朝日新聞にも掲載された徴用工巡る「3者基金構想」の愚劣さ

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に11月30日付で掲載された、「3者基金構想」(韓国政府、韓国企業、日本企業による徴用工への損害賠償基金構想)の「続報」が、土曜日、朝日新聞デジタル日本語版に掲載されました。これは、韓国の元駐日大使が「徴用工判決を巡る解決策」として、「3者基金」という構想を提示したというものですが、正直、こんなことを主張する人物が駐日大使を務めていたという時点で、呆れて物も言えなくなります。

野田スワップ700億ドルの教訓

韓国側から「韓日協力」と言い出すときは、たいていの場合は、日韓両国が協力しているのではなく、日本が韓国に対して一方的に譲歩しているときです。

私個人的に、民主党政権時代(2009年9月~2012年12月)の日韓関係として一番記憶に残っているのは、野田佳彦首相(当時)がわざわざ韓国に出向き、李明博(り・めいはく)大統領(当時)に対し、通貨スワップを700億ドルに増額する措置を約束したことです。

この当時、欧州債務危機が再燃し、韓国への通貨危機波及が懸念されていました。

しかし、日韓両国間の通貨スワップ協定が、それまでの130億ドル(※)から700億ドルへ、大幅に増額されたこと自体が、市場参加者に対する強いメッセージとなり、韓国への通貨危機の波及は食い止められたのです。

(※内訳は、日本の財務省から韓国銀行へのドル建てスワップが100億ドルから400億ドルへ4倍増、日銀から韓国銀行への円建てスワップが30億ドルから300億ドルへと10倍増、です。)

では、この通貨スワップの増額措置によって、韓国は日本に感謝してくれたのでしょうか?

その答えは、翌2012年8月に出てきます。そう、李明博大統領自身が、島根県竹島に不法上陸し、返す刀で天皇陛下を侮辱する発言を行ったのです。

「危機になったら助けを懇願して来て、助けてあげたら手のひらを反して日本を侮辱する。」

こういうやりかたを繰り返してきた国が、韓国なのです。

ただ、結局、日本国内では2012年12月に行われた衆院選で民主党は惨敗し、野田首相は退陣に追い込まれ、代わって安倍晋三総理大臣が誕生。30億ドル分の円建てスワップは2013年7月3日に、100億ドル分のドル建てスワップは2015年2月16日に、それぞれ失効してしまいました。

そして、2016年8月に、韓国側の当時の企画財政部長官(財相に相当)が麻生太郎副総理兼財相に対し、日韓通貨スワップ協定の復活を要望。

韓国側では「新たなスワップの規模は500億ドルになる」、といった勝手な報道が相次いだものの、結局は釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことを受けて、日本政府側は新スワップの協議を中断し、今に至っています。

この、「危機になったら助けを懇願して来て、助けてあげたら途端に手のひらを反して日本を侮辱する」という点については、私たち日本国民としても、常に念頭に置いておくべき、韓国側の重要な特徴なのだと思います。

元駐日大使の朝日新聞寄稿

「3者基金」構想の愚

ところで、韓国の大法院(日本の最高裁に相当)が10月30日と11月29日に相次いで下した3本の判決(いわゆる「徴用工判決」)は、日韓基本条約、日韓請求権協定の趣旨を実質的に否定するものであり、日本政府は強く反発しています。

これを巡って韓国内では、自称元徴用工らに「賠償するための基金」を設立するという、韓国国内の「識者」(?)らの見解が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載されたという話題を紹介しました(『徴用工判決巡り、中央日報さんはいったいどうしたいのですか?』参照)。

徴用工判決巡り、中央日報さんはいったいどうしたいのですか?

