GSOMIAカード化に必死の文在寅政権、足元揺らぐ

昨日の『韓国首相訪日に対し、異常に高い期待を寄せる韓国政府』で報告したのとほぼ同じ内容の社説が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載されました。まさかここまで彼らの行動を読み切ることができるとは、自分でも思っていませんでしたが、話はそれにとどまりません。ここにきて韓国政府が日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)破棄チラつかせる「瀬戸際外交」工作を再び活発化させているようです。ただ、その一方で韓国では問題の法相が辞任するなど、文在寅政権に大きな打撃も生じています。

中央日報「手ぶらで帰るな」

まったく予想どおりの社説が中央日報から出てくる

今月22日に行われる天皇陛下の御即位に関する即位礼正殿の儀に参加するために、韓国から李洛淵(り・らくえん)首相がやってくることが確定した、という話題については、昨日の『韓国首相訪日に対し、異常に高い期待を寄せる韓国政府』で取り上げたとおりです。

韓国首相訪日に対し、異常に高い期待を寄せる韓国政府

昨日の記事では、韓国側(韓国政府や韓国メディア)は次の3点を理解していないのではないか、と申し上げました。

  • ①李洛淵氏が訪日したからといって安倍総理との会談が実現する保証はないこと。
  • ②安倍総理との会談が実現したとしても、日韓問題を解決する提案をする責任は韓国側にあること。
  • ③具体的な提案によっては、日韓関係をさらにこじらせる可能性があること。

つまり、韓国側の報道ぶりを見ていると、「李洛淵氏が日本を訪れてわが国の安倍晋三総理大臣と会談さえすれば、日韓関係の膠着状況が打開されるに違いない」、とでも思っているようだ、という印象を抱かざるを得ないのです。

ところが、この3点について、まったく懸念したとおりの主張が、さっそく、韓国メディアから出て来ました。問題の社説が掲載されているのは『中央日報』(日本語版)です。

【社説】李洛淵首相、天皇即位式で拍手だけして手ぶらで帰ってきてはいけない(2019.10.14 07:31付 中央日報日本語版より)

記事タイトルには「(李首相は)手ぶらで帰ってくるな」とありますが、社説本文では、次のように主張しています。

  • 李首相には祝賀使節団の任務よりも重大な責務がある。1年前の大法院強制徴用賠償判決以降、悪化の一途をたどってきた韓日葛藤を改善する突破口を探る役割だ。
  • 「(安倍総理と李洛淵氏との)会談が実現した場合、大法院判決以降行われる政府再高位層間の対話となる。
  • 最も望ましいのは李首相が関係復元の意志を記した文大統領の親書を手渡し、安倍首相がこれに応える返事をして、にっちもさっちも行かなくなったこの局面を打開する転機にすることだ。

…。

あまりにも予想どおりで、この社説を読んだ瞬間、思わず乾いた笑いが出て来たほどです。

「お互いが」の詭弁

ところが、こうした状況をまったく読めていないのが韓国という国の特徴なのでしょうか、社説には、次のような文章も登場します。

これまで韓日間の水面下チャネルが稼動していたが、強制徴用判決と請求権協定解釈をめぐる両国の基本的認識の違いも縮まらないままだ。それでも韓日関係をこのまま放置することは両国双方にとって得にならないため、改善の糸口を必ず見つけなければならないという気持ちを相互確認する場になるなら、問題の半分は解けたも同然だ。」(※下線部は引用者による加工)

まったく、自己評価だけはどこまでも高い国だと思わざるを得ません。

もちろん、当ウェブサイトとしても、日韓関係が悪化するに任せるならば、さまざまな点で不都合が出て来ると考えています。

とくに、対馬海峡の防衛体制が十分に整っているとは言い難いなかで、なし崩し的に日韓関係が崩壊し、「日米韓3ヵ国防衛連携」が名実ともに無効になってしまうと、北朝鮮の増長を招くとともに、潜在的な敵国である中国やロシアも高笑いすることになるでしょう。

しかし、それと同時に忘れてはならないことは、「無能な味方」はときとして「有能な敵」を上回る脅威である、という命題です。

とくに、自分たちにとってなにか都合が悪いことが発生すれば、「ウソツキ外交」、「告げ口外交」、「瀬戸際外交」を仕掛けて相手の譲歩を迫ってくるような国が、お互いに命を預けてともに戦うような「同盟国」としての資格を持っているとは思えません(※もっとも、日本にとって韓国は「同盟国」ではありませんが…)。

