文在寅(ぶん・ざいいん)政権下で日韓関係が最悪期に突入しつつありますが、こうしたなか、「日韓断交したら日本経済にも多大な悪影響が生じる」、といった言説を見掛けることが増えてきた気がします。ただ、日韓断交したら韓国経済が大きな打撃を受けることは間違いないものの、日本経済に関しては、「日韓断交により壊滅的な打撃」を受ける、とは言い難いのが実情ではないでしょうか。そこで、本日は今後の議論の前提となる、「日韓関係の数字上の重要性」を、客観的なデータ集として取りまとめておきたいと思います。

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日韓関係悪化と経済制裁論

最悪期を迎える日韓関係

文在寅(ぶん・ざいいん)政権下の韓国は日本に対し、昨年秋口以降、さまざまな不法行為を繰り返しています。

なかでもとくに大きな問題は、自称元徴用工が多数出現し、「戦時中、日本企業によって強制労働させられた」というウソをついて日本企業を訴えている、いわゆる「自称元徴用工訴訟問題」です。

この問題は昨年10月30日に新日鐵住金(現・日本製鉄)が大法院(最高裁に相当)で敗訴したことで一気に日韓間の懸案に浮上した格好ですが、韓国側による国際法違反は明白であるにも関わらず、韓国政府はいまだに本件で誠意ある対応を取っていません。

それだけではありません。

昨年12月20日に発生した、韓国海軍駆逐艦による日本の海自哨戒機へのレーダー照射事件を巡っては、あれだけ証拠が揃っているにも関わらず、韓国側は言い訳を二転、三転させながら、いまだにその事実を認めていないどころか、「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けて来た」というウソをついています。

また、韓国の国会議長が上皇陛下(当時の天皇陛下)を「日王」、「戦犯の息子」などと呼んで侮辱したうえで自称元慰安婦らへの謝罪を促すという暴挙に出ましたが、この国会議長はいまだに発言を撤回していなければ、謝罪もしていません。

1965年の日韓国交正常化以降、日本は韓国に対し、有償・無償のさまざまな経済・技術的支援を続けて来ましたし、また、とくに1990年代以降は韓国が仕掛けてくるさまざまな無礼、捏造、侮辱に耐え、譲歩しながら日韓関係を何とか維持して来ました。

しかし、ここに来て、もはや韓国との友好関係など成立しない、と考えている人は、日本国民の多数派を占め始めているのではないでしょうか。

日韓断交論と経済制裁

こうしたなか、インターネット上では「日韓断交」を叫ぶ人が増えている気がします。

インターネット検索サイト『google』で「日韓断交」の過去12ヵ月間の検索数を調べてみると、大法院での徴用工判決が下された昨年10月30日前後を境に激増し、いったん小康状態となるも、今度は文在寅氏の演説(1月10日)のあった週に再び増加。

さらに、文喜相(ぶん・きそう)国会議長による天皇陛下(現・上皇陛下)への侮辱事件があった2月上旬にも増加しており、その後は落ち着きを見せているとはいえ、「日韓断交」の検索ワードはゼロにはなっていません。

今のままだと日韓関係がこれまでの友好関係を維持することは難しいと考えていますし、徴用工判決事件に加え、政治家の失言、レーダー照射事件などを巡っては、日本としては絶対に譲歩してはならない点だと考えています。

しかし、だからといって、その場の感情に任せて日本の方から「日韓断交!」などと叫んで良いという話ではありませんし、また、レーダー照射事件や上皇陛下侮辱事件などの個別案件で経済制裁を発動するのも賢明とは言えません。

なにより、日本が韓国に対する制裁手段を多数保持していることは事実かもしれませんが、それらの多くは「伝家の宝刀」であり、「抜きどころ」を間違えると、経済制裁の成果が上がらないどころか、打撃が日本に跳ね返ってくることもあります(『「伝家の宝刀」の欠陥 韓国に対する経済制裁を整理する』参照)。

