むしろ韓国に慰安婦合意を破棄させろ

慰安婦問題を捏造した犯人である朝日新聞は土曜日、韓国の康京和(こう・きょうわ)外交部長官が12月下旬に訪日し、2015年12月の日韓慰安婦合意について、何らかの意向を日本政府に伝達する予定だと報じました。報道したのが「慰安婦捏造新聞」である朝日新聞であるだけに、この報道には、それなりの信憑性があると見るべきでしょう。

2017/12/04 20:05 追記

本文中、佐藤地(さとう・くに)国連ユネスコ大使について言及した部分で、なぜか肩書の「大使」が抜け、呼び捨てになっていたのを、一応、修正しています(個人的には修正する必要がないかとも思ったのですが、一応、修正しました)。

失敗が続く日韓外交

遂に来た!慰安婦合意破棄への動き

韓国国内で「日韓慰安婦合意」を破棄する動きが表面化しはじめました。

「日韓慰安婦合意を破棄せよ」韓国議員らが国会に決議案を提出=韓国ネット「大賛成」「国と国の約束なのだから」(2017年11月29日(水) 16時30分付 Record chinaより)

レコード・チャイナからの孫引きですが、韓国・YTNによると、11月29日に韓国国会で、いわゆる「日韓慰安婦合意」の破棄を求める決議案が提出されました。

この日韓慰安婦合意とは、2015年12月28日、日本側の岸田文雄外相と韓国側の尹炳世(いん・へいせい)外交部長官(外相に相当)(ともに当時)が、共同記者発表の形で発表したものです。

これは文書化されていないものの、れっきとした国際合意であり、かつ、米国のジョー・バイデン副大統領(当時)が強力に後押ししたものです。従って、日韓両国政府のいずれかがこれを破れば、破った側が「国際合意違反」となります。

内容は、(自称)元慰安婦らを支援する基金を韓国政府が設立し、日本政府がそこに10億円を拠出することをもって、慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決するものであり、これにともない韓国側には日本大使館前に慰安婦像が不法設置されている問題を適切に解決する義務が生じています。

さらに、日本政府が10億円を履行することと引き換えに、日韓両国政府は国連などの国際社会において、お互いを批判することは禁止されています。

ところが、この慰安婦合意から2年近くが経過するにも関わらず、韓国側はこの合意を一切守ろうとしないばかりか、新たな慰安婦像は韓国内外で増えるばかり。これに加えて最近は韓国政府関係者が国際社会で日本を批判するという暴挙に出ています(その具体的証拠については、以前、『外務省よ、「今すぐ」仕事しろ!』で触れています)。

つまり、私が以前『韓国制裁と朝日新聞社倒産を議論する』のなかで申し上げた通り、事実上、慰安婦合意は破綻していると見るべきでしょう。

結局、お人よしの日本が韓国に10億円を取られて終わったというだけの話です。

慰安婦問題、2015年の時点でこうすべきだった

私は安倍政権の外交を、基本的には信頼し、支持しているつもりです。しかし、安倍政権の外交のうち、対韓外交だけは、大きく失敗し、迷走しつつあります。

その原因は、おおきく2つあります。先ほど挙げた「日韓慰安婦合意」と、その半年ほど前の「ユネスコ世界遺産登録事件」です。

これについて、そもそもの話は、2015年に遡ります(図表1)。

図表1 日韓外交、2015年前半に何があったのか?
区分日付出来事
安倍演説関係3月6日韓国国会の鄭義和(てい・ぎわ)議長、米下院議長に「慰安婦謝罪しない安倍に演説の資格なし」と訴える
4月22日安倍総理、バンドン会議60周年記念式典で演説同日。同日、韓国外交省当局者、バンドン記念演説で安倍総理のお詫び発言がなかったことについて「深い遺憾の意」を表明
4月29日安倍総理、連邦議会上下両院合同会議で演説(いわゆる「希望の演説」)
4月30日韓国政府・与野党が安倍総理の米議会演説を一斉に批判
5月6日韓国国会議長、安倍総理に日韓関係改善の努力を期待するのは「愚かなこと」と発言
5月12日韓国国会、本会議で「反省のない安倍糾弾決議案」を採択
世界遺産登録関連5月中尹外交部長官、「日本の世界遺産登録を全力で阻止する」と表明
6月9日世界遺産登録を巡り日韓両国政府の協議が行われたものの決裂
6月11日~尹外交部長官、ユネスコ議長国のドイツを訪問し、韓国の立場に支持を求める
6月中外交統一委員会に所属する国会議員らが、日韓いずれを支持するかの態度を表明していない4ヵ国(ペルー、コロンビア、カザフスタン、クロアチア)を訪問し、登録反対の意見を直接伝える
6月21日尹外交部長が訪日、「世界遺産登録で相互に協力」と表明
7月5日佐藤地(さとう・くに)ユネスコ大使がユネスコ諮問機関の勧告に「真摯に対応する」と表明。それを条件に世界遺産登録決定