その「続報」が、土曜日の朝日新聞に掲載されているようです。

韓国の元駐日大使が説く「3者基金案」 元徴用工問題(2018年12月1日14時56分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

これは、2011年から約2年間、駐日大使を務めた経験がある申●秀(しん・かくしゅう)氏が朝日新聞に寄稿したものです(●は「王」へんに「玉」、すなわち「珏」。ただし、この文字は端末によってはただしく表示されないため、本稿では「申●秀」という表記で統一します)。

この申●秀氏の寄稿した本文に入る前に、朝日新聞はこの文章について、

外交官としての自らの経験を踏まえた「韓日協力で過去の障壁を乗り越えよう」と題した朝日新聞への寄稿」(※下線部は引用者による加工)

だと紹介しています。

実際、「自らの経験」とありますが、この人物が駐日大使を務めていた2011年以降といえば、日本では民主党政権の真っただ中でした。当然、この人物は、日韓通貨スワップ協定を700億ドルに増額したという「成功体験」の当事者でもあると考えて良いでしょう。

ただ、この人物が主張する、肝心の「外交官としての経験」を踏まえた「韓日協力」とやらが、「3者基金」だというのです。お粗末すぎて開いた口がふさがりません。

(※この「3者基金」とは誰かについて、朝日新聞の無料記事部分では明示されていませんが、中央日報の11月30日付の記事によれば、韓国政府、韓国企業、日本企業の3者のことだと述べています。よって、ここでも申●秀氏が朝日新聞に同じ提案を記載したと仮定して議論を進めます。)

申●秀氏に申し上げたいのですが、現在、日本政府が中心となって、国を挙げて韓国に対して求めているのは、「日本企業に不当な不利益を与えないこと」です。従って、日本企業に対して1円でも不利益が生じたら、その瞬間、日本としては対抗措置を講じるしか方法がありません。

こんな簡単なこともわからないなんて、本当にこの人、元外交官なのでしょうか?

それは韓国の国内問題では?

ただ、この「3者基金」のような甘ったれた考え方の背景に、そもそも同氏の主張に「(韓国が一方的に)困った時には日韓両国が(※というよりも日本政府が)知恵を出すべきだ」、といった思想が見え隠れしています。

同氏の主張の要諦は、次の一文にあります。

大法院判決は、これまでの韓国の行政府の立場と衝突しており、解決策を探すうえで韓国政府は非常に難しい立場に立たされている。国内では司法の判決を尊重しながら、国際的には外交紛争への発展を防ぐという知恵が必要だ。

大法院による徴用工判決が、韓国の国内的に見て、外交条約という立法府、行政府の権限を侵害しているという問題があることは事実でしょう。また、国内的に司法府の判断を尊重したければ、そうするのは韓国政府の自由です。

ただし、同氏は文中で

韓日両政府には、ともに冷静に事態を収拾する姿勢が求められる」

と述べていますが、「国際的には外交紛争への発展を防ぐという知恵」を出す責任があるのは、この場合、「韓日両政府」ではありません。100%、韓国側です。

だいいち、同氏は今回の徴用工判決以外にも、

韓日慰安婦合意にもとづき設立された「和解・癒やし財団」の解散決定、韓国であった国際観艦式での旭日旗掲揚問題、BTS(防弾少年団)の日本のテレビ番組への出演取り消しなどが、長いトンネルの中にある韓日関係を出口の光さえ見えないほど危うくしている。

と述べるなど、日韓間にさまざまな懸案が山積していると指摘していますが、冷静に考えてみれば、これらはいずれも韓国側が起こした問題ばかりです。韓国側が国際条約や国際約束を守ることなしに、これらの問題が解決することは絶対にありません。

困ったら逆切れ

ところで、同氏の記事を見ていて面白いと感じるのは、その「逆切れ」ぶりにあります。

同氏は最近の日本政府の姿勢について、次のように批判します。

日本政府は、安倍晋三首相が「あり得ない判断」と指摘し、河野太郎外相が「暴挙」「国際秩序に対する挑戦」「韓国政府が100%の責任を持って解決すべきだ」と主張するなど、非常に攻撃的な態度を取っている」(※下線部は引用者による加工)

