経済苦境に陥る韓国からの悲鳴 ほか

最近、夕方になると記事を配信するのが「習慣」のようになりつつありますが、本日も「補足ニュース」を配信いたします。「韓国の経済的苦境」や「要職者による竹島不法上陸事件」に加え、明日のコンテンツの予告をお送りします。

「小ネタ」3連発

韓国要職者による不法上陸事件再発

韓国・「慶尚北道(けいしょうほくどう)」の金寛容(きん・かんよう)知事が、わが国固有の領土である島根県竹島に不法上陸しました。

韓国・慶尚北道の知事が竹島上陸 領有権を主張(2017/1/25 13:06付 日本経済新聞電子版より)

道知事といえば、地方政府の長ですから、彼の行為は韓国政府の意思を示すものではないとの見方もできなくはありません。ただ、地方政府とはいえ要職者であることは間違いありません。

ということは、今年の夏に韓国の国会議員らに続き、またしても「要職者」が竹島に上陸した格好です。

いいかげん、日本政府も「話し合いでの解決」を諦める時期が来ているのではないでしょうか?

菅官房長官「そこは韓国が考えること」

昨年末に釜山の日本領事館前に、日本を侮辱する目的の慰安婦像が建立されて以来、日韓関係は悪化の一途を辿っているような気がします。こうした中、首相官邸ウェブサイトに公表されている「官房長官記者会見」を見ていると、実に興味深いやり取りがなされていました。NHKのタカハシと名乗る記者が、非常にピント外れな質問をして、それを菅長官が一刀両断に切り捨てています。安定の仕事ぶりです。

内閣官房長官記者会見 平成29年1月25日(水)午後

NHKのタカハシ「釜山に少女像が新たに設置されて以降、韓国との関係が停滞している訳ですが、こうした状況を打開するためには何が必要だとお考えでしょうか?」

菅官房長官「そこは韓国が考えることじゃないでしょうか?」

実に清々しいですね(笑)

お断りします!

もう一つ、ついでに「やるせない苦笑い」しか出てこないニュースも取り上げておきましょう。

韓経:【社説】トランプ大統領のTPP離脱…韓日FTA締結を可視化しよう(2017年01月25日13時15分付 中央日報日本語版より【韓国経済新聞配信】)

まさに「どうしようもないニュース」とはこのことでしょう。

あれだけ全力を挙げて日本を侮辱しておきながら、都合が悪くなったら「日韓FTAを締結しよう」とは、虫が良すぎるにもほどがあります。

ただ、「韓国経済新聞」からこのような報道が出てくるということは、それだけ現在の韓国経済が置かれている状況が厳しいという証拠だという言い方もできるかもしれません。韓国のGDPの4分の1前後にも達する売上高を誇る大財閥「サムスン」が、スマートフォンの爆発や汚職疑惑などで揺れ動く中、韓国の海運最大手の韓進(かんしん)海運が経営破綻し、さらには日韓通貨スワップ協定も中断させられてしまっている状況にあります。さらには「3700億ドルを超える外貨準備高」を保持しているはずの韓国が、米国債を1,000億ドルも保有していないこと自体が不自然です。「トランプ政権下での積極的な財政出動」に備えた「キャピタル・フライト」のリスクも日増しに高まっています。

都合が悪くなると擦り寄ってくるのは韓国のいつもの癖でしょうね。

明日の予告:AIIBと中国の輸出金融について

明日の当ウェブサイトでは、インドネシアの「ジャワ島高速鉄道建設」の話題とともに、「アジアインフラ開発銀行(AIIB)」のアップデートを行っておきます。国際開発・インフラ金融の世界は、「カネさえ出せばプロジェクトが進む」という、生易しいものではありません。道路・鉄道の建設には土地の収用が必要ですし、さらに技術的な側面からルートを比較検討するなどの「高度な土木技術」の裏付けも必要です。そのようなノウハウを持たない中国が、国際開発金融の世界で失敗するのは当たり前の話なのかもしれません。

そこで、「インドネシアにおける鉄道開発計画」の現状について整理を行うとともに、AIIBの現状についても1カ月ぶりにアップデートを行いたいと思います。どうかご期待ください。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 非国民 より:

    日本は韓国(朝鮮)に多大な貢献をしてきた。古くは日清戦争後の清国との条約である下関条約の第一条で朝鮮の独立を認めさせた。外国が独立の手助けするなんて、人がよすぎるよ。IMFの危機だって、最後までドルを供給したのは日本の銀行。それなのに恩を仇で返す仕打ち。温厚で我慢強い日本政府もさすがに堪忍袋の緒が切れたのでは。一度、日本無しでがんばらせてみたら。

    1. Shinjukuacc より:

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