私の見立てでは、安倍外交は同年4月29日に行われた、「米国上下両院合同議会演説」のころまでは、非常に順調でした。安倍総理はこの演説で、上下両院議員から、万雷の拍手を受けました。安倍演説はのちに「希望の演説」と呼ばれるようになり、この安倍演説をもって、少なくとも日米間では「戦後」が終わったとみてよいでしょう。

ただ、その裏で、韓国の国会議長という要職にある者を含め、韓国が国を挙げて、「安倍演説」の阻止のために動いていた事実を、忘れてはなりません。

そして、安倍総理の演説の阻止が実現不可能と見るや、韓国政府は「ディスカウント・ジャパン」運動を加速させます。

まず、「安倍演説」の直後に、韓国政府は同演説に韓国が求めていた反省と謝罪が盛り込まれていなかったとして、「失望」を表明。同国国会は本会議で対日非難決議を行います。

この時点まででは、国際的には「安倍演説は素晴らしい」との評価で一致しており、韓国の反応についても、「なにかおかしな国が発狂している」くらいにしか見えませんでした。

しかし、同年5月には、尹外交部長官が、当時日本政府が目指していた「明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録を全力で阻止する」と表明します。その理由は、これらの施設の一部で、「朝鮮人の強制労働」が行われていたとする、事実に反する言い掛かりです。

そして、この問題に対するハンドリングを、日本政府が間違えてしまったのです。

ユネスコ大使が国益を大きく毀損

その犯人とは、ユネスコ大使の佐藤地(さとう・くに)なる人物です。

佐藤大使は同年7月5日に行われたユネスコ世界遺産登録の決定に際し、韓国政府側の言い掛かりだった「朝鮮人の強制徴用」を認める発言を行い、これにより、日本があたかも実際に軍艦島で朝鮮人の強制徴用を行ったかのような誤解を世界中に与えました。

これは安倍総理のチョンボというよりも、佐藤大使を筆頭とする無能な外務省の行為によるものであり、すべてを安倍総理の責任に帰することは酷かもしれません。

ただ、佐藤大使の行為は論外としても、安倍総理が4月の「希望の同盟」演説を成功させたという高揚感に浸っていたせいでしょうか、少し緊張感が緩んでいたと批判されても仕方がありません。

後講釈ですが、この問題に対する最適なハンドリングとは、「対話のドアはいつでも開いている」と宣言しつつ、韓国を相手にしないこと、でした。そして、かりにユネスコ側が「世界遺産登録を認める条件は、日本政府が朝鮮人の強制労働を認めることだ」と言って来たとすれば、「それは事実に反するから日本は世界遺産登録申請を撤回し、同時にユネスコを脱退する」と言い放って、席を蹴ることだったのです。

実際に佐藤大使がなした行為とは、「韓国が怒っているから、韓国の主張を部分的に認めてやって、韓国のご機嫌を取ろう」というものであり、明らかに安倍外交の歴史に残る汚点となってしまったのです。

日韓慰安婦合意もご機嫌取りの成果か?

ここで、佐藤大使がしでかしたミスは、『日韓友好か誅韓か―「日韓関係清算」を議論する』でも触れた「日韓関係6類型」のうち、典型的な「対韓配慮型外交」に基づくものです。

この「対韓配慮型外交」とは、「日韓両国は対等な関係だとする前提に立ちつつも、必要に応じて、歴史問題等で韓国に譲るところは譲り、特別な配慮をすべきだ」とする考え方です。一見するともっともらしい考え方ですが、この考え方こそ、戦後の日韓関係をダメにして来たものです。

そして、この「対韓配慮型外交」の失敗は、「ユネスコ世界遺産登録事件」だけでは終わりませんでした。それが、日韓慰安婦合意なのです。

前提として、当時の朴槿恵(ぼく・きんけい)政権は、外交的にも内政的にも、窮地に立たされていました。

内政的には、2014年4月に発生したフェリー船セウォル号の転覆事件や、2015年5月に韓国内で猛威を振るった中東呼吸器症候群(MERS)への対応を失敗し、韓国国民からは強い不信感を突きつけられていたからです。

