師走の雑感:ウェブ言論空間と民主主義について考えてみる

気が付いたら今年もあと1ヵ月弱で終わってしまいます。こうしたなか、ここ数日、当ウェブサイトへのアクセス数が再び増加しているようですし、また、コメントを拝読していると、やはり読者の皆さまとしては、マスコミの報道、まとめサイトなどでは得られない、「知的好奇心を刺激する言論プラットフォーム」を求めていらっしゃるのではないかと痛感せざるを得ません。

今年もそろそろ終わりますね

早いもので、あと1ヵ月もしないうちに、今年も終わります。

年年歳歳、時が経つのが早く感じられるようになっている気がします。これが「歳を取る」、ということなのでしょうか?また、四十路を過ぎれば、人生も折り返し点です。最近の私は、本当に、1日ずつを大切にして生きていかなければならないと痛感しています。

さて、最近になって、あらたに当ウェブサイトを読んで下さる方が増えてきたので、あらためて、当ウェブサイトについて紹介しておきたいと思います。

当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、東京で中小企業(※)を営む私が、「新宿会計士」というペンネームを使い、政治、経済、金融、外交などについて議論するものです(※「中小企業」というよりは、私が1人で運営する、「ワンオペ・ブラック企業」といった方が正確かもしれませんが…笑)。

また、私自身はビジネスマンであるとともに、金融規制の専門家です(いちおう「公認会計士」でもあります)。金融面ではそれなりに専門知識を持っていますし、専門書も数冊、執筆しています。

ただし、当ウェブサイトの「ウリ」は、あくまでも「普通のビジネスマンの感覚で、普通のニュースを読み、これに対して政治・経済面からのツッコミを入れること」にあります。このため、ウェブサイトの運営に際しては、できるだけ、難しい専門用語を使いすぎないようにしています。

情報の本質:「たった2つ」

ところで、世の中の情報には、究極的には、たった2つの種類しかありません。

1つ目は「客観的事実」です。

これは、「いつ・どこで・誰が・何を・どうした」、といった種類の情報です。この情報は、誰が書いてもだいたい同じような情報になり、書き手によって意味・内容が大きく変わったりしないという特徴があります。

2つ目は「主観的意見」です。

これは、書き手の主観的な意見、分析、主張の類いであり、書き手によって内容は大きく変わります。極端な話、書き手によっては意味合いが真逆になることもあります。

たとえば、「2018年10月30日、韓国の大法院は日本企業に対し、『戦時強制徴用被害者』に対する損害賠償を命じた」という情報があったとしましょう。

細かい用語は書き手によって微妙に異なるかもしれませんが(たとえば「元徴用工」、「自称元徴用工」、「朝鮮半島出身の戦時出稼ぎ労働者」、など)、「10月30日に韓国の裁判所が日本企業に対して損害賠償を命じた」、という根幹の部分は、主張する人によって大きく変わることはありません。

これが「客観的事実」の典型例です。

しかし、北朝鮮の労働新聞のように、

840万人の朝鮮人を誘拐、拉致、強制連行し戦場と重労働に駆り立て、20万人の女性を性奴隷にし、数百万人を野獣のように虐殺した日本の過去の罪悪に比べれば、事実上、今回の判決はあまりにも軽い

などとする意見を述べるメディアもありますが、これなどは明らかに主観的意見でしょう(というか、ここまで来ると、事実の捏造、歪曲が酷すぎて、情報としての価値はゼロに等しいと思いますが…)。

本当に知りたいのは「意見」

ただ、ここ数日、当ウェブサイトを訪れて下さる方々の人数と、残して下さるコメントを見ていて、痛感したことが1つあります。それは、人々が本当に知りたがっていることとは、「客観的事実」だけではなく、「意見」なのだ、ということです。

極端な話、別にその意見が間違っていても構いません(いや、意見が「間違っている」、という表現は正しくないかもしれませんが…)。とにかく、そのウェブ評論サイトの執筆者が、どんな意見を持っているのかについて、知りたがっている、ということなのです。

最近の当ウェブサイトだと、どうしても韓国に関する話題が多いのですが、それ以外にも論じたい点は山ほどあります。

たとえば、国内については、ことあるごとに下らないことで大騒ぎする野党議員の皆さん、そんな野党の皆さんを「税金泥棒」などと批判するわけでもなく、その大騒ぎぶりを喜々として報じるテレビカメラ、そして野党や財務省を批判すべき局面であるにも関わらず、なぜか安倍総理を批判する新聞。

また、韓国以外の外国という視点では、覇権主義に勤しむ中国と、ドル基軸体制を守ろうとする米国の衝突、そこに関わるロシアや欧州連合(EU)などの思惑など、私なりの視点から論じたい点はやまほどあるのです。