その意味で、日本にとっての韓国とは、1965年の日韓基本条約以来、おもに政治的・軍事的な理由に基づいて騙し騙し「日韓友好」を演じて来た相手国に過ぎないのです。

また、経済面で見ても、仮にいますぐ「日韓断交」が実現した場合、日本にとっても多大な打撃が生じることは事実ですが、受ける打撃の大きさでは韓国の方が遥かに大きいといえます(『日韓経済協会は民間経済界の総意を勝手に代表するな』参照)。

日韓経済協会は民間経済界の総意を勝手に代表するな

この社説でも、困ったときに「韓日お互いが努力しなければならない」と言い出すという韓国の常套手段がしれっと出て来ているのには呆れてしまいますね。

(※余談ですが、この手の「日韓関係をこのまま放置することが日韓双方にとって得にならない」といった認識を示す政治家は、自称保守勢力のなかにもたくさんいます(たとえば二階俊博・自民党幹事長や、民主党出身者でありながら最近自民党入りした長島昭久衆議院議員など)。こうしたおかしな認識を持つ政治家らについては、私たち有権者の側が賢くなることで、選挙を通じて少しずつ排除して行かねばならないことは間違いないでしょう。)

具体的な提案に乏しいのは民主党にそっくり

ところで、この中央日報の社説を眺めてみて、もうひとつ気付いた点があります。

それは、「偉そうに総論をぶつわりに具体的な提案が少ないこと」です。

たとえば、中央日報は現在の日韓間に横たわっている問題として、大きく「①強制徴用問題(※自称元徴用工問題の中央日報による呼称)」と「②韓日GSOMIA(※日韓包括軍事情報保護協定の中央日報による呼称)の延長問題」だと述べています。

しかし、この2つの問題を巡って、中央日報としては「どうするのが解決」だと考えているのでしょうか。

中央日報の社説のなかで、唯一の手がかりとなる下りといえば、次の記述でしょう。

現在、韓国の民間専門家と政界を中心に提起された『韓国は日本に賠償を要求せず、日本は明らかな謝罪をしなければならない』という解決法も積極的に述べ伝える必要がある。

???

何やら意味がわかりません。

ここでいう「謝罪」は、彼らがいう「過去の歴史問題に対する謝罪」のことを意味しているのだと思いますが、「とにかく形の上でも良いから謝ってくれ」などと韓国に求められ、あとになって蒸し返されるという事態が、過去に何度も何度も何度も何度も発生している以上、私たちはこれ以上謝罪に応じるわけにはいきません。

また、そもそも韓国が日本に賠償を要求しないというのは「当たり前」の話であって、むしろ自称元徴用工問題にしろレーダー照射事件にしろ、韓国側が作り出した国際法違反・約束違反・信義則違反状態を可及的速やかに解消しなければならないという話に過ぎません。

つまり、現在、「問題」を解決するためのためのボールは、100%、韓国側が握っているという状態にあるのです。

それなのに、中央日報の社説は、李洛淵氏に対し、次のように注文を付けます。

李首相は今回の訪日が韓日関係回復の最後の機会になりえるという厳しい状況認識を持たなければならない。天皇即位式で拍手だけして手ぶらで帰ることがあってはいけない。

具体的に何をどうするのかというビジョンもなしに、ただ単に「手ぶらで帰ってくるな」と注文を付けるだけの無責任さは、2009年9月に発足した日本の民主党政権の姿勢とそっくりです。

無理やり「カード」を作る

瀬戸際外交とは?

さて、以前から当ウェブサイトでは何度も議論してきたとおり、韓国が日本に対して仕掛けて来ている「瀬戸際外交」の典型例が、WTO提訴と日韓GSOMIA破棄です。

このうちWTO提訴の件を巡っては、週末までの状況については『瀬戸際外交に応じるな、日韓WTO協議は決裂させよ!』でも議論したとおりですので、続報を待ちたいと考えています。

瀬戸際外交に応じるな、日韓WTO協議は決裂させよ!