また、外交的には、中国が主導して2015年に設立された「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に対しては、韓国はいち早く出資を表明。同年9月に中国共産党が主催して行われた「抗日戦勝利70周年記念式典」にも、西側諸国の首脳として唯一、朴槿恵氏が参加したことで、米国からは極めて強い不信感を突きつけられたからです。

実際、同年10月に朴槿恵氏が訪米した際、バラク・オバマ大統領(当時)との会談時間はわずか30分少々であり、しかも、その後の午餐会もオバマ氏ではなく、副大統領だったバイデン氏が対応するという冷遇ぶりでした。

このように考えていけば、あの日韓慰安婦合意も、日本政府が米国から押し付けられたというよりも、むしろ朴政権の窮地に付け込む形で、安倍政権が仕掛けたという側面が強いと見るべきかもしれません。

その後の日韓外交

安倍政権が日韓慰安婦合意を成立させたのは、2015年12月28日のことです。

そして、この合意により、韓国政府の反日が、完全に封殺されたことも事実です。同日以降、朴槿恵氏は公然と日本を批判することを控えるようになりました。

その後の動きをまとめておきましょう(図表2)。

図表2 慰安婦合意後の日韓外交
時点概要備考
2016年7月8日米韓両軍は高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の朝鮮半島配備を合意この合意に対し、中国政府は猛反発し、韓国に対する「THAAD制裁」を開始した
2016年8月31日日本政府、韓国政府が設立した慰安婦財団への10億円の出資を履行日本政府の予算のうち予備費から10億円が支出された
2016年11月23日日韓包括軍事情報保護協定(GSOMIA)への署名が完了野田政権下の2012年6月29日、韓国側が「ドタキャン」して以来、協定はたなざらしとなっていた
2016年12月9日朴槿恵氏に対する弾劾訴追案が韓国国会を可決、職務停止処分へ度重なる親北派団体主催の「ろうそくデモ」に韓国国会が折れた格好に
2016年12月28日慰安婦合意1周年の当日、釜山の日本総領事館前に慰安婦像が不法設置される慰安婦像はいったん撤去されるも、同年末までに一転して設置が容認される
2017年1月6日日本政府、韓国大使らの一時帰国措置と日韓通貨スワップ再開交渉の無期限中断を韓国側に通告一時帰国措置は4月4日まで継続
2017年3月10日韓国憲法裁、朴槿恵氏に罷免判決を下す判決は憲法裁の全員一致で決定された
2017年5月9日後任大統領の選挙実施翌日付で文在寅氏の当選が確定

慰安婦合意から1年以内の日韓関係は、おおむね順調に進みました。

まず、2016年7月8日には、米韓間で高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の朝鮮半島への配備が突如、決定され、同年8月末には日本政府が慰安婦合意に基づき、10億円の資金を送金。さらに、同年11月23日には、2012年6月29日以来、たなざらし状態だった日韓包括軍事情報保護協定(GSOMIA)への署名が成立します。

つまり、日韓慰安婦合意を契機に、日米韓3ヵ国軍事協力が一気に進んだのです。これは、日韓慰安婦合意のプラスの側面であったことは間違いありません。

しかし、安倍政権にとっての最大の誤算とは、その合意の締結相手である朴槿恵政権自身が、「ろうそくデモ」で身動きが取れなくなり、同年12月9日には職務停止に追い込まれたことでした。

こうした政権の空白を突く形で、日韓慰安婦合意から1周年となる2016年12月28日には、今度は釜山の日本総領事館前の公道上に慰安婦像が設置され、これに抗議する形で、日本政府は2017年1月6日に駐韓大使らの一時帰国措置や日韓通貨スワップ再開交渉の中断などの措置を取り、日韓関係が急激に悪化します。

さらに、韓国の憲法裁判所は今年3月10日に朴氏の罷免を決定。これを受けて行われた5月9日の大統領選で、極端な親北派として知られる文在寅(ぶん・ざいいん)氏が韓国大統領に選出されました。

つまり、慰安婦合意以降の日本の外交は、2016年の1年間限定でうまく行ったものの、その後はかえって日韓外交の重しになってしまっているのです。

破棄できるなら破棄してしまえ

康京和外相が訪日へ

こうした中、慰安婦問題自体を捏造した朝日新聞が土曜日、興味深い報道を流しています。

韓国外相、12月下旬に来日へ 慰安婦問題で説明方針(2017年12月2日15時43分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

