英語メディア報道「南北朝鮮が結託して日本と敵対」と読める

先週、当ウェブサイトでは韓国の「旭日旗騒動」について取り上げました。この話題については『期待に値する岩屋毅防衛相と、旭日旗騒動を無視するマスコミ』などでも触れたとおりですが、本日は少しだけ視点を変えて、明日の観艦式を前に、英語圏の2つのニューズ・サイトがこの騒動をどう取り上げたのかについて、ざっと確認しておきたいと思います。ヒトコトでいえば、「南朝鮮」(※韓国のこと)が北朝鮮とタッグを組んでいるという印象を抱く、というものです。

旭日旗騒動、明日が本番?

先週末に発生した「旭日旗騒動」については、当ウェブサイトとしても興味深く話題として取り上げましたが、これについては『旭日旗騒動は日本外交の勝利だが、マネージするにも限界あり』、『期待に値する岩屋毅防衛相と、旭日旗騒動を無視するマスコミ』で触れた通りなので、ここでは繰り返しません。

旭日旗騒動は日本外交の勝利だが、マネージするにも限界あり

期待に値する岩屋毅防衛相と、旭日旗騒動を無視するマスコミ

ただ、私がふと気になったのは、結局、明日(11日)に開催される予定の観艦式に、日本以外の14ヵ国は艦旗を掲げて参加するのかどうか、あるいはそもそもこれらの国が観艦式に参加するのかどうか、です。いや、その前に、国際社会は果たして本件をどう見ているのでしょうか?

これについて、私自身が調べてみたところ、昨日時点までに「日本が参加を取りやめた」とする話題を取り上げた記事としては、ロイター、ガーディアンの2紙がありました。

また、ワシントンポスト(WP)もこの騒動を取り上げていますが(下記リンク参照)、WPの記事は、「日本が参加を取りやめる」と発表する前の時点のものです。

S. Korea renews call for Japan to remove ‘rising sun’ flag(2018/10/04付 ワシントンポストより)

WPの記事では、「韓国が日本に旭日旗を掲揚するな」と伝達した時点で止まっていて、その後、日本が観艦式への参加を見送った点については、WPの記事には含まれていません。そこで、ここではWPを除く2紙の記載について、その概要を紹介してみたいと思います。

まずは2記事の論調を紹介

ロイターは比較的淡々と記載

まず、ロイターの報道から行きましょう。

ロイターの記事は、本件について淡々としています。これを私自身の文責で抜粋し、箇条書きに変更して列挙してみましょう。

  • 日本は南朝鮮で来週開催される観艦式への艦隊の派遣を見送ったが、その理由は南朝鮮政府が日本政府に対し「旭日旗」( “Rising Sun” flag)の掲揚を自粛するよう要請したためだ
  • 日本と南北朝鮮の関係は、1910年から45年の朝鮮の植民地化を巡る憤慨に加え、日本軍のために強制的に働かされた朝鮮女性や少女の問題で緊張関係にあり、多くの南北朝鮮人にとって旭日旗は日本の過去の軍事侵略と植民地化を想起させるものだ
  • 北朝鮮当局が運営する『ウリミンジョッキリ』というウェブサイトは「旭日旗は20世紀の日本帝国主義者がわが国を含めたアジア諸国に野蛮な侵略をするときに使ったものだ」と説明しているし、南朝鮮人のなかには、旭日旗を逆マンジのナチスのシンボルになぞらえる意見もある
  • 南朝鮮では大統領府に対し、日本艦に旭日旗の掲揚を禁止することを求めた250を超える請願が届いたほどであり、南朝鮮海軍も日本の艦船が1998年と2008年には旭日旗を掲げて入港したとしつつも、今回に関してはすべての参加国に対し、自国旗と南朝鮮旗を掲げるように求めたと述べた
  • 日本側は岩谷防衛相の会見に先立ち、河野統合幕僚長は旭日旗が自衛隊員の誇りであると述べたが、南朝鮮の外相は日本側が「わが国の国民情緒に配慮することが必要だ」などと述べていた
  • 日本と南朝鮮は竹島、あるいはドクドと呼ばれる島嶼を巡り、しばしば衝突している

いかがでしょうか?