客観的事実をどう展開するか

ただし、これらの視点には、1つの共通点があります。

それは、議論の土台となる、客観的な事実関係については、誰でも簡単に入手できるものだ、ということです。

極端な話、インターネット上のニュース配信サイトを読めば、ニュースはいくらでも得られます。かくいう私自身も、時事通信、共同通信はもちろん、産経ニュース、朝日新聞デジタル、読売オンライン、毎日新聞デジタルなどの情報源を活用しています。

というよりも、インターネット時代が到来した現在、「客観的事実」を入手するためのコストは、きわめて低くなっています。極端な話、検索エンジンを使えば、たいていのニュースはヨコ串で簡単に入手できます(グーグルの場合は検索語を入力して「ニュース検索」を指定するだけでOKです)。

ということは、これからの時代はむしろ、「情報を得ること」そのものではなく、「得た情報をどう加工するか」、という視点の方が重要です。

この点、「まとめサイト」は、確かに参考になります。というのも、某匿名掲示板にニュース記事が転載され、その記事に対して不特定多数の人々がどういう反応を示したのか、という点を、気軽に確かめることができるからです。

(※ただし、私自身は「まとめサイト」を読むくらいなら、直接、元記事とそれに対する掲示板やツイッター上の反応を調べる方が好きですが、そこは検索のやり方の問題であり、好き嫌いの話でもあります。)

その一方、当ウェブサイトの場合、掲載している文章は、100%、管理人である私が執筆しているものです。このため、「まとめサイト」と違って、オリジナル記事に対する人々の反応を知ることはできませんが、その分、読者コメントの質が極めて高いという効果も得られます。

このため、私としては、「まとめサイト」を運営するのではなく、少し手間がかかりますが、私が好きなことを好きな風に執筆し、読者の皆さまの批評を頂くという、現状のスタイルの方が気に入っているのです。

民主主義のために、できること

さて、私自身の拙い経験によれば、したり顔で、「日本人は議論が嫌いだ」と主張する人が多かった記憶があります。しかし、現実に私が2年半ほど当ウェブサイトを運営して得た結論は、「むしろ日本人は議論が大好き」、です。

要するに、日本人が議論をしないように見えるのは、議論をする場がなかっただけの話であり、それがインターネット時代に突入したことで、議論をするプラットフォームが各地に出来上がれば、自然とそこここで議論が発生するはずなのです。

さて、来年の7月には参議院議員通常選挙が予定されています。

この参院選は、自民党が圧勝した2013年7月の参院選の改選であり、普通に考えたら、自民党は改選議席数を割り込む可能性が高いと見るべきです。実際、参議院議員の青山繁晴さんあたりは、そのように主張されていると理解しています。

しかし、私はこの見解に同意しません。

インターネットを通じた言論空間は、予想以上のペースで広がり始めています。今年のゴールデンウィークに、国民に無断で20連休を取得した立件民主党、じゃなかった、立憲民主党を初めとする野党の皆さんの行動を見て、有権者が野党を勝利させるほど愚かではないと、私は信じているからです。

いずれにせよ、私は日本国民の敵がマスコミや官僚機構、一部の野党議員だと考えているのですが、この点については来年の参議院議員選挙に向けて(あるいはいつ発生するかわからない衆議院議員総選挙に向けて)、当ウェブサイトでも展開していきたいと考えています。

どうか、ご愛読に加えてお気軽なコメントを賜りますと幸いです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 愚塵 より:

    「新宿会計士の政治経済評論」は、文章の平易さと格調高さが、人気の秘訣だと思います。

    読みやすく分かり易い点については申し分ないと感じますが、格調高さについては、ときに、くだけ過ぎと感じることがあります。

    「立件民主党、じゃなかった、」との修飾語
    https://shinjukuacc.com/20181207-02/#i-5
    は、「評論」を読む辛くする虞があると思われますので、ご一考くだされば幸いです。

    1. 愚塵 より:

      「新宿会計士の政治経済評論」は、文章の平易さと格調高さが、人気の秘訣だと思います。

      読みやすく分かり易い点については申し分ないと感じますが、格調高さについては、ときに、くだけ過ぎと感じることがあります。

      「立件民主党、じゃなかった、」との修飾語
      https://shinjukuacc.com/20181207-02/#i-5
      は、「評論」を読み辛くする虞があると思われますので、ご一考くだされば幸いです。

  2. 韓国在住日本人 より:

    > 現実に私が2年半ほど当ウェブサイトを運営して得た結論は、「むしろ日本人は議論が大好き」、です。

     この感覚は日本に住んでいると分かりにくいのかも知れません。小生の経験からは東南アジアのなかでdiscussionを最も好むのは日本人です。中国や韓国はnotificationあるいはtransmissionを好みます。日本では「聞くは一時の恥、聞かぬは(知らぬは)一生の恥」と言われます。分からないことは分からない、でもモヤモヤ感が残るので質問攻めや討論に発展する。時間はかかりますが、この考え方が有る故に認識・価値観の共有、個々の知識の向上、解決能力の鍛錬等、仕事をするうえで様々な効果があります。