朝日新聞といえば、慰安婦問題そのものを捏造した、現代日本で最も罪深いメディアの1つです。

(※余談ですが、私はこの「慰安婦捏造新聞」が、中国政府や韓国政府とも密接に連携し、日本政府を転覆させるための反政府活動を行っているに違いないと見ています。)

その朝日新聞は土曜日、康京和(こう・きょうわ)韓国外交部長官が12月下旬に初来日する方針で日韓両国政府が調整していると報じました。日韓両国政府が康長官の訪日を検討しているというニュース自体は、日経も前日付けの夕刊で同じ内容を報じているので、情報としては、ほぼ間違いないとみて良いでしょう。

ただ、朝日新聞の朝日新聞たるゆえんは、この続きにあります。

韓国政府は慰安婦問題の最終的で不可逆的な解決をうたった2015年の日韓合意の検証結果を同月中に出す方針で、康氏はこの間の経緯や政府としての考え方を説明する考えだ。しかし、内容次第では、日韓関係に亀裂が生じる可能性もある。

「内容次第では日韓関係に亀裂」と、「亀裂」どころか日韓関係を「破壊」した朝日新聞がこのように表現することに、個人的には深い違和感を覚えます。

(※余談ですが、記事には読者登録しなければ読めない部分がありますが、読む価値はありません。)

それはさておき、文在寅政権自体、日韓慰安婦合意の破棄を政権公約に掲げていたことは事実です。しかし、文在寅氏自身が「慰安婦合意は韓国国民が受け入れられない」と述べているものの、現在のところ、韓国政府として公式に「慰安婦合意を破棄する」と宣言したわけではありません。

ということは、今回の康長官の訪日により、事実上、慰安婦合意の破棄を宣言するということでしょうか?

慰安婦合意自体は破棄が妥当

あくまでも私の理解ですが、日韓慰安婦合意は世界遺産登録合意と並び、明らかに安倍外交のチョンボです。

というのも、短期的には確かに韓国のどうしようもない反日を封殺する効果は得られたかもしれませんが、中・長期的に見て、韓国の政府・国民を挙げての「ディスカウント・ジャパン」運動は、熾烈さを増して来たからです。

その一例が、サンフランシスコなど、世界各地で建造が進む、慰安婦像と虚偽の碑文です。

これらの構築物は、過去・現在・未来に渡る全ての日本人の名誉と尊厳を傷つけるものであり、日本人に対するヘイト犯罪以外の何物でもありません。

ただ、こうしたヘイト犯罪を誘発したという意味では、安倍政権がなした「日韓慰安婦合意」にも、かなりの責任があることは間違いありません。

その意味で、安倍総理には、この落とし前をつける義務があるのです。

もちろん、私自身の持論としては、日韓関係を単独で見る局面は過ぎたと考えていますし(詳しくは『反日韓国は中国に躾けてもらえ』参照)、日本はすでに韓国なしで朝鮮半島有事に立ち向かう努力をしなければならないと見ています(詳しくは『日本は韓国を必要としていない!!』参照)。

しかし、韓国による日本人に対するヘイト犯罪の温床となっている、この「日韓慰安婦合意」については、いちどキレイに清算し、あらためて日本政府として、「従軍慰安婦問題は事実ではなく、朝日新聞社と植村隆と韓国国民と韓国政府による捏造であり、日本人に対する誣告犯罪である」とする立場を表明しなければなりません。

国民を守れない政府など、政府である資格はありません。

日本政府は日本国民を守るための存在であり、佐藤大使のように、日本国民の名誉を傷つけるような犯罪者もどきの公務員を雇っていることは許されないのです。

韓国側から破棄させるように仕向けて欲しい

ただ、それと同時に冷静になることも必要です。

それは、日韓慰安婦合意自体が米国の後ろ盾で成立したものである、という事実を踏まえなければならない、という点です。

日本政府としては、現段階で自ら積極的に慰安婦合意を破棄する動きを取るべきではありません。

あくまでも、「日韓合意の精神に基づき、日韓合意の着実な履行を韓国に求める」という姿勢を崩さないことが必要です。

その意味で、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官が記者会見で常々、「日韓合意の着実な履行が必要だ」と述べていることは、政治的・外交的には極めて正しいのです。

