経済制裁を受けたとしても、国家観を持たぬ韓国の自業自得だ

韓国の苦境がいっそう明白になって来ました。さんざん北朝鮮を利するような行動を取ってきたという意味では、「そもそもの国家観」を持たない韓国の自業自得なのですが、日本人の悪い癖は、「日本も日本の国益を追求しなければならない」という当たり前の事実に無頓着である、ということです。

アイデンティティに無頓着な韓国

私たちの隣国・韓国を巡って最近、さまざまな事件、不祥事、珍事が頻発していますが、わが国ではそんな韓国に対し、「自業自得」と突き放す動きが広まっているような気がします。

一部の嫌韓サイトで見られる「いっそのこと韓国が滅亡してしまえば良いのに」、といった極論は論外としても、私の感覚では、ごく一般的な日本人の間で、韓国に対する妙に冷めた見方が広まりつつあるように思えるのです。

ところで、韓国に対する私自身のスタンスは一貫しているつもりです。それは、「法治主義、民主主義などの同じ価値観のもとで、ともに手を取り合い、未来に向けて一緒に発展して行けるような関係になるのが理想的だ」、という考え方です。

いや、もっといえば、その考え方は、韓国だけでなく、中国であろうが、北朝鮮であろうが、ロシアであろうが、同じように成り立つ考え方です。その国と仲良くすることによって、日本とその相手国が「ウィン・ウィン」の関係になれるのが一番理想的であることは、誰も否定しないと思います。

しかし、「仲良くできる国であれば仲良くすべきだ」というのは当然の発想ですが、それ以前に、「外交とは国益を最大化するための手段」である、という大前提を忘れてはなりません。「国益を損ねるような付き合い方」をすれば、究極的にはお互いにとって不幸です。

韓国に関していえば、私自身の母親(故人)が在日韓国人二世(生前に日本に帰化済み)だったという事情もあり、血統的には親しみを感じなければならないはずの相手です。しかし、韓国に対し、「血統による親しみ」を、私には一切感じることができません。

その理由は、簡単です。

韓国が「自分らしさ」、「アイデンティティ」について、あまりにも無頓着だからです。

韓国人に対し、「韓国とは、どういう国ですか」と尋ねたら、たいていは「東方礼儀の国」「日本に軍事占領され、支配されたが、自力で独立を成し遂げた偉大な国だ」、という答えが返って来ます。しかし、そこには必ず「中華」、「日本」というファクターが存在しています。

韓国、朝鮮は千年以上、中華帝国の支配を受けて来たのですが、「東方礼儀の国」とは、中華帝国から見て東方にある、中華帝国に礼節を欠かさない国、という意味でしょうか。中華帝国の苛烈な支配を受けていながら、中国に対しては何も恨まず、ただ、日本に対する恨みをぶつけてくるのが韓国です。

それでも、過去は過去として水に流し、未来に向けて手を取り合い、ともに発展して行けるような関係であれば、まだ韓国とはお付き合いする余地があります。

しかし、現在自分たちが置かれている状況から目をそむけ、中国を主と仰ぎ、日本を恨むような国と、「対等な友好関係」が成立するとは、どうも私には考えられないというのが実情なのです。

北朝鮮に擦り寄った文在寅の判断が凶と出た

文在寅政権発足後の北への擦り寄り

さて、前置きが長くなりましたが、私が言いたいことは、「韓国がどういう困難な状況に置かれたとしても、日本がそれに対して安易に手を差し伸べたら、日本が巻き込まれる可能性がある」、ということです。

くどいようですが、外交とは「国益の最大化の手段」に過ぎません。日本が韓国を助けることが日本の国益を害するのなら、日本としては韓国から距離を置くことが正解なのだ、という、ごく当たり前のことを申し上げているつもりです。

では、「韓国が困難な状況に置かれている」とは、どういうことでしょうか?