記載の中には、ところどころわが国の主張と相容れない部分もあるものの、「南北朝鮮がこう言っている」、「これに対して日本はこう主張している」といった具合に、事実関係が淡々と列挙されています(※余談ですが、要約文中の「南朝鮮」は “South Korea” の直訳です)。

日本の旭日旗をドイツのナチス旗に類する戦犯旗だと主張している国は、全世界の中でも韓国と北朝鮮くらいなものですが、ロイターの記事でも「南朝鮮人がそう主張している( “some South Koreans liken it to Nazi symbols such as the swastika” )」と報じています。

ただ、ポイントとしては、韓国側が旭日旗を日本の軍国主義と植民地支配に関連付けて理解しているという点、日本側がこれに反発しているという点、そして北朝鮮が韓国の姿勢に加勢しているという点にあります。この記事を読んだ人は、

そうか。南朝鮮は日本のことをそんなに嫌っているのか。でも北朝鮮の核開発が国際問題化しているときに、70年以上も昔のことを持ち出して、いったい何をやっているのか。

と思うのではないでしょうか?

ガーディアンには事実誤認も多い

一方の英ガーディアンの報道では、先ほどのロイターの記事と比べると、やや初歩的な事実誤認が目につきますが、それでも「南朝鮮側はこう主張している」「日本側はこう主張している」といった具合に、わりと客観的な視点で書かれているといえるかもしれません。

  • 日本政府は南朝鮮で今週開催される国際的な観艦式への参加を取りやめた。多くの朝鮮人が日本による軍国主義と植民地支配の象徴と見る旭日旗(“rising sun” flag)を下せという要求を拒絶したためだ
  • 主催国である南朝鮮は参加する14ヵ国の全てに対し、木曜日から済州島で開催されるこの軍事イベントにおいて、自国旗と南朝鮮旗のみを掲げるように要請した
  • この要求は、実質的には日本に対しキョクジツキ旗を掲げないように求めたもので、日本が朝鮮人を第二次世界大戦中に性的奴隷として使役したことや、日本が竹島、南朝鮮がドクドと呼ぶ島の領有権の争いなどと並ぶ両国関係の悪化の兆しだ
  • 南朝鮮は外相が「日本の側こそ、旭日旗がわが国の国民の情緒にどのような含意を持つか考える必要がある」と述べるなど、このスタンスを維持している
  • しかし日本は1998年と2008年の観艦式の際には旭日旗を掲げて入港していたと主張しており、今回も同様に掲揚しない選択肢はないと考えている
  • 岩屋毅防衛大臣は「旭日旗は外部標識であり、国内法、規制からも掲揚が義務付けられている。残念ながら我々としては参加を取りやめる以外の選択肢がないとの結論に達した」と述べた
  • この旗は第二次世界大戦以前や戦中、日本の帝国海軍がアジア、太平洋で掲げたものであり、赤い円盤から16本の線が放射状に延びるもので、自衛隊は1954年以降これを利用している
  • 河野克俊統合幕僚長は「(自衛隊の)隊員はこの旗に誇りを持っており、これを掲揚せずにどこかにいくということはあり得ない」と述べた
  • 今回は南朝鮮による旭日旗禁止の動きに北朝鮮が加わり、国営の『ウリミンジョッキリ』サイトはこれを「20世紀の日本の帝国主義者どもが使った戦犯旗であり、わが国を含めたアジア諸国の野蛮な侵略に使われた」などと批判している
  • 南朝鮮海軍は日本の不参加が「残念だ」としつつ、これにより両軍の協力関係が損なわれるものではないと強調している

余談ですが、「従軍慰安婦問題は朝日新聞による捏造だ」という事実は日本国内では広く知られているところです。しかし、今回のガーディアンの報道では、

日本が第二次世界大戦中、朝鮮人を性的奴隷として使役した(Japan’s use of Korean sex slaves during the second world war)

といった、明らかに事実に反する下りが明記されています。この手の、「日本が戦時中、朝鮮人の少女を拉致して性的奴隷として酷使した」というウソが、平気で英字メディアに出てくるという点については、注意が必要でしょう。朝日新聞さん、どう責任を取るおつもりですか?

国際社会はどう思うか?

南北朝鮮がタッグを組んだ!

ただ、ロイターにしてもガーディアンにしても、双方の記事には共通している点が1つあります。それは、南北朝鮮がこの問題でタッグを組んでいるという点に言及していることです。

どちらの記事にも『ウリミンジョッキリ』(uriminzokkiri)というウェブサイトが紹介されています。『ウリミンジョッキリ』とは、朝鮮語で「わが民族同士」という意味だそうですが、どうやら北朝鮮のプロパガンダを垂れ流すニューズ・サイトのようです。

昨日時点では金正恩(きん・しょうおん)が訪朝したマイク・ポンペオ米国務長官と握手している写真(※下記参照)などが掲載されており、北朝鮮(というよりも金正恩)が何を考えているのかを手っ取り早く知るためには、なかなか有益なサイトといえるかもしれません(※いちおう、日本語版もあります)。

