喫煙について考える:屋内禁煙だけで良いのか

喫煙に関しては、当ウェブサイトではかつて『新宿区歩きタバコの現状報告』や『路上喫煙の害を考える』などで取り上げたとおり、基本的には周囲に受動喫煙を強いるような行為は法で取り締まるべきではないかと考えています。こうしたなか、健康増進法の改正が今年4月1日以降に施行され、原則として多くの施設では専用スペースを除いて屋内での喫煙が禁止され、罰則も導入されます。しかし、肝心の「路上喫煙」については現在のところ明らかに禁止する法律が存在しないがため、4月1日以降は路上喫煙が激増するのではないかと危惧しています。

2020/01/17 17:00 追記

記事のURLの設定にエラーがありましたので、URL自体を修正しております。本記事の本来のURLは 「https://shinjukuacc.com/20200117-03/」ではなく「https://shinjukuacc.com/20200116-03/」です。

年収と喫煙率は逆相関!?

厚労省が数日前、興味深い調査を公表しています。

平成30年「国民健康・栄養調査」の結果(2020/01/14付 厚労省HPより)

これは、平成30年、つまり2018年11月に実施した調査を取りまとめたもので、無作為に抽出した5032世帯のうち3268世帯から回答を得て作成されたものだそうですが、詳細な結果については『平成30年国民健康・栄養調査結果の概要』という全33ページのPDFファイルにまとめられています。

今回の調査のうち、『所得と生活習慣等に関する状況』の節では、世帯所得を次の4つの階層に分けて、所得と健康状態について調べた概要が掲載されています。

  • ①200万円未満
  • ②200万円以上400万円未満
  • ③400万円以上600万円未満
  • ④600万円以上

世帯所得と生活習慣の相関に関しては、「食生活、運動、喫煙、飲酒、睡眠、検診、体型、歯の本数」の8分野について示されています。このうち、「④(世帯所得600万円以上)」とそれ以外を比べ、有意な相関が生じている項目、生じていない項目などがあります。

ただ、総じて「高所得層ほど健康的で、低所得層ほど健康的ではない」という、私たち一般人が抱きがちな印象に合致した調査結果となっており、そのなかでもとくに興味深いのが、「喫煙率」や「検診未受診者の割合」、「歯の本数」などについては世帯所得との間に有意な関係がある、という指摘です。

喫煙率と世帯所得の関係
  • 200万円未満…男性34.3%、女性13.7%
  • 400万円未満…男性32.9%、女性9.6%
  • 600万円未満…男性29.4%、女性6.6%
  • 600万円以上…男性27.3%、女性6.5%
検診未受診者の割合と世帯所得の関係
  • 200万円未満…男性40.7%、女性41.1%
  • 400万円未満…男性29.8%、女性34.2%
  • 600万円未満…男性19.2%、女性36.8%
  • 600万円以上…男性16.7%、女性26.1%
歯の本数20本未満と回答した者の割合と世帯所得の関係
  • 200万円未満…男性30.2%、女性29.8%
  • 400万円未満…男性24.0%、女性22.2%
  • 600万円未満…男性21.3%、女性16.6%
  • 600万円以上…男性18.9%、女性21.6%

有意な相関が認められない項目も

その一方で、世帯所得と明確な関係が認められない項目(あるいは一般的な印象とは逆の相関が生じている項目)もないわけではありません。その代表例は、『生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合』『肥満者の割合』でしょう。

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合と世帯所得の関係
  • 200万円未満…男性12.1%、女性6.6%
  • 400万円未満…男性15.3%、女性8.7%
  • 600万円未満…男性13.8%、女性15.6%
  • 600万円以上…男性19.2%、女性8.7%
肥満者の割合と世帯所得の関係
  • 200万円未満…男性30.0%、女性18.5%
  • 400万円未満…男性30.8%、女性23.8%
  • 600万円未満…男性31.9%、女性28.1%
  • 600万円以上…男性32.0%、女性27.0%

とくに男性に関していえば、世帯所得が高いほど「生活習慣病のリスクを高めるほどの量の飲酒をしている者」、「肥満者」の割合が高いということが示唆されています(女性に関しては両者には有意な相関は認められません)。

よって、この調査だけでは「高所得層ほど健康的で、低所得層ほど不健康だ」などと短絡的に決めつけるべきではないと思います。

今から約3年前の日経ビジネス記事

さて、今から約3年前の記事ですが、『日経ビジネスオンライン』(現『日経ビジネス電子版』)に、元江戸川区議会議員の田中けん氏のインタビュー記事が掲載されています(※ちなみに調べてみると、田中氏は最近、N国党に入党しているようです)。

「路上禁煙区域」で吸う人の論理(2017/2/2付 日経ビジネス電子版より)

リンク先の記事を読むと、田中氏は駅前で長年、公共の場でタバコを吸う者に「声掛け運動」を続けていたそうであり、ときとして「警察沙汰になった」こともあったのだとか。

正直、私たち一般人の立場で路上喫煙者に対し直接注意をするという行為は、あまり望ましくありません。なぜなら、田中氏が「警察沙汰にもなった」と述べているとおり、要らぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるからです。

ちなみに田中氏自身、路上喫煙者を次の4つのタイプに分類しています。

  • ①そこが路上禁煙区域と気づかず吸っている人
  • ②ニコチン中毒患者
  • ③喫煙場所を見つけることができず、そこで吸ってしまう人
  • ④遵法意識が希薄で、今、自分が吸いたいから吸っている人

田中氏のこの分類が正確かどうかは別として、こうした分類が当てはまるならば、仮にその路上喫煙者が④だったとすれば、「自己中心的で、反抗的かつ時に暴力に及ぶ」(田中氏)というケースもあります。

今年4月1日以降、路上喫煙が激増?

ちなみにこの「喫煙」に関しては、当ウェブサイトでも『新宿区歩きタバコの現状報告』や『路上喫煙の害を考える』などで取り上げているとおり、基本的には路上喫煙のように、周囲に受動喫煙を強いるような行為は法で取り締まるべきではないかと考えています。

厚労省の『受動喫煙対策』というウェブサイトによれば、今年4月1日より全面的に施行される『健康増進法の一部を改正する法律』により、原則として屋内での喫煙が禁止されます(詳しくは特設サイトなどもご参照ください)。

ただ、「屋内の喫煙は禁止」ということは、言い換えれば、「屋外であれば喫煙しても良い」、と考える人が増えるかもしれない、という話ではないでしょうか。

繰り返しになって恐縮ですが、個人的に非常に問題視しているのは、むしろ路上での喫煙です。

とくに、路上喫煙の場合は煙が周囲に流れて受動喫煙を余儀なくされるだけでなく、大人が火のついたタバコをブンブン振り回しながら歩いていると、それがちょうど子供の目の高さにあたるため、万が一、その火が子供の目に入ったら大変なことになります。

しかも、新宿区のように罰則が存在しない条例だと、「どうせ取り締まられないのだから」とばかりに堂々と路上で喫煙する輩が後を絶たないという事態になってしまうことも仕方がありません。

もちろん、この場合も「喫煙者自体が悪い」のではありません。「条例に罰則がないことを良いことに、堂々と条例に違反してタバコを吸う行為」が咎められるべきなのです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