「伝家の宝刀」の欠陥 韓国に対する経済制裁を整理する

こうした問題意識から、当ウェブサイトでは今年2月から3月にかけて、日本から韓国に対する、「ヒト・モノ・カネ」の流れの制限・遮断について考察しました。

外為法第48条の研究:韓国に対するモノの流れの制限とは?(2019/02/19 05:00付 当ウェブサイトより)
外為法第16条の研究:韓国に対するカネの流れの制限とは?(2019/02/26 05:00付 当ウェブサイトより)
「韓国に対する経済制裁」のうち、「ヒトの流れの制限」とは?(2019/03/04 05:00付 当ウェブサイトより)

詳しくはこれらの記事をご参照頂きたいのですが、結論的には

  • ①日本から韓国へのヒトの流れの制限→現行法ではほぼ不可能
  • ②日本から韓国へのモノの流れの制限→外為法第48条で可能
  • ③日本から韓国へのカネの流れの制限→外為法第16条で可能
  • ④韓国から日本へのヒトの流れの制限→入国ビザ制限で可能
  • ⑤韓国から日本へのモノの流れの制限→関税引き上げに法改正が必要
  • ⑥韓国から日本へのカネの流れの制限→外為法第16条で可能だが意味なし

ということですが、ただ、やり方次第では韓国側からの反撃も予想されるため、日本が一方的に韓国に経済制裁を発動させるのは万能の方法ではありません。

前提となる数値を抑えておくべき

ただし、日韓両国の往来、投資などに制限を加えたときに、具体的に数値でどのような影響が出るのか、そしてそれが全体に占める割合はどのくらいなのかについては、最低限、抑えておく必要はあるでしょう。

そこで、少し前から当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』で利用している図表が、日韓のヒト・モノ・カネの往来状況を一覧にまとめた、次の図表1です。

図表1 日韓のヒト・モノ・カネの往来
区分数値情報源
①日本に入国した韓国人(2018年)7,538,986人日本政府観光局(JNTO)
②韓国に入国した日本人(2018年)2,948,527人韓国観光公社
③日韓の往来の合計(2018年)10,487,513人①+②
④日本から韓国への与信(2018年12月)56,269百万ドルBIS最終リスクベース統計
⑤日本から韓国への直接投資(2017年12月)36,883百万ドルJETRO『直接投資統計』
⑥韓国から日本への直接投資(2017年12月)4,067百万ドルJETRO『直接投資統計』
⑦日本から韓国への輸出(2018年)54,605百万ドルJETRO基礎データ
⑧韓国から日本への輸出(2018年)30,529百万ドルJETRO基礎データ
⑨日韓貿易総額85,134百万ドル⑦+⑧
⑩日本の対韓貿易黒字額24,076百万ドル⑦-⑧
⑪韓国に在住する日本人永住者8,906人外務省『海外在留邦人数調査統計
⑫韓国に在住する日本人長期滞在者27,821人外務省『海外在留邦人数調査統計
⑬日本に在住する韓国・朝鮮人(2018年6月)560,536人法務省『国籍・地域別 在留資格(在留目的)別 総在留外国人
⑭⑬のうち特別永住者(2018年6月)322,447人法務省『国籍・地域別 在留資格(在留目的)別 総在留外国人

(【出所】図表中「情報源」欄参照)

これで見てみると、確かに日韓関係は非常に重要です。

とくにヒトの往来(①~③、⑪~⑭)に関しては、さすが隣国同士ということを感じさせる人数ですし、また、カネの面(④~⑥)、モノ(つまり貿易)の面(⑦~⑩)を見ても、日韓間のつながりの深さを感じさせます。

具体的数値の検討

日韓のヒトの往来

ただし、もっと重要な論点は、相手国がそれぞれどれだけ重要か、という視点です。

そこで、以下では図表1について、それぞれの「母数」と比較して、日本の韓国における重要性、韓国の日本における重要性をチェックしておきましょう。

まず、①日本に入国した韓国人(2018年)の人数は754万人でしたが、日本に入国した外国人全体でみると、韓国人が占めるシェアは全体の24.17%であることがわかります(図表2)。

図表2 2018年における日本入国者数の国籍別一覧
ランクと相手国2018年の入国者数シェア
1位:中国8,380,04826.87%
2位:韓国7,538,98624.17%
3位:台湾4,757,26815.25%
4位:香港2,207,8507.08%
(参考)北アメリカ計1,778,4815.70%
(参考)ヨーロッパ計1,616,5965.18%
(その他)4,912,65115.75%
合計31,191,880100.00%