たとえば、「独島は朝鮮の領土」とする記事を読んでみると、

独島は去年も昨日も今日も明日も来年も朝鮮民族の領土

とだけ記載されていますが、「去年も」から始まっているあたり、いかにも中途半端で興味深いところです。

それはさておき、ロイターとガーディアンに紹介されていた「旭日旗は日本の野蛮な侵略の象徴」といった下りを、私自身はこのウェブサイトで確認することができなかったのですが、ここで重要な点は、複数の英字メディアに「北朝鮮がそのように主張している」と報じられたという事実です。

つまり、韓国側が「旭日旗はナチスの旗にも比肩し得る戦犯の象徴だ」と主張していることに対し、「そうした意見に賛同する国家が北朝鮮である」、ということを、強く印象付けた格好です。

日本としてはこれだけで十分に成果があったのではないかと思います。

国際社会はどう思うのだろうか?

もちろん、ロイターやガーディアンは数ある英字メディアの一部に過ぎませんし、そもそも英語圏の読者からすれば、東アジアのプライドだけはやたらと高い小国が変なことを言って日本にケンカを売っているという話に興味などないという人が圧倒的に多いのではないかと思います。

ただ、先ほども少し触れましたが、先入観なしにロイターとガーディアンの2メディアの記事を読んでみると、東アジア史についてあまり詳しくない、ましてや旭日旗などのことも詳しく知らない読者にとっては、

あぁ、南朝鮮は日本のことが嫌いなんだね。

と感じてお終い、でしょう。また、少し国際情勢に興味や関心を持っている人にとっては、

北朝鮮情勢が大変なことになっているのに、その北朝鮮と結託して日本と対立するなんて、韓国はヘンテコな国だな。

と思うかもしれません。しかし、とくにドイツやイスラエルなどで旭日旗をナチスのカギ十字になぞらえようとすれば、そのこと自体がホロコーストの犠牲となったユダヤ人に対する冒涜(ぼうとく)と見られかねません。

どうも普段の韓国メディアの論調を読んでいる限りでは、韓国は自分たちのことを、ナチス・ドイツのホロコーストによって迫害されたユダヤ人になぞらえようとしているようですが、このこと自体が、ドイツ人やユダヤ人を激怒させかねないのです。

敢えて第二次大戦中の日韓の関係を欧州諸国で例えるなら、ドイツとオーストリアの関係と似ています。名画『サウンド・オブ・ミュージック』では、オーストリアがドイツに併合された被害者のように描かれていますが、敢えて韓国風にドイツを加害者と称するならば、オーストリアは被害者ではありません。共同加害者です。

だいいち、ヒトラー自身がオーストリア出身者だったという事実を忘れてはなりませんし、同様に、大日本帝国陸海軍には朝鮮半島出身者もたくさん所属していました。いや、そもそも当時の朝鮮は日本の一地方であり、朝鮮人は国際法的には日本国民だったのです。

そして、特に欧州では第二次世界大戦の話題はセンシティブであり、下手にこの話題に触れると、相手が激怒することもあります。韓国人が考えるほど簡単な話ではないのです。

※なお、過去にBBCの調査で、ドイツで韓国の印象が非常に悪いという話題がありましたが、この資料についてはリンクが見つからなくなっています。ただし、私自身は過去に大手ブログサービスでブログを運営していた際、この話題を取り上げていますので、いちどサルベージをしてみたいと思います。

日本への課題

まとめます。

今回、英語圏のメディアをチェックしていて、今回の旭日旗騒動をまともに取り上げているメディア自体が多くないことを踏まえると、まず、英語圏では旭日旗騒動への関心はそれほど高くないということだと思います。

ただし、ロイターとガーディアンの取り上げ方は、いずれも、韓国側と日本側でそれぞれどのような主張をしているのかを読み比べることができるという形式であり、また、韓国側の主張を北朝鮮が支持しているという事実についても知ることができます。

このため、英語圏の読者がこれらの記事を読めば、日韓関係が非常に悪いということはわかるでしょうし、韓国と北朝鮮が日本の過去の侵略行為を厳しく糾弾しているという事実もよくわかると思います。

少し国際情勢に詳しい人であれば、「なぜ南朝鮮(※韓国のこと)は70年以上も前のことにこだわっていて、今そこにある危機から目を背けるのか?」と思うかもしれません。

ただ、それと同時に、「慰安婦とは戦時中の性奴隷である」といったウソが堂々と掲載されている点についても、私たち日本人は見逃してはなりませんし、朝日新聞と韓国のばら撒くウソと捏造により、世界中で日本人の名誉と尊厳が現在進行形で傷つけられ続けていることを、しっかりと認識する必要はあります。

