、なんと422万円も控除されている計算です(図表1)。
図表1 会社が払った人件費の行方(年収1000万円の場合)
(【注記】計算方法については『試算の前提』参照)
また、年収2000万円のケースだと、控除額はちょうど900万円、会社が負担した人件費(2188万円)にたいして40%を少し超え、従業員の手取りは1288万円で、これだと12ヵ月で割ると1ヵ月の手取りは100万円少々に過ぎません(図表2)。
図表2 会社が払った人件費の行方(年収2000万円の場合)
(【注記】計算方法については『試算の前提』参照)
高年収だと生活は厳しいが…低年収でも負担率は高い!
なるほど、おカネが溜まらないはずです。
高年収でも生活が苦しいというのはよく耳にする話ですが、あながち誇張ではありません。控除率が大きすぎるからです。
しかも、なまじっか高年収だと子供が▼保育園児(2歳クラス以下)ならば高額の保育料を負担させられる、▼就学した際に各種支援が受けられない、▼大学に進学する際に奨学金が借りられない―――などの不利益を被ったりもします。
結果的に高年収の人は高年収であるがゆえに自分よりも年収が低い人よりも貧しい暮らしを強いられるケースもあります(年収の逆転)。まさに、制度設計の不備ですね。
ただ、低年収の人も、負担が軽い、というわけではありません。
たとえば年収300万円という人も、会社が負担した人件費348万円に対して112万円、つまり人件費の30%以上を徴収されており、「低年収だと負担率が低い」というわけでもないことがわかります(図表3)。
図表3 会社が払った人件費の行方(年収300万円の場合)
(【注記】計算方法については『試算の前提』参照)
このように考えたら、やはり現在の税・社保制度は「勤労者に厳しすぎる」といえますし、早急な是正が必要であることは間違いありません。
ジャーナリストへの連絡をきっかけに多くを得た幸運な男性
ただし、現在の社会が制度設計の不備により頑張っている人に懲罰的な公租公課負担を強いていることは事実ですが、個別事情で見ていくと、公租公課負担が重いなかでもちゃんと貯蓄に励み、財産を築いている人もいますし、高年収でも酒やギャンブル、異性関係などで身を持ち崩してしまうというケースもあります。
やはり、人生をどう生きるかはその人次第、といったところなのでしょう。
こうしたなかで目についた記事があるとしたら、ウェブ評論サイト『JBプレス』が8日付で配信した、こんな記事です。
「連休で仕事が休みになっちゃって。3000円くらい貸してもらえませんか」大型連休で干からびる派遣高齢者の日常
―――2025/05/08 17:11付 Yahoo!ニュースより【JBpress配信】
記事を書いたのはフリーライターの若月澪子さんという方で、記事末尾によるとNHKでキャスター・ディレクターとして勤務したのちにご結婚を機に退職され、出産後に「小遣い稼ぎでライターを始めた」というご経歴をお持ちだそうです。
記事タイトルにある「3000円くらい貸してもらえませんか」は、若月氏が派遣労働の取材で知り合ったという64歳の男性・Aさんから届いたLINEのメッセージで、転載先の『Yahoo!ニュース』に掲載された前半と『JBプレス』の後半を合わせるとかなりのボリュームがある記事ですが、なかなかに圧巻です。
というのも、若月氏はおカネを貸すのについてはキッパリと断ったものの、Aさんと一緒に年金事務所だ、「生活困窮者自立支援」窓口だ、社会福祉協議会だ、区役所の障害福祉課だといった窓口を廻ってあげたというストーリーだからです。
ちなみに区役所の障害福祉課を訪れている理由は、Aさんが途中で若月さんに対し、自身が障害者であることを明らかにしたからであり、曲折もありつつも、結果的にAさんは次のようなものをゲットしたのだそうです(それぞれを手にするまでの個別の話はリンク先記事にて直接ご確認ください)。
- 特別支給の老齢厚生年金(年額50万円程度、ただし1年分のみ)
- 老齢基礎年金と老齢厚生年金(年額110万円程度)
- 災害用非常食やインスタントラーメンなどの食料約10日分
- 区の心身障害者福祉手当(月額4,500円)
- 障害者専用PASMO(都営地下鉄と都バスは無料乗車が可能)
つまり、このAさんは若月さんと出会い、若月さんと一緒に年金事務所などのさまざまな窓口を訪れたおかげで、貧困から脱することができた格好です。「ジャーナリスト」といいながらここまで行動できるのは素直に素晴らしいのではないでしょうか。
ただ、若月さんはこれについて、こう述べます。
「いずれの窓口もとても親切に対応してくれたが、『その件については○○で聞いてみてもらわないとわからない』と言われることが多かった。/それぞれの制度が複雑なため、スペシャリストはいるけれども、広く浅く知識を持っているゼネラリストはいないという感じだ。Aさんのような人がこれらの機関を探し当て、すべての支援を受けるのは相当ハードルが高いだろう。」
これはたしかにそのとおりでしょう。制度が複雑になり過ぎ、その人に合った支援制度をトータルに判断できる人が、おそらくは役所にもいないと思われるのです。
公営ギャンブルにおカネを突っ込んでいた!