その一方で、『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(いわゆる日韓GSOMIA)の破棄を巡っては、当ウェブサイトではかなり初期の段階から、「これは韓国政府による瀬戸際外交だ」と申し上げてきました。

要するに、韓国政府としても本気で日韓GSOMIAを破棄しようと思っているわけではなく、日本政府による輸出管理適正化措置(詳しくは『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』参照)の撤回など、何らかの譲歩を引き出すための材料にしているに過ぎないのでしょう。

総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ

ちなみに北朝鮮が国連安保理制裁決議に反し、短距離弾道ミサイルやSLBMの発射実験を繰り返しているのも、米国を非核化交渉に引きずり出すための「瀬戸際外交」と見るべきですが、朝鮮半島では南北揃って「瀬戸際外交」が大好きなのかもしれません。

「日韓GSOMIAは必要でしょう?」

さて、日韓GSOMIA自体は、韓国政府が今年8月22日に破棄を決定し、翌・23日には日本政府に対し、これを通告した文書を手渡したため、このままでいけば同協定第21条第3項に従い、日韓GSOMIAは今年11月22日で終了します。

日韓GSOMIA第21条第3項

この協定は、一年間効力を有し、一方の締約国政府が他方の締約国政府に対しこの協定を終了させる意思を九十日前に外交上の経路を通じて書面により通告しない限り、その効力は、毎年自動的に延長される。

これについて、先ほども名前が挙がった李洛淵氏自身を含め、韓国政府関係者は繰り返し、「日本が輸出規制(※)を解除するならば、この日韓GSOMIA破棄を思いとどまっても良い」、といった趣旨の発言を繰り返しています。

(※「輸出規制」とは日本の韓国に対する輸出管理適正化措置を韓国側が誤記し続けているもの。)

さらに、最近になって頻繁に出てくるようになったのが、「やっぱり日韓GSOMIAは必要でしょう?」といった主張であり、その典型例が今月初旬の『韓国メディアが「GSOMIAは必要でしょ?」と強調』で紹介した、「北朝鮮のミサイルに関する報道発表の訂正事件」でしょう。

韓国メディアが「GSOMIAは必要でしょ?」と強調

これは、北朝鮮が今月2日に発射した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を巡り、当初日本政府が「北朝鮮が2発のミサイルを発射した」と発表しておきながら、途中で「1発のミサイルが2つに分裂した」と訂正した、とする話題ですが、その「続報」ともいえる記事が、昨日、中央日報に掲載されていました。

「北ミサイルを把握できない日本を助けようと…韓国がGSOMIAを先に要請」(2019.10.14 15:36付 中央日報日本語版より)

中央日報の報道を要約すると、「北朝鮮が2日にSLBMを発射した際、韓国政府がGSOMIAを発動して情報交換を要請した理由は、日本政府が当初誤った内容を発表したため、韓国政府内部で『友好国として日本を助けるべき』との意見が出たからだ」、というものです。

もっとも、中央日報自身がこの情報源について、「韓国政府当局者が14日に明らかにした」ものだとしているとおり、おそらくこれは韓国政府側のリークです。普段の韓国政府の態度を見ている限り、「韓国政府の発表だ」という時点で、その情報の信憑性は著しく落ちます。

そして、韓国政府が本当にそのようなリークをしたのだとすれば、その狙いとは、待てど暮らせど日韓GSOMIA破棄を「外交カード」として受け入れようとしない日本政府に対し、「ウソツキ外交」を発動した、という可能性が極めて高いと思います。

瀬戸際外交には無視が一番

もっとも、日本が日韓GSOMIA延長(あるいは韓国によるWTO提訴撤回)などと引き換えに、輸出管理適正化措置をすべて撤回する、ということはあり得ません。

なぜなら、「総論」でも述べたとおり、日本の対韓輸出管理適正化措置はあくまでも国際的な輸出管理レジームの要請に基づくものであるため、韓国側の「瀬戸際外交」に応じて輸出管理措置をもとに戻してしまえば、今度は日本が国際社会から制裁を喰らう可能性があるからです。

つまり、仮に韓国が日本の輸出管理適正化措置を巡って日本に瀬戸際外交を仕掛けて来ているにしても、残念ながら日本としては韓国に対し譲歩できる余地は皆無であり、このままでは11月22日をもって日韓GSOMIAが消滅することは仕方がないといえるでしょう。

もちろん、日韓GSOMIAがなくなれば、それだけで日米韓3ヵ国の情報共有体制が大幅に後退することになり、「日米韓3ヵ国連携」には大きな打撃となることは間違いないのですが、だからといって、あらゆる犠牲を払ってでも日米韓3ヵ国連携を推進しなければならない、という話にはなりません。

いずれにせよ、韓国側が現在の「無法国家」状態を改めようとしない限り、仮に李洛淵氏が日本にやって来て、安倍総理との会談が実現したとしても、そのことによって現在の日韓関係の悪化局面を打開することにつながるということは、絶対にありえないと考えて良いでしょう。

本当のリスクは文在寅政権崩壊?