その意味では、現在の日韓関係の在り方を抜本的に変えない限りは、旭日旗騒動だけに留まらない歴史戦が、まだまだ当分続くと考えて間違いないでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 埼玉県民 より:

    毎日の更新ありがとうございます。
    両論併記であれば、気になる人は原典に当たるので、日本政府や民間は
    重要キーワードで英文検索でヒットするように、SEO処理された自らの
    主張を公表する必要があります。 旭日旗問題も、かの国のサッカー選手の
    ウソの積み重ねでつい最近始まった、日本ヘイトであると、すぐわかります。
    その点においても、国民の敵A 本当の意味での、日本国民にとっての戦犯である
    尾崎秀実を輩出した新聞社のメタタグ問題の罪は深いです。 。
    最近は、日本韓国を離間させたのと同様に本土と沖縄を離間させる気満々です。
    日本を貶める信念かハニトラかマニトラか出自が理由かわかりませんが、沖縄を中国に売りたくて
    しょうがないようです。 従北工作員と思しきかの国の大統領と同じく、
    恐縮な表現になりますが、ロウソク祭りならぬ葬式祭りで、大朝貢団長のオザーさんの
    家来が知事になりました。早く社旗を五星紅旗に変えれば、ソウル支局にも掲揚できるでしょう。
    販売店はAKAXでしょうか(笑)。

    1. 埼玉県民 より:

      AKAXはAKA(Asahi Korean Anchor)の間違いでした。

  2. めがねのおやじ より:

    < 更新ありがとうございます。

    < 欧米では南朝鮮による、「旭日旗下げろ」問題について、関心が低い。そらそうでしょうね。観艦式に韓国旗と自国旗を上げろ、なんて聞いた事ない。ましてや済州島って何処?でしょう。

    < それも列強の海軍が言うならともかく、偉そうにチンケな韓国海軍なんて、対北防御の為、陸空は在韓米軍にたすけられて、なんとか正面武装はマシだが、世界ベスト10にも入らぬ南朝鮮海軍が、なんで?と欧米読者は思うでしょう。

    < で、日本とは隣国で経済活動も盛んなのに、今まで何も言わなかったのに、どうした?友邦ではないのか?(それがアンタ、違いまんねん 笑)ここまで思い巡らすのはごく一部の読者でしょうが、それでも結構。事実はこうなんですよ、ロイター、ガーディアンの読者様。

    < 『70年以上昔の事を、それも御旗の下で一緒に戦ったクセに非難する、蔑む、え、女性を連れ去った(ココは朝日が謝り回れよ)?それは事実か?

    < しかし何故今なんだ。北朝鮮もタッグ組んでるが、核を秘密裡に作り続ける愚連隊国と南は、グルなのだ。

    < ヘンだね。日本を貶めるなんて。我が国の隣に日本があれば、もっと発展していただろうし、おこぼれもあっただろう。ウチの近くはロシアにドイツ、ギリシャ。南朝鮮と代わりたいよ!、、北は要らんぞ!かな(笑)。

  3. りょうちん より:

    韓国語メディアの日本語版

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/10/10/2018101001360.html
    韓国・済州島で国際観艦式開幕 46カ国参加=日中は艦艇派遣せず

    >当初は日本も海上自衛隊の艦艇1隻を海上パレードに派遣する予定だったが、旭日旗(自衛隊旗)の掲揚を巡るあつれきを受けて派遣を見送った。
    >韓国側は、旧日本軍で使われ多くの国民が強い反感を持つ旭日旗の掲揚自粛を求めたが、日本はこれを受け入れなかった。
    >艦艇1隻を派遣する予定だった中国も、自国の事情を理由に不参加を表明した。

    地味に中国さんも懲罰w
    あと、

    >海上パレードは、座乗艦(大統領が搭乗する艦)となる揚陸艦「日出峰」とともに国民参加団が乗る試乗艦「独島」と「天子峰」が航行し、国内外の艦艇が反対方向に進みながら敬礼する形で行われる。

    査閲艦に「独島」を採用すれば日本が自主的に参加しなくなるんじゃないかとか、アホなことを言っていたのですが、実際にやるとは思わなかったですw
    どこまでも礼儀知らず。