     逆に、中国や韓国では「一時の恥」ですら許容できません。知らないことを知らないと言えない文化は本当に大変です。小生が知る限り、アジアの中でも特にこの二国はその傾向が強いです。小生の専門は化学であり仕事も同分野です。化学は物理よりもはるかにaboutであり、しかも単純系での反応は少なく殆どが複合系での反応です。すると、いろんな反応同士が影響し合うため、当然計算通りにはいきません。それでも収率の向上や時間短縮等で改善が必要な場合は、最終的に理論を逸脱した方法をとる場合が多々あります。なぜそうなるのか、こじ付けでの理論展開は可能ですが、ある意味職人(料理人かな?)の世界です。こうなると、博士号等を持つ学者さん達はお手上げになります。しかし、韓国や中国で理論に基づかないような話をすると殆どの学者さんは否定します。そして、自分の理論に基づく話をして解決しようとします。小生がいくら説明しても聞く耳を持ちませんが、実際に現場で実施すると小生の言ったとおりになります。そうなると小生は学者さん達からは嫌われ、会議などは二度と呼ばれなくなります。

     日本の学者さんは小生ようなただのジジイに対しても、礼を尽くして質問をしてくださる方が多いです。日本の学者さんは素直な方が多いとつくづく感じます。

     小生は我が分野で最も重要なことは「経験」と「感」だと思っております。ただ、これだけでは小生は先人達に勝てないので、さらに理論の融合を試みています。この「経験」と「感」は伝えるのが難しく、どうしたら良いものかといつも悩んでいます。現在の会社でも知識はあるが経験のない従業員がほとんどです。小生は自分のやりたい仕事の他に、この者達の実力も引き上げなければなりません。嫌韓の方々には気に入られないかも知れませんが、韓国人の実力を伸ばすのも日本に寄生させない方法の一つだと小生は思います。対等なライバルとなり、本気で切磋琢磨できる関係になるのが一番良いと思います(最近は気持ちがほとんど折れてますが・・・)。

     駄文にて失礼します

    1. 匿名 より:

      いろんな実体験に基づく韓国愛にあふれる(笑)お話を、いつも面白く拝見させていただいております。

      >ある意味職人(料理人かな?)の世界です

      今は全く畑違いの仕事をしてますが、私も薬学関係の勉強をしてた頃のことを思い出しました。同じ実験器具を使って、同じレシピで同様に反応させてるはずなのに、上手く合成できるやつと下手なやつ、全くできないやつ(私です)がいるんですよね。何度やってもダメなやつはダメで、同じ手順で作る料理がそれぞれ違う出来になるのと同じ。職人の世界、わかりますw 隠し味はこの試薬みたいなw フラスコの角度が2度足りないみたいなw
      できちゃう人はその必要がないから悩まない。むしろ「感」も「勘」にも無頓着。できないことの方が不思議なのですから。不器用で、できないな人の方が当然悩む。「できない理由」を手順を踏んで解析すれば、また別の世界が開けるのでしょうけど、やはり目先の納期や出来高に忙しい。これは理系も文系も同じですね。場合によっちゃ、出来合いの総菜みたいなパテントや会社を丸ごと買った方が早い安い(そこそこ)うまいになる。とりあえずこうすりゃできるんだからそれでいいじゃないか、そんなこんなで数十年ですわ。
      在住さんに比べると堕落しちゃったなあ。しょぼん(笑)

      1. 韓国在住日本人 より:

        匿名 様

         レス有難うございます。

         この化学系の独特の感覚を共有して頂ける方がいらっしゃるだけで小生は非常に嬉しいです。小生は体がセンサー化しており、手で触るだけで0~80℃の間ならほぼ±2℃以内で温度を当てることが出来ます(正直65℃以上は手で触ると表現は合わないのかもしれません)。勘ではなく感ですね。
         
         ある時同じlineであるにも関わらず出来栄えが違う問題が発生したことがありました。理論上そのようなことは起こらないので、「温度は?」「時間は?」「圧力は?」「薬品濃度は?」と質問したところほぼ誤差の範囲内です。そこで、実際のlineに立って30分程度じっと見ていると違和感を覚えました。一方のlineの搬出速度が速いのです。そこで、ストップウォッチで測ると約10秒程度の差があります。これを韓国人に指摘すると、「そんなことはない! Lineのコンベア速度の設定値は同じだ」と言います。実際の速度を計測したことはあるかと尋ねると、ないけど速度調整ダイヤルがおなじだから同一速度だと譲りません。実際に本人をlineに連れていき、搬出速度を図って見せると、makerに文句を言うと言います。小生は「ダイヤルはあくまで目安であって、実際には計測しないとだめだ」「必要なことは手を抜くな」と言うと渋々認めました。