ただし、日韓関係の膠着状況が続くなかで、昨日はまったく別次元の話題が出て来たそうです。

「文大統領の分身」と呼ばれた法相 結局辞任(2019.10.14 20:20付 聯合ニュース日本語版より)

これは、先月に韓国の法務部長官(法相に相当)に就任したばかりの曺国(そう・こく)氏が辞任した、というものです。

曺国氏は文在寅(ぶん・ざいいん)大統領本人にも近い「側近」のようなものですが、それと同時にスキャンダルにまみれた人物でもあったらしく、「国政監査」を控え、いわば「敵前逃亡」したような格好となっています。

(※なお、これについては昨夜、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が『デイリー新潮』に最新論考を寄稿されていますが、これ自体とても有益な論考ですので、のちほど別稿で触れてみたいと思います。)

今回の曺国氏の辞任だけでなく、文在寅政権下では失業者の急増や半導体輸出の低迷など、韓国経済には急ブレーキがかかっている格好ですし、外交面では日本だけでなく、米国、中国、北朝鮮などとの関係も悪化させています。

わかりやすくいえば、鳩山由紀夫政権や菅直人政権のような政権が5年続くようなものですね。

日本の場合、2009年9月に民主党政権が発足したものの、もともと日本経済自体にまだ体力が余っていたことに加え、民主党政権が3年3ヵ月で瓦解してくれたおかげで、決定的な国家破綻を避けることが出来ました。

しかし、韓国の場合はもともと経済的な余力に乏しい国であるという事情に加え、日本と違って大統領は原則的に5年間の任期制ですので、辞めさせるには朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領に対して行ったような弾劾訴追(あるいは暗殺)くらいしか方法がありません。

現在の文在寅政権があと3年弱の任期を全うすれば、韓国経済はボロボロになるでしょう。だからといって、文在寅氏を弾劾により大統領職から追放すれば、韓国では2代連続して大統領が弾劾されたという実績が残ります。

いずれにせよ、文在寅氏が任期を満了するにせよ、途中で辞任するにせよ、韓国が置かれた現在の状況が悪くなることはあっても良くなることはないと考えるべきであり、こうした韓国社会の混乱はまだまだ続くはずです。

やはり、日本が今から準備しなければならないのは、「ヒト・モノ・カネ・情報」の流れなどをコントロールしつつ、隣国の混乱からは極力、距離を置くことではないかと思う今日この頃なのです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    >とくに、自分たちにとってなにか都合が悪いことが発生すれば、「ウソツキ外交」、「告げ口外交」、「瀬戸際外交」を仕掛けて相手の譲歩を迫ってくるような国が、お互いに命を預けてともに戦うような「同盟国」としての資格を持っているとは思えません(※もっとも、日本にとって韓国は「同盟国」ではありませんが…)。

    同盟国というか友好国かと。
    で、韓国は日本にとって非友好国であり、むしろ敵対国が正しいと思います。

    韓国の無能さは政権の右派左派に関係ないので、このまま放置して緩やかに断絶へと持っていきたいところですね。

    1. クロワッサン より:

      >「最も望ましいのは李首相が関係復元の意志を記した文大統領の親書を手渡し、安倍首相がこれに応える返事をして、にっちもさっちも行かなくなったこの局面を打開する転機にすることだ。」

      実際のところは親書ではなく指示書を手渡ししに来そうですけどね。

      即位の際の談話もそれ系でしたし。

      いやほんと、自己評価の高過ぎるメンヘラリスカブスだなぁと。

    2. より:

      何しにくるの?
      まさかお祝いの席を壊しにくるの?
      虚礼廃止でお願いします。

      1. クロワッサン より:

        韓国式の祝辞はぶっちゃけただの呪いっぽいので要らないんですけどねぇ…。

  2. 七味 より:

    新宿会計士様

    ちょっとだけ気になったのです

    >日本にとっても多大な打撃が生じることは事実ですが、受ける打撃の大きさでは韓国の方が遥かに大きい
    とのことですが、日韓の受ける打撃の大小は、現状の評価とか今後どうするかにはあんまし関係ないと思うのです。
    日本にとっては受ける打撃は受容できる程度に小さいから今の方向性を維持しても問題ないってことだと思うのです♪
    瑣末なことですが、つい気になっちゃったのです m(_ _)m

    ・・・・・そういうことを含めて「被害」じゃなくて「打撃」って言葉を使ってるのかな? だとしたらごめんなさいなのです♪

    1. NowWonSale より:

      「日本のために日韓GSOMIAを延長してやる」を言い出したのは、おそらく、アメリカに怒鳴られてビビって、青瓦台がGSOMIA再締結の理由付け・大義名分を必死で探し手いるのだと思います。
      文在寅が国連総会に行った時にトランプと会って、LNGの購入や高額の装備品の購入を約束してきたのは、トランプとの面会料だけでなく、GSOMIA破棄の罰金も払って来たように思えます。

  3. 七味 より:

    それにしても実利がないと祝賀にも参加できないとは、なんともあさましいことなのです (´Д`)ハァ…

  4. 七味 より:

    韓国の立場にたってひとつ提案なのです♪
    首相が来日したとき(じゃなくてもいいんだけど)「GSOMIA廃棄はしないので、あとは日本の賢明な判断を望む」って一方的に宣言するのです
    少なくとも米国からは「韓国の賢明な判断を歓迎する」って言われるだろうし、例え日本が輸出管理を継続しても、それはそれで韓国内向けには「我々の誠意を踏みにじった日本が悪い」って一致団結できるのです。
    保守派だったか用日派だったに対しては、その悪辣な日本の肩を持つ売国奴として糾弾してできるようになるのです♪
    その勢いで、国民の日本渡航と対日貿易を禁止して、悪辣な日帝を懲らしめるのです!!

    どうですか?支持率爆上げ間違いなしですよ。採用したときのアイデア料は心付けでいいのです♪ (*˙︶˙*)ノ”ハ~イハイッ

    1. クロワッサン より:

      GSOMIAと輸出管理強化は全くの別問題なのですが、文在寅じゃなくても韓国側は理解出来ない(か、理解したくない)から、「GSOMIAも輸出管理強化も継続」という結果になって、「進め五千万火の病だ!」となった勢いで爆走?暴走?してくれそうですねw

  5. 匿名 より:

    もうねぇ、韓国政府の発想は、日本人にしてみれば結果がミエミエでいやらしさ全開。
    ”瘤取り爺さん”とか”舌切り雀”みたいな民話は韓国にはないんでしょうかねぇ?

    1. だんな より:

      匿名さま
      狼少年の話も、無いんでしょうね。

    2. ラスタ より:

      匿名様。あなたはあの匿名様でしょうか。

      いまころで申しわけないです。しかし私もひとこと言いたい。
      コブ取り爺さん、舌切り雀。私もまさにその譬えを思っていたのです。

      ついでに花咲爺さんも付け加えたいですね。
      何を言いたいかつーと、まず、怠け者でウソツキの根性腐れがいると。
      そいつは、不幸にめげず正直に生きてる人が成功したことに嫉妬して猿マネしてみる。
      さあどうだ、オレのほうがエラいんだ、ホントはアイツらじゃなくてオレの手柄なんですよ、オレにも権利があるはずだ、ご褒美寄越せとウソを騙って架空の報酬を要求する。

      コブ取り爺さん、舌切り雀のおばあさん(だったっけ?)、花咲爺さん。彼らは善良な心根からの行動が思わぬ形で報われました。
      そんで、隣のジジイやババアはどういう目に遭ったか。

      日本の昔話の教え。正直に努力せよ。
      ウソをついてはいけない、不当な要求をしてはいけない、そのような卑劣な行為には相応の報いがあると教えています。
      ヨーロッパでも○○童話とか、説話的に自らの善悪の基準を考えさせるようなお話しが沢山あります。
      そのようなお話しを聞かされたり読んだりして、子供のころから知らず知らずに倫理を考える素地が作られるのでしょう。