安倍総理や河野外相らの発言を「非常に攻撃的な態度」と受け取るのは韓国政府や同氏の自由ですが、逆に言えば、日本として言うべき点をキッチリと主張した結果、これを韓国政府が「攻撃的な態度」と「逆切れ」するくらいだったら、今後、日韓間の正常で健全な外交関係を期待することなどできません。

また、同氏は記事の中で、

感情的な対応は問題解決の環境を壊すし、さらにこじらせる」(下線部は引用者による加工)

と述べますが、別に日本政府の反応は「感情的」ではありません。「感情的」という意味では、正論に対して逆切れする韓国政府の方が、よっぽど感情的といえるでしょう。

なにより、この申●秀氏の投稿文全体から、日本に対して責任をなすりつける論調がプンプンと漂ってきます。一連の事態について、韓国側に100%、一方的に責任があるにもかかわらず、です。

長年の「中韓ウォッチャー」の1人として言わせて頂きますと、中国や韓国は、日本に少しでも悪い部分があれば「100%、日本の責任だ!」と言ってきますし、日本にまったく悪い部分がないときでも「お互いに悪い部分がある」と言ってきます。

その「逆切れ外交」の究極形が、北朝鮮だと考えるとわかりやすいでしょう。

現在は「過渡期」

冷静な疑問:韓国とのお付き合いが役に立ちましたっけ?

ところで、全篇ツッコミどころだらけの申●秀氏の文章のなかでも、特に呆れるのが、次の下りです。

このような両国関係の流れは、不確実な転換期で、いつもより緊密な協力が必要な時代の要求に逆らうことになる」(下線部は引用者による加工)

「いつもより緊密な協力が必要」な時代の要求に逆らうようなことをしているのは、いったいどっちの国なのでしょうか?日本に責任が1ミリも存在しないことは、いまさら指摘するまでもないでしょう。

ただ、その一方で、「日本は韓国との協力を必要としている」という主張は、別に申●秀氏1人が述べているものではありません。安倍総理自身も、2018年10月24日の所信表明演説で、北朝鮮核問題への取り組みに関連し、次のように述べています。

6月の歴史的な米朝首脳会談によって、北朝鮮をめぐる情勢は、大きく動き出しています。この流れに更なる弾みをつけ、日米、日米韓の結束のもと、国際社会と連携しながら、朝鮮半島の完全な非核化を目指します。」(※下線部は引用者による加工)

安倍総理の10月の所信表明演説で韓国に言及した箇所はこの部分だけですが、逆に言えば、「北朝鮮情勢への対処」に限定すれば、安倍総理自身も「日米韓の結束が必要だ」、と認識しているのです(※ただし「日韓の結束が必要だ」、ではないのが1つのポイントですが…)。

ただ、冷静に考えてみると、韓国と「結束」したところで、そのことが北朝鮮の非核化に役立つものなのでしょうか?

残念ながら、私にはそうは思えません。

現実に韓国は連絡事務所を開設したり、鉄道や道路を連結したりするという名目にかこつけて、北朝鮮に石油などの物資を送っていますし、「200トンのミカンを軍用機で送る」という事件も発生しています。韓国が北朝鮮に対し、陰に陽に、支援を行っていることは、もはや疑いようもありません。

ということは、日本が国家としての解決を目指す北朝鮮の非核化、日本人拉致事件の真相究明と被害者全員の帰還、責任者の処罰などの課題は、現実問題として、韓国と連携しても1ミリも解決に役立たないのではないか、との疑念を抱かざるを得ないのです。

何をしてきた人物か、何をしてきた国であるかも大事

ところで、私も長らくウェブ評論活動を行っていて、2011年に発生した東日本大震災の慰霊祭で、この申●秀氏がどういう行動をとったのか、いまでもよく覚えています。

韓国の3・11式典欠席は「ガチうっかり」? 駐日大使がツイッターで「事務的なミス」強調(2013/3/12 18:43付 J-CASTニュースより)

問題の式典は東日本大震災発生から2年後の2013年3月11日に行われたもので、J-CASTニュースによると、約140の国や国際機関の代表が犠牲者への哀悼の意を示したものです。

しかし、これに中国と韓国の大使が欠席。中国側は「台湾を国として取り扱ったこと」に対する抗議だとしている一方で、韓国については「招待のファックスを大使館員がうっかり捨てたから」だと見苦しく言い訳をしているそうですが、当時の大使がまさに申●秀氏です。

また、この「ファックスゴミ箱事件」を発生させた申●秀氏の提案する構想が信頼に値しないと考えられる理由は、もう1つあります。

11月21日、韓国政府はいったい何をやったのですか?