端的に言えば、韓国が北朝鮮にあまりにも近寄り過ぎたことで、米国からも中国からも日本からも孤立している、という状況でしょう。それは、ある意味で韓国自身の自業自得ですが、ここで韓国を助けたところで、韓国が改心して米国や日本との関係を大切にするようになるかと言えば、そうとも思えません。

2017年5月に成立した文在寅(ぶん・ざいいん)政権は、発足以来、常に北朝鮮との国交改善を図って来ました。たとえば、同年7月にはベルリンで文在寅大統領自身が北朝鮮に赤十字会談などの対話を呼びかけましたし(北朝鮮側はこれを無視)、そのことで早速、米国などの不興を買いました。

北朝鮮に対する擦り寄りはその後も続き、今年1月には初の南北高官級協議が実現。そこからとんとん拍子に南北関係の改善が続き、2月の平昌(へいしょう)冬季五輪への北朝鮮代表団派遣、3月の高官級協議を経て、4月27日には板門店で南北首脳会談が開かれています。

さらには、9月には文在寅氏自身が北朝鮮の首都・平壌(へいじょう)を訪問し、北の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)との3回目の南北首脳会談を実施することが予定されています(『何ら成果が出ていないのに3回目の南北首脳会談を開催する愚』参照)。

何ら成果が出ていないのに3回目の南北首脳会談を開催する愚

韓国側が勝手に武装解除

こうした中、先週までに、韓国が北に対して「勝手に武装解除」しているという報道が相次いでいます。

まず、先週の『AFPBBニュース』(日本語版)の報道によれば、南北朝鮮は軍事境界線上に沿って設けられている見張所の一部を撤収することで合意したとされています。南北、非武装地帯の見張り所一部撤収で合意 韓国国防相発表(2018年8月21日 17:51付 AFPBBニュースより)

AFPBBニュースはこれについて、「南北の急速な雪解けムードを反映したものとみられる」としていますが、「雪解け」というよりは「韓国側の北朝鮮に対する一方的武装解除」という気がしてなりません。実際、北朝鮮が突発的に南侵するリスクは韓国が突発的に北侵するリスクよりも高いからです。

韓国が米国の了解なく北朝鮮に軍事侵攻することは極めて困難ですが、北朝鮮は突如として韓国に対して攻撃をする可能性はあります。実際、2010年11月に、対岸の韓国領・延坪島を突如として砲撃した過去もあります。

それだけではありません。こうした物理的な武装解除に加え、韓国政府は「精神的にも」武装解除を進めています。

「北は敵」の文言削除検討 18年版国防白書=韓国(2018/08/22 08:42付 聯合ニュースより)

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の報道によれば、韓国政府が2年ごとに発刊する「国防白書」から、「北の政権と北の軍はわれわれの敵」との文言を削除することを、「積極的に検討」しているのだそうです。複数の韓国政府高官が22日、聯合ニュースに対して明らかにしたそうです。

一般に「白書」といえば、その国の政府の公式見解を示す文書ですが、この聯合ニュースの報道が事実ならば、韓国は北朝鮮に対し、精神的・心理的にも武装解除をしようとしている、と断言して間違いないでしょう。

韓国社会がフニャフニャだからこうなる

どうしてこうなったのか――。考えてみれば、不思議です。

どんな国でも、自力で独立を達成した国であれば、最低限、国家の目的が「軍事的安全と経済的発展の確保」にあると知っています。合理的に考えたら、韓国の「軍事的安全」に資する国は米国、「経済的発展」に資する国は日本であり、日米両国と仲良くするのが韓国の最善の道です。

それなのに、韓国は日本を敵視し、米国との同盟をないがしろにしながら、中国に近寄ったり(金泳三、李明博、朴槿恵の各政権)、北朝鮮に近寄ったり(金大中、盧武鉉、文在寅の各政権)という違いはありますが、民政移管後はひたすら、日米を裏切り続けて来たことは間違いありません。

これについては、私自身、正直よくわかりません。

しかし、敢えて言えば、韓国が強烈な「反日」を国家的なアイデンティティにしていることは間違いなく、かつ、米国が日本と同盟国であるため、「敵の味方は敵」とばかりに、米国も同時に敵視してしまっていることが、今日の韓国社会の間違いなのだと思います。

繰り返しになりますが、私は韓国社会が更生し、日米と連携し、基本的価値と利益を共有する「海洋同盟国家」として、未来に向けてともに発展していける国であれば、今すぐにでも韓国との関係を改善すべきだと思います。

しかし、その前提条件が成り立っていない以上は、私たちの方から韓国に対し、関係改善を提案すべきでもありません。「今すぐ日韓断交」という極論を申し上げるつもりもありませんが、性急な「日韓関係改善」よりも、当面、韓国との関係については現状維持を目標に「マネージ」するのが正しいでしょう。

破綻する南北朝鮮の戦略

トランプ大統領、ポンペオ氏に北朝鮮行きを禁止

さて、米国のドナルド・J・トランプ大統領といえば、自分の考え方を何でもかんでもツイッターに投稿してしまう人物です。そんなトランプ氏が、数日前、気になるツイートを発しています。