         分析化学的な思考は精密といい加減を使い分けることだと小生は思います(もちろん学校ではいい加減にすることは教えません)。ここで問題になるのはどの部分を精密に、どの部分をいい加減にするかという見分け方だと思います。全てを精密にすればcostや時間がかかり、全てをいい加減にすれば不良が発生する。この匙加減を教える事が苦労します。品質管理の点からすると当たり前の事かも知れませんが、これを韓国人に教えても、勝手に解釈して手を抜くので本当に疲れます。

         駄文にて失礼します

        1. 匿名 より:

          天ぷら屋のおっさんみたいですね(笑)

          なるほど。「精密といい加減を使い分けること」=「良い(いい)加減」なのですね。勘所を押さえる、急所を外さなければ、後はおおよそでいいわけですよね。
          医療機関にいたころですが、二千種近い薬品があるわけです。在庫金額も結構なもの。期末に棚おろすと、綺麗にパレートの法則になる。つまり2割の品目が全体の金額の8割を占める。在庫金額順にExcelで表にソートさせて、上位20%を重点的に管理することでおおよその在庫管理になる。初歩的な常識でしょうが、自分で実際やってみてある意味感動します。(麻薬毒薬劇薬冷暗所と保管方法の配慮は当然必要)
          あるいは医療の費用対効果(コストベネフィット=コストパフォーマンス)=治療にかける費用と見返り(個体の、さらには社会として)といった場面でも「良い加減」まさに(薬)さじ加減が求められますよね。ただ、医療経済学になると、どうもQOL(生活の質)あたりに「文学部」が闖入して話をややこしくしたがるんです。扱う対象が人間という生ものなので、「科学」から遠ざかりがちです。質の評価は数値化するんですが、どうしても恣意的になっちゃうな。「しあわせの血中濃度」みたいに測定できればいいんですけどね。

          大変な相手に奮闘のご様子ですが、でも、なんだかんだ言って楽しそうw
          いいなあ

        2. にしたか より:

          韓国在住日本人様、いつも興味深く読ませてもらっています。
          感についてです。僕は部屋が汚くても気にならない方です。部屋の状態に鈍感なのです。
          韓国在住日本人様が韓国で苦労している一つに、韓国人の鈍感な反応があるようですね。
          「反応閾値」という言葉があります。僕は『働かないアリに意義がある』 (長谷川英祐 著)で知りました。刺激量に対して反応する感度のことで、刺激が少なくても反応する人と刺激の量が多くてもそんなに反応しない人がいる。反応閾値が高いと反応しにくいとなります。鈍感=反応閾値が高いですか。『働かないアリ・・』には匿名様のパレートの法則も取り上げています。

          「tomoyanの遊びを考える」のサイトで「反応閾値と違いと仕事の手法」をレポートしています。
          http://www.na.rim.or.jp/~tomoyan/hannnouikiti.htm
          お仕事の手助けの一つになれば幸いです。

  3. 阿野煮鱒 より:

    情報の分類は色々ありますね。

    事実と意見の区分けを新聞に当てはめると、事実を伝えるのが報道機関、意見を伝えるのが言論機関ということになりますが、ほとんどの新聞記事が報道の名を借りた言論であり、その言論の多くがプロパガンダです。

    情報は、英語ではinformationとintelligenceの二つがあります。Informationは事実の断片であり、それらを取捨選択して文脈や意味を持たせたものがintelligenceです。当然intelligenceには主観が入ります。

    事実は真実と比較されます。事実は客観的な事柄、真実は主観的な事実の解釈という説明が多いようです。
    https://chigai-allguide.com/事実と真実/

    一般論はさておき、私は高校・大学の頃は「意見は内容が重要であり、誰が言ったかで内容の評価を変えるべきではない」と考えていました。若造の意見など誰も相手にしてくれなかったのを悔しく思っていましたので。社会経験を積むと、誰が言った言葉かが重要であることが分かってきました。言葉の重みが権限や責任の有無で違うからです。それに、いわゆる「お前が言うな」の二重規範もさんざん目にしましたので、その瞬間だけ正論を言っても無意味だと気づきました。(我ながら遅い)言葉にも信用の裏付けが必要なのでした。

    このサイトが人を集める理由は、サイト主様がおっしゃるとおり、事実を元に語られる定見が読みたいからだと思います。ご都合主義や二重規範がなく、一貫した立場からの意見であることに信頼があります。それが正しいか否かよりも、賛同できるか否かよりも、定見によって自分の思考が刺激される楽しさが魅力だと思います。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

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