そう、韓国は2015年12月の「日韓慰安婦合意」に基づいて設立された慰安婦財団を、一方的に解散すると発表したのです。これについては『日韓新時代へ:慰安婦財団解散に踏み切った韓国政府の蛮勇』で述べたとおり、まさに暴挙としか言い様がありません。

日韓新時代へ:慰安婦財団解散に踏み切った韓国政府の蛮勇

つまり、私などは「どうせ韓国のことだから、基金を作っても政権が代わればどうせ解散するんでしょ?」と思ってしまうのですが、同じことを思う日本国民、日本企業は、確実に増えているのではないかと思います。

日韓関係をどうするか、国民の意思が必要だ

さて、今後の日韓関係を巡っては、大きく次の2つの選択肢があると思います。

  • 韓国の無茶な言い分を呑みながら、この先も頑張って日韓関係を維持する
  • 韓国の無茶な言い分を全面的に否定し、日韓国交断絶も辞さない覚悟で臨む

外務省や朝日新聞、あるいは一部の経団連所属企業などの姿勢は、韓国の言い分と何とか折り合いをつけて、日韓の友好関係を維持すべし、といった考え方ではないでしょうか?これに対し、インターネット上で観測される極論の中には、「日韓国交断絶」、といったものも増えて来ました。

この点、最近何度か申し上げている通り、もし「日韓国交断絶」のような事態に陥れば、日本にもそれなりの打撃があると考えています。しかし、それと同時に、韓国側から日韓関係を破壊するような動きが相次いでいる以上、日韓関係を現状のままで維持することは困難でもあります。

こうした中、先日から私が繰り返している主張と重なるのですが、私は日韓関係を巡り、日韓友好関係を維持・拡大したいのか、それとも日韓友好関係を縮小したいのか、国民的な議論が必要だと考えています。

トータルの議論の必要性

ただし、日韓関係を議論する際に、1つだけ注意点があるとすれば、「日韓関係だけ」を議論しても、あまり意味がない、という点です。

国同士の関係は、一般に、タテ糸(歴史的な経緯)とヨコ糸(地政学的な視点)によって決まってきます。日本と朝鮮半島の関係もその例外ではありません。

たとえば、「タテ糸」については、古くは白村江の戦い(西暦換算で663年)、最近だと韓国による竹島不法占拠など、日本と朝鮮半島に成立する国家との関係は、決して良好とは言い難いものだったという点を踏まえておく必要があります。

また、「ヨコ糸」については、日本と韓国は、幸いなことに地続きではないのですが、それでも対馬海峡を隔てて最短で50km弱しか離れていません。朝鮮半島がロシアや中国の勢力下に入れば、対馬海峡が「新アチソンライン」となることは明白です。

もっとも、私に言わせれば、極端な話、朝鮮半島全域が中国かロシアの勢力下に入れば、そこから新たな国際秩序が形成される、という側面もあると考えています。その場合は、日本としてはいよいよ覚悟を決め、外国の侵略戦争などへの備えを実質的に禁じた憲法第9条第2項を無効化しなければなりません。

さらに、非戦条項を無効化しようとしても、日本国内にはびこる「国民の敵」が全力でこれを妨害してくることは明白です。

このため、日韓関係を議論することは、戦後日本の総決算を議論していることと、ほぼ同じことなのではないでしょうか?