さて、それはともかくとして記事の中でAさんが困窮していることについて、若月氏は記事の最初の方で、こう述べます。
「Aさんは50年もの間、働き続けているのだ。こういう人が働いて年金制度を支えてきたはずなのに、今度は年金に支えてもらえないのだとしたら、おかしいではないか」。
まったくの正論です。
といっても、Aさんは結局、年金の受給要件を満たしていることが判明したため、若月氏のこの心配は杞憂に終わったわけですが、ただ、50年も働いてきていまだに楽な暮らしができないのはなぜなのかが気になるところでもあります。
そのヒントとなり得る記述があるとしたら、これではないでしょうか。
「Aさんがお金を増やす方法といえば、平和島のボートレースである。筆者はAさんに誘われて、平和島競艇場にご一緒させていただいたこともある」。
なんのことはない、公営ギャンブルになけなしのおカネを突っ込んでいただけのことでしょう。
数学ができる人は、ギャンブルには手を出さないといいます。とりわけ宝くじ、競馬、競輪、競艇のたぐいはいずれも賭け金に対する払い戻しの期待値が低すぎるため、長く続ければ続けるほど確実に損をする仕組みです(一般ユーザーの損失は胴元が利益として吸い上げています)。
正直、せっかく年金や食料をゲットしたとしても、こうしたギャンブルに手を出し続けていると、いずれすってんてんになってしまうのではないでしょうか?
このように考えていくと、やはり人生において大事なのはおカネそのものではなく、おカネを失わないようにする技術であったり、おカネを殖やす技術であったり、と、マネースキル全般ではないかと思わざるを得ません。
そして、ミクロ経済学、マクロ経済学、会計学などは、決して人生を裏切りません(※といっても、マルクス経済学や財務官僚らが広めようとしているインチキ経済学などは経済学の亜流であり、決して触ってはならないものではありますが…)。
いずれにせよ、正しい経済学をきちんとマスターすることは、私たち一般人にとっても大変有益であることは間違いないといえるのです。
試算の前提
なお、本稿の図表1~図表3の試算の前提は次の通りです。
【図表1~図表3の試算の前提】
- ①被用者は40歳以上で東京都内に居住し、東京都内の企業に勤務している
- ②被用者は給与所得以外に課税される所得はなく、月給は年収を単純に12で割った額でボーナスはないものとする
- ③配偶者控除、扶養控除、ふるさと納税、生命保険料控除、配当控除、住宅ローン控除などは一切勘案しない
- ④月俸が88,000円以上である場合は厚年、健保、介護保険に加入するものとし、その場合は東京都内の政管健保の令和7年3月分以降の料率を使用するものとする(※ただし計算の都合上、「標準報酬」を使用していないため、端数処理などで現実の数値と合致しない可能性がある)
- ⑤雇用保険の料率は本人分が1000分の5.5、雇用主分が1000分の9とし、便宜上、少しでも収入が発生したら自動的に雇用保険料が発生するものとする
- ⑥「社保本人負担分」とは厚年、健保、介護保険、雇用保険の従業員負担分合計、「諸税」とは所得税、復興税、住民税の合計とし、住民税の均等割は5,000円(森林税含む)、住民税の所得割は10%とする
- ⑦「社保雇用主負担分」とは厚年、健保、介護保険、雇用保険の雇用主負担分と「子ども・子育て拠出金」の合計とする
- ⑧本来、住民税は前年の確定所得に基づき翌年6月以降に課税されるものであるが、本稿では当年の所得に完全に連動するものとし、かつ、年初から課税されているものと仮定