(【出所】日本政府観光局(JNTO)データより著者作成)

これを多いと見るか、少ないと見るかは微妙です。

韓国は日本の隣国であり、その気になれば中国、台湾、香港よりも気軽にやってくることができるはずですが、韓国よりも人口の少ない台湾や香港の旅客も旺盛に日本にやって来てくれているという事実は見逃せません。

なにより、日本政府観光局のデータによれば、訪日外国人旅行者1人あたり旅行支出額は2017年において153,921円ですが、韓国人の1人あたり旅行支出額はこの半分以下(71,795円)であることから、韓国人旅行客がゼロになったときのインパクトは、世間で予想されているよりは小さいでしょう。

逆に、韓国に入国した日本人は、韓国に入国した外国人全体に占める割合では中国に次いで2番目であり、シェアは20%弱ですが(図表3)、「隣国だからこそ気軽に行けるはず」なのに、シェアでトップではないという事実は注目に値するでしょう。

図表3 2018年における韓国入国者数の国籍別一覧
ランクと相手国2018年の入国者数シェア
1位:中国4,789,51231.21%
2位:日本2,948,52719.21%
3位:台湾1,115,3337.27%
4位:米国967,9926.31%
5位:香港683,8184.46%
(その他)4,841,69731.55%
合計15,346,879100.00%

(【出所】韓国観光公社データより著者作成)

日本から韓国へのカネの流れ①与信

一方、日本から韓国へのカネの流れについては、2つの視点があります。

1つ目は国際与信、つまり、日本の金融機関が韓国の企業に対して(あるいは韓国の金融機関が日本の企業に対して)、いくらのおカネを貸しているのか、という統計です。

これについては前提条件として、スイス連邦・バーゼル市にある国際決済銀行(BIS)が公表する「最終リスクベース与信」(Consolidated Banking Statistics)の数値でチェックすると、日本は全世界で最大の債権国であることが判明します(図表4)。

図表4 BIS統計・最終リスクベース与信残高ランキング(金額:百万ドル)
順位2018年12月末
1日本4,121,350
2英国3,407,497
3米国3,370,523
4フランス2,775,554
5カナダ1,817,739
6ドイツ1,801,453
7スペイン1,709,194
8オランダ1,304,189
9スイス1,054,877
10イタリア822,391
(中略)
18韓国186,133
(以下略)
報告国全体25,871,805

(【出所】BIS統計・CBSより著者作成)

ということは、与信という観点からは、「日本から韓国」というカネの流れが重要であり、その逆はさして重要ではない、ということです。

そういうわけで、日本が世界のどの国にカネを貸しているか、という一覧を作成すると、次の図表5のとおりです。

図表5 日本の最終リスクベース・相手先一覧(2018年12月時点、金額:百万ドル)
ランクと相手国金額シェア
1位:米国1,679,66740.76%
2位:ケイマン諸島570,01813.83%
3位:英国204,7514.97%
4位:フランス185,6864.51%
5位:オーストラリア120,3672.92%
6位:ドイツ114,1952.77%
7位:ルクセンブルク91,2872.21%
8位:タイ89,1452.16%
9位:中国80,5151.95%
10位:カナダ75,1501.82%
(中略)
14位:韓国56,2691.37%
ランク外:北朝鮮00%
(以下略)
合計4,121,350100.00%

(【出所】日銀『BIS国際資金取引統計および国際与信統計の日本分集計結果』より著者作成)

これで見ると、日本にとって重要な貸先は、米国、ケイマン諸島、英国、フランスです。韓国の融資シェアは全体の1.37%を占めるに過ぎません。

では、与信を受け入れる側の韓国の状況は、どうでしょうか?