ただし、日本政府が「日韓合意を着実に履行すべきだ」と言い続ける目的は、心からそう思っているからではなく、韓国政府側から合意を破棄させることにあるべきです。

もっといえば、韓国政府が日韓慰安婦合意、日韓GSOMIA、米韓THAAD合意の「3点セット」を破棄することで、韓国が「どちら側に立っているのか」が、国際社会に対して明確になる、という効果もも得られます。

韓国政府、韓国国会が、まんまとこの策略に乗り、日韓合意を破棄すると宣言した時に、日韓関係はやっと、「戦後」を脱することができるのです。

日韓関係を単体で論じない

まずは北朝鮮攻撃の可能性が高い

年末にかけて、朝鮮半島情勢は大きく動く可能性があります。

昨日私は『12月18日が晴天ならば北朝鮮奇襲か?』の中で、クリスマス休暇で米国人の多くが朝鮮半島から離れる折を狙い、新月の18日(月)あたりに、「サージカル・アタック」(局所攻撃)に踏み切るのではないかとの仮説を提示しました。

この予想は外れてくれた方が嬉しいのですが、残念ながら、昨日もこれを裏付けるようなニュースがいくつか流れています。

北朝鮮との武力衝突「あまり時間は残されていない」 米補佐官が危機感(2017/12/3付) 産経ニュースより
北朝鮮との武力衝突に「どんどん近づく」 米大統領補佐官(2017.12.03 14:04 JST付 CNN日本語版より)

産経ニュースやCNNなどが同時に報じていますが、米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は現地時間2日、米朝両国の武力衝突の可能性がますます高まっていると述べたとしています。

このうち産経ニュースの方は、同補佐官が「強い危機感を示した」と述べていますが、私に言わせれば、日韓両国の国民に対し、「覚悟を決めろ」と迫っているようにしか見えません。

そして、最近、おもに日本海側の各地で、北朝鮮から漂流したと見られる船舶が相次いで発見されていますが、これは北朝鮮による対日テロの可能性も否定できません。

11月30日に参議院予算委員会で青山繁晴参議院議員は、安倍総理らを前に、北朝鮮から天然痘ウィルスに感染させられた人々が日本に上陸するなどの事態も考えるべきだと迫りましたが、事態はそれほどまでに逼迫しているのです。

それなのに、日本政府の対応の遅さを考えると、空恐ろしいものを感じます。

韓国政府との「関係改善」は無意味だ

こうした中、私は『韓国は7割の確率で中華属国化する』の中で、韓国はすでに反日ヘイト以外の側面では国としての主体性を維持していないと申し上げました。

康外交長官が訪日するとされる12月下旬時点では、すでに米軍が北朝鮮攻撃に踏み切った後かもしれませんが、それでも康長官が「慰安婦合意の破棄」を日本に通告するためにやって来るのであれば、それはそれで歓迎すべきことです。

それに、ほかならぬ文在寅氏自身が、おそらくは北朝鮮シンパであるという実情も、見逃すわけにはいきません。

朴槿恵政権のときには、いわば「身を切らせて骨を断つ」という日韓慰安婦合意により、日本政府は韓国政府をコントロールすることに成功しました。しかし、似たような戦略を仕掛けても、文在寅政権下では無意味です。

実は、文在寅氏自身が、北朝鮮シンパであるとともに、中華属国化へ大きく舵を切った張本人でもあります。その典型例は、「三不」(THAADを追加配備しない、などの3項目を中国に対して約束したこと)にありますが、現在の韓国は、中国、米国、日本、北朝鮮から蹴られる「サッカーボール」のような存在に成り果てているのです。

そうであるならば、もし康氏が訪日するタイミングで、まだ韓国という国が残っているのであれば、韓国から日本に対して「日韓慰安婦合意の破棄」を自主申告させ、以降は日本としても遠慮なく、韓国を蹴る側に参加すべきです。

その際、反日国家・韓国を中国に躾けてもらっても良いですし、日本が自ら韓国をしばき倒しても良いと思いますが、そのための「フリー・ハンド」を得るためには、韓国側から日韓慰安婦合意の破棄を言い出してもらうのが一番手っ取り早いのです。

その意味で、私は康氏の来日を、心の底から手ぐすね引いてお待ちしたいと思います。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. ぎしん より:

     まあ考えようによっては、自称慰安婦と朝日新聞のおかげで、韓国と縁を切れます。
     あんな気味の悪い狂人共と仲良くしなくて済むんですよ。

  2. めがねのおやじ より:

    < 毎日の更新ありがとうございます。
    < 康長官は、何をしに日本に来るのでしょうか。やはり韓国民の理解が得られないから、慰安婦合意の破棄をそれとなく伝えに来るのでしょうか。日本米国韓国の軍事同盟も不可なら、この2年間の侮日、特に昨年12月の釜山の慰安婦像建設の愚挙以後の失礼極まる振る舞い、どうオトシマエを付けてくれるのでしょうか。破棄なら韓国から言い出せ。金はまず倍返しの20億円。文は国民情緒が怖くて、これが出来ない(笑)。それと「韓国から破る」という文面にサインさせる。ビザ免除プログラムもやめますよ、と。いわんやスワップは未来永劫無しな、と。
    < 同時に慰安婦像を反日団体が、韓国内外に作りまくっていますが、日本国は日本政府として朝日新聞社の植村記者が、確たる証拠もなく、間違えた情報に基づく嘘、偽りを記事にした。これを訂正も海外にはせず、放ったらかしで韓国中国には反日に利用された、という声明を出す。日本有利な証拠も提出する。朝日は謝罪しなければ強烈なバッシングを受けるし、ここまで国民に嫌われたら、あるいは訴訟もあるでしょう。不買を全国でするか。
    < 12月末なら韓国自体、戦闘中あるいは廃墟かもしれませんが、少なくとも大騒動中、ぜひこの機会に康は来て欲しい。康など国連の韓国人バカ長官の側近、実務能力なしで、日本河野氏からの口撃に、言葉でもよう返さんでしょう。で、侮日しながら韓国を愛しているのかというと、自分の子供は米国住み。なんのこっちゃ、皆んな出たいんだね(笑)。
    < しかし、前朴大統領といい文大統領といい隣国で一番の友邦に一度も訪日がない。まさに敵対国扱いである。米国報道官は「もう時間がない」そうだけど、韓国は日本国には迷惑を掛けず、滅んでください。あ、福岡市も釜山市と、揉めそうですね。いいよ!全国に広がれ嫌韓の輪!
    < 失礼いたしました。

  3. ブログ規制論 より:

    何言い出すのかと思ったら、慰安婦合意の破棄と来た。この手のネトウヨ系のサイトを読んでいると、本当に外交を全く分かっていない素人が何を言ってるのかと呆れる。本当に訓練を受けたプロのジャーナリストに任せて、素人が下手に口出ししないこった。たしかに韓国は日本に無礼働いていて腹立つこともあるかもしれないが、日韓関係は切っても切れない関係にある。一時の感情で日韓断交とは呆れてモノも言えない。

    1. 匿名 より:

      ブログ規制論さんへ

      いくつかお願いです。

      1点目。
      今回のエントリで、いったいどこに「日韓断交」と書かれているのかご教示ください。

      2点目。
      ブログ規制論さんは「これまでのような日韓関係を継続すべきだ」というお考えのようですが、その理由を論理的に説明してください。「切っても切れない関係」とは何か。それを切った場合に、どのような、そしてどの程度の損失が見込まれるのかということも含めて。

      ちなみに、私は朝鮮半島南部に中国の軍港ができるような事態は極力回避すべだきと考える者で、その点ではこちらの新宿会計士さんとは意見を異にしています。日本では精神的にも物理的にもまだそんな事態に対峙できる内部体勢が整っておらず、それには時間がかかると考えるからです。尖閣だけでも中国にやられっぱなしの状態なのにです。

      ゆえに、過去、韓国を「日本の防波堤」として留め置く方策の一つとして日本が忍耐すべきなら、それもある程度はやむをえないと考えることもありました。しかし、どうやら韓国は自国の「内部論理」にしか興味がないようで、日本の金を使うだけ無駄ではないのかと考えるに至っています。──むしろ敵に塩を送ることになりはしまいかと。
       
      このあたりについて、ぜひブログ規制論さんのご意見をお聞かせいただきたい。

      1. spaceman より:

        わーお。
        HN抜けていたこと、今頃気づきました。大変失礼しました。
        言い訳ですが、いつもと違うパソコンからだったので、保存されているHNとメアドが抜けているのに気づきませんでした。
        上記発言は、spacemanによるものです。

        しかし、返事ないところを見ると、やはりブログ規制論さんは、単なるアラシさんだったのかな。

    2. めがねのおやじ より:

      < ブログ規制論様
      < 外交を全く分かってない素人が何を言ってるのかと呆れる→ 外交はよく分かってます。所詮、日本人は不得手な分野なんです。笑って握手しながら片脚で蹴るのは、どうも日本人には馴染めないんです。真面目一本だったから。お隣特亜3か国がよくやる手ですわ(笑)。だから、日本国、日本人も相手を見て交渉しようというスタンスに切り替えました。なんでもかんでも頭を下げません。もう過ぎました。70年80年前の事を恨むのは精神的に病んでる人、民族です。貴方も診て貰った方がいいよ。韓国は自分の都合のいいように歴史観を教えまくって、タカる、恫喝する、因縁つける、蒸し返す、ゴロツキの愚連隊の犯罪集団が跋扈する亡国の民です。
      < 本当に訓練を受けたプロのジャーナリストに任せて→
      笑いもんですよ、貴方。80代以上ならそんなアサッテの方を向いた発想も理解しますが、プロって、何ですか?田原氏、筑紫氏、鳥越氏、毎日新聞社の方?笑止ですわ。その辺皆んなアタマ逝ってまっせ(笑)。可哀想にテレビ、新聞に騙されて生きてる方ですね。で、最後に日韓関係は切っても切れない言うたな?崩壊してる韓国と、在外朝鮮人に、なぜ侮日、卑日、反日されんとアカンねん!一時の感情ではない。ずっと耐えてきたんや。その根幹が理解出来ないなら、貴方はまともな日本人ではない。南鮮に行って売春婦像と並んで写真でも撮ったらどう?日本国旗持つなよ(笑)。
      < 失礼いたしました。

    3. 愛国保守 より:

      ブログ規制論とかいうコメント主は、最近鈴置論文にも湧く煽りコメントの一種と思われ、スルー推奨かと。多分単なる愉快犯がどこかのまとめブログか何かの感覚でこのブログに書き込んだだけでしょう。
      それはさておきブログ主さんアメブロ時代から安倍外交の韓国外交には批判的でしたもんね。ユンビョンセの世界遺産登録阻止騒動の時は佐藤国だか売国だかの事を手厳しく批判されてましたが、あれは僕らも同じ気持ちでしたよ。
      あと、慰安婦合意の時には皆んなあんな合意破棄しろと言っていましたが、ここのブログ主さんだけは、クソな合意であっても日本から破棄したらあかん、韓国に破棄するように仕向けろと言い続けていて、ホント首尾一貫してますよね。
      尤も、合意から僅か二年で破棄される日が来るとは思いませんでしたけどね。

    4. むるむる より:

      名前がブログ規制論になってるけどその意味通りに受け取ると言論弾圧だよね、それ。
      あと既存のマスゴミは中立、社会的義務とか守って来なかったのに、一ブログ主で民間人の人にはお前らの価値観のルール守れとか矛盾してるでしょ。(元々そんな守るべき法律とかルール無いけどさぁ)

      まぁでもこういうブログの影響力が既存のマスゴミの影響力と遜色無いレベルになった証明だから分かり易い反応か。おっとマスゴミとここの素晴らしいブログを同レベルで比較したら失礼か、サーセン。信用と言うレベルと読者層のレベルにおいてはこっちのブログの方が圧倒的に上だったね。

      韓国と切っても切れない関係?あれ俺の目がおかしいのかな?隣国怖くて国家の主権放棄したり、国民の安全保障放棄したり、アジア情勢逼迫時に宗教(反日)してる国は国とは言いません、植民地と言います。
      そして植民地の支配者国は中国です。と言うわけでお隣にあるのは韓国では無くて中国の植民地の韓国省と言います。今度からは間違わないように気をつけましょうね。

      1. Shinjukuacc より:

        むるむる様

        いつもコメントありがとうございます。
        先日からときどき発生しているのですが、頂戴したコメントが反映されていないというエラーがございましたので、手動で修正しております。
        ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
        引き続きご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

        新宿会計士

        1. むるむる より:

          ああなるほど、自分のコメントエラーが原因で表示されなくなっていたんですね。
          てっきりコメントが承認制やメールアドレス登録、もしくは自分の過激で無知な発言がアウトで会計士さんに弾かれたのかと思ってましたww
          他の人のコメントは普通に表示されてるみたいですのでこっちらのネット環境が何か問題だったのかな?
          一応ここのコメント書く時はいつもiPadです。他の人はpcかな?