140文字を超える投稿ができないというツイッターの性質上、文章は3つのツイートにまたがっていますが、これらを合わせると、次のとおりです(カッコ内は私の文責による意訳)。

I have asked Secretary of State Mike Pompeo not to go to North Korea, at this time, because I feel we are not making sufficient progress with respect to the denuclearization of the Korean Peninsula. (私はマイク・ポンペオ国務長官に、現段階での北朝鮮行きを取りやめるよう求めた。朝鮮半島の非核化という点で重要な進展が見られないと感じたからだ。)

Additionally, because of our much tougher Trading stance with China, I do not believe they are helping with the process of denuclearization as they once were (despite the UN Sanctions which are in place). (これに加えて、現在のわが国が中国に貿易問題で強硬に出ている点を踏まえると、(国連の制裁にも関わらず)中国がかつてと比べて、北朝鮮に対して非核化を求めるという姿勢が期待できなくなっている。)

Secretary Pompeo looks forward to going to North Korea in the near future, most likely after our Trading relationship with China is resolved. In the meantime I would like to send my warmest regards and respect to Chairman Kim. I look forward to seeing him soon! (ポンペオ長官が近日中に北朝鮮に行きたがっているが、それは中国との貿易問題が解決したあとになるだろう。金委員長に対してはよろしくお伝えしたい。また彼に会えることを楽しみにしている。)

なるほど。これが良いか悪いかは別として、非常に合理的な戦略ですね。

米国としては北朝鮮に対し、「6月12日の首脳会談で共同声明文書に署名し、いったんは非核化の動きを北朝鮮に委ねる」という、きちんとしたプロセスを踏んだのに、北朝鮮がいつまで経ってもそれを履行しようとしないから、いったんは棚上げにする、ということでしょう。

また、少なくとも中国問題が片付くまでの間は北朝鮮との交渉は中断する、という話であり、北朝鮮としては非核化をチラつかせて米中両国で二股をかける、という戦略が封殺された格好です。

ついに経済制裁も現実味を帯びてきた

これと同時に、米国は韓国に対しても、「いい加減にしろ」と言い始めました。

米国務省、南北の連絡事務所設置に「制裁違反を検討」(2018/08/25 08:06付 東亜日報日本語版より)

昨日の韓国メディア『東亜日報』(日本語版)によれば、米国務省が韓国政府による開城への南北連絡事務所設置を巡り、「制裁違反の可能性」を「否定しなかった」と報じています。

東亜日報は、米国務省のヘザー・ナウアート報道官による現地時間23日の会見と、これに対する韓国大統領府関係者の反応を紹介することで

  • 米国側「南北関係の改善は北朝鮮の非核化よりも劣後すべきだ」
  • 韓国側「開城連絡事務所(の設置)は米国の承認を受けなければならない問題ではない」

という深刻なズレが発生していると指摘しています。

この東亜日報の報道を踏まえると、「韓国側が開城連絡事務所開設を強行すれば、米国が韓国に対するセカンダリー・サンクション(二次的制裁)を発動する可能性がある」、ということだと思います。

当ウェブサイトでは、韓国に対するセカンダリー・サンクションについては、すでに『韓国に対する「セカンダリー制裁」が現実味を帯びてきた』のなかでその可能性があると指摘しているのですが、ようやく、韓国メディアも当ウェブサイトに追いついてきた、といったところでしょうか。

韓国に対する「セカンダリー制裁」が現実味を帯びてきた

日本はどうすべきなのか?

さて、ここから先はあくまでも「仮定の議論」ですが、米国が韓国にセカンダリー・サンクションを発動した場合、日本はどうすれば良いのでしょうか?

これに対する答えは決まっています。

日本は日本として、最大限、日本の国益を最大化するように行動する

です。

とくに、米国が韓国に対する何らかの経済制裁を発動したならば、日本としても、竹島不法占拠問題、慰安婦捏造問題など、韓国に対する積もり積もった不法行為への制裁を含め、制裁措置を発動することが、心理的にも容易になるでしょう。

たとえば、今年の秋に文在寅大統領の訪日が予定されており、その際、1998年の小渕恵三首相、金大中大統領(※いずれも肩書きは当時)による「日韓共同宣言」の上書き保存も予定されているようです(『文在寅氏の来日を「普通の隣国関係」の契機にするなら歓迎』参照)。