図表6 最終リスクベースで韓国にカネを貸している国(2018年12月末時点、金額:百万ドル)
相手国金額シェア
米国83,27526.84%
英国80,77226.04%
日本56,26918.14%
フランス23,1247.45%
その他66,77421.53%
合計310,214100.00%

(【出所】BIS統計・CBSより著者作成)

つまり、韓国は外国から3102億ドルというカネを借りているのですが、このうち日本からの借入額は563億ドルで、全体に占めるシェアは20%弱です。つまり、意外なことですが、韓国は日本よりも米国や英国の金融機関からより多くのカネを借りている、ということがわかります。

日本から韓国へのカネの流れ②直接投資

日本から韓国へのカネの流れには、もう1つ、「直接投資」という項目があります。

その典型例は、企業が現地に工場を作るなどの投資のことですが、日本はこの「対外直接投資」という分野でも世界に存在感を示しており、その金額は2017年末で1.55兆ドルにも達しています(1ドル=110円と仮定すれば170兆円あまりでしょうか)。

図表7 日本の対外直接投資残高(2017年末、金額:百万ドル)
ランクと相手国金額シェア
1位:米国491,36831.68%
2位:英国152,6359.84%
3位:オランダ128,5288.29%
4位:中国118,4387.64%
5位:オーストラリア69,7474.50%
6位:タイ63,3834.09%
7位:シンガポール63,0974.07%
8位:ケイマン諸島37,0762.39%
9位:韓国36,8832.38%
10位:インドネシア30,5071.97%
その他359,14623.16%
合計1,550,808100.00%

(【出所】JETRO『直接投資統計』より著者作成)

日本が1.55兆ドルという莫大な投資を海外に行っていることは凄い話でもありますが、それと同時に、日本企業の最大の投資先は米国であり、次いで英国、オランダという欧州諸国が続き、アジアでは4位に中国は初めて出てくる、という状況です。

「日本は中国やアジアにたくさんの工場を建てている」という印象を抱く人も多いかもしれませんが、数字のうえからは、意外と中国への投資は少ないのであり、ましてや韓国に対する投資は全体の2.38%に過ぎません。

一方、外国から日本への直接投資というものもあるのですが(いわゆる「対内直接投資」)、こちらについては全世界トータルで2535億ドルに過ぎず、また、韓国からの直接投資は41億ドル程度で、正直、無視しても差し支えないレベルです。

対外直接投資と対内直接投資
  • 対外直接投資(日本→世界):1,550,808百万ドル
    • うち、日本→韓国:36,883百万ドル
  • 対内直接投資(世界→日本):253,480百万ドル
    • うち、韓国→日本:4,067百万ドル

これに対し、韓国がどの国からいくらの投資を受け入れているか、という情報については、残念ながら私の語学力では発見することができませんでした。

ただし、資金循環統計上、2018年12月末時点において韓国が受け入れている対外直接投資は259兆2036億ウォンですので、2018年12月末時点の為替相場を1ドル=1100ウォンと仮定すれば、2356億ドルくらいでしょうか。

韓国の統計上の貿易総額と日本の重要性

続いて、貿易総額についても確認しておきましょう。

まず、韓国の側の統計です。

韓国は輸出総額が2017年において5736億ドルと、GDP(約1.4兆ドル)に比べて異常に輸出額が多いという特徴がありますが、最大の貿易相手国は中国であり(シェアは約4分の1)、輸出相手国に占める日本のシェアはわずか5%弱に過ぎません(図表8)。

図表8 韓国の輸出総額と輸出相手国(2017年)
相手国金額(百万ドル)シェア
中国142,11924.78%
米国68,85212.00%
ベトナム47,7548.32%
香港39,0596.81%
日本26,8144.67%
その他249,02943.41%
輸出総額573,627100.00%

(【出所】総務省統計局『世界の統計2019』第9章より著者作成)

日本が韓国に対する輸入関税を引き上げたとしても、大して韓国経済の打撃にはならない、という仮説がここで出て来ます。

一方、輸入高についてはまた違った側面が見えて来ます(図表9)。

図表9 韓国の輸入総額と輸入相手国(2017年)
相手国金額(百万ドル)シェア
中国97,85920.45%
日本55,12411.52%
米国50,90810.64%
ドイツ19,7484.13%
サウジアラビア19,5904.09%
その他235,24049.17%
輸入総額478,469100.00%

(【出所】総務省統計局『世界の統計2019』第9章より著者作成)

日本からの輸入高は米国からの輸入高を押しのけ、全体の2位に入っているのです。

これについては『良い国(1192)作る?それとも破綻?為替相場と韓国産業』で触れたとおり、韓国の産業は日本から基幹部品を購入し、それを韓国国内で組み立てて海外(欧米など)に輸出する、という構造にあるため、当然といえるかもしれません。