  4. Watch Snowflakes in South より:

    最近、たまたま貴サイトを発見し、以来楽しく拝読するようになりました。
    お忙しい中、頻繁に更新していただき誠に有難うございます。

    私も海外での取り上げられ方に興味がありましたのでワシントンポスト(WP)の5日付けの続報を見てみました。APのMari Yamaguchi氏が伝えるニュートラルな記事でした。
    私の興味を引いたのは読者のコメント欄です。
    “As long as the Japanese sailors don’t line up on the decks of their warships and shout “Tora! Tora! Tora!”, I’m okay with this.”
    「艦上に一列に整列して(登舷礼)さえいなければ、自衛官が『トラ、トラ、トラ!』と叫んでも俺は気にしないね。
    ベトナムとアメリカの関係性でも見られますが、実際に敵味方に分かれ、正々堂々雌雄を決した相手には陰湿な感情は生まれないのではないでしょうか。

    しかし、気になったのは次の方のコメントです。
    “I’m trying to stay neutral on this matter, and have looked up ‘the rising sun flag’ on wikipedia:
    https://en.wikipedia.org/wiki/Rising_Sun_Flag
    After reading the article, I can understand why the Japanese are so reluctant.”
    “But from Chinese and Korean point of view, there’s also this article:”
    http://english.anti-risingsunflag.net/
    東西を問わず、バランス感覚のある方は「一方聞いて沙汰するな」を実践されているのですね。私が気になったのは、この方が参照されている2番目のサイトです。名前がそのまんまですね。しかしその内容は笑いごとでは済まされません。
    次の読者は論破を試みていますが、投げやりで、ぶしつけな感じが否めません。真実はこちら側にあっても、これでは信じたいものを信じている人たちは説得されないでしょう。

    このようなプロパガンダサイトしか見るチャンスがなければ、Newsweek10月10日版TOM O’CONNOR氏の” JAPAN IS STILL USING THE EMPIRE’S MILITARY FLAG AND THE KOREAS ARE UNITING AGAINST IT”の記事に見られる事実誤認と、偏向した見方による記事も出てくるのだと思います。または金銭をもらった提灯記事ですね。

    貴サイトでも指摘されている東西”朝鮮”が一体として動いている認識が定着しているのは表題からも見て取れます。

    最後に、アメリカ海軍のNavyTimesの”Japan withdraws from fleet review over flag spat with South Korea”記事への読者コメントです。
    “its been many times the fleet review occur… Maybe this is the 1 of the condition the North Korea been implemented to South Korea. If not Why now? now the North Korea want stain the alliance(South Korea – Japan) in back of South Korea and the South korea president blinded by the unification.”
    この方とてもいい所まで言って頂いていますが、同意しかねます。今こそ好機到来とばかり、文大統領はお目目パッチリ、嬉々として西側から去ろうとしているように私には思えます。
    後で南の市民たちが、二日酔い明けに後悔しないといいですけど。
    大好きなドイツ型ではなく、ベトナム型の祖国統一になってしまった!と。

    乱筆乱文失礼致しました。

  5. Watch Snowflakes in South より:

    > ドイツ人やユダヤ人を激怒させかねないのです。
    について、追記させていただいても宜しいでしょうか。

    金田正二さんの「在日朝鮮人から見た韓国の新聞」でも取り上げられていましたが、カナダ-イスラエル友好協会の慰安婦文書があります。ブログの中で金田氏はこう言っています。

    前略
    「そんな、言いなり状態で金だけ拠出させられているにもかかわらず、思想が偏った一部の人たちのために、イスラエル・ホロコーストが売春婦と同一化され、その被害を矮小化される事に耐えられないユダヤ人の悲痛な叫びがこの記事の本質であって、日本を擁護しようという趣旨ではないのです。

    擁護するためのものではないからこそ、そこには説得力があり読むものの心を鷲掴みするのですね。」

    在日朝鮮人から見た韓国の新聞」
    http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/search?q=%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4

    カナダ・イスラエル友好協会からユネスコへの意見書/日本語版
    http://nadesiko-action.org/?page_id=10855

    わたくしは、嫌韓主義者でもネトウヨ国粋仕儀者でも、自民党信奉者でもありませんが、
    “最高”を選べないので、”最低”を避けるために、いつも自民に投票します。
    リアリスティックな日本生まれの、ただのビール好きです。

    1. Watch Snowflakes in South 様

      コメント大変ありがとうございます。
      さて、最近、スパム判定ソフトの誤作動が多く、せっかくいただいていたコメントが一部、承認されない状態にありましたので、手動で回復しております。
      引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

      1. Watch Snowflakes in South より:

        新宿会計士 様

        手動で回復して頂いた由、お手数をお掛けし大変失礼致しました。
        先の投稿時にプロキシを切るのを忘れていました。

        貴サイトは格調高く、非常に勉強になります。
        お忙しいところ、更新は本当に大変だと拝察いたします。
        無理をなさらず、どうぞご自愛ください。

        どうぞ宜しくお願い致します。
        Watch Snowflakes in South

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

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