個人的には、東京五輪を契機に路上喫煙に刑事罰が導入されるのを期待していたのですが、現在のところはその兆候はなさそうですいずれにせよ、新宿区の場合は路上喫煙禁止条例がありますが、罰則はないので、吸いたい放題です(※自治体によっては罰則があるケースもあるようですが…)。

もし当ウェブサイトをご愛読いただいている方のなかに喫煙者の方がいらっしゃるならば、ますます肩身が狭くなるなかで恐縮ではありますが、できれば路上喫煙は控えて頂きたいと思います。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 権兵衛 より:

    こういった運動に反対はしませんが、いずれアルコールにも過剰規制が主張されることは間違いないと思います。
    ナチスが健康ファッショだったとはいえ、現今の傾向はそれ以上にも見え、映画から喫煙シーンの除外を求めるなどの行き過ぎたムーブメントには賛同できかねます。
    1年365日密閉に近いマンションなどの無菌滅菌環境は、花粉症とも相関関係が高そうで、我が国のマスク着用率の高さなどからも、日本国民の免疫低下が懸念されもします。
    マスク義務化など、笑いごとではないかもしれませんよ。
    石原慎太郎翁は喫煙者ではありませんが、喫煙にさほど反対していない面もあり、ああいった対応が大人のスタンスに思えますが、国際環境に合わせるとなると、そうも行かないでしょうねえ。

  2. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    喫煙者に注意する、、勇気要りますネ〜(汗)。大概そういうヤカラは、分かっててやってます。注意したらキレます。その前に目が合っただけで「戦闘モード」に入ってます(笑)。

    私の住む都市の中心部では、路上喫煙禁止で違反罰則が1回1,000円だったと思います。巡回は2人1組で。ひとりなら何をしでかすか、相手が分からんですからね。

    大人しく払う人もいたし、文句タレる人も居る。腕章巻いて、胸にも何か分かり易い言葉を書いてました。そのお陰でほとんど見なくなりました。

    ただ、周辺部やバス停では吸ってる人居ますね。半年ぐらい前に、あまりにもスパスパバス停で吸っている爺さん(私並みか)が居たので、睨みつけました。声も出しました(ズルイが勝てると思った)。爺さん捨てました(笑)。

    ところでマンションによく、以前は「ホタル族」が居ました。アレも自治会の決定でウチは禁止になりました。

    良くベランダで吸う人が居たので、管理会社の職員は双眼鏡で見張ってましたっけ。発見したら電話する。「煙草、止めてください」。

    さすがに今はいませんし、そんな規則だらけの住居は嫌だ、と退居されてます(ややこしい臭い連中が減ってセイセイします)。あと、特に子供達の目線に800度の煙草の火は凶器です!歩きタバコなど今や持ってのほか!と思います。

    ところで生活習慣病や肥満との相関ですが、私は収入少ないですけども、200、400、600万では無く、300、600、800以上が日本のラインではないですか?600万ぐらいで高所得と思う人は本人含めて、居ないでしょう。

    で、収入が多いほど良く食う、良いモノ食う、酒も良いモノ飲む、タクシーや送迎車で運動不足、となっていると思います。私は「自転車乗れば?」とか言われますが、坂がキツ過ぎて話になりません(笑)。電動式にするかな、、(爆笑)

  3. 小泉純八朗 より:

    低所得者ほど喫煙率が高いというのは肌感覚でわかります。このご時勢、常識的な人間ほど他人の目(会社関係、家族)などを考慮し、既にやめています。つまり未だにプカプカと人様の迷惑考えずに喫煙しているのは、己の非常識を露呈しているようなもの。ますます喫煙者のイメージは悪くなる一方でしょう。こういうのは韓国と一緒で、「叩いて躾ける」しかありません(笑)。もっと厳格に規制してもらいたいですね。

  4. 匿名 より:

    https://ganjoho.jp/data/reg_stat/cancer_control/report/tabacoo_report/tabacoo_leaflet.pdf

    受動喫煙のリスク高いですよ
    だからタバコ禁止くらいでいい

    喫煙者の害のリスクはエビデンスレベル1
    受動喫煙喫煙に関してはエビデンスレベル2
    受動喫煙に関してはまだまだ十分ではないようだが、あると思って行動した方がいい

    福島の微量放射性物質についてあれだけ騒いでいるのだから、タバコについてもリスク避ける行動に出ましょう

    タバコと収入の関係についてはおそらく学歴が影響しているではないかと。

  5. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    まず、一度たりとも喫煙をしたことも、したいと思ったこともない、という立場の意見であることをお断りしておきます。

    世の中には煙草の煙が死ぬほど嫌いという人もいるかもしれませんが、私はそうではなく、飲み会で喫煙者が隣にいても「においが残りそうだな」と思うぐらいで忌避することはありません。安易に健康に悪いと言うつもりもありません。

    しかし、歩き煙草に遭遇すると気分が悪くなります。同じ路上でも、立ち止まって喫煙している場合はそれほど気になりませんが、歩きながら喫煙している状況というのが駄目ですね。
    普通に単なる迷惑行為だと思っています。

    この手の話は賛否両論出ると思うので、自分がどう思っているか、についてだけ書いてみました。
    ちなみに、受動喫煙による健康被害については極端な環境でない限り否定的です。

  6. 海コン より:

    更新ありがとうございます。
    喫煙/禁煙にしても、本日話題のウィルスで騒ぎすぎる人たちにしてもケミカル、メディカルを自己都合で心地よく分かり易く恣意的に解釈し過ぎでるのではないのかなと勝手に妄想しております。※個人の感想です。
    ただ、私のような喫煙者は世間に甘えすぎな面を、禁煙論者は他人に求めすぎな面を出し過ぎないように面白い議論が展開できればと勝手に妄想しております。
    現状、LKの患者さんが全員副流煙を含むたばこ物質由来であるわけでもないし、新型コロナウィルスも強毒性でかどうかも、強い感染力を持っているかも科学的に証明されてもなく、感染したからって直ぐ肺炎を発症するわけでも(他の原因由来の肺炎もたくさんあるし)なさそうな感じなので、たばこにしてもウイルスにしても科学的に正しく怖がる事で時節と遊んで暮らそうかと思います。※個人の妄想です。

    最後変な方向に行っちゃいました。お目汚し失礼致しました。

  7. 匿名希望 より:

    いつもありがとうございます。
    当方集合住宅ですが、ベランダの喫煙には非常に迷惑しています。最近ではそれにとどまらず、公園や公開空地に吸いに来る馬鹿者が多く、辟易する毎日です。
    自分の家で吸えないものを公共の場で吸う、まして子供の来るところでと言う神経がわかりません。
    まあ体に悪いからうまい、というのはよくわかりますが、危険負担は自分だけにしてもらいたいものです。
    火事も減るのではないでしょうか。

  8. はぐれ鳥 より:

    元30年喫煙者としては、喫煙の自由は許容されるべきとは思います。しかし、それも場所によりけりですね。不特定多数が往来する路上での喫煙は言語道断で厳に慎むべきです。というより、これを機会に「脱喫煙」を勧めたいですね。私の経験では、喫煙をやめて「失った」と感ずるものは殆どなかったですから。世間一般から疎まれてまで喫煙を続けるメリットはありませんよ。禁煙が難しいのは経験からも分かりますが、そんなことすらできない程度の自制心では、何事も為せません。まあ、酷な言い方かもしれませんが。

  9. だんな より:

    喫煙者です。
    東京で、タバコ吸える所を探すのは、かなり大変です。
    大概駅前のパチンコ屋が、頼りになります。

  10. 北海道の勤務医 より:

    世界で一番タバコに厳しいとされるニューヨークでは、公共の施設以外の屋外は全て喫煙所でした。喫煙者は、ホテルやレストランから一歩出て喫煙しておりました。私の知る範囲では、他の欧州の国々も似たようなものです。屋内の受動喫煙が非喫煙者にも有害である、という考え方に基づいているそうです。もちろん歩きタバコは禁止ですが、日本の都市部の方が遥かに厳しいと思います。

    喫煙は健康に悪いから禁止すれば良い、という考え方は、問題をより複雑にします。多くの喫煙者は、場所を指定すればそこで喫煙します。私は、喫煙所または喫煙室を整備することが最善の方法と考えます。ゴミを減らすためにゴミ箱を撤去するような、本末転倒な世論が形成されないと良いのですが…

  11. だんな より:

    そう言えば、喫煙にすごくうるさいと言われて行ったシンガポールは、メインストリートに大きなゴミ箱一体型の灰皿が有りました。白人女性の歩きタバコも見ました。
    ホテルの部屋も、喫煙出来ましたので、緩い感じでした。

  12. タナカ珈琲 より:

    元喫煙者です。
    18歳頃から何度もタバコを止めようとしました。毎日禁煙してました。
    禁煙するのは簡単ですが、禁煙を続けるのは大変でした。
    やっと禁煙できたと思ったら、長男がタバコを吸ってました。
    禁煙を説得し、オレは高2からタバコを吸ってたけど、禁煙できたと…、
    ほんだら、長男のコトバ…、ボク中学から…、
    オヤジは( ワタシの事)コトバが有りませんでした…
    今では長男も禁煙して、8年程になります。
    私の場合は朝起きて体調が良く、そのまま禁煙出来ました。
    タバコが吸いたくなれば、コップの水をイッキのみしました。
    禁煙できてラッキーやったと思います。
    禁煙して注意しなければならないのは、ご飯が美味しくて…、
    です…。

  13. りょうちん より:

    私は既存の禁煙事業なんぞ、お金の無駄だと思っています。

    市販のタバコの1万箱に一個だけ即死級の毒の当たりを入れて販売するのを義務づければ、ものすごく「経済的」に禁煙対策になりますよw。

    1. 迷王星 より:

      それ、酒でも是非やって下さい。特に駅や列車など公共の場で販売する酒は当たりの確率を10倍に、高速道路のサービスエリアで提供する酒の当たり確率は100倍にするとかにすると更に効果的ですねw

  14. ひろた より:

    実は、禁煙条例って都内ではどこでもあって罰則が違うくらいにしか思って無かったのです。
    もう喫煙は指定場所でという都の罰則付きの条例になるものだと思ってました。
    ここ数年で屋内禁煙の国でアメリカ、フランス、イタリア、香港と行ってますが文字通り屋内禁煙。
    アメリカは厳しい感じしましたが他は歩きタバコにでポイ捨て。
    携帯灰皿使ってるのはたいがい日本人。
    新宿はよく行きますが観光客が・・・。

  15. 市井の内科医 より:

    千代田区はじめ、条例に罰金などの罰則規定があれば、明らかに抑制効果があるようです。しかし、はっきり言ってしまえば、最近路上で喫煙している輩は、明らかにアチラの筋や、中韓出身者と思しき方が多く、善良な市民が下手に注意しても、逆に殴られたり、嫌がらせを受けるリスクが高いのが現状です。
    とりあえず、禁煙エリアでの喫煙はスピード違反同様反則金として、警察に取り締まっていただくのが解決策としては現実的と思います。警察としても、善良な市民がつい犯してしまうスピード違反で市民の反感を買うより、明らかにアカン筋の方から容赦なく反則金を取り立て、市民の共感を得るほうが、はるかに得策と思えますし、予算(反則金に予算があるのは公然の秘密ですが)確保にも有効と思われるのですが。
    尚、受動喫煙のみならず、最近はサードハンドスモークの悪影響もようやく人口に膾炙するようになってきました。
    他のコメントで酒の害についてコメントされていた方がおられましたが、基本、酒の害は本人限定であるのに対し、喫煙は不特定多数の人間に害を与える点、その薬物の有害性をさておいても、はるかに危険です。
    喘息の親が実は喫煙者である、などと言うことは、決して珍しくない今の日本人の意識は変わらなければなりません。

    1. 権兵衛 より:

      >基本、酒の害は本人限定

      「基本」と書かれてますので、当然理解されているのでしょうが、交通機関での酔漢の事件など珍しくもなく、飲酒運転による惨事も未だ世界中で毎日でしょう。
      喫煙による害は、因果関係の見解は異論もなくはないでしょうが、私も害はあるとは思います。
      渋谷区が(特定の)路上飲酒を禁ずるように、既に飲酒も行政が動きつつありますよ。
      夜の混雑した通勤列車で、酒臭いオヤジや吐きそうな者など、師走ならずとも未だ頻繁におり、煙草以上に嫌う方もいなくはない。
      どちらもルール、マナーを弁えた上でということでしょう。

      >喘息の親が実は喫煙者である

      50年くらい前だと、普通に多くの父親は乳幼児の前でも喫煙していたと思いますが、今の高齢者(当時の乳幼児)には喘息が多いのでしょうか?
      昔より喘息患者は減ってるような気もしますが、因果関係を特定するのは難しい気もしますが。

      1. 市井の内科医 より:

        迷王星さまも指摘されておられる通り、アルコールも立派な薬物ですし、周囲への害悪も存在します。
        個人的には、飲酒、喫煙、いずれも嗜みませんのでどっちも禁止で一向にかまわないのですが、飲酒に関しては「適量(の基準はまた難しいですが)」に限れば、周囲への害もなく、有益性もなくはない、という意味で喫煙よりは許容できるかな、と考えています。これは私の専門が循環器だからかもしれません(精神科の先生方は、また意見が違うでしょう)。
        喘息に関しては、ざっと30年ぐらい前から、ステロイド吸入療法が始まってから、劇的にコントロールが改善しました。大気汚染の改善もあり、以前ほど一般の方の目にはつきにくくなったような気はします。
        現在の中高年層では(動脈硬化性疾患や発癌性は勿論ですが)、肺気腫・COPDが問題だと思います。無症状でもCTを撮ると悲惨な肺である方は多いですし、加齢に伴い症状が出現します。全身麻酔時の合併症率も格段に上がります。もちろん喘息の合併もあります。喘息は子供の病気と思われがちですが、発症年齢は子供と高齢者で多く、グラフにするとフタコブラクダです。

    2. 迷王星 より:

      市井の内科医さん、酒飲みが吐く臭い息に含まれているアセトアルデヒドはハウスシックで有名になったホルムアルデヒドと類似の化学的性質を有する立派な有毒物質ですよ。

      他のところで書きましたが、酒はある意味では煙草以上に質が悪い面があります。

      煙草は喫煙者つまりニコチン中毒に宇宙服のヘルメットでも被せてその中で好きなだけ吸わせておけば正気でいます。つまり喫煙で摂取できるレベルのニコチンは理性を破壊しません。