このように考えていくと、本日紹介した朝日新聞の記事も、いわば、日本国民が日本という国をこれからどうしていくべきなのか、という根源的な論点と直結している、といえるのです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 愚塵 より:

    「朝日報道の問題点」と題するサイト
    https://ta9as1.web.fc2.com/miurakotaro.html
    を見つけました。

  2. 韓国在住日本人 より:

     以前にも書いたかも知れませんが、小生の会社では通訳支援がありまして、report等を日本語で書くと通訳が韓国語に翻訳してくれます。自分で翻訳するよりも確実性が高いです。また、来て間もない時は韓国語を日本語に翻訳もしてくれます。

     ある時に会社の通訳が急に退職し、人手が足らなくなった時に、人事の方から「在留さんは韓国も長いですし、通訳はいらないと思いますのでこれからは一人でお願いします」と言われました。小生としてはまだそこまで韓国語の実力はないので、小生が必要とする翻訳だけをお願いできないかと尋ねるとそれはだめだと返ってきました。「在留さんは翻訳が多すぎる。そんなに翻訳しないといけない物なのか?」と尋ねれら、小生は「自分が作成したreportを翻訳して頂いる。それ以外は必要ないのでそこだけだれかにお願いします」と言いても返事は「No」です。挙句の果てに「社員も日本語を勉強している人が多いから、日本語で送れば良い」とまで言ってきたので、こっちも「小生もタイムラグがなくなり楽になるので分かりました」と答えて、上層部以下全員に日本語で送るようになりました。もちろん「人事部からの要請で韓国語に翻訳しておりません」と一文を付けて・・・。2週間後、また人事部から呼び出しがあり「特別な計らいでこれから、在住さんのreportは○○通訳士が翻訳します」と言ってきました。小生は「ん? この間と話が違いますが?」と言うと、「翻訳しないとは言ってない」と来ました。そこで小生は「議事録にはこう書かれているし、録音した音声データもある」と言って携帯電話を取り出しました。すると「どうして在住さんは感情的になるんだ」と言ってきます。小生、全然感情的なっていないどころか、音声データを消去してないのでかなり冷静だと思うんですが(笑)。どちらかというと思った通りの展開になっているので心の下では「バカめ!」と思っていました。

     恐らく、上層部やその他から人事に対しクレームがついたのだと思います。しかし、何という浅はかさかと逆に感心したものです。今から思えば、小生は韓国語⇒日本語への翻訳ばかりを依頼していると頭から決めつけており、とにかく現状をどう切り抜けるかだけを考え、その後に起こる事に対し何の考えもなかったのでしょう。最初の面談の時に小生は日本語⇒韓国語だけであり、その支援がないと色々と問題が起こることをずっと説明していたのですが彼には理解できなかったようです。ところが彼はその理解できないことを認めもせず、特別な計らいなどと詭弁を弄してあたかも自分が小生のためを思ってやったような言い方をします。絶対に自らが誤った判断や言動をしたとは認めません。最後に小生が「人は自分の話した内容に責任を持たねばならないです。理解してますか?」と言うと、「全くその通りです」との返事。だめだkorea(コリャ)。

     現在の韓国政府と同じだと思います(笑)。

     駄文にて失礼します

    1. 阿野煮鱒 より:

      いつもリアルな韓国事情をありがとうございます。
      その人事君、絵に描いたような韓国人ですね。

      私も人事の人々には嫌な思い出が沢山あるのですが、そこは日本人、責任のなすりつけや逃げ道作りは巧妙でいやらしく、「バカめ」と言われるのはこちらの方だったりしました。思い出したら、狡知に長けた日本人よりも、短慮浅慮な韓国人の方がマシかもと思ってしまいました。

      狡知に長けているとはいっても、所詮は小役人根性、その知恵は保身のためでしかなく、攻撃は足引っ張りくらいですから、彼らの知恵を集めても韓国を屈服させる妙案が出てくるようには思えません。

      知恵は人を貶めるためにではなく生産的なことに使いたいものですが、卑怯者が相手だと、一番良い結果でもマイナスをゼロに戻すだけなんですよね。虚しい。

      1. 韓国在住日本人 より:

        阿野煮鱒 様

         レス有難うございます。

         この手の話は沢山ありまして、韓国にきて最初のころはこの国で生きていけるのか本当に悩みました。とにかく自分の言葉に責任を持たない。自分の物差しで人を判断する。相手からの配慮を求める。やりたくないことは努力せず放棄する。アホみたいに自慢話をする。すぐに相手を見下す。etc.