      かの国の昔話や童話とはいったいどのようなものであるのか。

      植民地支配だとか慰安婦だとかを刷り込む「日帝童話」や「日本ガー昔話」とかですかね。
      昔も何も、半万年とか虚勢を張ったところで日清講和条約まで国が無かったんで、日本統治以前の昔という時代は存在しないんだな。だから現国家の昔話も日本を基準点に「ガー」で創造するしかないのかもしれないですね。

      ひとことのつもりが長く書いてしまいました。
      こりゃまたどうもスンズレイしました(加藤茶だよ。敬礼しつつ手の平をクルックルと回す)。

  6. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    『疲れる自信過剰国』相手は、無駄な業務が増えてかなわん!(笑)李氏が来ても直ぐに安倍総理に面会できると思ってるんだろうか?『韓国が何も要求せず、日本が謝罪しなければならない』ハア?意味不明。どこまでプライドだけエベレストやねん。

    相変わらず人の気持ちを逆なでする民族ですね。かえって拗らすから来なくて良い。

    GSOMIAやWTOがさもカードかと、勘違いしています。それは役に立たない。日本には役立つが、韓国は1枚ずつ渡すだけだ。阿呆な民(爆笑)。

  7. 名無しA より:

    【社説】李洛淵首相、天皇即位式で拍手だけして手ぶらで
        帰ってきてはいけない

    ⇒ 手土産1つ持ってくる気もないくせに図々しい。
      そんな奴は来なくていい。

    1. 丸に違い矢 より:

      >名無しA様
      来たら(気持ちは入国拒否して欲しい)手ぶらで帰れない。
      ならば、旭日旗の焼印入り“東京バナナ”か“ひよこ饅頭”を持って帰って頂くってのは如何でしょうか?

      1. だんな より:

        季節限定のハロウイン仕様ならいいんじゃないですかね。

  8. だんな より:

    李首相側から、今回の即位の礼に参加する事を考えてみます。
    何度か書いていますが、即位の礼に高職者が参加する事に、韓国世論は、ネガティブです。天皇陛下に頭を下げに行くのは、親日的行為だという理由です。
    李首相は、知日派と言われていますが、ただ日本で記者生活をしていただけで、所詮左派の人間関係しか無いと思います。
    李首相が、実際に即位の礼に参加して、結果的に日本からの譲歩が得られないと、ただ日本に頭を下げに行って、飯を食べて来ただけだと言われると思います。
    文政権にとっては、野党からの攻撃要素を増やすことになり、不安定さが増えるでしょう。
    日本政府は、文政権に譲歩する事は無いと思いますので、ここまでは決まりだと思います。

    1. りょうちん より:

      >天皇陛下に頭を下げに行くのは、親日的行為だという理由です。

      謎なんですが、中国共産党の主席は、なぜか就任前か就任してすぐに天皇陛下に謁見しますよね。
      まるで朝貢のような振る舞いなんですが・・・。

      1. ブリジット より:

        中国は前例を何よりも重要視すると記事にありましたが、どうなんでしょう。
        https://www.news-postseven.com/archives/20150526_321676.html

      2. だんな より:

        お二方さま
        今の中国は、ちゃんと天皇陛下に敬意を払っていると思います。天皇陛下に謁見して、国家元首になる訳では無いと思います(大使はみんな会ってます)が、首相と会うよりも、国家元首である天皇陛下に会う事が、重要な事も分かってます。また、天皇陛下には、天安門事件の後、中国の国際社会復帰に貢献した事に対して感謝をしていると思います。
        要は中国は、お互いに大国として、ちゃんとした外交をしていて、それなりに日本を尊重している。韓国は、それが出来ないのが、大きな違いですよね。

  9. カズ より:

    相変わらずの希望的韓測に基づく思考は、常に韓国の難癖に日本からの譲歩が前提なんですね。

    ですがGSOMIAの外交カード化は「負けてリスク無し」の難癖ルールを自ら踏み破ったところに誤認があると思います。

    ハッキリ言ってしまえば「実現しなければ自らも困るGSOMIA破棄の撤回」を外交カードにすること自体が間違い。

    きっと、要人との会談要請も日本からなんら手土産〔譲歩・謝罪・要請〕も得られないままでは引くに引けないから「なんとかならないだろうか?」・・と、水面下での土下座で表向きの既成事実〔いつものサラミスライス〕を作るのが狙いなのでしょうね。