      しかし酒は飲酒者つまりアル中に酒を飲ませればますます理性が失われ人格が破壊されます。言い換えればエチルアルコールという物質は最終的に人間の理性・人格を破壊して人間としての尊厳を奪う薬物です。

      つまり酒は麻薬や覚醒剤と本質的には全く同じなのですよ。そしてアル中の末路もヤク中の末路と似ています。人格が破壊されひたすら酒だけを求めて周囲に暴力を振るい、周囲の人間(多くの場合は配偶者などの家族)を巻き込んで破滅へ一直線です。ただ、麻薬や覚醒剤と比べてエチルアルコールの場合は人を破滅に導くスピードがかなりゆっくりとしているだけです。

      酒が基本的に個人の問題という主張が正しいならば、麻薬や覚醒剤だって同じく基本的には個人の問題という結論になりますよ。

      飲酒運転(これは当人の意志によって意図的に行われる行為)による人身事故は本来ならば未必の故意による殺人罪や傷害罪で裁かれるべき極悪非道の所業ですから、道路交通法でなく刑法を改正して飲酒運転殺人罪や飲酒運転傷害罪を定めて刑法犯として裁く道を整えねばなりません。

      更に喫煙と同じく飲酒が(人格破壊以前の問題として)様々な病気の原因となり、医療費増大に大きな貢献をしていることは私が申し上げるまでもなくお医者様ならば先刻ご存知でしょう。

      別コメントに書きましたが、日本は酒飲み天国というか酔っ払いを野放しにし過ぎています。酒には煙草と同じく高率の課税で厳しく消費を抑制すべきですし、公共の場での飲酒は喫煙と同じく禁止すべきです。(ホワイトカラーが公衆の面前で酔っ払って這いずり回る姿を他人に曝している先進国なんて日本ぐらいだと思いますよ。少なくとも出張で何度か出向いたヨーロッパ諸国ではそんな姿のホワイトカラーを見たことは一度たりともない)

      1. 市井の内科医 より:

        ご指摘、グウの音もでません。
        弁明は権兵衛様への返信にだぶりそうなので割愛させていただきます。

        >日本は酒飲み天国
        私の兄弟は外資が長いのですが、彼に言わせると、酒に飲まれた時点で「自己管理ができない人間」というレッテルが張られて、少なくとも管理職はアウト!だそうです。日本のように、酒で乱れることが「腹を割って付き合った」「本音で付き合った」といった価値観は、あちらでは全くないようです。路上で酔っぱらうのは、結構な低階層の方々に限られる、と言ってました。
        なにか宗教的な理由なのか、人種的な多様性が高い社会の結果なのか、興味は尽きませんが、個人的には酒も全く飲まない人間なので、その点では、日本社会では若干生きづらいと感じます。

  16. カズ より:

    タバコに含まれるニコチンは、2本分で成人の致死量。幼児だと0.5本分で致死量です。

    歩きタバコや受動喫煙ももってのほかなのですが、灰皿代わりにした飲料容器の放置はやめて欲しいんですよね。

    ひとくち飲んだだけで自販機の前に放置されたPETのお茶にタバコが1本浮かんでたりすると、片付けしてて心配になってしまいます。

    *面倒でも自販機の取り出し口を買い物前に確認しなくちゃ・・って思ってます。

    1. ミシシッピ より:

      経口摂取と受動喫煙を何故同一に語るのでしょうか?
      貴殿の論法なら、喫煙者は全員即死ですよ。
      禁煙に反対はしませんが、貴殿の様な誤ったイメージで喫煙者をやり玉にあげることが問題です。
      もし、貴殿がこの問題に熟知されているなら、科学的根拠を元にご説明ください。
      受動喫煙のリスクは、1.3倍、排気ガス等のリスクは1.5倍との報告がありますが、如何お考えですか?
      肺がんのうち、現在喫煙の影響の少ない腺癌が半数以上を閉めますが、その理由は、何故でしょうか?
      イメージで一部の方を槍玉にあげるこの風潮、どこかの国の外交戦略と同じ匂いがします。

      1. カズ より:

        私は喫煙自体には反対ではありません。

        ただ、タバコを吸うんだったらルールを守って欲しいと言いたかっただけなんですよ。(携帯灰皿の使用とか・・。)

        自販機の前に限らず、キャップ栓(ボトル型の容器)が閉じられた形でニコチン水溶液状態になった飲料が放置されてたら、こどもたちの誤飲を心配するのは当然のことではないのですか?

        科学的な見地は持ち合わせていないのですが、誤飲に関するPDFがありましたので参考まで・・。
        https://www.city.hachioji.tokyo.jp/emergency/medical/p005725_d/fil/2015p26-27.pdf#search=%27%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%B3+%E8%87%B4%E6%AD%BB%E9%87%8F%27
        >水に漬っていたタバコは、その液にニコチンが溶け出していて、吸収されやすく、少量でも非常に危険になります。ジュースやビールの空き缶を灰皿代わりに使うのはやめましょう。

        *****

        あ、読み返してみると「・・・『こどもたちが誤飲してしまうのではないかと』片付けしてて心配になってしまいます。」と入力したつもりが、一節抜けていました。

  17. 海コン より:

    副流煙の影響範囲は室内だけ、同じ空間を共にしている人だけでしょ。
    例えば、沖縄で吸ったタバコの煙が偏西風に乗ってはるばる東京で暮らしている何も関係ない人に影響するなんてあり得ないですよね。たばこの煙りの質量が昔と比較して重く濃度を保ったまま風に流されるんなら別なんですが、もしそれだったら放射線より怖いよなぁ。完璧な毒物でLD50の数値が特定されてなきゃだめですよね。ま、妄想ですが。

    と、目的範囲規準を私好みに変えてしまいつつ、世間の絶対禁煙論者さん副流煙被害者友の会の皆様にこうお伺いしたいです。
    「定義の確立してない架空の設定であたかも被害者ぶったり喫煙者をむやみにさげすさむのはやめてくださいね」
    「ご自分が禁煙されたからって、他人に偉そうに語らないでね」
    「喫煙者だって人権あるんだもん」
    「国策として税金投入して分煙してるからもういいじゃん」

    やっぱりワタクシ世間に甘えすぎてますね。

  18. 茶筒 より:

    タバコについての厚労省の動きは、それこそ財務省、文科省、農林水産省並の、無能の極みと思っています。

    目指すべき目的は「非喫煙者への受動喫煙の防止」のはずなのに、その手段である「屋内喫煙の禁止」にこだわった結果、「路上に面した喫煙所による非喫煙者への受動喫煙の機会を増やした」という、極めて愚かな結果になっているからです。

    むしろ今行うべきは、「公共機関や公共施設」に「屋外に煙害をまきちらかさない、喫煙所を増やす」ことを推奨することのはずです。
    それと並行して、「タバコの値上げ」「ニコチン依存者の治療補助」「屋外、私的機関、及び「そこに隣接する半径10m以内」の禁止」をするべきです。(前述の公共機関での喫煙所増加により、日常生活で吸える場所を維持しつつ)

    そうではなく、「喫煙者が、非喫煙者に迷惑かけることなく吸える場所をまず取り除いた」これは、まごうことなき「無能の仕事」です。
    このことにより、「今まで喫煙所があったのに廃止されて道路に面した場所で吸う人」や「今まで会社の喫煙室で吸えてたのに廃止されて、コンビニの灰皿の横で吸わざるを得なくなった」という「マナー守りたいのに国のせいで守れない」ことによる問題がどれだけ起きたのか。