         小生この国で10年も過ごしている自分を褒めたいです(笑)

         駄文にて失礼します

    2. a3 より:

      サイコパスは遺伝子レベルの欠損で
      本源的なものであり生物的な異常です。
      後天的にどうにかなるものではありません。

      韓国のこれまでの対応はこれと同質のものがあります。
      治療とか投薬、育成環境でなんとかなるものではない
      ということです。

      親戚が戦後すぐ半島で面倒を見ていたこどもたちになきものとされ遺憾

  3. a4 より:

    毎日拝読させて戴いています
    此の元大使が今、此の様なフザケタ物言いをすると言う事は、結果予想も付かずただ黙って見てた証拠でしょうね。
    主さんの言う通り、韓国人は根本的な事実(ウリは悪くない)は置いといて話をすり替えて行く、慰安婦問題と同じ構図ですね、此に日本は当然乗れません。
    根本的な嘘、捏造を残したまま、対処療法しか出来てこなかったのが日本なのだと思います、結局日韓共に火種を育てて来たのですね
    国内の敵に対処の第一歩は選挙だと思いますが、結局日本国民の精神と言う話に落ち着くのでは無いでしょうか?

  4. 落日新聞 より:

    戦時中徴用労務者245人…昭和34年7月13日朝日新聞
    創氏改名:氏の創設は自由➡強制と誤解するな総督から注意を促す…1940年3月6日大阪朝日中鮮版

  5. めがねのおやじ より:

    < 更新ありがとうございます。

    < 【韓国の無茶な言い分を呑みながら、この先も頑張って日韓関係を維持していく】→ハイ、私は賛同します、という日本人、もう殆んどいないでしょう。まあ、鳩か日本共産党員、そのシンパ、朝日新聞と東京新聞購読層の一部かな。

    < 日韓関係を改善しようにも、敵対国扱いなので、日本は謂れのない無礼な振る舞いを受けている。つまり韓国は、自分が日本にやりたい放題やった事が度が過ぎて、あの親切でフレンドリーな日本人を、遂に怒らせてしまったという事態に本当はまだ、理解出来てない。

    < いや、すべて甲の韓国が上のはずだ。何故日本は謝罪しないのか、強制された爺婆に謝れッと逆ギレするのがオチ。現状は何も応対が出来てないが、性根は変わらないので、ときが経つとスグ忘れてまた日本人を蔑む、デッチ上げをやる。

    < この繰り返しだが、日本人はアチラの様な蛮民ではありません。 その阿呆らしさ加減に、のんびり屋の(小狡く立ち回るのがメチャヘタ)日本人も、分かったって事です。『あゝ、韓国絡み?また日本を貶める話かッ』。情報弱者も韓国についてはナゼ??と思う事が多くなりました。

    < 申某とか言う元駐日大使が『3者で基金』なんて、やっぱり言い出した(笑)。その手は食いませんヨ!アンタ、東北大震災の2周忌にも参列しなかったって、それでも駐日大使かッ!