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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人は、ギャンブルは他人が負けることがあっても自分は勝つことができる。今日は負けても明日は勝つことができる、と思うものではないでしょうか。
期待値を計算すれば
勝つことはあっても儲かることは絶対にない
のはすぐわかる
まー人生こそギャンブルやし
知らんけど
>働いて年金制度を支えてきたはずなのに、今度は年金に支えてもらえないのだとしたら、おかしいではないか
おかしいではないかじゃないわ、おかしいんだよ。今の受給世代にそう言えるのならば、まだ払い終えもしないのに自分がもらう頃には子どもの小遣い並になるのが確定している我々世代以降には、なんと声をかけるつもりやら。
さて違法性はさておき、高い方と言われるパチンコの還元率は80%以上だったかと思いますが、つまり平均して1万円を投入すると8千円強が戻るということですね。なので全体として「ギャンブルは胴元が勝つように出来ている」は正しいです。
ただ、100台設置した店舗がフル稼働して、100台全て少しずつ負けているような店は、ギャンブル脳ですら誰も寄り付かなくなります。なので各台で仮に1万円が投じられたら、1円すら戻されない台、1万円戻ってトントンになる台、2万円に増える台、等々が調整等による期待値の変動とその期待値の短期的なブレによって発生し、2万円が戻った僅かな台は派手に祝福して射幸心を煽るという演出をするわけです。そして全体では100万円の投入に対し80万円強程度の還元に落ち着く=胴元が勝つ、という全体像。よって個別では結果にバラつきが存在し、勝ちたければ2万円が戻る台を高頻度で選び取り試行回数を重ねれば良い、という手法が存在できてしまいます。レース系であれば勉強して的中率を上げる。ただこちらは専門性が高いし予測しきれないし還元率も低いし(70%強)でかなり見込みが薄い。
そしてこれを徹底する、つまり「アツいギャンブル」を捨てて「ただの期待値回収」に徹すると累計では勝てますが、まぁ働いたほうがマシレベルでつまらなくまたかなりの時間浪費になります。論理立てて結果を出していく事自体が楽しい、という人種が所謂プロなどという人達。全然「ギャンブラー」ではなく「ただのマメな人」という皮肉。
で、うっかりさんのAさんのように負け続けてもやめられないという人は。実に面倒で精緻な計算と観察を経てつまらない集金作業をしているわけもなく、より雑により楽しくギャンブルをエンジョイしているわけですね。刹那を楽しむための高い代金を払っているに過ぎません。
なので年金の公式設定である「年金は自分への積立ではなく、現役世代が高齢世代を支える形のお金」つまり「他人(しかも子世代)のカネ」でやることじゃないですね。源泉と使途で考えたら、反人道的、反社会的とすら言って良い。
Aさんを助ける記事なんて書いていないで、Aさんを支えているはずなのに裏切られた現役世代の声を拾うべきでは?
>Aさんの場合は、64〜65歳の1年間だけ特別支給がある。しかしAさんは年金事務所からの書類を無視して、申請をしていなかったのだ。
こういう人いるんだよね。
アルバイトで「扶養控除等申告書」を出さずに「乙欄」で高額な所得税を源泉徴収されて、それを確定申告で取り戻せることも知らず取られっぱなし。「税金って高いなぁ~」とぼやく。
ルーレットで確実に勝つ方法。
赤黒にしか賭けない。赤に1、黒が出たらまた赤に2, また黒だったら赤に4、また黒だったら赤に8、また黒だったら赤に16。ここで赤が出てくれたら儲けが1。これを繰り返す。
マーチンゲール法はいずれ破綻することで有名やぞ…
昔よくお目にかかった問題に
2人の大工が3時間で犬小屋を作った
3人なら何時間かかるか?