    無能厚労省に、国民一人一人が「無能政策のせいで煙害被った」という集団訴訟は、できないんですかね。

  19. ミシシッピ より:

    私は非喫煙者ですが、現在の風潮が嫌いです。
    まずはじめに、受動喫煙が肺がんのリスクを増加させるのは、程度の差があれ、影響あるのでしょう。
    そもそも、肺がんはガンの中で世界死因1位のようですが、肺がんの半数以上は、腺癌ですよね?
    タバコの影響は少ないと思いますが。
    次に、受動喫煙のリスクは1.3倍とのことですが、これまでの諸外国での疫学調査では,喫煙の影響を調 整しても,都市部における大気汚染により肺がんリスク が1.5倍程度にまで増加することが報告されている、みたいですね。(出典 国立がんセンター研究所がん情報研究部がん発生情報研究室長 祖父江友孝 肺がんのリスクファクター)
    すなわち、何が言いたいかと申しますと、いちいち、リスクなんて考えていたら、生活出来ません。
    ガンのリスクなんて我々の周りに山ほどあるじゃないですか。
    むしろ、今の嫌煙ブームが、魔女狩りのように見えてしかたがないです。ホタル族のおじさんを見てると気の毒に思います。そもそもですが、国がタバコを発売している事が一番の問題ではないでしょうか?タバコは嗜好品であり、吸う方の権利を阻害するのはいただけません。

    1. 匿名 より:

      喉頭がんとか食道がんのことも忘れないであげてくださいw

      あと上の方で書かれていますが、COPDも悲惨ですよ。
      真綿で首が絞められるように苦しみ抜いて死にます。

      1. りょうちん より:

        しまった名前入れ忘れ

  20. 迷王星 より:

    喫煙を更に厳しく規制するのは結構なことですが、社会コストからすれば今や喫煙を遥かに凌駕していると推測でき飲酒運転による死傷事故は言うまでもなく喧嘩などの暴力事件やDVの背景にもあるケースが多々ある飲酒という行為が日本では野放しで酒飲み天国状態です。

    率直に言ってホワイトカラーが公共の場(駅や公園など)で酔っ払って他人に絡んだり大騒ぎして周囲に迷惑をかけるシーンが普通に見られる先進国は日本ぐらいのものでしょう。

    ということで、飲酒も喫煙と同じぐらいには厳しく規制して欲しいですね。具体的には、

    1.喫煙と同様に、駅・列車内・船内や公園など公共の場での飲酒を禁止し、公共の場での酒・煙草の販売を禁止する。(もちろん、当人らだけが良くて周囲には大迷惑な花見酒で大騒ぎという日本の春の風物詩は完全にアウトです)

    2.高速道路のサービスエリアでの酒類の提供ならびに販売を禁止する。(飲酒運転を禁止しておきながら、高速道路で酒の提供や販売を許しているというのは支離滅裂で論理的に理解不能)

    3.酒の安売りを禁止し、煙草と同様に定価販売とし、煙草と同様に定価の6割程度を税金として徴収する。

    4.酒の個人輸入に関しては煙草の個人輸入と同様の扱いとし、通関時に多額の課税を行う。

    5.公共の場で酔っ払って他人に絡んだ人間は問答無用で精神病院に強制入院させてアルコール依存症治療を強制的に行う。(アメリカなどでは公共の場で酔っ払って他人に絡めば精神病院送りというのは普通に行われている処分だそうで、これは日本も学ぶべき点です)

    6.飲酒運転による人身事故は未必の故意として殺人罪・傷害罪により処罰できるように関係法令を改める。何しろ、飲酒は強制されるのではなく当人の意思によりますからね。

    要するに、酒の最も重要な成分であるエチルアルコールという薬物は脳に対してほぼ不可逆的に損傷を与え理性と人格を破壊し人間としての尊厳を奪うという意味では、麻薬や覚醒剤と同じであり、単に致命的なダメージを与えるまでの時間が現行法令で禁止されている薬物よりも長いだけに過ぎないという事実を正しく反映した飲酒の扱いにすべきということです。

    また日本人などのモンゴロイドは欧米人のようなコーカソイドと比べて高いアルコール分解能を遺伝的に欠く比率が高く、アルコールによって健康を損なう(理性の破壊もその一つ)危険性が欧米人よりも高く、胃・肝臓・膵臓・腎臓・心臓などにダメージを与えて医療費増大による社会負担の原因にもなっています。

    まずは酒の安売りを禁止して定価販売限定とし、煙草並みの懲罰的課税をする方向へ課税率を定期的に上昇させる方針を明確に打ち出すことと公共の場での喫煙・飲酒の禁止によって飲酒人口・飲酒量を減らすことでしょうね。酒造企業はバイオ産業などへ転身して頂くということで。

    1. ミシシッピ より:

      賛成します。
      更には、肥満税の導入を提案致します。
      肥満は、日本の三大死因の脳卒中、心筋梗塞の原疾患たる高血圧、糖尿病、脂質異常症などの大きなリスク因子です。健康でない事が罪たる現在、肥満は喫煙、アルコールに加えて自分で予防できるリスクです。
      BMI25以上は直ちに税率30%課税位すべきです。
      心筋梗塞を発症したら、医療費がいくらかかるか?分かっていない方が多すぎです。
      そんなに健康健康言う方々、直ちに肥満税導入しましょう。

      1. 迷王星 より:

        ミシシッピさん、御賛同有難うございます。

        しかしながら御提案の肥満に対する懲罰的な課税は難しいと私は考えています。その理由は当人の責任でない部分、つまり遺伝子によって肥満しやすい体質というのが確実にあるからです。即ち、生まれつき肥満しやすい体質を持った人間はそうでない人間よりも努力すべきだとなると、では「各自が自分の頭で考え判断するのが民主制という政治制度の最も重要なポイント」であることを覆し自分で考えることを拒否しやすく他人に扇動されやすい結果として民主制を危険に陥れる可能性が高い頭の悪い人間にも例えば懲罰的な課税をすべきだということになります。

        肥満以外にも社会的コストを増大させるリスクを負って生まれてしまった人々それぞれに対してその人が存在することにより増大し得る社会コストに見合った懲罰的な課税をすべきということになり、優生学の亡霊が復活することになります。

        但し、肥満を引き起こしやすい飲食物に対して懲罰的な課税をするというのならば賛成です。例えば確かアメリカでは以前から真剣に議論されていた筈ですが、砂糖が大量に入った炭酸飲料に対して課税するという案、あるいはそもそも砂糖に対する課税は日本でも真剣に考えるべきでしょう。ついでに言えば、アスパルテームなどの人工甘味料はカロリーゼロではありますが、膵臓のインシュリン分泌に影響を与えることで肥満や膵臓疾患のリスクを増大させることが知られていますから、これら人工甘味料に対する課税も考えるべきかも知れません。

        それ以外にも心臓疾患を有意に増大させるトランス脂肪酸を使用している食品(多くがファーストフード)に対する課税は真剣に考えるべきでしょうね。

        そういう意味では酒だけでなく、健康を損ねるリスクの大きな食品や原材料に対する課税は真剣に考えて実施すべき段階にあると思います。

        1. ミシシッピ より:

          お返事有難うございます。
          太りやすい体質、太りにくい体質はあると思いますが、結局は本人の生活習慣と考えます。
          なので、高血圧他は生活習慣病なのです。
          減量の効果は、10mmhgの降圧効果があると聞きます。
          心筋梗塞発症による一枝病変のPCIは100万円の医療費です。
          煙草だけ、やりだまにあげる現在の風潮は非常に気持ち悪いです。
          なので、健康に悪い事柄、全てを公平に取り締まるべきと考えます。

        2. 迷王星 より:

          ですから不健康な人でなく健康に悪い物に対してペナルティ的に課税するのですよ。人は残念ながら生まれながらにして全くもって不平等です。平等ではありません。個々の病気の原因毎に、遺伝子によってその病気になり易い人となり難い人という格差ははっきりとあります。つまり僅かの努力や全く努力せずにある病気になり難い人と大変な努力をしなければなってしまう人とがいるということです。ですから、その病気になり易いという意味で劣っている人に課税というペナルティを課すのは二重の苦痛を与えるに等しいのです。

          不健康な人が更に不健康になりやすい飲食物や嗜好品、こういった物に対してペナルティ的に課税することでそれを摂取しようとする人は多額の金員を支払わねばならなくなるので結果的には金銭的なペナルティを受けるのです。そういう物を摂取しない人はたとえ不健康であってもペナルティを受けない。

          そもそも遺伝的な原因や明確な自我が確立し自分で自分の食べる物を選択する以前の幼児~児童の段階での生活によってなり易さに大きな差が肥満に対して医療費故に課税すべきということになれば、心臓病よりももっと桁違いに高額の医薬品や治療を必要とする難病の人間には桁違いの課税をすべきだということになります。

          肥満だけが生活習慣の影響を受けるわけではありません。様々なガンの多くも食事や生活習慣によって発症率は大きく変化します。様々な内蔵の病気にしても生活習慣に依存せず発症率は一定という病気を探すほうが極めて困難で内蔵系の病気の殆ど全ては生活習慣で発症率が大きく変動します。多くの人々が多額の治療費を支払う羽目になっている虫歯も言うまでもありません。

          そういう実態がある以上、肥満だけを特別扱いして課税するのは筋が通りません。それら生活習慣が悪くて病気になる可能性が高い人々の全てに課税すべきだということになりますが、それらの対象者を選別するのは現実的には不可能です。

          そうである以上、ガンや内蔵系の病気、更には歯科や整形外科(骨折などのケガもスポーツや職業など個人が選んだ生き方が原因である比率が高い)なども肥満で起こり易い病気と同じく全ては自己責任として医療保険の対象外とすれば良いのですよ。

          恐らくですが、そうやって生活習慣や生き方での医療費の増減がある病気の治療を全て自己責任として切り捨てて行くと、そもそも公的な医療保険の対象にすべき(つまり生活習慣や生き方に全く影響されない発症率の)病気というのは存在しなくなると個人的には思います。

          即ち、ミシシッピさんの主張されるように医療費負担が増大するのを当人の生活習慣の責任に帰して課税によってペナルティを与えるべきだと言うならば、そもそも公的医療保険を廃止して、全ての病気は究極的には自己責任(あるいは両親の責任)であるという観点に立ち戻り、アメリカ的な方法つまり個人的に民間の医療保険に加入するか全額自己負担するかにするのが最もスッキリしています。

        3. 迷王星 より:

          「内蔵」→「内臓」でした。失礼しました。

  21. ハゲ親父🐧 より:

    何故、非喫煙者の権利ばかり騒ぎ立てるのか意味が判らない。🐧
    現在の喫煙者は私が若い時より遙かにマナーが良いが(国鉄時代に車輌の中で紳士が煙草を吸っいました)、それに呼応する様な、若者の体力の有意な伸びがあるのでしょうか。🐧
    私自身は、最盛期には1500mを4分15秒、100mを12秒で走り抜け、減量に入っていなければベンチプレスは120㎏でセットを組んで、MAX140㎏、ハーフスクワットは300㎏以上でしたが、二十歳からずっと喫煙者であり、現在はパイプスモーカー・シガースモーカーで、高血圧以外は非常に健康なただの厳ついオッサンです。🐧
    何処かで見た記事ですが(当然、愛煙家のサイト)、麻薬中毒者には非喫煙者が有意に多いとの話もあります。🐧
    非喫煙者が闇雲に嫌煙権を振り回すのは如何なものかと考えます。🐧
    勿論、私はマナーの良い喫煙者のつもりですが、攻撃的な嫌煙運動にはうんざりします。🐧
    国は、愛煙家から煙草消費税を巻き上げているのですから、それを財源に屋内外を問わず喫煙場所を整備すべきだと考えます。🐧

    1. 初投稿 より:

      あなたの主張は分かります。

      今問題になっているのは、モラルある喫煙者の話ではなく、
      モラルハザード喫煙者の話です。

      失礼ながら、喫煙者間で啓蒙活動するなど、対応措置も取られないまま
      喫煙権だと言われても、まったく説得力がありません。

      喫煙者は自分で自分の首を絞めている状況ですので、
      そちら側にいることを自覚いただいたうえで、

      喫煙側・非喫煙側どちらサイドに属すべきかを考える「時代」と考えますが、
      間違いですか?

      1. ハゲ親父🐧 より:

        初投稿様
        勿論、喫煙側にいます。🐧

  22. 匿名 より:

    私は今まで非喫煙者ですが、今の魔女狩り的風潮は行ききすぎかなと感じますが。
    喫煙率が低下しているのに、肺ガンが減らないのは原因が排気ガスだからだと思いますが、私の周りで64歳で肺ガンで亡くなった喫煙者が3人もいます。年金生活を長く楽しむためにはやはり禁煙が必要ですね。
    受動喫煙対策か、今では会社のタバコ休憩も認められなくなりました。

  23. 匿名 より:

    LKでも腺癌全部がタバコ由来ではないですよね。石綿もあるし寧ろスキャマッセルの方が化学物質(というか異物)の反応が良いのではないかと思いますけど、最近は勉強不足でわかんないです。ま、反応良くなければそのまま蓄積して最悪癌化細胞がでるかもしれませんけど。去痰は大事です。

    タバコ2本分の成分を直接動脈注射すると、どんな生き物でも確実に予後不良です。タバコ喫煙目的そのもので標的物質をヒトに経口?呼気?経由で摂取して、薬物動態・排泄までADME評価したDATAはまだないのかと。一週目はあるかもしれんけど、二週目の評価チェック分析まではなかったんかな。

  24. 匿名 より:

    タバコに厳しすぎる
    という意見をよく見ますが、よく考えてください

    飲酒運転は刑法で厳罰です 酔って、人殴ったり、痴漢したりすれば逮捕されます 
    飲酒運転で酒を提供した店も逮捕されます

    しかし、タバコで隣で吸うのをやめてくれ、というのを無視したり、服が臭くなってもクリーニング代の弁償もされません ポイ捨ても掃除するのは、非喫煙者です
    家庭内暴力も、ストーカーも、セクハラパワハラも、昔は自然なことで、だれも責任を取らなかったのです
    しかし、近代化され、論理化され、問題であると認識されるに至りました。