    < 徴用の賠償は韓国政府とヨボの爺婆、後援者(コイツラが虱みたいなシツコイ奴らだな)で話せよ!日本はまっったく関知しない。

    < 正直言って韓国がどうなろうが知った事じゃないが、約50km弱しか離れてないので、日本は少しでも被害を減らしたい。平成最後の年、31年が日本と韓国の関係がドラスチックに変貌を遂げると思います。経済制裁、文化交流縮小〜ほぼゼロ化、渡航自粛と査証(ビザ)復活。これだけでも韓国は窒息死する。

    < その前に文が持たんな。支持率下がり〜の、主力産業指標は昨対割れ続き〜の、失業者だけは増え〜ので、またローソクだゾッ(笑)。

    < 見栄えばかり気にし、自分の価値を実際以上に粉飾し、上の者は下を奴隷として扱い、下は産まれた階級に恨を持つ。

    < 自分の事しか考えない、楽して良い暮しをしたい、汗水流すのはバカがやる事、ゼニはなくとも高級マンションを渡り歩き、欧州製外国車がステータス。経済破綻したら、そんなもん二足三文やでぇ!家計は火の車から燃えカスだけに(大笑)。やっぱ日本と共存共益など無理筋ですわ(爆笑)。 以上。

  6. とゆら より:

    「ファックスゴミ箱事件」

    言い訳には更に後日談があったような。
    わたしの曖昧な記憶ですが、
    韓国側は、なぜ重要な隣国から招待状の返信がないのに日本の当局はしつこく出欠確認をしなかったのか。
    日本が悪いという結論に。

    国家間関係のタテ糸(歴史的な経緯)とヨコ糸(地政学的な視点)

    これとは違いますが、安倍首相の皇室タペストリー(綴織)論を思い出しました。

    安倍総理
    「日本人が織りなしてきた長い歴史、伝統、文化をタペストリーだとすると、その真ん中の縦糸は天皇だ。
    この糸が抜かれてしまったら、日本という国はバラバラになるのであって、
    天皇・皇后が何回も被災地に足を運ばれ、瓦礫の山に向かって腰を折られて、深く頭を下げられた。
    あの姿をみて、多くの被災地の方々は癒された思いだと語っておられたでしょう。あれを総理大臣や、私たちがやっても、
    それは真似はできない。2000年以上経って、ひたすら国民の幸せと安寧を祈ってきた、皇室の圧倒的な伝統の力なんです」

    ※日本テレビ放送「たかじんのそこまで言って委員会」2012年9月2日より抜粋

    李明博大統領はその天皇陛下を侮辱し、被災者の慰霊祭でも政治問題化し粗相をしてしまう国、それが韓国。

    韓国は建国以降、北朝鮮との競争や民族の自尊心のためか、望ましくない歴史は封印し国民に説明責任を果たしてこなかった。
    その間、国民は反日モンスター化し統制管理もできず現在、そのツケを支払う時期がやってきている。
    日本も韓国を甘やかしてきたという対韓外交の失敗を認めそのツケを今こそ払うべきとき。

    戦後の総決算をし、日本国憲法の前文から日本人の手で作り直してほしい。

  7. 匿名 より:

    >もっとも、私に言わせれば、極端な話、朝鮮半島全域が中国かロシアの勢力下に入れば、そこから新たな国際秩序が形成される、という側面もあると考えています。その場合は、日本としてはいよいよ覚悟を決め、外国の侵略戦争などへの備えを実質的に禁じた憲法第9条第2項を無効化しなければなりません。

    そう思います。
    現状困っていることは、かの国の旗幟を確定出来ないことに起因しています。いわゆるメンター、サポーター、ニュートラル、アンチサポーター、エネミーです。
    敵を増やしたいわけではないとは言え、ハッキリしないよりもエネミーと分かったほうが適切な対処を取れるため断然やりやすいです。

  8. 平凡なサラリーマン より:

    エリート層である元駐日大使ですらこの程度… 国際社会の中で一本立ち出来る実力など無い国という証。
    かの昔から、清・露・日に囲まれ誰かが面倒見ないとやっていけなかった。
    今も北含めて、中・ロ・日+米の中で面倒見てもらっているからやっていけている。
    極論かもしれないが、一切面倒を見ないと4カ国が協調協定して、勝手に北と南だけで運営しろとなったらどうなるのだろう?
    (但し、核及び弾道ミサイルを排除した後で面倒見ない=半島不干渉)

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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