        2. Shinjukuacc より:

          むるむる 様

          いつもコメントありがとうございます。また、お手数をおかけして申し訳ございません。

          IPアドレスのスパム設定などを見直しているのですが、どうしてむるむる様のコメントだけが弾かれているのか、よくわかりません。そこで、いちどスパム設定をすべて外すことにしました。

          引き続きお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

          新宿会計士

  4. 激辛大好き より:

    ブログ規制論さんへ
    いやはや左派系の左巻きのお人はぶっ飛んでいる。ブログなんて好き勝手に自分の意見を主張し合う所です。ブログにあれこれ規制する発想など右派系にはおよそ考えもできないことです。流石は共産主義国にあこがれ、言論統制を規範とする左派系のお人は1巻きも2巻きも左によって言論を封じ込めたいお考えのようだ。
    そもそもプロのジャーナリストが、どれほどのミスを犯してきたのかご存じないのか。例えば朝日新聞は朝日の記者が自らサンゴに傷つけておきながら「誰がサンゴを傷つけた」と告発し、朝鮮人売春婦を吉田氏の虚言に騙されて慰安婦だと主張し、さらに吉田福島原発所長の調書を東電の所員の命令違反と歪曲して発表した。これだけのねつ造をしておきながら他人から指摘されるまで記事の間違いを自ら是正できなかった。どんな人物、組織でもミスはある。しかしまっとうなジャーナリストならミスを気づいたときは、自ら是正するのが本当だろう。残念ながら朝日にはジャーナリストとしての本分を忘れているとしか言いよううがない。
    プロのジャーナリストがこのありさまで、どうやって真実を伝えられるのですか。それには玉石混交があろうとも様々な意見を出し合い、誰が真実なのか討論し合えばよいのです。ブログ規制論さんのように、自分の意見に合わないのだから規制しろという考えでは偏った、言論しか広めることになりかねない。意見が異なれば異なっただけ様々な面から検討でき、真実が見えてくることにどうして気づかないのか不思議だ。ここに何度も立ち寄られる「左翼」さんは、このサイトではどのような意見でも表明できるが、パヨクのサイトでは少しでも異なる意見だと排除されると嘆いておられる。パヨクの思考は結局自分の意見しか認めず、他人の意見は排除し、統制する考えなのかと改めて思う。

  5. 憂国の志士 より:

    「燃え」に油を注ぐ気は、さらさら無いのですが、一言。
    「ブログ規制論」さん、このサイトは「プロの集う場」では無いのですよ。(管理者様、無礼ご寛容)貴殿ご提言の通り、はい、私も全くの素人丸出しです。また、ネトウヨでもありません。

    ですが一般民、いち市井の国情を憂う一市民として、時々コメントさせて頂いている新参者です。貴殿はいまの日韓関係をどのようにお考えですか?なぜかくも韓国は日本に対し反意をむき出すのですか?いま日本に住まう韓国、北朝鮮出自の方々は全て日本人が強制的に連れてきたのですか?

    このサイトの主旨は一般素人(各位、ご無礼ご容赦)が忌憚なく意見を集わせることができる、知る限り数少ない「場」なのです。無論、同意・賛意もあり、また反対意見も「素通り」(H/Nとメルアドのみ)します。これも偏に管理者:会計士様のご厚意と、感謝申し上げます。

    私一人で時勢を憂いていても時に不安になるのです。マスコミは地に落ち、知りたいことを報道しません。TVを見ても新聞を読んでも分からないのです。と、インターネットから、またこのようなサイトから情報を収集することで理解の埋め合わせが可能になるのです。

    対:北朝鮮情勢が緊迫しているのは「素人」でも分かります。では今後、どうなっていくのだろう。誰も「血を流さないで済む」方法はあるのか。この素人でも分かる最悪は「北朝鮮の核保有化+南北統一セット」、で、中国の一部化、だ。(この辺から文脈変化?→どうせ素人、だし…)

    高麗連邦が中国の一部「属国」化して生き延びる。となれば「日本の隣に新たな核保有国が出現」する。想像もしたくない。中国・露西亜は「話し合いによる外交努力」などというが、当のDEBUが受け入れる訳がない。大気圏再突入でミサイルは燃え尽きた、が、これを改良するのに、そう時間はかからないであろう。

    米・韓軍事演習が始まった。在韓米軍軍人の家族・軍属の帰国作業も始まった、ようだ。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

むるむる へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告