    迷惑喫煙はずっと、無責任だったのです 少し前の、セクハラもストーカーも家庭内暴力も、よくある事ですまされていたのと同じです

    決して、魔女狩りなどではありません。当たり前に使づいているだけです
    喫煙所を作ればよい。と簡単に言いますが、
    危険性が明らかになっているものの掃除、メンテを誰がするのか。それは曝露することです
    また、肺がんの話題ですが、タバコは肺がん以外にも有害です 脳卒中から心筋梗塞、喘息まで何でも。

    ようは、今までの無責任状態の放置は許されないということです

    アジアで評判を落としている日本人は、喫煙者です。アジア各国のほうが(台湾や中国、韓国に限らず、東南アジアでも日本より喫煙規制が進んでいます)法制化され厳しいにもかかわらず、現地の法を守らず、店で灰皿要求したり、喫煙したり。
    非常に傲慢で、マナーが悪いと認識されています

    1. なん より:

      かの国と同じ論法ですね。
      だから、正確に受動喫煙のリスクはどのくらいか?科学的に証明すべき。
      受動喫煙に関して現在ある論文は、肺がんのみの。東スポレベルのインパクトファクターの論文しかない。
      根拠ない、イメージ先行の話じゃないですか。受動喫煙でどの位心筋梗塞増えるか根拠は?医学論文をご提示ください。
      少なくとも、NEJMレベルの論文なら話が別。
      だから、彼の国と同じ論法だと話してるんです。

  25. 774RR より:

    禁煙して十年以上経ちますしどちらの気持ちも理解できると思っていますが、近年の日本でのタバコ狩りの風潮は欧米の行き過ぎたポリコレのような怖さを覚えますね。

    屋内も駄目!屋外も駄目!喫煙場所そのものが無くなっている事を紫煙を嫌っている人も少しは考えるべきではないでしょうか?それでもガタガタ言いたいのであれば非合法化運動をするべきでです。

  26. 門外漢 より:

    若いころ喫煙していて現在は脱煙歴の方が長くなりました。
    その経験から言えば、タバコも酒もコーヒーも嗜好品で、そんなに目くじら立てることもないと思っています。
    確かに健康上問題があり、受動喫煙は他人の権利を侵害している面もあるので、ある種の規制はあっても良いとは思いますが、「喫煙コーナーで吸えよ」くらいで良いのではありませんか。
    民-民の契約ですから、生命保険の掛け金も高めにしても良いでしょう。
    喫煙して寿命が縮もうが伸びようが個人の選択ですが、そんなに言うなら「健康によくないよ」と言う教育は小学生くらいからやるべきです。現状はタバコどころかドラッグや大麻の害すらさほどに教育しているようには思えません。
    そういうことをやった上で個人の選択に任せれば良いと思います。上でどなたかも書いておられますが、ァッショに近いキチガイじみたことだけは願い下げにしたいものです。

    私的には満員電車でのニンニク臭を取り締まって欲しいくらいです。

    1. 匿名 より:

      ✖ァッショ
      〇ファッショ

  27. やさぐれSE より:

    筒井康隆の『最後の喫煙者』を思い出しました。

    最近、お仕事で医療保険財政健全化のための医療費適正化ネタを調べているのですが、禁煙は総医療費を押し上げる(さっさと致命的な疾病に罹患して死んでくれたほうが安上がり)とか、予防医療で医療費は下がらないとかで、どうすりゃええねんって感じです。

  28. 埼玉国民 より:

    初めてコメントさせて頂きます。当方、喫煙者です。

    海外の事情についてですが、既にコメントがある通りで、法的には厳格に見えて、実はそうでもないというケースが多々ある気がします。

    仕事でシンガポールに行く機会が何度かあったのですが、既にご指摘の通り、往来の多いメインストリートではかなり短いスパンでゴミ箱が設置されており、その天井にはかなりの確率で灰皿がついており、路上喫煙には何も困らない環境だったりします。

    国策としてゴミの投棄には罰則が課せられていますが、吸うこと自体は割とルーズな印象です。

    また、ちょっと横道に入ると吸殻の山が至るところにあります。これには流石に驚いたというか、相対的に見て日本はかなりちゃんとしているようにも思えてしまいます(だからといってポイ捨てや無配慮な路上喫煙が許されることはないのですが)。

    その他の国がどういう事情かは現地を見たことがないので分かりませんが、意外と吸うこと自体に対してはそこまで規制されていないのでは、という印象です。

    問題の本質が吸われかたにあるのであれば、行き着く先は最後の喫煙者のような末路ではなく、個人所有が禁止になり、特定の認可された喫煙バーみたいなところでのみ吸える、みたいな形になるのかなぁ、と夢想する次第です。

    まったくもって取り止めもない話で失礼しました。

  29. ハゲ親父🐧 より:

    煙草を吸うのは個人の嗜好であり、それに対して確たる根拠も無く、差別的な発言をする事は、正常な知性を持つ人間と言えるのでしょうか?🐧
    そんなに、健康が大切なら空気清浄機のある部屋から出なければ良い。🐧
    外に出れば、車の排気ガスやブレーキの際に飛散するアスベストが充満しています。🐧

    1. 匿名 より:

      決して怒らないでくださいね、、

      >確たる根拠も無く、差別的な発言
      ハゲ親父さんはいつもこんな感じですよー
      ↓↓↓
      文在寅に限らず朝鮮人の頭の中身は、犯罪常習者や何らかの精神異常者と同じではないでしょうか。🐧

      コレこそ、おまゆうです。
      冷静になって少し考えた方が良いです。

      いや、別に差別的な発言な発言が悪いとも思いませんが。
      ハゲ親父さんの発言で日本が不利になるのをハゲ親父さんご自身で責任を取れるのであればね。

  30. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    どうも皆さんのコメントを読んでいると、理性的なようで、そうでもないというか。

    嗜好品といえど社会的に許容できないなら禁止すればいいし、許容できるなら個人の責任の範囲で嗜めばよい。また、人に迷惑を掛けないという基本はどのような行為であっても考慮されるべきで、どのような行為でもその努力が無ければそのうち社会的に許容できなくなります。

    健康被害と言っても、例えばスマホは健康に悪いから禁止しようと言えば大反対されるでしょう。要は、無意識のうちに自分にとってのメリットとデメリットを比較して判断してるだけじゃないでしょうか。
    素人の意見ですが、健康にいいか悪いかはコレステロールの基準値一つとっても時間とともに判断が変わり、個人差も大きいものだと思うので、影響が0ではないから健康に悪いんだ、という言い分は受け入れられません。
    影響が0じゃないなら電磁波だってそうでしょうし、飛行機も放射線の影響がありますし、温泉だって無理でしょう。

    それよりは持久走の目標タイムを設けて、それ以下なら強制トレーニングという法律でも作ったほうが健康にはいいと思います。

  31. 匿名 より:

    元喫煙者です。何の問題もなかったのですが、飽きたのでやめました。1日1箱は吸ってたのですが、あっさりと禁煙。気を使うタイプなので、被喫煙者がいる場所では吸わず、どちらかというとマナーを守っていた人間側の意見です。

    受動喫煙の問題は深刻で、マナー啓発は必要です。ルールを厳しくするのも賛成できますし、非喫煙者に迷惑を掛けないような喫煙所は必要。

    ですが、、、、、

    私はお酒が飲めません、ニオイも大嫌いです。酔っ払いに絡まれたこともあります。正直、お酒も害悪なので自宅以外での飲酒はやめて欲しい。飲酒者が暴れて家族に危害をくわえないか毎日心配です。
    私は賭け事はしません、雰囲気も大嫌いです。パチンコもウルサイです。正直、怖い変な人が集まり治安悪化するので全面禁止にして欲しい。治安悪化で家族の平穏が奪われたり危害を加えられないか毎日心配です。