文在寅氏の来日を「普通の隣国関係」の契機にするなら歓迎

この文在寅氏の訪日を、「制裁の一環」としてキャンセルしてしまう、というのも1つのやり方かもしれません。とくに、日本は北朝鮮との間で、核問題だけでなく、日本人拉致問題という、深刻な人権問題を抱えている状況にあります。

北朝鮮が拉致問題を「解決済み」だと居直っている状況の中で、韓国までもが北朝鮮を利するようなことをしているのであれば、韓国も間接的に、「日本人拉致問題の解決」を阻んでいるのと同じことであり、その意味で、韓国は日本にとって、北朝鮮と同類です。

日本にとっては、核開発問題に加え、日本人拉致問題の完全な解決が図られない限り、北朝鮮にビタ1文たりともカネを払うべきではありませんし、むしろさっさと日本国憲法を改正し、日本軍を北朝鮮に送り込んで金正恩を拘束し、強制的に拉致問題を査察できる体制を作る方が確実かつ安上がりです。

「日本は日本の国益を追求すべし」。

このごく当たり前のことを、日本国民には広く共有して欲しいと思います。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. めがねのおやじ より:

    < 更新ありがとうございます。

    < 文在寅大統領の度が過ぎた対北融和政策の急進ぶりが止まりません。米国は北朝鮮との担当者レベルでの非核化交渉が全く進んでいません。そのため今月27日に予定されていたポンペオ国務長官と北高官との会談も中止になりました。もう、シンガポール会談での取決めなど金正恩は完全に無視してます(まだ大丈夫と思っているんだろう)。

    < 新宿会計士様の本日の文中、次のくだりがあります。【繰り返しになりますが、私は韓国社会が更生し、日米と連携し、基本的価値と利益を共有する「海洋同盟国家」として、未来に向けてともに発展していける国であれば、今すぐにでも韓国との関係を改善すべきだと思います。】ソコなんですよね、ポイントは。

    < ココの部分で韓国が根本的に対日姿勢を改めるんなら、喜んで日本は歩み寄ります。しかし、その可能性が0%。何をしても反日一辺倒。そらもう関知しない、こっち見んなっ、となります。セカンダリーサンクションも対象国になるでしょう。

    < 南北揃って『過去最大の経済制裁をされる側』となれば、こんな悲喜劇はありません。朝鮮半島全体が【世界平和を乱す、ならず者民族】の烙印を押される事になる。そうなれば日本に今すぐできる事は何か。ビザ免除プログラムの短縮、ゆくゆくは廃止。渡航の自粛、邦人保護のシミュレーション、そして改憲でしょう。むしろ、韓国がセカンダリーサンクションの対象になった方が、改憲に有利に動きます。

    < 文がノコノコ日本に来るときは、どうせ困った時の頼み事。手ぶらで帰さず制裁の『手土産』を渡してあげましょう。スワップ?ないない、絶対無しです。

  2. 清明 より:

     韓国経済がガタガタになってしまっては、いくら文政権が南北協調したくても出来なくなってしまう。
    政権維持する上で政権の国家観など影響することは微々たるものです。
    どこの国の政権も政権維持出来るか出来ないかは、外交や安全保障などより偏に経済政策の善し悪しで決まります。
    ところが韓国ではどうもそうしたことが当て嵌まらないようです。
    文政権って本当に経済というものをわかっていない経済音痴政権(わらい
    所得主導成長などという有り得ない経済政策を打ち出し、韓国経済はマヒ状態に陥っているようですが、それを反省するどころか一層所得主導成長を推し進める方針のようです。
    日本の安倍政権誕生時とはあまりに真逆な政権運営だと思います。
    もし、日本で安倍政権が当初こんな所得主導政策打ち出していたら、即刻退陣で安倍政権は消えていたでしょう。
    一応安倍さんも最賃目標1000円を掲げましたが、主体の政策はアベノミクスで強力に推し進めました。
    ところが文政権は支持率落ちたというけど60%近い支持を今も得ている。
    たぶんこの高支持率もカラクリがあるのでしょうが、マスコミも文政権が怖いのか批判の声は弱いように見受けます。

  3. 韓国在住日本人 より:

     韓国人の思考性として「非常に短絡的」というものがあります。前のコラムにも投稿したように、無銭飲食等は典型的です。自分の持ち金を計算せず、一時の楽しみに興じて後でえらい目にあう。これは、大多数の韓国人に当てはまり、大会社の社長も社員も結構同傾向にあります。例えば、新しい技術を提案すると、社長は「これをすれば世界一になれるのか? 儲かるのか? すぐできるな?」としか質問しません。どのようなハードルがあり、どのようなメリットがあることは何も聞きません。私は韓国が日本に勝てない理由はオンリー1がない事だと思っています。そこを求めず常にすぐ儲かるかどうかで判断します。
     社員だと入社して半年もたたないのにいきなり新車を購入します。数年後に何があるかなんて心配するだけ無駄とか、戦争中の国なのに将来なんて(この部分は納得しました)とか言います。
     韓国の政治家も同じなのではと思います。今現在が良くなれば過去も未来も関係ない。だから、その場その場の小さな利益に追いかけ、将来的なものは気にかけない。
     
     駄文にて失礼します

    1. めがねのおやじ より:

      < 韓国在住日本人様

      < 拝見しました。またコメントします。 『社員だと半年もたたないのにいきなり新車を買う』、、、絶句。今の新卒は車に興味無いですよ、日本人は(笑)。

      < ごめんなさい、地方なら分かりませんが、私の勤めた会社の若手もそうですが、都心に配属された者は車不要、あれば余計金がかかる。辺鄙な所は仕方なく転勤するまで乗ってましたね。

      < ついでに言うとウチの子2人は東京、大阪勤務なんで、免許は取っただけです(笑)。自転車は持ってます(大笑)。確かに『戦争終結してないのに、明日の事など考えない』のは、当然かもしれません。

      < ただ、いきなり車っていうのは見栄張りやな〜と思います。で、マンションだとか高級服とか借金まみれになると。聞いている限り、なんかかわいそうという気持ちは、出て来ませんね(笑)。やっぱりアノ国らしいわ。

      1. 韓国在住日本人 より:

        めがねのおやじ様

         ご返信ありがとうございます。
         韓国では日本の20世紀後半のように自動車がステータスシンボルです。自動車がなければ恋愛もできません。それどころか「御宅、大企業の社員なのに自動車もないの?」などと近所から言われる始末です。
         韓国は日本に比べて非常に画一化しています。ファッション、文化、食事等はいつも同じもの、だれでも同じもの。小生の様に多少髪が長い(幸いにして毛根はまだ健在です)と、必ずダメ出しされます(軍隊の影響かもしれません)。
         それから、高級マンションに住んでいるのはごく一部で、大企業の課長クラス、4人家族で80㎡の3LDK、10~15年落ちが一般的だと思います(高級マンションは高すぎて買えません)。売買価格で京畿道だと2000~3000万といったところでしょうか。あと面白いのは、古いからと言って決して安くならないマンションもあります。一番の理由は学校です。進学率の高い学校があるマンションは価格が全く下がりません。日本では考えられないんですが・・・

         駄文にて失礼しました
         

        1. めがねのおやじ より:

          < 韓国在住日本人 様

          < おもしろ情報、たくさん載せてくれてありがとうございました。ナマのそれも日本人の方の見方だから、とても信頼出来ますし、興味深いです。

          < マンションの比較なら、韓国の平均80平米は日本より広いと思います。都心に近くなれば60平米台もザラにあり、それが不動産屋に言わせると『広々3LDK』となります。

          < 築年数が20年越えると、発売時の半額ぐらいになります。場所によって違うかもしれませんが。つまり、中古で買う人は、リフォームに数百万円かけることが多いです。

          < 首都圏、京阪神では学区を重視するミドル、アッパークラスの世帯は多いですね。特に東京は凄いです。また、韓国の話、聞かせて下さい。失礼します。

  4. 謎田謎也 より:

    日中スワップについて中国政府が明らかにしているのに、
    中韓スワップについて中国政府がコメントしないのは
    なぜなのでしょうか。

    理由として可能性があるのは、
    (1) 日中スワップは中国にも大きな利益があるから、
    声高に宣伝している。中韓は中国の得る利益が
    ほとんどないので、締結したけど宣伝しない。

    もしくは、
    (2) そもそも締結していないので、コメントしない。

    の2通りだと思います。

    真相はどちらなのでしょうね。

    1. りょうちん より:

      >中韓は中国の得る利益がほとんどないので、締結したけど宣伝しない。

      「中国は、ホットラインを引いても有事に電話に出ない」
      http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=210670&servcode=100&sectcode=120

      という実績があります。
      なにも証拠は残さず、いざというときは切り捨てる気だからなのでは。

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