日本の貿易統計から浮かぶ意外な姿

さて、ついでに日本の貿易統計についても改めて確認しておきましょう。

図表9の裏返しで、日本の輸出相手国としては、韓国が堂々3位に入っています(図表10)。

図表10 日本の輸出総額と輸出相手国(2017年)
相手国金額(百万ドル)シェア
米国135,06019.35%
中国132,78619.02%
韓国53,3087.64%
香港35,4375.08%
タイ29,4344.22%
シンガポール22,6543.25%
ドイツ18,9452.71%
オーストラリア16,0112.29%
ベトナム15,0542.16%
イギリス13,7251.97%
輸出総額698,097100.00%

(【出所】総務省統計局『世界の統計2019』第9章より著者作成)

ただ、韓国は輸出相手国としては大きいとはいえ、シェアにしてみると5%少々です。そして、輸入相手国についても、シェアは4%ちょっとであり、かつ、中国にとって日本は大きな輸出相手国である、という事実も浮かび上がります(図表11)。

図表11 日本の輸入総額と輸入相手国(2017年)
相手国金額(百万ドル)シェア
中国164,47924.50%
米国73,83311.00%
オーストラリア38,9685.80%
韓国28,1274.19%
サウジアラビア27,7744.14%
ドイツ23,4213.49%
タイ22,7323.39%
アラブ首長国連邦20,7423.09%
インドネシア19,8262.95%
マレーシア19,2732.87%
輸入総額671,474100.00%

(【出所】総務省統計局『世界の統計2019』第9章より著者作成)

余談ですが、私自身、米中貿易戦争の結果、中国製品がさらに値下がりして日本に流入してくる可能性はきわめて高いと考えており、その意味でも今後1~2年は中国発のデフレ圧力には注意が必要でしょう。

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結論:数字で議論すべし

さて、以上はあくまでも数字の羅列ですが、私などは、隣国という関係にあるにも関わらず、意外と日韓の付き合いは薄い、という印象を抱きます。

もちろん、「日韓断交」などと軽々しく口にしてよいものではありませんが、しかし、「日韓断交が実現すれば日本経済にもはかりしれない打撃がある」、といった主張は、逆に極論であり、実態から乖離していると言わざるを得ません。

いずれにせよ、「日韓断交」が実現したあかつきには、日本よりも韓国の方が死活的な打撃を受ける可能性が非常に高く(とくに金銭面)、これに対し、日本はそれなりの打撃を受けるものの、韓国が日本の産業・経済に占める重要性は、思ったよりも低い、というのが実情ではないでしょうか。

いずれにせよ、今後、日韓関係はさらに隘路に入っていくことが予想されるなかで、できるだけ感情を排し、客観的な数字を重視して議論していく姿勢が重要ではないかと思うのです。

