怪しい通貨・人民元の真相や韓国経済の危ない実情など、金融規制の専門家が「本当のところ」を解説します
評論記事

経済分野

<用語集>外貨準備と通貨スワップの関係

外貨準備とは? 定義 外貨準備とは、中央政府や中央銀行が保有する、流動性(換金性)の高い外貨建資産のこと。 外貨準備の構成通貨 外貨準備の状況については、各国が国際通貨基金(IMF)に対して提出しているデータをもとに、IMFが「公式外貨準備統計(COFER)」の中で通貨別内訳を開示している(図表)。 図表 IMFのCOFER 通貨/区分 金額 Aに対する比率 米ドル 4兆7598億ドル 63.39% ユーロ 1兆5150億ドル …

<用語集>国際通貨・主要通貨とは?

定義について 2016年10月頃、新聞・テレビなどが「人民元は国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)を構成する通貨となったため、人民元は『世界の5大通貨』の一つとなった」などと華々しく報じ、また、人民元が「国際通貨」(あるいは「主要通貨」)になった、などとする報道が相次いでいる。しかし、「国際通貨」「主要通貨」には国際機関(例:BISやIMF等)による明確な定義はない。なお、当ウェブサイトではこれまで何度も、「人民元がI …

<用語集>通貨の数の試算

「世界の通貨の数」について掲載されているウェブサイトが存在しないので、当ウェブサイトにおいて不正確なりにも実情を類推してみた。ただし、国連や外務省のウェブサイト等で一件ずつ調べたのではなく、あくまでも「基本的に1か国1通貨を使っている」という前提を置き、そのうえで、共通通貨・複数通貨について調整する方式を取った。その結果、世界の通貨の数は165個であると考える。 「世界の国の数は200」 「通貨の数」をカウントする前提として、 …

<用語集>国際収支のトリレンマ

国際収支のトリレンマとは? 自国のインフレ率や失業率などにあわせて独立の金融政策を採用することが本来ならば望ましい。しかし、周辺の国が低金利なのに、自分の国だけ高金利にしてしまうと、自分の国に投機資金が殺到してしまい、自国通貨の為替相場が切り上がり、輸出競争力が落ちてしまう。係る状況で為替相場が切り上がることを防ぐためには、資本移動の自由に制限を掛けることが必要である。しかし、どの国にとっても、外国からの投資は歓迎されるし、資 …

<用語集>マイナス金利政策 negative-yield

各国中央銀行のマイナス金利政策(Negative-Interest Rate Policies, NIRPs) マイナス金利政策を採用している通貨圏は、2016年3月末時点で欧州4つ(デンマーク、ユーロ圏、スイス、スウェーデン)と日本。 欧州のマイナス金利政策 欧州を中心とする主要国の「マイナス金利政策」(Negative interest rate policies, NIRPs)の状況は2016年3月末時点で次の通り。 国 …

<用語集>日韓通貨スワップ協定

「通貨スワップ」の定義 民間金融機関・企業間などで締結されるデリバティブ取引 国家(中央政府・中央銀行)間で締結される通貨交換取極 ここでは、上記(2)、すなわち「国家間の通貨交換取極め」について言及する。 日本とアジア諸国との通貨スワップ チェンマイ・イニシアティブ(CMI)による二カ国間通貨スワップ(BSA) 1997年~98年のアジア通貨危機を受けて、主に日中韓の三カ国とASEAN加盟国の間で締結された通貨スワップ協定。 …

<用語集>ハード・カレンシーとソフト・カレンシー

用語の定義 ハード・カレンシーとソフト・カレンシーの定義は次図表のとおり。 用語 定義(例) 代表的な通貨 ハード・カレンシー その通貨の発行国・発行地域に留まらず、国際的な商取引・資本取引等において広く利用されている通貨であり、為替取引等においても法的・時間的制約が少ないもの 7大通貨(米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイス・フラン、豪ドル、加ドル)を初めとする主要国通貨 ソフト・カレンシー 主にその通貨の発行国においての …

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著者略歴等

<資格・職歴等>

  • 都内の4年制私大出身
  • 国家Ⅰ種(経済職)合格
  • 2004年公認会計士開業登録
  • 監査法人で約6年勤務
  • 金融機関で約9年勤務
  • 2015年10月:都内で起業、現在に至る
  • 2016年7月:専門評論ウェブサイト「新宿会計士の政治経済評論」を立ち上げる

<専門分野と主著>

  • 【専門】金融商品会計・金融規制
  • 【著書】単著3冊/共著3冊(いずれも金融商品会計基準などの専門書籍)
  • 【活動】経理専門誌に記事を執筆

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