    *こればかりは、会わないことには始まらないですからね。

  10. 惚け老人 より:

    >「これまで韓日間の水面下チャネルが稼動していたが、強制徴用判決と請求権協定解釈をめぐる両国の基本的認識の違いも縮まらないままだ。それでも韓日関係をこのまま放置することは両国双方にとって得にならないため、改善の糸口を必ず見つけなければならないという気持ちを相互確認する場になるなら、問題の半分は解けたも同然だ。」

     「それでも韓日関係をこのまま放置することは両国双方にとって得にならないため、」と言われるが、南朝鮮では得にならないでしょうが南朝鮮との関係がこのまま放置されても、日本は何の関係もありません。むしろ国交断絶してくれれば余計なトラブルが起きないから良いくらいでしょう。従って日本としては改善の糸口など見つける必要性はありません。対馬のように過度に南朝鮮の観光客に頼っていたところは問題でしょうが、それは日本政府が対応策を講じればよいことです。

     改善の糸口は南朝鮮が約束を守ることを宣言するだけでよいはずです。ただし、この時も日本は輸出管理を変更することはないでしょうよ。なぜならそんなことをすると南朝鮮が軍事物資を横流しし、世界中から日本が避難される事故が起きる可能性が高いからです。

     改善の糸口を見つけるなどと言っても、間もなく経済崩壊する確率が高いと言われる南朝鮮のことです、日本としてそんな国を相手にする必要が無いと思いますけどね。妨害はしませんから勝手に崩壊されたら如何でしょう。ただし、過去から未来に至るまで約束を守り、今までの反日と裁判所の違法判決を無効にする対応を取るなら解決の糸口は見いだせるでしょうよ。場合によっては通貨スワップを結んで経済的に手を差し伸べることも可能かもしれませんが。

  11. 匿名 より:

    李首相は手ぶらで帰ってくるな、の前に手ぶらで会談に来るなと言いたい
    韓国メディアが定期的に主張する日本のめでたい節目に偉い人を送り込んで会談を行えば日韓関係が進展する!って理屈がどうにも理解できないのですが・・・
    この「日韓関係の進展(あるいは改善)」って韓国側は何ら差し出さず、譲歩だけ引き出して自分たちだけ実利を得るっていう実に都合のいいお花畑思考なんですよね

  12. 心配性のおばさん より:

    謝罪?あら、それは、あなたがたが日本にするのですよ。国交正常化このかた、あなたがたが日本に行ってきた不法行為(あえて犯罪行為とまで言うのは我慢します)について。韓国人がその建国以来ついぞやったことのないこと、自分の非を認めて謝罪する。ということなくしては、現在の日韓関係を改善させることができないのですよ(笑)。できないでしょうね。いえ、韓国人って、生まれてこの方、他人に謝罪したことなんてあるのかしら?それこそ霊的に生まれ変わらなければできないのじゃありません?(笑)。
    だからね。だまって、お帰りなさい。手ぶらで。

    あっ、それから、

    >「日米韓3ヵ国防衛連携」が名実ともに無効になってしまうと、(中略)潜在的な敵国である中国やロシアも高笑いすることになるでしょう。

    たしかにそうですが、日韓GSOMIA破棄を韓国が宣言した時点で、日米韓3ヵ国防衛連携は既に無効になっているのですよ。いまさら撤回しても元には戻りません。システムの問題じゃない。潜在的な敵国である中国やロシア、北朝鮮にそれを宣言したのですから。本当に軽い頭ですこと。アメリカがあれだけ怒ったことも。その後、撤回を強く言わないのもそういうことなのですよ。

  13. 自転車の修理ばかりしている より:

    どうしてこうもバカなんだろうか・・・。

    韓国から見れば関係改善の好機なのかもしれませんが、日本から見れば、韓国は天皇陛下に表敬訪問する多数の国の一つにしか過ぎません。なぜ韓国だけがお土産を貰えると思うのですか。そんなに手ぶらで帰るのが嫌なのでしたら、手錠をお付けしましょうか。

  14. よくわかってないジジイ より:

    そもそも本来は政治とは切り離されるべきである天皇家の行事を交渉のダシにしか考えていない国民やその使いは日本に対して非常に失礼な人達だと思います。

    譲歩を引き出すためだけに来日するのならば来なくてよいし、来ても誰も相手にしてはならないでしょう。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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