    という感じなので、受動喫煙問題と一緒です。嫌いな人だけではなく、《すべての人にとって害悪》なのです。なので、タバコだけをターゲットにするのは不公平。

    学生の時、先輩に酒を無理やり飲まされて病院送りになりました。一歩間違うと死んでいたかも。なので、お酒も全面禁止すべきです。タバコの火で他人を殺すこともあれば、お酒で人を殺すこともあるのです。飲酒する人は飲めない人に無理やり飲ませない自信がありますか?ある訳ないですよね、絶対に。暴れて人を殺さない自信ありますか?あるというならウソつきです。たくさん死んでいますので、すべての飲酒者は同罪です。無関係ではないのです。

    なので、こういう話をするのであれば、類似の問題も一緒に論じるべきかと思われます。IRは反対でパチンコ問題は無視してるのと一緒で、都合の良い議論になっています。

    追加でしつこく言うと、タバコを忌み嫌う人は、《路上喫煙と飲酒外出は同レベル》ということを知っておくべきです。むしろ、より危険です。

  32. 匿名 より:

    喫煙者に同情的・宥和的なコメントが多いことに驚きです・・・。

    医学的根拠~とか、酒やギャンブルだって~とか知りませんが、非喫煙者としては、

    臭いんだよ!タバコの煙も、てめーらの体や服や歩いた道も!他人に不快な思いさせんな!

    自分は非喫煙者に配慮している、迷惑をかけてない、というのなら、完全に隔離遮蔽された場所でのみ喫煙し、喫煙後は体中に消臭スプレーを吹きかけるくらいしてもらわないと。喫煙者の鈍い嗅覚では、自分たちがどれだけ不快な臭いを発しているか感じ取れないんですよ。

    喫煙者は、程度の差こそあれ、須く非喫煙者に迷惑をかけていること、そして自分が、自らの嗜好のために他人を不快にすることをいとわない超利己的な人間であることを自覚すべきです。

    1. とむ より:

      同じくニオイが我慢できません。
      コートや革カバンは水洗いのできないので、ニオイが落とせません。
      ファブ○ーズを吹きかければ、とおっしゃるかも知れませんが
      ヌメ革はシミになりダメになってしまいます。

      非合法品ではありませんから、喫煙される事自体はご自由にと思いますが、
      ゴミ袋をまるっとかぶっていただいて、煙を外に漏らさずお願いしたいものです。

      禁煙でない店とはいえ、元々20人いた先客が誰も喫煙しないのに、
      後から来た一人が無神経に喫煙して空気を汚すような事があるから
      法令で制限されたのだと思います。

    2. 匿名 より:

      非喫煙者というだけで、喫煙者を攻撃しても許されるのが当たり前という自分の思考回路に疑問を持って下さい。

      1. 匿名 より:

        喫煙者は法と世論を盾に絶対的な正義と言い分を得た!とばかりに熱狂した
        正義マン達のいいマウンティング用の空気嫁にされてますなぁ
        ご愁傷様です

      2. 匿名 より:

        スメルハラスメントで喫煙者から攻撃されているのだから反撃して良いと思いますが。
        喫煙という行為自体が非喫煙者への攻撃、迫害だということをご理解いただきたい。

  33. 匿名 より:

    喫煙者の数を勘違いしていませんか?

    ずいぶん減ったとはいえ、日本人の喫煙率は20%、男性だけなら25%もあるのです。
    1000人居たら、200人は喫煙者です。

    ・通勤中とか、街を歩いているときに100人単位でくわえ煙草の人に出くわすなら
     「喫煙者はどいつもこいつもロクでもない」と言えるでしょう。
    ・10人とか見かけたのなら、「いまだに結構な数のバカが居る」です。
    ・数名程度であれば、「ほとんどの喫煙者はちゃんとしてるのに、まだこんな奴
     も居るのか」でしょう。

    ほとんどの喫煙者は、喫煙所さえあれば、そこで吸うと思いますよ。

    加熱式煙草の喫煙(?)者でした。

    1. 匿名 より:

      某地方役所勤めですが、最近庁舎から喫煙所が撤去され、屋内全面禁煙になりました。
      その結果、昼休みになると大勢の喫煙者が近くの路上にたむろし、タバコをふかすようになりました(誰かが公衆灰皿を設置した)。

      そのエリアは大きい通りから丸見えで、地元の人なら喫煙しているのが役所職員だとすぐに分かります。同じ職員として苦々しく思っています。また外食時の通り道でもあるので、単純に臭くて迷惑です。

      喫煙所を撤去したのが悪いのでは、と思われるかもしれませんが、喫煙所があった頃は、そこへの通り道が非常に臭く、来庁者からの苦情も多かったので撤去されたという経緯です。

      長々書いてしまいましたが、「喫煙所で吸えば良いという話ではない」、「喫煙者は世間体や非喫煙者への迷惑より自分の欲求を優先する」ということが、実体験から得た結論です。
      もちろん全ての喫煙者がそうではないと思いますが、200人中5人10人の話ではないでしょう。

  34. がぶりえる より:

    小生は喫煙者で未だにKENT 1mgを吸ってます。
    路上喫煙に関しては小生も注意された側ですので今はタバコをバックの中に入れ歩いていますので路上喫煙はしなくなりました。
    要は喫煙者のマナーに関してでしょうが、基本マナーとは時代が要求した全体意思と考えていますのでマナー違反者に他人を批判する資格無しが身上ですので極力マナー違反は避ける様に心がけています。
    最もマナーとして規定された行為が明らかにおかしい場合は無視しますが、路上に転がる吸い殻の山を見るのは汚いの一点で路上喫煙のマナーは納得してます。
    即ち蕎麦を食うのに音を立てても西洋のフルコースでスープを音を立てて飲む輩が居ないと同様の事と思います。歩きスマホ、車の運転中の電話行為と同様ではありますが寧ろこちらの方が事故に直結している点では有害です。
    最後にマナー違反とされる事に対する拒絶意識は日本人としての矜持がさせる技と思ってます。

  35. すまないさん より:

    個人的な喫煙者の評価を書かせて頂きたいと思います。
     1.喫煙所・スペース設置での喫煙:◎
     2.それ以外の屋外での喫煙(歩き除く):△
     3.歩きながらの喫煙:×

    1.については、設置されている所であれば、ルール上は文句なしで良いと思います。
    風で流れてきても、仕方ないと思います。行政や技術で何とかしてほしいと思います。

    2.については、バス停・椅子・オブジェ横・店舗入り口等ありますが
    人目や風の向き・影響を考えて吸われている分には文句はありません。
    しかし、指定外の場所なので文句を言われても仕方ないと思います。
    近くに指定スペースがある場合には特に非難・嫌悪されるかもです。

    3.については、論外です。罰則を受けても文句言えないと思います。

    おまけですが、家の中の換気扇の前も実は外ににおいを撒いていて
    近隣の方が迷惑されている可能性があります。
    においや煙が出ないたばこを開発するか、電子たばこにシフトしてほしい所です。
    たばこを販売している店内で吸って頂けば良いかと思いますね。
    駄文にて失礼します。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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