てなのがありましたね
答えは2時間ですか?
果たして20人なら18分なのか?
3600人なら3秒でできるし
3600×3=10800人なら1秒になる
あほらしいが作ってる様を頭の中で想像してみるのは楽しい
一方、現実的には大きなプロジェクトが
分業しながら大きな組織で成り立っている
だからアホ問題も現実のある側面をきちんと示してはいる
「負けた金額の総額にプラス1円して賭け続ける」
手持ち金が無尽蔵にあり
儲けを出すことさえ考えなければ
これがギャンブルの必勝法なのだそうだ
数学的には可能でも現実的でない
どうしても賭けで儲けたいなら胴元になるのがいい
別に平行宇宙の存在を確認する方法というのがあって
宝くじを買い当選してればよし
外れた場合は即座に自〇する
平行宇宙が無数に存在するなら当選した自分だけが残るので
必ずハッピーになれるというわけだ
平行宇宙の存在が証明されているわけではないので
平行宇宙が存在しなかった場合
ハイ、ソレマ~デヨとなる
仮に平行宇宙が存在した場合でも
宝くじに外れたうえで半身不随で奇跡的に生き残ってしまうリスクもある
確率論的にいえば、公的でも闇でも、ギャンブルは胴元ばかりが儲かるだけで、参加者はほぼほぼ負ける公算が大きい、これは統計的に紛れもない事実でしょう。
だからというわけではありませんが、私自身はギャンブルだけではなく、その他のいわゆる「勝負事」とは無縁の人生をこれまで送ってきました。おそらく今後も無縁であろうかと思われます。
ですが、それでも年に2回ぐらい、おそらくそれ以上はしないと思いますが、ジャンボ宝くじを購入することだけは止められないような気がします。となりの市(具体的にいえば浜松市です)に、年1回かそれに準ずるぐらいに、1等賞が出る販売店があるのです。(それでも最近は確立が下がってきましたが)
これは・・・私のような貧乏人からすれば、なんともいえぬ甘い甘い誘惑の罠なのです。
はっきり言って(笑)。
一つの真実があります。
殊宝くじについては、1等は滅多に当たらない、というか当たるというのは殆ど天文学的にあり得ない確立である、というのは真実ではあります。然れども、もう一つの真実もあるのです。
それは・・・宝くじはそもそも、買わなくっちゃ当たる確立はゼロである、という真実です。
まぁ、年に2回ぐらい億万長者になるれちゃうかも?的な夢を見るぐらいのギャンブル程度(ところで宝くじは果たしてギャンブルなのか?という疑問も生じましたが)は赦されてもいいんじゃね?という、きわめて小市民的な愉しみを、今後も生きてる限り続けて行けたらと願うばかりの今日この頃です。
すみません。
名前を入れ忘れたまま投稿してしまいました。
確かに。
十億枚中1枚当たるとして、ハズレてゼロ円になる確率100%と99.9999999%の間には超えられない差が有りますね。
しかし投資額を2倍にしてハズレ確率99.9999999%を99.9999998%にする意義があるかというと…….
境界値ですよね。おっしゃる通りと思います。
私も以前は毎年、年末ジャンボだけは買っていました。ただし最低限の10枚だけで、それ以上は買わなかったです。
なぜなら期待値としては買えば買うほど損失が増えるので。(笑)
まあなんか、お付き合いの感覚でしたね。
サルを使ったギャンブルの実験をTVで見たのですが
・右のボタンは数回に一回4倍の餌がでる
・左のボタンは毎回少量の餌が出る
結果は右ボタンを押すそうです
内容はこんな感じだと思います
つまりギャンブルは脳に刺激を与える仕組みが有る。ということ
抑えるには会計士さんの言われるような前頭葉を鍛えることでしょうか
某国民的RPGではカジノにお世話になりました。
コインを稼げばはぐメタ剣を始めとして強力な装備が序〜中盤から使い放題。
スロットで大勝ちしたら即セーブ、負けが込んだら気軽にリセット。
しかし現実の人生では当然ながらリセットなんて存在しない。
競馬、競輪、パチンコはもちろんスマホのガチャゲーにも手を出したことはありません。