※本文は以上です。

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  • 2019/11/15 17:15 【時事|外交
    マイケル・グリーン氏、「日本が譲歩すべき」の無責任 (38コメント)
  • 2019/11/15 14:15 【時事|国内政治
    五千円で国会を潰す野党とオールドメディアは国民の敵 (66コメント)
  • 2019/11/15 12:00 【時事|韓国崩壊
    韓国紙「自称元徴用工側が2+2基金を初提案へ」 (22コメント)
  • 2019/11/15 06:00 【韓国崩壊
    読売「日韓亀裂リスク顕在」、むしろ焦点は日中関係だ (33コメント)
  • 2019/11/15 05:00 【数字で読む日本経済
    金融機関を苦しめているのはマイナス金利政策なのか? (10コメント)
  • 2019/11/14 17:00 【時事|韓国崩壊
    果たして日本にとって韓国は「信頼できる友邦」なのか (42コメント)
  • 2019/11/14 15:00 【時事|国内政治
    森裕子氏の個人情報漏洩事件と国会議員の「見える化」 (14コメント)
  • 2019/11/14 10:15 【時事|韓国崩壊
    中央日報、「韓国は永遠の歴史的債権者で優位に立て」 (43コメント)
  • 2019/11/14 06:00 【韓国崩壊
    米韓同盟消滅が実現した場合に懸念される日本への実害 (45コメント)
  • 2019/11/14 05:00 【数字で読む日本経済
    金融機関が「リスクマネー」の供給主体になり辛い理由 (16コメント)
  • 2019/11/13 14:45 【時事|韓国崩壊
    朝鮮半島の核武装は全力で阻止しなければならない (35コメント)
  • 2019/11/13 13:15 【時事|韓国崩壊
    朝鮮日報「米国民は在韓米軍の必要性に疑問」 (30コメント)
  • 2019/11/13 12:00 【時事|国内政治
    カツカレー、パンケーキと来て、今度は桜で政権追及! (39コメント)
  • 2019/11/13 06:00 【韓国崩壊
    GSOMIA破棄、いよいよ米韓同盟が崩壊の瀬戸際に (42コメント)
  • 2019/11/13 05:00 【数字で読む日本経済
    日本の家計はおカネ持ち 金融資産だけで1860兆円 (25コメント)
  • 2019/11/12 15:10 【時事|国内政治
    文藝春秋「失敗が安倍晋三を育てた」に見るリーダー論 (24コメント)
  • 2019/11/12 11:00 【時事|韓国崩壊
    セルフ経済制裁?「韓国航空業界が輸出規制で危機に」 (28コメント)
  • 2019/11/12 06:00 【時事|韓国崩壊
    「民族の核」に関する鈴置論考と「米韓同盟消滅」 (55コメント)
  • 2019/11/12 05:00 【数字で読む日本経済
    通貨と国債 「国の信用」という意味で究極的に同一物 (24コメント)
  • 2019/11/11 14:30 【時事|韓国崩壊
    売却するなよ、売却するなよ、絶対に売却するなよ~! (40コメント)
  • 2019/11/11 11:11 【時事|金融
    【速報】「いらすとや」から見えるカップヌードル問題 (19コメント)
  • 2019/11/11 10:00 【時事|韓国崩壊
    茂木敏充外相が「日韓交渉に含み」?断じてありません (16コメント)
  • 2019/11/11 06:00 【韓国崩壊
    GSOMIA破棄 韓国は本当に「苦悩」しているのか (32コメント)
  • 2019/11/11 05:00 【数字で読む日本経済
    国債を圧縮する王道とは、インフレと経済成長の達成だ (20コメント)
  • 2019/11/10 12:00 【金融
    米著名投資家「日本人は自動小銃で武装せよ」 (36コメント)
  • 2019/11/10 07:00 【時事|韓国崩壊
    もしも日本で鳩山政権が5年続いていたら…? (89コメント)
  • 2019/11/10 05:00 【数字で読む日本経済
    国の借金を問題視するわりに、なぜ資産を無視するのか (17コメント)
  • 2019/11/09 14:00 【読者投稿
    【読者投稿】在韓日本人が見る「韓国人の日本観」 (29コメント)
  • 2019/11/09 12:00 【読者のページ
    読者雑談専用記事(2019年11月9日版) (226コメント)
  • 2019/11/09 07:30 【時事|外交
    韓国メディア報道から見える「これからの日本の役割」 (25コメント)
  • 2019/11/09 05:00 【数字で読む日本経済
    新シリーズ「数字で読む日本経済」と「国の借金」理論 (27コメント)
  • 2019/11/08 17:30 【時事|韓国崩壊
    アメリカファーストと米韓同盟から見るGSOMIA (35コメント)
  • 2019/11/08 12:25 【マスメディア論|時事
    ネットがあっても新聞が必要と思う人に欠けている視点 (77コメント)
  • 2019/11/08 10:30 【時事|韓国崩壊
    突如浮上の「GSOMIA延長」は米国にとっても悪手 (52コメント)
  • 2019/11/08 07:00 【韓国崩壊
    韓国保守系メディアの危機感と「GSOMIA延長論」 (33コメント)
  • 2019/11/08 05:00 【数字で読む日本経済
    増税から1ヵ月 数字で読む「財政再建論の大間違い」 (15コメント)
  • 2019/11/07 17:00 【時事|外交
    韓国首相、日韓首脳「歓談」を無視する日本に不快感? (40コメント)
  • 2019/11/07 16:30 【時事|韓国崩壊
    やっぱりウソだった?文喜相国会議長「お詫びの手紙」 (35コメント)
  • 2019/11/07 12:30 【マスメディア論|時事
    相変わらず恣意的な流行語大賞の正しい楽しみ方とは? (44コメント)
  • 2019/11/07 11:15 【時事|韓国崩壊
    「安倍・文ソファ歓談写真」は「ウソツキ外交」の象徴 (16コメント)
  • 2019/11/07 07:00 【時事|韓国崩壊
    GSOMIAからTHAADへ?米韓「ドミノ倒し」論 (54コメント)
  • 2019/11/07 05:00 【時事|韓国崩壊
    まるで幼児のような国 どう付き合っていくのが正解? (35コメント)
  • 2019/11/06 16:15 【時事|金融
    正社員不足は経営者の自業自得 デフレの原因は財務省 (39コメント)
  • 2019/11/06 11:00 【時事
    GSOMIA巡る米韓の激しい葛藤から距離を置く日本 (45コメント)
  • 2019/11/06 07:00 【マスメディア論
    19歳の読者の方からいただいた「見識あるコメント」 (32コメント)
  • 2019/11/06 05:00 【時事|韓国崩壊
    日韓議連会長さん、今すぐ韓国に抗議しないのですか? (33コメント)
  • 2019/11/05 17:00 【マスメディア論|時事
    「27時間テレビ」から漂う、テレビ業界自体の問題点 (25コメント)
  • 2019/11/05 12:00 【時事|韓国崩壊
    菅官房長官、食い違い理由は「韓国側に聞いてほしい」 (50コメント)
  • 2019/11/05 06:00 【時事|韓国崩壊
    今のところ「なかったこと」にされる日韓首脳「歓談」 (29コメント)
  • 2019/11/05 05:00 【韓国崩壊
    牧野氏の論考に見る、「韓国に譲歩しようとする勢力」 (25コメント)
  • 2019/11/04 15:30 【時事|外交
    【速報】日韓首脳が「歓談」 (31コメント)
  • 2019/11/04 13:45 【時事|韓国崩壊
    上皇陛下侮辱のあの韓国国会議長が「基金案」を提唱? (58コメント)
  • 2019/11/04 11:40 【時事|外交
    【速報】ASEAN+3と無関係に、本当に困ったゾウ (18コメント)
  • 2019/11/04 05:00 【韓国崩壊
    「不信の連鎖を断ち切れ」、突き詰めたら「日韓断交」 (52コメント)
  • 2019/11/03 08:00 【韓国崩壊
    「日本よ、無視するな!」 韓国保守系メディアが悲鳴 (60コメント)
  • 2019/11/03 05:00 【時事|韓国崩壊
    やっぱり逃げた?「韓国国会議長が会議をドタキャン」 (42コメント)
  • 2019/11/02 12:00 【読者のページ
    読者雑談専用記事(2019年11月2日版) (174コメント)
  • 2019/11/02 05:00 【韓国崩壊
    GSOMIA破棄で「反米」の正体を現した文在寅政権 (51コメント)
  • 2019/11/01 22:22 【時事|韓国崩壊
    安倍総理、韓日議連の表敬受けず (51コメント)
  • 2019/11/01 15:30 【時事|韓国崩壊|経済全般
    韓国の輸出不振は対中依存度を強めた結果の自業自得だ (17コメント)
  • 2019/11/01 12:00 【時事|韓国崩壊
    米戦略家が韓国に「日韓同盟」を提唱 なんと迷惑な… (45コメント)
  • 2019/11/01 07:00 【日韓スワップ|韓国崩壊
    ついに「あの韓国企業」が通貨危機への警戒を始めた? (31コメント)
  • 2019/11/01 05:00 【経済全般
    寝屋川の中学給食問題に見る「科学的な議論」の大切さ (56コメント)
  • 2019/10/31 17:30 【時事|韓国崩壊|短評
    雑感「加害者は被害者が納得するまで謝罪すべき」 (55コメント)
  • 2019/10/31 14:45 【時事|韓国崩壊
    韓国国会議長に容赦ない選択を突き付ける山東参院議長 (37コメント)
  • 2019/10/31 12:00 【時事|韓国崩壊
    反日により感覚がマヒ?今度は釜山に「抗日通り」出現 (18コメント)
  • 2019/10/31 10:00 【時事|国内政治
    閣僚辞任でも安倍政権の支持率が落ちない理由とは? (25コメント)

  • 著者のコンタクト先:info@shinjukuacc.com

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